JP2008132018A - 液体容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】断熱容器を設けた本体と、この本体に設けた注ぎ口を開閉する蓋とを備えた液体容器において、栓体を内側に取り付けた筒部上の蓋外面に結露し難くする。
【解決手段】蓋20が、筒部21aを設けた下板21と、この下板21に上方から被さる外キャップ22とを有し、筒部21aの上端閉塞部と外キャップ22との間に空間25を設けた。これにより、筒部21aとこの筒部21a上の蓋外面との間で断熱作用が得られる。
【選択図】図1

Description

この発明は、断熱容器を設けた本体と、この本体に設けた注ぎ口を開閉する蓋とを備えた液体容器に関する。
この種の液体容器は、外気より低い温度の液体が断熱容器に貯留されていると、蓋の外面に結露し易い。この結露を防止するため、この蓋の内側に、注ぎ口に被さる上端閉塞の筒部を設け、その筒部の内側に、注ぎ口を閉塞する栓体を取り付け、さらに、筒部の側周壁を取り囲むように空間を設けたものがある。仮に筒部が冷えたとしても、その側周壁の周囲が空間なので、その断熱作用で蓋の外面が冷却され難くなり、結露が防止される(特許文献1参照)。
さらに、前掲の特許文献1のものは、栓体と筒部の内面との間に可及的に空間を設けると共に、さらに、筒部の内面に突出する栓体の取付軸を中空化することで栓体と筒部間の伝熱を防ぎ、より一層の結露防止が図られている。
特開平2006−160278号公報
しかしながら、前掲の特許文献1の液体容器は、筒部が蓋の外殻部材の下面に形成されており、蓋外面の筒部上が他の部分より結露し易い点で改良の余地がある。
また、前掲の特許文献1の液体容器は、蓋の開閉を行う開閉操作部材がロック側である前方に向けてばね付勢されており、この付勢に抗した開閉操作部材の押し込み操作で蓋のロックが解除されるものである。その開閉操作部材は、断熱容器の肩幅内の限られたスペースを利用して本体側に形成された取り付け孔の内周に強制嵌めされている。このため、開閉操作部材は、摩耗や強い衝撃等によって傾き易く、外れる恐れがある。
また、上記のような押し込み式の開閉操作部材を採用する場合、不意にロック解除されることを防ぐため、ロック保持機構が設けられる。このロック保持機構としては、開閉操作部材がロック位置にある状態でその開閉操作部材の後退を規制するものが広く採用されている。この種のロック保持機構は、規制状態で蓋が閉じられると、ロック保持機構から開閉操作部材までの開閉操作系に大きな負荷が加わることになり、好ましくない。
上述の事情に鑑み、この発明は、断熱容器を設けた本体と、この本体に設けた注ぎ口を開閉する蓋とを備えた液体容器において、栓体を内側に取り付けた筒部上の蓋外面に結露し難くすることを第1の課題とし、開閉操作部材の傾きを生じ難くすることを第2の課題とし、開閉操作部材の後退が規制された状態のまま蓋が閉じられた場合における開閉操作系の負担軽減を第3の課題とする。
上記第1の課題を解決するこの発明は、断熱容器を設けた本体と、この本体に設けた注ぎ口を開閉する蓋とを備え、この蓋の内側に、前記注ぎ口に被さる上端閉塞の筒部を設け、前記筒部の内側に、前記注ぎ口を閉塞する栓体を取り付け、前記筒部の側周壁を取り囲む空間を設けた液体容器において、前記蓋が、前記筒部を設けた下板と、この下板に上方から被さる外キャップとを有し、前記筒部の上端閉塞部と前記外キャップとの間に空間を設けたことを特徴とするものである。
具体的には、筒部を設けた下板とこれに被さる外キャップとを有する蓋とすれば、外キャップと筒部との間に空間を形成し、これらの間で断熱を図ることが可能になる。
そして、筒部の上端閉塞部と外キャップとの間に空間を設ければ、筒部とこの筒部上の蓋外面との間で断熱作用が得られる。
したがって、この発明の構成によれば、貯留液で筒部が冷却されても、栓体を内側に取り付けた筒部上の蓋外面に結露し難くなる。
