JP2008133837A - 直動案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性を落とすことなく、高速走行での耐久性を向上させるとともに、転動体通過振動を悪化させず、負荷容量や剛性の低下を抑制することができる直動案内装置を提供する。
【解決手段】スライダ側転動体軌道溝の11両端部に設けた傾斜部15を、スライダ側転動体軌道溝から連続して傾斜が緩やかとなるように大きな曲率半径で形成した曲面形状の第1クラウニング18と、この第1クラウニングと隣接し、方向転換路の内周面に向かって延びる第1クラウニングよりも傾斜が急で第1クラウニングの軸方向長さよりも短い平面状の第2クラウニング19と、この第2クラウニングとスライダ本体の端面との間に設けられ、第1及び第2クラウニングよりも傾斜を急に形成した傾斜面20とで構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、本発明は、転動体転動路を形成しているスライダ側転動体軌道溝の両端部に傾斜部を設けた直動案内装置に関する。
ころやボール等の転動体を内部で無限循環させながら被案内物を直線的に案内する直動案内装置は、半導体製造装置や超精密加工機械,超精密測定機器等の運動精度に大きな影響を与える重要な機械要素の一つである。
直動案内装置は、レール側転動体軌道溝を設けた案内レールと、レール側転動体軌道溝に対向するスライダ側転動体軌道溝を設け、このスライダ側転動体軌道溝及びレール側転動体軌道溝の間に形成した転動体転動路内に配設された複数の転動体の転動を介して軸方向に移動可能となるように案内レールに支持されたスライダ本体とを備えた装置である。この装置は、転動体転動路と略平行となるようにスライダ本体内に設けた転動体戻し路と、前記スライダ本体の移動方向の両端部に取付けられたエンドキャップに設けられて前記転動体転動路及び前記転動体戻し路を連通させる方向転換路とを備えている。
直動案内装置の転動体が、転動体転動路、方向転換路及び転動体戻し路を無限循環する際には、周期的な微小振動(以下、転動体通過振動という)が発生し、前述した機器類の運動精度を大きく左右してしまう。前記転動体通過振動は、予圧や外部荷重によって負荷を受けながら転動体転動路(負荷域)を転動している転動体が、負荷域から転動体循環路(無負荷域)に出る際に負荷が開放される。また反対に、無負荷域から負荷域に進入する際に新たに負荷を負うことにより現れる。
この転動体通過振動の抑制には、転動体転動路を形成しているスライダ側転動体軌道溝の両端部にクラウニングと呼ばれる傾斜面を設けることにより、転動体の負荷域出入りに伴う負荷変動を徐々に行わせることで、転動体通過振動を低減させることができる。
ここで、スライダ側転動体軌道溝の両端部にクラウニングのみを形成した直動案内装置と、スライダ側転動体軌道溝の両端部にクラウニング及び面取りを形成した直動案内装置とがある。
スライダ側転動体軌道溝の両端部にクラウニングのみを形成した直動案内装置の一例として、スライダ側転動体軌道溝の両端部に、スライダ側転動体軌道溝に隣接して単一円弧形状に延在する緩傾斜の傾斜面と、この傾斜面に隣接して直線状に延在する急傾斜の傾斜面とからなるクラウニングのみを形成し、剛性の低下を抑え、転動体通過振動の振幅幅を可及的に小さく抑えるものがある(例えば、特許文献1)。
また、スライダ側転動体軌道溝の両端部にクラウニングのみを形成した直動案内装置の他の例として、べき関数曲線、複数の曲線、最小二乗法曲線等の曲線によるクラウニング形状であり、スライダ本体の垂直方向(鉛直方向)、水平方向、ローリング方向のいずれか一方向に対する剛性が略一定に保たれ、且つ、スライダ本体のピッチング方向とヨーイング方向の一方又は両方に対する剛性が各々略一定に保てるようにしたものもある(例えば、特許文献2)。
一方、スライダ側転動体軌道溝の両端部にクラウニング及び面取りを形成した直動案内装置の一例として、直線状に延在するクラウニングと、このクラウニングとスライダ本体の端面との間に直線状に延在する面取りとを形成したものや(例えば、特許文献3)、曲線状に延在するクラウニングと、このクラウニング及びスライダ本体の端面の間に形成したR形状の(丸みを付けた)面取りとを形成し、転動体通過振動を抑え、剛性の低下も抑え、高速走行時の耐久性向上や、騒音、振動を低減するようにしたものがある(例えば、特許文献4,5)。ここで、特許文献4のクラウニングは、転動体転動路の転動面から連続する曲線状の有効クラウニング部と、この有効クラウニング部に連続する曲線状の有効外クラウニング部とを備え、有効クラウニング部のクラウニング深さは、予圧荷重時に生じる転動体の弾性変形両程度としている。
