JP2008131304A - 撮影システム - Google Patents

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Abstract

【課題】装着されたヘッド部の種類に応じて、本体側の電池からの電力供給の状態が適応的に制御され撮影が確実に行なわれる撮影システムを提供する.
【解決手段】撮影光学系と撮像素子とを備えたヘッド部1aが着脱自在に装着されたときに本体部1bの信号処理/制御部100bがヘッド部1aのメモリ1004aからヘッド部1aの動作時の消費電力量の情報を取得して認識する。認識した消費電力量が所定電力量を超えていた場合に信号処理/制御部100bは、表示制御部101bに指示して、表示制御部101bに、LCD15bが備える表示画面150bを背面から照射するバックライトL1の輝度を下げさせ、ヘッド部1aが動作するのに必要な電力量を確保する。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮影光学系と撮像素子とを備えたヘッド部と、ヘッド部から画像データを受け取って記録する本体部とを備えた撮影システムに関する。
液晶技術が発達して液晶ディスプレイ(以降の説明においては、Liquid Crystal Displayの頭文字をとってLCDと記載する)の価格が下がってきたので、携帯機器を製造する製造業者達は、複数のLCDを携帯機器に搭載してユーザに使い勝手の良い携帯機器を提供しようとしている。
携帯機器であるデジタルカメラの中には、相対的に大きな表示画面を備えるLCDを搭載するとともに、ファインダ内に相対的に小さな表示画面を備えたLCDを搭載して、撮影場面に応じてそれらを使い分けることができるようにしてユーザに使い易さを提供しようとしているものがある。なお、ここでいうファインダ内に相対的に小さな表示画面を備えたLCDとは電子ビューファインダ(以降においては、Electronic View Finderの頭文字をとってEVFと記載する)を指し、このEVFはLCDそのものではなくLCDを備えたものになるが、以降の説明においてはデジタルカメラが2つのLCDを備えていることを示すためにLCDとEVFという言葉を用いることにする。
このようにLCDとEVFとが備えられていると、本体部から目を離した状態で大きな表示画面上の被写体を視認しながら撮影を行なうことも、EVFの接眼部に眼を当てた状態で小さな表示画面上の被写体を視認しながら撮影を行なうこともできる。この様なデジタルカメラの中には、さらに操作用のLCDを搭載してどのような操作が行なわれたかをLCDが備える表示画面を使ってユーザに通知するものもある。
ところで、LCDの消費電力は携帯機器に組み込まれている部品の中でも大きい。もしもEVFとLCDとを常時動作状態にしておくとデジタルカメラ内の電池の消費電力が増大してしまう。そこで必要に応じてEVFとLCDのオンオフをそれぞれ制御して電池の電力消費を抑制する技術が数多く提案されている(例えば特許文献1〜3参照)。
特許文献1の技術では、EVFの使用を検知するセンサを設けて、そのセンサでEVFの使用を検知したときにはLCDの表示をオフにするとともにEVFの表示をオンにし、逆にEVFの使用を検知しないときにはEVFの表示をオフにするとともに背面側のLCDの表示をオンにすることで、ユーザに使い易さを提供するとともに電池の消費電力を抑制して長時間の撮影を行なうことができる様にしようとしている。
また特許文献2の技術では、電池の容量が少なくなってきたときには、LCDの表示をオフしEVFのみに電力を供給して電池の容量の低下をユーザに伝えるとともに電池の容量低下後の撮影を長時間行なうことができる様にしてユーザに使い易さを提供しようとしている。また特許文献3には、動画モードのときにはLCDが備える表示画面を背面側から照射するバックライトの輝度を下げて電池の電力消費や発熱を抑えて、長時間の動画撮影を行なうことができる様にする技術が提案されている。
特開2003−234942号公報 特開2003−333400号公報 特開2004−112290号公報
