JP2008136703A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】被加熱物からでた油などを発火させることなく、簡単に処理することができる使い捨て皿を付属した加熱調理器を提供すること。
【解決手段】使い捨て皿7はアルミなどの熱伝導の良い素材で、受皿温度検知手段6が検知する受皿5の温度と使い捨て皿7の温度に差が少ないように受皿5の上底に密着し、網2の脚部と受皿5の側壁の間にはまり、受皿5と密着していない取っ手部を設けた形に成形し、受皿温度検知手段6が検知する温度が、油の発火する温度になると、制御手段が発熱体の出力を下げることにより、被加熱物からでた油を発火させることなく使い捨て皿に受けることとなる。
【選択図】図1
【解決手段】使い捨て皿7はアルミなどの熱伝導の良い素材で、受皿温度検知手段6が検知する受皿5の温度と使い捨て皿7の温度に差が少ないように受皿5の上底に密着し、網2の脚部と受皿5の側壁の間にはまり、受皿5と密着していない取っ手部を設けた形に成形し、受皿温度検知手段6が検知する温度が、油の発火する温度になると、制御手段が発熱体の出力を下げることにより、被加熱物からでた油を発火させることなく使い捨て皿に受けることとなる。
【選択図】図1
Description
本発明は使い捨て皿を有する加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器の受皿にはマットが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平7−33228号公報
しかしながら、前記従来の構成では、水有りの片面焼きのグリルで使用するものであったため、網の下にも発熱体であるヒーターを有する両面焼きグリルでは、マットが下部ヒーターの妨げとなって入らなかったり、食材の裏面が焼けなかったりするという課題を有していた。また、両面焼きグリルには下ヒーターによる受皿の温度過昇防止のために温度センサーが設けられているが、波型に形成されたマットでは、マットと受皿の間に空気層ができるため、食材の油が付着して発火の恐れがあるマットの温度が検知できないという恐れがあるという課題を有していた。また、食材からでた油は、マット上を流れてマットに設けられた小孔から流れ受皿にたまるようになっていたため、受皿に油がたまり、水無しのグリルでは調理後の洗浄に手間がかかるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、両面焼きグリルの下部発熱体の妨げになることなく、温度センサーによって食材の油がたまる部分の温度を検知し、受皿への油もれがなく調理できることとしたグリル用使い捨て皿を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、アルミなどの熱伝導の良い素材で、受皿の上底に密着し、網の脚部と受皿の側壁の間にはまり、受皿と密着していない取っ手部を設けた形に成形した使い捨て皿を付属したものである。また、受皿温度検知手段が検知する温度が、油の発火する温度になると、制御手段が発熱体の出力を下げるよう制御したものである。
これによって、加熱時には、被加熱物からの油などの汁は、使い捨て皿にたまり、受皿温度検知手段が検知する温度が約200℃以上になると、使い捨て皿の温度もそれより高い油の発火する温度になっているが、制御手段が発熱体の出力を下げるため、使い捨て皿に落ちた油の発火を抑えることとなる。加熱調理後は、使い捨て皿を油汚れごと捨てればよいので、受皿の洗浄の手間を省くこととなる。
本発明の加熱調理器は、温度検知されている受け皿に密着した使い捨て皿を付属することによって、油の発火を抑えて調理し洗浄の手間を省くことができる。
第1の発明は、加熱調理をする調理庫と、被加熱物を載せる網と、前記網より上に位置する上部発熱体と、前記網より下に位置する下部発熱体と、上部発熱体と下部発熱体の出力を制御する制御手段と、前記下部発熱体よりも下に位置し、前記網を支える受皿と、前記受皿の温度を検知する受皿温度検知手段と、前記受皿の上底に密着し、前記網の脚部と前記受皿の側壁の間にはまり、前記受皿と密着していない取っ手部を設けた形に成形した使い捨て皿を設けたことにより、油汚れの洗浄の手間を省くことができる。
第2の発明は、特に、前記受皿温度検知手段の検知する温度が油の発火する温度以上に上昇すると、制御手段が発熱体の出力を下げることにより、使い捨て皿に落ちた油の発火を抑えることができる。
第3の発明は、被加熱物を載せる面を違う形状で表裏2面持つ網と、前記網の脚部と下面端を支えるフランジを設けた受皿と、前記網の脚部と下面端と前記受皿のフランジの間にはまるフランジを設けた使い捨て皿を設けたことにより、網の汚れを最小限に抑えて、被加熱物からでた油などを発火させることなく、簡単に処理することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における使い捨て皿と加熱調理器の断面図を示すものである。
図1は、本発明の第1の実施の形態における使い捨て皿と加熱調理器の断面図を示すものである。
図1において、加熱調理器は、調理庫1と、被加熱物8を載せる網2と、網2より上に位置する上部発熱体3と、網2より下に位置する下部発熱体4と、上部発熱体と下部発熱体の出力を制御する制御手段と、下部発熱体4よりも下に位置し、網2を支える受皿5と、受皿5の温度を検知する受皿温度検知手段6と、加熱調理の際に被加熱物からでる油などの汁を受ける使い捨て皿7で構成している。使い捨て皿7はアルミなどの熱伝導の良い素材で、受皿温度検知手段6が検知する受皿5の温度と使い捨て皿7の温度に差が少ないように受皿5の上底に密着し、網2の脚部と受皿5の側壁の間にはまり、受皿5と密着していない取っ手部を設けた形に成形したものである。また、受皿温度検知手段6が検知する温度が、油の発火する温度約200℃以上(受皿の素材や厚みなどにより変動)になると、制御手段が発熱体の出力を下げるもしくは、切る制御を行うよう構成したものである。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、被加熱物8を上部発熱体3と下部発熱体4によって加熱すると、被加熱物8から油などの汁が落ち、使い捨て皿7にたまる。この時、受皿温度検知手段6が検知する温度が約200℃以上になると、使い捨て皿7の温度もそれより高い油の発火する温度になっているが、制御手段が発熱体の出力を下げるもしくは、切るため、使い捨て皿7に落ちた油の発火を抑えることとなる。加熱調理後は、使い捨て皿7の取っ手部を持って受皿5からはずし、油汚れごと使い捨て皿7を捨てればよいので、受皿5の洗浄の手間を省くこととなる。
