JP3135460U - 靴の中敷き - Google Patents

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信一朗 田口
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Abstract

【課題】保温性を有し、履き心地が良く、健康増進につながる靴の中敷きを提供すること。
【解決手段】遠赤外線放射物質と磁鉄鉱を含有したスポンジゴム材2の両面に伸縮性布3を貼着し且つ小孔を列穿して中敷き本体1とした靴の中敷き。本体を靴底面よりも長く形成するとともに先端を折り返して靴のつま先面に沿って密接する反転部5を形成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、保温性に富む靴の中敷きに関する。
足の冷え防止や足にぬくもりを付与するために、靴の内部に挿入する中敷きの構造に腐心した技術は多数存在する(例えば特許文献1〜3参照)。
特許公開2001−299800号公報 登録実用新案第3095836号公報 登録実用新案第3086014号公報
特許文献1に記載の中敷きは、蓄熱材を中敷き内部に配置させ、冬場にはこれを専用の加熱器により加熱して蓄熱材によって足の保温を可能とする技術である。この中敷きはあらかじめ加熱器で加熱するという手間を要し、一定時間経過すると加熱効果が減衰してしまうためその都度必要に応じて加熱操作をするという煩わしさがある。ところでこのように電気的に加熱するものは一定以上の温度設定ができるという点では有利な反面、所期する以上の高温になると低温やけどになるおそれがある。また蓄熱用の加熱器を準備する必要もあり、それらの保管にもスペースを要するなどの問題がある。而してこの中敷きは単に足を加熱するものであり、寒冷時の使用には適しても血流の促進や細胞を活性化するほどの効果は所期されず、また通常の中敷きと異なり手軽に着用できないという不便もある。
特許文献2に記載の中敷きは、多量のマイナスイオンを放出するため健康増進に役立ち然もクッション性に富んで履き心地を良くしたことを特徴としている。この技術はマイナスイオンを発生する不織布で形成した基シートの上面に、合成繊維材からなるクッションシートを重ね合わせたもので、クッションシートは、通気孔を有する薄手の上面材と下面材、及び中間の起立状細毛群の三層構造のものであり、したがってクッションシート自体一定の厚みを有し全体的に厚手となるため折り曲げるには不向きで着用したときに靴の大きさによっては足との間に余裕がないと履きにくくなるという問題が残る。
特許文献3に記載の中敷きは、足裏にかかる力で中敷きに存在するトルマリンが脱落や偏りがなく、長期間効果を持続させることができるというものである。そのためにウレタンからなる弾性体とトルマリンを含有した不織布及び通気性の布帛を表層とし、各層間を熱溶融樹脂の繊維で熱接着して積層シート状物となし、これを裁断して靴の中敷きに形成したもので、トルマリンによるマイナスイオン効果や保温効果に加え、防臭性などを付与するとしている。トルマリンのマイナスイオン効果は一般的にも知られているため、それなりの効果は所期されるが、保温や血流促進機能が十分に発揮されるとは言い難く、また複数の布材を積層するためその分厚みが増すのと、製作に手数がかかるという懸念がある。
而して上記の従来技術は、靴の内面底に合わせて形成する一般的な中敷きの域を出ず、足の冷えを敏感にとらえる指先個所などの保温対策が万全とはいえない憾みがある。
本考案はこのような従来技術に鑑みてなされたものである。
すなわち本考案は、遠赤外線放射物質と磁鉄鉱を含有したスポンジゴム材の両面に伸縮性布を貼着し且つ小孔を列穿して中敷き本体とした靴の中敷きであって、該本体を靴底面よりも長く形成するとともに先端を折り返して靴のつま先面に沿って密接する反転部を形成したことを特徴としている。
また上記中敷き本体の後端を折り返して靴の踵壁面に沿って密接する起立部を形成することを特徴とする。
