WO2018100624A1 - 靴下 - Google Patents

靴下 Download PDF

Info

Publication number
WO2018100624A1
WO2018100624A1 PCT/JP2016/085361 JP2016085361W WO2018100624A1 WO 2018100624 A1 WO2018100624 A1 WO 2018100624A1 JP 2016085361 W JP2016085361 W JP 2016085361W WO 2018100624 A1 WO2018100624 A1 WO 2018100624A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
foot
sock
range
shoe
slip
Prior art date
Application number
PCT/JP2016/085361
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
拓二 飯田
Original Assignee
有限会社Opti
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社Opti filed Critical 有限会社Opti
Priority to JP2018553531A priority Critical patent/JPWO2018100624A1/ja
Priority to PCT/JP2016/085361 priority patent/WO2018100624A1/ja
Publication of WO2018100624A1 publication Critical patent/WO2018100624A1/ja

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41BSHIRTS; UNDERWEAR; BABY LINEN; HANDKERCHIEFS
    • A41B11/00Hosiery; Panti-hose

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Socks And Pantyhose (AREA)

Abstract

歩行時、走行時や運動時において靴の中で靴下が滑りないようにし靴の中で足が遊ばない構成を備える靴下を提供することを課題とする。 足底部と、足内側部と、足外側部と、足甲部と、足首部と、踵部とを備えた靴下であって、少なくとも、前記足内側部に対応させた範囲、前記足外側部に対応させた範囲、又は、前記足甲部に対応させた範囲のうち1つ以上の範囲において、靴の内側に接する面及び足に接する面のうちの少なくとも1つ以上の面に滑り止め部材を設けた靴下によって課題解決できた。

