JP2008136977A - 接着剤塗布機ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】安価な構成で基板に接着剤の塗布を行うことができる接着剤塗布機ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】基板搬送路3の固定側部材である固定ビーム4a,4bに着脱自在に取り付けられるベース部10、ベース部10に設けられたヘッド移動機構13及びヘッド移動機構13によりベース部10に対して移動して基板搬送路3上に位置決めされた基板2に接着剤を塗布する塗布ヘッド14を1つのユニットとして構成し、ベース部10を基板搬送路3の固定側部材4a,4bに取り付けるだけで使用できるようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、基板搬送路によって搬送される基板に接着剤を塗布する接着剤塗布機ユニットに関するものである。
従来、電子部品の実装ラインにおいて、電子部品を基板に実装する前に基板に接着剤を塗布しておき、電子部品の実装工程において電子部品が基板に強固に固定されるようにする接着剤塗布工程が行われている。このような接着剤の塗布工程は、移動可能な基台に基板を搬送するための基板搬送路と、塗布ヘッドの移動機構と、移動機構によって基板搬送路の上方を移動して基板搬送路上に位置決めした基板に接着剤を塗布する塗布ヘッドを備えた接着剤塗布専用の接着剤塗布装置によって行われている(特許文献1)。
特公平7−90193号公報
しかしながら、電子部品の実装ラインにおける基板への接着剤の塗布は必ずしも高い精度で行われるものとは限らず、基板上の大体の位置に接着剤を塗布すれば足りるようなラフな精度で行うものもあり、このような場合に従来の専用の接着剤塗布装置を実装ラインに導入することは生産コストを増大させるものであった。
そこで本発明は、安価な構成で基板に接着剤の塗布を行うことができる接着剤塗布機ユニットを提供することを目的とする。
請求項1に記載の接着剤塗布機ユニットは、基板搬送路の固定側部材に着脱自在に取り付けられるベース部と、ベース部に設けられたヘッド移動機構と、ヘッド移動機構によりベース部に対して移動して基板搬送路上に位置決めされた基板に接着剤を塗布する塗布ヘッドとを備えた。
請求項2に記載の接着剤塗布機ユニットは、請求項1に記載の接着剤塗布機ユニットであって、ベース部は、基板搬送路の基板搬送方向と直交する方向に延びた固定テーブルを備え、ヘッド移動機構は、基板搬送路の基板搬送方向に延び、固定テーブルに沿って移動する第1移動テーブルと、第1移動テーブルに沿って移動し、塗布ヘッドを昇降自在に支持する第2移動テーブルとを備えた。
請求項3に記載の接着剤塗布機ユニットは、請求項1又は2に記載の接着剤塗布機ユニットであって、基板搬送路により搬送される基板と当接して基板搬送路上での基板の位置決めを行う位置決め手段を備えた。
本発明によれば、基板搬送路の固定側部材に着脱自在に取り付けられるベース部、ベース部に設けられたヘッド移動機構及びヘッド機構によりベース部に対して移動して基板搬送路上に位置決めされた基板に接着剤を塗布する塗布ヘッドが1つのユニットとして構成されており、ベース部を基板搬送路の固定側部材に取り付けるだけで使用することができる。このため従来の高価な専用品に比べて格段に安価な構成で基板に接着剤の塗布を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態における接着剤塗布機ユニットの斜視図、図2は本発明の一実施の形態における接着剤塗布機ユニットの側面図、図3は本発明の一実施の形態における接着剤塗布機ユニットの一部分解斜視図、図4は本発明の一実施の形態における接着剤塗布機ユニットの制御系統図、図5は本発明の一実施の形態におけるユニット側コントローラの斜視図である。
図1、図2及び図3において、接着剤塗布機ユニット1は、基板2を一定の方向に搬送する既存の基板搬送路3に着脱自在に取り付けることができる構成となっている。基板搬送路3は、互いに平行に配設された2本の固定ビーム(固定側部材)4a,4bとその間に設けられた可動ビーム4c及び対向する一方の固定ビーム4aと可動ビーム4cそれぞれの内側面に設けられた一対のコンベア5から成り、各コンベア5は搬送路側コントローラ6によって制御されるコンベア駆動モータ5aによって一定の方向(図3中に示す矢印A)に駆動される(図4)。
