JP2008135916A - 複写装置の画像傾き補正方法、複写装置、および複写装置の製造方法 - Google Patents

複写装置の画像傾き補正方法、複写装置、および複写装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複写における画像の傾きを低減させ、原稿をより忠実に再現することができる複写装置の画像傾き補正方法、複写装置、および複写装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】補正の基準とする方向を示す基準マークをスキャナに読み取らせて、プリンタに画像形成させることにより、基準マークを複写した複写マークが記録された補正シートを出力させる補正シート出力手段100と、原稿面ガラスに載置された補正シートおよび基準マークをスキャナに読み取らせ、複写読取マークおよび基準読取マークを含む補正シート画像データを生成させる補正シート画像生成手段110と、複写読取マークが示す方向と基準読取マークが示す方向との差に基づき、傾き補正値を算出する傾き補正値算出手段140と、スキャナが生成する画像データの画像に傾き補正値に基づく回転処理による補正を行う読取データ補正手段150とを備える。
【選択図】図4

Description

原稿を読み取る読取部、および読み取った原稿の画像を印刷用紙などに形成する画像形成部を備えた複写装置の画像傾き補正方法、複写装置、および複写装置の製造方法に関する。
従来、読取装置と画像形成装置とを兼ね備え、読取装置が原稿を読み取り、画像形成装置が原稿の画像データに基づく画像を印刷媒体の表面に形成することで、原稿を複写することができる複写装置が広く知られている。
このような複写装置では、読取装置の誤差と画像形成装置との誤差が累積されるため、元原稿に対する複写原稿の誤差が大きくなりやすい。そのため、設計図面や建築図面を複写する場合などに、複写物に要求される精度を得ることができないことがあった。
そこで、特許文献1には、倍率誤差、すなわち元原稿に対する複写原稿の大きさに関する誤差を補正する技術が開示されている。具体的には、白基準板の直後に主走査方向に並ぶ2つのマークを設けて、マークを読み取る1stスキャンと、1stスキャンで読み取った画像データを印刷することで得られた複写原稿を、さらに読み取る2ndスキャンとを順次行う。そして、1stスキャン時のマーク間距離と2ndスキャン時のマーク間距離との比の逆数を補正係数として、読取部が読み取る画像データに適用することにより、読取装置および画像形成装置の倍率誤差を補正して、複写における倍率精度を向上させている。
特開平9−284479号公報(第5頁、段落(0027)参照)
しかしながら、複写装置では、用紙の縦横に対して画像が傾いて形成されるために、原稿を忠実に再現できないことがある。例えば、画像形成装置の構成要素である、給紙ローラや紙搬送ローラなどの機械構成要素の寸法精度や取付位置精度などに起因して、本来の搬送方向に対して用紙が斜めに搬送されることがあり、この場合、用紙の縦横に対して傾いて画像が形成されてしまう。このため、特許文献1に記載の技術によっても原稿を忠実に再現できないことがあった。
そこで、本発明は、複写における画像の傾きを低減させ、原稿をより忠実に再現することができる複写装置の画像傾き補正方法、複写装置、および複写装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明は、原稿面の像を読み取って画像データを生成する読取部と、画像データに基づいて印刷媒体に画像を形成する画像形成部とを含む複写装置の画像傾き補正方法であって、原稿面に原稿が載置される範囲の外、且つ読取部が読み取り可能な位置に設けられた、補正の基準とする方向を示す基準マークを読取部に読み取らせて、画像形成部に画像を形成させることにより、基準マークを複写した複写マークが記録された補正シートを出力させる補正シート出力工程と、原稿面に載置された補正シートおよび基準マークを読取部に読み取らせ、複写マークを読み取った複写読取マークおよび基準マークを読み取った基準読取マークを表す補正シート画像データを生成させる補正シート画像生成工程と、補正シート画像データから、複写読取マークが示す方向と基準読取マークが示す方向との角度差に基づき、複写により生じる傾きを補正するための傾き補正値を算出する傾き補正値算出工程と、読取部が生成する画像データの画像に対して傾き補正値に基づき回転させる補正を行い、画像形成部に補正後の画像データに従って画像を形成させる画像データ補正工程とを備えることを特徴とする。