ここで、この発明は、上記のように蓋が下板を有するものなので、その下板を利用することにより、蓋側に開閉操作部材を設けつつ、その傾きを効果的に防止することが可能である。
すなわち、上記第2の課題を解決するこの発明は、前記外キャップを、前記下板に上方から被さる上板部とこの上板部に連設した両側板部を有して前方に開放するものとし、前記下板を、前記筒部から延びた支持板部で前記外キャップの両側板部間に亘るものとし、前記蓋の開閉を行う開閉操作部材を、前記外キャップ及び前記下板に対して前後にスライド可能に組み合せ、その開閉操作部材を、前記外キャップと前記下板の前記支持板部とで上下に挟持すると共に、前記開閉操作部材に設けた内外二重の側壁間に前記外キャップの同側の側板部を挿入してスライド案内されるようにしたことを特徴とするものである。
具体的には、前記外キャップを、前記下板に上方から被さる上板部とこの上板部に連設した両側板部を有して前方に開放するものとすれば、外キャップと下板との間に、蓋の開閉を行う開閉操作部材を前後にスライドさせるための空間が得られる。
前記下板を、前記筒部から延びた支持板部で前記外キャップの両側板部間に亘るものとすれば、外キャップの両側板部間は、これらの間に亘る下板の支持で内側へ倒れ難くなり、開閉操作部材のスライドの安定が得られる。
そこで、開閉操作部材を、前記外キャップ及び前記下板に対して前後にスライド可能に組み合せ、その開閉操作部材を、外キャップと下板の支持板部とで上下に挟持すれば、開閉操作部材のスライドに際し、上下方向のガタが防止される。
さらに、前記開閉操作部材に設けた内外二重の側壁間に前記外キャップの同側の側板部を挿入してスライド案内されるようにすれば、開閉操作部材のスライドに際し、限られた前後ストロークであっても側方へのガタが確実に防止される。
したがって、この発明の構成によれば、開閉操作部材の傾きが生じ難くなる。
好ましくは、前記下板と前記開閉操作部材との間に、側方へのガタを防止するための接触案内部分を設ければ、開閉操作部材のスライドがより安定する。
また、上記第3の課題を解決するこの発明は、前記開閉操作部材を、ロック位置側である前方に向けてばね付勢すると共に、前記蓋が閉じられる間にロック位置から後退するように設け、前記本体に、前記開閉操作部材がロック位置にある状態でその開閉操作部材の後退を規制するロック保持位置と規制解除位置との間を水平スライドさせられるロック片を設け、前記蓋を、この後端部に設けたヒンジ軸で開閉するように設け、前記ロック片が規制解除位置から外れた状態で前記蓋が閉じられると、前記開閉操作部材が後退してロック位置に戻るまでの間に、前記ロック片が前記開閉操作部材のテーパカム部に押されて規制解除位置にスライドするようにしたことを特徴とするものである。
具体的には、前記開閉操作部材を、ロック位置側である前方に向けてばね付勢すると共に、前記蓋が閉じられる間にロック位置から後退するように設ければ、開閉操作部材は、蓋が閉じられる間にロック位置から一度後退した後、ばね付勢でロック位置に戻る。
前記本体に、前記開閉操作部材がロック位置にある状態でその開閉操作部材の後退を規制するロック保持位置と規制解除位置との間を水平スライドさせられるロック片を設ければ、ロック片が水平を保ったスライドによりロック保持位置と規制解除位置との間を変位する。
前記蓋を、この後端部に設けたヒンジ軸で開閉するように設ければ、蓋が閉じられる間の蓋と本体との位置関係が決まる。
このため、ばね付勢により蓋の閉回転時における位置が決まる開閉操作部材にテーパカム部を設けることにより、水平を保ったスライド変位を行うロック片を移動させることが可能になる。
