JP2008126841A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 タイヤ耐久性の悪化を抑制しつつ、ユニフォミティーを向上させることができる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 本発明は、カーカス層5が、一方のビードフィラー3bのタイヤ径方向外側から他方のビードフィラー3bのタイヤ径方向外側までトロイド状に延びる本体部5Aと、本体部5Aと連結し、ビードコア3a及びビードフィラー3bを包み込む包込部5Bと、包込部5Bと連結し、ビードフィラー3bからベルト層11のトレッド幅方向外側に位置する端部であるベルト端部11eよりもタイヤ赤道線CL側まで延びる折返部5Cとを有し、本体コード角度(α1)及び折返コード角度(α2)が、同一であり、包込コード角度(α3)が、本体コード角度(α1)及び折返コード角度(α2)と異なることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、特に、カーカス層における折返端部がベルト端部よりもタイヤ赤道線側に位置している空気入りタイヤに関する。
従来、タイヤの耐久性を向上させる空気入りタイヤについて、様々な提案がなされている。例えば、ビード部間でトロイド状に延びる本体部、及び、ビードコアの周りで折り返される折返部を有するカーカス層を少なくとも備え、この折返部の端部である折返端部がベルト層の端部であるベルト端部よりもタイヤ赤道線側に位置している(すなわち、ベルト層の下側まで延びる)エンベロープ構造である空気入りタイヤが開示されている。
このような空気入りタイヤを成形するには、図4に示すように、円筒状の成形ドラム100にシート状の複数のゴム材料101を巻き付けて生タイヤ(不図示)を作り、この生タイヤを加硫機で加圧・加熱することにより空気入りタイヤを製造する。この製造時において、空気入りタイヤ(生タイヤ)には、成形ドラム100に最初にゴム材料101が巻かれる部分である第1部分101−1と、成形ドラムに最後にゴム材料101が巻かれる部分である第2部分101−2とが重なってつなぎ合わされる領域であるジョイント部Jが存在する。
ところで、空気入りタイヤにおけるカーカス層では、図5及び図6に示すように、サイドウォール表面において、カーカスコード105がビードコア107に対して傾いている角度であるコード角度(α10)が90度で設定されている。
つまり、エンベロープ構造である空気入りタイヤでは、図5及び図6に示すように、ジョイント部Jにおいて、本体部が2枚と折返部が2枚との計4枚のカーカス層が重なっているため、ジョイント部J以外における本体部が1枚と折返部が1枚との計2枚であるカーカス層(いわゆる、周囲)との段差が大きくなってしまう。このため、エンベロープ構造である空気入りタイヤでは、タイヤ内部の重量分布、剛性分布、寸法分布との均一性であるのユニフォミティーが悪化してしまう。
そこで、ユニフォミティーの悪化を抑制するために、図7及び図8に示すように、サイドウォール表面において、カーカスコード105がビードコア107に対して傾いている角度であるコード角度(α20)が90度以下で設定され、重なって厚くなってしまうジョイント部Jをタイヤ周方向にずらすことが知られている(特許文献1参照)。
特開平6−64066号公報(第2頁−第3頁、第3図)
しかしながら、上述した従来の空気入りタイヤでは、本体部におけるカーカスコードと折返部におけるカーカスコードとが直接交差するために、この本体部と折返部との間にせん断力が働いてセパレーション(すなわち、剥離)が発生してしまい、タイヤ耐久性が悪化してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、タイヤ耐久性の悪化を抑制しつつ、ユニフォミティーを向上させることができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した状況を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴に係る発明は、ビードコア及びビードフィラーを少なくとも含む一対のビード部と、ビードコアの周りで折り返してサイドウォールを経由し、カーカスコード及びゴムにより形成される少なくとも1枚以上のカーカス層と、カーカス層のタイヤ径方向外側に配置され、路面と接するトレッド部を補強するベルト層とを少なくとも備える空気入りタイヤであって、カーカス層が、一方のビードフィラーのタイヤ径方向外側から他方のビードフィラーのタイヤ径方向外側までトロイド状に延びる本体部と、本体部と連結し、ビードコア及びビードフィラーを包み込む包込部と、包込部と連結し、ビードフィラーからベルト層のトレッド幅方向外側に位置する端部であるベルト端部よりもタイヤ赤道線側まで延びる折返部とを有し、サイドウォール表面において、本体部におけるカーカスコードがビードコアに対して傾いている角度である本体コード角度(α1)、及び、折返部におけるカーカスコードがビードコアに対して傾いている角度である折返コード角度(α2)は、同一であり、サイドウォール表面において、包込部におけるカーカスコードがビードコアに対して傾いている角度である包込コード角度(α3)は、本体コード角度(α1)及び折返コード角度(α2)と異なることを要旨とする。
