JP2008138554A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】内燃機関の制御装置において、内燃機関の始動中や始動後の機関回転数を適切に制御する技術を提供する。
【解決手段】内燃機関1が始動中であると判定されたときに、VVT17によって吸気弁7のバルブタイミングを、遅角若しくは進角させ、内燃機関1が始動後であると判定されたときに、吸気絞り弁11の開度を閉じ側若しくは開き側に制御し、内燃機関1の始動中及び始動後のどちらの場合にも内燃機関1への吸気量を適切に制御し、機関回転数を目標機関回転数に近づけるよう適切に制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
一般に内燃機関の始動中や始動後は、内燃機関の通常制御では問題が生じる場合がある。
例えば、内燃機関の始動中は、吸気絞り弁の開度を閉じ側に制御しても吸気通路内に滞留している空気が気筒内に吸いこまれるので、吸気量を適切に制御することができず、始動中の必要燃料量も増加してしまう問題がある。
上記問題に対して、内燃機関の始動中は、吸気弁の閉弁タイミングを、内燃機関の燃焼サイクルにおける圧縮比が膨張比と同じになる所定タイミングよりも遅いタイミングに設定する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の技術によると、気筒内に一旦吸い込まれた吸気を吸気通路側に吹き戻し、気筒内の有効圧縮堆積を小さくするため、始動中の必要燃料量を低減できる。
特開2005−23864号公報 特開2000−145487号公報 特開2005−201185号公報 特開2003−193895号公報 特開平9−250379号公報
ところで、上記特許文献1の技術で解決される問題以外に、内燃機関の始動中や始動後は、機関回転数が過度に上昇したり過度に低下したりするなど、機関回転数が適切に制御できない問題があった。
本発明の目的は、内燃機関の制御装置において、内燃機関の始動中や始動後の機関回転数を適切に制御する技術を提供することにある。
本発明にあっては、以下の構成を採用する。すなわち、
吸気弁のバルブタイミングを変更する可変バルブタイミング機構と、
内燃機関が始動中か否かを判定する始動中判定手段と、
前記始動中判定手段によって内燃機関が始動中であると判定されたときに、前記可変バルブタイミング機構によって吸気弁のバルブタイミングを変更する第1制御手段と、
を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置である。
内燃機関の始動中は、吸気絞り弁の開度を閉じ側に制御しても吸気通路内に滞留している空気が気筒内に吸いこまれるので、吸気量を適切に制御することができず、機関回転数が目標機関回転数に対して過度に上昇する場合がある。また、逆に機関回転数が目標機関回転数に対して過度に低下する場合もある。
そこで、本発明では、内燃機関が始動中の場合には、吸気量を適切に制御するために、可変バルブタイミング機構によって吸気弁のバルブタイミングを変更するようにした。
この構成によると、吸気絞り弁を用いず、吸気弁のバルブタイミングを変更することで、吸気通路内に滞留している空気が気筒内に吸いこまれても、内燃機関への吸気量を適切に制御でき、機関回転数を適切に制御できる。
なお、始動中とは、初爆から機関回転数がファーストアイドル回転数に落ち着くまでの所定期間である。また、初爆とは、機関回転数が所定値を超える瞬間である。
前記始動中判定手段によって内燃機関が始動中であると判定されたときに、初爆からの経過時間を算出する経過時間算出手段と、
前記経過時間算出手段が算出した前記初爆からの経過時間に基づいて、目標機関回転数を導出する第1目標機関回転数導出手段と、
現時点の機関回転数から前記目標機関回転数を差し引いて差分回転数を算出する差分回転数算出手段と、
を備え、
前記第1制御手段は、
前記差分回転数算出手段が算出する前記差分回転数が正の値であると、前記可変バルブタイミング機構によって吸気弁のバルブタイミングを、前記差分回転数に応じて遅角し、
前記差分回転数算出手段が算出する前記差分回転数が負の値であると、前記可変バルブタイミング機構によって吸気弁のバルブタイミングを、前記差分回転数に応じて進角するとよい。