そして、前記ロック片が規制解除位置から外れた状態で前記蓋が閉じられると、前記開閉操作部材が後退してロック位置に戻るまでの間に、前記ロック片が前記開閉操作部材のテーパカム部に押されて規制解除位置にスライドするようにすれば、開閉操作部材の後退が規制された状態のまま蓋が閉じられた場合に、テーパカム部でロック片が規制解除位置に送られるので、開閉操作系の負担が軽減される。ここで、この送り動作を前記開閉操作部材が後退してロック位置に戻るまでの間に行うようにしたため、蓋が閉じられた状態で、ロック位置に戻った開閉操作部材のテーパカム部は、ロック片と前後にずれ合っており、ロック片をロック保持位置にスライドさせることができる。
上述のように、上記第1の課題を解決するこの発明は、断熱容器を設けた本体と、この本体に設けた注ぎ口を開閉する蓋とを備えた液体容器において、栓体を内側に取り付けた筒部上の蓋外面に結露し難くすることができる。
上記第2の課題を解決するこの発明は、開閉操作部材の傾きを生じ難くすることができる。
上記第3の課題を解決するこの発明は、開閉操作部材の後退が規制された状態のまま蓋が閉じられた場合における開閉操作系の負担を軽減することができる。
以下、この発明の実施形態に係る液体容器を添付図面に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、この実施形態に係る液体容器は、断熱容器11、断熱容器11の上端部に被さる肩部材12、肩部材12に装着された蓋取り付けベース13、肩部材12に装着されたハンドル14、断熱容器11の下端部に被さる底部材15、及び断熱容器11の口部と蓋取り付けベース13の内周との間を連通させる注ぎ口16を設けた本体10と、この本体10に設けた注ぎ口16を開閉する蓋20とを備えている。
断熱容器11は、内容器と外容器との間の空間を真空とした構造を有する真空二重容器になっている。底部材15は、断熱容器11の外容器の外周下端部に装着されている。
肩部材12の内周部は、断熱容器11の口部の上端部にパッキンを介して被さっている。これは、内容器と外容器の接合部となっている口部の上端部を特に保護するためである。
蓋取り付けベース13は、肩部材12の外周に螺着されている。注ぎ口16は、蓋取り付けベース13の内周及び断熱容器11の口部の内周に対してパッキンを介して着脱可能に嵌合される。蓋取り付けベース13の内周に注ぎ口16が嵌合されると、注ぎ口16の上端部が蓋取り付けベース13から突出する。
図3、図4に示すように、ハンドル14は、肩部材12を跨ぐ略U字状とされ、肩部材12の外周直径上にヒンジ軸12aを有する取り付けとなっている。これにより、ハンドル14は、肩部材12に対して回動自在に装着されている。
なお、この実施形態では、液体容器が少なくとも3リットルの容量を有する比較的大型のものとなっている。このため、ハンドル14が吊下げ具として採用されているが、液体容器の容量が少ない場合は、ベルトを吊下げ具として採用することもできる。
図1、図3(a)に示すように、底部材15の下端後方部に、上方に凹入した浅傾用の指掛け部15aが形成されている。これにより、ハンドル14を握って本体10を傾ける際に指を掛け易くなっている。
さらに、図1、図3(b)に示すように、底部材15の前端中央部に、前方に突出した深傾用の指掛け部15bが形成されている。これにより、ハンドル14を握って本体10を傾ける際に指を掛け易くなっている。
ここで、浅傾用の指掛け部15aを設けたのは、製品前面にある深傾用の指掛け部15bは大きく突出させることができないが、底部材15の下端後方部であれば凹入を深くすることが可能であり、これにより、残液量が多くて容器が重い状態でも、しっかりと手を掛け易くすることができるからである。
また、深傾用の指掛け部15bを設けたのは、浅傾用の指掛け部15aに手を掛けた場合より液体容器の傾き角が大きくなり、貯留液を残すことなく注ぎ口に流すことができるからである。
ここで、ハンドル14の回転範囲は、肩部材12との接触により制限されるようになっている。