ところで、撮影装置の中には、ヘッド部が着脱自在に本体部に装着され撮影が行なわれる撮影システムがある。このような撮影システムにおいては、いろいろな種類のヘッド部が共通の本体部に装着され本体部とヘッド部とが本体部内の電池からの電力供給を受けて動作し撮影が行なわれる。このいろいろな種類のヘッド部の中には、消費電力が大きいものから小さいものまで様々なものがあり、本体部の構成によっては、消費電力の大きなヘッド部が装着された場合にはヘッド部が過負荷状態になってヘッド部への電力供給に支障が生じて撮影を行なうことができなくなってしまう恐れがある。
本発明は、上記事情に鑑み、装着されたヘッド部の種類に応じて、本体部内の電池からの電力供給の状態が適応的に制御され撮影が確実に行なわれる撮影システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の第1の撮影システムは、撮影光学系と撮像素子とを備えたヘッド部と、そのヘッド部が着脱自在に装着されそのヘッド部から画像データを受け取って記録する本体部とを具備する撮影システムにおいて、
上記本体部が、
表示画面とその表示画面を背面から照射するバックライトを有し、その表示画面上に画像データに基づく画像を表示する表示手段と、
上記本体部に装着されたヘッド部の種類に応じた消費電力量を認識する認識手段と、
上記認識手段により認識された消費電力量に応じてその消費電力量が所定電力量を超えていた場合に上記バックライトの輝度を下げる制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の第1の撮影システムによれば、上記本体部に装着されたヘッド部の種類に応じた消費電力量が上記認識手段によって認識され、認識された消費電力量が所定電力量を超えていた場合に上記表示画面を背面から照射するバックライトの輝度が下げられる。
つまり、装着されたヘッド部の消費電力量が所定電力消費量を超えるときには当該撮影システムで所定の時間の間撮影が行なわれる様に上記本体部が備える上記制御手段によってバックライトへの電力供給量が低減されヘッド部が動作するのに必要な電力供給量が確保される。
ここで、ユーザにより操作される、上記バックライトの輝度を切り替える操作子を備え、
上記制御手段は、上記認識手段により認識された消費電力量が上記所定電力量を越えていた場合であっても、ユーザの切替操作に応じて前記バックライトの輝度を上げるモードを有する態様であることが好ましい。
上記制御手段によって、上記バックライトの輝度が下げられてしまうと表示画面が暗くなるので、ユーザの中には表示画面が見づらいと思う人も出てくる。上記操作子があると、ユーザの意思が反映され消費電力が上がることは分かっていてもユーザが表示画面を明るくしたいと思ったときには明るくすることができる。
ここで上記表示手段は、上記表示画面を上記本体部から目を離した状態で視認する液晶表示装置(LCD)であっても良く、
上記表示手段は、上記表示画面を上記本体部に設けられた接眼部に眼を当てた状態で視認する電子ビューファインダ(EVF)であっても良い。
また、上記目的を達成する本発明の第2の撮影システムは、撮影光学系と撮像素子とを備えたヘッド部と、そのヘッド部が着脱自在に装着されそのヘッド部から画像データを受け取って記録する本体部とを具備する撮影システムにおいて、
表示画面を有しその表示画面上に画像データに基づく画像を表示する、複数種類の表示手段と、
上記本体部に装着されたヘッド部の種類に応じた消費電力量を認識する認識手段と、
上記認識手段により認識された消費電力量が所定電力量を超えているか否かに応じて、それぞれ、表示手段のうちの少なくとも一つの表示手段を使用可能に制御するとともに他の少なくとも一つの表示手段を使用不能に制御し、および、上記複数種類の表示手段全てを使用可能に制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の第2の撮影装置によれば、装着されたヘッド部の消費電力量が上記認識手段によって認識され認識された消費電力量が所定電力を超えていた場合には、上記制御手段によって、上記表示手段のうちの少なくとも一つの表示手段が使用可能に制御されるとともに他の少なくとも一つの表示手段が使用不能に制御される。