この構成によると、機関回転数が目標機関回転数に対して過度に上昇する場合には、吸気弁のバルブタイミングを前記差分回転数に応じて遅角し、気筒内に一旦吸い込まれた吸気を吸気通路側に吹き戻し、気筒内の有効圧縮堆積を小さくして内燃機関への吸気量を適切に制御する。一方、機関回転数が目標機関回転数に対して過度に低下する場合には、吸気弁のバルブタイミングを前記差分回転数に応じて進角し、気筒内に吸い込まれた吸気を吸気通路側に吹き戻し難くし、気筒内の有効圧縮堆積を大きくして内燃機関への吸気量を適切に制御する。
また、本発明にあっては、以下の構成を採用する。すなわち、
内燃機関の吸気通路に配置され、外部から吸入する吸気量を制御する吸気絞り弁と、
内燃機関が始動後か否かを判定する始動後判定手段と、
前記始動後判定手段によって内燃機関が始動後であると判定されたときに、前記吸気絞り弁の開度を変更する第2制御手段と、
を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置である。
内燃機関の始動後は、予め吸気通路内に滞留している空気が内燃機関の始動中に用い尽くされ吸気は外部から吸入されるものとなるので、吸気絞り弁を用いて吸気量を適切に制御することができる。
そこで、本発明では、内燃機関が始動後の場合には、吸気量を適切に制御するために、吸気絞り弁の開度を変更するようにした。
この構成によると、吸気絞り弁の開度を変更することで、内燃機関への吸気量を適切に制御でき、機関回転数を適切に制御できる。
なお、始動後とは、機関回転数がファーストアイドル回転数に落ち着いてから開始される期間である。
前記始動後判定手段によって内燃機関が始動後であると判定されたときに、前記内燃機
関の排気通路に配置された排気浄化手段の温度を取得する温度取得手段と、
前記温度取得手段が取得した排気浄化手段の温度に基づいて排気浄化手段が不活性状態か否かを判定する不活性状態判定手段と、
前記不活性状態判定手段によって排気浄化手段が不活性状態であると判定されたときに、排気浄化手段が活性状態となる目標温度から現時点の排気浄化手段の温度を差し引いて差分温度を算出する差分温度算出手段と、
前記差分温度算出手段が算出した前記差分温度に基づいて、目標機関回転数を導出する第2目標機関回転数算出手段と、
現時点の機関回転数から前記目標機関回転数を差し引いて差分回転数を算出する差分回転数算出手段と、
を備え、
前記第2制御手段は、
前記差分回転数算出手段が算出する前記差分回転数が正の値であると、前記吸気絞り弁の開度を、前記差分回転数に応じて閉じ側へ制御し、
前記差分回転数算出手段が算出する前記差分回転数が負の値であると、前記吸気絞り弁の開度を、前記差分回転数に応じて開き側へ制御するとよい。
この構成によると、機関回転数が目標機関回転数に対して過度に上昇する場合には、吸気絞り弁の開度を前記差分回転数に応じて閉じ側に制御し、気筒内へ吸い込まれる吸気量を低減させて内燃機関への吸気量を適切に制御する。一方、機関回転数が目標機関回転数に対して過度に低下する場合には、吸気絞り弁の開度を前記差分回転数に応じて開き側に制御し、気筒内に吸い込まれる吸気量を増加させて内燃機関への吸気量を適切に制御する。
さらに、本発明にあっては、以下の構成を採用する。すなわち、
吸気弁のバルブタイミングを変更する可変バルブタイミング機構と、
内燃機関の吸気通路に配置され、外部から吸入する吸気量を制御する吸気絞り弁と、
を備えた内燃機関の制御装置であって、
内燃機関が始動中か否かを判定する始動中判定手段と、
前記始動中判定手段によって内燃機関が始動中であると判定されたときに、前記可変バルブタイミング機構によって吸気弁のバルブタイミングを変更する第1制御手段と、
内燃機関が始動後か否かを判定する始動後判定手段と、
前記始動後判定手段によって内燃機関が始動後であると判定されたときに、前記吸気絞り弁の開度を変更する第2制御手段と、
を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置である。
この構成によると、始動中は吸気弁のバルブタイミングを変更し、始動後は吸気絞り弁の開度を変更することで、始動中及び始動後のどちらの場合にも内燃機関への吸気量を適切に制御でき、機関回転数を適切に制御できる。
さらにまた、本発明にあっては、以下の構成を採用する。すなわち、
吸気弁のバルブタイミングを変更する可変バルブタイミング機構と、
内燃機関の吸気通路に配置され、外部から吸入する吸気量を制御する吸気絞り弁と、
