JP2010094517A - カイロ - Google Patents

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Abstract

【課題】手袋、ミトン、靴下、靴、長靴などの内側に使用するように構成されたカイロを提供すること。
【解決手段】本体部分および本体部分から延在する1つまたは複数の末端部分を有する発熱体であって、前記1つまたは複数の末端部分が、実質的に、使用者の1つまたは複数のそれぞれ別個のまたは結合された末端部の形状に従うように構成される発熱体と、1つまたは複数の末端部分のうちの少なくとも1つに関連付けられた少なくとも1つの留め具とを備えるカイロ。また、カイロと、上述のカイロを受けるポケットを有する覆い物との組合せ。
【選択図】図2

Description

関連出願への参照
本出願は、参照によって本明細書に組み込まれる2009年10月20日出願の米国仮特許出願第61/106,630号に対する優先権を主張する。
本発明は、足用カイロを含むカイロに関し、より詳細には、手袋、ミトン、靴下、靴、長靴などの内側に使用するように構成されたカイロおよび足用カイロに関する。
極端な低温気象の環境において手および足を暖かく保つのを助ける、足用カイロを含むカイロは、当技術において既知である。これらは、通常、末端部を暖かく保つために、手に保持されるか、またはポケット、手袋、ミトン、靴下、靴、長靴などの中に配置される。カイロおよび熱源のタイプによって、カイロは、約1時間から約24時間持続可能である。
初期のカイロは、酸化によって熱を発生させるようにプラチナ触媒と反応される点火液または液体プロパンガスで満たされた小型の炉の形態をとっていた。このタイプのカイロは、単純に燃料を供給することによって再使用する意図を有する実質的な構成要素からなっていた。別のタイプのカイロは、過飽和状態の溶液の発熱を伴う結晶化によって熱を発生させる。このカイロは、通常再使用可能であり、カイロを煮沸し、冷ますことによって再装填可能である。このカイロの加熱は、結晶化を開始する核形成の中心を生成するカイロ内の小さい金属装置をパチンと折ることによって引き起こされる。結晶化が開始されると、結晶体のそれ自体の中の水分に塩分を溶解するのに必要とされていた熱が放出される。
現在、低温気象の屋外活動にかかわる人によって使用されるカイロは、ますます使い捨ての種類のものになってきている。これらは、通常、セルロース、鉄、水、活性炭、バーミキュライト、および塩を含み、空気にさらされると、発熱を伴う酸化によって熱を発生する。当技術において既知の使い捨てカイロは、しばしば、多くはおよそ高さ2インチから3インチ×幅3インチから4インチである小さい長方形の形状に形成される。これらのカイロは酸化によって熱を発生させるため、封止されたプラスチックの包みなどの密閉容器の中に包装されており、使用する準備ができたとき、包みが開かれ、カイロは作動および使用されるように空気にさらされる。
当然ながら、使用者はカイロを使用する様々なやり方を見出してきた。あるものは、ポケットに配置され、それによって、使用者がポケットに手を入れたとき、一時的に手を温めるようにカイロを保持できる。他の人々は、手袋または靴の中にカイロを配置し、カイロが、手のひらもしくは手の甲の上に載るか、または足指の下もしくは上に載るようにする。このため、製造業者は、カイロを手の甲の領域にあるポケットの中に挿入するように、手袋の外面に開口部を備えた手袋およびミトンを製造するようになった。しかしながら、カイロおよび手袋または靴下の構造が、カイロによって供給される熱が最も必要である、指に対する良好な熱分配を妨げる。
米国仮特許出願第61/106,630号
したがって、低温により激しく影響を受ける傾向のある末端部、すなわち指および足指に対するカイロの必要性が、当技術に存在する。また、そのようなカイロは、特別な手袋、ミトン、靴下、靴などのあるなしにかかわらず使用可能である必要がある。
