JP2017020149A - 歩行サポート靴下 - Google Patents

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Abstract

【課題】 足裏にかかる重心は、足の第5指側にあると不安定になる為に、親指重心が求められる。健常者・障がい者の直立時、歩行時の安定性向上や、スポーツ時の身体軸のブレ予防・瞬発力・停止力等の機能向上と外反母趾・内反小趾・疲労・怪我等などの予防改善の為、親指重心を図る事を目的とする歩行サポート靴下である。【解決手段】 靴下本体において、足の第1指とボールガース部に当たる指骨部との接触域の内側と外側との対称的な位置に、それぞれ天然ゴム、シリコンゴム、ポリウレタンフィルム、ポリ塩化ビニル樹脂材等の滑り止め部材を用いて滑り止め部を設けるが、滑り止め部は、溶着やコーティング等の方法に限らず、滑り止め性を有する素材を織り込む形で形成されてもよいことを特徴とする歩行サポート靴下。【選択図】図1

Description

本発明は、靴下、ストッキング、足袋、靴下状の物(以下 これらすべてを靴下と、記す)であり、足の第1指が接する靴下の内と外両方の接地面に滑り止め機能を有する、歩行サポート靴下に関するものである。
通常歩行時の足にかかる重心の動きは、片方の脚を前方に出して歩く時、まず踵部に重心がきて、次に外側縁部に移り、順次ボールガース部と重心が移って行く。次につま先部に重心が移った時には、先程の部分は、接地面から離れ始めている。この時最後の前進力となるのが、つま先部の全部ではなく、足の第1指が接地面を蹴る事で、安定した歩行、駆け足を可能にする。
左右の脚が、交互に上記の動作を行う事により、バランスの取れた歩行、駆け足ができるのである。足の第1指のグリップ力が最重要と成る。
また、第1指の身体に於ける役割は、他の第2、第3、第4、第5指(以下第何指とは、全て足の指の事である)と違い、第1指のみで身体全体に力が作用する場所である。
そして、第1指に力が入る事で、身体の重心が第1指にかかる事に成る。親指重心とは、身体の安定において、一番求められる状態である。
従来、靴下の滑り止めとして、靴下の外部の接地面に、シリコンゴムなどの滑り止め部材をコーティングもしくは溶着して、滑り止めを施したものが公知である。靴下の内と外の広い面積に滑り止めを付けた物であり、靴下の内側と外側の滑り止め部材は、非対向位置に設けた靴下である(特許文献1参照)。
作業用の靴下として、つま先部を除く領域の接地面に、滑り止め部材を点状に設けたものである(特許文献2参照)。
靴下の踵部分の内側と外側に滑り止めを設け、靴下の底部に足裏を刺激する為の突起を有した物である(特許文献3参照)。
実用新案登録第3110455号公報 特開2001−98401号公報 実用新案登録第3183109号公報
(イ) しかしながら、上述の特許文献1にあるように、靴下の内と外の広い面積に滑り止めを設けた物では、第1指だけに集中すべき力が、分散されて踏ん張りとバランスがとりづらい欠点があった。
(ロ) 特許文献2にあるように、靴下の外部接地面だけに、滑り止めを設けた物、特許文献3にあるように、靴下の踵部分に滑り止めを設けた物では、靴下内部における、第1指が滑った場合、踏ん張り力、蹴り出し力、身体のバランス保持力を軽減又は、阻害する欠点があった。
(ハ) また、靴下は伸縮性があり、第1指と靴下内部、第1指と靴下外部に何ら滑り止め機能が無い状態では、第1指と靴下、靴と靴下、床と靴下の摩擦係数が一方的に高まると、靴下がずれてしまい、第1指の力が靴、床に適切に伝わらず、歩行の妨げになる欠点があった。
(ニ) 上記歩行時において、最後に蹴り出すべき第1指の踏ん張る力が、第5指側に働き、外反母趾を助長してしまうのである。この事で重心は、第5指側に掛かる為に、第5指の変形、内反小趾の形成が進むのである。ストッキングなど、滑り易い素材の靴下においては、この事は顕著である。
