JP2008129344A - 画像形成装置、プロセスカートリッジ、画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置、プロセスカートリッジ、画像形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明はトナーの粉圧を一定にし、現像部における回転部分のトルク、及びトナーの状態を均一に保ち、ひいては現像画質の向上を図る画像形成装置、プロセスカートリッジ、画像形成方法を提供すること。
【解決手段】現像部51に対して、トナーを貯蔵するトナーカートリッジ41が下方に設置され、そのトナーカートリッジ41から現像部51にトナーを搬送することとし、トナーカートリッジ41の側面に設置されたトナー搬送部によって、前記現像部にトナーを搬送可能にし、トナー搬送部には、トナー搬送ベルト42が設けられ、このトナー搬送ベルト42によって、現像部51にトナーを搬送可能に構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機、複合機等、着色粒子を用いて画像を顕像化させる電子写真方式による画像形成装置、プロセスカートリッジ、画像形成方法に関する。
電子写真方式を用いた画像形成装置は、着色粒子を記録紙等の記録体表面に画像として顕像化させる現像・転写工程と、顕像化された着色粒子画像を記録体に固着させる定着工程等を経て記録体に画像を形成する。着色粒子には電子写真専用のトナーと呼ばれる粉末が用いられる。
トナ−は現像工程において帯電され荷電粒子となり画像として感光体や中間転写ベルト上に顕像化(トナー画像と呼ぶ)される。現像工程は現像部で行われ、現像部に対して、トナーを貯蔵するトナーカートリッジが上方に設置され、そのトナーカートリッジから現像部にトナーを搬送するように構成された画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来の現像部の上方にトナーカートリッジが配置されている構成の場合、現像部にトナーの粉圧が強くかかっていた。また、現像部の横にトナーカートリッジが併設されている構成についても、粉体であるトナーに搬送力を与える構成が困難であり、定量のトナーを現像部に補給ことが困難であった。
特開2005‐195659号公報
本発明はトナーの粉圧を一定にし、現像部における回転部分のトルク、及びトナーの状態を均一に保ち、ひいては現像画質の向上を図る画像形成装置、プロセスカートリッジ、画像形成方法を提供することを課題とする。
前記課題を達成するため請求項1に係る発明は、現像部に対して、トナーを貯蔵するトナーカートリッジが下方に設置され、そのトナーカートリッジから現像部にトナーを搬送するように構成した。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、トナーカートリッジの側面に設置されたトナー搬送部によって、前記現像部にトナーを搬送可能に構成した。 請求項3に係る発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記トナー搬送部には、トナー搬送ベルトが設けられ、このトナー搬送ベルトによって、前記現像部にトナーを搬送可能に構成した。
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記現像部の横にホッパ部が併設されていて、前記トナーカートリッジから前記ホッパ部にトナーを搬送し、さらに前記ホッパ部から前記現像部にトナーを搬送可能に構成した。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置において、前記トナーカートリッジから汲み上げ搬送されたトナーを、トナー搬送手段である搬送スクリューの一端側で受け取り、該搬送スクリューによって該搬送スクリューの他端側へ搬送可能に構成した。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記搬送スクリューの他端側へ搬送されたトナーを、トナー逃がし口を介してトナーカートリッジに戻すことができるようにした。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の画像形成装置において、前記トナー逃がし口の形状は、トナーカートリッジに戻すトナー量を制御するように形成した。
請求項8に係る発明は、現像部に対して、トナーを貯蔵するトナーカートリッジが下方に設置され、そのトナーカートリッジから現像部にトナーを搬送するように構成した。
