JP3188188U - 社交ダンスシューズ - Google Patents

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千佳 佐藤
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Abstract

【課題】男女の身長差を調整することができ、かつ、足の力を皮革製の靴底面に確実に伝えることのできる社交ダンスシューズを提供する。
【解決手段】足収容部2と、床面に接する皮革製の靴底面3と、前記足収容部の足裏面と前記靴底面3との間に設けられたゴム層4(厚みが50mm以上)とを有する社交ダンスシューズを提供する。また、ゴム層4に切れ目を設けて、足の力が分散してしまうことを防止する。力を加える足指部分22においては、切れ目の間隔を30mm以下とする。
【選択図】図2

Description

本考案は、社交ダンスシューズに関する。
社交ダンスにおいて、パートナーとなる男女の身長差が大き過ぎると、お互いの体の位置が合わず、うまくダンスすることができない。このため身長差を調整する必要があり、女性の社交ダンスシューズに高い(50mmから80mmのことが多い)のヒールを使用していた。また、例えば特許文献1に開示された方法によってヒールの高さを調整することもできた。しかし、ヒールの高さによる調整は、安全にダンスするためには限界がある。80mmを超えてヒールを高くすることは、問題であった。
しからば、ヒールの高さのみでなく靴底(足裏と床面の間の部分)の厚みによっても調整して(ヒール部分のみならず女性の足全体を上に移動して)、安全に身長差の調整を行えるように思える。しかし、従来の社交ダンスシューズは、靴底が薄いものであった。
社交ダンスシューズの靴底面(床に接する面)は、ターンやスピンを行う際に、床面を傷つけないように、かつ、支点部が滑りにくいように、皮革製であることが多い。支点部を支える足の力を皮革製の靴底面に確実に伝えるため、足と靴底面との間にある靴底をあまり厚くすることができなかった。
特開2004−337183号公報
本考案は、男女の身長差を調整することができ、かつ、足の力を皮革製の靴底面に確実に伝えることのできる社交ダンスシューズを提供することを課題とする。
本考案は、足収容部と、床面に接する皮革製の靴底面と、前記足収容部の足裏面と前記靴底面との間に設けられたゴム層とを有し、前記ゴム層の厚みが50mm以上であることを特徴とする、社交ダンスシューズである。
ゴム層(靴底)の厚みによって男女の身長差をカバーすることができる。ゴム層を介して支点部を支える足の力を皮革製の靴底面に伝えることができる。ゴム層において足の力が分散しないよう、ゴムは軟質のものであることが好ましい。
また、本考案は、前記ゴム層の上端の10mm及び下端の10mmを除く部分は縦方向の切れ目を有し、足指部分における該切れ目の間隔が30mm以下であることを特徴とする社交ダンスシューズである。
これにより、足の力の分散を抑制し、確実に靴底面に伝えることができる。ターンやスピンをする場合においては、足の力によって確実に支点を設けることができる。ここで「足指部分」とは、爪先から30mm以内の部分を言う。また、「切れ目の間隔」とは、切れ目に直交する断面における切れ目と交差しない直線の最大長を言う。すなわち、いかなる方向についても、一つの切れ目から、「切れ目の間隔」若しくはそれ以下の長さで他の切れ目が存在する。
また、本考案は、床面に接するヒールを有し、該ヒールの上下方向の弾性が前記ゴム層の上下方向の弾性よりも小さいことを特徴とする社交ダンスシューズである。
これにより、ヒールについては比較的硬性となり、踵部分が安定する。
本考案の社交ダンスシューズによると、男女の身長差を調整することができ、かつ、足の力を皮革製の靴底面に確実に伝えることができる。
図1は、スタンダード社交ダンスシューズを示す図である。 図2は、ゴム層に切れ目が入れられたスタンダード社交ダンスシューズを示す図である。 図3(A)及び(B)は、ゴム層の横断面図である。 図4は、ゴム層に切れ目が入れられたラテン社交ダンスシューズを示す図である。
図1に、社交ダンスシューズを示す。図に示されるものは、スタンダード社交ダンスシューズである。社交ダンスシューズ1は、足収容部2と、靴底面3と、ヒール5と、カウンター6と、シャンク8と、を備える。