さらに、スライダ側転動体軌道溝の両端部にクラウニング及び面取りを形成した直動案内装置の他の例として、負荷領域の両端に、負荷転走面に対してクラウニングを形成するとともに、負荷転走面の縁部に、方向転換路の内径側の側壁面に対して低くなるように転動体の直径に対して5%程度の段部を形成したものもある(例えば、特許文献6)。
特開2005−337455号公報 特開2003−035314号公報 特開2005−273765号公報 特開2006−029384号公報 WO2005019668号公報 特開2002−155936号公報
しかし、前述した特許文献1〜6は以下に示す問題がある。
特許文献1では、転動体直径が4mmの場合には、単一円弧形状に延在する傾斜面と、直線状に延在する傾斜とからなるクラウニングの最大深さを20μm程度に設定している。一般に、方向転換路は、転動体が循環しやすいように転動体直径が4mmの場合には、転動体に対して0.1〜0.4mm程度のクリアランスを有しており、転動体転動路の転動面と、方向転換路内の案内面との間には、前述したクリアランスの半分に当たる0.05〜0.2mm程度の段差が生じ、クラウニング最大深さが20μmあっても転動体転動路の転動面と方向転換路内の案内面との間に段差が生じ、高速走行時には前記段差に転動体が衝突し、転動体転動路の転動面の端部に剥離等の損傷が早期に発生するおそれがある。
また、特許文献2では、クラウニングの最大深さは10μm〜20μmの小さな値であり(特許文献2の図7及び図13から推測する)、特許文献1と同様に、高速走行時に、転動体転動路の転動面と方向転換路内の案内面との間に生じた段差に転動体が衝突し、転動体転動路の転動面の端部に剥離等の損傷が早期に発生するおそれがある。
また、特許文献3は、クラウニング及びスライダ本体の端面の間に形成したR形状の面取りが方向転換路の案内面よりも突出し、意図的に転動体をR形状の面取りに衝突させているが、このR形状の面取りは、曲率半径が0.1mm以上として鏡面形状に形成しなければならず、超精密な研磨加工が必要なので加工コストの面で問題がある。また、クラウニングとR形状の面取りとは別の工程で加工するので、クラウニングとR形状の面取りとの境界部が、角部なしの曲面形状であり曲率半径が0.1mm以上であることを検査する作業に非常に労力を必要とする。
また、特許文献4は、高速走行時に、転動体が方向転換路から負荷域の転動体転動路に入り込む際に、有効クラウニング部に連続する有効外クラウニング部に衝突して応力を発生する。有効外クラウニング部は曲線状に形成されているので、シャープエッジや微小R形状と比較して応力が緩和されるが、転動体及び有効外クラウニング部の両者は凸面同士なので、応力緩和の効果が低い。
さらに、特許文献5は、R形状の面取りの軸方向の長さを長くして曲率半径を大きくすることで、転動体の衝突による応力を緩和することができるが、このようにすると、方向転換路の内周案内面を構成する内周案内部材とスライダ本体の端面とが当接する面が小さくなり、内周案内部材の内周面と面取りとの間に凹部が形成され、直動案内装置の取付け姿勢によっては、凹部に転動体が落ち込んで円滑な動作を阻害するおそれがある。
さらにまた、特許文献6は、負荷転走面の縁部が方向転換路の内径側の側壁面に対して低くなるように段部を形成しているので、転動体が転動体転動路から方向転換路に転動する場合には、段部が転動体の循環を阻害し、円滑に動作をしないおそれがある。そのため、成形部品の精度やスライダ本体の加工精度を高める必要があり検査や工程も増えるので、生産性が悪化するという問題もある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、生産性を落とすことなく、高速走行での耐久性を向上させるとともに、転動体通過振動を悪化させず、負荷容量や剛性の低下を抑制することができる直動案内装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る直動案内装置は、軸方向に沿ってレール側転動体軌道溝を形成した案内レールと、前記レール側転動体軌道溝に対向するスライダ側転動体軌道溝を有し、これらレール側転動体軌道溝及びスライダ側転動体軌道溝からなる転動体転動路内に配設された複