つまり、装着されたヘッド部の消費電力に応じて、撮影時に最も使用される表示手段一つを使用可能状態にすることで、消費電力を抑制するとともに撮影に支障のない状態をユーザに提供することができる。
また、装着されたヘッド部の消費電力量が上記認識手段によって認識され認識された消費電力量が所定電力を超えていない場合には、上記制御手段によってすべての表示手段が使用可能に制御されるので、ユーザは、撮影場面に応じて複数の表示手段を使い分けて重い通りの構図で撮影を行なうことができる。
ここで、ユーザにより操作される、上記消費電力量が所定電力量を超えていた場合に上記複数種類の表示手段のうちの使用可能とする表示手段を切り替える操作子を備え、
上記制御手段は、上記認識手段により記憶された消費電力量が所定電力量を超えていた場合に、上記操作子の操作による切替に従って、上記複数種類の表示手段のうちの一部の表示手段を使用可能とし、その一部の表示手段を除く表示手段を使用不能とするものであることが好ましい。
こうして上記複数種類の表示手段のうちのいずれかを上記操作子のユーザ操作により選択的に使用することができる構成にしておくと、あたかもすべての表示手段が動作状態であるかの様にいずれかの表示手段の表示を見ながらこの撮影装置を操作することができる。
また、上記操作子は、上記消費電力量が所定電力量を超えていた場合であっても上記複数種類の表示手段の全てを使用可能とするモードに切り替える操作が可能なものであって、
上記制御手段は、上記認識手段により認識された消費電力量が所定電力量を超えていた場合であっても、上記モードへの切替えにより上記複数種類の表示手段の全てを使用可能に制御するものであっても良い。
ここで、上記複数種類の表示手段は、少なくとも、上記表示画面を上記本体部から目を離した状態で視認する液晶表示装置(LCD)と、上記表示画面を上記本体部に設けられた接眼部に目を当てた状態で視認する電子ビューファインダ(EVF)であることが好ましい。
以上、説明したように、装着されたヘッド部の種類に応じて、本体部内の電池からの電力供給の状態が適応的に制御される撮影システムが実現する。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態である撮影システムを示す図である。
本発明の撮影システムは、複数の種類1a〜naのヘッド部を備えたものであって、その複数の種類のうちのいずれかの種類のヘッド部が共通の本体部1bに交換自在に装着されて撮影システム1が構成される。この複数の種類のヘッド部1a〜naは各々異なる動作電力で動作するものであり、各ヘッド部の動作時の消費電力量の情報が各ヘッド1a〜na部が備えるメモリ内に予め記憶されている。
図1(a)には、その複数の種類のヘッド部1a〜naの中のヘッド部1aが選択され、そのヘッド部1aが着脱自在に本体部1bに装着されようとしているところが示されている。また、図1(b)には本体部1bの背面側の構成が示されている。
図1(a)に示すように本体部1bの中央には、多数のマウント接点を持つヘッドマウントが設けられ、またヘッド部1a〜na側にも同様のマウント部が設けられている。多数のヘッド部1a〜naのうちのヘッド部1aが例えば選択され選択されたヘッド部1aが図中の一点鎖線に沿って本体部1bに機械的に装着されると、双方のマウント接点同士が各々接続されてヘッド部1aと本体部1bとが電気的にも接続される。
この撮影システム1は、本体部1bに電池が配備され、その電池から、ヘッド部1aおよび本体部1bが備える多数のマウント接点の中の電力用接点を通してヘッド部に電力が供給される構成になっている。その電力用の接点を通して本体部1bの電池の電力がヘッド部1aに供給されると、ヘッド部1aと本体部1bとの双方がともに動作状態になる。また、多数のマウント接点の中には、電力用接点のほかに制御用の接点もあり、その制御用の接点を通してヘッド部1aと本体部1bとの間で情報交換が行なわれるようになっている。
また図1(a)、図1(b)に示す本体部1bのボディ上面にはレリーズ釦13bとモードダイヤル14bが配備されており、モードダイヤル14bによって撮影モードや再生モードなどの切替が行なわれる。なお本実施形態においては、モードダイヤル14bが撮影モードに切り替えられているとして以降説明する。