また、本発明の複写装置は、原稿面の像を読み取って画像データを生成する読取部と、画像データに基づいて印刷媒体に画像を形成する画像形成部とを含む複写装置であって、原稿面に原稿が載置される範囲の外、且つ読取部が読み取り可能な位置に設けられた、補正の基準とする方向を示す基準マークと、基準マークを読取部に読み取らせて、画像形成部に画像を形成させることにより、基準マークを複写した複写マークが記録された補正シートを出力させる補正シート出力手段と、原稿面に載置された補正シートおよび基準マークを読取部に読み取らせ、複写マークを読み取った複写読取マークおよび基準マークを読み取った基準読取マークを表す補正シート画像データを生成させる補正シート画像生成手段と、補正シート画像データから、複写読取マークが示す方向と基準読取マークが示す方向との角度差に基づき、複写により生じる傾きを補正するための傾き補正値を算出する傾き補正値算出手段と、読取部が生成する画像データの画像に対して傾き補正値に基づき回転させる補正を行い、画像形成部に補正後の画像データに従って画像を形成させる画像データ補正手段とを備えることを特徴とする。
これらの構成によれば、補正シートには基準マークを複写した複写マークが記録され、補正シートを読み取った補正シート画像データは、基準マークを読み取った基準読取マークと複写マークを読み取った複写読取マークとを表すので、基準読取マークが示す方向と複写読取マークが示す方向との角度差に基づき、複写により生じる傾きを補正するための傾き補正値を求めることができる。読取部が生成する画像データの画像に対して傾き補正値に基づき回転させる補正を行うことにより、複写により生じる画像の傾きを低減させ、原稿をより忠実に再現させる複写を行うことができる。
また、本発明の複写装置において、基準マークは、所定の距離を示し、補正シート画像データから、複写読取マークが示す距離と基準読取マークが示す距離との比率に基づき、複写倍率を補正するための倍率補正値を算出する倍率補正値算出手段、をさらに備え、画像データ補正手段は、読取部が生成する画像データの画像に対して倍率補正値に基づき画像サイズを変換することが好ましい。
この構成によれば、複写読取マークが示す距離および基準読取マークが示す距離との比率に基づき複写倍率の補正値を求めることができるので、読取部が生成する画像データの画像に対して倍率補正値に基づき画像サイズを変換することにより、複写の倍率誤差を低減させ、原稿をより忠実に再現することができる。
また、本発明の複写装置において、基準マークは、主走査方向に沿った所定の距離、および副走査方向に沿った所定の距離を示しており、倍率補正値算出手段は、主走査方向の倍率補正値および副走査方向の倍率補正値を算出し、画像データ補正手段は、主走査方向の倍率補正値に基づき主走査方向について画像サイズを変換すると共に、副走査方向の倍率補正値に基づき副走査方向について画像サイズを変換することが好ましい。
この構成によれば、主走査方向に生じる倍率誤差と副走査方向に生じる倍率誤差とが補正されるので、主走査方向および副走査方向のそれぞれについて画像サイズを補正し、原稿をより忠実に再現することができる。
さらに、本発明の複写装置の製造方法は、原稿面の像を読み取って画像データを生成する読取部と、読取部が生成する画像データに対して複写により生じる誤差を補正するための画像データ補正手段と、補正後の画像データに基づいて印刷媒体に画像を形成する画像形成部とを含む複写装置の製造方法であって、原稿面に原稿が載置される範囲の外、且つ読取部が読み取り可能な位置に設けられた、補正の基準とする方向を示す基準マークを読取部に読み取らせて、画像形成部に画像を形成させることにより、基準マークを複写した複写マークが記録された補正シートを出力させる補正シート出力工程と、原稿面に載置された補正シートおよび基準マークを読取部に読み取らせ、複写マークを読み取った複写読取マークおよび基準マークを読み取った基準読取マークを表す補正シート画像データを生成させる補正シート画像生成工程と、補正シート画像データから、複写読取マークが示す方向と基準読取マークが示す方向との角度差に基づき、複写により生じる傾きを補正するための傾き補正値を算出する傾き補正値算出工程と、傾き補正値を画像データ補正手段に適用して、読取部が生成する画像データの画像に対して傾き補正値に基づく回転処理を行うように設定する傾き補正値適用工程とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、補正シート画像データから算出した傾き補正値を、画像データ補正手段に適用することにより、画像データ補正手段は読取部が生成する画像データの画像を回転させて画像の傾きを補正することができる。