JP2008128009A - スタータ - Google Patents

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Abstract

【課題】被水による励磁コイル端子及びモータ端子の接続部分の腐食を抑え、スタータ特性の劣化を抑えることができ、かつ、励磁コイル端子を標準化し、コストを低減できるスタータを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のスタータ1は、マグネットスイッチ2とモータ3とから構成されている。マグネットスイッチ2は、接点カバー20と励磁コイル端子21とモータ端子22と保護カバー23とを備えている。励磁コイル端子21及びモータ端子22の他端部は、接点カバー20の後方の外部に突出している。保護カバー23は、励磁コイル端子21及びモータ端子22の他端部を一体的に覆った状態で接点カバー固定ボルト200、201によって接点カバー20に固定されている。これにより、被水による励磁コイル端子21及びモータ端子22の接続部分の腐食を抑え、スタータ特性の劣化を抑えることができる。さらに、励磁コイル端子21を標準化でき、コストを低減できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンを始動するためのスタータに関する。
従来、エンジンを始動するためのスタータに用いられるマグネットスイッチとして、例えば特開2006−286258号公報や、特開2003−208840号公報に開示されているスタータ用電磁スイッチがある。
特開2006−286258号公報のスタータ用電磁スイッチは、スイッチカバーと、スイッチ端子ボルトと、モータ端子とを備えている。スイッチカバーは可動接点を覆う部材である。スイッチカバーの内部には、可動接点と対向した状態で固定接点が配置されている。スイッチ端子ボルトは、通電用プレート及びスイッチターミナルを介してスイッチコイルに通電するための部材である。スイッチ端子ボルトは、軸部をスイッチカバーの外部に突出させた状態で、スイッチカバーの外部表面にインサート成形されている。モータ端子は、可動接点及び固定接点を介してスタータモータに通電する部材である。モータ端子のボルト頭部には固定接点が一体に設けられている。モータ端子は、他端部をスイッチカバーの外部に突出させた状態で、スイッチカバーに固定されている。モータ端子は、リード線を介してスタータモータに接続されている。
特開2003−208840号公報のスタータ用電磁スイッチは、モールドカバーと、通電用端子と、M端子とを備えている。モールドカバーは可動接点を覆う部材である。モールドカバーの内部には、可動接点と対向した状態で固定接点が配置されている。通電用端子は、励磁コイルに通電するため部材である。通電用端子の一端部は、励磁コイルに接続されている。通電用端子は、他端部をモールドカバーの外部に突出させた状態で、モールドカバーに形成されたコネクタ部に保持されている。M端子は、可動接点及び固定接点を介してスタータモータに通電する部材である。M端子の一端部には、固定接点が一体に設けられている。M端子は、他端部をモールドカバーの外部に突出させた状態で、モールドカバーに固定されている。M端子は、リード線を介してスタータモータに接続されている。
特開2006−286258号公報 特開2003−208840号公報
ところで、特開2006−286258号公報のスタータ用電磁スイッチでは、汎用性が高く安価な丸端子等を用いて、スイッチケーブルやスタータモータのリード線を、スイッチ端子ボルトやモータ端子に接続することができる。しかし、スイッチ端子ボルトとモータ端子は外部に露出している。そのため、被水しやすく、スイッチ端子ボルトとスイッチケーブルとの接続部分や、モータ端子とリード線との接続部分が腐食する可能性がある。この場合、スタータとして充分な特性を確保できない恐れがある。
これに対し、特開2003−208840号公報のスタータ用電磁スイッチでは、通電用端子はコネクタによって接続される。そのため、防水対策がとりやすく、電磁スイッチが被水しても、接続部分の腐食を防止することができる。しかし、通電用端子やコネクタ部の形状に対する要求は、車両メーカによってそれぞれ異なる。そのため、通電用端子及びコネクタ部の形状を標準化することができず、コストを抑えられない。また、M端子は、外部に露出しているため、接続部分の腐食を防止することができない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、被水による励磁コイル端子及びモータ端子の接続部分の腐食を抑え、スタータ特性の劣化を抑えることができ、かつ、励磁コイル端子を標準化し、コストを低減することができるスタータを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