また本体部1bの背面にはLCDが備える表示画面150bと、電源スイッチ161bを含む操作キー16bが多数配備されており、それらの操作子16bの中の電源スイッチ161bがオン側に操作されると、ヘッド部1bが装着された状態にあっては撮影システム1が動作状態になる。なお図1(b)に示す本体部1bの背面のLCDが備える表示画面150b上には、撮影モードにあってはヘッド部1aが備える撮影光学系が捉えている被写体が表示され、再生モードにあっては記録媒体内の既撮影画像が表示される。
ここで図2を参照して図1に示す撮影システム1の内部の構成を簡単に訪朋する。
図2はヘッド部1aが本体部1bに装着された状態にあるときの撮影システム1の内部構成を示すブロック図である。
まず、ヘッド部1a側の構成および動作を簡単に説明する。
ヘッド部1aには、フォーカスレンズやズームレンズなどの撮影レンズ1010aと絞り1011aとを備えた撮影光学系101aとその撮影光学系101aで被写体像を結像させて画像信号を得るための撮像素子102aが備えられている。
このため、ヘッド部1aには、撮影レンズ1010aの中のフォーカスレンズやズームレンズを駆動して光軸方向に移動させるためのレンズ駆動部1002aや撮像素子102aを駆動するための撮像素子駆動部1003aが配備されている。これらの駆動部の動作は、レンズ制御部100aによって統括的に制御されており、レンズ制御部100aはメモリ1004a内のプログラムにしたがってそれらの駆動部1002a,1003aに処理を実行させている。
また、撮像素子駆動部1003aの駆動に応じて撮像素子102aから出力されたアナログの画像信号のノイズ低減処理を行うアナログ信号処理部103aが撮像素子102aの後段に配備されている。さらにそのアナログ信号処理部103aの後段にはA/D部104aが配備され、このA/D部104aでアナログの画像信号がデジタルの画像信号に変換された後、本体部1bへと供給される。
ここで本実施形態のヘッド部1aが備えるメモリ1004a内にはプログラムの他に、ヘッド部1aの動作時の消費電力量に関する情報が記憶されている。ヘッド部1aが本体部1bに装着されて本体部の操作部16bの中の電源スイッチ161b(図1参照)がオン側に操作されると、本体部1b側の後述する信号処理/制御部によってそのメモリ内の情報が取得される。
以上がヘッド部1aの構成および動作である。
次に本体部1bの構成および動作を簡単に説明する。
本体部1bには、ヘッド部1a側からの画像信号を受けてその画像信号に信号処理を施す信号処理/制御部100bが配備されている。その信号処理/制御部100bによって、メモリ101b内のプログラムにしたがって本体部1bの動作が制御されるとともにレンズ制御部100aと連携して撮影システム1全体の動作が制御される。
本体部1bが備える操作部(図1(b)に示す電源スイッチ161bを含む操作子群)16bからは各操作子の操作に応じた操作信号がそれぞれ出力される構成になっており、それらのうちのいずれかの操作信号に応じた処理が、信号処理/制御部100bによって適宜実行される。また、本実施形態においては、表示制御部102bが別途設けられていて、上記信号処理/制御部100bの制御の下に、その表示制御部102bによってLCD15bが備える表示画面150b(図1(b)参照)を背面側から照射するバックライトL1の輝度が調整される。
さらにレリーズボタン13bが押されると、レリーズボタン13bが押されたタイミングでヘッド部1aのレンズ制御部100aに割リ込み信号が供給されレンズ制御部100aで撮影処理が開始される。
そしてヘッド部1aから撮影により得られた画像信号が本体部1bに送信されてきたら、送信されてきた画像信号が信号処理/制御部100bによって受信され受信された画像信号に信号処理が施された後、信号処理が施された画像信号が記録媒体110bに記録される。
以上が本体部1bの構成および動作である。
ここで、上記ヘッド部1aが本体部1bに装着され電源スイッチ161bがオン側に操作されたときに信号処理/制御部100bが実行する初期設定に係わる処理を説明する。