本発明は、本体部分および本体部分から延在する1つまたは複数の末端部分を有する発熱体であって、前記1つまたは複数の末端部分が、実質的に、使用者の1つまたは複数のそれぞれ別個のまたは結合された末端部の形状に従うように構成される発熱体と、1つまたは複数の末端部分のうちの少なくとも1つに関連付けられた少なくとも1つの留め具とを備えるカイロに関する。本明細書に使用されるカイロという用語は、同様に構成されるが手よりも足の解剖学的構造に関連するように特に構成される足用カイロを含む追加の構成にわたるように意図される。この点に関して、1つまたは複数の指、ならびに1つまたは複数の末端部という用語は、1つまたは複数の足指ならびに1つまたは複数の指を意味するものと理解される。
任意の適切なカイロの技術が本発明に適用され得るが、カイロは使い捨ての種類のものであることが好ましく、当技術で既知の活性炭の種類のものであることが最も好ましい。活性炭は典型的に粉末状であり、このカイロは通常可撓性であるため、使用者にある程度の可動性および手先の細かい動きをもたらすので、この技術は本発明に特に適する。このタイプの技術を使用して、本発明のカイロは、また、包みを開けることで、活性炭が発熱を開始するのに必要な酸素を与えるように、使用者の両手または使用者の両足に対して、1つの包みにつき1つまたは2つが包装可能である。
本発明のカイロは、最も好ましくは、一般に「覆い物」と本明細書に称される手袋、ミトン、靴下、靴などに使用されるように意図されるので、留め具は、1つまたは複数の末端部によって係合されるように構成される。1つまたは複数の末端部によって留め具が係合されると、手または足が中に挿入されるにつれて、カイロが覆い物の中へと移動され、覆い物の中で、手または足および末端部の位置に対して、カイロを正しく設置できる。すなわち、留め具は、覆い物の中へ挿入されつつあるカイロが、覆い物の中へ挿入されつつある手および末端部に対して、実質的に固定された関係に保持できるようにする。
留め具は、カイロを覆い物の中へ移動させるように、1つまたは複数の末端部のうちの少なくとも1つによって一時的に係合可能である任意の要素であり得る。好ましくは、留め具は、1つまたは複数の末端部の少なくとも先端部を係合するキャップとして形成される。より好ましくは、留め具は、各末端部の先端部を係合するキャップを含み、指の領域の下へと下方に延在する、概ねカイロの形状に切断された別の層として形成される。この点に関して、キャップタイプの留め具は、個々にまたは集合的に、1つまたは複数の末端部と関連付けられ得る。
当然ながら、2つ以上の末端部を覆うように形成されたキャップ留め具は、2つ以上の専用末端部のための区画を有するミトン、靴下、靴、長靴などの覆い物にのみ使用可能である。カイロが、専用末端部のための個々の区画を備えた手袋または覆い物に使用されるように意図される場合、特定の区画のための専用末端部が、それ自体の各留め具を有することが好ましい。
キャップタイプの留め具を使用するとき、キャップは、発熱体自体によって一方の側に形成され、キャップ材料がキャップ部分の残りの部分を形成してもよい。任意の適切な材料がキャップ部分の残りの部分に使用可能であるが、キャップ部分の残りの部分は、必要に応じて、使用者が皮膚に当てて快適である触覚材料から形成されることが好ましい。したがって、キャップはプラスチック材料から形成可能であるが、キャップは、触れて不快でない織物または他の通気性材料から形成されることが好ましい。
他のタイプの留め具が、本発明の精神から逸脱することなく、本発明に使用可能である。たとえば、留め具は、好ましくは発熱体の末端部分の一方の側から他方の側まで、1つまたは複数の末端部の回りに延びる帯の形であることができる。このような帯のタイプの留め具は、係合される1つまたは複数の末端部の様々なサイズに適合するように、使用時に、弾性または調整可能であることが好ましい。したがって、帯のタイプの留め具は、カイロを使用者の末端部に対して実質的に固定された関係に保持するように1つまたは複数の末端部の一部分を囲む、弾性のゴム帯またはゴム材料の帯、ベルクロ製細片、1つまたは複数の粘着性の端部を有する細片などから形成され得る。