具体的には、図4に示すように、ハンドル14と肩部材12との互いの対向面に、それぞれ摺動接触面12b、14aが形成されており、ハンドル14が前側から後側、又は後側から前側に回転すると、ハンドル14の摺動接触面14aが肩部材12の摺動接触面12bに接触してブレーキ効果が得られるようになっている。なお、ブレーキ効果を高めるため、摺動接触面12b、14aはテーパ面になっている。
さらに、ハンドル14の摺動接触面14aが肩部材12の摺動接触面12bの終端に達すると、凸部12cに当って回り止めされるようになっている。その回り止め位置において、ハンドル14のグリップ部14bは、断熱容器11の胴部と接触しないように設定されており、両者の衝撃的な接触が確実に防止され、その結果、衝突音の発生、容器の擦過が防止されている。
図1、図5〜図9に示すように、蓋20は、ヒンジ機構で蓋取り付けベース13に対して回動可能に支持されている。蓋取り付けベース13と蓋20が閉じ合った閉状態で、注ぎ口16がシールされるようになっている。
より具体的に述べると、蓋20は、注ぎ口16に被さる上端閉塞の筒部21aを設けた下板21と、この下板21に上方から被さる外キャップ22とを有し、蓋20の開閉を行う開閉操作部材23を、外キャップ22及び下板21に対して前後にスライド可能に組み合せた構成になっている。
筒部21aは、蓋20の内側にあり、その内側には、注ぎ口16を閉塞する栓体24が取り付けられている。
外キャップ22は、下板21に上方から被さる上板部22aと、この上板部22aに連設した両側板部22b、22bを有して前方及び下方に開放するものとされている。下方に開放にしたのは、開閉操作部材23の組み合せを容易に行えるようにするためである。
下板21は、筒部21aから延びた支持板部21bで外キャップ22の両側板部22b、22b間に亘るものとされている。これにより、両側板部22b、22bは、下板21に支持され、内側へ倒れ難くなる。なお、下板21は、外キャップ22の両側板部22b、22b間に挟まった状態に取り付けられている。
筒部21aの上端閉塞部と外キャップ22との間に空間25が設けられている。このため、外キャップ22の外面に結露が生じ難くなる。
さらに、空間25は、筒部21aの側周壁を取り囲むように設けられており、筒部21aと外キャップ22及び開閉操作部材23との断熱性能が高められている。
上述の結露防止の観点からは、栓体24と外キャップ22との間に断熱部が多いほどよい。このため、この実施形態においても、前掲の特許文献1と同様にして断熱部が設けられている。
概略を述べると、栓体24は、筒部21aの上端閉塞部に設けられた突出軸に着脱され、外鍔部で注ぎ口16の開口縁に押し付けられるパッキンからなる。筒部21aの突出軸は、下方開放の中空軸とされ、栓体24と共に断熱空間を形成するようになっている。なお、筒部21aの突出軸の外周に断熱空間の圧力変動を逃がすための溝が形成されている。
また、栓体24の外鍔部が注ぎ口16の開口縁に押し付けられた状態で、栓体24と下板21の突出軸を除いた部分との間に断熱空間が生じるようになっている。
上記外キャップ22の各側板部22bの後端に、ヒンジ軸挿通部22cが連設されており、蓋20の開閉時における本体10との位置関係が決められている。
上記開閉操作部材23は、前壁23a、上壁23b、及び両側に内外二重の側壁23c、23dを有するものとされている。これは、開閉操作部材23のスライド方向を前後方向とするためである。
開閉操作部材23の前壁23aは、外キャップ22の前方開放空間を覆うように形成されている。これにより、蓋20は、蓋取り付けベース13と閉じ合い、注ぎ口16を覆い隠せるようになっている。
なお、開閉操作部材23の前壁23aの外面側には、開閉操作部材23を指で押し易くするための凹部が形成されている。