可動ビーム4cは可動ビーム4cと直交して設けられた幅調整用送り螺子7aと図示しないナット部において螺合しており、搬送路側コントローラ6から幅調整用送り螺子駆動モータ7bを駆動すると(図4)、幅調整用送り螺子7aが回転して可動ビーム4cは基板搬送路3の幅方向に移動し、コンベア5の幅(両コンベア5の間隔)が変化する。コンベア5の幅は搬送する基板2のサイズに応じて設定する。
接着剤塗布機ユニット1は、基板搬送路3が備える2本の固定ビーム4a,4bにコンベア5を跨いで取り付けられるベース部10と、ベース部10に設けられたヘッド移動機構13及びヘッド移動機構13によりコンベア4の上方を移動して基板搬送路3上に基板2に接着剤を塗布する塗布ヘッド14を備えている。
ベース部10は、基板搬送路3の2つの固定ビーム4a,4bに着脱自在に取り付けられる一対のテーブル支持部材11と、これら一対のテーブル支持部材11に掛け渡され、両テーブル支持部材11が2つの固定ビーム4a,4bに取り付けられた状態で基板搬送路3による基板2の搬送方向と直交する方向に延びる固定テーブル12から成る。
ヘッド移動機構13は、固定テーブル12の上方を固定テーブル12と直交する方向に(すなわち基板搬送路3の基板搬送方向に)延びて設けられた第1移動テーブル15、第1移動テーブル15の側方に設けられた第2移動テーブル16、固定テーブル12に沿って第1移動テーブル15を移動させる第1移動テーブル送り機構17及び第1移動テーブル15に沿って第2移動テーブル16を移動させる第2移動テーブル送り機構18を備える。
第1移動テーブル送り機構17は、固定テーブル12と平行に延び、第1移動テーブル15の図示しないナット部に螺合した第1送り螺子17aと、この第1送り螺子17aを回転駆動する第1送り螺子駆動モータ17bから成る。この接着剤塗布ユニット1が備えるユニット側コントローラ20から第1送り螺子駆動モータ17bを駆動して第1送り螺子17aを回転させると(図4)、第1移動テーブル15が固定テーブル12上を第1送り螺子17aに沿って(すなわち固定テーブル12に沿って)基板搬送路3の幅方向に移動する(図1中に示す矢印B)。
第2移動テーブル送り機構18は、第1移動テーブル15と平行に延び、第2移動テーブル16の図示しないナット部に螺合した第2送り螺子18aと、この第2送り螺子18aを回転駆動する第2送り螺子駆動モータ18bから成る。ユニット側コントローラ20から第2送り螺子駆動モータ18bを駆動して第2送り螺子18aを回転させると(図4
)、第2移動テーブル16が第1移動テーブル15上を第2送り螺子18aに沿って(すなわち第1移動テーブル15に沿って)基板搬送路3の基板搬送方向に移動する(図1中に示す矢印C)。
塗布ヘッド14は第2移動テーブル16に昇降自在に支持されており、下方に突出して延びたノズル14aを有している。ユニット側コントローラ20から塗布ヘッド14に内蔵された塗布ヘッド昇降モータ19aを駆動すると(図4)、塗布ヘッド14が第2移動テーブル16に対して昇降する(図3中に示す矢印D)。ユニット側コントローラ20から塗布ヘッド14に内蔵された吐出アクチュエータ19bを駆動すると(図4)、ノズル14aの先端(下端)部から接着剤が下方に吐出される。
テーブル支持部材11のそれぞれ底部には複数の固定螺子取り付け穴11aが設けられており、基板搬送路3の固定ビーム4a,4bの上部には上方に開口したT字状の溝8が設けられている。固定ビーム4a,4bの溝8内に図示しないナットを設置したうえで、このナットにテーブル支持部材11の固定螺子取り付け穴11aを上方から挿通させた固定螺子9を螺合させることによって、テーブル支持部材11を固定ビーム4a,4bに固定することができる。本実施の形態における基板搬送路3は2本の固定ビーム4a,4bのほかに可動ビーム4cも有しているが、このような場合であってもテーブル支持部材11は2本の固定ビーム4a,4bに固定される。
一対のテーブル支持部材11が2本の固定ビーム4a,4bに取り付けられると、固定テーブル12は基板搬送路3の上方を基板搬送方向と直交する方向(基板搬送路3の幅方向)に延び、第1移動テーブル15は基板搬送路3の上方を基板搬送方向(基板搬送路3の延びる方向)に延びた状態となる。