本発明は、以上の問題点を解決する為になされたものである。
靴下本体において、足の第1指とボールガース部に当たる指骨部との接触域の内側と外側との対称的な位置に、それぞれ天然ゴム、シリコンゴム、ポリウレタンフィルム、ポリ塩化ビニル樹脂材等の滑り止め部材を用いて滑り止め部を設ける。滑り止め部は、溶着やコーティング等の方法に限らず、滑り止め性を有する素材を織り込む形で形成されてもよい。
以上を特徴とする歩行サポート靴下である。
第1指と靴下との間、靴下と靴内部又は、床との間において、第1指のグリップ力(接地面を掴む力)がアップするので、直立時・歩行時を問わず、従来の靴下(それに滑り止め性を加工してあったとしても)では得られなかった身体全体の安定性と前進性が得られる。
それは、身体の重心が第1指を中心にしてかかるようになることによって、外反母趾・内反小趾・疲労・怪我等の予防改善に繋がる。また健常者・障がい者の直立時や歩行時、作業時の安定性、スポーツ時の身体軸のブレ予防・瞬発力・停止力等の機能向上に繋がる。
更に、滑り止めが施されていない領域が広く、足の自由度が損なわれることがないので、程良い圧迫感はあっても、靴下による違和感・不自由感はない。
本発明の断面図 本発明において、靴下本体の外側に滑り止め部を設けた場合の実施例を示す底面図 図2に表される本発明の滑り止め部の別の形態を示す底面図 本発明において、靴下本体の内側に滑り止め部を設けた場合の実施例を示す底面図 本発明を使用して歩行する際、身体の重心移動(i→v)を示す底面図 本発明の一部である滑り止め部に、多数の小凸を設けた実施例を示す底面図 本発明の一部である滑り止め部に、多数のリブを設けた実施例を示す底面図
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
(イ) 図1は、靴下本体(2)の第1指(7)の指骨部接地面を基準として、靴下内部の接地面に、動かない様、コーティング若しくは溶着された、滑り止め部(1c)が設けられている。また、滑り止め部(1c)の相対する靴下外部接地面の場所に、動かない様、コーティング若しくは溶着された、滑り止め部(1a)が設けられている。足(11)に靴下本体(2)を履いた図である。
(ロ) 図2は、(イ)の靴下に於ける、靴下本体の外側に滑り止め部を設けた場合の実施例を示し、足の接地面(12)を表示してある。
(ハ) この滑り止め部(1c)、滑り止め部(1a)は、第1指(7)と第1指(7)のボールガース部(5)の一部も掛かる物である。
(ニ) 図4は、靴下本体(2)の第1指(7)が、接する靴下内部接地面に、滑り止め部(1c)と、第2指(8)の指骨部接地面を基準として、靴下内部接地面に、動かない様、コーティング若しくは溶着された、滑り止め部(1d)が設けられている。
(ホ) 図3は、(ニ)の靴下に於ける、滑り止め部(1c)と滑り止め部(1d)の相対する靴下外部接地面の場所に、滑り止め部(1a)と動かない様、コーティング若しくは溶着された、滑り止め部(1b)が設けられている。
(ヘ) 図3、図4に於ける、滑り止め部(1c)、滑り止め部(1d)、と滑り止め部(1a)、滑り止め部(1b)は、第1指(7)と第2指(8)のボールガース部(5)の一部も掛かる物である。
(ト) 靴下の形状において、第1指(7)と第2指(8)が分かれている場合においては、滑り止め部(1c)、滑り止め部(1d)、と滑り止め部(1a)、滑り止め部(1b)が、個々に独立して設けられているが、つま先部(6)に仕切りが無い靴下においては、滑り止め部(1c,1d)は、一体となり、滑り止め部(1a,1b)も、一体と成っている。
(チ) 図6、図7に於ける様に、滑り止め部(1a,1b,1c,1d)は、強い滑り止め効果のあるシート状もしくは、シートにエンボス加工(小凸・リブ)を施した物である。
(リ) 前記滑り止め部(1a,1b,1c,1d)の材質としては、薄くても強い滑り止め効果が得られる、天然ゴム、シリコンゴム、ポリウレタンフィルム、ポリ塩化ビニル樹脂が好ましい。
