JP2008138628A - 内燃機関の制御装置および内燃機関の制御方法 - Google Patents

内燃機関の制御装置および内燃機関の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料噴射を停止して運転している内燃機関への燃料噴射を開始する際の燃料噴射量の増量補正をより適正に行なうと共に燃料噴射量に関するフィードバック制御をより適正な時期に開始する。
【解決手段】フューエルカット復帰時にフューエルカットを継続した時間Tfが閾値Tfref以上のときには、エンジンを自立運転するか負荷運転するかにより大きさの異なる増量係数kを設定すると共に空燃比のフィードバック制御を開始するまでの待ち時間であるディレイ時間Tdに時間Tfが閾値Tfref未満のときの値T1より大きな値T2を設定する(S150〜S170)。これにより、フューエルカット復帰時の燃料の増量補正をより適正に行なうことができると共により適正なタイミングで空燃比のフィードバック制御を開始することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の制御装置および内燃機関の制御方法に関する。
従来、この種の内燃機関の制御装置としては、内燃機関の減速時にフューエルカットを行なうと共にアイドル回転時に空燃比に対するフィードバック制御を行なうものにおいて、フューエルカットからの復帰(燃料噴射の再開)時に燃料噴射量を増量補正すると共に空燃比に対するフィードバック制御の開始時期を所定時間だけ遅延させるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、フューエルカットからの復帰時の空燃比に対するフィードバック制御を所定時間だけ遅延させることにより、フューエルカットからの復帰時の燃料噴射量の増量補正時にも空燃比に対するフィードバック制御を行なうことにより生じ得る内燃機関の回転数の落ち込みを防止している。
特開平2−227530号公報
内燃機関の運転は、エネルギ効率の向上の観点や操作者の要求への追従の観点から内燃機関の運転状態や内燃機関に要求される出力などに応じて行なうことが好ましい。こうした観点からフューエルカットからの復帰時の燃料噴射量の増量補正を考えると、内燃機関の運転状態や内燃機関に要求される出力などに対して、より適正な増量補正を行なうことが望ましい。そして、フューエルカットからの復帰後の空燃比に対するフィードバック制御の開始も、より適正な時期に行なわれる必要がある。
本発明の内燃機関の制御装置および内燃機関の制御方法は、燃料噴射を停止して運転している内燃機関への燃料噴射を開始する際の燃料噴射量の増量補正をより適正に行なうと共に燃料噴射量に関するフィードバック制御をより適正な時期に開始することを目的とする。
本発明の内燃機関の制御装置および内燃機関の制御方法は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の内燃機関の制御装置は、
内燃機関の制御装置であって、
燃料噴射を停止している運転中の前記内燃機関への燃料噴射を再開する際には、燃料噴射を停止した継続時間に基づく燃料の増量補正を伴って燃料噴射を開始すると共に前記内燃機関の燃料噴射量に関するフィードバック制御を前記増量補正に基づく開始タイミングで開始する、
ことを特徴とする。
この本発明の内燃機関の制御装置では、燃料噴射を停止している運転中の内燃機関への燃料噴射を再開する際には、燃料噴射を停止した継続時間に基づく燃料の増量補正を伴って燃料噴射を開始する。これにより、内燃機関への燃料噴射を開始する際の燃料噴射量の増量補正をより適正に行なうことができる。そして、内燃機関の燃料噴射量に関するフィードバック制御を増量補正に基づく開始タイミングで開始する。これにより燃料噴射を再開した後の燃料噴射量に関するフィードバック制御をより適正な時期に開始することができる。
こうした本発明の内燃機関の制御装置において、前記増量補正は、燃料噴射を停止した継続時間が長いほど増量が大きくなる傾向の補正であるものとすることもできる。これにより、燃料噴射を停止した継続時間の長短に対処することができる。
また、本発明の内燃機関の制御装置において、前記増量補正は、前記内燃機関を負荷運転するときには該内燃機関を自立運転するときに比して大きい増量を行なう補正であるものとすることもできる。こうすれば、内燃機関を負荷運転するときには内燃機関を自立運転するときに比して迅速に内燃機関からパワーを出力することができる。
さらに、本発明の内燃機関の制御装置において、前記増量補正は、前記内燃機関への燃料噴射の再開時の増量である初期増量を時間の経過に伴って徐減する補正であるものとすることもできる。こうすれば、増量補正を徐々に収束させることができ、増量補正の停止に伴って燃料噴射量が急変することにより生じ得る内燃機関の運転状態の急変を抑止することができる。