ユニット側コントローラ20は、一方側のテーブル支持部材11の側面に着脱自在に取り付けられている。図5において、ユニット側コントローラ20は、ヒンジ21まわりに開閉自在な扉22を有した筐体23内に、接着剤塗布機ユニット1が備える各アクチュエータ(第1送り螺子駆動モータ17b、第2送り螺子駆動モータ18b、塗布ヘッド昇降モータ19a、吐出アクチュエータ19b等)の駆動回路を収納した駆動回路ボックス24,25のほか、電源回路を収納した電源回路ボックス26と、シーケンスプログラムの記憶回路を収納した記憶回路ボックス27を備えている。このユニット側コントローラ20では、発熱量が相対的に大きい駆動回路ボックス24,25と電源回路ボックス26は、発熱量が相対的に小さい記憶回路ボックス27の上方又は側方に配置されている。
これら回路ボックス24,25,26,27の上方にはディスプレイを兼ねたタッチパネル28が設けられており、このタッチパネル28の操作によってシーケンスプログラムの入力などのユニット側コントローラ20に対する所要の操作を行うことができる。
図5において、ユニット側コントローラ20のテーブル支持部材11への取り付け面である筐体23の背面板23aには複数の放熱孔29が設けられており、回路ボックス24,25,26,27から発生した熱が筐体23内にこもらないようになっている。これら複数の放熱孔29は、ユニット側コントローラ20をテーブル支持部材11に螺設するための螺子取り付け穴も兼ねており、ユニット側コントローラ20は放熱孔29に挿設される複数の螺子30によってテーブル支持部材11側に着脱自在に取り付けられるようになっている。ここで、テーブル支持部材11側の螺子取り付け穴11bと螺子30によって結合されるユニット側コントローラ20の背面板23aの放熱孔29(螺子取り付け穴)は任意に選択することができるので、必要に応じてテーブル支持部材11に対するユニット側コントローラ20の取り付け位置の調整を行うことができる。
第1移動テーブル15の先端部には、基板搬送路3により搬送される基板2の前端部と当接して基板搬送路3上での基板2の位置決めを行う位置決め機構31が設けられている。この位置決め機構31は、第1テーブル15の下面に垂下されたシリンダ部32と、シリンダ部32から下方に突出して延びたピストンロッド33を有して成り、シリンダ部32の側面(基板2が送られてくる側の面)には基板検出センサ34が備えられている。ピストンロッド33は、ユニット側コントローラ20からロッド昇降電磁弁31aを作動させることによって(図4)、空圧アクチュエータであるシリンダ部32を駆動して昇降させることができる(図3中に示す矢印E)。
接着剤塗布機ユニット1が基板搬送路3の固定ビーム4a,4bに取り付けられた状態では、位置決め機構31のピストンロッド33の下端はコンベア5によって搬送されてくる基板2の上面と近接しており、ピストンロッド33の上動位置(図2において実線で示す位置)ではピストンロッド33の先端部は基板2の上方に位置し、ピストンロッド33の下動位置(図2において一点鎖線で示す位置)ではピストンロッド33の先端部は基板2の下方に位置する。
基板搬送路3の下方には基板固定部材40が昇降自在に設けられている。この基板固定部材40は、接着剤塗布機ユニット1が基板搬送路3の固定ビーム4a,4bに取り付けられた状態で、位置決め機構31のピストンロッド33よりも基板搬送方向の手前側(基板2が送られてくる側)に位置している。基板固定部材40は、搬送路側コントローラ6から固定部材昇降電磁弁40aを作動させることにより(図4)、図示しない空圧アクチュエータを介して昇降させることができる(図1中に示す矢印F)。
次に、本実施の形態における接着剤塗布機ユニット1を用いて基板2に接着剤を塗布する動作手順を説明する。これには先ず、接着剤塗布機ユニット1のベース部10(テーブル支持部材11)を基板搬送路3の固定側部材である固定ビーム4a,4bに固定し、接着剤塗布機ユニット1が備えるユニット側コントローラ20と基板搬送路3が備える搬送路側コントローラ6をコネクタケーブル6aによって接続する(図2及び図4)。