数の転動体の転動を介して軸方向に移動可能となるように前記案内レールに支持されたスライダ本体と、前記転動体転動路と略平行となるように前記スライダ本体内に設けた転動体戻し路と、前記スライダ本体の移動方向の両端面に取付けたエンドキャップと、このエンドキャップ内で前記スライダ本体の端面に取り付けて配置した内周案内部材により前記転動体転動路及び前記転動体戻し路を連通するように設けた方向転換路と、前記スライダ側転動体軌道溝の両端部に設けた傾斜部と、を備えた直動案内装置において、前記傾斜部を、前記スライダ側転動体軌道溝から連続して傾斜が緩やかとなるように大きな曲率半径で形成した曲線状の第1クラウニングと、この第1クラウニングと隣接し、前記方向転換路の内周面に向かって延びる前記第1クラウニングよりも傾斜が急で前記第1クラウニングの軸方向長さよりも短い直線状の第2クラウニングと、この第2クラウニングと前記スライダ本体の端面との間に設けられ、前記第1及び第2クラウニングよりも傾斜を急に形成した傾斜面とで構成するとともに、傾斜部及び転動体の接触方向断面において、前記第2クラウニングに沿って直線状に延在させた仮想線と前記スライダ本体の端面に沿って延在させた直線状の仮想線との交点が、前記方向転換路の内周面となる前記内周案内部材の外周に沿って円弧状に延在させた仮想線と前記スライダ本体の端面に沿って延在させた直線状の仮想線との交点と略一致している。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の直動案内装置において、前記傾斜面を、丸みを付けて形成している。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の直動案内装置において、前記第2クラウニング及び前記傾斜面の境界部を、丸みを付けて形成している。
さらに、請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の直動案内装置において、前記第1クラウニング及び前記第2クラウニングの境界部を、丸みを付けて形成している。
本発明に係る直動案内装置によれば、生産性を落とすことなく、高速走行での耐久性を向上させるとともに、転動体通過振動を悪化させず、負荷容量や剛性の低下を抑制することができる直動案内装置を提供するができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という。)を、図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、図1は、本発明に係る直動案内装置の外観を示すものである。また、図2は、直動案内装置のスライダ本体の内部構造を示すものである。また、図3は、図2のA-A線矢視図である。
直動案内装置は、図1に示すように、案内レール1上に、門型形状のスライダ2が移動可能に組み付けられている。この案内レール1の上面と側面1aとが交差する稜線部には、軸方向に延びる略1/4円弧形状の凹溝からなる転動体軌道溝10が形成されている。また、案内レール1の両側面1aの中間位置にも、軸方向に延びる断面ほぼ半円形の凹溝からなる転動体軌道溝10が形成されている。
スライダ2は、スライダ本体2Aと、その軸方向両端部に着脱可能に取り付けられた門型形状のエンドキャップ2Bとで構成されており、さらに、各エンドキャップ2Bの端面に、案内レール1とスライダ2との間の隙間の開口をシールするサイドシール5がそれぞれ装着されている。
図2に示すように、スライダ本体2Aの両袖部6の内側面の角部には、案内レール1の転動体軌道溝10に対向する断面ほぼ半円形の転動体軌道溝11が形成され、両袖部6の内側面の中央部には、案内レール1の転動体軌道溝10に対向する断面ほぼ半円形の転動体軌道溝11が形成されている。
そして、案内レール1の転動体軌道溝10とスライダ本体2Aの両袖部6の転動体軌道溝11とで4箇所の転動体転動路14が形成されており、これらの転動体転動路14は軸方向に延びている。また、スライダ2は、スライダ本体2Aの袖部6の肉厚部分の上部及び下部に、転動体転動路14と平行に軸方向に貫通した円形の貫通孔からなる転動体戻し路13を備えている。
エンドキャップ2Bは、転動体転動路14及び転動体戻し路13を連通させる方向転換路を有している。この方向転換路が、転動体3を転動体転動路14の終点から転動体戻し路13の始点へ送り、或いは、転動体戻し路13の終点から転動体転動路14の始点へ送るようになっている。