Description

靴下
 本発明は、歩行時、走行時や運動時などにおいて、靴に対して靴下が滑らない靴下に関する。
特許文献1には、足の親指の付け根と小指の付け根とを結ぶ線よりつま先側に対応する前方足底部領域と、踵の後側面対応領域の摩擦係数が、他の領域の摩擦係数に比べて高い靴下が開示されている。
特許文献2には、一対の左足用靴下及び右足用靴下からなる靴下において、前記左足用靴下の足底部の表地面における右側半分の領域のうち着用者の左足の少なくとも第5趾及び第5中足骨に対応する領域に滑り止め部材が配設され、前記右足用靴下の足底部の表地面における右側半分の領域のうち着用者の右足の少なくとも母趾及び第1中足骨に対応する領域に滑り止め部材が配設された靴下が開示されている。
特許文献3には、靴下本体の足裏部の内側と外側にそれぞれ前記足裏部の内側滑り止め部材と前記足裏部の外側滑り止め部材を設け、靴下本体のかかと部の内側と外側にそれぞれ前記かかと部の内側滑り止め部材と前記かかと部の外側滑り止め部材を設けた靴下が開示されている。
特許文献4には、メリヤス編みされた筒状の編地における足裏部分に対応する一部の筒状の編地部分が、摩擦糸を編み込んだ他の編地部分よりも摩擦係数が大きな摩擦領域に構成されているとともに、この摩擦領域の踵側に隣接する筒状の編地部分が、筒状編地の長手方向と直交する外周方向に緩衝糸を編み込んで他の編地部分よりも筒状編地の長手方向での伸縮率が小さな緩衝領域に構成され、前記摩擦領域と緩衝領域とから滑り止め補償部が構成され、前記緩衝領域の筒状長さが摩擦領域の筒状長さよりも短く構成されている滑り止め機能付き靴下が開示されている。
実用新案登録第3110455号公報 特開2014-101587号公報 実用新案登録第3201336号公報 特許第4488932号公報
 特許文献1に記載の考案は、特許文献1の段落[0013]に「後側面対応領域の摩擦係数が高いために、歩行時に踵をあげたとき、靴の荷重の一部がこの領域に集中してかかるが、上部の滑り止め部材の列が、踵の上部のくびれ部に掛かって靴下のずり下がりを抑制する。」と記載されているように、歩行時、走行時や運動時などにおいて、靴の中で足が遊ばないようにする滑り止めではないという問題があった。
 特許文献2に記載の発明は、足底部の表裏面に滑り止め部材が配設されているが、歩行時、走行時や運動時において、踵部が靴から浮き上がったりして靴と靴下とが上下方向で隙間が生じたときに靴と靴下とが左右方向や前後方向に滑ってしまうという問題があった。
 特許文献3に記載の考案は、足裏部と踵部の内側と外側に滑り止め部材が配設されているが、歩行時、走行時や運動時において、踵部が靴から浮き上がったりして靴と靴下とが上下方向で隙間が生じたときに靴と靴下とが左右方向や前後方向に滑ってしまうという問題があった。
 靴下の生地に摩擦糸を編み込んだ摩擦領域とこの摩擦領域よりも伸縮率が小さい素材で編み込んだ緩衝領域とで滑り止め部を形成しているが、歩行時に靴と靴下との摩擦による引っ掛かり感を弱めることを狙いとしており、運動時等のように靴に対して足の力が強く作用する場合には滑り止め部の効果が生じにくく、靴と靴下とが滑るという問題があった。
 本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、歩行時、走行時や運動時において靴の中で靴下が滑りないようにし靴の中で足が遊ばない構成を備える、又は、靴下と足とが滑らない構成を備える靴下を提供することを課題とする。
請求項1に記載の靴下1は、足底部20と、足内側部21と、足外側部22と、足甲部23と、足首部24と、踵部25とを備えた靴下1であって、少なくとも、前記足内側部21に対応させた範囲、前記足外側部22に対応させた範囲、及び、前記足甲部23に対応させた範囲のうち1つ以上の範囲において、靴の内側に接する面及び足に接する面のうちの少なくとも1つ以上の面に滑り止め部材を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の靴下1は、請求項1において、前記足内側部21に対応する範囲に設ける足内側滑り止め部材3を、第1中足骨部に対応する範囲、又は、内果の下方であって上下方向が内果下から足底に至る範囲で前後方向が距骨から踵骨の範囲に対応する範囲に設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の靴下1は、請求項1において、前記足外側部22に対応する範囲に設ける足外側滑り止め部材4を、第5中足骨部に対応する範囲、又は、外果の下方であって上下方向が外果下から足底に至る範囲で前後方向が第5中足骨から踵骨の範囲に対応する範囲に設けたことを特徴とする。
請求項4に記載の靴下1は、請求項1において、前記足甲部23に対応させた範囲に設ける足甲側滑り止め部材5を、前記足甲部23における第1中足骨の足の表面に対応する範囲17に設けたことを特徴とする。
請求項5に記載の靴下1は、請求項1から4のいずれかにおいて、前記足底部20に対応する範囲に足底部滑り止め部材2を設けけたことを特徴とする。
請求項6に記載の靴下1は、請求項1~5のいずれかにおいて、前記各部位の滑り止め部材が、ゴム製又はプラスチック製であり、形態が少なくとも点状体、線状体及び面状体の内のいずれか一つ以上の形態を有することを特徴とする。