かかる特徴によれば、本体コード角度(α1)及び折返コード角度(α2)が、同一であることによって、本体部におけるカーカスコードと折返部におけるカーカスコードとが直接交差することないため、本体部と折返部との間でセパレーション(すなわち、剥離)が発生しずらく、タイヤ耐久性の悪化を抑制することができる。
また、本体コード角度(α1)及び折返コード角度(α2)が、同一であることに加え、包込コード角度(α3)が、本体コード角度(α1)及び折返コード角度(α2)と異なることによって、ジョイント部において重なってしまうカーカス層をタイヤ周方向にずらすことができるため、ユニフォミティー、特に、タイヤ径方向の変動(すなわち、上下の変動)であるラジアル・フォースバリエーション(以下、RFV)を向上させることができる。
本発明の第2の特徴に係る発明は、本体コード角度(α1)及び折返コード角度(α2)が略90度であり、包込コード角度(α3)が60〜80度であることを要旨とする。
本発明の第3の特徴に係る発明は、一方の包込部におけるカーカスコードが、タイヤ回転方向へ向けて傾いており、他方の包込部におけるカーカスコードが、タイヤ回転方向と逆方向へ向けて傾いていることを要旨とする。
かかる特徴によれば、一方の包込部におけるカーカスコードが、タイヤ回転方向へ向けて傾いており、他方の包込部におけるカーカスコードが、タイヤ回転方向と逆方向へ向けて傾いていることによって、一方の包込部と他方の包込部とのジョイント部をタイヤ周方向にずらすことが可能となり、ユニフォミティー(特に、RFV)をさらに向上させることができる。
本発明によれば、タイヤ耐久性の悪化を抑制しつつ、ユニフォミティーを向上させることができる空気入りタイヤを提供することができる。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの一例について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なのものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることを留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
(空気入りタイヤの構成)
まず、本実施形態に係る空気入りタイヤの構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態に係る空気入りタイヤのトレッド幅方向断面図である。
図1に示すように、空気入りタイヤ1は、ビードコア3a及びビードフィラー3bを少なくとも含む一対のビード部3を有している。また、空気入りタイヤ1は、カーカスコード5c(図2〜図4参照)とゴムとにより形成される少なくとも1枚以上のカーカス層5を有している。
このカーカス層5は、本体部5Aと、包込部5Bと、折返部5Cとを有している。本体部5Aは、一方のビードフィラー3bのタイヤ径方向外側から他方のビードフィラー3bのタイヤ径方向外側までトロイド状に延びる領域を示す。包込部5Bは、本体部5Aと連結し、ビードコア3a及びビードフィラー3bを包み込む領域を示す。折返部5Cは、包込部5Bと連結し、ビードフィラーのタイヤ径方向外側から第1ベルト層11Aのトレッド幅方向外側に位置する端部であるベルト端部11eよりもタイヤ赤道線CL側まで延びる領域を示す。
カーカス層5のタイヤ径方向内側には、チューブに相当する気密性の高いゴム層であるインナーライナー7が設けられている。また、カーカス層5のタイヤ径方向外側には、路面と接するトレッド部9が設けられている。
カーカス層5のタイヤ径方向外側、かつ、トレッド部9のタイヤ径方向内側には、トレッド部を補強するベルト層11が設けられている。このベルト層11は、カーカス層5のタイヤ径方向外側に配置される第1ベルト層11Aと、この第1ベルト層11Aのタイヤ径方向外側に配置される第2ベルト層11Bとによって構成されている。
(カーカス層の構成)
次に、上述したカーカス層の構成について、図2〜図4を参照しながら説明する。図2(a)は、本実施の形態に係る空気入りタイヤの製造前のカーカスコードを示す平面展開図であり、図2(b)は、本実施の形態に係る空気入りタイヤの製造後のカーカスコードを示す平面俯瞰図であり、図3は、本実施の形態に係る空気入りタイヤの製造後のカーカスコードにおけるビード部近傍を示す一部斜視図である。
なお、図2〜図4に示すカーカスコード5cの本数が多い領域は、成形ドラムに最初に巻かれる部分である第1部分と、成形ドラムに最後に巻かれる部分である第2部分とが重なってつなぎ合わされる領域であるジョイント部Jを示す。