前記内燃機関の排気通路に配置された排気浄化手段と、
を備えた内燃機関の制御装置であって、
内燃機関が始動中か否かを判定する始動中判定手段と、
前記始動中判定手段によって内燃機関が始動中であると判定されたときに、初爆からの経過時間を算出する経過時間算出手段と、
前記経過時間算出手段が算出した前記初爆からの経過時間に基づいて、目標機関回転数を導出する第1目標機関回転数導出手段と、
現時点の機関回転数から前記第1目標機関回転数導出手段が導出した前記目標機関回転数を差し引いて差分回転数を算出する第1差分回転数算出手段と、
前記第1差分回転数算出手段が算出する前記差分回転数が正の値であると、前記可変バルブタイミング機構によって吸気弁のバルブタイミングを、前記差分回転数に応じて遅角し、前記第1差分回転数算出手段が算出する前記差分回転数が負の値であると、前記可変バルブタイミング機構によって吸気弁のバルブタイミングを、前記差分回転数に応じて進角する第1制御手段と、
内燃機関が始動後か否かを判定する始動後判定手段と、
前記始動後判定手段によって内燃機関が始動後であると判定されたときに、吸気弁のバルブタイミングを固定するバルブタイミング固定手段と、
前記始動後判定手段によって内燃機関が始動後であると判定されたときに、前記内燃機関の排気通路に配置された前記排気浄化手段の温度を取得する温度取得手段と、
前記温度取得手段が取得した前記排気浄化手段の温度に基づいて前記排気浄化手段が不活性状態か否かを判定する不活性状態判定手段と、
前記不活性状態判定手段によって排気浄化手段が不活性状態であると判定されたときに、前記排気浄化手段が活性状態となる目標温度から現時点の前記排気浄化手段の温度を差し引いて差分温度を算出する差分温度算出手段と、
前記差分温度算出手段が算出した前記差分温度に基づいて、目標機関回転数を導出する第2目標機関回転数算出手段と、
現時点の機関回転数から前記第2目標機関回転数導出手段が導出した前記目標機関回転数を差し引いて差分回転数を算出する第2差分回転数算出手段と、
前記第2差分回転数算出手段が算出する前記差分回転数が正の値であると、前記吸気絞り弁の開度を、前記差分回転数に応じて閉じ側へ制御し、前記第2差分回転数算出手段が算出する前記差分回転数が負の値であると、前記吸気絞り弁の開度を、前記差分回転数に応じて開き側へ制御する第2制御手段と、
を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置である。
この構成によると、始動中は吸気弁のバルブタイミングを変更し、機関回転数が目標機関回転数に対して過度に上昇する場合には、吸気弁のバルブタイミングを前記差分回転数に応じて遅角し、気筒内に一旦吸い込まれた吸気を吸気通路側に吹き戻し、気筒内の有効圧縮堆積を小さくして内燃機関への吸気量を適切に制御する。一方、機関回転数が目標機関回転数に対して過度に低下する場合には、吸気弁のバルブタイミングを前記差分回転数に応じて進角し、気筒内に吸い込まれた吸気を吸気通路側に吹き戻し難くし、気筒内の有効圧縮堆積を大きくして内燃機関への吸気量を適切に制御する。
また、始動後は吸気絞り弁の開度を変更し、機関回転数が目標機関回転数に対して過度に上昇する場合には、吸気絞り弁の開度を前記差分回転数に応じて閉じ側に制御し、気筒内へ吸い込まれる吸気量を低減させて内燃機関への吸気量を適切に制御する。一方、機関回転数が目標機関回転数に対して過度に低下する場合には、吸気絞り弁の開度を前記差分回転数に応じて開き側に制御し、気筒内に吸い込まれる吸気量を増加させて内燃機関への吸気量を適切に制御する。
このように、内燃機関の始動中及び始動後のどちらの場合にも内燃機関への吸気量を適切に制御でき、機関回転数を適切に制御できる。
本発明によると、内燃機関の制御装置において、内燃機関の始動中や始動後の機関回転数を適切に制御できる。
以下に本発明の具体的な実施例を説明する。
<実施例1>
図1は、本実施例に係る内燃機関の制御装置を適用する内燃機関及びその吸気系・排気系の概略構成を示す図である。
図1に示す内燃機関1は、車両駆動用のガソリン機関である。内燃機関1の気筒2内には、ピストン3が摺動自在に設けられている。気筒2内上部の燃焼室には、吸気ポート4及び排気ポート5が接続されている。また、気筒2には、燃焼室に燃料を直接噴射する燃料噴射弁6が設けられている。