請求項7に記載の靴下1は、請求項1~6のいずれかにおいて、前記各部位の滑り止め部材の形態が、前後方向の線状体を左右方向又は上下方向に設ける形態と、前後方向に対して斜設させた線状体を前後方向に設ける形態と、上下方向の線状体を前後方向に設ける形態とのうちのいずれか1つ以上の組合せの形態を有することを特徴とする。
 請求項1から4のいずれかに記載の靴下1は、靴の内部に滑り止め用のインソールを敷いた場合であっても、例えば歩行や走行時で前方に進むために足指に力を入れたときや運動時で左右方向で向きを急に変えたりするときに、靴下と靴とが滑るという問題、又は、靴下と足とが滑るという問題が生じているが、足内側部21に対応させた範囲、足外側部22に対応させた範囲、及び、足甲部23に対応させた範囲のうち1つ以上の範囲に滑り止め部材を設けたことにより、前記滑り止め部材の靴に対する滑り摩擦を大きくするので靴下と靴とをより滑りにくくさせることができるという効果を奏する。
 また、例えば歩行や走行時で前方に進むために足指に力を入れたときや、運動時で左右方向で向きを急に変えたりするときに、靴と靴下との間に隙が生じているが、本発明の靴下1は足内側部21に対応させた範囲、足外側部22に対応させた範囲、及び、足甲部23に対応させた範囲のうち1つ以上の範囲に設けた滑り止め部材が、靴に対して常時当接状態であるので靴の中で足との隙が生じにくく足の靴に対する高いフィット感を感じさせるという効果を奏する。
 請求項5に記載の靴下1は、靴の内部に滑り止め用のインソールを使用しない場合であっても、靴下と靴とをより滑りにくくさせることができ、足の靴に対する高いフィット感を感じさせるという効果を奏する。
 請求項6に記載の靴下1は、滑り止め部材として点状体又は線状体の突起物の形態としたので、歩行時や走行時や運動時に点状体、線状体又は面状体の突起物が靴に当接して滑り摩擦を大きくするので、靴と靴下1との滑り防止を実現できるとともに足にフィットしやすいという効果を奏する。また、靴下1の全域を靴と当接させないので靴下の有する布地の柔らかさを保持でき履きやすいという効果も奏する。
請求項7に記載の靴下1は、前記足底部滑り止め部材2、前記足内側滑り止め部材3、前記足外側滑り止め部材4又は前記足甲側滑り止め部材5を、単数又は複数の前後方向の線状体を左右方向又は上下方向に設ける形態と、単数又は複数の前後方向に対して斜設させた線状体を前後方向に設ける形態と、又は、単数又は複数の上下方向の線状体を前後方向に設ける形態とを組合せて設けるため、靴下1の部位によって異なる、靴と靴下1との滑り摩擦の方向を考慮して靴に対する靴下1の滑り摩擦をいっそう大きくでき、靴に対して靴下1を更に滑りにくくするという効果を奏する。あるいは、靴下1と足との滑り摩擦の方向を考慮して足に対する靴下1の滑り摩擦をいっそう大きくでき、足に対して靴下1を更に滑りにくくするという効果を奏する。
本発明の請求項1の足内側に対応する範囲に点状体の滑り止め部材を設けた場合の右足用の靴下の内側の右側面図である。 本発明の請求項1の足外側に対応する範囲に点状体の滑り止め部材を設けた場合の右足用の靴下の外側の左側面図である。 本発明の請求項1の足甲部に対応する範囲に点状体の滑り止め部材を設けた場合の右足用の靴下の平面図である。 本発明の請求項2の滑り止め部材が線状体の場合の右足用の靴下の内側の右面側図である。 本発明の請求項3の滑り止め部材が線状体の場合の右足用の靴下の外側の左側面図である。 本発明の請求項4の滑り止め部材が線状体の場合の右足用の靴下の平面図である。 本発明の請求項5の滑り止め部材が点状体の場合の右足用の靴下の底面図である。 本発明の請求項5の滑り止め部材が点状体や線状体の場合の右足用の靴下の底面図である。 本発明の請求項3の滑り止め部材が点状体の場合の右足用の靴下の外側の左側面図である。
本発明の靴下1は、図1から図8に示すように、足底部20と、足内側部21と、足外側部22と、足甲部23と、足首部24と、踵部25とを備えた靴下1である。そして、少なくとも、前記足内側部21に対応させた範囲、前記足外側部22に対応させた範囲、及び、前記足甲部23に対応させた範囲のうち1つ以上の範囲において、靴の内側に接する面及び足に接する面のうちの少なくとも1つ以上の面に滑り止め部材を設けている。
本発明の靴下1の適用対象の靴としては、運動靴、ハイヒール、スニーカー、婦人靴、紳士靴、登山靴、安全靴などのすべての靴が対象であり、さらには前記靴の中に滑り止め機能を設けたインソールを使用する場合も対象である。
靴と靴下との滑りは、靴と靴下との隙が生じた個所に生じやすく、また、靴と靴下とが当接していても滑り摩擦が小さい個所に生じやすい。また、靴と靴下との間に隙が生じたり滑りが生じることにより、足の靴に対するフィット感を感じにくい。
そこで、靴と靴下との滑り止めとしては、一般的に靴下自体の足底部に対応する範囲に滑り止めを設ける形態、又は、靴の中に滑り止め用インソールを敷く形態があるが、走行時や運動時には靴と靴下とが滑るという状況が生じている。