請求項9に係る発明は、請求項8に記載のプロセスカートリッジにおいて、トナーカートリッジの側面に設置されたトナー搬送部によって、前記現像部にトナーを搬送可能に構成した。
請求項10に係る発明は、請求項9に記載のプロセスカートリッジにおいて、前記トナー搬送部には、トナー搬送ベルトが設けられ、このトナー搬送ベルトによって、前記現像部にトナーを搬送可能に構成した。
請求項11に係る発明は、請求項8に記載のプロセスカートリッジにおいて、前記現像部の横にホッパ部が併設されていて、前記トナーカートリッジから前記ホッパ部にトナーを搬送し、さらに前記ホッパ部から前記現像部にトナーを搬送可能にした。
請求項12に係る発明は、請求項8乃至11の何れかに記載のプロセスカートリッジにおいて、前記トナーカートリッジから汲み上げ搬送されたトナーを、トナー搬送手段である搬送スクリューの一端側で受け取り、該搬送スクリューによって該搬送スクリューの他端側へ搬送可能に構成した。
請求項13に係る発明は、請求項12に記載のプロセスカートリッジにおいて、前記搬送スクリューの他端側へ搬送されたトナーを、トナー逃がし口を介してトナーカートリッジに戻すことができるように構成した。
請求項14に係る発明は、請求項13に記載のプロセスカートリッジにおいて、前記トナー逃がし口の形状は、トナーカートリッジに戻すトナー量を制御するように形成した。
請求項15に係る発明は、現像部に対して、トナーを貯蔵するトナーカートリッジを下方に設置し、そのトナーカートリッジから現像部にトナーを搬送することとした。
請求項16に係る発明は、請求項15に記載の画像形成方法において、トナーカートリッジの側面に設置されたトナー搬送部によって、前記現像部にトナーを搬送することとした。
請求項17に係る発明は、請求項16に記載の画像形成方法において、前記トナー搬送部には、トナー搬送ベルトを設け、このトナー搬送ベルトによって、前記現像部にトナーを搬送することとした。
請求項18に係る発明は、請求項15記載の画像形成画像形成方法において、前記現像部の横にホッパ部を併設し、前記トナーカートリッジから前記ホッパ部にトナーを搬送し、さらに前記ホッパ部から前記現像部にトナーを搬送することとした。
請求項19に係る発明は、請求項15乃至18の何れかに記載の画像形成方法において、 前記トナーカートリッジから汲み上げ搬送されたトナーを、トナー搬送手段である搬送スクリューの一端側で受け取り、該搬送スクリューによって該搬送スクリューの他端側へ搬送することとした。
請求項20に係る発明は、請求項19に記載の画像形成方法において、前記搬送スクリューの他端側へ搬送されたトナーを、トナー逃がし口を介してトナーカートリッジに戻すこととした。
請求項21に係る発明は、請求項20に記載の画像形成方法において、前記トナー逃がし口の形状は、トナーカートリッジに戻すトナー量を制御するように形成した。
本発明によれば、トナーの粉圧を一定にし、現像部における回転部分のトルク、及びトナーの状態を均一に保ち、ひいては現像画質の向上を図る画像形成装置、プロセスカートリッジ、画像形成方法を提供することができる。
以下、実施の形態を図を参照しつつ説明する。
[1]参考例としての画像形成装置の構成及び動作
図1は、現在よく見られる、潜像が可視像化される現像部の上方に、トナーを貯蔵するトナーカートリッジ部を設けた構成のカラー画像形成装置の概略を示す断面図であり、画像形成装置本体に現像装置及び像担持体ユニットを装着した状態を示す。
この画像形成装置は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色の画像を作像する4つの作像部が横に配置された構成である。各作像部において、それぞれ像担持体とこれ現像剤を供給する現像手段(例えば、現像ローラ)を有する。部材の符号に付した添え字のaはブラック、bはイエロー、cはマゼンタ、dはシアンの画像を作像するための部材を示すものとし、各部材の構造は同じである。
像担持体(一例として像担持体ドラム22(22a、22b、22c、22d))と現像ローラ9(9a、9b、9c、9d)とが対向する現像領域50で現像がなされるので、該現像領域50が狭義の現像部であるが、ここでは、現像ローラ9(9a、9b、9c、9d)、その付帯部材を含む現像器31のうち、主として現像ローラ9及びその周辺部を現像部51と称する。
