JP2008136799A

JP2008136799A - 足先保温マット

Info

Publication number: JP2008136799A
Application number: JP2006350587A
Authority: JP
Inventors: Takako Hirata; 孝子平田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2006-11-29
Filing date: 2006-11-29
Publication date: 2008-06-19
Anticipated expiration: 2026-11-29
Also published as: JP4750687B2

Abstract

【課題】本発明は足首下が冷えるのを防止するための保温マットで、床からの冷気を遮断するとともに、足先に接する周囲の冷気を遮断することにより足先を保温するものである。
【解決手段】本発明品は足の保温のために、床マットに毛足の長い植毛を施し、且つマット先端に足先を包み込むような袋状カバー部を儲け、この袋状カバー部内部に足を包み込む長さを持つ長さの毛先の植毛を施し、足底側には断熱材を設けた。さらに床面側に両面接着シート設け、本発明の足先保温マットを床に敷設したとき、容易に滑って位置移動することのないようにした
【選択図】図１

Description

本発明は、机に向かって長時間座るとき、部屋全体に対して床面付近の温度の低い所に位置する足先および足底が冷えるのを防止するものである。

また、足先保温マットを床に敷設したとき、床面上を足先保温マットが滑らないようにしたものである。

従来、このような足が冷えるのを軽減あるいは防止することを目的とした保温マットはあるが、マット面に毛足の短い植毛を施したもの、あるいは布状のものがある。

また、このような足が冷えるのを軽減あるいは防止することを目的とした保温マットはあるが、いずれも形状としては平坦な平面状態の保温マットであり、単に足底が床からの冷気の影響を受けるのを軽減する程度のものであり、床面に敷いて置くだけの使用法としての機能でしかないために、実際には期待されるほどの足の保温効果は得られない。

これらの保温マットは床面に敷いて床面からの冷気が足底に伝わるのを軽減する目的のもので、素足、あるいは靴下を履いた状態の足底の保温を目的としたものであり、靴などの履物を履いた状態では意味がないものである。

また、これらの保温マットは床面に敷いて置くだけを想定したものであるため、これらの保温マットは床面上を滑るのを防止するために、塩化ビニール樹脂、生ゴム、合成ゴムなど保温マット床面側につけたものがあるが、いずれにしても床面に接するマット面に埃が付着してくると床面上を滑りやすくなり、保温マットは定位置に固定されず、使用短期間のうちにマットの床面との防滑効果は期待されるものではなくなる。

また、以上に述べた状況では、足の保温は床面からの冷気を軽減する程度のもので、これは足底のみの保温に対処したものであるため、足の甲側の保温効果は得られないため、足の甲が冷えることをも防止できる効果が得られることを目的とする。

また、床面は仕事場とかでは通常は土足のままの状況が普通であるため、仕事では机に向かったとき、わざわざ履物を脱ぐといったことをせずとも、履物を着用したまま、足の甲まで保温できることを目的とする。

また、マットを床面に敷設しただけの状態では、床面上を滑りやすいために、摩擦抵抗の大きい合成ゴム材を塗布したもの、あるいは他の摩擦抵抗の大きい素材を使用したものなど、マットの滑り止めとして摩擦抵抗を大きくするために各種の加工をしたものがあるが、床面の埃などの影響で効果が薄く、それが土足用の床では顕著である。

このような状況では、絶えずマットが所定位置からずれるのが不快でもあり、更に場合によっては、マットが滑ることで足をとられるなどの危険をはらんでいる。

課題を解決する手段

以上に述べた目的を達成するために、足先保温マット表面４は毛足の長い植毛２を施す。そして、足先保温マットに足を乗せたとき、足の甲が被さるように袋状カバー部１を構成させる。袋状カバー部１の内側の足の甲１３に接する側は、袋状カバー部内の長い植毛２を形成させる。この袋状カバー部内の長い植毛２の長さは、足先を挿入したとき、足の甲１３に被さる長い毛足の植毛を施す。

上記袋状カバー部１は靴１４を履いたまま差し込めるだけの余裕をもった寸法に仕上げる。

保温マット表面４と床面に接する両面接着シート基材部９との間には、熱の伝導を遮断させるために空気室を多く含んだ断熱材を設ける。発砲ウレタン断熱材５を使用するが、この断熱材は発砲ウレタンに限定されない。

また、上記断熱を目的とするために、段ボール紙を使用することで、断熱効果を手軽にあげるために、足先保温マット表面４と両面テープ基材部９との中間にファスナーがついた袋状部を形成させ、この袋状部に段ボール紙を挿入して、段ボール紙を断熱材として用いる方式にしてもよい。

