JP2008132018A - 液体容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】蓋20が、筒部21aを設けた下板21と、この下板21に上方から被さる外キャップ22とを有し、筒部21aの上端閉塞部と外キャップ22との間に空間25を設けた。これにより、筒部21aとこの筒部21a上の蓋外面との間で断熱作用が得られる。
【選択図】図1
Description
そして、筒部の上端閉塞部と外キャップとの間に空間を設ければ、筒部とこの筒部上の蓋外面との間で断熱作用が得られる。
したがって、この発明の構成によれば、貯留液で筒部が冷却されても、栓体を内側に取り付けた筒部上の蓋外面に結露し難くなる。
ここで、この発明は、上記のように蓋が下板を有するものなので、その下板を利用することにより、蓋側に開閉操作部材を設けつつ、その傾きを効果的に防止することが可能である。
前記下板を、前記筒部から延びた支持板部で前記外キャップの両側板部間に亘るものとすれば、外キャップの両側板部間は、これらの間に亘る下板の支持で内側へ倒れ難くなり、開閉操作部材のスライドの安定が得られる。
そこで、開閉操作部材を、前記外キャップ及び前記下板に対して前後にスライド可能に組み合せ、その開閉操作部材を、外キャップと下板の支持板部とで上下に挟持すれば、開閉操作部材のスライドに際し、上下方向のガタが防止される。
さらに、前記開閉操作部材に設けた内外二重の側壁間に前記外キャップの同側の側板部を挿入してスライド案内されるようにすれば、開閉操作部材のスライドに際し、限られた前後ストロークであっても側方へのガタが確実に防止される。
したがって、この発明の構成によれば、開閉操作部材の傾きが生じ難くなる。
前記本体に、前記開閉操作部材がロック位置にある状態でその開閉操作部材の後退を規制するロック保持位置と規制解除位置との間を水平スライドさせられるロック片を設ければ、ロック片が水平を保ったスライドによりロック保持位置と規制解除位置との間を変位する。
前記蓋を、この後端部に設けたヒンジ軸で開閉するように設ければ、蓋が閉じられる間の蓋と本体との位置関係が決まる。
このため、ばね付勢により蓋の閉回転時における位置が決まる開閉操作部材にテーパカム部を設けることにより、水平を保ったスライド変位を行うロック片を移動させることが可能になる。
そして、前記ロック片が規制解除位置から外れた状態で前記蓋が閉じられると、前記開閉操作部材が後退してロック位置に戻るまでの間に、前記ロック片が前記開閉操作部材のテーパカム部に押されて規制解除位置にスライドするようにすれば、開閉操作部材の後退が規制された状態のまま蓋が閉じられた場合に、テーパカム部でロック片が規制解除位置に送られるので、開閉操作系の負担が軽減される。ここで、この送り動作を前記開閉操作部材が後退してロック位置に戻るまでの間に行うようにしたため、蓋が閉じられた状態で、ロック位置に戻った開閉操作部材のテーパカム部は、ロック片と前後にずれ合っており、ロック片をロック保持位置にスライドさせることができる。
上記第2の課題を解決するこの発明は、開閉操作部材の傾きを生じ難くすることができる。
上記第3の課題を解決するこの発明は、開閉操作部材の後退が規制された状態のまま蓋が閉じられた場合における開閉操作系の負担を軽減することができる。
図1、図2に示すように、この実施形態に係る液体容器は、断熱容器11、断熱容器11の上端部に被さる肩部材12、肩部材12に装着された蓋取り付けベース13、肩部材12に装着されたハンドル14、断熱容器11の下端部に被さる底部材15、及び断熱容器11の口部と蓋取り付けベース13の内周との間を連通させる注ぎ口16を設けた本体10と、この本体10に設けた注ぎ口16を開閉する蓋20とを備えている。
なお、この実施形態では、液体容器が少なくとも3リットルの容量を有する比較的大型のものとなっている。このため、ハンドル14が吊下げ具として採用されているが、液体容器の容量が少ない場合は、ベルトを吊下げ具として採用することもできる。
なお、開閉操作部材23の前壁23aの外面側には、開閉操作部材23を指で押し易くするための凹部が形成されている。
突条部22eの長さは、開閉操作部材23のスライド範囲で上壁23bとの接触が外れないように設定すればよい。
なお、突条部22eは上壁23bの幅中央に接触する位置に設定されており、開閉操作部材23が突条部22eと接触して傾くことが防止されている。
また、各側壁23c、23dと側板部22bとの接触、及びガイド壁23hと下板21のスリット縁21dの接触とによる開閉操作部材23の側方変位規制が得られるため、スライドに際し、限られた前後ストロークであっても開閉操作部材23の側方変位が確実に防止される。したがって、この実施形態によれば、開閉操作部材23の傾きを生じ難くすることができる。