中敷き本体の横幅を靴底面より幅広に形成し、靴底の長手方向両側面に、屈曲した本体の両側板を沿設することを特徴とする。
中敷き本体と靴底面との間に両面粘着テープを介在させて、本体を靴底面に固定することを特徴とする。
中敷き本体の先端を折り返して形成した反転部が靴のつま先面に沿って密接できるため、靴を履いたときに足のつま先が本体の反転部に直接する。本体は遠赤外線を放射する物質と磁鉄鉱を含有してあり、したがって指先にも遠赤外線と磁気機能が働いて足裏と指先の血流の促進・細胞の活性化が図られる。また遠赤外線による保温機能の発揮により指先が温められることで足の冷え解消につながり、体全体にもじんわりとした温もりが実感される。特に冬季・寒冷時には足が冷えやすく、血行不良によって生じる様々な疾患も未然に防止でき、また血流がスムースになることで皮膚の細胞にも好影響を与え、また本体がスポンジゴム材で形成されているので靴の内面形状にフィットし、スポンジゴム材は十分な弾力性を有するので履き心地も良好となるなど効果大なるものがある。
中敷き本体は先端だけでなく後端を折り返して起立部を形成すると靴の踵壁面に沿って密接でき、したがって足の指先とともに踵部分にも遠赤外線放射と磁気作用を及ぼすことができ、足全体がそれらの影響をまんべんなく受けることにより、一層の保温機能が発揮される。
また中敷き本体の横幅を靴底よりも広く形成し、屈曲した両側板を靴底の長手方向両側面に沿設することで足を包み込むかたちとなり、足の側面にも遠赤外線と磁気の両作用が及び、したがって特に冷えの厳しい屋外での作業時などに使用するのに好適する。
中敷き本体を靴内に密接すると着用中に位置ずれすることはないが、万一に備えて中敷き本体と靴底面との間に両面粘着テープを介在させることにより中敷きは靴内に固定されるので位置ずれを未然に防止できる。
図面に基づき本考案を説明すると、図1において1は中敷き本体であり、主体であるスポンジゴム材2の両面に薄い伸縮性布3を貼着して構成される。スポンジゴム材2は、人体と密着すると遠赤外線を放射することのできる遠赤外線放射物質と、磁気を発生することのできる磁鉄鉱を含有し、クロロプレンゴムなどの合成ゴム材と混合して形成され、程よい弾力性を発揮する。伸縮性布3は中敷きにふさわしい各種色彩のものを使用できること勿論であり、そして本体1には通気性を持たせるための小孔4を列穿する。
本体1は通常の中敷きと異なって先端が長く形成され、長い部分は先端を折り返して反転部5となり、この反転部5が図2のように靴10のつま先面12の内面に密接する。この反転部5があるため靴10に足Fを入れると、指先は反転部5に当接して本体1のスポンジゴム材2から放射される遠赤外線の影響を受けて温められるとともに磁鉄鉱からの磁気作用が働いて生体の呼吸作用が活発となる。寒さで足が冷えると冷たさは指先が敏感に捉えるところ、この部分と足裏がスポンジゴム材2によって保温されるため頗る快適な履き心地となる。
遠赤外線には、生体との関わりから放射、深達力、共鳴吸収があるといわれ、このうち放射は光が空気を伝わらないで直接からだに達することである。また深達力は可視光線や近赤外線と異なり十分に皮下に達することであるから、からだを内部から温めて生体の物質を分子レベルで活性化できる。そして共鳴吸収は、人体を構成している物質である水分、タンパク質、酵素などの分子の内部で、原子及び原子団の固有の振動と、同じ振動数の遠赤外線が共鳴的に吸収されて分子エネルギーが高まる状態を意味し従って体内の働きを活性化させる特徴を有している。このことにより遠赤外線は、単にからだを温めるだけでなく体の内部から活性化エネルギーが高まり健康増進につながるという優れた機能を持つことが所期される。足は第2の心臓と言われるところ、前記遠赤外線を放射するスポンジゴム材2を靴底面11とつま先面12に配置したことで、本案中敷きの着用は単なる足の保温だけでなく、からだ全体にも好影響を与えることができる。
