JP3206926U - 長靴 - Google Patents

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鈴木 孝昌
孝昌 鈴木
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Abstract

【課題】 長靴において、使用者の足元に十分な防寒性能を確保しながら、足蒸れ等を防いで靴内環境の快適化を図ること。【解決手段】 長靴10の裏布20が爪先部22の側の保温素材30と、履口部21の側の他の素材40からなるものとされ、保温素材30は、少なくとも爪先部22に対応する一部において、裏布20の内部に挿入された足1に直接的に接するように設けられ、他の素材40は裏布20の内部に挿入された足1との間に通気空間Aを形成するように設けられてなるもの。【選択図】 図1

Description

本考案は長靴に関する。
従来の長靴として、特許文献1に記載の如く、長靴本体の内面に設けられる裏布の素材に保温性のあるボア素材からなるものを用いて、防寒性を向上できるとしたものが開示されている。
実開昭61-153503号公報
冬期の低温時には、長靴を履いた使用者の足元から冷え初め、全身で寒さを感じることがある。このような場合、特許文献1に記載の如くのボア素材を備えた長靴では、ボア素材の毛足が短く、使用者の足を毛で包み込むことができず、十分な防寒性を確保できない。
また、特許文献1に記載の長靴の使用環境によっては、ボア素材により温められて使用者の足元に発生した汗等の湿気が靴内にこもり、靴内環境を損ねて足蒸れを生ずる等のおそれがある。
本考案の課題は、長靴において、使用者の足元に十分な防寒性能を確保しながら、足蒸れ等を防いで靴内環境の快適化を図ることにある。
請求項1に係る考案は、長靴本体の内面に裏布が設けられ、この裏布の内部の履口部の側から爪先部の側へ足が挿入されて用いられる長靴であって、裏布における履口部から爪先部への足の挿入経路の中間部を素材切換部として定め、裏布の爪先部から素材切換部までの範囲に設けられる素材が保温素材からなり、裏布の履口部から素材切換部までの範囲に設けられる素材が上記保温素材と異なる他の素材からなるものとされ、保温素材は、少なくとも爪先部に対応する一部において、裏布の内部に挿入された足に直接的に接するように設けられ、他の素材は裏布の内部に挿入された足との間に通気空間を形成するように設けられてなるようにしたものである。
請求項2に係る考案は、請求項1に係る考案において更に、前記裏布の内部に足のひざ下部までが挿入されるとき、裏布の内部で足首よりも上部に対応する部位が素材切換部とされてなるようにしたものである。
請求項3に係る考案は、請求項1又は2に係る考案において更に、前記保温素材がボア素材からなり、ボア素材の毛が裏布の内部に挿入された足に直接的に接するように設けられるようにしたものである。
請求項4に係る考案は、請求項3に係る考案において更に、前記ボア素材が基材の表面に多数の毛を林立してなり、毛の長さが0.5cm乃至6.0cmの範囲に設定されてなるようにしたものである。
請求項5に係る考案は、請求項1乃至4のいずれかに係る考案において更に、前記他の素材がウレタン素材、天然繊維、化学繊維素材から選ばれた一種からなるようにしたものである。
請求項6に係る考案は、請求項1乃至5のいずれかに係る考案において更に、前記長靴本体には、該長靴が保温履物であることを示した商品表示が付されてなるようにしたものである。
(請求項1)
(a)長靴において、裏布の爪先部から素材切換部までの範囲に設けられる保温素材が、裏布の少なくとも爪先部に対応する一部において、裏布の内部に挿入された足に直接的に接する。従って、使用者が長靴を履くと、保温素材が使用者の足の少なくとも爪先を含む部分に直接的に接してこれを包み込み、履いた瞬間から保温素材の存在による暖かさを実感できる。冬期の低温時に、使用者の足元に十分な防寒性能を確保できる。