吸気ポート4の燃焼室への開口部は吸気弁7によって開閉され、排気ポート5の燃焼室への開口部は排気弁8によって開閉される。吸気ポート4は吸気通路9に接続され、排気ポート5は排気通路10に接続されている。
吸気通路9には、気筒2に導入される外部からの吸気(以下、新気という)量を調節する吸気絞り弁11が配置されている。
排気通路10には、パティキュレートフィルタ(以下、フィルタという)12が設けられている。このフィルタ12には、三元触媒が担持されている。フィルタ12は、排気中の粒子状物質(PM)を捕集する。本実施例におけるフィルタ12が、本発明における排気浄化手段に相当する。
また、排気通路10には、フィルタ12の直下流に、フィルタ12の温度を推定するために排気温度を検出する排気温度センサ13が配置されている。
以上述べたように構成された内燃機関1には、電子制御ユニットであるECU14が併設されている。ECU14には、排気温度センサ13、アクセル開度センサ15、及びクランクポジションセンサ16が電気的に接続されている。アクセル開度センサ15は内燃機関1を搭載した車両のアクセル開度を検出する。クランクポジションセンサ16は内燃機関1のクランクシャフトのクランク角を検出する。これらの出力値がECU14に入力される。そして、ECU14はアクセル開度センサ15の検出値に基づいて内燃機関1の機関負荷を推定し、クランクポジションセンサ16の検出値に基づいて内燃機関1の機関回転数を算出する。
また、ECU14には、燃料噴射弁6及び吸気絞り弁11が電気的に接続されている。ECU14によってこれらが制御される。
また、本実施例では、可変バルブタイミング機構(以下、VVTという)17を用いている。VVT17は、吸気弁7の開閉動作を行う吸気側カムシャフト18と、吸気側カムシャフト18に取り付けられた吸気側プーリ19と、の相対的な回転位相を変更可能としており、ECU14からの指令に従って吸気側カムシャフト18と吸気側プーリ19との相対的な回転位相を制御する。吸気側プーリ19の回転駆動は、内燃機関1のクランクシャフトの駆動力によって行われる。これにより、吸気側カムシャフト18が回転駆動されて、吸気弁7の開閉動作が行われる。そして、このVVT17を用い、吸気弁7のバルブタイミング(閉弁時期)を遅角することによって、気筒2内に一旦吸い込まれた吸気を吸気通路9側に吹き戻し、気筒2内の有効圧縮堆積を小さくする。また、吸気弁7のバルブタイミング(閉弁時期)を進角することによって、気筒2内に一旦吸い込まれた吸気を吸気通路9側に吹き戻し難くし、気筒2内の有効圧縮堆積を大きくする。
ところで、内燃機関1の始動中は、吸気絞り弁11の開度を閉じ側に制御しても吸気通路9内に滞留している空気が気筒2内に吸いこまれるので、吸気量を適切に制御することができず、機関回転数が目標機関回転数に対して過度に上昇する場合がある。また逆に機関回転数が目標機関回転数に対して過度に低下する場合もある。
また、内燃機関1の始動後は、予め吸気通路9内に滞留している空気が内燃機関1の始動中に用い尽くされ吸気が外部から吸入されることになるので、吸気絞り弁11を用いて吸気量を適切に制御することができる。
なお、始動中とは、初爆から機関回転数がファーストアイドル回転数に落ち着くまでの所定期間である。また、初爆とは、機関回転数が例えば300回転などの所定値を超える瞬間である。さらに、始動後とは、機関回転数がファーストアイドル回転数に落ち着いてから開始される期間である。
そこで、本実施例では、内燃機関1が始動中の場合には、吸気量を適切に制御するために、VVT17によって吸気弁7のバルブタイミングを変更する。また、内燃機関1が始動後の場合には、吸気量を適切に制御するために、吸気絞り弁11の開度を変更する。
これによると、始動中は吸気弁7のバルブタイミングを変更し、始動後は吸気絞り弁11の開度を変更することで、始動中及び始動後のどちらの場合にも内燃機関1への吸気量を適切に制御でき、機関回転数を目標機関回転数と一致するよう適切に制御できる。
ここで、本実施例の内燃機関1が始動中及び始動後の場合において内燃機関1を制御する制御ルーチンについて、図2及び図3に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、本ルーチンは、ECU14に予め記憶されており、周期的に実行されるルーチンである。
ステップS101では、まず、ECU14は、内燃機関1の起動開始時か否かを判断する。具体的には、ECU14の電源スイッチがONとなった時を起動開始時と判断する。