現像器31(31a、31b、31c、31d)は現像ローラ9、供給ローラ32(32a、32b、32c、32d)、攪拌部材等を含み、該現像器31の上方(廃トナー回収部26を含む)にトナーカートリッジ部が位置し、該トナーカートリッジ部から重力の作用を利用してトナーが下方の供給ローラ32(32a、32b、32c、32d)上に落下し、供給ローラ32から現像ローラ9を経て現像領域にトナーが供給される。
現像剤として夫々色の異なるトナーを収容した4つの現像器31(31a、31b、31c、31d)は、それぞれ像担持体ドラム22(22a、22b、22c、22d)と組み合わせて配置されている。
それぞれの像担持体ドラム22の周りには1次転写後の残トナーを掻きとるクリーニングブレ−ド23(23a、23b、23c、23d)、帯電ローラ21(21a、21b、21c、21d)等が設けられている。帯電ローラ21は像担持体ドラム22に当接している。
クリーニングブレ−ド23の下方には、該クリーニングブレ−ド23で掻きとられたトナーを水平(図1において紙面に垂直な方向)に搬送するトナー搬送用の水平スクリュ−24(24a、24b、24c、24d)が位置している。水平スクリュー24の一端側には、水平スクリュー24からのトナーを上方(本例では斜め上方)へ搬送するトナー搬送ベルト25(25a、25b、25c、25d)が設けられている。
トナー搬送ベルト25はクリーニングブレ−ド23で掻きとられたトナーを水平スクリュー24の上方に位置する廃トナー回収部26(26a、26b、26c、26d)に搬送し回収する。像担持体ユニット20(20a、20b、20c、20d)は、これら現像器31、像担持体ドラム22、現像ローラ9(9a、9b、9c、9d)、クリーニングブレード23、帯電ローラ21、水平スクリュー24、トナー搬送ベルト25、廃トナー回収部26等を一体とした構成している。
それぞれの像担持体ユニット20のハウジングは、現像器31を内蔵することができる構成となっている。像担持体ドラム22と現像装置を少なくとも含むユニットとして構成された場合の像担持体ユニット20(20a、20b、20c、20d)はプロセスカートリッジとも称され、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成される。
図1で左右方向(横方向)の右端部には駆動ローラ260、左端部には従動ローラ270がそれぞれ設けられている。これらの駆動ローラ26と従動ローラ27間には中間転写ベルト28が張設されている。
中間転写ベルト28は、それぞれの像担持体ドラム22(22a、22b、22c、22d)と接している。また、それぞれの像担持体ドラム22には中間転写ベルト28を介して1次転写ロ−ラ29(29a、29b、29c、29d)が対向接触している。このように、中間転写ベルト28はこれら像担持体ドラム22、1次転写ロ−ラ29の周りに掛け渡されて循環移動する。中間転写ベルト28は中間転写ユニットの一部として構成されている。なお、それぞれの像担持体ドラム22は、光走査装置8から出射されるレーザビーム36(36a、36b、36c、36d)により露光、走査されて潜像が形成される。
クリーニングブレ−ド23aは像担持体ドラム22aの周面に残留する現像後のトナー汚れを清掃するのに用いられる。帯電ローラ21aは上記清掃された像担持体ドラム22aの周面を一様な高電位に帯電させて初期化する。第1画像形成部である像担持体ドラム22aにレーザビーム36aが照射される。第2画像形成部である像担持体ドラム22bにはレーザビーム36bが照射される。同様に第3、第4画像形成部である像担持体ドラム22c、22dには夫々レーザビーム36c、36dが照射される。
帯電ローラ21aにより一様な高電位に帯電している像担持体ドラム22a(第1画像形成部)の周面が上記のとおりレーザビーム36aの照射により、画像データに基づき選択的に露光され、この露光により電位の減衰した低電位部と上記初期化による高電位部とからなる静電潜像が形成される。この動作を第2乃至第4画像形成部まで行う。
現像器31aでは現像ローラ9aを介して、上記静電潜像の低電位部(又は高電位部)に該トナーを供給、転移させてトナー像を形成(現像)する。像担持体ドラム22aはトナー像を回転搬送し1次転写ロ−ラ29aの作用により中間転写ベルト28に転写する。