図3は、転動体転動路14を構成する転動体軌道溝10,11の接触角方向に対するA−A断面の概念的矢視図であり、スライダ本体2Aの両端部には傾斜部15が設けられている。
(第1実施形態)
図4及び図5は、本発明に係る第1実施形態の傾斜部15を拡大して示したものである。なお。傾斜部15は、実際には極小な部分であり目で見て分かり難い寸法であるが、図4及び図5では説明のため誇張して示している。
この図において、符号16は、スライダ本体2Aとエンドキャップ2Bとの間に介装されたリターンガイドであり、このリターンガイド16の外周には、半円弧状に延在する内周側循環溝17が形成されている。この内周側循環溝17と、この内周側循環溝17に対向するようにエンドキャップ2Bに形成した外周側循環溝(図示せず)とで、前述した転動体転動路14及び転動体戻し路13を連通させる方向転換路を形成している。
本実施形態の傾斜部15は、転動体軌道溝11から連続している曲線状の第1クラウニング18と、この第1クラウニング18に隣接してスライダ本体2Aの端面2aに向けて直線状に延在している第2クラウニング19と、この第2クラウニング19とスライダ本体2Aの端面2aとの間で直線状に延在している傾斜面20とを備えている。
第1クラウニング18は、傾斜が緩やかとなるように大きな曲率半径Rc1で曲線状に形成されている。
第2クラウニング19は、第1クラウニング18の第1仮想線(図4において第1クラウニング18に沿って延在している破線で示した線)K1よりも対向する案内レール1の転動体軌道溝10から離れる方向に傾斜して形成されている。
傾斜面20は、第2クラウニング19に沿って直線状に延在している第2仮想線(破線で示した線)K2よりも対向する案内レール1の転動体軌道溝10から離れる方向に傾斜した直線状として形成されている。
また、図5に示すように、スライダ本体2Aの端面2aに沿って延在している第3仮想線(破線で示した線)K3と第2仮想線K2との交点は、リターンガイド16の内周側循環溝17に沿って延在している第4仮想線K4と第3仮想線K3との交点と略一致するように形成されている(図5の符号Pで示す位置)。つまり、第2クラウニング19は、傾斜部15及び転動体3の接触方向断面において、リターンガイド16の内周側循環溝17からなる方向変換路の内周面と略同一面となるように設けられている。
本実施形態では、第1クラウニング18の最大深さδ1は、本実施形態の直動案内装置の予圧量に相当する転動体3の直径Da(図3参照)の0.3%程度に設定されており、第2クラウニング19の最大深さδ2は、転動体3の直径Daの1.5%程度に設定されている。
また、第1クラウニング18のクラウニング長さLc1は、転動体3の直径Daの略1.9倍、第2クラウニング19のクラウニング長さLc2は、転動体3の直径Daの略0.5倍に設定されている。また、傾斜面20は、スライダ本体2Aの転動体軌道溝11に対して略45°で傾斜し、その長さLc3は、0.05〜0.3mm程度とされている。
なお、直動案内装置の使用条件や他の内部設計条件から、第1クラウニング18の最大深さδ1は転動体3の直径Daの0.1〜0.5%の範囲、第2クラウニング19の最大深さδ2は転動体3の直径Daの0.7〜4.0%の範囲、第1クラウニング18のクラウニング長さLc1は転動体3の直径Daの1.5〜4.0倍、第2クラウニング19の傾斜角度は、スライダ本体2Aの転動体軌道溝11に対して5°未満にすることが望ましい。
ここで、請求項のレール側転動軌道溝が転動体軌道溝10に対応し、請求項のスライダ側転動体軌道溝が転動体軌道溝11に対応し、請求項の内周案内部材がリターンガイド16に対応し、請求項の第2クラウニング19に沿って直線状に延在させた仮想線が第2仮想線K2に対応し、請求項のスライダ本体2Aの端面2aに沿って延在させた直線状の仮想線が第3仮想線K3に対応し、請求項の方向転換路の内周面となる内周案内部材の外周に沿って延在させた仮想線が第4仮想線K4に対応する。
本実施形態によると、スライダ本体2Aの両端部に設けた傾斜部15には、傾斜が緩やかとなるように大きな曲率半径Rc1とした曲面形状の第1クラウニング18が転動体軌道溝11から連続して形成されているので、転動体通過振動が軽減する。
また、第1クラウニング18に隣接して第1クラウニング18よりも傾斜が急であり、第1クラウニング18の軸方向長さよりも短い直線状の第2クラウニング19が設けられていることから、スライダ本体2Aの両端部に単一の直線形状や単一の曲線状のクラウニングを設けた従来の装置と比較して軸方向の長さを抑えながら転動体3を円滑に転動させることができるので、傾斜部15を通過する転動体3の急激な荷重変動を吸収して剛性や負荷容量の低下が抑制される。