ステップS101で肯定判定がなされた場合には、ステップS102へ進み、一方、否定判定がなされた場合には、本ルーチンを一旦終了する。
ステップS102では、ECU14は、クランクポジションセンサ16の検出値に基づいて内燃機関1の機関回転数NEを算出する。
ステップS103では、ECU14は、内燃機関1が始動中か否か判断する。具体的には、図4に示す機関回転数NEが所定値NEfを超えた初爆時点Tfから機関回転数NEがファーストアイドル回転数に落ち着く時点T1までの所定期間内であれば始動中と判断する。
また、本ステップでは、内燃機関1が始動中ではない場合は、内燃機関1が始動後であると判断する。具体的には、図4に示す機関回転数NEがファーストアイドル回転数に落ち着いた時点T1から開始される期間内であれば始動後と判断する。
このように本実施例では本ステップが、内燃機関1が始動中か始動後かを1ステップで判断できるようにしている。このため、本ステップを実行するECU14が本発明の始動中判定手段及び始動後判定手段に相当する。なお、本実施例の形態に限られず、本発明の始動中判定手段及び始動後判定手段を別々のステップで実現してもよい。
ステップS103で内燃機関1が始動中であると肯定判定がなされた場合には、ステップS104へ進み、一方、内燃機関1が始動後であると否定判定がなされた場合には、ステップS110へ進む。
内燃機関1が始動中の場合のステップS104では、ECU14は、初爆からの経過時間Tを算出する。具体的には、初爆からの経過時間Tは、内燃機関1の起動開始からの時間tから初爆までの時間Tfを差し引いて算出される(T=t−Tf)。なお、本ステップを実行するECU14が本発明の経過時間算出手段に相当する。
ステップS105では、ECU14は、ステップS104で算出した初爆からの経過時間Tに基づいて、目標機関回転数NEt1を導出する。具体的には、初爆からの経過時間Tと理想的な内燃機関1の機関回転数挙動(目標機関回転数ともいえる)との相関関係を示す図5のマップを用い、このマップにステップS104で算出した初爆からの経過時間Tを代入することで、目標機関回転数NEt1を導出する。なお、本ステップを実行するECU14が本発明の第1目標機関回転数導出手段に相当する。
ステップS106では、ECU14は、差分回転数ΔNE1を算出する。具体的には、差分回転数ΔNE1は、現時点の機関回転数NEからステップS105で導出した目標機関回転数NEt1を差し引いて算出される(ΔNE1=NE−NEt1)。なお、本ステップを実行するECU14が本発明の第1差分回転数算出手段に相当する。
ステップS107では、ECU14は、差分回転数ΔNE1が正の値であるか否かを判断する(ΔNE1>0?)。
ステップS107で差分回転数ΔNE1が正の値であると肯定判定がなされた場合には、ステップS108へ進み、一方、差分回転数ΔNE1が負の値であると否定判定がなされた場合には、ステップS109へ進む。
ステップS108では、ECU14は、VVT17によって吸気弁7のバルブタイミングを、差分回転数ΔNE1に応じて遅角する。
差分回転数ΔNE1が正の値である場合には、現時点の機関回転数NEが目標機関回転数NEt1に対して過度に上昇している。このため、本ステップで吸気弁7のバルブタイミング、すなわち開閉時期を差分回転数ΔNE1に応じて遅角する。これにより、気筒2内に一旦吸い込まれた吸気を吸気通路9側に吹き戻し、気筒2内の有効圧縮堆積を小さくして内燃機関1への吸気量を適切に制御する。したがって、機関回転数を目標機関回転数に近づけるよう適切に制御できる。
なお、本ステップでの吸気弁7の閉弁バルブタイミングは、当初の吸気弁7の閉弁バルブタイミングIVCに差分回転数ΔNE1に所定の係数aを乗算した値を加えたタイミング(閉弁バルブタイミング=IVC+ΔNE1×a)である。
ステップS109では、ECU14は、VVT17によって吸気弁7のバルブタイミングを、差分回転数ΔNE1に応じて進角する。
差分回転数ΔNE1が負の値である場合には、現時点の機関回転数NEが目標機関回転数NEt1に対して過度に低下している。このため、本ステップで吸気弁7のバルブタイミング、すなわち開閉時期を差分回転数ΔNE1に応じて進角する。これにより、気筒2内に一旦吸い込まれた吸気を吸気通路9側に吹き戻し難くし、気筒2内の有効圧縮堆積を
