JP2008127102A - 包装用緩衝材 - Google Patents

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健太郎 山中
Hirosuke Hayashi
裕輔 林
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TOYO SANGYO SOZO CT
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Abstract

【課題】未使用状態においては嵩張らず、包装用緩衝材としての使用時は包装容器への配設、取出しが容易で、視感性や緩衝材としての機能にも優れた包装用緩衝材を提供する。
【解決手段】ワンタッチで組み立て可能な包装用容器に用いることができる包装用緩衝材であって、開くと開放面がハニカム状或いは格子状になる如くテープ状のシート材を多数枚貼り合わせて形成されたテープ状シート貼合物1とこれを囲繞する弾性を有する帯状体2よりなり、該弾性を有する帯状体2の端面を押圧することによりテープ状のシート材がハニカム状或いは格子状に開き緩衝材機能を発現すると共に、容易に包装用容器内に配設、取出しが可能な包装用緩衝材である。
【選択図】図2

Description

本発明は、包装用緩衝材に関する。詳しくは包装用容器等への適用が容易で、かつ緩衝効果に優れた包装用緩衝材に関する。
従来、ワイングラス等のガラス食器、ガラスや陶器をベースとした装飾品、さらには精密機器を搬送する場合は、これらの物品の搬送時の破損を避ける目的より、該物品の形状と該物品を収納する外装ケースに合わせた発泡樹脂成形体よりなる緩衝材を用いるか、或いは(2)該物品を包装紙や発泡シート等の緩衝材で包み、箱体等の外装ケースに収納後、さらに物品と外装ケースの隙間に発泡ウレタン、発泡ポリスチレン等の緩衝材を充填し搬送している。
しかしながら(1)の方法は物品の形状と容器形状にあわせた発泡樹脂成形体よりなる緩衝材を用いるため、開梱した場合の商品イメージはよいが緩衝材の商品コストが高く、加えて物品を包装するまでに容器と緩衝材の保管に広い場所を必要とする欠点を有する。他方(2)の方法は容器の隙間に緩衝材を充填する作業が煩雑であるとともに、開梱時の商品イメージがあまり良くなく、かつ開梱後の緩衝材の処理が煩雑との問題点を有する。
本発明の課題は、未使用時には嵩張らず、包装用緩衝材としての使用時は包装容器への配設、取り出しが容易で、視感性や緩衝材としての機能にも優れた包装用緩衝材を提供するにある。
発明を解決するための手段
本発明者等はかかる課題を解決すべく鋭意検討した結果、従来緩衝材としては既に特開平6−286746号等で公知の、開くと開放面がハニカム状或いは格子状になる如くテープ状のシート材を多数枚貼り合わせて形成されたテープ状シート貼合物を、使用する包装容器の内周の略半分の長さに切断し、その周囲を弾性を有する帯状体で囲繞する場合には、上記課題をすべて満足する包装用緩衝材が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は
包装用容器に用いる包装用緩衝材であって、開くと開放面がハニカム状或いは格子状になる如くテープ状のシート材を多数枚貼り合わせて形成されたテープ状シート貼合物1と弾性を有する帯状体2よりなり、弾性を有する帯状体2がテープ状シート貼合物1を囲繞してなる包装用緩衝材を提供するものである。
また、本発明は弾性を有する帯状体2が紙または合成樹脂であることを特徴とする上記0006記載の包装用緩衝材を提供するものである。
また、本発明はテープ状シート貼合物1と弾性を有する帯状体2の接触面においてテープ状シート貼合物1と弾性を有する帯状体2の少なくとも1箇所が接着されてなることを特徴とする上記0006記載の包装用緩衝材を提供するものである。
また、本発明はテープ状シート貼合物1のハニカム状或いは格子状になる如く形成される開放面側の長さが、包装用緩衝材3として使用する包装用容器4の内周の略1/2であることを特徴とする上記0006記載の包装用緩衝材を提供するものである。
また、本発明は弾性を有する帯状体2の囲繞位置がテープ状シート貼合物1の上部、下部または中央部のいずれかであることを特徴とする上記0006記載の包装用緩衝材を提供するものである。