上記工程が終了したら、ユニット側コントローラ20はロッド昇降電磁弁31aを作動させて位置決め機構31のピストンロッド33を下動させたうえで、搬送路側コントローラ6に信号を送ってコンベア5を作動させ、基板2を基板搬送路3上で搬送させる。コンベア5によってその進行方向(図3中に示す矢印A)に搬送されてきた基板2は下動位置に位置したピストンロッド33に当接し、基板搬送路3上で位置決めされる。基板2がピストンロッド33に当接する位置に到達したことは基板検出センサ34によって検出され、その信号がユニット側コントローラ20に送られると(図4)、ユニット側コントローラ20は搬送路側コントローラ6に信号を送ってコンベア5を停止させる。そして、ロッド昇降電磁弁31aを作動させて位置決め機構31のピストンロッド33を上動させるとともに、搬送路側コントローラ6に信号を送って基板固定部材40を上動させる。これによりコンベア5上の基板2は基板固定部材40と固定ビーム4a及び可動ビーム4cの上面に設けられた基板抑え部材41によって挟持され、基板搬送路3上に固定される。
基板2が基板搬送路3上に固定されたら、ユニット側コントローラ20は第1送り螺子駆動モータ17bを駆動して固定ビーム12に対する第1移動テーブル15の移動を行うとともに、第2送り螺子駆動モータ18bを駆動して第1移動テーブル15に対する第2移動テーブル16の移動を行い、塗布ヘッド14を水平面内で移動させて基板2の上方に位置させる。そして、塗布ヘッド昇降モータ19aを駆動して塗布ヘッド14を下動させたうえで(図2中における一点鎖線で示すノズル14a参照)、吐出アクチュエータ19bを作動させ、基板2上の所定位置に接着剤を所要量塗布する。基板2上に接着剤を塗布すべき箇所が複数ある場合には、塗布ヘッド14を移動させて必要箇所のそれぞれに接着
剤を所要量塗布する。本実施の形態では、基板2上の複数のランド2aに接着剤を塗布する。
基板2上への接着剤の塗布が終了したら、ユニット側コントローラ20は搬送路側コントローラ6に信号を送って基板固定部材40下動させ、基板搬送路3上での基板2の固定を解除する。そして、搬送路側コントローラ6に信号を送ってコンベア5を作動させ、基板2を次の工程(ここでは接着剤を塗布した基板2のランド2aに電子部品を実装する工程)を行う電子部品実装装置に搬送する。
このように本実施の形態における接着剤塗布機ユニット1では、基板搬送路3の固定側部材である固定ビーム4a,4bに着脱自在に取り付けられるベース部10、ベース部10に設けられたヘッド移動機構13及びヘッド機構13によりベース部10に対して移動して基板搬送路3上に位置決めされた基板2に接着剤を塗布する塗布ヘッド14が1つのユニットとして構成されており、ベース部10を基板搬送路3の固定側部材(固定ビーム4a,4b)に取り付けるだけで使用することができる。このため従来の高価な専用品に比べて格段に安価な構成で基板に接着剤の塗布を行うことができる。
ここでベース部10は、基板搬送路3の基板搬送方向と直交する方向に延びた固定テーブル12を備え、ヘッド移動機構13は、固定テーブル12上を基板搬送路3の基板搬送方向に延び、固定テーブル12に沿って移動する第1移動テーブル15及び第1移動テーブル15上を第1移動テーブル15に沿って移動し、塗布ヘッド16を昇降自在に支持する第2移動テーブル16を備えた極めて簡素かつ制御の容易な構成となっているので、接着剤塗布機ユニット1をより安価にすることができる。
また、接着剤塗布機ユニット1は、基板搬送路3により搬送される基板2と当接して基板搬送路3上での基板2の位置決めを行う位置決め機構31(位置決め手段)を備えており、接着剤の塗布工程において必須となる基板2の位置決め機構31もユニット1自身に組み込まれているため、大変使い勝手がよい。なお、基板搬送路3側に設けられている基板固定部材40は必ずしも備えられている必要はなく、基板固定部材40が備えられていない場合であっても、位置決め機構31によって基板搬送路3上で基板2を位置決めしたうえでコンベア5の駆動を停止すれば、基板2に対する接着剤の塗布を行うことができる。
また、ヘッド移動機構13の動作制御を行うユニット側コントローラ20がベース部10(テーブル支持部材11)に取り付けられており、本ユニット1の動作制御に必須となる制御部が本ユニット1自身に組み込まれているため、使い勝手がよいうえ、大変シンプルな構成となっている。そして、このようなシンプルさを実現するためにユニット側コントローラ20が必要とする全ての回路(回路ボックス24,25,26,27)を一箇所にまとめて配置した結果、発熱量が相対的に大きい回路(駆動回路ボックス24,25及び電源回路ボックス26)と発熱量が相対的に小さい回路(記憶回路ボックス27)とが混在せざるを得なくなったが、前述のように、発熱量が相対的に大きい回路(駆動回路ボックス24,25及び電源回路ボックス26)は、発熱量が相対的に小さい回路(記憶回路ボックス27)の上方又は側方に配置しているので、発熱量が相対的に小さい回路が、発熱量が相対的に大きい回路からの熱を受けることによって誤作動を起こすなどの不具合の発生を防止することができる。