(b)長靴において、前記裏布の履口部から素材切換部までの範囲に設けられる他の素材が、裏布の内部に挿入された足との間に通気空間を形成する。従って、保温素材により温められて使用者の足元に発生した汗等の湿気は、上記の通気空間から靴外に放出され、靴内環境の快適化を図り、足蒸れ等を防止できる。
(請求項2)
(c)長靴において、前記裏布の内部に足のひざ下部までが挿入されるとき、裏布の内部で足首よりも上部に対応する部位が素材切換部とされる。使用者の足の爪先乃至足首の上部の範囲に対して十分な防寒性を確保するとともに、すね、ふくらはぎの周囲には確実に通気空間を形成して靴内環境の快適化を図ることができる。
(請求項3)
(d)前記保温素材がボア素材からなり、ボア素材の毛が裏布の内部に挿入された足に直接的に接するように設けられる。従って、ボア素材の毛足の長い毛により、使用者の足の少なくとも爪先を含む部分を確実に包み込み、使用者の足元に十分な防寒性を確保するものとすることができる。
(請求項4)
(e)前記ボア素材が基材の表面に多数の毛を林立してなり、毛の長さが0.5cm乃至6.0cmの範囲に設定される。これにより、使用者の足の少なくとも爪先を含む部分を確実に包み込み、使用者の足元に十分な防寒性を確保するものとすることができる。
(請求項5)
(f)前記他の素材として、ウレタン素材を用いることができる。ウレタン素材に限らず、天然繊維、化学繊維素材等を用いても良い。
(請求項6)
(g)前記長靴本体には、該長靴が保温履物であることを示した商品表示が付されるものとすることができる。
図1は実施例1の長靴を示す模式断面図である。 図2は実施例2の長靴を示す模式断面図である。 図3は実施例3の長靴を示す模式断面図である。 図4は実施例4の長靴を示す模式断面図である。 図5は札状商品表示を示す模式図である。 図6は帯状商品表示を示す模式図である。
(実施例1)(図1、図5、図6)
図1に示す長靴10は、ゴム(ゴム以外のPVC、EVA、PUその他の素材でも可)からなる長靴本体11の内部に裏布20を設けている。長靴10にあっては、裏布20の内部の履口部21の側から爪先部22の側へ足1が挿入されて用いられる。本実施例において、裏布20は、インナーソックス(靴下状袋体)20Aの形態からなる場合もある。
尚、図1において、1Aは爪先、1Bは踵、1Cは足裏、1Dは甲、1Eはくるぶし、1Fは足首、1Gはすね、1Hはふくらはぎを示す。
裏布20は、履口部21から爪先部22への足1の挿入経路の中間部を素材切換部23として定める。裏布20は、爪先部22から素材切換部23までの範囲に設けられる素材を保温素材30からなるものとされ、履口部21から素材切換部23までの範囲に設けられる素材を保温素材30と異なる他の素材40からなるものとされている。
本実施例の長靴10にあっては、使用者の足1が裏布20の内部に膝下部まで挿入されたとき、図1に示す如く、裏布20の内部で足首1Fよりも上部に対応する部位(長靴本体11の靴底12から高さJをなす位置)が素材切換部23とされる。但し、素材切換部23は、長靴本体11の靴底12から高さKをなす位置(すね1G及びふくらはぎ1Hに対応する部位)等、履口部21から爪先部22への足1の挿入経路の中間部におけるいかなる位置に設定されても良い。
保温素材30は、少なくとも爪先部22に対応する一部、本実施例では爪先部22から素材切換部23に渡る全部において、裏布20の内部に挿入された足1に直接的に接するように設けられる。本実施例では、保温素材30は、裏布20の内部に挿入された足1における爪先1A、踵1B、足裏1C、甲1D、くるぶし1E、足首1Fの上部に直接的に接するものになる。