したがって、複写にて生じる画像の傾きを低減させ、原稿をより忠実に再現した複写が可能な複写装置を製造することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係る複写装置の構成を示している。図1に示すように、複写装置1は、複写装置全体の動作を制御するコントローラ10と、原稿を読み取るスキャナ(読取部)20と、用紙などの印刷媒体表面に画像を形成して印刷を行うプリンタ(画像形成部)30と、表示パネル41および操作スイッチ42を有する操作パネル40とを備えている。
コントローラ10は、主制御装置としてのCPU11と、ワーキングメモリとして用いるRAM12と、制御プログラムなどを予め記憶した不揮発性のメモリであるROM13とを備えている。CPU11がROM13に記憶された制御プログラムを実行することにより、コントローラ10は、スキャナ20を制御して原稿を読み取らせる処理、読み取った画像データに行う種々の画像処理、画像処理後の画像データをプリンタ30に出力して印刷させる制御などを行う。
スキャナ20は、読取対象とする原稿が載置される原稿面ガラス21と、リニアセンサや結像光学系を含むキャリッジ22と、キャリッジ22を原稿面ガラス21の原稿載置面に沿って走査するキャリッジ走査機構23とを備えている。原稿を読み取る際には、コントローラ10の制御の下、キャリッジ走査機構23がキャリッジ22を走査しながら、キャリッジ22内部のリニアセンサが原稿の像を読み取ることにより、原稿全体のビットマップ画像データが生成される。スキャナ20は、原稿を読み取って生成した画像データをコントローラ10に受け渡す。なお、キャリッジ22の走査方向が「副走査方向」、副走査方向に垂直な、リニアセンサの読み取り方向が「主走査方向」である。
プリンタ30は、内部に蓄積した用紙を順次繰り出す給紙ローラにより用紙を給紙する給紙装置31と、給紙された用紙を複写装置1内部の用紙搬送経路に沿って搬送するための多数の搬送ローラを有する用紙搬送機構32と、搬送された用紙の表面に画像を形成する画像形成機構33とを備えている。また、画像形成機構33は、図示しない感光体、露光装置、現像装置、中間転写体、転写ローラ、および定着装置などを有している。印刷する際には、コントローラ10から受け渡される画像データに基づき露光装置が感光体表面に露光像を形成し、現像装置が露光像を現像することで画像データに対応するトナー像が形成される。トナー像はいったん中間転写体に転写された後、転写ローラが用紙搬送機構32の用紙搬送速度と同じ周速度で回転しながら中間転写体上のトナー像を用紙に圧接することにより、搬送される用紙にトナー像を転写する。そして、定着装置は転写されたトナー像を用紙表面に定着させ、用紙搬送機構32の搬送ローラが、トナー像が定着された用紙を所定の用紙排出口から排紙することにより、印刷が行われる。
このように、複写装置1は、コントローラ10の制御の下、スキャナ20が原稿を読み取って、プリンタ30が読み取られた画像データに従って画像を形成することにより、原稿の複写を行う構成になっている。
ここで、複写において生じる誤差の概念について、図2を用いて説明する。複写の誤差は、スキャナ20とプリンタ30とで生じる。スキャナ20については、例えば、キャリッジ22内の光学系を構成する光学素子の加工精度などに起因して、読取画像の大きさが変化することがあるため、倍率誤差Esが生じる。また、例えば、キャリッジ22の走査時などに、キャリッジ22が副走査方向に対して若干傾き、キャリッジ22に対して若干傾いた原稿を読み取ってしまうことがある。このため、複写する画像を傾ける傾き誤差Θsが生じる。
プリンタ30については、露光装置による露光位置の精度などに起因して画像の大きさが変化することがあるため、倍率誤差Epが生じる。また、用紙搬送機構32の搬送ローラや給紙ローラの寸法精度や取付位置精度に起因して、用紙が若干斜めに搬送されることがある。このとき、斜めに搬送された用紙に対してトナー像を転写するために、複写する画像を傾ける傾き誤差Θpが生じる。
したがって、複写に際して原稿の読取と画像の形成とを順次行う複写装置1は、原稿の複写に関して倍率誤差「Es×Ep」および傾き誤差「Θs+Θp」を有することになる。このように、複写においては、原稿を読み取るときの誤差と画像を形成するときの誤差との影響を受け、元原稿を忠実に再現できないことになる。