図3は中敷き本体1の後端を折り返して起立部6を形成した例を示す。該起立部6は、靴10の垂直な踵壁面13に沿って密接することができる。踵壁面13と一体的となったことで靴10に足を入れると、足の踵は起立部6に直接し、したがって踵全体がスポンジゴム材2から発する遠赤外線と磁気作用により血行促進、細胞活性化が図られる。特に踵は角質化しやすい個所でもあり、この部分を温め且つ血行を良くすることは足にかゝる負担を軽くして疲労を未然防止することにも通じ、更にはスポンジゴム材2のソフトな弾性が踵への感触を良好とするので履き心地も良くなるなどのメリットがある。
図4は中敷き本体1の横幅を靴底面11よりも幅広に形成した例を示す。通常の中敷きは靴底面に敷置し靴底の平坦面に密接する体裁をとるが、本案の中敷き本体1は柔軟で屈曲しやすく、幅広に形成しておくとその両側板7を、靴底面11の長手方向両側端の隅部を挟んで靴の両側面14に沿設できる。こうすることで靴内の足の両側にも遠赤外線の保温効機能が働き、特に寒冷地や積雪地など特に冷えの著しい場所での足の冷えを防止するのに有効に作用する。
図5は中敷き本体1と靴底面11との間に両面粘着テープ20を介在させた例を示す。粘着テープ20の表裏両面の粘着部が中敷き本体1を靴底面11に固定する。本来中敷きは靴にフィットして敷置されるので固定手段を設ける必要はないが、本案の場合、先端に反転部5があり、この反転部5は弾力性があってつま先を快く刺激し且つ捕捉するので履き方により万一つま先を反転部に強く押しつけてその分本体1が少しく移動することがあったとしても、あらかじめ本体1の底部の数カ所に両面粘着テープ20を配置しておけば本体1のずれを防止できる。
本案中敷きは図示のような構造であるが、本体1は靴の大きさ・形状等に応じて自由に裁断形成できるため可及的材料の無駄を省くことが可能であり、また必ずしも靴底に直接敷置するだけでなく、靴底面11と中敷きの間に別体の例えば滑り止め用のシート材を介装するようにしても良く、更には粘着テープ20の取り付けの仕方など本考案の目的効果を奏する範囲における構造上の変更も本考案の自由な実施の範疇に属する。
本案中敷きを示し、(a)は斜視図、(b)は図1のA−A断面図である。 本案中敷きを靴に取り付けた概略断面図である。 後端に起立部を形成した本案中敷きの説明図である。 両側板を形成した本案中敷きの説明図である。 両面粘着テープを配置した本案中敷きの説明図である。
符号の説明
1 中敷き本体
2 スポンジゴム材
3 伸縮性布
4 小孔
5 反転部
6 起立部
7 両側板
10 靴
11 靴底面
12 つま先面
13 踵壁面
14 両側面
20 両面粘着テープ

Claims (4)

  1. 遠赤外線放射物質と磁鉄鉱を含有したスポンジゴム材の両面に伸縮性布を貼着し且つ小孔を列穿して中敷き本体とした靴の中敷きであって、該本体を靴底面よりも長く形成するとともに先端を折り返して靴のつま先面に沿って密接する反転部を形成したことを特徴とする靴の中敷き。
  2. 中敷き本体の後端を折り返して靴の踵壁面に沿って密接する起立部を形成することを特徴とする請求項1記載の靴の中敷き。
  3. 中敷き本体の横幅を靴底面より幅広に形成し、靴底の長手方向両側面に、屈曲した本体の両側板を沿設することを特徴とする請求項1又は2記載の靴の中敷き。
  4. 中敷き本体と靴底面との間に両面粘着テープを介在させて、本体を靴底面に固定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の靴の中敷き。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012245168A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Midori Anzen Co Ltd 中敷き

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