JP2008132533A - 回転カッター装置を備えたプレス剪断金型 - Google Patents

回転カッター装置を備えたプレス剪断金型 Download PDF

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Abstract

【課題】複雑なカム工程を追加しないで、一工程で、ワーク端縁部の水平部分と縦壁部分部を同時に剪断加工でき、作業工数及び時間を大幅に減少することができるプレス剪断金型を提供する。
【解決手段】下部面に上側固定刃5を具えた上部ダイセット1と、上部面に下側固定刃8を具えた下部ダイセット6とからなるプレス金型に、工作物の縦壁部分を剪断する回転カッター装置10を結合したものであって、回転カッター装置は、上部ダイセットの下側適所に本体プレート11を固着し、内周に支持カラーを装入した回転カム12を上記本体プレートに回動可能に装着して、上部ダイセットの下降切断工程時に、回転カムが工作物の縦壁部分を剪断できるように構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、プレス剪断金型、特に、垂直部や急傾斜部からなる縦壁部分を有するワーク端縁部を剪断する金型に関するものである。
従来、ワーク端縁部の縦壁部分を切断する場合には、水平部分の切断と同様に、上刃(上部ダイセットの上側固定刃)を垂直に切り下ろす「縦切り法」が採用されている。
しかし、この方法で水平部分と縦壁部分を同時に剪断する場合、該縦壁部分の垂線に対する傾斜角度を、一般鋼板では最小でも約5゜、高張力鋼板では10゜〜20゜する必要がある。
而して、傾斜角を約5゜〜10゜付けた場合、切断長は板厚の4〜5倍になるため、この部位を切断する上刃の損傷は、水平部を切断する上刃より激しくなる。このために、縦壁部を切断する上刃は、耐久性等を向上させるために表面処理を施す必要があったと共に、途上での補修も頻繁に行う必要も有った。
また、切断面にバリが多く発生するために、製品の品質が低下すると共に、バリにより怪我をする惧れが有り、製品を取扱う上で安全性に問題があった。
また、縦壁部分の傾斜角が設計上、垂直若しくは5゜以下に設定されている場合には、切断する前に、製品形状を崩して傾斜付けを行い、切断後に、改めて、リストライク&フランジ型等で、正規形状に復元させているが、製品形状のスプリングバック等のため、試行錯誤を繰り返すことが多く、大変な手間を要する。
等の問題点があった。
そこで、以上のような問題点を回避するために、ワーク端縁部の縦壁部分bを剪断するために、図18に示すような、上型カム50の下降により下型スライドカム51を前進させ、 該下型スライドカム51の先端部に設けた垂直状のカム切刃52と下型切刃53でワークWの縦壁部分を切断する、寄せカム型の剪断装置を用いて行っており、水平部分aの剪断は別のプレス工程で更に行う方法が採用されている。
しかし、この方法では、装置の構造が複雑であると共に型サイズも大きくなるためコスト高の要因となると共に、作業工数及び時間が増えるために効率的な作業ができない等の難点があった。
本発明は、従来の上記難点を解決するためになされたものであって、ワークに対する角度付け等の前処理や正規形状への復元といった後処理が不要であり、ワーク端縁部を短時間に極めて効率よく剪断できるようにすると共に、切断面に発生するバリが微小で且つ極めて少なくして、加工製品が優れた品質を維持するようにしたものである。。
上記目的を達成するために、本発明におけるプレス剪断金型では、下端部に上側固定刃を具えた上部ダイセットと、上端部に下側固定刃を形成した下部ダイセットとを備えたプレス金型に、工作物の縦壁部分を剪断する回転カッター装置を結合したものであって、上記回転カッター装置は、上部ダイセットの下側適所に本体プレートを固着し、内側に支持カラーを設けた回転カムを上記本体プレートに回動可能に装着して、上部ダイセットの下降切断工程時に、回転カムが工作物の縦壁部分を剪断できるように構成してある。
また、本発明におけるプレス剪断金型は、上側固定刃を形成した上部ダイブロックを具えた上部ダイセットと、下側固定刃を形成した下部ダイブロックを具えた下部ダイセットを具えたプレス金型に、工作物の縦壁部分を剪断する回転カッター装置を結合したものであって、上記回転カッター装置は、先端部外周に回転刃を形成した回転カムを本体プレートの内側部に回動可能に装着してなり、前記本体プレートを上部ダイブロックの左右両側に並設すると共に、両回転刃と上側固定刃の各内側先端部が同一線上に位置するように固定して、上部ダイセットの下降切断工程時に、両回転カムが所要要間隔を置いて併設した工作物の縦壁部分を同時に剪断できるように構成する場合もある。