そこで、本実施形態の複写装置1では、複写における倍率誤差および傾き誤差を補正するため、スキャナ内部に図3に示す補正基準部材24を設けている。図3は、スキャナ内部の原稿載置面裏側を見た状態を表した図であり、補正基準部材24と共に原稿載置面裏側からみた原稿面ガラス21や白基準板25を示している。図3に示すように、補正基準部材24は「L」字状の形状をしており、補正基準部材24の原稿載置面裏側の面には、部材の一端に基準マークK1a、部材が折れ曲がった位置に基準マークK1b、部材の他端に基準マークK1cが設けられている。これらの基準マークK1a〜cの各々は塗料が丸形状に塗布されることにより形成されている。もっとも、補正基準部材24に丸形状の孔を穿いて、基準マークK1a〜cとして用いてもよい。
ここで、キャリッジ22を走査して読み取ることが可能な読取可能範囲YHは、図3に示すように、原稿面ガラス21より大きい範囲に設定されている。補正基準部材24は、読取可能範囲YHの範囲内且つ原稿面ガラス21の外側の範囲に、基準マークK1aと基準マークK1bとを繋ぐ直線が主走査方向と一致し、基準マークK1bと基準マークK1cとを繋ぐ直線が副走査方向と一致するように配置されている。すなわち、スキャナ20がキャリッジ22を走査して読取可能範囲YH内を読み取ると、主走査方向に沿って基準マークK1a,K1bが読み取られ、副走査方向に沿って基準マークK1b,K1cが読み取られるようになっている。
次に、複写により生じる倍率および傾きの誤差の補正方法について説明する。図4は、補正を行うためのコントローラの機能的構成を示した図である。コントローラ10のCPU11は、RAM12をワーキングメモリとして用いながらROM13に記憶された制御プログラムを実行することにより、図4に示した、補正シート出力手段100と、補正シート画像生成手段110と、マーク座標検出手段120と、倍率補正値算出手段130と、傾き補正値算出手段140と、読取データ補正手段(画像データ補正手段)150として機能する。
補正シート出力手段100は、スキャナ20を制御して、読取可能範囲YHの画像データを取得し、画像データをプリンタ30に送信して補正シートを印刷させる処理を行う。図5は、補正シートの出力および読取を説明するための図である。スキャナ20から取得する画像データは、図5(a)に例として示すように、基準マークK1aを読み取った基準読取マークK2a、基準マークK1bを読み取った基準読取マークK2b、および基準マークK1cを読み取った基準読取マークK2cを表す。
ここで、原稿面ガラス外側の領域を読み取ることにより、図5(a)の画像データは用紙に対して画像サイズが大きくなっているので、補正シート出力手段100は、図5(a)の一点鎖線の範囲内の画像を抽出した画像データをプリンタ30に出力して、用紙に印刷させる。これにより、図5(b)に例として示す補正シートSには、基準マークK1aを複写した複写マークF1a、基準マークK1bを複写した複写マークF1b、基準マークK1cを複写した複写マークF1cの画像が形成される。このとき、複写における倍率誤差「Es×Ep」および傾き誤差「Θs+Θp」の影響により、複写マークF1a〜cの位置関係は基準マークK1a〜cの位置関係と異なる。
補正シート画像生成手段110は、出力した補正シートSの印刷面を原稿面ガラス21に向けて原稿載置位置にセットするようユーザに促す画面を表示パネル41に表示させる処理、図5(c)に示すように補正シートSがセットされて操作スイッチ42のユーザ操作を受けると、スキャナ20を制御して読取可能範囲YHの画像を読み取らせ、補正シート画像データを取得する処理を行う。これにより、補正基準部材24の基準マークK1a〜cおよび補正シートSの複写マークF1a〜cが読み取られ、図5(d)に示すように、基準マークK1a〜cに対する基準読取マークK2a〜cと共に、複写マークF1aを読み取った複写読取マークF2a、複写マークF1bを読み取った複写読取マークF2b、および複写マークF1cを読み取った複写読取マークF2c、を表す補正シート画像データが得られる。
マーク座標検出手段120は、補正シート画像データから基準読取マークK2a〜cおよび複写読取マークFa〜cの各々について座標を算出する。座標の算出方法の一例として、本実施形態では、画像データの画素値から読取マークの重心の座標を求めて、重心座標をその読取マークの座標とする。