あるいは、本発明の内燃機関の制御装置において、前記開始タイミングは、前記増量補正による増量の程度が大きいほど遅いタイミングであるものとすることもできる。こうすれば、増量補正による増量の程度が大きいために増量補正を終了する時間が遅くなっても、燃料噴射量に関するフィードバック制御を遅いタイミングで開始するから、燃料噴射の再開時に生じ得る内燃機関の運転状態の急変を抑制することができる。
また、本発明の内燃機関の制御装置において、前記内燃機関への燃料噴射を再開した以降の所定のタイミングにおける前記増量補正による増量に基づいて遅延時間を設定すると共に前記設定した遅延時間を経過したときを前記開始タイミングとして前記フィードバック制御を開始することを特徴とするものとすることもできる。こうすれば、より適正なタイミングで燃料噴射量に関するフィードバック制御を開始することができる。
本発明の内燃機関の制御装置において、燃料噴射を停止した継続時間が所定時間未満であるときには前記増量補正を行なわずに燃料噴射を開始すると共に前記フィードバック制御を第1の開始タイミングで開始し、前記継続時間が前記所定時間以上であるときには前記増量補正を伴って燃料噴射を開始すると共に前記フィードバック制御を前記第1の開始タイミングより遅い第2のタイミングで開始する、ことを特徴とするものとすることもできる。こうすれば、燃料噴射を停止した継続時間が所定時間未満のときに迅速に燃料噴射量に関するフィードバック制御を開始することができる。
本発明の内燃機関の制御方法は、
内燃機関の制御方法であって、
燃料噴射を停止している運転中の前記内燃機関への燃料噴射を再開する際には、燃料噴射を停止した継続時間に基づく燃料の増量補正を伴って燃料噴射を開始すると共に前記内燃機関の燃料噴射量に関するフィードバック制御を前記増量補正に基づく開始タイミングで開始する、
ことを特徴とする。
この本発明の内燃機関の制御方法では、燃料噴射を停止している運転中の内燃機関への燃料噴射を再開する際には、燃料噴射を停止した継続時間に基づく燃料の増量補正を伴って燃料噴射を開始する。これにより、内燃機関への燃料噴射を開始する際の燃料噴射量の増量補正をより適正に行なうことができる。そして、内燃機関の燃料噴射量に関するフィードバック制御を増量補正に基づく開始タイミングで開始する。これにより燃料噴射を再開した後の燃料噴射量に関するフィードバック制御をより適正な時期に開始することができる。
こうした本発明の内燃機関の制御方法において、前記増量補正は前記内燃機関への燃料噴射の再開時の増量である初期増量を時間の経過に伴って徐減する補正であり、前記内燃機関への燃料噴射を再開した以降の所定のタイミングにおける前記増量補正による増量に基づいて遅延時間を設定すると共に前記設定した遅延時間を経過したときを前記開始タイミングとして前記フィードバック制御を開始する、ことを特徴とするものとすることもできる。こうすれば、増量補正を徐々に収束させることができ、増量補正の停止に伴って燃料噴射量が急変することにより生じ得る内燃機関の運転状態の急変を抑止することができる。また、より適正なタイミングで燃料噴射量に関するフィードバック制御を開始することができる。
また、本発明の内燃機関の制御方法において、燃料噴射を停止した継続時間が所定時間未満であるときには前記増量補正を行なわずに燃料噴射を開始すると共に前記フィードバック制御を第1の開始タイミングで開始し、前記継続時間が前記所定時間以上であるときには前記増量補正を伴って燃料噴射を開始すると共に前記フィードバック制御を前記第1の開始タイミングより遅い第2のタイミングで開始する、ことを特徴とするものとすることもできる。こうすれば、燃料噴射を停止した継続時間が所定時間未満のときに迅速に燃料噴射量に関するフィードバック制御を開始することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての内燃機関の制御装置を有する内燃機関装置20の構成の概略を示す構成図である。実施例の内燃機関装置20は、図示しないハイブリッド車の動力源の一つとして搭載され、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力可能なエンジン21と、ハイブリッド車をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70からの指示に基づいてエンジン21を運転制御するエンジン用電子制御ユニット60とを備える。ここで、内燃機関の制御装置としては主としてエンジン用電子制御ユニット60が相当する。なお、実施例の内燃機関装置20を搭載するハイブリッド車の構成やその制御については本発明の中核をなさないから、その詳細な説明は省略する。