以上のように、本実施の形態においては受皿に密着した使い捨て受皿を付属することにより、被加熱物からでた油などを発火させることなく、簡単に処理することができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における使い捨て皿と加熱調理器の断面図を示すものである。図3は、本発明の第2の実施の形態における網の表平面図を示すものである。図4は、本発明の第2の実施の形態における網の裏平面図を示すものである。
図2は、本発明の第2の実施の形態における使い捨て皿と加熱調理器の断面図を示すものである。図3は、本発明の第2の実施の形態における網の表平面図を示すものである。図4は、本発明の第2の実施の形態における網の裏平面図を示すものである。
図2において、網2は、被加熱物8を載せる面を表裏2面持ち、受皿5は、網2の脚部と下面端を支えるフランジを設け、使い捨て皿7は網2の脚部と下面端と受皿5のフランジの間にはまるフランジを設けたものである。また、網2の表面は図3に示すように、網棒の間を箸が通る間隔に成形したものである。網2の裏面は図4に示すように、網の目を細かなメッシュに成形したものである。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、網2の表面を上にして、さんまやあじなどの魚を被加熱物8として置き、上部発熱体3と下部発熱体4によって加熱すると、被加熱物8から油などの汁が落ち、使い捨て皿7にたまる。この時、網2の裏面は、受皿5と使い捨て皿7のフランジで持ち上げられているため、落ちた油が通過することがあっても、油につかることがない。調理後は、さんまやあじの下面に箸を通して持ち上げられるため、重く皮が網にはりつきやすいさんまやあじも皮はがれがなく綺麗に取り出すことができることとなる。また、網2の裏面つまりメッシュ面を上にして、ししゃもやえびなどの小魚や鶏肉、パンなどを調理する場合も、網2の下面の汚れは最小限に抑えられるとともに、小魚や鶏肉の皮などが落ちにくく、パンの裏面の焼き色もメッシュ状に綺麗に焼けることとなる。
以上のように、本実施の形態においては、被加熱物の種類に応じて網の表裏を使い分ける調理において、網の下面を支えるフランジを受皿と使い捨て皿に設けることにより、網の汚れを最小限に抑えて、被加熱物からでた油などを発火させることなく、簡単に処理することができる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、温度検知された受け皿に密着した使い捨て皿を付属することによって、油の発火を抑えて調理し洗浄の手間を省くことが可能となるので、グリル以外の油の発生する加熱調理器の用途にも適用できる。
1 調理庫
2 網
3 上部発熱体
4 下部発熱体
5 受皿
6 受皿温度検知手段
7 使い捨て皿
8 被加熱物
2 網
3 上部発熱体
4 下部発熱体
5 受皿
6 受皿温度検知手段
7 使い捨て皿
8 被加熱物
Claims (3)
- 加熱調理をする調理庫と、被加熱物を載せる網と、前記網より上に位置する上部発熱体と、前記網より下に位置する下部発熱体と、上部発熱体と下部発熱体の出力を制御する制御手段と、前記下部発熱体よりも下に位置し、前記網を支える受皿と、前記受皿の温度を検知する受皿温度検知手段と、前記受皿の上底に密着し、前記網の脚部と前記受皿の側壁の間にはまり、前記受皿と密着していない取っ手部を設けた形に成形した使い捨て皿を設けた加熱調理器。
- 前記受皿温度検知手段の検知する温度が油の発火する温度以上に上昇すると、制御手段が発熱体の出力を下げることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
- 被加熱物を載せる面を違う形状で表裏2面持つ網と、前記網の脚部と下面端を支えるフランジを設けた受皿と、前記網の脚部と下面端と前記受皿のフランジの間にはまるフランジを設けた使い捨て皿を設けたことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006326607A JP2008136703A (ja) | 2006-12-04 | 2006-12-04 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006326607A JP2008136703A (ja) | 2006-12-04 | 2006-12-04 | 加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008136703A true JP2008136703A (ja) | 2008-06-19 |
Family
ID=39598774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006326607A Pending JP2008136703A (ja) | 2006-12-04 | 2006-12-04 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008136703A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012149669A1 (zh) * | 2011-05-03 | 2012-11-08 | Li Wenqing | 一种电烤箱 |
WO2018132544A1 (en) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | Bull Outdoor Products, Inc. | Cooking grill with disposable grease tray |
CN111315271A (zh) * | 2017-09-25 | 2020-06-19 | 恒鹏设备有限公司 | 上限电阻温度检测器支托物块 |
-
2006
- 2006-12-04 JP JP2006326607A patent/JP2008136703A/ja active Pending
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WO2012149669A1 (zh) * | 2011-05-03 | 2012-11-08 | Li Wenqing | 一种电烤箱 |
WO2018132544A1 (en) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | Bull Outdoor Products, Inc. | Cooking grill with disposable grease tray |
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