JP3183950U - 靴用滑り止め部材 - Google Patents

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山口千尋
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Abstract

【課題】ハイヒールなどのヒールの高い靴の着用時に、足が爪先の方に滑ることを抑制できるとともに、着用者の感じる圧迫感を可及的に抑制可能な靴用滑り止め部材を提供する。
【解決手段】平面視において靴内部底面の踵領域と略相似形を呈すると共に、その中央部に孔部13を有し、孔部を囲む部位を肉厚としたリング形状に構成する。孔部を囲む部位のうち、靴内部底面の踏まず領域側11は、高さ方向、幅方向共に肉厚に形成した枕部を設け、踏まず領域側以外の周縁部12は主に高さ方向に肉厚に形成する。本滑り止め部材を靴内の踵領域に貼着することにより、着用者の踵と靴の踵部との隙間が埋められ、踵が固定される。
【選択図】図3

Description

本考案は、ハイヒールその他、踵が高い靴の中で、着用者の足が爪先方向に滑落することを防止するための滑り止め部材に関する。
特許文献1及び特許文献2には、踵を載せる碗形状凹部を設けた、婦人靴用中底が開示されている。
特開2007−312822号公報 特開2007−130268号公報
35mm以上の高さを有するヒールを備えた靴は、踵底面が爪先方向に向かって傾斜しているため、着用者の足が靴の中で前方に滑ってしまう。係る事態に至ると、靴のサイズが合っていても踵抜けが生じてしまう。また、爪先が痛くなる、足裏にマメが出来る、靴ずれができるといった弊害も生じる。
更には、着用時に拇指球部を中心に体重がかかる、いわゆる爪先歩行になり、体勢が前方への傾斜することになる。かかる傾斜体勢により、足首、膝、腰等に負担がかかり疲労しやすいと共に、肩こりや頭痛、脚のむくみなども引き起こす。
そこで、図6、図7に示すように、中敷の爪先部分にシリコン製の滑り止めパッド5を貼ることが行われることがある。しかしパッドの厚み分、甲部で靴が窮屈になるという難点を有する。
また、踵抜けを防止するため、履口近傍にパッド6を貼着することも行われているが、係る手段を採用すると、踵が抜けなくなったとしても、材厚分は足を前方に押してしまい、上記弊害の解消はできないばかりか、靴のサイズが合わなくなるという別の問題点まで生じてしまう。
そこで、本考案はハイヒールなどのヒールの高い靴の着用時に、足が爪先の方に滑ることを抑制できるとともに、着用者の感じる圧迫感を可及的に抑制可能な靴用滑り止め部材を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本考案の構成は次の通りである。
(1) 請求項1に記載の考案は、平面視において靴内部底面の踵領域と略相似形を呈すると共に、その中央部に孔部を有し、孔部を囲む部位を肉厚としたリング形状に構成した。
(2)請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の靴用滑り止め部材において、孔部を囲む部位のうち、靴内部底面の踏まず領域側は、高さ方向、幅方向共に肉厚に形成した枕部を設け、踏まず領域側以外の周縁部は主に高さ方向に肉厚に形成した。
上記のように構成される本考案が、如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら概説する。
図1は本考案を靴に装着した状態を示す説明図である。靴用滑り止め部材10は、靴1内の踵領域2に貼着して使用するものである。図示されるように着用者の足3の土踏まずが、靴用滑り止め部材10の肉厚に形成された枕部11に当接することで、爪先方向への滑落を防止可能なものである。図に示すように靴用滑り止め部材10は、その孔部13を囲む、枕部11以外の周縁部分12も肉厚に形成してある。この周縁部12が着用者の足3の踵と靴の踵部との隙間を埋めることで、着用者の踵が固定され、つまりは足3がより安定的に支持され、爪先方向への滑落をより効果的に抑制可能となるのである。
また、靴の踏まず領域4には、靴用滑り止め部材10は存在しないので、着用者の甲が圧迫されることがないのである。
本考案の実施状態を示す説明図 本考案を靴内部に装着した状態を示す説明図 本考案の平面図 A−A線断面図 B−B線断面図 従来例の実施状態を示す説明図 従来例を靴内部に装着した状態を示す説明図
以下、好ましい考案の一実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本考案の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
図1に示されるように本考案に係る靴用滑り止め部材10は、平面視において靴内部底面の踵領域と略相似形に形成されるものである。但し、その中央部、着用者の踵と靴内部底の接地面に当たる部位近傍は、略円形の孔部13を設けリング形状に形成してある。
孔部13を囲む部位は図4、図5に示すように肉厚に形成してる。使用時における踏まず領域4側に設けた枕部11は、高さ方向、幅方向共に肉厚に形成し、踏まず領域4側以外の周縁部12は主に高さ方向に肉厚に形成してある。枕部11及び周縁部12以外は概ね平板に形成してある。
本考案に係る靴用滑り止め部材10は、シリコン樹脂で形成することが好ましいが、他にもアクリル製合成樹脂ゴムや発泡ウレタンその他、滑り止め効果を有する任意の樹脂を採用可能なものである。
10・・靴用滑り止め部材 11・・枕部 12・・周縁部
13・・孔部

Claims (2)

  1. 平面視において靴内部底面の踵領域と略相似形を呈すると共に、その中央部に孔部を有し、孔部を囲む部位を高さ方向に肉厚としたリング形状の靴用滑り止め部材。
  2. 孔部を囲む部位のうち、靴内部底面の踏まず領域側は、高さ方向、幅方向共に肉厚に形成した枕部(11)を設け、踏まず領域側以外の周縁部(12)は主に高さ方向に肉厚に形成した請求項1に記載の靴用滑り止め部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5959079B1 (ja) * 2015-04-16 2016-08-02 剛志 志水 クッション付靴下

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