ここで、基準読取マークを読み取った座標には倍率誤差「Es」、傾き誤差「Θs」の影響を受けていることになる。一方、基準マークをいったん複写した補正シートSを、さらに読み取って得られた複写読取マークの座標には倍率誤差「Es2×Ep」、傾き誤差「2Θs+Θp」の影響を受けていることになる。
次に、求めた座標を用いて倍率補正値と傾き補正値を算出する。なお、説明に当って、図6に示すように、複写時の主走査方向に対応する原稿の方向をx方向、複写時の副走査方向に対応する原稿の方向をy方向として、基準読取マークK2aの座標(x,y)を「A」、基準読取マークK2bの座標(x,y)を「B」、基準読取マークK2cの座標(x,y)を「C」、複写読取マークF2aの座標(x,y)を「A’」、複写読取マークF2bの座標(x,y)を「B’」、複写読取マークF2cの座標(x,y)を「C’」とする。また、基準読取マークK2a,K2b間の距離を「DAB」、基準読取マークK2b,K2c間の距離を「DBC」、複写読取マークF2a,F2b間の距離を「DAB’」、複写読取マークF2b,F2c間の距離を「DBC’」とする。なお、ここでいう距離とは、補正シート画像データにおけるマーク間の直線距離を画素数で表した値である。
倍率補正値算出手段130は、補正シート画像データについて求めたマークの座標を用いて倍率補正値を算出する。例えば、x方向については、補正シートSを読み取って得られた距離DAB’には「Es2×Ep」分の誤差が含まれ、DABは「Es」分の誤差が含まれているため、傾きΘが十分に小さく、倍率に与える影響が小さいものとすると、複写の倍率誤差による主走査方向の長さの変化率を「DAB’/DAB」で表すことができる。誤差を解消するため、この変化率の逆数を主走査方向についての倍率補正値Cxとする。y方向についても同様である。すなわち、主走査方向の倍率補正値Cx、副走査方向の倍率補正値Cyは次式の演算により求めることができる。
Cx=DAB/DAB’ …(1)
Cy=DBC/DBC’ …(2)
傾き補正値算出手段140は、補正シート画像データについて求められたマークの座標から傾き補正値を算出する処理を行う。図6を参照すると、基準マーク座標B,Cを繋ぐ直線Lに対する複写マークB’,C’を繋ぐ直線L’の相対角度ΔΘが傾き誤差「Θs+Θp」に対応するので、傾き補正値CΘは次式で求めることができる。ここで、「ΘL」は直線Lの角度、「ΘL’」は直線L’の角度である。
CΘ=−(Θs+Θp)
=ΘL−ΘL’ …(3)
読取データ補正手段150は、スキャナ20が読み取る画像データに対して、補正値(Cx,Cy,CΘ)を用いた画像サイズの変換処理および回転処理を行う。例えば、次式に示すアフィン変換の行列式を計算して、座標(x,y)の画素を座標(x’,y’)に置き換える座標変換により、複写における倍率誤差および傾き誤差を補正することができる。
Figure 2008135916
もっとも、主走査方向の倍率の補正は画像データに対して行い、副走査方向の倍率の補正は、特許文献1に記載の技術と同様に、用紙搬送速度に対する定着ローラの周速度を調整することにより行うようにしてもよい。
次に、複写装置1の倍率誤差および傾き誤差を補正する際の処理手順について、図7のフローチャートに従って説明する。例えば、複写装置1の電源が投入されたタイミングや、ユーザが操作パネル40を操作して、複写誤差を補正する旨の指示を出したタイミングに、CPU11がROM13から制御プログラムを読み出し、制御プログラムを実行することにより、図7の処理が開始される。
処理を開始すると、CPU11は、読取可能範囲YHに対応する画像を読み取る指示をスキャナ20に出して、基準マークK1a〜cが読み取られた画像(図5(a)参照)を表した画像データをスキャナ20から受け取る(ステップS100)。そして、CPU11は、基準読取マークK2a〜cを含む画像データをプリンタ30に受け渡して、印刷用紙表面に画像データに基づく画像を形成させる(ステップS110)。これにより、プリンタ30は、複写マークF1a〜cが記録された補正シートSを出力する(図5(b)参照)。
次に、CPU11は、出力された補正シートSを原稿面ガラス21にセットする旨をユーザに促す画面を操作パネル40の表示パネル41に表示させ、ユーザに、補正シートSを原稿面ガラス21の原稿載置範囲内にセットさせる(ステップS120)。そして、CPU11は、スキャナ20に対してセットされた補正シートSを読み取る指示を出し、基準読取マークK2a〜cおよび複写読取マークF2a〜cを表す補正シート画像データ(図5(d)参照)をスキャナ20から受け取る(ステップS130)。