内外二重の側壁23c、23dの間に、同側に位置する外キャップ22の側板部22bが挿入されている。この挿入により、各側壁23c、23dと側板部22bとが摺接乃至接触することにより、開閉操作部材23の側方変位が規制される。
より具体的には、開閉操作部材23の各側壁23c、23dとの間は、上端閉塞の空間になっており、側板部22bの上端がその上端閉塞部分に接触することにより、開閉操作部材23の上方変位が規制される。
また、開閉操作部材23の各側壁23c、23dと同側の側板部22bの一方に、前後方向の凸条部23eが形成され、他方に、前後方向の凹溝22dが形成されている。凸条部23eと凹溝22dの壁面との接触により、開閉操作部材23の上下方向及び側方変位が規制され、開閉操作部材23が水平に対して傾斜することも規制される。したがって、内外二重の側壁23c、23dの間に、同側に位置する外キャップ22の側板部22bを挿入することにより、開閉操作部材23が前後方向にスライド案内される状態になる。
開閉操作部材23の前壁23aは、その内面側に後方に向けて延びた係合壁23fを有している。この係合壁23fは、下板21の支持板部21bの前端中央部より前方に延びた鉤部21cと前後に係合するようになっている。この係合により、開閉操作部材23の前進位置が決められている。また、係合壁23fと鉤部21cとの接触により、開閉操作部材23の下方変位が規制される。
また、開閉操作部材23の内側には、下板21の支持板部21bの前端両側部に対面する受け壁23gが設けられている。この受け壁23gと支持板部21bの前端両側部との接触により、開閉操作部材23の上方変位が規制される。
また、開閉操作部材23の前壁23aは、その内面側に後方に向けて延びるガイド壁23hを有している。このガイド壁23hは、支持板部21bの前端中央部と前端両側部間を分ける前後方向のスリットに通されている。ガイド壁23hと下板21のスリット縁21dの接触により、開閉操作部材23の側方変位が規制される。
開閉操作部材23の上壁23bは、前壁23aから後方に延びており、空間25を形成する上板部22aと筒部21aの上端閉塞部との間に通されている。開閉操作部材23の上方向変位は、上壁23bが上板部22aと接触することで規制される。
このように、前壁23aから後方に延びた上壁23bを上板部22aと筒部21aとの間に通すと、開閉操作部材23の前側だけでなく、後側においても上方向変位がスライド方向に長さをもって規制される。この構成は、開閉操作部材23は、前壁23aに各壁を連設した結果、その重心が前側にあり、その後側がモーメント荷重で上方変位し易いことに鑑み、その上方変位を特に有効に防止することができる点で好ましいものである。
ここで、開閉操作部材23は、通常、筒部21aの上端閉塞部と接触しないように隙間をもつように設定されている。これは、上壁23bを介して筒部21aと上板部22aとの間に熱伝導が生じることを防止するためである。
また、上壁23bと上板部22aとは、部分的に接触するようになっている。部分的な接触とすれば、上壁23bを介して筒部21aと上板部22aとの間で伝熱が生じたとしても、これを軽減することができるからである。
この実施形態においては、上板部22aの内面のうち、筒部21aの上方部分に、前後に長い突条部22eを一条だけ形成されており、通常、この突条部22eのみで上壁23bと接触するように設定されている。これにより、開閉操作部材23の上方変位を防止しつつ、上記の伝熱を可及的に防止することができる。
突条部22eの長さは、開閉操作部材23のスライド範囲で上壁23bとの接触が外れないように設定すればよい。
なお、突条部22eは上壁23bの幅中央に接触する位置に設定されており、開閉操作部材23が突条部22eと接触して傾くことが防止されている。