図2(a)及び図2(b)に示すように、サイドウォールSW表面(図1参照)において、本体部5Aにおけるカーカスコード5cがビードコア3aに対して傾いている角度である本体コード角度(α1)、及び、折返部5Cにおけるカーカスコード5cがビードコア3aに対して傾いている角度である折返コード角度(α2)は、同一である。
また、サイドウォールSW表面において、包込部5Bにおけるカーカスコード5cがビードコア3aに対して傾いている角度である包込コード角度(α3)は、本体コード角度(α1)及び折返コード角度(α2)と異なっている。
具体的には、本体コード角度(α1)及び折返コード角度(α2)は、略90度である。ここで、略90度とは、カーカスコード5cがビードコア3aに対して傾いている角度が85〜90度の範囲までを含むものとする。なお、本体コード角度(α1)及び折返コード角度(α2)が90度よりも小さいと、本体部5Aと折返部5Cとの間にせん断力が働いてセパレーションが発生してしまい、タイヤ耐久性が悪化してしまうことがある。
また、包込コード角度(α3)は、60〜80度である。なお、包込コード角度(α3)が60度よりも小さいと、ビード部3の剛性が高くなり過ぎてしまい、乗り心地性を悪化させてしまうことがある。また、包込コード角度(α3)が80度よりも大きいと、ジョイント部Jがタイヤ周方向にずれる量が少なくなってしまい、ユニフォミティーの向上代が減少し、実質上向上効果がなくなってしまうことがある。
一方の包込部5B(図2で右側、図3の奥側の包込部5B)におけるカーカスコード5cは、タイヤ回転方向へ向けて傾いている。また、他方の包込部5B(図2で左側、図3の手前側の包込部5B)におけるカーカスコード5cは、タイヤ回転方向と逆方向へ向けて傾いている。
(作用・効果)
以上説明した本実施の形態に係る空気入りタイヤ1によれば、本体コード角度(α1)及び折返コード角度(α2)が、同一であることによって、本体部5Aにおけるカーカスコード5cと折返部5Cにおけるカーカスコード5cとが直接交差することないため、本体部5Aと折返部5cとの間でセパレーション(すなわち、剥離)が発生しなくなり、タイヤ耐久性の悪化を抑制することができる。
また、本体コード角度(α1)及び折返コード角度(α2)が、同一であることに加え、包込コード角度(α3)が、本体コード角度(α1)及び折返コード角度(α2)と異なることによって、ジョイント部Jにおいて重なってしまうカーカス層5をタイヤ周方向にずらすことができるため、ユニフォミティー、特に、タイヤ径方向の変動であるラジアル・フォースバリエーション(RFV)を向上させることができる。
また、一方の包込部5B(図2で右側、図3の奥側の包込部5B)におけるカーカスコード5cが、タイヤ回転方向へ向けて傾いており、他方の包込部5B(図2で左側、図3の手前側の包込部5B)におけるカーカスコード5cが、タイヤ回転方向と逆方向へ向けて傾いていることによって、一方の包込部5Bと他方の包込部6Bとのジョイント部Jをタイヤ周方向にずらすことが可能となり、ユニフォミティー(特に、RFV)をさらに向上させることができる。
[その他の実施形態]
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。
具体的には、一方の包込部5B(図2で右側、図3の奥側の包込部5B)におけるカーカスコード5cが、タイヤ回転方向へ向けて傾いており、他方の包込部5B(図2で左側、図3の手前側の包込部5B)におけるカーカスコード5cが、タイヤ回転方向と逆方向へ向けて傾いているものとして説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、一対の包込部5Bがタイヤ回転方向へ向けて傾いていてもよく、一対の包込部5Bがタイヤ回転方向と逆方向へ向けて傾いていても勿論よい。また、一方の包込部5B(図2で左側、図3の手前側の包込部5B)におけるカーカスコード5cが、タイヤ回転方向へ向けて傾いており、他方の包込部5B(図2で右側、図3の奥側の包込部5B)におけるカーカスコード5cが、タイヤ回転方向と逆方向へ向けて傾いていても勿論よい。
この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
次に、本発明の効果をさらに明確にするために、以下の比較例1,2及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った試験結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
各空気入りタイヤに関するデータは、以下に示す条件において測定された。
・ タイヤサイズ : 205/60R15
・ ホイールサイズ : 15×6J
まず、比較例1,2及び実施例に係る空気入りタイヤの構成について説明する。なお、各空気入りタイヤは、以下で説明するカーカス層の構成以外については同一条件である。