ヘッド部1aが本体部1bに装着され操作部16bの中の電源スイッチ161b(図1(b)参照)がオン側に操作されたときには、例えば不図示の装着検出用のセンサの出力信号の変化を受けて信号処理/制御部100bによってヘッド部1aの装着が検知される。
ここで電池Btから点線で示す電力供給経路を通して本体部1bの各部には電力が供給され、さらにマウント部の接点を通して点線で示す電力供給経路を通してヘッド部1aの各部にも電力が供給される。
ヘッド部1aと本体部1bとの双方に電池Btからの電力が供給され撮影システムが動作状態になったら、信号処理/制御部100bによって、ヘッド部1bが備えるレンズ制御部100aとの間で情報交換が行なわれて本体側の信号処理/制御部100bとヘッド部1a側のレンズ制御部100aとの連携により撮影システムの初期設定の処理が開始される。
このときに本体1b側の信号処理/制御部100bによって、ヘッド部1aのメモリ1004a内の動作時の消費電力に関する情報がレンズ制御部100aを通して取得されヘッド部1aの動作時の消費電力量が認識される。ここで、信号処理/制御部100bによって、認識されたヘッド部1aの電力消費量が所定電力量を超えていると判定された場合には、表示制御部102bに指示が出されて表示制御部102bによってLCD15bが備える表示画面150bの背面側から照射するバックライトL1の輝度が下げられることによりヘッド部1aが所定の時間以上動作するのに必要な電力量が確保される。
こうしてバックライトL1の輝度が多少下げられても、被写界の状況によっては表示画面150b上の画像はある程度視認されるので、所定の時間の間は問題なく撮影が行なわれる。
本実施形態においては、本発明にいう認識手段の一例が、信号処理/制御部100bによって構成されており、本発明にいう制御手段の一例も信号処理/制御部100bによって構成されている。また本発明にいう表示手段の一例が、表示制御部102bとLCD15bで構成されている。
最後に信号処理/制御部100bが実行する初期設定の処理をフローチャートを参照して説明しておく。
図3は、信号処理/制御部100bが実行する初期設定処理の手順を示すフローチャートである。
図3のフローは、ヘッド部1aが本体部1bに装着され電源スイッチ161bがオン側に操作されたときに開始される。
ヘッド部1aが本体部1bに装着された状態にあるときに、電源スイッチ161bがオン側に操作されたらステップS301で電源スイッチ161bがオン側に操作されたことを検知し電池Btから本体部1b内およびヘッド部1a内の各部に電力を供給させる。次のステップS302へ進んでヘッド部1a側のメモリ1004a内に記憶されているヘッド部1aの動作時の消費電力量に関する情報を取得し認識する。次のステップS303で認識した消費電力量が所定電力量を超えているか否かを判定する。ステップS303で所定電力量以下であると判定したらNo側へ進んで何もせずにこのフローの処理を終了し、所定電力量を超えていると判定したときにはYes側へ進んでステップS304で表示制御部102bに指示して表示制御部102bにバックライトL1の輝度を下げさせてこのフローの処理を終了する。このときには電力消費量が所定電力量をどの程度超えているかによって下げ幅を調節する。
図3のフローの処理が実行されると、電源スイッチ161bがオン側に操作されたときに、ヘッド部1aの動作時の消費電力量が所定電力量を超えるかどうかが判定され消費電力量が所定の電力量を超えると判定された場合には本体部側のバックライトL1の輝度が下げられヘッド部1aが動作するのに必要な電力量が確保されるので、この撮影システムを構成するヘッド部の正常動作が保証される。このため撮影者は、この撮影システムを使って確実に撮影を行なうことができる。
以上説明した様に、装着されたヘッド部の種類に応じて、本体側の電池からの電力供給の状態が適応的に制御され撮影が確実に行なわれる撮影システムが実現する。
なお、上記実施形態では、本発明にいう表示手段の一例としてボディ背面側にLCDが備えられているデジタルカメラを例に掲げたが、LCDではなくEVFが備えられたデジタルカメラであっても良い。