走行時においては、例えば、前方に体重移動させながら地面に対して足を上げ下ろしする動作を繰り返すが、前方に進むために足指に力を入れたときに、足内側部21に対応させた範囲、足外側部22に対応させた範囲、又は、足甲部23に対応させた範囲において靴と靴下との隙が生じる場合や、足底部に対応させた範囲において靴に敷いたインソールと靴下との滑り摩擦が小さい場合や足指から靴に及ぼす力が前記滑り摩擦力を上回る場合に、靴と靴下との間に滑りが生じる。靴と、滑り止め部材を足底部に対応させた範囲に設けた靴下との滑り摩擦が小さい場合や足指から靴に及ぼす力が前記滑り摩擦力を上回る場合も靴と靴下との間に滑りが生じる。
運動時においては、例えば、身体を左右方向に鋭く方向転換をする瞬間に足が靴の中で次に向かう方向の逆方向側の靴の内壁に強く当接するときに、足が強く当接した反対側となる足内側部21に対応させた範囲又は足外側部22に対応させた範囲、あるいは、前記足甲部23に対応させた範囲において靴と靴下との隙が生じる場合や、あるいは、足底部に対応させた範囲おいて、足底が斜めになって靴又はインソールと靴下との滑り摩擦が小さい場合や、足底が斜めになって靴又はインソールと靴下との滑り摩擦が足の靴に対して横方向に与える力より小さい場合に、靴と靴下との間に滑りが生じる。
そこで本発明の靴下1は、靴に対する靴下1の常時当接する部位を靴下1の足内側部21、足外側部22、足甲部23及び足底部20に対向する部位の中から少なくとも一つ以上の部位に滑り止め部材を設け、かつ当接範囲の滑り摩擦を靴と靴下との滑り方向を踏まえて大きくなるようにする靴下1である。また、靴下1と足とを滑りにくくするために靴下1と足との滑り摩擦を大きくする靴下1である。
各部位の滑り止め部材として、足底部滑り止め部材2、足内側滑り止め部材3、足外側滑り止め部材4又は足甲部滑り止め部材5の滑り止め部材は、ゴム製又はプラスチック製であり、形態が少なくとも点状体、線状体及び面状体の内のいずれか一つ以上の形態を有する。形態を図1から図3、図8に示すように点状体や、図4や図5に示すように線状体としたことにより、滑りにくくかつ布地としての柔らかさを有する。前記点状体や線状体の数は単数(図示なし)でもよく又は複数でもよい。
次に、前記足内側滑り止め部材3について、図1又は図4により説明する。前記足内側滑り止め部材3を、図1に示すように第1中足骨部から踵骨までに対応させた範囲8に設ける。より好ましくは、図4に示すように前記足内側滑り止め部材3を、第1中足骨部に対応する範囲11、又は/及び、内果30の下方であって上下方向が内果30下から足底に至る範囲で前後方向が距骨から踵骨の範囲14に対応する範囲に設ける。そして、前記足内側滑り止め部材3を、靴の内側に接する面及び足に接する面のうちの少なくとも1つ以上の面に設ける。
前記足内側滑り止め部材3は、図1に示すように点状体の形態、図4の第1中足骨部に対応する範囲11に示すように複数の前後方向の線状体を上下方向に複数列設させる形態、複数の前後方向に対して斜設させた線状体を前後方向に複数列設させる形態、又は、図4の内果30下から足底に至る範囲で前後方向が距骨から踵骨の範囲14に示すように複数の上下方向の線状体を前後方向に複数列設させる形態のうちから組合せて設ける。前記点状体や線状体の数は単数(図示なし)でもよい。
第1中足骨部に対応する範囲11は、中足骨部が足のもっとも横幅の広い部位であり、靴の内面と靴下を履いた足が最も強く当接する部位であるので、第1中足骨部に対応する範囲11に足内側滑り止め部材3を設けて靴と靴下1との滑り摩擦を大きくすることにより、靴と靴下1と、又は、靴下1と足とを滑りにくくできる。
内果30の下方であって上下方向が内果30下から足底に至る範囲で前後方向が距骨から踵骨の範囲14は、内果30の下方の足の横幅は足底側が広く内果30側に近づくほど狭くなるので、一般的に歩行時でも靴が脱げるという状況が生ずることがある。そこで、内果30下から足底に至る範囲で前後方向が距骨から踵骨の範囲14に足内側滑り止め部材3を設けて靴と靴下1とを当接させかつ滑り摩擦を大きくすることにより、靴と靴下1と又は、靴下1と足とを滑りにくくできる。
次に、前記足外側滑り止め部材4について、図2又は図5により説明する。前記足外側滑り止め部材4を、図2に示すように第5中足骨部から踵骨までに対応させた範囲9に設ける。より好ましくは、図5に示すように前記足外側滑り止め部材4を、第5中足骨部に対応する範囲15に対応する範囲、又は/及び、外果31の下方向であって上下方向が外果31下から足底に至る範囲で前後方向が第5中足骨から踵骨の範囲16に対応する範囲に設ける。そして、前記足内側滑り止め部材3を、靴の内側に接する面及び足に接する面のうちの少なくとも1つ以上の面に設ける。
前記足外側滑り止め部材4は、図2に示すように点状体の形態、図5の第5中足骨部に対応する範囲15に示すように複数の前後方向の線状体を上下方向に複数列設させる形態、複数の前後方向に対して斜設させた線状体を前後方向に複数列設させる形態、又は、図5の果31下から足底に至る範囲で前後方向が第5中足骨から踵骨の範囲16に示すように複数の上下方向の線状体を前後方向に複数列設させる形態のうちから組合せて設ける。前記点状体や線状体の数は単数(図示なし)でもよい。
前記第5中足骨部に対応する範囲15は、中足骨部が足のもっとも横幅の広い部位であり、靴の内面と靴下を履いた足が最も強く当接する部位であるので、第5中足骨部に対応する範囲15に足外側滑り止め部材4を設けて靴と靴下1との滑り摩擦を大きくすることにより、靴と靴下1と又は、靴下1と足とを滑りにくくできる。