また、第2クラウニング19は、高速走行時に方向転換路から傾斜部15に向けて転動してくる転動体3の衝突面となるが、従来の直動案内装置のようなエッジ形状や凸形状を有しておらず直線状となっており、従来の直動案内装置と比較して衝突時の転動体3及び第2クラウニング19の応力が低下するので、高速走行時の耐久性も向上する。ここで、より応力低下を狙って、第2クラウニング19を凹形状としてもよい。
また、第2クラウニング19は、傾斜部15及び転動体3の接触方向断面において方向変換路の内周面(リターンガイド16の内周側循環溝17)と略同一面となるように設けられているので、転動体3が方向転換路から傾斜部15側に循環する場合、或いは傾斜部15側から方向転換路に向けて循環する場合であっても、転動体3の転動が円滑に行なわれる。
また、第2クラウニング19とスライダ本体2Aの端面2aとの間に傾斜面20を設けることで、各部品の精度や、部品の組立誤差の影響を傾斜面20で吸収することが可能となり、部品の検査や工程も減少するので、生産性が向上する。なお、傾斜面20を設けることでスライダ本体2Aの端面2aとリターンガイド16との間に段差が発生するが、意図して段差をスライダ本体2Aの端面2a及びリターンガイド16の片側に設けるよりも、同じ部品精度、組立精度で段差量を半減することができる。
したがって、本実施形態は、傾斜部15を、スライダ側転動体軌道溝11から連続して傾斜が緩やかとなるように大きな曲率半径Rc1で形成した曲線状の第1クラウニング18と、この第1クラウニング18と隣接し、方向転換路の内周面(リターンガイド16の内周側循環溝17)に向かって延びる第1クラウニング18よりも傾斜が急で第1クラウニング18の軸方向長さよりも短い直線状の第2クラウニング19と、この第2クラウニング19とスライダ本体2Aの端面2aとの間に設けられ、第1及び第2クラウニング18,19よりも傾斜を急に形成した傾斜面20とで構成するとともに、傾斜部15及び転動体3の接触方向断面において、第2クラウニング19に沿って直線状に延在させた仮想線K1とスライダ本体2Aの端面2aに沿って延在させた直線状の仮想線K3との交点が、リターンガイド16の内周側循環溝17に沿って延在させた仮想線K4とスライダ本体2Aの端面2aに沿って延在させた直線状の仮想線K3との交点Pと略一致していることから、生産性を落とすことなく、高速走行での耐久性を向上させるとともに、転動体通過振動を悪化させず、負荷容量や剛性の低下を抑制することができる直動案内装置を提供するができる。
(第2実施形態)
次に、図6は、本発明に係る第2実施形態の傾斜部15を拡大して示したものである。なお。図1から図5で示した第1実施形態と同一の構成は、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態は、第2クラウニング19とスライダ本体2Aの端面2aとの間に、R形状の傾斜面22が形成されている。
ここで、請求項の丸みを付けた傾斜面が、R形状の傾斜面22に対応する。
第1実施形態のように傾斜面20を直線状とすると、スライダ本体2の端面2aに対するリターンガイド16の取付け誤差により、方向変換路の内周面(リターンガイド16の内周側循環溝17)と比較して第2クラウニング19側の傾斜面20の端部が転動体軌道溝10側に突出してしまい、高速走行時に方向転換路から傾斜部15に向けて転動してくる転動体3が突出した部分に衝突するおそれがある。
しかし、本実施形態のようにR形状の傾斜面22を形成したことで、スライダ本体2の端面2aに対してリターンガイド16の取付け誤差が発生しても、方向変換路の内周面と比較して第2クラウニング19側の傾斜面22の端部が転動体軌道溝10側に突出せず、高速走行時に方向転換路から傾斜部15に向けて転動してくる転動体3が衝突して応力集中が発生する箇所が無くなるので、高速走行時の耐久性を向上させることができる。
(第3実施形態)
さらに、図7は、本発明に係る第3実施形態の傾斜部15を拡大して示したものである。
本実施形態は、第1クラウニング18及び第2クラウニング19との間に、R部23が形成されているとともに、第2クラウニング19と直線状の傾斜面20との間にもR部24が形成されている。