比較例1に係る空気入りタイヤでは、サイドウォール表面におけるコード角度(α10)が90度で設定されている(図5及び図6参照)。比較例2に係る空気入りタイヤでは、サイドウォール表面におけるコード角度(α20)が70度で設定されている(図5及び図6参照)。実施例に係る空気入りタイヤでは、本体コード角度(α1)及び折返コード角度(α2)が90度で設定され、包込コード角度(α3)が70度で設定されている(図2及び図3参照)。
この比較例1,2及び実施例1,2に係る空気入りタイヤのユニフォミティー(RFV)及びドラム走行距離について、表1を参照しながら説明する。
Figure 2008126841
<ユニフォミティー(RFV)>
各空気入りタイヤを室内に設置されたユニフォミティー試験装置にて、JASOC607で規定されている方法により各空気入りタイヤのタイヤ径方向の変動であるRFV(N=50本の平均値)の指数を相対値で評価した。なお、指数が小さいほど、RFVに優れている。
この結果、本発明が適用された実施例に係る空気入りタイヤは、比較例1に係る空気入りタイヤと比べ、RFVに優れているため、ユニフォミティーに優れていることが分かった。
<ドラム走行距離>
各空気入りタイヤを内圧240kpa、荷重615kgの条件下で室内に設置されたドラム試験装置に装着し、一定の速度(60km/h)で転動させて、各空気入りタイヤの走行可能なドラム走行距離を相対値で評価した。なお、指数が大きいほど、ドラム走行距離が長い。
この結果、本発明が適用された実施例に係る空気入りタイヤは、比較例1,2に係る空気入りタイヤと比べ、ドラム走行距離が長いため、タイヤ耐久性に優れていることが分かった。
本実施の形態に係る空気入りタイヤのトレッド幅方向断面図である。 本実施の形態に係る空気入りタイヤの製造前のカーカスコードを示す平面図である。 本実施の形態に係る空気入りタイヤの製造後のカーカスコードにおけるビード部近傍を示す一部斜視図である。 背景技術係る空気入りタイヤを成型する際にゴム部材をドラムに巻くことを示す図である。 背景技術に係る空気入りタイヤの製造前のカーカスコードを示す平面図である(実施例1)。 背景技術に係る空気入りタイヤの製造後のカーカスコードにおけるビード部近傍を示す一部斜視図である(実施例1)。 背景技術に係る空気入りタイヤの製造前のカーカスコードを示す平面図である(実施例2)。 背景技術に係る空気入りタイヤの製造後のカーカスコードにおけるビード部近傍を示す一部斜視図である(実施例2)。
符号の説明
1…空気入りタイヤ、3…ビード部、3a…ビードコア、3b…ビードフィラー、5…カーカス層、5A…本体部、5B…包込部、5C…折返部、5c…カーカスコード、7…インナーライナー、9…トレッド部、11…ベルト層、11A…第1ベルト層、11B…第2ベルト層、11e…ベルト端部、

Claims (3)

  1. ビードコア及びビードフィラーを少なくとも含む一対のビード部と、前記ビードコアの周りで折り返してサイドウォールを経由し、カーカスコード及びゴムにより形成される少なくとも1枚以上のカーカス層と、前記カーカス層のタイヤ径方向外側に配置され、路面と接するトレッド部を補強するベルト層とを少なくとも備える空気入りタイヤであって、
    前記カーカス層は、一方の前記ビードフィラーのタイヤ径方向外側から他方の前記ビードフィラーのタイヤ径方向外側までトロイド状に延びる本体部と、前記本体部と連結し、前記ビードコア及び前記ビードフィラーを包み込む包込部と、前記包込部と連結し、前記ビードフィラーのタイヤ径方向外側から前記ベルト層のトレッド幅方向外側に位置する端部であるベルト端部よりもタイヤ赤道線側まで延びる折返部とを有し、
    前記サイドウォール表面において、前記本体部における前記カーカスコードが前記ビードコアに対して傾いている角度である本体コード角度(α1)、及び、前記折返部における前記カーカスコードが前記ビードコアに対して傾いている角度である折返コード角度(α2)は、同一であり、
    前記サイドウォール表面において、前記包込部における前記カーカスコードが前記ビードコアに対して傾いている角度である包込コード角度(α3)は、前記本体コード角度(α1)及び前記折返コード角度(α2)と異なることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記本体コード角度(α1)及び前記折返コード角度(α2)は、略90度であり、
    前記包込コード角度(α3)は、60〜80度であることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 一方の前記包込部における前記カーカスコードは、タイヤ回転方向へ向けて傾いており、
    他方の前記包込部における前記カーカスコードは、タイヤ回転方向と逆方向へ向けて傾いていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
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