大きくして内燃機関1への吸気量を適切に制御する。したがって、機関回転数を目標機関回転数に近づけるよう適切に制御できる。
なお、本ステップでの吸気弁7の閉弁バルブタイミングは、当初の吸気弁7の閉弁バルブタイミングIVCから差分回転数ΔNE1に所定の係数aを乗算した値を減算したタイミング(閉弁バルブタイミング=IVC−ΔNE1×a)である。
なお、ステップS107〜ステップS109を実行するECU14が本発明の第1制御手段に相当する。
ステップS108及びステップS109の処理が終了すると、本ルーチンを一旦終了する。
一方、内燃機関1が始動後の場合のステップS110では、ECU14は、吸気弁7のバルブタイミングを固定する。具体的には、VVT17によって吸気弁7のバルブタイミングを排気弁8との開弁状態のバルブオーバーラップが0となるように固定する。なお、本ステップを実行するECU14が本発明のバルブタイミング固定手段に相当する。
ステップS111では、ECU14は、フィルタ12の温度Tcatを取得する。具体的には、排気温度センサ13から排気温度を検出してフィルタ12の温度Tcatを推定する。なお、本ステップを実行するECU14が本発明の温度取得手段に相当する。
ステップS112では、ECU14は、ステップS111で取得したフィルタ12の温度Tcatに基づいてフィルタ12が不活性状態か否かを判定する。具体的には、フィルタ12の温度Tcatが、フィルタ12が活性状態となる目標温度Ttrg1よりも低い場合(Tcat<Ttrg1)に不活性状態と判断する。なお、本ステップを実行するECU14が本発明の不活性状態判定手段に相当する。
ステップS112で肯定判定がなされた場合には、ステップS113へ進み、一方、否定判定がなされた場合には、本ルーチンを一旦終了する。
ステップS113では、ECU14は、差分温度ΔTcatを算出する。具体的には、差分温度ΔTcatは、目標温度Ttrg1から現時点のフィルタ12の温度Tcatを差し引いて算出される(ΔTcat=Ttrg1−Tcat)。なお、本ステップを実行するECU14が本発明の差分温度算出手段に相当する。
ステップS114では、ECU14は、ステップS113で算出した差分温度ΔTcatに基づいて、目標機関回転数NEt2を導出する。具体的には、差分温度ΔTcatと理想的な内燃機関1の機関回転数挙動(目標機関回転数ともいえる)との相関関係を示す図6のマップを用い、このマップにステップS113で算出した差分温度ΔTcatを代入することで、目標機関回転数NEt2を導出する。なお、本ステップを実行するECU14が本発明の第2目標機関回転数導出手段に相当する。
ステップS115では、ECU14は、差分回転数ΔNE2を算出する。具体的には、差分回転数ΔNE2は、現時点の機関回転数NEからステップS114で導出した目標機関回転数NEt2を差し引いて算出される(ΔNE2=NE−NEt2)。なお、本ステップを実行するECU14が本発明の第2差分回転数算出手段に相当する。
ステップS116では、ECU14は、差分回転数ΔNE2が正の値であるか否かを判断する(ΔNE2>0?)。
ステップS116で差分回転数ΔNE2が正の値であると肯定判定がなされた場合には、ステップS117へ進み、一方、差分回転数ΔNE2が負の値であると否定判定がなされた場合には、ステップS118へ進む。
ステップS117では、ECU14は、吸気絞り弁11の開度を、差分回転数ΔNE2に応じて閉じ側へ制御する。
差分回転数ΔNE2が正の値である場合には、現時点の機関回転数NEが目標機関回転数NEt2に対して過度に上昇している。このため、本ステップで吸気絞り弁11の開度を差分回転数ΔNE2に応じて閉じ側へ制御する。これにより、気筒2内へ吸い込まれる吸気量を低減させて内燃機関1への吸気量を適切に制御する。したがって、機関回転数を目標機関回転数に近づけるよう適切に制御できる。
なお、本ステップで制御される吸気絞り弁11の開度は、当初の吸気絞り弁11の開度TAに差分回転数ΔNE2に所定の係数bを乗算した値を加えた開度(開度=TA+ΔNE2×b)である。
ステップS118では、ECU14は、吸気絞り弁11の開度を、差分回転数ΔNE2に応じて開き側へ制御する。
差分回転数ΔNE2が負の値である場合には、現時点の機関回転数NEが目標機関回転数NEt2に対して過度に低下している。このため、本ステップで吸気絞り弁11の開度を差分回転数ΔNE2に応じて開き側へ制御する。これにより、気筒2内に吸い込まれる吸気量を増加させて内燃機関1への吸気量を適切に制御する。したがって、機関回転数を目標機関回転数に近づけるよう適切に制御できる。