上記の上壁23bと上板部22aとの接触、各側壁23c、23d間の上端閉塞部と側板部22bとの接触、及び受け壁23gと支持板部21bとの接触による開閉操作部材23の上方向変位規制、係合壁23fと鉤部21cとの接触による開閉操作部材23の下方向変位規制、加えて、凸条部23eと凹溝22dの壁面との接触による上下方向変位規制により、開閉操作部材23が上下方向にしっかりと位置決めされ、さらに、係合壁23fと鉤部21cとの前後方向の係合による前進位置規制、すなわち、抜け止めされるため、開閉操作部材23が下板21と外キャップ22とで挟持されている。
また、各側壁23c、23dと側板部22bとの接触、及びガイド壁23hと下板21のスリット縁21dの接触とによる開閉操作部材23の側方変位規制が得られるため、スライドに際し、限られた前後ストロークであっても開閉操作部材23の側方変位が確実に防止される。したがって、この実施形態によれば、開閉操作部材23の傾きを生じ難くすることができる。
また、開閉操作部材23の上壁23bに長穴23iが形成されており、外キャップ22の上板部22aに形成されたばね受け22fが長穴23iに通されている。このばね受け22fと、開閉操作部材23の内側に設けられたばね受け23jとの間に、ばね26が圧縮状態で組み込まれている。このばね26により、開閉操作部材23が前方に移動するように付勢されている。
また、開閉操作部材23は、本体10のフック部13aに係合離脱する掛り壁23kを内側に有している。上記係合壁23fと鉤部21cとで開閉操作部材23が前進位置に規制された状態において、掛り壁23kがフック部13aと上下に係合して蓋20が閉じた状態にある。すなわち、開閉操作部材23の前進位置は、ロック位置である。
なお、開閉操作部材23は、係合壁23f等が筒部21aに接触するまで押し込み可能となっている。このとき、掛り壁23kがフック部13aから離脱している位置関係になっている。開閉操作部材23は、押し込みがなくなると、ばね26の付勢でロック位置に自然復帰する。
開閉操作部材23の組み合せについて述べる。先ず、外キャップ22の下面を上に向けた状態で、開閉操作部材23の上壁23bを外キャップ22の内側に嵌め、上板部22aのばね受け22fを上壁23bの長穴23iに通し、開閉操作部材23のばね受け23jにばね26を装着した状態にする。
次に、下板21を外キャップ22の内面に合わせて押し込むと、下板21は、上板部22aと両側板部22bとに突出する側端係止壁22g及び後端係止壁22hを乗り越え、それら係止壁22g、22hと支持壁面22iとで外キャップ22に係止され、下板21の取り付けが完了する。これにより、上記の空間25が形成される。
なお、この下板21の取り付け時、開閉操作部材23は、長穴23iの長さを利用して係合壁23f及び受け壁23gが下板21の支持板部21bと干渉しない位置にセットされる。
次に、開閉操作部材23を押し込むと、開閉操作部材23のガイド壁23hが下板21のスリットに挿入され、開閉操作部材23の係合壁23fが下板21の鉤部21cを乗り越え、開閉操作部材23の受け壁23gが下板21の支持板部21bの前端両側部に対面し、下板21及び外キャップ22と開閉操作部材23との組み合せが完了する。なお、この押し込み時に下板21が後端係止壁22hから外れないようにするため、これらは前後だけでなく下向きにも係合するようになっている。
上述のように、開開閉操作部材23のスライド方向に沿った各壁のみで上記の各変位規制がなされるため、下板21の外キャップ22への取り付けを先に行って開閉操作部材23のスライド空間を形成した後、開閉操作部材23を押し込むだけで簡単に組み合せることができる。
上記の蓋20を蓋ヒンジ軸27回りで開閉させるヒンジ機構は、蓋20が開回転するように付勢ばねを組み込んだものになっている。開閉操作部材23の掛り壁23kが蓋取り付けベース13のフック部13aから離脱すると、蓋20は、ヒンジ機構のばね付勢により自然と開き終えるようになっている。