中間転写ベルト28上の上記トナー像が像担持体ドラム22bとの当接部に来るタイミングに合わせて、上記と同様に像担持体ドラム22b(第2の画像形成部)が動作して、現像器21cが像担持体ドラム22b上の静電潜像をトナー像化(現像)し、像担持体ドラム22bがそのトナー像を回転搬送して中間転写ベルト28上のトナー像に重ねて転写する。同様の動作を第3、第4画像形成部についても行う。こうして4重に重ね転写されてカラー画像を形成するトナー像が中間転写ベルト28と共に搬送され、該トナー像は駆動ローラ260とこれに対向して回転する2次転写ロ−ラ39との間を挟まれて通過する間に給紙部10から搬送されてくる図示しない用紙に転写される。転写後の用紙は、定着装置7、排紙ローラ6を経て排紙トレイ5に排出される。
[2]本発明の画像形成装置の構成及び動作
次に本発明の特徴である、現像部の下方に、トナーカートリッジを有する画像形成装置の構成を図2に基き説明する。
図2に示した画像形成装置において、図1に示した画像形成装置の基本構成部材は本例にかかる図2の画像形成装置も具備している。そこで、図2では、図1と機能が共通の部材について、図1における部材と同じ符号で示している。但し、部材の配置に関し、図1の画像形成装置では、現像器31の上方にトナーカートリッジを配置したが、図2における画像形成装置では、現像ローラ9や供給ローラ31等を具備した現像器31の下方にトナーカートリッジ41(41a、41b、41c、41d)を配置した構成である点で相違する。
図2に示した画像形成装置では、現像器31(31a、31b、31c、31d)よりも下方にトナーカートリッジ41(41a、41b、41c、41d)が配置されていて、該トナーカートリッジ41に貯蔵されたトナーTをトナー搬送ベルト42(42a、42b、42c、42d)によって汲み上げ、現像器31に供給する。
図2に示した像担持体ユニット20a、20b、20c、20dは使用するトナーの色が異なるだけで、機械的な構成は共通であるので、以下では、像担持体ユニット20として各種の例を説明する。
[例1]
図3は像担持体ユニット20の一例を図2における横方向からみた場合の模式的な概略構成図である。スクリューコンベアなどからなる水平搬送手段43の軸方向と平行に、トナー供給ローラや現像ローラ9等が併設されている。よって、図3において、現像部51を構成する現像ローラ9は水平搬送手段43と重なって見える。現像部51の下方にトナーカートリッジ41が位置し、トナーTが充填されている。
水平搬送手段43の右端部に、トナーカートリッジ41と現像部51とをつなぐ鉛直方向の連通空間があり、この連通空間にトナー搬送ベルト42が設けられている。トナー搬送ベルト42が回転することにより、上向きの矢印で示すように、トナーカートリッジ41内のトナーTが水平搬送手段43の一端部に汲み上げられる。
水平搬送手段43の一端部に汲み上げられたトナーTは水平搬送手段43が回転駆動されるのに伴い、左向きの矢印の方向に搬送され、この搬送の過程で現像部51において現像に供され現像された分だけ消費され、残部が水平搬送手段43の左端部に送られる。水平搬送手段の左端部には、トナーカートリッジ41と現像部51とをつなぐ鉛直方向の連通空間44が設けられている。水平搬送手段43により押出されたトナーは、連通空間44で自重により落下し、トナーカートリッジ41に戻される。
トナーカートリッジ41は、水平搬送手段43の上記左端部の連通空間と上記右端部の連通空間にわたる容器状をなしており、その左端部でトナーTが落下供給され、その右端部でトナー搬送ベルト42により汲み上げられるため、粉体のトナーTは右向きの矢印にそって流動し、全体として、循環するようになる。
現像を維持するために必要なトナーTは常時トナーカートリッジ41蓄えられる構成になっており、もしその必要以上のトナーが水平搬送手段43で搬送されてきた場合は、トナー戻し用の左端の連通空間44を通って、トナーカートリッジ41に戻される。この構成を用いることによってトナーTの粉圧によるパッキング及び現像ユニットのトルク上昇を低減することができ、さらに、トナーTを循環することによりトナーの性質を均一に保つことができる。
本例では、従来の、追加補給方式の構成で見られる、現像器の上方にトナーカートリッジを有し現像部の側面からトナーを補給する構成のように、トナーTの送り量をセンサーにて調整することが不要になるため機械の小型化に貢献することができる。
また、図3に示すように現像部51の隣にバッファとなる空間を設け、このバッファ空間にトナーを汲み上げ、バッファ空間の開口から現像部51にトナー供給するようにすれば、安定してトナーを現像部51に搬送することができる。
[例2]
図4乃至図8により別例としての像担持体ユニット20−1を説明する。
これまでの説明で出てきた部材と共通の機能を有する部材については、同じ符号を付し説明は必要事項を除き説明は省略する。