次に、CPU11は、補正シート画像データに含まれる基準読取マークK2a〜cおよび複写読取マークF2a〜cの各々について重心座標をそのマークの座標として算出する(ステップS140)。
次に、CPU11は、基準読取マークK2a〜cおよび複写読取マークFa〜cの座標を用いて式(1),(2)の演算を行い、主走査方向の倍率補正値Cxおよび副走査方向の倍率補正値Cyを算出し(ステップS150)、式(3)の演算により傾き補正値CΘを算出する(ステップS160)。
次に、CPU11は、算出した倍率補正値Cx,Cyおよび傾き補正値CΘの値を、RAM12の所定のメモリ領域に格納して、複写装置1の読取データ補正手段150に適用する(ステップS170)。これにより、読取データ補正手段150が補正値(Cx,Cy,CΘ)を用いた補正を行うことが可能な状態となって、図7の処理を終了する。
なお、ステップS100,S110の処理は、CPU11が補正シート出力手段100として行う処理に相当し、請求項に記載の補正シート出力工程に対応する。ステップS120,S130の処理は、CPU11が補正シート画像生成手段110として行う処理に相当し、請求項に記載の補正シート画像生成工程に対応する。ステップS140の処理は、CPU11がマーク座標検出手段120として行う処理に相当し、ステップS150の処理は、CPU11が倍率補正値算出手段130として行う処理に相当する。ステップS160の処理は、CPU11が傾き補正値算出手段140として行う処理に相当し、請求項に記載の傾き補正値算出工程に対応する。
複写装置1が原稿を複写する際には、読取データ補正手段150としてのCPU11が、RAM12に格納された補正値(Cx,Cy,CΘ)を読み出して、スキャナ20が読み取った画像データに対して、式(4)の座標変換による補正を行って(画像データ補正工程)、補正後の画像データをプリンタ30に受け渡す。そして、プリンタ30が補正後の画像データに従って画像を形成することにより、複写が行われる。
以下、第1の実施形態における効果を記載する。
(1)傾き補正値CΘを用いた座標変換を行い、座標変換後の画像データに従って画像を形成することにより、複写における画像の傾きを低減させることができる。したがって、原稿をより忠実に複写することができるようになる。
(2)倍率補正値Cx,Cyを用いた座標変換を行い、座標変換後の画像データに従って画像を形成することにより、複写における倍率誤差を低減させることができる。したがって、原稿をより忠実に複写することができるようになる。
(3)倍率誤差の補正では、主走査方向の倍率補正値Cxと副走査方向の倍率補正値Cyとを求め、主走査方向および副走査方向のそれぞれについて画像サイズを補正しているので、複写装置1は原稿の縦横について、原稿の画像サイズをより忠実に複写することができる。
(4)丸形状の基準読取マークK2の重心位置をマークの座標として求めたことにより、画像が傾いた補正シートSが印刷された場合や主走査方向、副走査方向の倍率誤差が異なり補正シートSの複写マークの形状が歪んでしまうような場合であっても、マークの座標を精度良く求めて補正することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、電源投入時などの所定のタイミングに補正値を都度求めるようにした。第2の実施形態に係る複写装置2は、図8に示すように、第1の実施形態の構成に加えて、電気的に読書可能な不揮発性メモリであるEEPROM14をさらに備えている。いったん求めた補正値はEEPROM14に記憶しておくことにより、以後、補正値を算出することなく、EEPROM14から補正値を読み出して補正を行う。
また、第1の実施形態は、スキャナ20に補正基準部材24が設けられていたが、第2の実施形態では、補正基準部材24が着脱自在になっており、複写装置2の製造時に補正基準部材24を取付けて補正を行い、補正後に補正基準部材24を取り外す。なお、補正基準部材24は、第1の実施形態と同様に原稿面裏側からスキャナ20に取付けるようにしてもよいし、図9に示すように、原稿載置範囲外の原稿面ガラス21上に、補正基準部材24をセットするようにしてもよい。
以下、複写装置2の製造時に複写における誤差を補正する工程の手順について図10のフローチャートに従って説明する。
複写における誤差を補正する際には、まず、補正基準部材24が、スキャナ20の外装裏面の図3または図9に示す所定の位置に取付けられる(ステップS200)。