なお、本ステップで制御される吸気絞り弁11の開度は、当初の吸気絞り弁11の開度TAから差分回転数ΔNE2に所定の係数bを乗算した値を減算した開度(開度=TA−ΔNE2×b)である。
なお、ステップS116〜ステップS118を実行するECU14が本発明の第2制御手段に相当する。
ステップS117及びステップS118の処理が終了すると、本ルーチンを一旦終了する。
以上のように、本ルーチンを実行することで、内燃機関1の始動中及び始動後のどちらの場合にも内燃機関1への吸気量を適切に制御でき、機関回転数を目標機関回転数に近づけるよう適切に制御できる。
本発明に係る内燃機関の制御装置は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもよい。
実施例1に係る内燃機関とその吸気系・排気系を示す図である。 実施例1に係る内燃機関の始動中及び始動後の内燃機関の制御を行う制御ルーチンを示すフローチャートである。 実施例1に係る内燃機関の始動中及び始動後の内燃機関の制御を行う制御ルーチンを示すフローチャートである。 実施例1に係る内燃機関の機関回転数の挙動を示す図である。 実施例1に係る初爆からの経過時間Tと目標機関回転数NEt1との関係を示す図である。 実施例1に係る差分温度ΔTcatと目標機関回転数NEt2との関係を示す図である。
符号の説明
1 内燃機関
2 気筒
3 ピストン
4 吸気ポート
5 排気ポート
6 燃料噴射弁
7 吸気弁
8 排気弁
9 吸気通路
10 排気通路
11 吸気絞り弁
12 フィルタ
13 排気温度センサ
14 ECU
15 アクセル開度センサ
16 クランクポジションセンサ
17 VVT
18 吸気側カムシャフト
19 吸気側プーリ

Claims (6)

  1. 吸気弁のバルブタイミングを変更する可変バルブタイミング機構と、
    内燃機関が始動中か否かを判定する始動中判定手段と、
    前記始動中判定手段によって内燃機関が始動中であると判定されたときに、前記可変バルブタイミング機構によって吸気弁のバルブタイミングを変更する第1制御手段と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記始動中判定手段によって内燃機関が始動中であると判定されたときに、初爆からの経過時間を算出する経過時間算出手段と、
    前記経過時間算出手段が算出した前記初爆からの経過時間に基づいて、目標機関回転数を導出する第1目標機関回転数導出手段と、
    現時点の機関回転数から前記目標機関回転数を差し引いて差分回転数を算出する差分回転数算出手段と、
    を備え、
    前記第1制御手段は、
    前記差分回転数算出手段が算出する前記差分回転数が正の値であると、前記可変バルブタイミング機構によって吸気弁のバルブタイミングを、前記差分回転数に応じて遅角し、
    前記差分回転数算出手段が算出する前記差分回転数が負の値であると、前記可変バルブタイミング機構によって吸気弁のバルブタイミングを、前記差分回転数に応じて進角することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 内燃機関の吸気通路に配置され、外部から吸入する吸気量を制御する吸気絞り弁と、
    内燃機関が始動後か否かを判定する始動後判定手段と、
    前記始動後判定手段によって内燃機関が始動後であると判定されたときに、前記吸気絞り弁の開度を変更する第2制御手段と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  4. 前記始動後判定手段によって内燃機関が始動後であると判定されたときに、前記内燃機関の排気通路に配置された排気浄化手段の温度を取得する温度取得手段と、
    前記温度取得手段が取得した排気浄化手段の温度に基づいて排気浄化手段が不活性状態か否かを判定する不活性状態判定手段と、
    前記不活性状態判定手段によって排気浄化手段が不活性状態であると判定されたときに、排気浄化手段が活性状態となる目標温度から現時点の排気浄化手段の温度を差し引いて差分温度を算出する差分温度算出手段と、