足収容部2は、足の指先側を収める部分であり、土踏まずの部分対応するシャンク8を介して、踵を収納するカウンター6に繋がる。カウンター6には、ヒール5が下側に配置され、ヒール5の底面が床面に接する。なお、カウンター6には、社交ダンスシューズ1を足首に固定させるストリング7が取付けられることもある。
足収容部2の足裏面21と床面に接する皮革製の靴底面3との間に、ゴム層4が設けられている。ゴム層4は、50mm以上あり、ヒール5をあまり高くせずとも男女の身長差を調整することができる。なお、種々の厚さのゴム層4のシューズを揃え、男女の身長差に応じて選択することが可能である。
ゴム層4の材質は、ジョギングシューズの靴裏に用いられるものと同様に、軟質のものである。足の力を靴底面3に伝える際の分散が小さく、また、床面から足裏への衝撃を緩和する。
ヒール5は、上下方向の力に対する弾性(単位面積・単位力当たりの伸縮率)がゴム層4よりも小さい。が好まれる。したがって、ヒール5の上下方向の弾性が、ゴム層4の上下方向の弾性よりも小さい、すなわち、単位長さ当たりの変形率が小さいヒール5が採用されている。
本実施例は、ゴム層4に切れ目を入れるものである。他の部分は実施例1と同様であり、説明を省略する。
図2に、ゴム層に切れ目が入れられたスタンダード社交ダンスシューズを示す。ゴム層4は、縦方向の切れ目41を有する。切れ目41はゴム層4の上端から下端に至ることが好ましいが、足裏面21及び靴底面3をゴム層4と接着するため、ゴム層4の上端及び下端の部分には切れ目41を設けない。上端及び下端の切れ目のない部分の厚みは10mm以下とする。
足の力(靴底面を床面に圧着させるために足の一部から下方に向かう力)は、完全に真下に向かうことはなく、ゴム層4によって分散される。例えば足指によって力を加えた場合において、靴底面3においては、足裏面21よりも広い面積に力が加わり、単位面積当たりの力が小さくなってしまう。ターンやスピンをする場合に、支点が確実でなくなってしまうことがある。
ゴム層4の材質によって力の分散を抑制できるが、切れ目は、より効果的である。可撓性を有するゴムは切れ目においてずれを生じ、切れ目の一側の力が他側に伝わりにくいからである。
ゴム層4の切れ目41の間隔は、足指部分22においては、30mm以下、好ましくは5〜15mmである。足指等による局所的な力を、切れ目41の間隔以上に分散させることなく靴底面3に伝える。これにより、ターンやスピンをする場合に、支点が確実に形成される。
図3(A)及び(B)に切れ目41のパターンをゴム層4の断面図として示した。(A)のように、断面において均等に切れ目41が配置してもよいし、(B)のように、蜘蛛の巣状に切れ目41を配置してもよいし、他の形状であってもよい。
図4にラテン社交ダンスシューズ1を示す。実施例2のスタンダード社交ダンスシューズと同様の構成の、ラテン社交ダンスシューズである。
本考案は、スタンダード社交ダンスシューズ、ラテン社交ダンスシューズの双方に用いることができる。
男女の身長差を調整することができ、かつ、足の力を皮革製の靴底面に確実に伝えることができる社交ダンスシューズであり、多くのダンサーによる利用が期待される。
1…社交ダンスシューズ
2…足収容部
3…靴底面
4…ゴム層
5…ヒール
6…カウンター
7…ストリング
8…シャンク
21…足裏面
22…足指部
41…切れ目

Claims (3)

  1. 足収容部と、
    床面に接する皮革製の靴底面と、
    前記足収容部の足裏面と前記靴底面との間に設けられたゴム層とを有し、
    前記ゴム層の厚みが50mm以上であることを特徴とする、社交ダンスシューズ。
  2. 前記ゴム層の上端の10mm及び下端の10mmを除く部分は縦方向の切れ目を有し、
    足指部分における該切れ目の間隔が30mm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の社交ダンスシューズ。
  3. 床面に接するヒールを有し、
    該ヒールの上下方向の弾性が前記ゴム層の上下方向の弾性よりも小さいことを特徴とする、請求項1又は2に記載の社交ダンスシューズ。
JP2013006086U 2013-10-23 社交ダンスシューズ Expired - Lifetime JP3188188U (ja)

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