また、本発明はテープ状シート貼合物1が短冊状であることを特徴とする上記0006記載の包装用緩衝材を提供するものである。
発明の効果
本発明の包装用緩衝材は、未使用時には嵩張らず、包装用緩衝材としての使用時は包装容器への配設、取り出しが容易で、視感性に優れ、緩衝材機能にも優れた包装用緩衝材であり、特に小型商品の包装に用いるワンタッチで組み立てる事が可能な包装用容器等に適用し得る包装用緩衝材として好適である。
本発明の包装用緩衝材は、硝子細工、玩具、精密部品、装飾品等を搬送、展示等に使用する四角形状、六角形状、八角形状等の多角形状を有した包装用容器、或いは円、楕円等の円柱状を有する包装用容器の緩衝材として使用される。これら包装用容器は紙、金属、プラスチック等でのいずれで構成されていてもよく、その容器素材を問うものではない。
以下、本発明の包装用緩衝材を図面を用いて説明するが、図面は本発明の一実施態様例である。本明細書において図1は本発明の包装用緩衝材の未使用時の概略図、図2は本発明の包装用緩衝材を端面より押圧した場合の斜視図、図3は本発明の包装用緩衝材を包装用容器に配設しようとする概略図、図4は本発明の包装用緩衝材の弾性を有する帯状体の位置を示す概略図であり、図中、1はテープ状シート貼合物、2は弾性を有する帯状体、3は包装用緩衝材、4は包装用容器を示す。
本発明の包装用緩衝材は図1に示す如く、開くと開放面がハニカム状或いは格子状になるようにテープ状のシート材を多数枚貼り合わせて形成されたテープ状シート貼合物1とこれを囲繞する弾性を有する帯状体2より構成される。またこのテープ状シート貼合物1は通常、開放面を長手方向にして短冊状に形成し使用される。短冊状の開放面側は図1に示す如く直線であってもよいし、図示してはいないが山谷を設けたジグザグ状、ウエーブ状であってもよい。
テープ状シート貼合物1の縦(非開放面側)、横(開放面側)の長さは特に制限されるものではないが、通常、縦は包装用容器の深さと包装充填する商品の形状により決定されるが、横は、通常、適用する包装用容器の容器内周の略1/2が好ましい。包装用緩衝材の横の長さが容器内周の略1/2の場合には、本考案の包装用緩衝材の非開放面側を容器の角に当て縦方向から押圧することにより開放面が開き容器内を覆う事が可能である。開放されたハニカム状或いは格子状を構成するテープ状シート貼合物は柔軟性を有するため、緩衝効果を発揮する。それ故、例えば包装用容器4の底部に本発明の包装用緩衝材3を配設し、ハニカム状或いは格子状に形成された本発明の包装用緩衝材3の上に商品を載置し、この上から更に本発明の包装用緩衝材3を開放面がハニカム状或いは格子状となる如く配設し、容器の蓋をすることにより密閉すれば優れた緩衝効果を発揮する。加えて本発明の包装用緩衝材3は視感性にも優れており、開梱し、例えば上部の包装用緩衝材3を除き商品が下部の包装用緩衝材に載置された状態で展示することも可能である。更にテープ状シート貼合物1を構成するテープにカラー紙を用いる場合にはファッション性は一段と向上し、展示台としても好適である。
本発明の包装用緩衝材3は、開くと開放面がハニカム状或いは格子状になるようにテープ状のシート材を多数枚貼り合わせて形成されたテープ状シート貼合物1とこれを囲繞する弾性を有する帯状体2より構成されるものであるが、テープ状シート貼合物1とこれを囲繞する帯状体2の巾は略同一であっても良いし、帯状体2がテープ状シート貼合物1の巾よりも細く、所謂帯状であってもよい。テープ状シート貼合物1を囲繞する弾性を有する帯状体2の位置は図4に示す如くテープ状シート貼合物1の上部、中部、下部の何れであってもよく、通常包装用容器への使用形態により選択される。テープ状シート貼合物1の上部に弾性を有する帯状体2を配置したもの、即ち下部がテープ状シート貼合物1のみで構成されるものは、包装用容器内に商品を載置した後、このものを商品を覆うよう包装用容器内に配設すれば、緩衝効果高く使用可能である。弾性を有する帯状体2がテープ状シート貼合物1の下部に有るものは、包装用容器の底に配設し、その上に商品を載置して利用する方法が推奨される。またテープ状シート貼合物1の真中に弾性を有する帯状体2を配設した包装用緩衝材は、容器内に商品を重ねて載置する場合に効果的である。