トナー搬送ベルト42はその上部を駆動ローラ42Aに掛けられ、その下部を従動ローラ42Bに掛けられてそれぞれで支持されている。従動ローラ42Bは、水平搬送スクリュー43と平行な水平搬送スクリュー45(図6乃至図8参照)と同軸一体的に構成されている。水平搬送スクリュー45の横隣にはアジテータ46が配置されている。また、現像ローラ9に接するようにして、トナー規制部材47が接している。
本例では、現像器31は、現像ローラ9、供給ローラ32、水平搬送スクリュー43などを含み、現像器31の下にトナーカートリッジ41が位置している。トナーカートリッジ41は水平搬送スクリュー45、アジテータ46を備えている。トナーTの循環径路は例1と同様である。
つまり、トナーカートリッジ41の側面に設置したトナー搬送ベルト42により水平搬送手段43の一端部(右端部)に汲み上げられたトナーTは水平搬送手段43が回転駆動されるのに伴い、現像容器31の一部をなす樋状の部位を他端部(左端部)に向け搬送され、この搬送の過程で供給ローラ32を介して現像ローラ9により現像に供され現像された分だけ消費され、残部が水平搬送手段43の左端部に送られる。水平搬送手段の左端部には、トナーカートリッジ41と現像部51とをつなぐ鉛直方向の連通空間44(図7参照)が設けられている。水平搬送手段43により押出されたトナーは、連通空間44で自重によりアジテータ46上に落下しトナーカートリッジ41に戻される。トナーカートリッジ41内では、アジテータ46の回転により水平搬送スクリュー45側に移動させられてから、トナー搬送ベルト42が設けられた右端部に向け搬送される。
トナーカートリッジ41は、水平搬送手段43の上記左端部の連通空間と上記右端部の連通空間にわたる容器状をなしており、その左端部でトナーTが落下供給され、その右端部でトナー搬送ベルト42により汲み上げられるため、粉体のトナーはトナーカートリッジ41内を流動し、全体として、循環するようになる。
本例では、現像部51に対してトナーを貯蔵するトナーカートリッジ41が下方に設置されていて、そのトナーカートリッジ41から現像部51にトナーを搬送する。また、トナーカートリッジ41の側面に設置したトナー搬送ベルト42によって現像部51にトナーTを搬送する。
[例3]
別例としての像担持体ユニット20−2を図9乃至図13により説明する。例2とのちがいは、現像部51の横隣にホッパ部52を併設したことであり、トナーカートリッジ41の側面に設置したトナー搬送ベルト42によりトナーカートリッジ41からホッパ部52にトナーTを搬送し、さらにホッパ部52から開口52aを介して現像部51へトナーを搬送するようにしたことである。ホッパ部52は供給ローラ32や現像ローラ9を包み込む大きさであり、開口52aは供給ローラ32に沿う全長にわたり形成されている。
図9に示すように、水平搬送スクリュー43の下にはアジテータ53が設けられていて、トナー搬送ベルト42により汲み上げられたトナーTはホッパ部52内の水平搬送スクリュー43及びアジテータ52に供給され、水平搬送スクリュー43により汲み上げ部と反対側に移送される間に、現像に供される。汲み上げ部と反対側には例2におけるように連絡空間44が形成されているが、この連通空間44にトナーTを移動させるには、トナー逃がし口と称する開口を通らねばならないようにしている。つまり、このトナー逃がし口を介してトナーTは流動して連通空間44よりトナーカートリッジ41へ自重落下する。トナー逃がし口の形状及び大きさはトナーカートリッジ41へ戻すトナーの量を制御することができるように、考慮して形成されている。連通空間44及びトナー逃がし口は図9に符号54で示した部位に形成されている。トナーTの循環径路は例2に準ずる。
[例4]
別例としての像担持体ユニット20−3を図14により説明する。本例は、現像器31とアジテータ41とを別体構成とし、両者間に光走査装置8を配置したものである。また、例1乃至例3においては水平搬送スクリュー43は1本であったが本例では、横に2本併設し、互いに逆向きにトナーを搬送することで攪拌効果がより強化される。これ以外は、前記例と同じである。
以上説明した各実施形態例において、トナ−カートリッジ部が現像部に対して下方に配置されているためトナー搬送ベルト、トナー搬送スクリュー、自重等を利用したトナーの循環が可能となり、トナーがほぐされることから、トナーの重量によるトナ−の紛圧を軽減できる、またトナーカートリッジにトナ−を戻すことが容易なため循環系を構成しやすい利点がある。
トナーカートリッジの側面部に搬送ベルト等トナー搬送手段を設置することで、省スペースでトナーを上方向に搬送することができる利点がある。