そこで、本発明者は、この課題を解決すべく鋭意研究し試行錯誤を重ねた結果、励磁コイル端子及びモータ端子を覆う保護カバーを設けることで、被水による接続部分の腐食が抑えられ、これらを共通化できることを思いつき、本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に記載のスタータ用マグネットスイッチは、スイッチケースに固定され、可動接点を覆う絶縁された接点カバーと、一端部が励磁コイルに接続され、他端部が接点カバーの外部に突出した状態で接点カバーに固定される励磁コイル端子と、一端部が固定接点に接続され、他端部が接点カバーの外部に突出した状態で接点カバーに固定されるモータ端子とを有するマグネットスイッチと、配線部材によってモータ端子に接続され、マグネットスイッチを介して電力を供給されることで回転力を発生するモータとを備えたスタータにおいて、励磁コイル端子の他端部、及びモータ端子の他端部を一体的に覆う保護カバーを有することを特徴とする。
この構成によれば、励磁コイル端子の他端部、及びモータ端子の他端部は、保護カバーによって一体的に覆われている。そのため、励磁コイル端子及びモータ端子への被水が抑えられ、接続部分の腐食を抑えることができる。これにより、スタータ特性の劣化を抑えることができる。また、励磁コイル端子は、防水対策のとりやすいコネクタ構造とする必要がなくなる。それに伴って、車両メーカ毎に形状を変える必要もなくなり、励磁コイル端子を標準化できる。従って、スタータのコストを抑えることができる。
請求項2に記載のスタータ用マグネットスイッチは、請求項1に記載のスタータにおいて、さらに、保護カバーは、接点カバーに固定されていることを特徴とする。この構成によれば、保護カバーを確実に固定することができ、車両の走行振動下でも保護カバーを確実に保持することができる。
請求項3に記載のスタータ用マグネットスイッチは、請求項1又は2に記載のスタータにおいて、さらに、保護カバーは、配線部材に接触していないことを特徴とする。モータへ電力を供給するため、配線部材には大きな電流が流れる。それに伴い、配線部材は発熱し、温度が上昇する。しかし、保護カバーは配線部材に接触していない。そのため、保護カバーの温度が大きく上昇することはない。従って、保護カバーを耐熱性の低い材料で形成することができ、コストをより低減できる。
請求項4に記載のスタータ用マグネットスイッチは、請求項2又は3に記載のスタータにおいて、さらに、接点カバーは、接点カバー固定ボルトによって固定され、保護カバーは、接点カバー固定ボルトによって固定されていることを特徴とする。この構成によれば、部品点数を削減することができる。そのため、コストをさらに低減することができる。
請求項5に記載のスタータ用マグネットスイッチは、請求項4に記載のスタータにおいて、さらに、接点カバー固定ボルトは、頭部の一端部側及び他端部側にそれぞれねじ部を有するスタッドボルトであり、接点カバーは、スタッドボルトの一端部側に固定され、保護カバーは、スタッドボルトの他端部側に固定されていることを特徴とする。この構成によれば、接点カバーの固定を緩めることなく、保護カバーのみを脱着することができる。そのため、保護カバーの組付け作業を効率的に行うことができる。
請求項6に記載のスタータ用マグネットスイッチは、請求項1に記載のスタータにおいて、さらに、配線部材は、板状の金属からなり、保護カバーは、配線部材に固定されていることを特徴とする。この構成によれば、保護カバーを確実に固定することができ、車両の走行振動下でも保護カバーを確実に保持することができる。また、モータ端子にナット等で保護カバーを固定した場合、保護カバーを伝って水が接続部分に溜まり腐食しやすくなる可能性があるのに対して、接続部分から離れた配線部材本体に固定するため、接続部分に水が溜まりにくく、腐食しにくい保護カバー固定方法を提供することができる。
請求項7に記載のスタータ用マグネットスイッチは、請求項1〜6のいずれかに記載のスタータにおいて、さらに、保護カバーは、少なくとも2箇所が固定されていることを特徴とする。この構成によれば、保護カバーのずれやがたつきを確実に抑えることができる。