本発明において弾性を有する帯状体2はテープ状シート貼合物1を図1〜図4の如く囲繞し構成される。弾性を有する帯状体2はテープ状シート貼合物1の外表面を弾性を有する帯状体2の内面が密着するよう構成されていることが好ましく、取扱の容易性、得られる包装用緩衝材の強度等の点から弾性を有する帯状体2とテープ状シート貼合物1との接触面は接着剤等で接着されていることが好ましい。接触面の接着は全周が好ましいが短冊状のテープ状シート貼合物1の非開放面の両端、或いは周囲略均等箇所で部分的に接着されていてもよい。
本発明に用いる弾性を有する帯状体2は包装用緩衝材の非開放面側(短冊状の端部)から押圧することにより弾性を有する帯状体が撓み開放面が開けばよく、好ましくは、押圧を中止すれば元の短冊状に復元することが好ましい。本考案に用いる弾性を有する帯状体2に用いる素材としては、上記のような物性を有するものであればよく、可撓性のある厚紙、合成樹脂板、金属薄板等が挙げられるが、製作の容易性や廃棄処理の点から可撓性を有する厚紙の使用が推奨される。
本発明の包装用緩衝材に用いるテープ状シート貼合物1の構成素材も、紙、合成樹脂フィルム等が挙げられるが、廃棄処理の容易性から紙製テープ状シート貼合物の使用が推奨される。
本発明の包装用緩衝材は緩衝材単品で販売してもよく、緩衝材形状と適合した包装用容器と合わせて販売しても良い。また、本発明の包装用緩衝材は未使用時は短冊状で厚みも薄くコンパクトであることより、予め包装用容器、例えば、ワンタッチで包装用容器となる紙製箱の内壁に弾性を有する帯状体の一部を接着、配設しておくことで包装用容器の形成と同時に緩衝材がハニカム形状或いは格子形状に開き、利用可能状態となるので、箱内に本発明の緩衝材を貼合して販売することも可能である。
また、本発明の包装用緩衝材を紙製等切断の容易な素材で長尺に形成したものは、利用者が容器形状に合わせて長尺の包装用緩衝材を切断し、切断面を接着テープで接着することにより利用することができるので、フリーサイズの包装用緩衝材として包装用緩衝材単品での販売も可能である。この場合には、包装用緩衝材に専用接着テープを同封して販売することが好ましい。
このようにして構成された本発明の包装用緩衝材は、未使用時には嵩張らず、包装用緩衝材としての使用時は包装容器への配設、取り出しが容易で、視感性に優れ、緩衝材機能にも優れていることより、包装用容器の包装用緩衝材としてその産業上の利用価値は頗る大である。
本発明の包装用緩衝材の未使用時の概略図を示す。 本発明の包装用緩衝材を端面より押圧した場合の斜視図を示す。 本発明の包装用緩衝材を包装用容器に配設しようとする概略図を示す。 本発明の包装用緩衝材の弾性を有する帯状体の位置を示す概略図である。
符号の説明
1 テープ状シート貼合物
2 弾性を有する帯状体
3 包装用緩衝材
4 包装用容器

Claims (6)

  1. 包装用容器に用いる包装用緩衝材であって、開くと開放面がハニカム状或いは格子状になる如くテープ状のシート材を多数枚貼り合わせて形成されたテープ状シート貼合物1と弾性を有する帯状体2よりなり、弾性を有する帯状体2がテープ状シート貼合物1を囲繞してなる包装用緩衝材。
  2. 弾性を有する帯状体2が紙または合成樹脂であることを特徴とする請求項1記載の包装用緩衝材。
  3. テープ状シート貼合物1と弾性を有する帯状体2の接触面においてテープ状シート貼合物1と弾性を有する帯状体2の少なくとも1箇所が接着されてなることを特徴とする請求項1記載の包装用緩衝材。
  4. テープ状シート貼合物1のハニカム状或いは格子状になる如く形成される開放面側の長さが、包装用緩衝材3を使用する包装用容器4の内周の略1/2の長さであることを特徴とする請求項1記載の包装用緩衝材。
  5. 弾性を有する帯状体2の囲繞位置がテープ状シート貼合物1の上部、下部または中央部のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の包装用緩衝材。
  6. テープ状シート貼合物1が短冊状であることを特徴とする請求項1記載の包装用緩衝材。
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