トナ−搬送ベルトを用いてトナーを搬送することによって、現像部へ搬送するトナーを定量化でき、安定したトナーの循環を図ることができる利点がある。また、搬送手段としてベルトを用いることで構成をシンプルにし、マシンの小型化が可能である。
トナー搬送ベルトを設けたトナ−搬送部の反対側に向けてトナーを搬送する構成としたことにより現像部全域にトナーを補給することができる利点がある。
例3の場合、現像器の横に設置したホッパ部にトナーを搬送する構成とすることで、安定して現像部にトナーを補給することができる。
例3の場合、トナー搬送ベルトを設けたトナ−搬送部とは反対側にトナーカートリッジへ戻すトナー逃がし口の形状部を設置することによって、現像部に溜まった必要以上のトナーをトナ−カートリッジに戻すことができ、現像部でのパッキング及びトルク上昇を低減させることができる。
また、常にトナ−を循環させるためトナ−の物性を均一に保つことができる。トナ−補給量を調節するためのセンサーが要らなくなるためマシンを小型化できる。
例3のように、トナ−搬送部の反対側だけでなく、トナー搬送ベルトで汲み上げたトナーをトナーカートリッジに戻すための開口の形状を自由に設置することで、トナ−戻し機構のバリエーションを増やすことができる。
本実施の形態例では、像担持体ユニットの例で説明したが、像担持体ユニットとして構成しない場合においても、本発明を実施できることはいうまでもない。
参考例としての画像形成装置の概略構成図である。 本発明に係る画像形成装置の概略構成図である。 像担持体ユニットにおけるトナーの循環径路を説明した図である。 実施の形態例2の像担持体ユニットを説明した断面図である。 実施の形態例2の像担持体ユニットを説明した斜視図である。 実施の形態例2の像担持体ユニットを説明した斜視図である。 実施の形態例2の像担持体ユニットを説明した斜視図である。 実施の形態例2の像担持体ユニットを説明した斜視図である。 実施の形態例3の像担持体ユニットを説明した斜視図である。 実施の形態例3の像担持体ユニットを説明した斜視図である。 実施の形態例3の像担持体ユニットを説明した斜視図である。 実施の形態例3の像担持体ユニットを説明した斜視図である。 実施の形態例3の像担持体ユニットを説明した斜視図である。 実施の形態例4の像担持体ユニットを説明した断面図である。
符号の説明
8 光走査装置
9(9a、9b、9c、9d) 現像ローラ
31(31a〜31d) 現像器
22(22a、22b、22c、22d) 像担持体ドラム
20(20a、20b、20c、20d)、20―1、20―2、20―3 像担持体ユニット
24(24a、24b、24c、24d) 水平スクリュー
31(31a、31b、31c、31d) 現像器
32(32a、32b、32c、32d) 供給ローラ
41(41a、41b、41c、41d) トナーカートリッジ
42 トナー搬送ベルト
43 水平搬送スクリュー
44 連通空間
45 水平搬送スクリュー
51 現像部
52 ホッパ部
52a 開口

Claims (21)

  1. 現像部に対して、トナーを貯蔵するトナーカートリッジが下方に設置され、そのトナーカートリッジから現像部にトナーを搬送するように構成されたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    トナーカートリッジの側面に設置されたトナー搬送部によって、前記現像部にトナーを搬送可能に構成されたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記トナー搬送部には、トナー搬送ベルトが設けられ、このトナー搬送ベルトによって、前記現像部にトナーを搬送可能に構成されたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記現像部の横にホッパ部が併設されていて、前記トナーカートリッジから前記ホッパ部にトナーを搬送し、さらに前記ホッパ部から前記現像部にトナーを搬送可能に構成されたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置において、
    前記トナーカートリッジから汲み上げ搬送されたトナーを、トナー搬送手段である搬送スクリューの一端側で受け取り、該搬送スクリューによって該搬送スクリューの他端側へ搬送可能に構成されたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置において、