    前記差分温度算出手段が算出した前記差分温度に基づいて、目標機関回転数を導出する第2目標機関回転数算出手段と、
    現時点の機関回転数から前記目標機関回転数を差し引いて差分回転数を算出する差分回転数算出手段と、
    を備え、
    前記第2制御手段は、
    前記差分回転数算出手段が算出する前記差分回転数が正の値であると、前記吸気絞り弁の開度を、前記差分回転数に応じて閉じ側へ制御し、
    前記差分回転数算出手段が算出する前記差分回転数が負の値であると、前記吸気絞り弁の開度を、前記差分回転数に応じて開き側へ制御することを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 吸気弁のバルブタイミングを変更する可変バルブタイミング機構と、
    内燃機関の吸気通路に配置され、外部から吸入する吸気量を制御する吸気絞り弁と、
    を備えた内燃機関の制御装置であって、
    内燃機関が始動中か否かを判定する始動中判定手段と、
    前記始動中判定手段によって内燃機関が始動中であると判定されたときに、前記可変バルブタイミング機構によって吸気弁のバルブタイミングを変更する第1制御手段と、
    内燃機関が始動後か否かを判定する始動後判定手段と、
    前記始動後判定手段によって内燃機関が始動後であると判定されたときに、前記吸気絞り弁の開度を変更する第2制御手段と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  6. 吸気弁のバルブタイミングを変更する可変バルブタイミング機構と、
    内燃機関の吸気通路に配置され、外部から吸入する吸気量を制御する吸気絞り弁と、
    前記内燃機関の排気通路に配置された排気浄化手段と、
    を備えた内燃機関の制御装置であって、
    内燃機関が始動中か否かを判定する始動中判定手段と、
    前記始動中判定手段によって内燃機関が始動中であると判定されたときに、初爆からの経過時間を算出する経過時間算出手段と、
    前記経過時間算出手段が算出した前記初爆からの経過時間に基づいて、目標機関回転数を導出する第1目標機関回転数導出手段と、
    現時点の機関回転数から前記第1目標機関回転数導出手段が導出した前記目標機関回転数を差し引いて差分回転数を算出する第1差分回転数算出手段と、
    前記第1差分回転数算出手段が算出する前記差分回転数が正の値であると、前記可変バルブタイミング機構によって吸気弁のバルブタイミングを、前記差分回転数に応じて遅角し、前記第1差分回転数算出手段が算出する前記差分回転数が負の値であると、前記可変バルブタイミング機構によって吸気弁のバルブタイミングを、前記差分回転数に応じて進角する第1制御手段と、
    内燃機関が始動後か否かを判定する始動後判定手段と、
    前記始動後判定手段によって内燃機関が始動後であると判定されたときに、吸気弁のバルブタイミングを固定するバルブタイミング固定手段と、
    前記始動後判定手段によって内燃機関が始動後であると判定されたときに、前記内燃機関の排気通路に配置された前記排気浄化手段の温度を取得する温度取得手段と、
    前記温度取得手段が取得した前記排気浄化手段の温度に基づいて前記排気浄化手段が不活性状態か否かを判定する不活性状態判定手段と、
    前記不活性状態判定手段によって排気浄化手段が不活性状態であると判定されたときに、前記排気浄化手段が活性状態となる目標温度から現時点の前記排気浄化手段の温度を差し引いて差分温度を算出する差分温度算出手段と、
    前記差分温度算出手段が算出した前記差分温度に基づいて、目標機関回転数を導出する第2目標機関回転数算出手段と、
    現時点の機関回転数から前記第2目標機関回転数導出手段が導出した前記目標機関回転数を差し引いて差分回転数を算出する第2差分回転数算出手段と、
    前記第2差分回転数算出手段が算出する前記差分回転数が正の値であると、前記吸気絞り弁の開度を、前記差分回転数に応じて閉じ側へ制御し、前記第2差分回転数算出手段が算出する前記差分回転数が負の値であると、前記吸気絞り弁の開度を、前記差分回転数に応じて開き側へ制御する第2制御手段と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
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