保温素材30は、本実施例において、ボア素材31からなる。ボア素材31は、基材31Aの表面に多数の直毛状、ウエーブ状、カール状等の毛31Bを林立させてなり、毛31Bが直毛状、ウエーブ状、カール状等のいずれであっても伸ばしたときの長さが0.5cm乃至6.0cmの範囲、より好適には1.0cm乃至4.0cmの範囲に設定される。ここで、「林立」とは、毛31Bが基材31Aの表面に対して交差して立設していることを言う。これにより、ボア素材31の毛31Bの少なくとも先端部は裏布20の内部に挿入された足1に直接的に接するように設けられる。ボア素材31の基材31Aは、不織布、ポリエステル生地等の化繊素材からなるものでも良い。
他の素材40は、裏布20の内部に挿入された足1との間に筒状通気空間Aを形成する。本実施例では、他の素材40は、裏布20の内部に挿入された足1におけるすね1G及びふくらはぎ1Hの周囲に、通気空間Aを形成するものになる。
本実施例において、他の素材40はウレタン素材41からなる。ウレタン素材41は外側面(長靴本体11の内面に接する面)と内側面のそれぞれにポリエステル生地等の化繊生地を接着し、該ウレタン素材41を破損から保護しても良い。他の素材40は、ウレタン素材に限らず、天然繊維、化学繊維素材等の化繊素材等に代えることができる。
裏布20は、保温素材30と他の素材40とを素材切換部23において例えばジグザグ縫いで縫い合わされ、足1に渡る素材切換部23の凹凸を極力なくすとともに、強い縫製力を確保可能にしている。
本実施例において、裏布20は長靴本体11の内面に接着される。長靴10の製法は、例えば裏布20を製作し、この裏布20を型部材に被せ、裏布20の外側面に長靴本体11のゴムシートを巻いて貼り付けてゴム靴素材を形成し、このゴム靴素材の底部に長靴本体11のゴム製靴底12を接合して加硫成形を行ない、長靴10を得る。但し、裏布20は、長靴本体11の内面(長靴本体11の内面に貼着された例えば天然繊維、化学繊維素材の内面でも可)に脱着可能に設けることもできる。
長靴10は、商品陳列段階で、図5に示す札状商品表示100を付したり、図6に示す帯状商品表示200を付し、この長靴10が「足首までボアだからぽっかぽか!」等の表示により、防寒性能を高くした履物であることを説明できる。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)長靴10において、裏布20の爪先部22から素材切換部23までの範囲に設けられる保温素材30が、裏布20の少なくとも爪先部22に対応する一部において、裏布20の内部に挿入された足1に直接的に接する。従って、使用者が長靴10を履くと、保温素材30が使用者の足1の少なくとも爪先1Aを含む部分に直接的に接してこれを包み込み、履いた瞬間から保温素材30の存在による暖かさを実感できる。冬期の低温時に、使用者の足元に十分な防寒性能を確保できる。
(b)長靴10において、前記裏布20の履口部21から素材切換部23までの範囲に設けられる他の素材40が、裏布20の内部に挿入された足1との間に通気空間Aを形成する。従って、保温素材30により温められて使用者の足元に発生した汗等の湿気は、上記の通気空間Aから靴外に放出され、靴内環境の快適化を図り、足蒸れ等を防止できる。
(c)長靴10において、前記裏布20の内部に足1のひざ下部までが挿入されるとき、裏布20の内部で足首1Fよりも上部に対応する部位が素材切換部23とされる。使用者の足1の爪先1A乃至足首1Fの上部の範囲に対して十分な防寒性を確保するとともに、すね1G、ふくらはぎ1Hの周囲には確実に通気空間Aを形成して靴内環境の快適化を図ることができる。
(d)前記保温素材30がボア素材31からなり、ボア素材31の毛31Bが裏布20の内部に挿入された足1に直接的に接するように設けられる。従って、ボア素材31の毛足の長い毛31Bにより、使用者の足1の少なくとも爪先1Aを含む部分を確実に包み込み、使用者の足元に十分な防寒性を確保するものとすることができる。
(e)前記ボア素材31が基材31Aの表面に多数の毛31Bを林立してなり、毛31Bの長さが0.5cm乃至5.0cmの範囲に設定される。これにより、使用者の足1の少なくとも爪先1Aを含む部分を確実に包み込み、使用者の足元に十分な防寒性を確保するものとすることができる。