ここで、請求項の第1クラウニング18と第2クラウニング19との間に丸みを付けた部分が本実施形態のR部23に対応し、請求項の第2クラウニング19と傾斜面との間に丸みを付けた部分が本実施形態のR部24に対応する。
本実施形態によると、第1クラウニング18及び第2クラウニング19との間にR部23を形成し、第2クラウニング19と直線状の傾斜面20との間にR部24を形成したことで、傾斜部15を通過する転動体3が衝突して急激な応力集中が発生するような箇所が無くなるので、安定した部品精度及び取付け精度と、高速走行時の耐久性を向上させることができる。
また、これらR部23、24は、機械的な研削加工による第1クラウニング18、第2クラウニング19及び傾斜面20の形成の後に、手加工で容易に行なうことができる。
なお、図1及び図2では、案内レール1の両側とベアリングブロック2Aの両袖部6との間に2箇所ずつの転動体転動路14を形成した構造を示したが、本発明の要旨がこれに限定されるものではなく、1箇所ずつの転動体転動路14を形成しても、3箇所以上の転動体転動路14を形成しても同様の作用効果を奏することができる。
また、上記実施形態では、転動体3としてボールを使用したが、転動体として「ころ」を使用しても、同様の作用効果を奏することができる。
本発明に係る直動案内装置を示す斜視図である。 直動案内装置の構成部材であるスライダ本体を示す平面図である。 図2のA-A線矢視図である。 本発明に係る第1実施形態の傾斜部の形状を示す断面図である。 第1実施形態の傾斜部の要部形状を示す断面図である。 本発明に係る第2実施形態の傾斜部の形状を示す断面図である。 本発明に係る第3実施形態の傾斜部の要部形状を示す断面図である。
符号の説明
1…案内レール、2…スライダ、10…転動体軌道溝、2A…スライダ本体、2B…エンドキャップ、5…サイドシール、6…袖部、11…転動体軌道溝、13…転動体戻し路、14…転動体転動路、15…傾斜部、16…リターンガイド、17…内周側循環溝、18…第1クラウニング、19…第2クラウニング、20…傾斜面、22…R形状の傾斜面、23…R部、24…R部

Claims (4)

  1. 軸方向に沿ってレール側転動体軌道溝を形成した案内レールと、前記レール側転動体軌道溝に対向するスライダ側転動体軌道溝を有し、これらレール側転動体軌道溝及びスライダ側転動体軌道溝からなる転動体転動路内に配設された複数の転動体の転動を介して軸方向に移動可能となるように前記案内レールに支持されたスライダ本体と、前記転動体転動路と略平行となるように前記スライダ本体内に設けた転動体戻し路と、前記スライダ本体の移動方向の両端面に取付けたエンドキャップと、このエンドキャップ内で前記スライダ本体の端面に取り付けて配置した内周案内部材により前記転動体転動路及び前記転動体戻し路を連通するように設けた方向転換路と、前記スライダ側転動体軌道溝の両端部に設けた傾斜部と、を備えた直動案内装置において、
    前記傾斜部を、前記スライダ側転動体軌道溝から連続して傾斜が緩やかとなるように大きな曲率半径で形成した曲線状の第1クラウニングと、この第1クラウニングと隣接し、前記方向転換路の内周面に向かって延びる前記第1クラウニングよりも傾斜が急で前記第1クラウニングの軸方向長さよりも短い直線状の第2クラウニングと、この第2クラウニングと前記スライダ本体の端面との間に設けられ、前記第1及び第2クラウニングよりも傾斜を急に形成した傾斜面で構成するとともに、
    前記傾斜部及び前記転動体の接触方向断面において、前記第2クラウニングに沿って直線状に延在させた仮想線と前記スライダ本体の端面に沿って延在させた直線状の仮想線との交点が、前記方向転換路の内周面となる前記内周案内部材の外周に沿って円弧状に延在させた仮想線と前記スライダ本体の端面に沿って延在させた直線状の仮想線との交点と略一致していることを特徴とする直動案内装置。
  2. 前記傾斜面を、丸みを付けて形成することを特徴とする請求項1記載の直動案内装置。
  3. 前記第2クラウニング及び前記傾斜面の境界部を、丸みを付けて形成することを特徴とする請求項1又は2記載の直動案内装置。
  4. 前記第1クラウニング及び前記第2クラウニングの境界部を、丸みを付けて形成することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の直動案内装置。
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