JP2008132999A - 梱包箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】製品の梱包にかかる作業工数を低減し、その作業性を向上させる。
【解決手段】梱包箱100は、下部収容体102と上部収容体104とを組み合わせて成形されている。これら収容体102,104はいずれも一端が開口した直方体形状のものであり、下部収容体102については上端が開口し、上部収容体104については下端が開口している。また、上部収容体104は下部収容体102の開口の内側に差し込まれて連結される。このとき切り起こし舌片102cを外側から押し込むだけで下部収容体102と上部収容体104とを連結することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば出荷前の製品を梱包する用途に適した梱包箱に関する。
例えば複写機等のある程度の重量がある製品を出荷する際には、運搬に適した形態でこれを梱包することが広く行われている。従来から、梱包には段ボール等の包装材料が広く用いられており、段ボールを所定のブランクに打ち抜いて折り曲げ、箱形状に組み立てたパーツをいくつか組み合わせて梱包箱が成形されている。また、運搬時にフォークリフト等の重機の使用が想定されている場合、梱包箱の下側部分がパレットとして構成されている従来例もある(例えば、特許文献1,2参照。)。
いずれにしても、従来例の梱包箱では、製品が載置される底板部分の他に、この底板の周縁から立ち上がるようにして折り曲げられた側壁によって下側の収容体(例えばパレット兼用のもの)が形成されており、その底板上に製品が載置された状態で、上方から別の収容体(比較的大きめの箱)が被せられている。そして2つの収容体は、ジョイントと称する樹脂部材によって相互に連結されて1つの梱包箱として完成される。また、ジョイントの他に金属製の平線等の留め具によって2つの収容体を連結する例も一般に知られている。
特開2005−67689号公報(図1,図2) 特開2006−232282号公報(図1,図2)
製品の出荷時において梱包作業を容易化し、その出荷効率を向上する観点からは、製品の梱包作業にかかる工数をなるべく少なくする必要がある。しかしながら、従来例のようにジョイントや平線等の留め具によって段ボールを連結して製品を梱包している場合、段ボールの穴にジョイントを挿入したり、あるいは段ボールに平線を打ち込んだりする作業が必要となり、その分の作業工数が余計にかかるという問題がある。
そこで本発明は、製品の梱包にかかる作業工数を低減するとともに、その作業性を向上させることを課題としたものである。
本発明の梱包箱は、第1の収容体及び第2の収容体を組み合わせて構成される。このうち第1の収容体は、展開した状態のボード材を組み立てて一端が開口した箱形状に成形されている。この第1の収容体とは別に、第2の収容体もまた展開した状態のボード材を組み立てて一端が開口した箱形状に成形されており、かつ、この第2の収容体は、その一端部を第1の収容体の開口を通じて内側に挿入されるものとなっている。そして、第1の収容体に第2の収容体が挿入された状態で、そのボード材同士を係合させることで両者が相互に連結される。
本発明の梱包箱は、梱包材料(例えば段ボール)だけで2つの収容体を連結することができる。このため、製品を梱包する際にジョイントや平線等の別部材を用いて収容体を固定する必要がなく、その分の作業工数を削減することができる。
より具体的には、2つの収容体を連結する手段として本発明は以下の構成を有する。すなわち、第2の収容体には、その第1の収容体の内側に挿入される内壁部分に貫通穴が形成されており、この貫通穴は内壁部分を構成するボード材を厚み方向に貫通している。一方、第1の収容体には、第2の収容体の内壁部分の外側に重ね合わせられる外壁部分を構成する段ボールのうち、貫通穴に重なる部位を切り起して舌片が形成されている。この切り起こし舌片は、外側からの押し込みに伴い貫通穴内に進入し、この進入した状態で第1及び第2の収容体を相互に連結するものである。
なお上記の貫通穴は、切り起こし舌片の進入を許容できるだけの開口面積を有している。切り起こし舌片が貫通穴内に進入した状態で、切り起こし舌片の先端及び周縁と貫通穴の内縁とが互いに接触し、それによってボード材同士を係合させることができる。切り起こし舌片は、これを外側から押し込むだけで容易に貫通穴内に進入するので、収容体を連結する際の作業性がよく、それだけ梱包作業を迅速化することができる。切り起こし舌片は、例えばボード材の弾性変形(撓み)によって貫通穴内に侵入する態様が好ましい。この場合、収容体の側面に沿う方向の力(荷重)に対してボード材の強度を高く保持することができるし、開梱時に切り起こし舌片を貫通穴内から容易に退避させることができるため、作業性が高まる。ただし本発明では、切り起こし舌片が根元部分から折れ曲がって貫通穴内に進入する態様でもよい。