複数の末端部のための単一の留め具を備えたカイロの使用は、複数の末端部のための単一の区画を有するミトン、靴下、靴、長靴などでの使用が意図されるカイロに使用可能である。しかしながら、手袋での使用に最も好ましい実施形態では、カイロは、各末端部に関連付けられた留め具を有する。さらに、より完全に末端部を係合することが望まれる場合、2つ以上の留め具が、1つまたは複数の末端部と関連付けられ得る。
本発明のカイロの好ましい実施形態は、また、好ましくは、末端部を越えて手または足を係合するように発熱体の本体部分に関連付けられた支持部を含む。使用者の手または足を係合するための支持部は、帯のタイプの留め具に関して上述されたように、使用者の手または足の少なくとも一部分を囲み、好ましくは発熱体の本体部分の両側に取り付けられる、好ましくは帯のタイプの支持部である。代替として、手または足のための支持部は、使用者の手または足に対して発熱体を保持するのを助ける、末端部に関連付けられた留め具の延長部または他の適切な部材であり得る。
追加の手先の細かい動きまたは感覚を必要とする、猟師、漁師またはその他の人々のためなどの代替実施形態では、本発明のカイロは、人差し指に関連付けられた障害物を排除するように形成可能である。したがって、このような実施形態の使用者は、引き金を引いたり釣り糸を探ったりなどするとき、カイロによる影響を受けにくくなる。
本発明のカイロの発熱体は、使用者の手のひら側もしくは手の甲側、または使用者の足の裏または甲に使用するように配置可能であるが、使用者の手の甲側または足の甲に配置されることが好ましい。この位置に置くことによって、着用者がカイロの存在を感じることが制限され、また、発熱体の外被が壊れ、中に保持されている発熱材料を放出する可能性が制限される。
本発明のカイロは、特に、覆い物用の、手袋またはミトン、ならびに靴下または靴での使用が企図される。最も好ましくは、カイロが、使用者の皮膚に直接接触することなく覆い物の中へ挿入可能であるように、覆い物は、覆い物に対する追加の層などの形態のポケット内にカイロを受けるように構成される。このようなポケットが使用されるとき、カイロを失わないように、または、不必要なものがポケットに入らないように、または、開いたポケットもしくは未完成の体裁を引っ掛けることによって使用者の邪魔をしないように、カイロが挿入されるポケットの開口部を閉鎖できる閉鎖装置を有してよい。
本発明は、同様の参照符号が同様の部品を指す添付の図面を参照して考慮するとよりよく理解される。しかしながら、この図面は、本発明をいかなる方式に限定することなく、本発明の好ましい実施形態を単に例示するために示されている。
本発明に従って形成されたカイロの第1実施形態の上面図である。 本発明に従って形成された図1に示されるカイロの第1実施形態の下面図である。 本発明に従って形成されたカイロの第2実施形態の下面図である。 本発明に従って形成されたカイロの第3実施形態の下面図である。 本発明に従って形成された図1に示されるカイロの第1実施形態の側面斜視図である。 本発明に従って形成された図1に示されるカイロの第1実施形態の前面斜視図である。 本発明に従って形成された図4に示されるカイロの挿入部の実施形態の後面斜視図である。 本発明に従って形成された足での使用のためのカイロの一実施形態の下面図である。 本発明のカイロの好ましい実施形態の概略図である。 図9Aのカイロの指先の部分的な側面図である。 好ましい寸法を含む、図9Aに示される本発明のカイロの好ましい実施形態の概略図である。 カイロの指部分を越えて延在する留め具を備えた、本発明のカイロの最も好ましい実施形態の概略図である。 好ましい寸法を含む、図10Aに示される本発明のカイロの最も好ましい実施形態の概略図である。 本発明のカイロのためのポケットを備えた、好ましい手袋の甲の平面図である。 図11の好ましい手袋の側面の立面図である。 本発明のカイロを受ける開いた構成のポケットを備えた、図11の好ましい手袋の斜視図である。
本発明は、一般に、本体部分6および本体部分6から延在する1つまたは複数の末端部分8を有する発熱体4と、1つまたは複数の末端部分8のうちの少なくとも1つに関連付けられた少なくとも1つの留め具10とを備えるカイロ2に関する。好ましいカイロ2の末端部分8は、実質的に、使用者の1つまたは複数のそれぞれ別個のまたは結合された末端部、すなわち手袋において使用され得るようにそれぞれの個々の指か、または、ミトンにおいて使用され得るように2つ以上の指を一緒にしたものの形状に従うように構成される。