(f)前記他の素材40として、ウレタン素材41を用いることができる。ウレタン素材41に限らず、天然繊維、化学繊維素材等を用いても良い。
(g)前記長靴本体11には、該長靴10が保温履物であることを示した商品表示100、200が付されるものとすることができる。
尚、長靴10にあっては、裏布20の爪先部22から素材切換部23までの範囲を付加価値素材としてのボア素材31等の保温素材30により構成し、裏布20のその余の部分を通常素材であるウレタン素材41等の他の素材40により構成したから、長靴10の全体構成を簡易かつ低コストにし、十分な防寒性を確保しながら、靴内環境の快適化を実現できる。
(実施例2)(図2)
実施例2に係る長靴10Aは、実施例1に係る長靴10と同様に、裏布20における爪先部22から足1の足首1Fよりも上部に対応する素材切換部23までの範囲に保温素材30(ボア素材31)を設けるとともに、履口部21から素材切換部23までの範囲に他の素材40(ウレタン素材41A)を設けた。そして、長靴10Aが長靴10と実質的に異なる点は、温素材30(ボア素材31の毛31B)が、裏布20の内部に挿入された足1の爪先1A、踵1B、足裏1C、甲1Dに対してだけ直接的に接し、くるぶし1E、足首1Fの部分には接しないようにしたことにある。長靴10Aにあっても、長靴10におけると実質的に同様の作用効果を奏する。
(実施例3)(図3)
実施例3に係る長靴10Bが実施例1に係る長靴10と実質的に異なる点は、使用者の足1が裏布20の内部に膝下部まで挿入されたとき、裏布20の内部で足1の踵1B及び甲1Dに対応する部位を素材切換部23とした。そして、裏布20における爪先部22から素材切換部23までの範囲に保温素材30(ボア素材31)を設けるとともに、履口部21から素材切換部23までの範囲に他の素材40(ウレタン素材41)を設けた。これにより、長靴10Bでは、保温素材30(ボア素材31の毛31B)が、裏布20の内部に挿入された足1の爪先1A、踵1B、足裏1C、甲1Dに対して直接的に接するものになる。長靴10Bにあっても、長靴10におけると実質的に同様の作用効果を奏する。
(実施例4)(図4)
実施例4に係る長靴10Cが実施例1に係る長靴10と実質的に異なる点は、使用者の足1が裏布20の内部に膝下部まで挿入されたとき、裏布20の内部で足1における爪先1Aとくるぶし1Eに挟まれる間で、足裏1Cの中間部と甲1Dの中間部とを結んだ部位を素材切換部23とした。そして、裏布20における爪先部22から素材切換部23までの範囲に保温素材30(ボア素材31)を設けるとともに、履口部21から素材切換部23までの範囲に他の素材40(ウレタン素材41)を設けた。これにより、長靴10Cでは、保温素材30(ボア素材31の毛31B)が、裏布20の内部に挿入された足1の爪先1A、足裏1Cの爪先側部分、甲1Dの爪先側部分に対して直接的に接するものになる。長靴10Cにあっても、長靴10におけると実質的に同様の作用効果を奏する。
尚、本考案の長靴は、保温素材30として、以下の素材も採用できる。
i.アクリル繊維とウール繊維を混紡、混繊、混織したもの、例えばコーピロン(登録商標)ウール等、足1に接し、足1の発熱を吸熱乃至蓄熱する蓄熱機能部を少なくとも一部に備える素材。
ii.ウレタン等の多孔質体の孔に空気を蓄えて空気保温層を形成する保温層形成部を少なくとも一部に備える素材。
iii.天然繊維、化学繊維、又は両繊維を混ぜ合わせたものからなるボア繊維により構成されて足1に接する第1層と、天然繊維、化学繊維、両繊維を混ぜ合わせたもの、又は不織布から構成されて第1層の外側に積層される第2層とからなる素材。第1層は、汗等の湿気を吸湿して発熱し、高い抗菌吸汗性及び保温効果を発揮するとともに、毛足の長い柔らかなボア繊維構造で靴内の温かさを保ち、更に消臭機能を併せ持って長靴を履くときの悩みの1つである酸性臭やアルカリ臭を中和し、靴内環境を快適に保つ。第2層は、断冷効果の高い天然繊維、化学繊維、両繊維を混ぜ合わせたもの、又は不織布からなる上記素材により、底冷えするような寒い日や雪の日の靴底2からの冷えを防ぐ。