エンジン21は、図1に示すように、エアクリーナ22により清浄された空気をスロットルバルブ24を介して吸入すると共に燃料噴射弁26からガソリンを噴射して吸入された空気とガソリンとを混合し、この混合気を吸気バルブ28を介して燃焼室に吸入し、点火プラグ30による電気火花によって爆発燃焼させて、そのエネルギにより押し下げられるピストン32の往復運動をクランクシャフト23の回転運動に変換する。エンジン21からの排気は、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC),窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する浄化装置(三元触媒)34を介して外気へ排出される。
エンジン用電子制御ユニット60は、CPU62を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU62の他に処理プログラムを記憶するROM64と、データを一時的に記憶するRAM66と、経過時間などを計時するタイマ68と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。エンジン用電子制御ユニット60には、エンジン21の状態を検出する種々のセンサからの信号、例えば、クランクシャフト23の回転位置を検出するクランクポジションセンサ40からのクランクポジションやエンジン21の冷却水の温度を検出する水温センサ42からの冷却水温,燃焼室内に取り付けられた圧力センサ43からの筒内圧力Pin,燃焼室へ吸排気を行なう吸気バルブ28や排気バルブを開閉するカムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサ44からのカムポジション,スロットルバルブ24のポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサ46からのスロットルポジション,吸気管に取り付けられたエアフローメータ48からのエアフローメータ信号AF,同じく吸気管に取り付けられた温度センサ49からの吸気温,排気管の浄化装置34より前段に取り付けられた空燃比センサ35aからの空燃比AF,排気管の浄化装置34の後段に取り付けられた酸素センサ35bからの酸素信号などが入力ポートを介して入力されている。また、エンジン用電子制御ユニット60からは、エンジン21を駆動するための種々の制御信号、例えば、燃料噴射弁26への駆動信号や、スロットルバルブ24のポジションを調節するスロットルモータ36への駆動信号、イグナイタと一体化されたイグニッションコイル38への制御信号、吸気バルブ28の開閉タイミングの変更可能な可変バルブタイミング機構50への制御信号などが出力ポートを介して出力されている。なお、エンジン用電子制御ユニット60は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン21を運転制御すると共に必要に応じてエンジン21の運転状態に関するデータを出力する。
次に、こうして構成された実施例の内燃機関装置20の動作、特にエンジン21を運転している最中にエンジン21の回転数を低下させるために燃料噴射を停止するフューエルカットを実行した後に燃料噴射を再開する際(フューエルカット復帰時)の動作について説明する。図2はフューエルカット復帰時の制御量を設定するフューエルカット復帰時制御量設定ルーチンの一例を示すフローチャートであり、図3は設定された制御量を用いて燃料噴射制御を行なうためのフューエルカット復帰時燃料噴射制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。図2のフューエルカット復帰時制御量設定ルーチンは、フューエルカット復帰時に1回だけ行なわれ、図3のフューエルカット復帰時燃料噴射制御ルーチンは、フューエルカット復帰時に行なわれる燃料の増量補正が終了するまで所定間隔毎(例えば、数msec毎)に繰り返し実行される。以下、まず、フューエルカット復帰時の制御量の設定について説明し、その後、フューエルカット復帰時の燃料噴射制御について説明する。
フューエルカット復帰時制御量設定ルーチンが実行されると、エンジン用電子制御ユニット60のCPU62は、まず、フューエルカット継続時間Tfと負荷要求信号などの制御量を設定するのに必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS100)。ここで、フューエルカット継続時間Tfは、フューエルカットを開始したときからこの処理を実行するまでにタイマ68により計時された時間であり、実施例では、タイマ68により計時されRAM66の所定アドレスに記憶された時間を入力するものとした。負荷要求信号は、エンジン21を負荷運転するか自立運転するかの信号であり、運転者の要求や図示しないバッテリの状態などの車両の状態に基づいてハイブリッド用電子制御ユニット70から送信される。