次に実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図5を参照してスタータの構成について説明する。ここで、図1は、第1実施形態におけるスタータの側面図である。図2は、マグネットスイッチの背面図である。図3は、接点カバー固定ボルトの正面図である。図4は、保護カバーの側面図、背面図、及び底面図である。図5は、図2におけるA−A矢視断面図である。
図1及び図2に示すように、スタータ1は、マグネットスイッチ2と、モータ3とから構成されている。
マグネットスイッチ2は、バッテリ(図略)からモータ3に電流を供給するとともに、ピニオン4をエンジンのリングギア(図略)に噛合させるための駆動力を発生する装置である。マグネットスイッチ2は、接点カバー20と、励磁コイル端子21と、モータ端子22と、保護カバー23とを備えている。
接点カバー20は、可動接点(図略)を覆う絶縁性を有する樹脂からなる有底筒状の部材である。接点カバー20は、励磁コイル、コア、及びプランジャ(ともに図略)が収容されるスイッチケース24の後方端部に、3本の接点カバー固定ボルト200〜202によって固定されている。ここで、2本の接点カバー固定ボルト200、201は、図3に示すように、頭部の一端部側及び他端部側にそれぞれねじ部を有するスタッドボルトである。図1及び図2に示すように、接点カバー20は、スタッドボルトである接点カバー固定ボルト200、201の一端部側に固定されている。
励磁コイル端子21は、スイッチケース24内に収容された励磁コイルに電力を供給する導体からなる長方形板状の部材である。励磁コイル端子21の一端部は、励磁コイルに接続されている。励磁コイル端子21は、他端部を接点カバー20の後方の外部に突出させた状態で、接点カバー20に固定されている。外部に突出した他端部には、配線5を接続するための配線接続用ボルト210がねじ込まれている。
モータ端子22は、可動接点及び固定接点(図略)を介してモータ3に電力を供給する導体からなるボルト状の部材である。モータ端子22の一端部には、固定接点が接続されている。モータ端子22は、他端部を接点カバー20の後方の外部に突出させた状態で、接点カバー20に固定されている。モータ端子22は、導体からなる略S字板状のバスバー6(配線部材)を介してモータ3に接続されている。バスバー6の一端部は、ナット220によってモータ端子22の他端部に固定されている。
保護カバー23は、接点カバー20の後方の外部に突出した励磁コイル端子21の他端部、及びモータ端子22の他端部を一体的に覆う樹脂からなる有底略角筒状の部材である。図4に示すように、保護カバー23の側壁部230には、励磁コイル端子21に接続される配線5を通す長方形状の切欠き部231が形成されている。また、モータ端子22に接続されるバスバー6を通す長方形状の切欠き部232が形成されている。切欠き部232は、モータ端子22を覆ったとき、バスバー6に接触しないような寸法に設定されている。さらに、保護カバー23の開口側端部には、鍔部233、234が略対角線上に形成されている。この鍔部233、234には、接点カバー固定ボルト200、201の他端部側のねじ部を挿通させる貫通孔235、236が形成されている。貫通孔235、236の内径は、接点カバー固定ボルト200、201のねじ部の外径よりわずかに小さく設定されている。図1及び図2に示すように、保護カバー23は、励磁コイル端子21の他端部、及びモータ端子22の他端部を一体的に覆った状態で、接点カバー固定ボルト200、201によって接点カバー20に固定されている。より具体的には、ナット203、204によって、接点カバー固定ボルト200、201の他端部側に固定されている。前述したように、切欠き部232の寸法が調整されているため、図5に示すように、バスバー6が保護カバー23に接触することはない。
このように構成されたマグネットスイッチ2は、ハウジング7の後方端部の上側に固定されている。
モータ3は、電力を供給されることでエンジンを始動するための回転力を発生する直流モータである。モータ3は、ハウジング7の後方端部の下側に、マグネットスイッチ2に隣接して固定されている。