ここでヘッド部1aの電力消費量が所定電力量を超えているときに本体側のバックライトL1の輝度が下げられると表示画面150bが暗くなり、被写界の状態によっては表示画面150bが見づらくなる場合がある。ユーザの中には、ヘッド部1aの動作に必要な電力量が確保され消費電力が抑制されることによって所定時間の間の撮影動作が保障されるよりも、目の前のシャッタチャンスのフレーミングをより確実に行ないたいと思う人もいる。
図4〜図5は、第2実施形態を説明する図である。
図4には、第2の実施形態の撮影システム1´を構成するヘッド部1aと本体部1bの構成が示されており、図5には、ヘッド部1aが装着された状態にあるときの撮影システム1´の内部の構成がブロック図の形で示されている。図4の構成は輝度調整用の操作子INT1が設けられいている以外は図1と同じ構成であり、図5の構成も、輝度調整用の操作子INT1が設けられている以外は、図2の構成と同じである。
図5に示す様に輝度調整用の操作子INT1からの信号が信号処理/制御部100bに供給され信号処理/制御部100bの制御の下に表示制御部102bによってバックライトL1の輝度がユーザによる操作子の操作状態に応じて調整される構成になっている。
図4、図5の構成であると、電源スイッチ161bが操作されたときに表示画面150bの輝度が下げられたためにユーザが表示画面150bの見づらさを感じた場合には、消費電力が上がることを承知の上で輝度調整用の操作子INT1を操作して表示画面150bの輝度を明るくすることができるので、ユーザにとっての使い勝手は向上する。
図6〜図8は、第3実施形態を説明する図である。
図6には、第3実施形態の撮影システム2を構成するヘッド部1aと本体部2bの外観が示されている。また図7には、図6の撮影システム2の内部構成が示されている。さらに図8には、信号処理/制御部200bが実行する初期設定の処理の手順がフローチャートの形で示されている。
この第3実施形態には、本発明にいう複数の表示手段の一例としてLCD25bとEVF29bとが本体部2bに配備された例が示されている。図6の構成は、LCDに加えてEVF29bが追加されている以外は、図1の構成と同じであり、図7の構成もEVF29bが追加されている以外は、図2の構成と同じである。
第3実施形態では、EVF29bとLCD25bとの2つの表示手段が備えられているので、信号処理/制御部200bによって、ヘッド部2aの電力消費量が認識されるとともに認識されたヘッド部の消費電力量が所定電力量を超えているか否かに応じて、それぞれ、EVF29bとLCD25bのうちの少なくとも一つが使用可能に制御されるとともに他の少なくとも一つが使用不能に制御され、および、EVF29bとLCD25bとの双方が使用可能に制御される。
ただし、ヘッド部1aの電力消費量が所定電力消費量を超えているときにEVF29bとLCD25bのうちのいずれか一方のみを使用可能にすると、EVF29bを用いたいのにLCD25bを用いることになったり、LCD25bを用いたいのにEVF29bを用いることになったりして、ユーザに多少不自由さを感じさせてしまう恐れが出てくる。
そこで、本実施形態においては、ヘッド部1aの電力消費量が所定電力量を超えているときに例えばEVF29bが使用可能とされ、LCD25bが使用不能とされた後に操作部26b(図6参照)の中の十字キー262bが操作されると、EVF29bが使用不能とされると同時にLCD25bが使用不能とされ、さらにその後十字キー262bが再操作されると、EVF20bが使用可能とされると同時にLCD25bが使用可能とされ、以降交互に使用可能となる側が切り替えられる構成になっている。つまり、ユーザは、十字キー262bを操作することによりEVF29b、LCD25bのいずれかを自在に選択することができることになる。
なお、上記実施形態では、2つの表示手段(LCD25bとEVF29b)のうちの使用可能とする表示手段を切り替える操作子を他の機能を持つ十字キー262bで兼用したが、別途専用の操作子を設けても良い。
図8は、信号処理/制御部200bが実行する初期設定の処理手順を示すフローチャートである。