前記外果31の下方向であって上下方向が外果31下から足底に至る範囲で前後方向が距骨から踵骨の範囲16は、外踝31の下方の足の横幅は足底側が広く外果31側に近づくほど狭くなるので、一般的に歩行時でも靴が脱げるという状況が生ずることがある。そこで、外踝31下から足底に至る範囲で前後方向が第5中足骨から踵骨の範囲16に足外側滑り止め部材4を設けて靴と靴下1とを当接させかつ滑り摩擦を大きくすることにより、靴と靴下1と又は、靴下1と足とを滑りにくくできる。
次に、足甲側滑り止め部材5について図3又は図6により説明する。前記足甲側滑り止め部材5は、前記足甲部23における第1中足骨の足の表面に対応する範囲17に設ける。前記足甲側滑り止め部材5の形態は、図3に示すように点状体の形態、図6に示すように複数の前後方向の線状体を左右方向に複数列設させる形態、複数の前後方向に対して斜設させた線状体を左右方向や前後方向に複数列設させる形態、又は、複数の左右方向の線状体を前後方向に複数列設させる形態のうちから組合せて設ける。そして、前記足内側滑り止め部材3を、靴の内側に接する面及び足に接する面のうちの少なくとも1つ以上の面に設ける。前記点状体や線状体の数は単数(図示なし)でもよい。
足の第1中足骨の部位は第1~第5の中足骨の中で最も厚みがある部位であるので、靴の内面に第1中足骨に対応する足の甲側が第1~第5の中足骨の中で最も強く当接する。この最も強く当接する部位である第1中足骨の足の表面に対応する範囲17に足甲滑り止め部材5を設けて靴と靴下1との滑り摩擦を大きくすることにより、靴と靴下1とを滑りにくくできる。
次に、足底部20に対応する範囲に設ける足底部滑り止め部材2について、図7又は図8により説明する。前記足底部滑り止め部材2を、中足骨部周辺6及び踵骨に対応する範囲7に設ける。より好ましくは、前記足底部滑り止め部材2を、前記足底部20における、親指に対応する範囲10、第1中足骨部に対応する範囲11、第2中足骨から第5中足骨に対応する範囲12、及び、踵骨の範囲であって中央部からつま先側の範囲に対応する範囲13に設ける。そして、前記足内側滑り止め部材3を、靴の内側に接する面及び足に接する面のうちの少なくとも1つ以上の面に設ける。
前記足底部滑り止め部材2は、図7に示すように点状体の形態、図8の第1中足骨頭部に対応する範囲11や第2中足骨から第5中足骨に対応する範囲12に示すように複数の前後方向の線状体を左右方向に複数列設させる形態、図8の親指に対応する範囲10や踵骨の範囲であって中央部からつま先側の範囲13に示すように複数の前後方向に対して斜設させた線状体を左右方向や前後方向に複数列設させる形態、又は、複数の左右方向の線状体を前後方向に複数列設させる形態のうちから組合せて設ける。前記点状体や線状体の数は単数(図示なし)でもよい。
前記足底部20における親指に対応する範囲10は、指先の範囲では親指の足裏に最も力がかかるので、前記親指に対応する範囲10に足底滑り止め部材2を設けて靴と靴下1との滑り摩擦を大きくすることにより、靴と靴下1又は、靴下1と足とを滑りにくくできる。
前記第1中足骨部に対応する範囲11は、特にハイヒールを履いたときには中足骨部に足の前方向の力が集中してかかり、運動時では身体を左右方向に搖動させるときには第1中足骨部に足の左右方向の力が集中してかかるので、前記第1中足骨部に対応する範囲11に足底滑り止め部材2を設けて靴と靴下1との滑り摩擦を大きくすることにより、靴と靴下1とを滑りにくくできる。
前記第2中足骨から第5中足骨に対応する範囲12は、足裏の部位の内では靴に当接する範囲が最も広い部位であるので、前記第2中足骨から第5中足骨に対応する範囲12に足底滑り止め部材2を設けて靴と靴下1との滑り摩擦を大きくすることにより、靴と靴下1とを滑りにくくできる。
前記踵骨の範囲であって中央部からつま先側の範囲13は、踵は体重が最もかかる部位であるが踵の指先側の部位は上下方向で隙が生じるため、踵骨の範囲であって中央部からつま先側の範囲13に足底滑り止め部材2を設けて靴と靴下1との滑り摩擦を大きくすることにより、靴と靴下1とを滑りにくくできる。
1    靴下
2    足底部滑り止め部材
3    足内側滑り止め部材
4    足外側滑り止め部材
5    足甲側滑り止め部材
6    中足骨頭部周辺
7    踵骨に対応する範囲
8    第1中足骨頭部から踵骨までに対応させた範囲
9    第5中足骨頭部から踵骨までに対応させた範囲
10   親指に対応する範囲
11   第1中足骨頭部に対応する範囲
12   第2中足骨から第5中足骨に対応する範囲
13   踵骨の範囲であって中央部からつま先側の範囲
14   内果の下方であって上下方向が内果下から足底に至る範囲で前後方向が距骨から踵骨の範囲
15   第5中足骨頭部に対応する範囲
16   外果の下方であって上下方向が外果下から足底に至る範囲で前後方向が距骨から踵骨の範囲
17   第1中足骨の足の表面に対応する範囲
20   足底部
21   足内側部
22   足外側部
23   足甲部
24   足首部
25   踵部
30   内果
31   外果

