JP2010126864A - 乳幼児用靴下 - Google Patents

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JP2010126864A JP2008306325A JP2008306325A JP2010126864A JP 2010126864 A JP2010126864 A JP 2010126864A JP 2008306325 A JP2008306325 A JP 2008306325A JP 2008306325 A JP2008306325 A JP 2008306325A JP 2010126864 A JP2010126864 A JP 2010126864A
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勉 山名
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Abstract

【課題】 乳幼児が這い這いをする際、足からズレて脱げることを防止し、また、床面上等を這い這いした際に滑り止め効果のある乳幼児用靴下を提供する。
【解決手段】 這い這いを始めた乳幼児が着用する乳幼児用靴下1であって、本体部2、開口部3、滑止材4から構成され、該滑止材4が、着用時に足甲部を覆う編成面の全部又は一部、例えば、舟状骨近傍の内表面、或いは内表面と外表面の両方にシート状に設けてなる。該滑止材4は、ウレタン樹脂、シリコン樹脂又はアクリル樹脂等の合成樹脂素材等からなり、乳幼児にとって履き心地が悪くならないよう可及的に薄く形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、這い這いを始めた乳幼児が着用する乳幼児用靴下に関する。
従来、足の保護や保温効果を目的とした乳幼児用の靴下は、乳幼児が着用して歩行すると床面等で滑って怪我をする等、乳幼児が歩行する際の安全性に問題があった。このような問題に対処すべく提案された乳幼児用靴下としては、以下のものがある。
例えば、靴下の足を入れる開口部の裏地部分にシリコン素材を周設することにより、着用した靴下が足からズレ落ちることを防止でき、また、足裏部分に複数のシリコン素材を点在させて着設することにより、乳幼児が着用して歩行した際、床面上等で滑って転倒することを防止することのできる靴下が提案されている(特許文献1)。
また、靴下底面の親指部、拇指丘部、該拇指丘部の側方部分及び踵部に滑り止め材を施すことにより、乳幼児が該靴下を着用して歩行した際に、床面に該滑り止め材が接触して滑りを生じさせることのない乳幼児用靴下が提案されている(特許文献2)。
特開2006−249641号公報 実開平03−081302号公報
しかしながら、特許文献1に記載の靴下は、足裏部分にシリコン素材を設けたことにより、乳幼児が歩行する際に滑り止め効果を奏することができるものの、靴下を着用して這い這いをする場合においては、靴下の足裏側ではなく足甲部側の編成面が床面等と接触するため、乳幼児が這い這いをする際の滑り止め効果を期待することはできない。
また、開口部の裏地にシリコン素材を周設することにより、乳幼児が歩行する際の靴下のズレ落ちを抑制することができるものの、靴下を着用した乳幼児が這い這いをして足を前へ出す際、靴下の足甲部、特に舟状骨近傍の編成面が床面等と擦れて爪先方向へと引っ張られるので、歩行時のズレ落ちを抑制するにすぎない開口部の緊締力では、靴下が爪先方向へとズレてしまうおそれがある。よって、特許文献1に記載の靴下では、乳幼児が這い這いをして足を前へ出す際、靴下が爪先方向へと引っ張られてズレて脱げてしまうのを防止することは困難であると考えられる。
