JP3178435U - 靴の中敷 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】靴のインソール上に装着される中敷1は、つま先部11側を厚く(例えば4〜5mm)し、踵部13側を薄く(例えば1〜2mm)形成され、好ましくはつま先部11側を厚くした厚肉部は少なくとも使用者のつま先から土踏まずの手前に至るまでの範囲に設けられ、踵部13側を薄くした薄肉部は使用者の踵が接する範囲に設けられ、厚肉部から薄肉部へ至る部分は厚みが次第に薄くなった厚み調整部とする。これによって、使用者の足指及び足の甲が靴の内側にフィットし、使用者の踵が靴の踵部分にしっかりとホールドされて容易に脱げることが防止される。
【選択図】図1
Description
[中敷の構成]
以下、本考案に係る靴の中敷について、好ましい実施形態に基づいて詳細に説明する。図1(a)は本考案に係る靴の中敷の第一の実施形態の平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。尚、以下に説明する中敷1は右足用であるが、左足用は右足用に対して左右逆の形状になるのみであるので、以下の各実施形態では右足用のみを示し左足用の図示及び説明は省略する。
次に、上記した中敷1の作用について説明する。図2は中敷1が装着された靴2を使用者が履いた状態を示す断面図である。靴2のインソール21の上に装着された中敷1の表面に使用者の足3の足裏が接触している。そして、使用者の足3の足指30及び足指30の付け根部分12が接触する中敷1のつま先部11側から付け根部12(土踏まずの手前)にかけて厚く形成された肉厚部とされていることによって足3の足指30及び甲が靴2の内面にぴったりとフィットし、靴2の中で使用者の足指30がむやみに動くことがない。また、踵部13側が薄くなっていることによって、使用者の踵31の持ち上がりを低減して使用者の踵31が靴2の踵部分にしっかりとホールドされるので靴2が容易に脱げることがなく、且つ、足の位置ずれが抑制される。尚、中敷1は1枚ではなく2枚などの複数枚を使用することでよりフィット感を高めることも可能である。
第一の実施形態に係る靴の中敷1によれば、つま先11側を厚く、踵部13側を薄く形成したことにより、使用者の足の甲が靴2にフィットし、踵が靴にしっかりとホールドされるので歩きやすく、しかも脱げ難くいという効果がある。
[中敷の構成]
次に、本考案に係る靴の中敷の第二の実施形態について説明する。図3(a)は本考案に係る靴の中敷の第二の実施形態の斜視図、(b)は(a)の底面図である。また、図4は図3に示す中敷のB−B線及びC−C線の断面図である。図示された中敷5は、人の足裏の形と同様の外形形状を有しており、第一の実施形態と同様に、つま先部51側から足指30の付け根部分52側(土踏まずの手前)に至るまでが厚く(例えば、厚み4mm)形成された肉厚部とされ、踵部53側が薄く(例えば、厚み2mm)形成された薄肉部とされている。尚、中敷5の厚みは、第一の実施形態と同様に、肉厚部側から薄肉部側に向かって徐々に薄くした形状となっているが、つま先部11側から踵部13側に向かって徐々に薄くなる形状としても良い。そして、踵部53の周囲は、図4(a),(b)に示すように、踵部53側の周縁部を上側に向かって折り曲げるようにして立設された折り曲げ部54が形成されている。また、中敷5の裏面には、図3(b)に示すように、通気性を持たせるために、複数の通気孔55,55が全面に及ぶように設けられている。尚、通気孔55,55はこれに限らず適宜の範囲に設けることができる。さらに、本実施形態では、通気孔55,55を目隠ししてデザイン性を高め、また通気孔の目詰まりが生じないように中敷5の表面(上面)は通気性を有する布状の繊維で覆っている。尚、中敷5の素材としては中敷1と同様のものを選択することが可能である。
次に、中敷5の作用について説明する。第二の実施形態に係る中敷5は、第一の実施形態と同様に、靴2のインソール21上に装着される。そして、中敷5の上面に使用者の足3の裏が接触すると共に折り曲げ部54が使用者の足3の踵を包む状態になる。そして、中敷3と同様に、中敷5のつま先部51側から足指30の付け根部分52側に至るまでが厚く形成された肉厚部とされていることにより使用者の足指30及び甲の部分が靴2の内側にフィットする。また、踵部53側が薄く、且つ、折り曲げ部54を備えていることによって使用者の足3の踵がしっかりとホールドされる。
第二の実施形態に係る靴の中敷によれば、第一の実施形態と同様の効果を得ることができるほか、折り曲げ部54が設けられていることにより踵部53によるホールド性が更に確実になるという効果がある。
2 靴
3 足
5 中敷
11 つま先部
12 付け根部
13 踵部
14 通気孔
21 インソール
30 つま先
31 踵(かかと)
51 つま先部
52 中央部
53 踵部
54 折り曲げ部
55 通気孔
Claims (5)
- 靴内に敷かれる靴の中敷において、
つま先部側を厚く、踵部側を薄くしたことを特徴とする靴の中敷。 - 請求項1に記載の靴の中敷において、
前記つま先部側を厚くした厚肉部は少なくとも使用者のつま先から土踏まずの手前に至るまでの範囲に設けられ、踵部側を薄くした薄肉部は使用者の踵が接する範囲に設けられ、前記厚肉部から薄肉部へ至る部分は厚みが次第に薄くなった厚み調整部とされていることを特徴とする靴の中敷。 - 請求項1又は2に記載の靴の中敷において、
前記つま先部側の厚み部分の厚みは4〜5mmであり、前記踵部の厚みは1〜2mmであることを特徴とする靴の中敷。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の靴の中敷において、
前記靴の中敷には通気孔が設けられていることを特徴とする靴の中敷。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の靴の中敷において、
前記踵部側の周縁部を折り曲げるようにして立設された折り曲げ部を備えていることを特徴とする靴の中敷。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012004072U JP3178435U (ja) | 2012-07-05 | 2012-07-05 | 靴の中敷 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012004072U JP3178435U (ja) | 2012-07-05 | 2012-07-05 | 靴の中敷 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3178435U true JP3178435U (ja) | 2012-09-13 |
Family
ID=48005173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012004072U Expired - Lifetime JP3178435U (ja) | 2012-07-05 | 2012-07-05 | 靴の中敷 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3178435U (ja) |
-
2012
- 2012-07-05 JP JP2012004072U patent/JP3178435U/ja not_active Expired - Lifetime
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