発熱体4は、好ましくは、当技術において既知のように、活性炭技術を使用して好ましくは製造される使い捨てのカイロ要素であり、本体部分6および1つまたは複数の末端部分8を備えて形成される。さらに既知のように、好ましい活性炭発熱体4は、長方形の支持部上に活性炭を包含する酸素透過性の外膜を用いて作製される。発熱体4は、使用のために開けられるまで、気密容器の中に包装される。さらに、発熱体4は可撓性であり、使用者の手に対して配置されたとき、事実上無制限に動くことができる。
図、特に図1〜3、図5、図6、図9Aおよび図10Aに示されるように、発熱体4は、人の手の一部分、特に指の領域に従うような形状にされる。当然ながら、図8に示すように、この形状は代替として足に従うことができ、この図は同様に、最も詳細には、末端部としての足指に関する。
特定の用途では末端部の下の領域へは熱が望まれないために、本体部分8が熱を発生させない場合でも、複数の末端部分8が使用されるとき、発熱体4の本体部分6は、末端部分8のための連結部として働く。さらに、末端部分8が末端部の下に延在する必要がない場合、特に、末端部分8が2つ以上の末端部と関係され得るミトンの中または足に使用されるとき、本体部分6は末端部分8に組み込み可能である。
図2〜6に示すように、本発明のカイロ2は、カイロ2を中で正しく位置決めするために、末端部が覆い物の中へ挿入される際に末端部を係合する留め具10を含む。留め具10は、覆い物への挿入の際に、使用者の末端部に対して実質的に固定された関係に発熱体4を保持するのに適する任意の形態をとることができる。しかしながら、最も好ましい留め具10は、1つまたは複数の末端部の先端部が係合するキャップとして、図2、図5、図6および図9Bに示されている。
キャップタイプの留め具10では、1つまたは複数のキャップの材料は、縫い合わせ、ヒートシール、接着剤、またはその他の適切な手段によって、発熱体4の隣接する部分に取付け可能である。これは図5および6に最もよく示されており、この場合、キャップ材料が末端部分8の端部から延在するポケットを形成する。キャップタイプの留め具10の材料は、任意の適切な材料であり得るが、着用者に対する不快感を最小限にするために、材料は比較的薄く、快い手触りのものであることが好ましい。したがって、ポリエチレン、いくらかの弾性を有する紙などが、留め具10を形成する材料として使用されるのに適すると考えられる。
図3および4に示される代替実施形態では、留め具10は、カイロ2を覆い物に挿入する際に、第1関節より上の使用者の末端部によって係合可能である帯または細片状の材料から形成される。最も好ましくは、帯のタイプの留め具10’は、任意の既知の手段によって発熱体4の末端部分の両側に取り付けられる弾性材料からなる。必要ではないが、このような帯のタイプの留め具10’が弾性でない場合、留め具10’は、係合される1つまたは複数の末端部の様々なサイズに適合するように調整可能であることが好ましい。
本明細書に述べられる実施形態に限定されないが、企図される帯のタイプの留め具10’は、カイロ2を使用者の末端部に対して実質的に固定された関係に保持するように、1つもしくは複数の末端部の一部分を囲む、弾性のゴム帯もしくは布帯、ベルクロ細片、紐、1つもしくは複数の粘着性の端部を有する紙もしくはプラスチックの細片などから形成可能である。
当然ながら、要望に応じて、2つ以上のタイプの留め具10が、単一の実施形態において使用可能であるか、または、2つ以上の留め具10が、単一の末端部もしくは末端部の集合体に使用可能である。たとえば、図2は、親指の基部に帯のタイプの留め具10’を備えた、親指の先端部でのキャップタイプの留め具10の使用を示す。同様に、図4は、親指の第1関節のちょうど上方に1つ、親指の基部に1つといった、親指に2つの帯のタイプの留め具10を使用している状態を示す。