より実用的には、第1及び第2の収容体はいずれも一端が開口した直方体形状をなしており、貫通穴及び切り起こし舌片は、第2の収容体の内壁部分及び第1の収容体の外壁部分の4面にそれぞれ形成されていることが好ましい。また貫通穴及び切り起こし舌片は、1面あたり複数箇所に形成されていてもよい。
この場合、2つの収容体を組み合わせた状態で梱包箱全体の外形が直方体形状となり、一般的な製品の梱包及び輸送に適した形態となる。さらに、その側壁を構成する4面に貫通穴及び切り起こし舌片が形成されていれば、ボード材同士の係合がより強固となり、それだけ梱包箱としての強度や信頼性を向上することができる。
また第1の収容体は、製品が載置される底板の他に、製品の下部を取り囲むべく底板の周縁から立ち上がって外壁部分となる側板を有する。そして第2の収容体は、第1の収容体の底板に載置された製品の上方を覆う天板の他に、この天板の周縁から垂れ下がって製品の周囲を囲い、かつ、第1の収容体の開口を通じて内側に挿入される側板を有する。
この場合、第1の収容体が下側に位置し、その底板上に製品が載置された状態で、上方から第2の収容体が被せられるようにして組み立てられる。このような組み立て方の梱包箱は、ある程度の重量物(作業者一人では容易に持ち運べない程度のもの)を梱包する用途に適したものとなる。
さらに第1の収容体は、展開した状態で長方形をなし、かつ長手方向に筋目を有する2枚の段ボールを十字形に重ね合わせ、この重ね合わせ領域から突出する各両端部におけるフラップを上方へ折り曲げることで一端が開口した箱形状に成形されている態様が好ましい。
このような態様であれば、底板の部分から立ち上がる側壁(フラップ)が4面ともに縦目となるため、単に1枚の段ボールを折り曲げて成形した場合に比較して、側壁部分の強度が高まる。
本発明の梱包箱は、製品の梱包作業にかかる工数を削減し、製品出荷に要する時間とコストを低減することができる。また、ジョイントや平線等の別部材を用いることなく、ボード材同士の連結だけで梱包箱の組み立てが完了するため、梱包にかかる部品点数の削減が図られる。
さらに、梱包箱の側壁に切り起こし舌片を形成する態様であれば、その押し込み作業のみによって収容体の固定を完了させることができるので、作業性が向上する。
以下、本発明の梱包箱について、一実施形態を挙げて説明する。
図1は、一実施形態の梱包箱100を示す斜視図である。ここでは梱包箱100が完成した状態で示されており、その外形は略直方体形状である。梱包箱100は下部収容体102と上部収容体104とを組み合わせて構成されており、各収容体102,104は、例えば段ボール製のボード材をブランクに打ち抜いて、これを折り曲げることで組み立てられている。
次に図2は、梱包箱100を下部収容体102と上部収容体104とに分解して示した分解斜視図である。下部収容体102及び上部収容体104もまた、それぞれ直方体形状をなしており、このうち下部収容体102はその上面が全体的に開口し、上部収容体104はその下面が全体的に開口している。
上部収容体104は、下部収容体102の上面開口を通じてその内側に挿入されるものとなっている。このため下部収容体102の開口は、上部収容体104の胴体の外形よりも僅かに大きく設定されている。
次に、下部収容体102及び上部収容体104について、それぞれの詳細な部位を挙げて説明する。先ず下部収容体102は、底板102a及び4つの下部側板102bから構成されている。底板102aは長方形状をなし、その上面に梱包するべき製品を載置することができる。また4つの下部側板102bは、底板102aの周縁(長方形の4辺)から略垂直に立ち上がるようにして上方に延びている。このため底板102aの上に載置された製品は、その下部分が下部側板102bによって取り囲まれることになる。
また上部収容体104は、天板104a及び4つの側板104bから構成されている。天板104aは、4枚のフラップ状片を折り畳んで重ね合わせた状態で構成されており、全体として長方形状をなしている。また4つの側板104bは、天板104aの周縁(長方形の4辺)から略垂直に垂れ下がるようにして下方に延びている。梱包箱100の内部に収容される製品は、その四方を4つの側板104bによって取り囲まれることになる。