Claims (7)

  1.  足底部と、足内側部と、足外側部と、足甲部と、足首部と、踵部とを備えた靴下であって、
    少なくとも、前記足内側部に対応させた範囲、前記足外側部に対応させた範囲、及び、前記足甲部に対応させた範囲のうち1つ以上の範囲において、靴の内側に接する面及び足に接する面のうちの少なくとも1つ以上の面に滑り止め部材を設けたことを特徴とする靴下。
  2.  前記足内側部に対応する範囲に設ける足内側滑り止め部材を、第1中足骨部に対応する範囲、又は、内果の下方であって上下方向が内果下から足底に至る範囲で前後方向が距骨から踵骨の範囲に対応する範囲に設けたことを特徴とする請求項1に記載の靴下。
  3. 前記足外側部に対応する範囲に設ける足外側滑り止め部材を、第5中足骨部に対応する範囲、又は、外果の下方であって上下方向が外果下から足底に至る範囲で前後方向が第5中足骨から踵骨の範囲に対応する範囲に設けたことを特徴とする請求項1に記載の靴下。
  4. 前記足甲部に対応させた範囲に設ける足甲側滑り止め部材を、前記足甲部における第1中足骨の足の表面に対応する範囲に設けたことを特徴とする請求項1に記載の靴下。
  5. 前記足底部に対応する範囲に足底部滑り止め部材を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の靴下。
  6.  前記各部位の滑り止め部材が、ゴム製又はプラスチック製であり、形態が少なくとも点状体、線状体及び面状体の内のいずれか一つ以上の形態を有することを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の靴下。
  7.  前記各部位の滑り止め材の形態が、前後方向の線状体を左右方向又は上下方向に設ける形態と、前後方向に対して斜設させた線状体を前後方向に設ける形態と、上下方向の線状体を前後方向に設ける形態とのうちのいずれか1つ以上の組合せの形態を有することを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の靴下。
PCT/JP2016/085361 2016-11-29 2016-11-29 靴下 WO2018100624A1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018553531A JPWO2018100624A1 (ja) 2016-11-29 2016-11-29 靴下
PCT/JP2016/085361 WO2018100624A1 (ja) 2016-11-29 2016-11-29 靴下