次に、図1を参照してスタータの動作について説明する。図1及び図2において、イグニッションスイッチ(図略)がオンされると、配線5及び励磁コイル端子21を介して励磁コイルに通電される。マグネットスイッチ2は、駆動力を発生し、ピニオン7をエンジンのリングギアに噛合させる。また、可動接点を固定接点に当接させる。可動接点が固定接点に当接すると、バッテリから可動接点、固定接点、モータ端子23、及びバスバー6を介してモータ3に電力が供給される。電力が供給されることで、モータ3は回転力を発生する。発生した回転力は、ピニオンを介してリングギアに伝達され、エンジンが始動する。
エンジンが始動しイグニッションスイッチがオフされると、励磁コイルへの通電が遮断される。マグネットスイッチの駆動力が消滅し、ピニオンがエンジンのリングギアから離れる。また、可動接点も固定接点から離れる。可動接点が固定接点から離れることで、バッテリから供給されていた電力が遮断されモータ3が停止し、エンジンの始動が完了する。
最後に、効果について説明する。第1実施形態によれば、接点カバー20の外部に突出する励磁コイル端子21の他端部、及びモータ端子22の他端部は、保護カバー23によって一体的に覆われている。そのため、励磁コイル端子21及びモータ端子22への被水が抑えられ、接続部分の腐食を抑えることができ、スタータ特性の劣化を抑えることができる。これにより、励磁コイル端子21は、防水対策のとりやすいコネクタ構造とする必要がなくなる。それに伴って、車両メーカ毎に形状を変える必要もなくなり、励磁コイル端子21を標準化できる。従って、スタータ1のコストを抑えることができる。
また、第1実施形態によれば、保護カバー23を接点カバー20に固定することで、確実に固定することができ、車両の走行振動下でも保護カバーを確実に保持することができる。
また、第1実施形態によれば、保護カバー23を耐熱性の低い材料で形成することができる。そのため、コストを低減することができる。モータ3へ電力を供給するため、バスバー6には大きな電流が流れる。それに伴い、バスバー6は発熱し、温度が上昇する。しかし、保護カバー23の切欠き部232は、モータ端子22を覆ったとき、バスバー6に接触しないような寸法に設定されている。そのため、保護カバー23の温度が大きく上昇することはない。従って、保護カバー23を耐熱性の低い材料で形成することができ、コストを低減できる。
また、第1実施形態によれば、保護カバー23を接点カバー固定ボルト200、201によって固定することで、部品点数を削減することができる。
さらに、第1実施形態によれば、接点カバー固定ボルト200、201をスタッドボルトとすることで、接点カバー20の固定を緩めることなく、保護カバー23のみを脱着することができる。貫通孔235、236の内径が、接点カバー固定ボルト200、201のねじ部の外径よりわずかに小さく設定されているため、ナット203、204の締付け量を調整することで、保護カバー23の前後方向の位置を調整することができる。そのため、保護カバー23の組付け作業を効率的に行うことができる。
加えて、第1実施形態によれば、保護カバー23の略対角線状の2箇所を固定することで、ずれやがたつきを確実に抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態のスタータについて説明する。第2実施形態のスタータは、第1実施形態のスタータに対して保護カバーの固定方法を変更したものである。
まず、図6〜図8を参照してスタータの構成について説明する。ここで、図6は、第2実施形態におけるスタータを構成するマグネットスイッチの背面図である。図7は、保護カバーの側面図、背面図、及び底面図である。図8は、図5におけるB−B矢視断面図である。ここでは、第1実施形態のスタータとの相違部分である保護カバーの構成及び固定方法についてのみ説明し、共通する部分については必要とされる箇所以外説明を省略する。なお、前述した実施形態と同一の要素には同一の符号を付して説明する。
図6に示すように、スタータ8は、マグネットスイッチ9と、モータ3とから構成されている。マグネットスイッチ9は、接点カバー20と、励磁コイル端子21と、モータ端子22と、保護カバー90とを備えている。
接点カバー20は、3本の接点カバー固定ボルト205〜207によって固定されている。第1実施形態のスタータ1と異なり、接点カバー固定ボルト205〜207は、スタッドボルトではない。