図1に示されているように、上部収容体104を下部収容体102の開口内に挿入した状態では、上部収容体104の側板104bが下部収容体102の下部側板102bの内側に填り込み、4面のそれぞれで相互に重なり合った状態となる。上部収容体104の側板104bと下部収容体102の下部側板102bとが重なり合う部分には、これらを相互に連結するための貫通穴104c及び切り起こし舌片102cが形成されている。
まず貫通穴104cは、材料となる段ボールを厚み方向に打ち抜いて(貫通して)形成されており、各側板104bについて、その下端縁部に2つずつ設けられている。2つの貫通穴104cは、各側板104bの幅方向に適度な間隔をおいて配置されている。これにより、貫通穴104cによって側板104bが極端に脆弱化することがなく、側板104bは依然として適度な強度を保持している。
また切り起こし舌片102cは、材料となる段ボールにコ字形状(又はU字形状)の切り込み線102dを入れることで形成されている。各下部側板102bについて、切り起こし舌片102cはその幅方向に間隔をおいて2つずつ配置されている。なお切り起こし舌片102cは、上部収容体104を下部収容体102の開口内に挿入した状態で、それぞれ対応する貫通穴104cに外側から重なり合う位置にある。
切り起こし舌片102cは、その切り込み線102dによって周囲の下部側板102bから区画されている。切り込み線102dの両端は幅方向に離れており、これらの間に切り起こし舌片102cの付け根が位置する。切り起こし舌片102cは、その根元から段ボールの弾性によって変形すると、図1に示されるように上部収容体104の貫通穴104c内に進入する。あるいは、切り起こし舌片102cの付け根部分に折り曲げ線(図1,2には示されていない)が形成されており、切り起こし舌片102cはその折り曲げ線で下部収容体102の内側に折り曲げられる態様であってもよい。
図3は、切り起こし舌片102cが貫通穴104c内に進入したときの状態を示す図1中のIII−III線に沿う断面図である。この状態で、切り起こし舌片102cの先端(下端)は貫通穴104cの下端の内縁に接触した状態となる。また切り起こし舌片102cの両側縁(側面)は、貫通穴104cの両側の内縁に接触した状態となる。これら切り起こし舌片102cと貫通穴104cの内縁との接触による摩擦力により、切り起こし舌片102cが元の姿勢に復帰するのが食い止められている。またこの状態で、切り起こし舌片102c及び貫通穴104cは、下部側板102b及び側板104bの段ボール同士を強固に係合させることができる。
次に、下部収容体102及び上部収容体104の各構成について説明する。
先ず図4は、下部収容体102を構成する2枚のブランクの展開図である。なお図4中(A),(B)は各ブランクを単独で示したものであり、図4中(C)は2枚のブランクの重ね合わせ方を示したものである。
図4中(A),(B)に示されているように、各ブランクは長方形状をなしており、いずれも長手方向でみて中央に底板102aとなる部位を有する。また底板102aとなる部位の両側には、それぞれ折り曲げ線L1を介して下部側板102bとなる部位が連結されている。上記の切り起こし舌片102c及びその切り込み線102dは、段ボールをブランクとして製作する際に合わせて形成されている。なお図4には、切り起こし舌片102cの付け根部分を示す線(又は折り曲げ線)が破線で示されている。
図4中(C)に示されているように、2枚の長方形ブランクは、互いに長手方向が交差するようにして十字状に重ね合わせられる。この状態で2枚のブランクが相互に接着され、また、各2つの下部側板102bの部位が折り曲げ線L1から折り曲げられると、図1に示される下部収容体102が形成される。なお、隣り合う下部側板102b同士は、例えば図示しない粘着テープで接合される。あるいは、隣り合う下部側板102bの一方に接合用のフラップを形成しておき、これを他方に貼り合わせて相互に接合する態様であってもよい。
図5は、下部収容体102のブランクについて、段ボールの筋目方向を示した図である。各長方形のブランクは、その長手方向に沿って筋目が形成されている。このようなブランクを長手方向が交差するようにして十字状に重ね合わせると、筋目も互いに交差した状態となる。したがって、2枚のブランクから下部収容体102を成形したとき、下部側板102bは4面の全てについて段ボールが縦目となることから、4面の全てについて同じ条件で強度を保つことができる。