また、本発明におけるプレス剪断金型は、上側固定刃を形成した上部ダイブロックを具えた上部ダイセットと、下側固定刃を形成した下部ダイブロックを具えた下部ダイセットを具えたプレス金型に、工作物の縦壁部分を剪断する回転カッター装置を結合したものであって、前記回転カッター装置は、外周面部に回転刃を並設した円盤状の回転カムを本体プレートの前側部に回動可能に装着してなり、前記下部ダイブロックを前記回転カムの幅と略同一間隔を置いて対設すると共に、前記本体プレートを回転カムの先端部が下部ダイブロック間に位置し得るように固定して、上部ダイセットの下降切断工程時に、回転カムの先端部で工作物の縦壁部分を回転カムの幅で剪断できるように構成する場合もある。
本発明においては、請求項1記載の構成により、ワーク端縁部の略垂直をなす縦壁部分の剪断を、別途複雑なカム工程を追加しないで、水平部分の剪断加工と同時にすることができるので、作業工程が簡単になり、作業効率が向上できる。
従って、作業工数が大幅に節減できると共に、工程遅延を防止できる利点がある。
又、切断部分には破断面が発生せず切断面のみであるため、破断時に発生する破断音がなく無音切断を行うことができると共に、切断面に発生するバリも極めて少ないので、製品の品質が向上すると共に、作業上の安全性にも優れている。
又、縦壁部分を回転カムの先端部外周の切断刃で切断するようにしてあるので、従来の上型固定刃のように連続して同じ部位により切断することがない。従って、極めて耐久性が向上すると共に、プレス生産途上での補修も回転カムを円筒研削すればよいので非常に簡単である。
又、請求項2のように構成したことにより、水平部分の両側に縦壁部分を有するハットチャンネル型等のワーク(自動車のメンバー類)の端縁部の縦壁部分の剪断を、別途複雑なプレス工程を追加しないで、水平部分の剪断加工と同時に極めて効率的に行うことが出来る。
また、請求項3のように構成したことにより、ワーク端縁部の略垂直をなす縦壁部分を、所要幅をおいて、別途複雑なプレス工程を追加しないで、水平部分の剪断加工と同時に行うことができる。
従って、左右製品を中央部で連設して一体成形してなるワーク(自動車のプレス製品等)を、その連結部から確実且つ容易に分離剪断することが出来る。
以下、添付図面に従って本発明の実施例を詳説する。
図1乃至図3において、1は上部ダイセット、2はワーク押えパッド、3はダイホルダー、4はダイホルダー3の下端部に固着した上側ダイブロックであって、内側下端部に上側固定刃5を設けてある。
また、6は下部ダイセット、7は下側ダイブロックであって、内側上端部に下側固定刃8を設けてあり、両固定刃5、8で、ワークWの水平部分aを剪断し得るようになっている。
10は上部ダイセット1の下側部適所に、本体プレート11を設けて固定した回転カッター装置であって、先端部外周に回転刃13を形成した円錐形状の回転カム12を、固定ボルト14により前記本体プレート11の内側部に回転可能に装着してある。
15は、固定ボルト14と回転カム12間に嵌装した支持カラー、16は本体プレート11と回転カム12間のスペーサー、20はガイドポスト、21は吊下げ用フットを夫々示す
而して、図6に示すように、前記本体プレート11は、前記回転カムの剪断刃13の下側先端部を上側固定刃5の下側先端部より所定距離下方に位置するように固定すると共に、剪断刃13の内側先端部と上側固定刃5の内側先端部とを凡そ2mm位オーバーラップするようにして、ボルト17及び固定ピン18で上部ダイ1に固定してある。なお、12′は作動前の回転カムを示す。
次に、本金型を用いてワークWの端縁部を切断する方法を説明する。
上部ダイ1が下降して、該上部ダイ下側に固着した回転カム12の回転刃13が、略垂直をなすワークの縦壁部分b上端面に接すると、前記回転カム12は、剪断抵抗により自然に回転しながら、その回転刃13で縦壁部分bを縦方向に剪断する。
而して、回転カム12の下降時より、やや遅れて、回転カムに近設した上側固定刃が下降し、縦壁部分bに連続している水平部分aを剪断し、縦壁部分bの剪断が完了すると同時に、その水平部分aの剪断も完了する。
従って、ワーク端縁部の縦壁部分bと水平部分aの剪断加工を一工程で行うことができる。
本実施例は、図11に示したような、水平部aの両端部に両縦壁部b、bを有するハットチャンネル型のワークWを剪断する場合である。
以下、添付図面に従って本実施例を詳説する。なお、実施例1と同じ部位には同一符号を付してある。
図7乃至図10において、1は上部ダイセット、2はワーク押えパッドであって、水平板30と該水平板の下側部に所要間隔をおいて垂設した垂直板31、31とからなり、前記上部ダイセット1の下側中央部に、スプリング材(図示省略)を介して昇降可能に装着してある。