実施例では、ハイブリッド用電子制御ユニット70から通信により送信される信号を受信することにより入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力したフューエルカット継続時間Tfを閾値Tfrefと比較する(ステップS110)。フューエルカットは燃料噴射を停止するため、空気のみがエンジン21に供給され、フューエルカット復帰時に通常の燃料噴射量を計算して噴射すると、空燃比が大きく(リーンに)なりやすい。このため、フューエルカットをある程度継続したときには、復帰時には燃料の増量補正を行なう必要が生じる。閾値Tfrefは、こうしたフューエルカット復帰時に燃料の増量補正を行なうか否かを判定するものであり、例えば、300msecや500msec,700msecなどを用いることができる。
フューエルカット継続時間Tfが閾値Tfref未満のときには、フューエルカット復帰時の燃料の増量補正は必要ないと判断し、増量係数kに値0を設定すると共に(ステップS120)、空燃比のフィードバック制御を開始するまでの遅延時間(ディレイ時間)Tdに値T1を設定して(ステップS130)、本ルーチンを終了する。増量計数kは、吸入空気量や吸入空気の温度などに基づいて理論空燃比となるよう計算して得られる後述の基本燃料噴射時間τ0に乗じることにより増量を設定するときに用いられる係数であり、値0は増量が値0となることを意味する。空燃比のフィードバック制御は、空燃比センサ35aや酸素センサ35bからの信号に基づいて基本的には空燃比が理論空燃比になるよう燃料噴射時間をフィードバック制御するものである。フューエルカット復帰時に同時に空燃比のフィードバック制御を実行すると、フューエルカットによる空気過多の状態や燃料の増量補正による燃料過多の状態がフィードバックされ、かえって空燃比が安定しなくなるため、フューエルカット復帰時にはある程度の時間を待ってから空燃比のフィードバック制御を開始する。上述のディレイ時間Tdは、この空燃比のフィードバック制御を開始するのを待つ時間であり、増量補正を行なわないときの時間としての値T1としては、例えば500msecや700msec,1000msecなどを用いることができる。
ステップS110でフューエルカット継続時間Tfが閾値Tfref以上のときには、フューエルカット復帰時の燃料の増量補正が必要と判断し、入力した負荷要求信号に基づいて自立運転するか負荷運転するかを判定し(ステップS140)、自立運転するときには増量係数kに値k1を設定し(ステップS150)、負荷運転するときには増量係数kに値k1より大きな値k2を設定し(ステップS160)、自立運転するときも負荷運転するときもディレイ時間Tdに値T1より大きな値T2を設定して(ステップS170)、本ルーチンを終了する。負荷運転するときに増量係数kに設定する値k2を自立運転するときの値k1より大きくするのは、迅速にエンジン21を立ち上げてエンジン21からパワーを取り出すためである。値k1としては、例えば0.30や0.35,0.40などを用いることができ、値k2としては、例えば0.40や、0.45,0.50などを用いることができる。燃料の増量補正を実行するときにディレイ時間Tdに増量補正を実行しないときの値T1より大きな値T2を設定するのは、増量補正を実行すると、空燃比が通常に落ち着くのに時間を要するからである。値T2は、例えば、1.0秒や1.5秒,2.0秒などを用いることができる。
上述したフューエルカット復帰時制御量設定ルーチンにより設定された増量係数kは、フューエルカット復帰時の燃料噴射制御に用いられる。そして、フューエルカット復帰時制御量設定ルーチンを終了してから設定したタイマ68による計時で設定したディレイ時間Tdが経過したときにエンジン用電子制御ユニット60により空燃比のフィードバック制御が開始される。
次に、フューエルカット復帰時の燃料噴射制御について説明する。図3のフューエルカット復帰時燃料噴射制御ルーチンが実行されると、エンジン用電子制御ユニット60のCPU62は、スロットルポジションやエアフローメータ信号AF,吸気温など燃料噴射量を計算するのに必要なデータを入力し(ステップS200)、吸入空気量に対して理論空燃比となる燃料噴射量を燃料噴射弁26から噴射するのに必要な開弁時間としての基本燃料噴射時間τ0を計算する(ステップS210)。そして、増量係数kからレート値krtだけ小さくしたものと値0とのうち大きい方を新たな増量係数kとして設定し(ステップS220)、増量係数kを値0と比較し(ステップS230)、増量係数kが値0でないときには基本燃料噴射時間τ0とこの基本燃料噴射時間τ0に増量係数kを乗じたものとの和として燃料噴射時間τを計算して(ステップS240)、本ルーチンを終了する。燃料噴射弁26を開弁するタイミングで上述した燃料噴射時間τだけ燃料噴射弁26を開弁することにより、燃料を増量補正することができる。なお、レート値krtは、レート処理を用いて増量係数kを徐々に小さくする際の下げ幅であり、増量補正が必要な時間やフューエルカット復帰時燃料噴射制御ルーチンの起動頻度などにより設定することができる。