更に、ユニット側コントローラ20のベース部10(テーブル支持部材11)への取り付け面である背面板23aには複数の放熱孔29が設けられており、回路ボックス24,25,26,27から発生した熱がユニット側コントローラ20内(筐体23内)にこもらないようになっているが、ユニット側コントローラ20はこれら放熱孔29に挿設され
る螺子30によってベース部10に着脱自在に取り付けられるようになっているので、ユニット側コントローラ20をベース部10に取り付けるための螺子穴を別途設ける工程を省いてコストダウンを図ることができるようになっている。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述の実施の形態に示したものに限定されない。例えば、上述の実施の形態では、ベース部10は基板搬送路3の2つの固定側部材(固定ビーム4a,4b)を跨ぐように設けられる構成であったが、1つの固定側部材に片持ち状態で取り付けられるものであってもよい。また、上述の実施の形態では、ヘッド移動機構13が、基板搬送路3の基板搬送方向に延び、固定テーブル12上を固定テーブル12に沿って(すなわち基板搬送方向と直交する方向に)移動する第1移動テーブル15と、第1移動テーブル15上を第1移動テーブル15に沿って移動し、塗布ヘッド14を昇降自在に支持する第2移動テーブル16とを備えた構成であったが、ベース部10に設けられて塗布ヘッド14を移動させ得る構成を有しているものであれば、その形態は特に限定されない。また、基板搬送路3により搬送される基板2と当接して基板搬送路3上での基板2の位置決めを行う位置決め手段は、必ずしも上述の実施の形態に示した位置決め機構31と同一の構成である必要はない。
また、上述の実施の形態では、ユニット側コントローラ20が備える複数の回路として駆動回路ボックス24,25、電源回路ボックス26及び記憶回路ボックス27を示したが、ユニット側コントローラ20が備える回路はこれらのものに限定されるわけではない。また、ユニット側コントローラ20のベース部10への取り付け面(背面板23a)に形成された放熱孔29の形状や数、配置などは上述の実施の形態(図5)に示したものに限定されるわけではない。
従来の高価な専用品に比べて格段に安価な構成で基板に接着剤の塗布を行うことができる。
本発明の一実施の形態における接着剤塗布機ユニットの斜視図 本発明の一実施の形態における接着剤塗布機ユニットの側面図 本発明の一実施の形態における接着剤塗布機ユニットの一部分解斜視図 本発明の一実施の形態における接着剤塗布機ユニットの制御系統図 本発明の一実施の形態におけるユニット側コントローラの斜視図
符号の説明
1 接着剤塗布機ユニット
2 基板
3 基板搬送路
4a,4b 固定ビーム(固定側部材)
10 ベース部
12 固定テーブル
13 ヘッド移動機構
14 塗布ヘッド
15 第1移動テーブル
16 第2移動テーブル
31 位置決め機構(位置決め手段)

Claims (3)

  1. 基板搬送路の固定側部材に着脱自在に取り付けられるベース部と、ベース部に設けられたヘッド移動機構と、ヘッド移動機構によりベース部に対して移動して基板搬送路上に位置決めされた基板に接着剤を塗布する塗布ヘッドとを備えたことを特徴とする接着剤塗布機ユニット。
  2. ベース部は、基板搬送路の基板搬送方向と直交する方向に延びた固定テーブルを備え、ヘッド移動機構は、固定テーブル上を基板搬送路の基板搬送方向に延び、固定テーブルに沿って移動する第1移動テーブルと、第1移動テーブル上を第1移動テーブルに沿って移動し、塗布ヘッドを昇降自在に支持する第2移動テーブルとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の接着剤塗布機ユニット。
  3. 基板搬送路により搬送される基板と当接して基板搬送路上での基板の位置決めを行う位置決め手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の接着剤塗布機ユニット。
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