この最も好ましい実施形態では、カイロ2は、カイロ2を覆い物へ挿入する際に、使用者の手または足に対して発熱体4を支持するのを助ける支持部12を含む。帯のタイプの留め具10’と同様に、支持部12は、好ましくは、カイロ2を使用者の手または足に対して実質的に固定された関係に保持するように、1つもしくは複数の末端部の一部分を囲む、弾性のゴム帯もしくは布帯、ベルクロ細片、紐、1つもしくは複数の粘着性の端部を有する紙もしくは細片などから形成される。
さらに、このように使用されるときの使用者の皮膚に対する発熱体4の快適さを改善するために、使用者の皮膚と接触するように企図される発熱体4の側部が、触れてより快適である被覆材料(図示せず)を有することができる。これは、好ましくは、表面上に形成されるか、または発熱体4の側部に取り付けられる、弾性を有する薄い層からなる紙状の布などの通気性材料であってよい。
本発明のカイロ2は、特定の作業ならびに特定の覆い物に適用可能である。たとえば、図4に示すように、人差し指に短い末端延長部8’を備えるスポーツマン用のカイロ2’が形成される。この構成によって、使用者の人差し指は、狩猟の際に引き金を引くこと、または釣りの際に釣り糸を探ることなどの作業に対してより敏感になる。特定の作業のためのその他のこのような構成もまた、本発明の精神の範囲内にあることが意図される。
図7および図11〜13は、カイロ2が中に挿入可能である開口部16とカイロ2が中に保持可能であるポケット18とを有する手袋、手袋ライナー、ミトン、靴下、靴、長靴などの特殊な覆い物14の中へ挿入部として本発明のカイロ2を使用する代替の方法を含む。この特殊な覆い物14を使用するとき、使用者は、標準の覆い物について上述されたように、特殊な覆い物14のポケット18の中へカイロ2を挿入することができる。カイロ2が特殊な覆い物14のポケット18内に位置決めされると、カイロ2を適所に残したまま、使用者は手または足を抜くことができる。
カイロ2とポケットを有する覆い物14のこの組合せと併せて、図7は、ポケット18の開口部16を、5本指のカイロがポケット18の中に挿入できるようにする、親指の領域から小指まで延在する弓形の細穴として示す。代替として、図11〜13に示すように、覆い物14は、4本指のみに関連付けられ、親指に関連付けられないポケットを有することができる。覆い物14は、ポケット18を形成するように、覆い物14の一方の側に取り付けられる追加の外側層20を有し、この外側層20は、好ましくは、ポケット18の開口部16を閉じた構成に保持する閉鎖部材22を含むことができる。
閉鎖部材22は、組になった磁石、スナップ、ボタン、留め金、ベルクロタイプのフックとループ部分、ファスナ部分、フックと鳩目金、折り返し端部などを含む、任意の適切なタイプのものであってよい。当然ながら、開口部16を閉じた構成に保持するようにポケット18および/または閉鎖部材22を形成する外側層20を備えたこのような構成は、説明された本発明から逸脱しない様々な実施形態に適応され得る。しかしながら、その最も好ましい実施形態において、閉鎖部材22は、開口部16の縁部に縫い込まれた、組になった磁石または磁石と磁石のブランクを含む磁石である。
図9Aは、親指を含む本発明のカイロの好ましい実施形態の概略図である。図9Bは、留め具10を形成する追加の層を、発熱体4を形成する層に対して、貼り合わせ、接着、押さえ付け、糊付け、ヒートシール、または固定を行うことによって、留め具10の少なくとも一部分が、カイロ2の末端部分8の少なくとも一部分、好ましくはそれぞれの末端部分8全体の回りに固定された、好ましいカイロ2の指先部分の側面図である。
図9Aの実施形態の好ましい寸法が図9Cに示されるが、任意の適切な寸法が、多様な構成の選択に依存して使用可能であることを理解されたい。したがって、図9Bの図の詳細は、すべての許容される請求項の範囲を越えて本発明に限定されるようには意図されない。
図10Aの最も好ましい実施形態では、カイロ2は親指部分を含まない。しかしながら、この実施形態は、末端部分8のすべての側部、および耳部24に終端する本体部分6の底部の下へと下方へ延在する本体部分6の側部に沿った、加熱要素4に対する追加の層として形成される留め具10を備えて示される。この留め具10の構成は、好ましくは、覆い物14の中への挿入のために留め具10と加熱要素4との間に使用者の指を挿入することのできる繊維材料から形成される一体状の部品である。