床面側には、両面接着シート基材部９を設け、ここに両面接着シート１０を貼り付ける。この両面接着シート１０の床面に当たる側は低粘着特性を有する接着シートを使用すると床面より、本足先保温マットを剥がすのが容易であり、床に本発明の足先保温マットを接着敷設した後、再び本足先保温マットを取り外し、あるいは移動を容易にする。この両面接着シート１０の床面側が低粘着性であっても充分な摩擦抵抗が得られるために、足先保温マットが横滑りすることはない。

両面接着シート１０の床面への接着側には、使用開始するまでは両面接着シート１０を保護、または他へのくっつきを防ぐために、剥離性を持たせた、紙シート、または、薄いポリプロピレン樹脂製シートを使った剥離製保護シート１１を張り付けておく。

発明の効果

通常、事務所などの床は室温に比べかなり温度が低く、部屋の室温といえども、床に熱を奪われる床面付近は温度が低い。この温度差は床面に近くなるほど顕著な現象であり、この温度差による足の冷えを防ぐために本発明を使用することで、床面への足の熱の流出を防止するとともに、足先を差し入れたとき、袋状カバー部１内に形成させた、足を包みこむように深い毛足の袋状カバー部内の長い植毛２により、足先へ入る冷空気を遮断することとなり、足先の保温が確保される。

以下、本発明の実施の形態を以下、図と符合に基づいて説明する。本発明の足先保温マットを床に敷設設置するには、剥離性保護シート１１を足先保温マットの両面接着シート１０より剥がして、両面接着シート１０を床面に接着設置する。床が土足のまま使用する事務所などでは、履物を履いたまま、足先保温マットの袋状カバー部１に靴を履いたまま足先を差し入れる。

靴下を履いた状態で足先を袋状カバー部１に差し込む場合も上述の状況と同じで、差し込まれた足先を袋状カバー部１内の袋状カバー部内の長い植毛２が、足先を包み込むように被さるために、周りの冷気が袋状カバー部１内に流入することがなく、冷気に足先の体温が奪われることがない。

本発明の足先保温マットの参考斜視図である。断熱材としてダンボール紙を挿入できるようファスナーが付いた袋状の断熱材収納部を設けた本発明の足先保温マットの参考斜視図である。足先保温マットの床面に敷設する部位の部分断面図である。足先保温マットの床面に敷設する部位の部分断面図であり、断熱部材の交換挿入が出来る袋状部に段ボールを挿入した状態の図である。足先保温マットの袋状カバー部に足を差し入れた状態の断面状況の図である。足先保温マットの袋状カバー部に靴を履いたまま足を差し入れた状態の断面状況の図である。断熱材を交換挿入できるようファスナーが付いた袋状の断熱材収納部を設けた本発明の足先保温マットの側面外観図である。断熱材として段ボール紙を袋状の断熱材収納部に挿入する状況を示す参考側面外観図である。断熱材として段ボール紙を装着した本足先保温マットをサンダルを履いたまま使用する状況の参考断面図である。机の下に本発明の足先保温マットを敷設した状況の使用状態を示す参考図である。

符合の説明

１袋状カバー部
２袋状カバー部内の長い植毛
３毛足の長い植毛
４保温マット表面
５発砲ウレタン断熱材
６段ボール紙
７段ボール紙を収納する袋状部
８ファスナー
９両面接着シート基材部
１０両面接着シート
１１剥離性保護シート
１２空気室
１３足の甲
１４靴
１５サンダル
１６机
１７足先保温マット

Claims

足先保温マットの一方向側に足先を差し入れる袋状カバー部を形成させるとともに、足に触れる側の保温マット表面には毛足の長い植毛を施し、この植毛状態は、袋状カバー部内部に於いては足先を差し入れたとき、足の甲側より足先を包み込む状態になるよう、足の裏側に接する毛足の長い植毛より更に長い毛先の植毛状態を形成させた、足先保温マット。
請求項１に記載の足先保温マットの床面に接する側には両面接着シートを貼り付けてあり、この両面接着シートを貼りつけてある両面接着シート基材部と、足を置く植毛された保温マット表面との中間部に空気室の多い断熱部を設けた足先保温マット。
請求項１に記載の両面接着シートを貼りつけてある両面接着シート基材部と、足を置く植毛された中間に、異なる断熱部材を収納する袋状部を設けた足先保温マット。