保護カバー90は、耐熱性の高い樹脂からなる有底略角筒状の部材である。図7に示すように、保護カバー90の側壁部900には、励磁コイル端子21に接続される配線5を通す長方形状の切欠き部901が形成されている。また、モータ端子22に接続されるバスバー6を通す長方形状の切欠き部902が形成されている。また、保護カバー90の内側の切欠き部902の近傍には、保護カバー90をバスバー6に固定するため、バスバー6と係合する爪部903、904が形成されている。図6及び図8に示すように、保護カバー90は、励磁コイル端子21の他端部、及びモータ端子22の他端部を一体的に覆った状態で、開口側端面を接点カバー20の端面に当接させるとともに、爪部903、904をバスバー6に係合させ、バスバー6に固定されている。
動作については、第1実施形態のスタータ1と同じであるため説明を省略する。
最後に、効果について説明する。第2実施形態によれば、保護カバー90をバスバー6に固定することで、確実に固定することができ、車両の走行振動下でも保護カバーを確実に保持することができる。また、爪部903、904により、保護カバー90をバスバー6にワンタッチで固定することができる。そのため、保護カバー23の組付け作業を効率的に行うことができる。
なお、第1実施形態では、保護カバー23が接点カバーに、第2実施形態では、保護カバー90がバスバー6にそれぞれ固定されている例を挙げているが、これに限られるものではない。保護カバーは、例えば、スイッチケースや、モータに固定されていてもよい。スタータを構成し、充分な剛性のある部材に固定されていればよい。
第1実施形態におけるスタータの側面図である。 マグネットスイッチの背面図である。 接点カバー固定ボルトの正面図である。 保護カバーの側面図、背面図、及び底面図である。 図2におけるA−A矢視断面図である。 第2実施形態におけるスタータを構成するマグネットスイッチの背面図である。 保護カバーの側面図、背面図、及び底面図である。 図5におけるB−B矢視断面図である。
符号の説明
1、8・・・スタータ、2、9・・・マグネットスイッチ、20・・・接点カバー、200〜202、205〜207・・・接点カバー固定ボルト、203、204・・・ナット、21・・・励磁コイル端子、210・・・配線固定ボルト、22・・・モータ端子、220・・・ナット、23・・・保護カバー、230・・・側壁部、231、232・・・切欠き部、233、234・・・鍔部、235、236・・・貫通孔、24・・・スイッチケース、3・・・モータ、4・・・ピニオン、5・・・配線、6・・・バスバー(配線部材)、7・・・ハウジング、90・・・保護カバー、900・・・側壁部、901、902・・・切欠き部、903、904・・・爪部

Claims (7)

  1. スイッチケースに固定され、可動接点を覆う絶縁された接点カバーと、一端部が励磁コイルに接続され、他端部が該接点カバーの外部に突出した状態で該接点カバーに固定される励磁コイル端子と、一端部が固定接点に接続され、他端部が該接点カバーの外部に突出した状態で該接点カバーに固定されるモータ端子とを有するマグネットスイッチと、配線部材によって該モータ端子に接続され、該マグネットスイッチを介して電力を供給されることで回転力を発生するモータとを備えたスタータにおいて、
    該励磁コイル端子の他端部、及び該モータ端子の他端部を一体的に覆う保護カバーを有することを特徴とするスタータ。
  2. 前記保護カバーは、前記接点カバーに固定されていることを特徴とする請求項1に記載のスタータ。
  3. 前記保護カバーは、前記配線部材に接触していないことを特徴とする請求項1又は2に記載のスタータ。
  4. 前記接点カバーは、接点カバー固定ボルトによって固定され、
    前記保護カバーは、該接点カバー固定ボルトによって固定されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のスタータ。
  5. 前記接点カバー固定ボルトは、頭部の一端部側及び他端部側にそれぞれねじ部を有するスタッドボルトであり、
    前記接点カバーは、該スタッドボルトの一端部側に固定され、
    保護カバーは、該スタッドボルトの他端部側に固定されていることを特徴とする請求項4に記載のスタータ。
  6. 前記配線部材は、板状の金属からなり、
    前記保護カバーは、前記配線部材に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のスタータ。
  7. 前記保護カバーは、少なくとも2箇所が固定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のスタータ。
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