ここで、外キャップ22の上板部22aは、その後端中間部が凹入している。この凹入部分は、蓋20が開くことにより蓋取り付けベースに形成された凸部分に嵌合する。開いた蓋20を掴んで蓋取り付けベース13が螺着又は螺着解除されたとき、そのトルクの一部は、凹入部分と凸部分との係合により分散され、ヒンジ機構に作用する負荷が軽減される。
蓋20が閉回転されると、掛り壁23kがフック部13aの上端に形成されたテーパカム面を滑ることにより開閉操作部材23が後退させられ、フック部13aのテーパカム面を通過後に、開閉操作部材23がロック位置に前進して掛り壁23kがフック部13aに係合して、蓋20が閉じた状態に維持される。蓋20が閉回転されることにより、栓体24は、注ぎ口16の開口縁に押し付けられ、さらに下板21の筒部21aが注ぎ口16の上端部に被さる。
ここで、図6、図7、図9、図10に示すように、本体10には、開閉操作部材23がロック位置にある状態で、その開閉操作部材23の後退を規制するロック保持位置と規制解除位置との間を水平スライドさせられるロック片28が設けられている。
ロック片28は、本体10の上端部に形成された窓13bから突出しており、本体10の内面側に装着された押さえ板29で水平に支持されている。本体10の内面と押さえ板29とでロック片28のスライド空間が形成され、この空間の内面により、ロック片28の水平スライドが案内されるようになっている。
また、このロック片28は、本体10の前面に形成された操作窓13cから突出する操作摘み28aを有しており、ロック保持位置と規制解除位置との間を移動させられるようになっている。
ロック片28は、ロック保持位置において、開閉操作部材23の内側に設けられた当て壁23lと前後に対しており、開閉操作部材23の後退を阻止している。当て壁23lの下端一側部は、切り欠かれており、ロック片28と前後に対することがないように形成されている。ロック片28が当て壁23lの切欠き空間と前後になる領域が規制解除位置になっている。
窓13bは、フック部13aより前にあり、ロック片28と当て壁23lとは、開閉操作部材23がロック位置にある状態でロック片28が当て壁23lより前方に位置しており、水平スライドが可能な関係に設定されている。
当て壁23lの下端他側部は、ロック片28が規制解除位置から外れた状態で蓋20が閉じられると、開閉操作部材23が後退してロック位置に戻るまでの間に、ロック片28を規制解除位置にスライドさせるテーパカム部になっている。
より具体的には、図10(a)、(b)に示すように、ロック片28が規制解除位置から外れた状態、すなわちロック保持位置にある状態で蓋20が閉じられると、開閉操作部材23の掛り壁23kがフック部13aのテーパカム面に接触して後退し、その結果、当て壁23lも同じように後退し、ロック片28の上端部に接触する。
図10(c)、(d)に示すように、掛り壁23kがフック部13aのテーパカム面から外れるまでに、ロック片28が当て壁23lのテーパカム部に押されて規制解除位置にスライドさせられる。このとき、ロック片28は、当て壁23lで押さえられるが、押さえ板29により水平に支持されて支障なくスライドすることができる。したがって、開閉操作部材23を含む蓋20、ロック片28、押さえ板29、本体10の内面からなる開閉操作系の負担が軽減される。
そして、開閉操作部材23がロック位置に前進すると、当て壁23lも同じように前進するから、図7に示すように、ロック片28と当て壁23lとは、ロック片28の水平スライドが可能な位置関係に戻っており、ロック片28を支障なくロック保持位置にスライドさせることができる。
上記蓋、ロック片等の構成は、この発明の作用・効果が得られる限り、適宜の構成を採用することができる。例えば、前掲の特許文献1のように、肩部材と蓋取り付けベースとを一体に設けた構成、栓体を蓋取り付けベースの内周に螺着可能とした構成等を採用することができる。また、断熱容器としては、内容器と外容器との間に断熱材を介在させたものなど、他の断熱構造を有する断熱容器を利用することもできる。