次に、第1の実施形態におけるステップS100〜S170の処理と同様に、取付けられた補正基準部材24を読み取って、補正値を算出する処理を行う(ステップS210〜S270)。これらの処理内容については、第1の実施形態の処理と同様の処理であるため、詳細な説明を省略する。
次に、補正値(Cx,Cy,CΘ)をEEPROM14に格納して、補正値を適用すると(ステップS280)、読取データ補正手段150が補正値を用いた補正を行うことが可能な状態となる。そして、補正基準部材24が複写装置2から取り外され(ステップS290)、複写装置2の製造において、複写における誤差を補正する工程を終了する。
なお、ステップS280の処理が、請求項に記載の傾き補正値適用工程に対応する。
第2の実施形態によれば、読取データ補正手段150がEEPROM14に記憶された補正値(Cx,Cy,CΘ)を用いて補正を行うことにより、複写における誤差を低減させた複写装置2を製造することが可能となる。
以上、本発明の第1および第2の実施形態について説明したが、本発明はこれに限られることなく、様々な形態とすることもできる。以下、本発明の変形例について説明する。
(変形例1)上記実施形態では、丸形状の基準マークを用いたが、基準マークとしてはこれに限られることなく、図11(a)のように十字印のマークでもよいし、図11(b)のように、主走査方向に延びる直線と副走査方向に延びる直線とが垂直に繋げられた形状であってもよい。
(変形例2)傾き誤差の補正と倍率誤差の補正とを別々にして、2段階に補正を行うようにしてもよい。すなわち、1回目に出力した補正シートから傾き誤差の補正値を求める。そして、傾き補正値を適用して2回目に出力した補正シートをさらに読み取って、x方向およびy方向の倍率を補正する。このようにすれば、傾き誤差の影響が低減された補正シートを用いて倍率補正を行うので、倍率補正の精度が向上し、複写における倍率誤差をより低減させることができる。
(変形例3)本発明は、スキャナ機能を有したインクジェット方式のプリンタ、いわゆるインクジェット複合機、に適用することもできる。また、スキャナに補正基準部材24を設けるようにしておけば、プリンタ、スキャナおよびホスト装置からなる印刷システムに適用することもできる。
第1の実施形態に係る複写装置の構成を示した図。 複写における誤差の概念を説明する図。 スキャナの内部構造を示した図。 補正を行うためのコントローラの機能的構成を示した図。 補正シートの出力および読取を説明するための図であり、(a)は基準マークを読み取ったスキャン画像、(b)は複写マークが記録された補正シート、(c)は補正シートのセット状態、(d)は基準マークおよび補正シートを読み取ったスキャン画像を示した図。 補正値の算出方法を説明するための図。 複写装置の誤差を補正するための処理手順を示したフローチャート。 第2の実施形態に係る複写装置の構成を示した図。 補正基準部材の一例を示した図。 製造時に複写装置の誤差を補正する工程における手順を示したフローチャート。 第1の変形例を説明するための図であり、(a),(b)は一例を示した図。
符号の説明
1…第1の実施形態に係る複写装置、2…第2の実施形態に係る複写装置、10…コントローラ、11…CPU、12…RAM、13…ROM、14…EEPROM、20…読取部としてのスキャナ、21…原稿面ガラス、22…キャリッジ、23…キャリッジ走査機構、24…補正基準部材、25…白基準板、30…画像形成部としてのプリンタ、31…給紙装置、32…用紙搬送機構、33…画像形成機構、40…操作パネル、41…表示パネル、42…操作スイッチ、100…補正シート出力手段、110…補正シート画像生成手段、120…マーク座標検出手段、130…倍率補正値算出手段、140…傾き補正値算出手段、150…画像データ補正手段としての読取データ補正手段、K1…基準マーク、K2…基準読取マーク、S…補正シート、F1…複写マーク、F2…複写読取マーク、Cx…主走査方向の倍率補正値、Cy…副走査方向の倍率補正値、CΘ…傾き補正値。

Claims (5)

  1. 原稿面の像を読み取って画像データを生成する読取部と、前記画像データに基づいて印刷媒体に画像を形成する画像形成部とを含む複写装置の画像傾き補正方法であって、
    前記原稿面に原稿が載置される範囲の外、且つ前記読取部が読み取り可能な位置に設けられた、補正の基準とする方向を示す基準マークを前記読取部に読み取らせて、前記画像形成部に画像を形成させることにより、前記基準マークを複写した複写マークが記録された補正シートを出力させる補正シート出力工程と、