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2016/085361 WO2018100624A1 (ja) 2016-11-29 2016-11-29 靴下

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2018100624A1 true WO2018100624A1 (ja) 2018-06-07

Family

ID=62241305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2016/085361 WO2018100624A1 (ja) 2016-11-29 2016-11-29 靴下

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPWO2018100624A1 (ja)
WO (1) WO2018100624A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019172249A1 (ja) * 2018-03-07 2019-09-12 美津濃株式会社 靴下、及びそれを含む機能性衣類
JP2020169406A (ja) * 2019-04-02 2020-10-15 岡本株式会社 レッグウェア
JP2021055210A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 株式会社ビ・アスリート 滑り止め付き靴下
JP7481601B1 (ja) 2023-09-28 2024-05-13 株式会社Peak Eazy 靴下

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3110455U (ja) * 2005-02-15 2005-06-23 株式会社マキトー・コンフォート 靴下
JP3119464U (ja) * 2005-11-01 2006-03-02 小森 肇 ソックス
WO2008087726A1 (ja) * 2007-01-18 2008-07-24 Asics Corporation ズレ抑制機能を持つソックス
US20140223630A1 (en) * 2013-02-12 2014-08-14 Randall L. Johnson Wearable article with correspondingly aligned interior and exterior grip material
JP3200517U (ja) * 2015-08-04 2015-10-22 株式会社Dc 踵矯正装具及び踵矯正用靴下

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3110455U (ja) * 2005-02-15 2005-06-23 株式会社マキトー・コンフォート 靴下
JP3119464U (ja) * 2005-11-01 2006-03-02 小森 肇 ソックス
WO2008087726A1 (ja) * 2007-01-18 2008-07-24 Asics Corporation ズレ抑制機能を持つソックス
US20140223630A1 (en) * 2013-02-12 2014-08-14 Randall L. Johnson Wearable article with correspondingly aligned interior and exterior grip material
JP3200517U (ja) * 2015-08-04 2015-10-22 株式会社Dc 踵矯正装具及び踵矯正用靴下

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019172249A1 (ja) * 2018-03-07 2019-09-12 美津濃株式会社 靴下、及びそれを含む機能性衣類
JP2020169406A (ja) * 2019-04-02 2020-10-15 岡本株式会社 レッグウェア
JP2021055210A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 株式会社ビ・アスリート 滑り止め付き靴下
JP7372663B2 (ja) 2019-09-30 2023-11-01 株式会社ビ・アスリート 滑り止め付き5本指靴下
JP7481601B1 (ja) 2023-09-28 2024-05-13 株式会社Peak Eazy 靴下

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2018100624A1 (ja) 2019-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10542790B2 (en) Selectively textured footbed
EP3185711B1 (en) Article with sole structure having multiple components
CA2575245A1 (en) Insole, and footwear system incorporating same
WO2018100624A1 (ja) 靴下
CN103908038A (zh) 一种结构新颖的轻逸跑鞋
US10098408B2 (en) Shoe, in particular a sports shoe
US20190239572A1 (en) Nonslip hosiery
JP6121695B2 (ja) ソックス
JP6081732B2 (ja) フットカバー
CN201798096U (zh) 高足部灵活性的鞋
CN214283575U (zh) 一种能够提高防滑性能的运动鞋及运动鞋底
JP3110455U (ja) 靴下
JP5959079B1 (ja) クッション付靴下
JP3183950U (ja) 靴用滑り止め部材
CN207767638U (zh) 鞋底及鞋类物品
JP2020056138A (ja) 靴下
CN217565076U (zh) 减震防滑的运动鞋
JP3201336U (ja) 靴下
JP7481601B1 (ja) 靴下
CN214317179U (zh) 一种能够提高防滑性能的运动鞋及运动鞋底
CN215685188U (zh) 一种轻便运动鞋及运动鞋底
CN214283615U (zh) 一种能够提高防滑性能的运动鞋及运动鞋底
KR20120003290U (ko) 발볼 넓이가 조절가능한 신발 밑창
JP2017020149A (ja) 歩行サポート靴下
WO2017175424A1 (ja) インソール及びそのインソールの形態を備えた靴

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 16922607

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

ENP Entry into the national phase

Ref document number: 2018553531

Country of ref document: JP

Kind code of ref document: A

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 16922607

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1