    前記搬送スクリューの他端側へ搬送されたトナーを、トナー逃がし口を介してトナーカートリッジに戻すことができるように構成されたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置において、
    前記トナー逃がし口の形状は、トナーカートリッジに戻すトナー量を制御するように形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 現像部に対して、トナーを貯蔵するトナーカートリッジが下方に設置され、そのトナーカートリッジから現像部にトナーを搬送するように構成されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  9. 請求項8に記載のプロセスカートリッジにおいて、
    トナーカートリッジの側面に設置されたトナー搬送部によって、前記現像部にトナーを搬送可能に構成されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 請求項9に記載のプロセスカートリッジにおいて、
    前記トナー搬送部には、トナー搬送ベルトが設けられ、このトナー搬送ベルトによって、前記現像部にトナーを搬送可能に構成されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  11. 請求項8に記載のプロセスカートリッジにおいて、
    前記現像部の横にホッパ部が併設されていて、前記トナーカートリッジから前記ホッパ部にトナーを搬送し、さらに前記ホッパ部から前記現像部にトナーを搬送可能に構成されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  12. 請求項8乃至11の何れかに記載のプロセスカートリッジにおいて、
    前記トナーカートリッジから汲み上げ搬送されたトナーを、トナー搬送手段である搬送スクリューの一端側で受け取り、該搬送スクリューによって該搬送スクリューの他端側へ搬送可能に構成されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  13. 請求項12に記載のプロセスカートリッジにおいて、
    前記搬送スクリューの他端側へ搬送されたトナーを、トナー逃がし口を介してトナーカートリッジに戻すことができるように構成されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  14. 請求項13に記載のプロセスカートリッジにおいて、
    前記トナー逃がし口の形状は、トナーカートリッジに戻すトナー量を制御するように形成されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  15. 現像部に対して、トナーを貯蔵するトナーカートリッジを下方に設置し、そのトナーカートリッジから現像部にトナーを搬送することを特徴とする画像形成方法。
  16. 請求項15に記載の画像形成方法において、
    トナーカートリッジの側面に設置されたトナー搬送部によって、前記現像部にトナーを搬送することを特徴とする画像形成方法。
  17. 請求項16に記載の画像形成方法において、
    前記トナー搬送部には、トナー搬送ベルトが設けられ、このトナー搬送ベルトによって、前記現像部にトナーを搬送することを特徴とする画像形成方法。
  18. 請求項15記載の画像形成画像形成方法において、
    前記現像部の横にホッパ部が併設されていて、前記トナーカートリッジから前記ホッパ部にトナーを搬送し、さらに前記ホッパ部から前記現像部にトナーを搬送することを特徴とする画像形成方法。
  19. 請求項15乃至18の何れかに記載の画像形成方法において、
    前記トナーカートリッジから汲み上げ搬送されたトナーを、トナー搬送手段である搬送スクリューの一端側で受け取り、該搬送スクリューによって該搬送スクリューの他端側へ搬送することを特徴とする画像形成方法。
  20. 請求項19に記載の画像形成方法において、
    前記搬送スクリューの他端側へ搬送されたトナーを、トナー逃がし口を介してトナーカートリッジに戻すことを特徴とする画像形成方法。
  21. 請求項20に記載の画像形成方法において、
    前記トナー逃がし口の形状により、トナーカートリッジに戻すトナー量を制御することを特徴とする画像形成方法。
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