上述の本発明の好ましい実施形態に対する変更、修正、改変は、それ自体が当業者に明らかであろう。このようなすべての変更は、添付の請求項によってのみ限定される、本発明の精神および範囲の内にあることが意図される。
2 カイロ
2’ カイロ
4 発熱体
6 本体部分
8 末端部分
8’ 末端延長部
10 留め具
10’ 留め具
12 支持部
14 覆い物
16 開口部
18 ポケット
20 外側層
22 閉鎖部材
24 耳部

Claims (17)

  1. 本体部分および前記本体部分から延在する1つまたは複数の末端部分を有する発熱体であって、前記1つまたは複数の末端部分が、実質的に、使用者の1つまたは複数のそれぞれ別個のまたは結合された末端部の形状に従うように構成される発熱体と、前記1つまたは複数の末端部分のうちの少なくとも1つに関連付けられた少なくとも1つの留め具とを備えるカイロ。
  2. 前記留め具が、2つ以上の前記末端部分と関連付けられた、請求項1に記載のカイロ。
  3. 前記末端部分のそれぞれと関連付けられた留め具を備える、請求項1に記載のカイロ。
  4. 前記本体部分に関連付けられた支持部をさらに備える、請求項1に記載のカイロ。
  5. 前記少なくとも1つの留め具が、少なくとも1つの末端部分の縁部の回りに、前記留め具の縁部を貼り合わせることによって形成される、請求項1に記載のカイロ。
  6. 前記末端部分のそれぞれと関連付けられ、前記本体部分を覆う留め具を備え、前記留め具が、前記本体部分の底部を越えて延在する耳部をさらに備える、請求項1に記載のカイロ。
  7. 前記留め具が、薄い層のポリエチレンから形成される、請求項1に記載のカイロ。
  8. 前記発熱体が、少なくとも着用者の手と接触するように構成される側において被覆材料で裏打ちされる、請求項1に記載のカイロ。
  9. カイロと覆い物との組合せにおいて、前記カイロが、本体部分および前記本体部分から延在する1つまたは複数の末端部分を有する発熱体であって、前記1つまたは複数の末端部分が、実質的に、使用者の1つまたは複数のそれぞれ別個のまたは結合された末端部の形状に従うように構成される発熱体と、前記1つまたは複数の末端部分のうちの少なくとも1つに関連付けられた少なくとも1つの留め具とを備え、前記カイロの前記末端部分が、使用者の1つまたは複数の末端部を受ける前記覆い物の一部分と関連付けられるように、前記覆い物が、前記カイロを受ける開口部を有するポケットを備える組合せ。
  10. 前記覆い物が、前記ポケットを閉じた構成に保持する閉鎖部材をさらに備える、請求項9に記載の組合せ。
  11. 前記閉鎖部材が、磁石、スナップ、ボタン、留め金、フックとループの留め具、ファスナ、フックと鳩目金、および折り返し端部からなる群から選択される、請求項9に記載の組合せ。
  12. 前記覆い物が、手袋、手袋ライナー、ミトン、靴下、靴、および長靴を含む群から選択される、請求項9に記載の組合せ。
  13. 前記カイロが、前記覆い物が手袋および手袋ライナーを含む群から選択されるとき複数の末端部分を含み、前記覆い物がミトン、靴下、靴および長靴からなる群から選択されるとき1つの末端部分を含む、請求項12に記載の組合せ。
  14. 前記カイロの前記少なくとも1つの留め具が、少なくとも1つの末端部分の縁部の少なくとも一部分の回りに前記留め具の縁部の少なくとも一部分を固定することによって形成される、請求項9に記載の組合せ。
  15. 前記留め具の少なくとも一部分が、貼り合わせ、接着、押さえ付け、糊付け、およびヒートシールからなる群のうちの1つによって、前記カイロの前記末端部分の少なくとも一部分に固定される、請求項14に記載の組合せ。
  16. 前記カイロが、前記末端部分のそれぞれと関連付けられ、前記本体部分を覆う留め具を備え、前記留め具が、前記本体部分の底部を越えて延在する耳部をさらに備える、請求項9に記載の組合せ。
  17. 前記カイロの前記留め具が、薄い層のポリエチレンから形成される、請求項9に記載の組合せ。
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