3は前記ワーク押えパッドと対向するするように設けた上側ダイホルダー、4は該上側ダイホルダー3の下端部に固定した上側ダイブロックであって、その内側下端部に上側固定刃5を設けてある。
6は下部ダイセット、7はワークWを載置する下側ダイブロックであって、その内側先端部には下側固定刃8を設けてあり、前記上側固定刃5と噛み合わせてワークWの水平部分aを剪断し得るようになっている。
10、10は一対の回転カッター装置であって、夫々の構成は上記実施例1のものと同一であるので、詳しい説明は省略する。
而して、回転カッター装置10、10は、本体プレート11、11が上部ダイブロック4を挟むようにして並設し、各回転カム12、12の回転刃部13、13は上側回転刃5と同一線上に位置するように配置してある。
32はガイドプレートであって、ワークWが高張力鋼板や厚板の場合、回転カッター装置10にスラスト力が発生するのを防止する為に、下側ダイブロック7より所定の間隔を置いて下部ダイセット上に立設してあり、上側ダイブロック及び後述する回転カッターの本体プレートの各外側面が当接しながらスライドし得るように形成してある。なお、33、33は本体プレート11、11を上部ダイセット1に接続するための取付プレート、34、34は、上部ダイセット1の昇降動作を案内するガイドポストを示す。
而して、本実施例においても、図10に示すように、各本体プレート11、11は、前記回転カムの回転刃部13、13の下側先端部を上側固定刃5の下側先端部より所定距離下方に位置するように固定すると共に、回転刃部13、13の先端部と上側固定刃5の先端部とを凡そ2mm位オーバーラップするようにして、上部ダイ1に固定してある。
次に、本金型を用いてワークWの端縁部を切断する方法を説明する。
上部ダイセット1が下降して、ワーク押えパッド2の水平板部30でワークWの水平部aを押圧すると共に、両垂直板部31、31でワークWの両縦壁部b、bを押圧保持する。
さらに上部ダイセット1が下降して、該上部ダイセット1の下側に固着した回転カム12、12の回転刃部13、13が、略垂直をなすワークWの両縦壁部分b、bの上端面に接すると、回転カム12、12は、剪断抵抗により自然に回転しながら、その回転刃部13、13で縦壁部分b、bを縦方向に剪断する。
而して、両回転カム12の下降時より、やや遅れて、両回転カム12に挟設された上側固定刃5が下降して、両縦壁部分b、b間の水平部分aを剪断し、両縦壁部分b、bの剪断が完了すると同時に、その水平部分aの剪断も完了する。
従って、ワークWの端縁部の両縦壁部分b、bと水平部分aの剪断加工を一工
程で行うことができる。
本実施例は、特に、図17に示すような、R/L部品を連設部40を介して一体成形(ドロー型等)したワークWを端縁部で剪断分離する金型である。
以下、添付図面に従って本実施例を詳説する。なお、実施例1と同じ部位には同一符号を付してある。
図12乃至図16において、1は上部ダイセット、2、2は上部ダイセット1に、ワーク連結部40の間隔Sよりやや広めの間隔をおいて対設したワーク押えパッド、3はダイホルダー、4はダイホルダーの下端部に固着した上側ダイブロックであり、下端部に上側固定刃5を設けてある。
また、6は下部ダイセット、7、7は下部ダイセットに設けた一対の下側ダイブロックであって、内側上端部に下側固定刃8を設けてある。
上記ワーク押えパッド2は夫々、水平板部41の下側一側端部に押え板部42を垂設して、該押え板部42の外側面部には、ワークWの連結部40の側面部に係合し得るようにしてある。なお、44は支持杆、45はバネ部材を示す。
また、前記上側ダイブロック4は、下端部に上側固定刃5を設けてなり、上側ダイセット1の下側中央部にダイホルダー3を介して垂設してある。而して、上側ダイブロック4は、ワーク押えパッド2の押え板部42、42間を昇降するようにしてある。
また、上記下部ダイブロック7、7は各々、その内側上端部に下側固定刃8を
設けてあり、下側ダイセット6上に間隔Sを置いて対向配置させて、両下側固定刃8、8と上側固定刃5とが夫々互いに噛み合うようにしてある。
また、回転カッター装置10は、前記間隔Sと同一の厚さを有し、その外周面両端側に刃部13、13を夫々周設した円盤状の回転カム12と、前側部に所定深さの取付溝46を形成して、対向する取付板47、47間に、回転カム12の一側部を収容し得るようにした矩形状の本体プレート11とからなる。
而して、回転カム12は、支持ピン48を用いて、その前側部が本体プレート11の先端部より所定幅突出ように軸着してある。