(ヌ) また、滑り止め部(1a,1b,1c,1d)を配する場所に、それぞれ滑り止め部を設ける替わりに、靴下自体の生地に、強い滑り止め効果が得られる素材を織り込む事で、前記記載の効果が得られる。
本発明は、以上の様な構造である。
本発明を使用するときは、図1の靴下(2)に足を入れると、第1指(7)が通常滑り止め部(1c)に当たる。歩き出すと、靴下の内部においては、滑り止め部(1c)が、第1指(7)の滑りを抑え、靴下外部においては、滑り止め部(1a)が第1指(7)の滑りを抑えることにより、立脚も確かな物に成る。歩行において、図5における最後の蹴り出し(v)が確かな物に成る為、安定した、前進力が得られ歩き易いのである。
第1指(7)以外の他の指が、靴下内部で滑り始めたとしても、第1指(7)が、滑りを押さえる保持力のおかげで、バランスを崩す事が無いのである。それほど第1指(7)の役割は、大事ということである。
また、靴を履かないで、床を歩いた時においても、前記の様に、第1指(7)の滑りを押さえる保持力のおかげで、立脚も確かな物に成る。歩行において、図5における最後の蹴り出し(v)が確かな物に成る為、安定した、前進力が得られ歩き易いのである。
この効果は、ストッキング、足袋などにおいても、同様である。
なお本発明の他の実施例に付いて以下説明する。図4の靴下(2)に足を入れると、第1指(7)と第2指(8)が通常滑り止め部(1c)と滑り止め部(1d)に当たる。歩き出すと、靴下の内部においては、滑り止め部(1c)と滑り止め部(1d)が、第1指(7)の滑りを抑え、靴下外部においては、滑り止め部(1a)が第1指(7)の滑りを抑えることにより、安定した歩行を可能にする。
前記において、通常とあるのは、外反母趾でない方を、想定して居り、滑り止め部(1d)を設けた事は、外反母趾が進んでいる方において、通常、第2指(8)がある場所の所まで、変形が起こっているのである。この時滑り止め部(1c)だけでは、第1指(7)の滑りを押さえる保持力が、活かされないのである。
通常、第2指(8)の位置まで、変形した第1指(7)は、滑り止め部(1d)と滑り止め部(1b)が、あることで滑りを押さえる保持力が得られ、立脚も確かな物に成る。歩行において、図5における最後の蹴り出し(v)が確かな物に成る為、安定した、前進力が得られ歩き易いのである。
つま先立ちに成った時や、女性のハイヒールなど踵が高い靴やサンダルの場合、第1指(7)だけでなく、ボールガース部(5)も接地する為、この部分に滑り止め部がある事で、安定が図られる。
図6、図7における様に、滑り止め部(1a)は、強い滑り止め効果のあるシート状もしくは、シートにエンボス加工において、小凸(9)、リブ(10)を施した物である。また、他の滑り止め部(1b,1c,1d)においても、同様である。
1a 滑り止め部
1b 滑り止め部
1c 滑り止め部
1d 滑り止め部
2 靴下本体
3 踵部
4 外側縁部
5 ボールガース部
6 つま先部
7 第1指
8 第2指
9 小凸
10 リブ
11 足
12 足の接地面

Claims (1)

  1. 靴下本体において、足の第1指とボールガース部に当たる指骨部との接触域の内側と外側との対称的な位置に、それぞれ天然ゴム、シリコンゴム、ポリウレタンフィルム、ポリ塩化ビニル樹脂材等の滑り止め部材を用いて滑り止め部を設けるが、滑り止め部は、溶着やコーティング等の方法に限らず、滑り止め性を有する素材を織り込む形で形成されてもよいことを特徴とする歩行サポート靴下。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7372663B2 (ja) 2019-09-30 2023-11-01 株式会社ビ・アスリート 滑り止め付き5本指靴下

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