また、特許文献2に記載の乳幼児用靴下は、靴下の足裏部や踵部に滑り止め材が施されており、乳幼児が靴下を着用して歩行する際に、床面等で滑って転倒するのを防止することができるものの、乳幼児が靴下を着用して這い這いをすると、靴下の足甲部の編成面が床面等との間で滑ってしまって上手く這い這いをすることができず、滑った時に床面等に膝を強く打ち付けて怪我をするおそれもある。また、這い這い時に乳幼児が足を前に出す際、靴下の足甲部の編成面が床面等と擦れて、靴下が爪先方向へと引っ張られてズレてしまうおそれもある。
そこで、本発明は、乳幼児が這い這いをする際の靴下のズレや床面上等での滑りを防止することのできる乳幼児用靴下を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のように構成した。すなわち、本発明に係る請求項1に記載の乳幼児用靴下は、這い這いを始めた乳幼児が着用する靴下であって、着用時に足甲部を覆う編成面の全部又は一部の内表面、或いは内表面と外表面の両方に滑止材を設けてなることを特徴としている。
また、請求項2に記載の乳幼児用靴下は、前記足甲部を覆う編成面の一部が、舟状骨近傍を覆う編成面であることを特徴としている。
本発明の乳幼児用靴下を着用すれば、乳幼児が這い這いをする際に、該靴下の足甲部の内表面に設けた滑止材が皮膚面に圧着することにより、該靴下がズレて脱げるのを防止することができ、また、外表面に設けた滑止材が床面等に接触することにより、床面上等での滑りを防止することができる。
まず、本発明に係る第一の実施例について、図1及び図2に基づき具体的に説明する。図1は、本発明に係る乳幼児用靴下1を正面から見た図である。ここで、符号1は本発明に係る乳幼児用靴下を示し、2は本体部、3は開口部、4は滑止材を示す。
本発明に係る乳幼児用靴下1は、本体部2、開口部3及び滑止材4から構成され、本体部2及び開口部3は、通常市販されている靴下と同様の糸及び編成方法で編み込まれ、開口部3は本体部2よりも伸縮力が強い。
滑止材4は、足甲部を覆う編成面の内表面に設けられる。ここで、内表面とは、着用者の皮膚と接触する乳幼児用靴下1の裏側面のことであり、逆に外表面とは、着用時に外部に露出する乳幼児用靴下1の表側面のことである。なお、図1において、外部から内表面を視認することはできないので、滑止材4が設けられる範囲を破線にて示す。滑止材4としては、ウレタン樹脂、シリコン樹脂又はアクリル樹脂等の合成樹脂素材等を使用し、薄いシート状に形成して足甲部編成面の内表面全域に縫合される。また、該内表面に貼付してもよく、滑り止め塗料等を使用して該内表面に塗布してもよい。
また、滑止材4は、足甲部を覆う編成面内の内表面であれば水玉状に点在させてもよいし、滑止材4を複数本の線状に形成して並設させてもよく、該内表面にバランスよく配置されればどのような構成であってもよい。
図2は、滑止材4が設けられた本体部2編成面の拡大断面図である。シート状に形成された滑止材4は、本体部2編成面の内表面、すなわち乳幼児の足甲部の皮膚面側に設けられる。また、滑止材4は、可及的に薄く形成され、乳幼児にとって履き心地が悪くならない程度に該内表面に設けられる。なお、滑止材4として滑り止め塗料を塗布すれば、本体部2と同程度の厚みで滑止材4を設けることができる。
このような乳幼児用靴下1を着用して乳幼児が這い這いをすると、足甲部の皮膚面と床面等との間に挟まれる滑止材4が、乳幼児の重みにより乳幼児の皮膚面に圧着した状態となる。そのため、乳幼児が足を前へ出す際、乳幼児用靴下1は、皮膚面に圧着した状態をしばらくの間維持するため、爪先方向へと引っ張られずに適正着用位置からズレて脱げてしまうことを防止することができる。
次に、第二の実施例について、図3及び図4に基づき説明する。図3は、本発明に係る乳幼児用靴下1を正面から見た図である。該乳幼児用靴下1は、本体部2、開口部3及び滑止材4から構成され、本体部2及び開口部3は、通常市販されている靴下と同様の糸及び編成方法で編み込まれ、開口部3は本体部2よりも伸縮力が強い。