なお、図14に示すように、前記本体プレート11は、回転刃部13の下側先端部を上側固定刃5の先端部より所定距離下方に位置するようにすると共に、回転刃部13の内側先端部と上側固定刃5の内側先端部とが凡そ2mm位オーバーラップするようにして、上側ダイブロックの下側部に固定してある。
次に、本実施例において、R/L部品を一体加工されたワークWを分離剪断する方法を説明する。
前工程で、端縁部を除く水平部を打抜き加工により除去されたワークWを、連設部が下側ダイブロック間に位置するようにして、下側ダイブロック上に固定する。
上部ダイセット1が下降すると、両ワーク押えパッド2、2が先に下降して、垂直板部42、42がワーク連設部40の側面部を押圧保持する。
而して、上部ダイセット1の下側に固着した回転カム12の回転刃部13、
13が、略垂直をなす連設部両側の縦壁部分b、bの上端面に接すると、前記回転カム12は、剪断抵抗により自然に回転しながら、その回転刃部13、13で縦壁部分b、bを同時に縦方向に剪断する。
而して、回転カム12の下降時より、やや遅れて、上側ダイブロックが下降して、両上側固定刃で、両縦壁部分b、bに続く水平部分a、aを剪断し、両縦壁部分b、bの剪断が完了すると同時に、その水平部分a、aの剪断も完了する。
従って、R/L部品を一体加工されたワーク製品Wの分離剪断を極めて効率的に行うことができる。
本発明に係るプレス剪断金型の上部ダイセットを下方から見た平面図である。 図1におけるA−A線方向の概略図である。 図1におけるB−B線方向の概略図である。 回転カッター装置の側面一部断面図である。 同上平面図である。 ワーク端縁部をせん断する状態を示す説明図である。 別実施例におけるプレス剪断金型の上部ダイセットを下方から見た平面図である。 下部ダイセットの平面図である。 剪断状態を示す正面図である。 同上背面図である。 ワークの斜視図である。 別実施例におけるプレス剪断金型の剪断前の状態を示す説明図である。 別実施例におけるプレス剪断金型の一部断面平面図である ワーク端縁部を剪断状態を示す断面図である 回転カッター装置の斜視図である。 同上底面図である。 ワークの斜視図である。 従来の寄せカム式剪断装置の概略図である。
符号の説明
1 上部ダイセット
2 ワーク押えパッド
3 ダイホルダー
4 上側ダイブロック
5 上側固定刃
6 下部ダイセット
7 下側ダイブロック
8 下側固定刃
10 回転カッター装置
11 本体プレート
12 回転カム
13 回転刃
14 固定ボルト
15 支持カラー
30 水平板
31 垂直板
32 ガイドプレート
33 取付プレート
34 ガイドプレート
40 連結部
41 水平板部
42 押え板部
46 取付溝
47 取付板
48 支持ピン

Claims (3)

  1. 下端部に上側固定刃を具えた上部ダイセットと、上端部に下側固定刃を形成した下部ダイセットとを備えたプレス金型に、工作物の縦壁部分を剪断する回転カッター装置を結合したものであって、上記回転カッター装置は、上部ダイセットの下側適所に本体プレートを固着し、内側に支持カラーを設けた回転カムを上記本体プレートに回動可能に装着して、上部ダイセットの下降切断工程時に、回転カムが工作物の縦壁部分を剪断できるように構成してなることを特徴とするプレス剪断金型。
  2. 上側固定刃を形成した上部ダイブロックを具えた上部ダイセットと、下側固定刃を形成した下部ダイブロックを具えた下部ダイセットとを具えたプレス金型に、工作物の縦壁部分を剪断する回転カッター装置を結合したものであって、上記回転カッター装置は、先端部外周に回転刃を形成した回転カムを本体プレートの内側部に回動可能に装着してなり、前記本体プレートを上部ダイブロックの左右両側に並設すると共に、両回転刃と上側固定刃の各先端が同一線上に位置するように固定して、上部ダイセットの下降切断工程時に、両回転カムが所要間隔を置いて併設した工作物の縦壁部分を同時に剪断できるように構成してなることを特徴とするプレス剪断金型。
  3. 上側固定刃を形成した上部ダイブロックを具えた上部ダイセットと、下側固定刃を形成した下部ダイブロックを具えた下部ダイセットとを具えたプレス金型に、工作物の縦壁部分を剪断する回転カッター装置を結合したものであって、前記回転カッター装置は、外周両側に回転刃を並設した円盤状の回転カムを本体プレートの前側部に回動可能に装着してなり、前記下部ダイブロックを前記回転カムの幅と略同一間隔を置いて対設すると共に、前記本体プレートを回転カムの先端部が下部ダイブロック間に位置するように固定して、上部ダイセットの下降切断工程時に、回転カムの先端で、工作物の縦壁部分を回転カムの幅をもって剪断できるように構成してなることを特徴とするプレス剪断金型。
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