ステップS230で増量係数kが値0と判定されたときには、燃料の増量補正を終了し(ステップS250)、本ルーチンを終了する。この燃料の増量補正を終了すると、その後は、フューエルカット復帰時の燃料噴射制御に代えて通常時の燃料噴射制御が実行される。通常時の燃料噴射制御については、本発明の中核をなさないため、詳細な説明は省略する。
以上説明した実施例の内燃機関装置20によれば、フューエルカット復帰時にフューエルカット継続時間Tfに基づいて増量係数kを設定し、この増量係数kを用いて燃料の増量補正を行なうから、フューエルカット復帰時の燃料の増量補正をより適正に行なうことができる。しかも、エンジン21を自立運転するか負荷運転するかによって増量係数kを変更して燃料の増量補正を行なうから、エンジン21を負荷運転するときには迅速にエンジン21からパワーを出力することができる。また、フューエルカット継続時間Tfに基づいてディレイ時間Tdを設定するから、フューエルカット復帰後の空燃比のフィードバック制御をより適正な時期に開始することができる。
実施例の内燃機関装置20では、フューエルカット復帰時にエンジン用電子制御ユニット60により実行されるフューエルカット復帰時制御量設定ルーチンで空燃比のフィードバック制御を開始するタイミングを設定するディレイ時間Tdを設定するものとしたが、このフューエルカット復帰時制御量設定ルーチンではディレイ時間Tdを設定せず、フューエルカットを復帰してから所定時間(例えば200msecや300msec)など経過したタイミングでディレイ時間を設定するものとしてもよい。この場合、図4のディレイ時間設定ルーチンに示すように、増量係数kを入力し(ステップS300)、入力した増量係数kと図5に例示するディレイ時間設定用マップとに基づいてディレイ時間Tdを設定する(ステップS310)、ものとしてもよい。ディレイ時間Tdは、前述したように、空燃比のフィードバック制御を開始するまでの待ち時間であるから、図5のマップに示すように、増量係数kが大きいほど長くなるように設定すればよい。
実施例の内燃機関装置20では、フューエルカット継続時間Tfが閾値Tfref未満のときには、増量係数kに値0を設定して燃料の増量補正を行なわないものとしたが、フューエルカット継続時間Tfが閾値Tfref未満のときにも増量係数kに値0より大きな値を設定して燃料の増量補正を行なうものとしてもよい。
実施例の内燃機関装置20では、エンジン21を負荷運転するときには自立運転するときより大きな増量係数kを設定して燃料の増量補正を実行するものとしたが、エンジン21を負荷運転するときにも自立運転するときと同一の増量係数kを設定して燃料の増量補正を実行するものとしてもかまわない。
実施例の内燃機関装置20では、エンジン21を自立運転するときも負荷運転するときも同一のディレイ時間Tdを設定してフューエルカット復帰後の空燃比のフィードバック制御を開始するものとしたが、エンジン21を負荷運転するときには自立運転するときより長いディレイ時間Tdを設定してフューエルカット復帰後の空燃比のフィードバック制御を開始するものとしてもよい。
実施例の内燃機関装置20では、増量係数kをレート処理により徐減するものとしたが、レート処理以外の処理により減ずるものとしてもよい。
実施例の内燃機関装置20では、ハイブリッド車の動力源の一つとして搭載されたものとして説明したが、通常の自動車や自動車以外の車両や移動体などの動力源として搭載されるものとしてもよいし、移動体以外の設備などに組み込まれるものとしてもかまわない。また、内燃機関の制御方法の形態としてもよいのは勿論である。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、増量係数kとディレイ時間Tdを設定する図2のフューエルカット復帰時制御量設定ルーチンを実行すると共にフューエルカット復帰時のエンジン21への燃料噴射を制御する図3のフューエルカット復帰時燃料噴射制御ルーチンを実行し、更に、フューエルカット復帰時制御量設定ルーチンを終了してからディレイ時間Tdだけ経過したタイミングでエンジン21における空燃比のフィードバック制御を開始するエンジン用電子制御ユニット60が「内燃機関の制御装置」に相当する。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、内燃機関の制御装置に利用可能である。