次に図6は、上部収容体104を構成するブランクの展開図である。上部収容体104は1枚のブランクから成形することができる。上記の貫通穴104cは、ブランクの状態で既に形成されている。このブランクは、その長手方向に沿って4つの側板104bとなる部位を有しており、各部位は折り曲げ線L2を介して区画されている。また側板104bとなる部位には、それぞれ折り曲げ線L3を介して天板104aとなる部位が連結されている。天板104aとなる部位は、ブランクの縦方向(短辺方向)の一端部においてフラップ片状に形成されている。
先ず、図6に示されるブランクを各折り曲げ線L2で折り曲げると、角筒状の胴体が整形される。ブランクの長手方向でみた一端部には接合用のフラップFが形成されており、このフラップFは長手方向でみて反対側に位置する側板104bの内面に重ね合わせて接着される。
次に、4つに分かれたフラップ状の天板104aとなる部位を各折り曲げ線L3にて折り畳み、これらを1つの天板104aとして構成することで上部収容体104が成形される。なお天板104aは、折り畳んだ状態で上側に位置する2つの合わせ目を粘着テープ等で貼り合わせることで、相互に接合することができる。
図7は、上部収容体104のブランクについて、段ボールの筋目方向を示した図である。このブランクは、その長手方向と直交する方向(短辺の方向)に沿って筋目が形成されている。このようなブランクから上部収容体104を成形したとき、側板104bは4面の全てについて段ボールが縦目となることから、4面の全てについて同じ条件で強度を保つことができる。
次に、梱包箱100を用いた梱包作業の一形態について説明する。なお、以下の作業手順はあくまで一例であり、これに制約されるものではない。
(1)先ず下部収容体102を構成する2枚のブランクを十字状に重ね合わせて接着する。
(2)出来上がった底板102aの上に製品(例えば複写機)を載置する。
(3)製品を載置した状態で、四方の下部側板102bとなる部位を折り曲げ、相互に接合して下部側板102bを成形する。
(4)上部収容体104を構成するブランクについて、これを先ず角筒状に成形する。このとき天板104aはまだ折り畳まれていない。
(5)下部収容体102の底板102aの上に載置された製品に対し、その上方から角筒状の上部収容体104を被せる。これは、上部収容体104の天板104aを開放した状態にしておくことで、空気の抜けをよくするためである。上部収容体104は、側板104bが下部収容体102の開口を通じて差し込まれ、その下端が底板102aの上面に着地するまで下降させる。
(6)天板104aとなる部位を折り畳み、上側の突き合わせ部分を貼り合わせて1つの天板104aとして構成する。
(7)外側から切り起こし舌片102cを押し込み、弾性変形させて貫通穴104c内に進入させる。
なお、上記手順の(4)において、先に天板104aとなる部位を折り畳んでおいてもよい。この場合、手順(6)は手順(5)より前に実行される。
上記の手順を経て下部収容体102と上部収容体104とが組み合わせられると、梱包箱100による製品の梱包作業が完了する。このように、本実施形態の梱包箱100によれば、下部収容体102と上部収容体104とを連結するためにジョイントを取り付けたり、あるいは平線のような留め具を段ボールに打ち込んだりする手間が不要である。このため梱包作業に要する工数が削減され、その作業効率が大きく向上する。
また下部収容体102と上部収容体104との連結に際して、外側から切り起こし舌片102cを押し込むだけの簡単な作業で済むため、ジョイントや平線止めを行うよりも作業が容易であり、それだけ作業性を高めることができる。
また本実施形態の場合、切り起こし舌片102cが下向きに延びた形態であるため、これを貫通穴104cに進入させた状態(図3参照)では、下部収容体102から上部収容体104が上方に抜け出ようとするのを強固に抑えることができる。本実施形態では切り起こし舌片102cを弾性変形させているため、その根元を折り曲げる場合に比較して段ボールの強度を高く保持することができる。なお、段ボールの強度が充分に維持できれば、切り起こし舌片102cの根元を折り曲げて変形させることもできる。
逆に、開梱作業時に下部収容体102から上部収容体104を分離しようとする際は、下部側板102bと側板104bとの隙間に上方から薄い板状片(例えばスケール)等を差し込み、そのまま下方へずらしながら切り起こし舌片102cの内面を撫でつけるようにスライドさせると、これに伴って切り起こし舌片102cはその弾性力で復元しようとするため、貫通穴104cから切り起こし舌片102cを容易に抜き出させることができる。これにより、梱包箱100を開梱する際の作業性をも向上することができ、梱包箱100の利便性をより一層高めることができる。