滑止材4は、足甲部の内踝側、舟状骨近傍を覆う編成面の内表面に設けられる。なお、図3及び図4においても、外部から内表面を視認することはできないので、滑止材4が設けられる範囲を破線にて示す。乳幼児用靴下1の舟状骨近傍を覆う編成面の内表面に設けられた滑止材4は、乳幼児が這い這いをすると乳幼児の舟状骨近傍と床面等との間に挟まって、乳幼児の重みにより皮膚面に圧着した状態になる。そのため、乳幼児が足を前へ出した際、乳幼児用靴下1が爪先方向へと引っ張られないので、適性着用位置からズレて脱げてしまうことを防止することができる。滑止材4が設けられる舟状骨近傍の編成面は、乳幼児が這い這いをする際において最も床面等との接触機会が多い部位であるため、少なくとも該編成面に滑止材4を構成すれば、乳幼児用靴下1のズレを防止することができる。
図4は、第二の実施例の乳幼児用靴下1の使用状態を示す図である。乳幼児が乳幼児用靴下1を着用すると、乳幼児の舟状骨近傍の皮膚面に滑止材4が接触した状態となる。そして、乳幼児が這い這いすると、滑止材4が舟状骨近傍の皮膚面と床面等との間で挟まれる格好となる。このように、該滑止材4が皮膚面と床面等との間で圧着された状態になると、乳幼児が足を前に出した際に、滑止材4が舟状骨近傍の皮膚面に圧着した状態をしばらくの間維持するため、爪先方向へと引っ張られるのを抑制することができ、乳幼児用靴下1のズレを防止することができる。
また、図示はしないが、第一の実施例の乳幼児用靴下1を着用した場合には、足甲部の編成面全体に滑止材4が設けられていることから、若干履き心地は良くないものの、乳幼児用靴下1のズレをより防止することができる。
次に、第三の実施例について、具体的に説明する(図示せず)。該乳幼児用靴下1は、足甲部を覆う編成面の全部に設けられる滑止材4が内表面だけでなく、外表面にも設けられる。外表面の滑止材4は、ウレタン樹脂、シリコン樹脂又はアクリル樹脂等の合成樹脂素材等を使用し、薄いシート状に形成されて足甲部を覆う編成面の内表面に縫合されるが、該内表面に貼付してもよく、また、滑り止め塗料等を使用し、足甲部を覆う編成面の内表面に塗布してもよい。また、該編成面の一部、特に舟状骨近傍を覆う編成面の内表面及び外表面に滑止材を設けてもよい。
外表面の滑止材4は、足甲部を覆う編成面内の内表面であれば水玉状に点在させてもよいし、線状の滑止材を並設させてもよく、該内表面にバランスよく配置されればどのような構成であってもよい。
このように構成した乳幼児用靴下1を着用すると、内表面の滑止材4によって、這い這いをする乳幼児が足を前に出した際、乳幼児用靴下1が爪先方向へと引っ張られてズレるのを防止することができ、また、外表面の滑止材4によって、乳幼児が床面上等で滑って這い這いの妨げになることを防止することができる。
本発明に係る上記各乳幼児用靴下1は、乳幼児が這い這いをする場合に着用できるだけでなく、外出時の足の保護や保温を目的として着用することもできる。
本発明に係る乳幼児用靴下を示す斜視図である。 該乳幼児用靴下を示す拡大断面図である。 該乳幼児用靴下を示す斜視図である。 該乳幼児用靴下の使用状態を示す図である。
符号の説明
1 乳幼児用靴下
2 本体部
3 足首部
4 滑止材

Claims (2)

  1. 這い這いを始めた乳幼児が着用する靴下であって、着用時に足甲部を覆う編成面の全部又は一部の内表面、或いは内表面と外表面の両方に滑止材を設けてなることを特徴とする乳幼児用靴下。
  2. 前記足甲部を覆う編成面の一部が、舟状骨近傍を覆う編成面であることを特徴とする請求項1に記載の乳幼児用靴下。
JP2008306325A 2008-12-01 2008-12-01 乳幼児用靴下 Pending JP2010126864A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017218689A (ja) * 2016-06-07 2017-12-14 美津濃株式会社 靴下
KR101987785B1 (ko) * 2018-07-30 2019-06-11 민완선 영아용 보호양말

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