実施形態に係る液体容器の縦断側面図 図1の液体容器の蓋を閉じた状態の全体斜視図 aは図1の本体の浅傾時の指掛け部及びハンドルの作用図、bは図1の本体の深傾時の指掛け部及びハンドルの作用図 aは図1の肩部材とハンドルの取り付け構造を側方から示す作用図、bはaを上方から示す作用図、cはハンドルにブレーキが掛った状態を示す作用図 図1のV−V線の拡大断面図 図1のVI−VI線の拡大断面図 図6のVII−VII線の拡大断面図 図1の蓋の分解図 図1の液体容器の蓋を開けた状態の部分拡大斜視図 aは図9の状態から蓋が閉回転する間の開閉操作部材の動きを図7と同じ断面で示した作用図、bはaの状態を前方から示す作用図、cはaの状態から開閉操作部材が後退を終えた状態を示す作用図、dはcの状態を前方から示す作用図
符号の説明
10 本体
11 断熱容器
12 肩部材
12a ヒンジ軸
12b、14a 摺動接触面
12c 凸部
13 蓋取り付けベース
13a フック部
13b 窓
13c 操作窓
14 ハンドル
14b グリップ部
15 底部材
15a、15b 指掛け部
16 注ぎ口
20 蓋
21 下板
21a 筒部
21b 支持板部
21c 鉤部
21d スリット縁
22 外キャップ
22a 上板部
22b 側板部
22c ヒンジ軸挿通部
22d 凹溝
22e 突条部
22f、23j ばね受け
22g 側端係止壁
22h 後端係止壁
22i 支持壁面
23 開閉操作部材
23a 前壁
23b 上壁
23c、23d 側壁
23e 凸条部
23f 係合壁
23g 受け壁
23h ガイド壁
23i 長穴
23k 掛り壁
23l 当て壁
24 栓体
25 空間
26 ばね
27 蓋ヒンジ軸
28 ロック片
28a 操作摘み
29 押さえ板

Claims (3)

  1. 断熱容器を設けた本体と、この本体に設けた注ぎ口を開閉する蓋とを備え、この蓋の内側に、前記注ぎ口に被さる上端閉塞の筒部を設け、前記筒部の内側に、前記注ぎ口を閉塞する栓体を取り付け、前記筒部の側周壁を取り囲む空間を設けた液体容器において、
    前記蓋が、前記筒部を設けた下板と、この下板に上方から被さる外キャップとを有し、前記筒部の上端閉塞部と前記外キャップとの間に空間を設けたことを特徴とする液体容器。
  2. 前記外キャップを、前記下板に上方から被さる上板部とこの上板部に連設した両側板部を有して前方に開放するものとし、前記下板を、前記筒部から延びた支持板部で前記外キャップの両側板部間に亘るものとし、前記蓋の開閉を行う開閉操作部材を、前記外キャップ及び前記下板に対して前後にスライド可能に組み合せ、その開閉操作部材を、前記外キャップと前記下板の前記支持板部とで挟持すると共に、前記開閉操作部材に設けた内外二重の側壁間に前記外キャップの同側の側板部を挿入してスライド案内されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の液体容器。
  3. 前記開閉操作部材を、ロック位置側である前方に向けてばね付勢すると共に、前記蓋が閉じられる間にロック位置から後退するように設け、前記本体に、前記開閉操作部材がロック位置にある状態でその開閉操作部材の後退を規制するロック保持位置と規制解除位置との間を水平スライドさせられるロック片を設け、前記蓋を、この後端部に設けたヒンジ軸で開閉するように設け、前記ロック片が規制解除位置から外れた状態で前記蓋が閉じられると、前記開閉操作部材が後退してロック位置に戻るまでの間に、前記ロック片が前記開閉操作部材のテーパカム部に押されて規制解除位置にスライドするようにしたことを特徴とする請求項2に記載の液体容器。
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