本発明の一実施例としての内燃機関の制御装置を有する内燃機関装置20の構成の概略を示す構成図である。 フューエルカット復帰時制御量設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。 フューエルカット復帰時燃料噴射制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 ディレイ時間設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。 ディレイ時間設定用マップの一例を示す説明図である。
符号の説明
20 内燃機関装置、21 エンジン、22 エアクリーナ、23 クランクシャフト、24 スロットルバルブ、26 燃料噴射弁、28 吸気バルブ、30 点火プラグ、32 ピストン、34 浄化装置、35a 空燃比センサ、35b 酸素センサ、36 スロットルモータ、38 イグニッションコイル、40 クランクポジションセンサ、42 水温センサ、43 圧力センサ、44 カムポジションセンサ、46 スロットルバルブポジションセンサ、48 エアフローメータ、49 温度センサ、50 可変バルブタイミング機構、60 エンジン用電子制御ユニット、62 CPU、64 ROM、66 RAM、68 タイマ、70 ハイブリッド用電子制御ユニット。

Claims (10)

  1. 内燃機関の制御装置であって、
    燃料噴射を停止している運転中の前記内燃機関への燃料噴射を再開する際には、燃料噴射を停止した継続時間に基づく燃料の増量補正を伴って燃料噴射を開始すると共に前記内燃機関の燃料噴射量に関するフィードバック制御を前記増量補正に基づく開始タイミングで開始する、
    ことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記増量補正は、燃料噴射を停止した継続時間が長いほど増量が大きくなる傾向の補正である請求項1記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記増量補正は、前記内燃機関を負荷運転するときには該内燃機関を自立運転するときに比して大きい増量を行なう補正である請求項1または2記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記増量補正は、前記内燃機関への燃料噴射の再開時の増量である初期増量を時間の経過に伴って徐減する補正である請求項1ないし3いずれか記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記開始タイミングは、前記増量補正による増量の程度が大きいほど遅いタイミングである請求項1ないし4いずれか記載の内燃機関の制御装置。
  6. 前記内燃機関への燃料噴射を再開した以降の所定のタイミングにおける前記増量補正による増量に基づいて遅延時間を設定すると共に前記設定した遅延時間を経過したときを前記開始タイミングとして前記フィードバック制御を開始することを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載の内燃機関の制御装置。
  7. 燃料噴射を停止した継続時間が所定時間未満であるときには前記増量補正を行なわずに燃料噴射を開始すると共に前記フィードバック制御を第1の開始タイミングで開始し、前記継続時間が前記所定時間以上であるときには前記増量補正を伴って燃料噴射を開始すると共に前記フィードバック制御を前記第1の開始タイミングより遅い第2のタイミングで開始する、ことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
  8. 内燃機関の制御方法であって、
    燃料噴射を停止している運転中の前記内燃機関への燃料噴射を再開する際には、燃料噴射を停止した継続時間に基づく燃料の増量補正を伴って燃料噴射を開始すると共に前記内燃機関の燃料噴射量に関するフィードバック制御を前記増量補正に基づく開始タイミングで開始する、
    ことを特徴とする内燃機関の制御方法。
  9. 請求項8記載の制御方法であって、
    前記増量補正は、前記内燃機関への燃料噴射の再開時の増量である初期増量を時間の経過に伴って徐減する補正であり、
    前記内燃機関への燃料噴射を再開した以降の所定のタイミングにおける前記増量補正による増量に基づいて遅延時間を設定すると共に前記設定した遅延時間を経過したときを前記開始タイミングとして前記フィードバック制御を開始する、
    ことを特徴とする内燃機関の制御方法。
  10. 燃料噴射を停止した継続時間が所定時間未満であるときには前記増量補正を行なわずに燃料噴射を開始すると共に前記フィードバック制御を第1の開始タイミングで開始し、前記継続時間が前記所定時間以上であるときには前記増量補正を伴って燃料噴射を開始すると共に前記フィードバック制御を前記第1の開始タイミングより遅い第2のタイミングで開始する、ことを特徴とする請求項8記載の内燃機関の制御方法。
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