図8の処理においては、図3のステップS303の判定ステップで判定された後のステップS304の処理がステップS3041に変更され、さらにそれ以降のステップS305〜S307までの処理が追加されている。
ステップS303でヘッド部の消費電力量が所定電力量を超えていると判定したときには、ステップS3041へ進んでステップS3041でEVF29bを使用可能としLCD25bを使用不能とする処理を表示制御部202bに行なわせる。次のステップS305で十字キー262bの操作があったかどうかを判定する。ここで十字キー262bが操作されたと判定したら、ステップS306で、操作される前の状態において使用不能であった方を使用可能とし使用可能であった方を使用不能にする処理を表示制御部202bに行なわせる。ここではEVF29bを使用可能としていたので、EVF29bを使用不能にし、LCD25bを使用可能にする処理を表示制御部202bに行なわせることになる。ステップS305に戻って十字キー262bの新たな操作があるかどうかを判定し、十字キー262bが新たに操作されたら、操作される前の状態において使用可能であった方を使用不能とし、使用不能であった方を使用可能とする処理を繰り返す。ステップS305で十字キー262bが操作されていないと判定したら、このフローの処理を終了する。
ステップS303で消費電力量が所定電力量を超えていないと判定したときにはステップS307へ進んでステップS307でEVF29bとLCD25bとの双方を使用可能にする処理を表示制御部202bに行なわせてこのフローの処理を終了する。
このフローの処理が実行されると、ヘッド部2aの電力消費量が所定電力量を超えているときにはヘッド部2aの動作を保証しつつ撮影を行なうことができる様にLCD25bとEVF29bの動作が選択的に制御される。
ここで第3実施形態の様に操作によりLCD25bとEVF29bとを選択的に使用することができる様にしておいても良いが、ユーザの操作に応じて信号処理制御部200bが表示制御部202bに指示して表示制御部102bにLCD25bとEVF29bとの双方を使用可能にする処理を行なわせても良い。
図9、図10は、第4実施形態を説明する図である。
図9には、第4の実施形態の撮影システム2´を構成するヘッド部1aと本体部2b´の構成が示されており、図10には、ヘッド部1aが装着された状態にあるときの撮影システム2´の内部の構成がブロック図の形で示されている。図9の構成は、2種類の表示手段のうちの全てを使用可能とする操作子INT2が設けられいている以外は図1と同じ構成であり、図10の構成も、上記操作子INT2が設けられている以外は、図2の構成と同じである。
図9、図10に示す操作子INT2が操作されると、信号処理/制御部100bに操作子INT2からの操作信号が供給され信号処理/制御部200bの制御の下に表示制御部201bによってEVF29bとLCD25bとの双方が使用可能に制御される。なお、この例では、操作子INT2が再度操作されたときには、いずれか一方が使用可能に制御され、再々度操作されたときには双方が使用可能に制御され、以降順次一方と双方とが交互に使用可能に制御される構成になっている。
上記構成にしておくと、LCD25bが備える表示画面250bを見ながら撮影したいのにLCD25bが使用不能であったり、EVF29bを見ながら撮影したいのにEVFが備える表示画面が使用不能であったとしても上記操作子INT2を操作することでLCD25bとEVF29bとの双方を使用可能にすることができるので、見たい方の表示画面を見ながら思い通りの撮影を楽しむことができる。
本発明の一実施形態である撮影システムを示す図である。 ヘッド部1aが本体部1bに装着された状態にあるときの撮影システムの内部構成を示すブロック図である。 信号処理/制御部100bが実行する初期設定処理の手順を示すフローチャートである。 第2実施形態を説明する図である。 第2実施形態を説明する図である。 第3実施形態を説明する図である。 第3実施形態を説明する図である。 第3実施形態を説明する図である。 第4実施形態を説明する図である。 第4実施形態を説明する図である。
符号の説明
1 1´ 2 2´ 撮影システム
1a ヘッド部
100a レンズ制御部
1004a メモリ
1b 2b 本体部