なお、開閉操作部材23は、係合壁23f等が筒部21aに接触するまで押し込み可能となっている。このとき、掛り壁23kがフック部13aから離脱している位置関係になっている。開閉操作部材23は、押し込みがなくなると、ばね26の付勢でロック位置に自然復帰する。
なお、この下板21の取り付け時、開閉操作部材23は、長穴23iの長さを利用して係合壁23f及び受け壁23gが下板21の支持板部21bと干渉しない位置にセットされる。
11 断熱容器
12 肩部材
12a ヒンジ軸
12b、14a 摺動接触面
12c 凸部
13 蓋取り付けベース
13a フック部
13b 窓
13c 操作窓
14 ハンドル
14b グリップ部
15 底部材
15a、15b 指掛け部
16 注ぎ口
20 蓋
21 下板
21a 筒部
21b 支持板部
21c 鉤部
21d スリット縁
22 外キャップ
22a 上板部
22b 側板部
22c ヒンジ軸挿通部
22d 凹溝
22e 突条部
22f、23j ばね受け
22g 側端係止壁
22h 後端係止壁
22i 支持壁面
23 開閉操作部材
23a 前壁
23b 上壁
23c、23d 側壁
23e 凸条部
23f 係合壁
23g 受け壁
23h ガイド壁
23i 長穴
23k 掛り壁
23l 当て壁
24 栓体
25 空間
26 ばね
27 蓋ヒンジ軸
28 ロック片
28a 操作摘み
29 押さえ板
Claims (3)
- 断熱容器を設けた本体と、この本体に設けた注ぎ口を開閉する蓋とを備え、この蓋の内側に、前記注ぎ口に被さる上端閉塞の筒部を設け、前記筒部の内側に、前記注ぎ口を閉塞する栓体を取り付け、前記筒部の側周壁を取り囲む空間を設けた液体容器において、
前記蓋が、前記筒部を設けた下板と、この下板に上方から被さる外キャップとを有し、前記筒部の上端閉塞部と前記外キャップとの間に空間を設けたことを特徴とする液体容器。 - 前記外キャップを、前記下板に上方から被さる上板部とこの上板部に連設した両側板部を有して前方に開放するものとし、前記下板を、前記筒部から延びた支持板部で前記外キャップの両側板部間に亘るものとし、前記蓋の開閉を行う開閉操作部材を、前記外キャップ及び前記下板に対して前後にスライド可能に組み合せ、その開閉操作部材を、前記外キャップと前記下板の前記支持板部とで挟持すると共に、前記開閉操作部材に設けた内外二重の側壁間に前記外キャップの同側の側板部を挿入してスライド案内されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の液体容器。
- 前記開閉操作部材を、ロック位置側である前方に向けてばね付勢すると共に、前記蓋が閉じられる間にロック位置から後退するように設け、前記本体に、前記開閉操作部材がロック位置にある状態でその開閉操作部材の後退を規制するロック保持位置と規制解除位置との間を水平スライドさせられるロック片を設け、前記蓋を、この後端部に設けたヒンジ軸で開閉するように設け、前記ロック片が規制解除位置から外れた状態で前記蓋が閉じられると、前記開閉操作部材が後退してロック位置に戻るまでの間に、前記ロック片が前記開閉操作部材のテーパカム部に押されて規制解除位置にスライドするようにしたことを特徴とする請求項2に記載の液体容器。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014518819A (ja) * | 2011-05-24 | 2014-08-07 | イグルー プロダクツ コーポレイション | 保管用フックを伴うクーラー |
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JPH02141212U (ja) * | 1989-01-30 | 1990-11-27 | ||
JP2002136433A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-14 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 直接飲み式液体容器 |
-
2006
- 2006-11-27 JP JP2006318833A patent/JP4805105B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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KR101764956B1 (ko) | 2011-05-24 | 2017-08-03 | 이글루 프로덕츠 코옵 | 보관 후크를 가진 쿨러 |
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