また、本考案の長靴は、保温素材30を構成するボア素材31として、以下の形態を採用できる。
・基材31Aの布と別体の毛31Bを該基材31Aに絡ませる等により、基材31Aに毛31Bを植毛する。これにより、基材31Aから立設される毛31Bの長さを均一又は不均一に調整する。
・基材31Aの布自体を例えば針状のもので引掻いて起毛することにより、毛31Bを形成する。これにより、基材31Aから立設される毛31Bの長さを均一又は不均一に調整する。
・摩擦布を使用して起毛する等の各種起毛技術を用いて起毛化された毛を備えるものとする。
・基材31Aから立設している毛31Bを加熱してカール状等に変形し、毛31Bの形状、長さを調整する。
また、本考案の長靴は、甲材料の素材や形状を変更したり、靴底をロール底やスパイク底等に変更し、或いは先芯を入れたセーフティータイプとし、更には、インナーソックス20Aの裏面にクッション性に優れたEVA、天然、化学繊維素材インソールを設けて歩行時の足裏への衝撃を緩和する等、軽量化、強化、安全性及び履き心地の向上等を図ることができる。
また、本考案の長靴は、履物全般に適用でき、運動靴、作業靴、セーフティーシューズ、雨靴、サンダル、革靴、子供靴、介護シューズ、登山靴、ハイキングシューズ、防寒靴、ルームシューズ、ウォーキングシューズ、ガーデンシューズ、ガーデンブーツ等に広く適用できる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述したが、本考案の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本考案に含まれる。例えば、本考案の長靴において、「裏布」は、インナーソックスタイプに限らない。また、「裏布」は長靴本体と接着される等によって一体化されても良いし、一体化されずに着脱自在とされても良い。
本考案によれば、長靴において、使用者の足元に十分な防寒性能を確保しながら、足蒸れ等を防いで靴内環境の快適化を図ることができる。
1 足
10 長靴
11 長靴本体
20 裏布
21 履口部
22 爪先部
23 素材切換部
30 保温素材
31 ボア素材
31A 基材
31B 毛
40 他の素材
41 ウレタン素材
A 通気空間

Claims (6)

  1. 長靴本体の内面に裏布が設けられ、この裏布の内部の履口部の側から爪先部の側へ足が挿入されて用いられる長靴であって、
    裏布における履口部から爪先部への足の挿入経路の中間部を素材切換部として定め、裏布の爪先部から素材切換部までの範囲に設けられる素材が保温素材からなり、裏布の履口部から素材切換部までの範囲に設けられる素材が上記保温素材と異なる他の素材からなるものとされ、
    保温素材は、少なくとも爪先部に対応する一部において、裏布の内部に挿入された足に直接的に接するように設けられ、
    他の素材は裏布の内部に挿入された足との間に通気空間を形成するように設けられてなることを特徴とする長靴。
  2. 前記裏布の内部に足のひざ下部までが挿入されるとき、裏布の内部で足首よりも上部に対応する部位が素材切換部とされてなる請求項1に記載の長靴。
  3. 前記保温素材がボア素材からなり、ボア素材の毛が裏布の内部に挿入された足に直接的に接するように設けられる請求項1又は2に記載の長靴。
  4. 前記ボア素材が基材の表面に多数の毛を林立してなり、毛の長さが0.5cm乃至6.0cmの範囲に設定されてなる請求項3に記載の長靴。
  5. 前記他の素材がウレタン素材、天然繊維、化学繊維素材から選ばれた一種からなる請求項1乃至4のいずれかに記載の長靴。
  6. 前記長靴本体には、該長靴が保温履物であることを示した商品表示が付されてなる請求項1乃至5のいずれかに記載の長靴。
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