100b 200b 信号処理/制御部
101b 201b メモリ
102b 202b 表示制御部
15b 25b LCD
150b 250b 表示画面
16b 26b 操作部
161b 261b 電源スイッチ
262b 十字キー
29b EVF
L1 L2 バックランプ
INT1 INT2 操作子

Claims (8)

  1. 撮影光学系と撮像素子とを備えたヘッド部と、該ヘッド部が着脱自在に装着され該ヘッド部から画像データを受け取って記録する本体部とを具備する撮影システムにおいて、
    前記本体部が、
    表示画面と該表示画面を背面から照射するバックライトを有し、該表示画面上に画像データに基づく画像を表示する表示手段と、
    前記本体部に装着されたヘッド部の種類に応じた消費電力量を認識する認識手段と、
    前記認識手段により認識された消費電力量に応じて該消費電力量が所定電力量を超えていた場合に前記バックライトの輝度を下げる制御手段とを備えたことを特徴とする撮影システム。
  2. ユーザにより操作される、前記バックライトの輝度を切り替える操作子を備え、
    前記制御手段は、前記認識手段により認識された消費電力量が前記所定電力量を越えていた場合であっても、ユーザの切替操作に応じて前記バックライトの輝度を上げるモードを有することを特徴とする請求項1記載の撮影システム。
  3. 前記表示手段は、前記表示画面を前記本体部から目を離した状態で視認する液晶表示装置であることを特徴とする請求項1又は2記載の撮影システム。
  4. 前記表示手段は、前記表示画面を前記本体部に設けられた接眼部に眼を当てた状態で視認する電子ビューファインダであることを特徴とする請求項1又は2記載の撮影システム。
  5. 撮影光学系と撮像素子とを備えたヘッド部と、該ヘッド部が着脱自在に装着され該ヘッド部から画像データを受け取って記録する本体部とを具備する撮影システムにおいて、
    表示画面を有し該表示画面上に画像データに基づく画像を表示する、複数種類の表示手段と、
    前記本体部に装着されたヘッド部の種類に応じた消費電力量を認識する認識手段と、
    前記認識手段により認識された消費電力量が所定電力量を超えているか否かに応じて、それぞれ、表示手段のうちの少なくとも一つの表示手段を使用可能とするとともに他の少なくとも一つの表示手段を使用不能に制御し、および、前記複数種類の表示手段全てを使用可能に制御する制御手段とを備えたことを特徴とする撮影システム。
  6. ユーザにより操作される、前記消費電力量が所定電力量を超えていた場合に前記複数種類の表示手段のうちの使用可能とする表示手段を切り替える操作子を備え、
    前記制御手段は、前記認識手段により記憶された消費電力量が所定電力量を超えていた場合に、前記操作子の操作による切替えに従って、前記複数種類の表示手段のうちの一部の表示手段を使用可能とし、該一部の表示手段を除く表示手段を使用不能とするものであることを特徴とする請求項1記載の撮影システム。
  7. 前記操作子は、前記消費電力量が所定電力量を超えていた場合であっても前記複数種類の表示手段の全てを使用可能とするモードに切り替える操作が可能なものであって、
    前記制御手段は、前記認識手段により認識された消費電力量が所定電力量を超えていた場合であっても、前記モードへの切替えにより前記複数種類の表示手段の全てを使用可能に制御するものであることを特徴とする請求項6記載の撮影システム。
  8. 前記複数種類の表示手段は、少なくとも、前記表示画面を前記本体部から目を離した状態で視認する液晶表示装置と、前記表示画面を前記本体部に設けられた接眼部に目を当てた状態で視認する電子ビューファインダであることを特徴とする請求項1又は2記載の撮影システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009188652A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Fujinon Corp テレビカメラシステム

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