本発明は上述した一実施形態に制約されることなく、各種の変形を伴って実施することが可能である。例えば、梱包箱は段ボールだけでなく、その他の包装材料を用いて成形することが可能である。
また一実施形態では切り起こし舌片を下向きに延びる形状としているが、切り起こし舌片の先端の向きは横方向や上方向であってもよい。また切り起こし舌片については、その先端が平らなものに限らず、円弧形状を有するものであってもよいし、波形状を有するものであってもよい。
その他、一実施形態で挙げた梱包箱の構造はあくまで好ましい例示であり、その具体的な寸法や内容積等について何ら限定されるものではない。
一実施形態の梱包箱を示す斜視図である。 梱包箱を下部収容体と上部収容体とに分解して示した分解斜視図である。 図1中、III−III線に沿う断面図である。 下部収容体を構成する2枚のブランクの展開図である。 下部収容体のブランクについて、段ボールの筋目方向を示した図である。 上部収容体を構成するブランクの展開図である。 上部収容体のブランクについて、段ボールの筋目方向を示した図である。
符号の説明
100 梱包箱
102 下部収容体
102a 底板
102b 下部側板
102c 切り起こし舌片
104 上部収容体
104a 天板
104b 側板
104c 貫通穴

Claims (5)

  1. 展開した状態のボード材を組み立てて一端が開口した箱形状に成形された第1の収容体と、
    前記第1の収容体とは別に展開した状態のボード材を組み立てて一端が開口した箱形状に成形され、かつ、その一端部を前記第1の収容体の開口を通じて内側に挿入される第2の収容体と、
    前記第1の収容体に前記第2の収容体が挿入された状態で、そのボード材同士を係合させることで前記第1及び第2の収容体を相互に連結する連結手段と
    を備えたことを特徴とする梱包箱。
  2. 請求項1に記載の梱包箱において、
    前記連結手段は、
    前記第2の収容体のうち前記第1の収容体の内側に挿入される内壁部分に形成され、この内壁部分を構成するボード材を厚み方向に貫通した貫通穴と、
    前記第1の収容体について前記第2の収容体の内壁部分の外側に重ね合わせられる外壁部分を構成する段ボールのうち、前記貫通穴に重なる部位を切り起して形成され、外側からの押し込みに伴い前記貫通穴内に進入し、この進入した状態で前記第1及び第2の収容体を相互に連結する切り起こし舌片とを有することを特徴とする梱包箱。
  3. 請求項2に記載の梱包箱において、
    前記第1及び第2の収容体はいずれも一端が開口した直方体形状をなしており、
    前記貫通穴及び前記切り起こし舌片は、前記第2の収容体の内壁部分及び前記第1の収容体の外壁部分の4面にそれぞれ形成されていることを特徴とする梱包箱。
  4. 請求項2又は3に記載の梱包箱において、
    前記第1の収容体は、製品が載置される底板と、製品の下部を取り囲むべく前記底板の周縁から立ち上がって前記外壁部分となる側板とを有し、
    前記第2の収容体は、前記第1の収容体の底板に載置された製品の上方を覆う天板と、この天板の周縁から垂下されて製品の周囲を囲い、かつ、前記第1の収容体の開口を通じて内側に挿入される側板とを有することを特徴とする梱包箱。
  5. 請求項3又は4に記載の梱包箱において、
    前記第1の収容体は、
    展開した状態で長方形をなし、かつ長手方向に筋目を有する2枚の段ボールを十字形に重ね合わせ、この重ね合わせ領域から突出する各両端部におけるフラップを上方へ折り曲げることで一端が開口した箱形状に成形されていることを特徴とする梱包箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011068409A (ja) * 2009-08-28 2011-04-07 Ricoh Co Ltd 梱包装置
JP2012081976A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Fuji Xerox Co Ltd 梱包箱
CN103935605A (zh) * 2014-04-03 2014-07-23 安徽省嘉信包装印务有限公司 一种纸箱结构

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