    前記原稿面に載置された前記補正シートおよび前記基準マークを前記読取部に読み取らせ、前記複写マークを読み取った複写読取マークおよび前記基準マークを読み取った基準読取マークを表す補正シート画像データを生成させる補正シート画像生成工程と、
    前記補正シート画像データから、前記複写読取マークが示す方向と前記基準読取マークが示す方向との角度差に基づき、複写により生じる傾きを補正するための傾き補正値を算出する傾き補正値算出工程と、
    前記読取部が生成する画像データの画像に対して前記傾き補正値に基づき回転させる補正を行い、前記画像形成部に前記補正後の画像データに従って画像を形成させる画像データ補正工程とを備えることを特徴とする複写装置の画像傾き補正方法。
  2. 原稿面の像を読み取って画像データを生成する読取部と、前記画像データに基づいて印刷媒体に画像を形成する画像形成部とを含む複写装置であって、
    前記原稿面に原稿が載置される範囲の外、且つ前記読取部が読み取り可能な位置に設けられた、補正の基準とする方向を示す基準マークと、
    前記基準マークを前記読取部に読み取らせて、前記画像形成部に画像を形成させることにより、前記基準マークを複写した複写マークが記録された補正シートを出力させる補正シート出力手段と、
    前記原稿面に載置された前記補正シートおよび前記基準マークを前記読取部に読み取らせ、前記複写マークを読み取った複写読取マークおよび前記基準マークを読み取った基準読取マークを表す補正シート画像データを生成させる補正シート画像生成手段と、
    前記補正シート画像データから、前記複写読取マークが示す方向と前記基準読取マークが示す方向との角度差に基づき、複写により生じる傾きを補正するための傾き補正値を算出する傾き補正値算出手段と、
    前記読取部が生成する画像データの画像に対して前記傾き補正値に基づき回転させる補正を行い、前記画像形成部に前記補正後の画像データに従って画像を形成させる画像データ補正手段とを備えることを特徴とする複写装置。
  3. 請求項2に記載の複写装置において、
    前記基準マークは、所定の距離を示し、
    前記補正シート画像データから、前記複写読取マークが示す距離と前記基準読取マークが示す距離との比率に基づき、複写倍率を補正するための倍率補正値を算出する倍率補正値算出手段、をさらに備え、
    前記画像データ補正手段は、前記読取部が生成する画像データの画像に対して前記倍率補正値に基づき画像サイズを変換することを特徴とする複写装置。
  4. 請求項3に記載の複写装置において、
    前記基準マークは、主走査方向に沿った所定の距離、および副走査方向に沿った所定の距離を示しており、
    前記倍率補正値算出手段は、主走査方向の倍率補正値および副走査方向の倍率補正値を算出し、
    前記画像データ補正手段は、前記主走査方向の倍率補正値に基づき主走査方向について画像サイズを変換すると共に、前記副走査方向の倍率補正値に基づき副走査方向について画像サイズを変換することを特徴とする複写装置。
  5. 原稿面の像を読み取って画像データを生成する読取部と、前記読取部が生成する画像データに対して複写により生じる誤差を補正するための画像データ補正手段と、前記補正後の画像データに基づいて印刷媒体に画像を形成する画像形成部とを含む複写装置の製造方法であって、
    前記原稿面に原稿が載置される範囲の外、且つ前記読取部が読み取り可能な位置に設けられた、補正の基準とする方向を示す基準マークを前記読取部に読み取らせて、前記画像形成部に画像を形成させることにより、前記基準マークを複写した複写マークが記録された補正シートを出力させる補正シート出力工程と、
    前記原稿面に載置された前記補正シートおよび前記基準マークを前記読取部に読み取らせ、前記複写マークを読み取った複写読取マークおよび前記基準マークを読み取った基準読取マークを表す補正シート画像データを生成させる補正シート画像生成工程と、
    前記補正シート画像データから、前記複写読取マークが示す方向と前記基準読取マークが示す方向との角度差に基づき、複写により生じる傾きを補正するための傾き補正値を算出する傾き補正値算出工程と、
    前記傾き補正値を前記画像データ補正手段に適用して、前記読取部が生成する画像データの画像に対して前記傾き補正値に基づく回転処理を行うように設定する傾き補正値適用工程とを備えることを特徴とする複写装置の製造方法。
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