JP2008126801A - 接点入力回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】極性により異なる値を示す入力信号を取り込み可能で、耐ノイズ性及び閾値電圧設定回路の抵抗器の開放故障に対するフェールセーフ性を確保しつつ、接点の接触信頼性の向上を図った接点入力回路を提供する。
【解決手段】抵抗器R1、R3は入力電圧を分圧する閾値電圧設定回路を成す。接点が構成されて±入力端子11、12の間に正又は負の入力信号が加わると、その間はフォトカプラP3またはP6がオンして接点ウェッティングがなされる。P3又はP6がオン状態で検査信号によりフォトカプラP2、P5をオンオフすると、これに伴ってP1又はP4がオンオフして定位出力端子14又は反位出力端子15からの出力信号がオンオフ変化する。検査信号に同期した出力信号の変化の有無により出力の真偽が判断される。またR3が断線すると、P3、P6はオフになり、出力信号はハイに固定され異常と認識される。
【選択図】図1

Description

本発明は、極性により異なる値を示す入力信号を取り込むための接点入力回路に関する。
駅構内などで列車運行の安全を確保する電子連動装置は、転てつ機や信号機など遠隔の現場機器からその動作状態を示す入力信号を入力し、該入力信号が示す現場機器の動作状態に基づいて安全確保のための論理処理を行っている。かかる電子連動装置では、故障が発生しても該故障によって乗客が危険な事態に陥らないようにするフェールセーフ対策が施されており、現場機器の動作状態を入力する接点入力回路においても、フェールセーフな入力が求められる。
たとえば、転てつ機の転換方位出力接点から出力される正極性、負極性、無出力の3状態を示す信号をフェールセーフに電子連動装置へ取り込むための接点入力回路として、図8に示す回路が特許文献1に開示されている。
この接点入力回路は、正方向の電流を検出するためのフォトカプラF1と、このフォトカプラF1の電流をスイッチするように設けたフォトカプラF2と、さらに逆方向の電流をバイパスさせるために設けた2つのダイオードD1、D2とを梯形に配置した正方向電流検出回路と、同様に作成した負方向電流検出回路とを逆方向にして直列に接続して構成されている。
正極性の入力信号が入力されるとき、フォトカプラF1がオンであれば、電流はF1→F2→D3→D4のパスを通って流れ、正出力f2は「1」になり、フォトカプラF1がオフであれば、正出力f2は「0」になる。したがって、フェールセーフ検査信号によってフォトカプラF1をオンオフさせたとき、正出力f2が「1」と「0」に変化すれば、正極性の入力信号が正しく入力されていると判断する。同様に、負極正の入力信号の場合は、フォトカプラF4がオンであれば電流はF4→F3→D2→D1のパスを通って流れ、フォトカプラF4をオンオフさせたとき、負出力f3が「1」と「0」とに変化すれば、負極性の入力信号が正しく入力されていると判断するようになっている。
また、特許文献2に開示されたフェールセーフ接点入力回路(図9参照)では、ノイズの影響を受け難くするために、閾値電圧以下を不感知とするための閾値電圧設定回路を介して現場機器からの入力信号を取り込むと共に、閾値電圧設定回路が正常に動作しているか否かを検査する機能を備えている。
詳細には、図示しないリレー接点の閉成により入力条件が成立して(+)入力端子1と(−)入力端子2との間に順方向の電圧が印加されている状態で、検査信号入力端子3から入力されるフェールセーフ検査信号によって第1フォトカプラP1がオン制御されると、第1抵抗器R1→第2抵抗器R2→第1フォトカプラP1のフォトトランジスタ→第2フォトカプラP2のフォトダイオードの経路で入力電流が流れて、第2フォトカプラP2のフォトトランジスタがオン状態になる。その結果、第1抵抗器R1→第3抵抗器R3→第2フォトカプラP2のフォトトランジスタ→第3フォトカプラP3のフォトダイオードの経路にも電流が流れて、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタがオン状態になり、入力条件の成立を示す出力信号が出力端子4から出力される。このとき、フェールセーフ検査信号により第1フォトカプラP1をオン/オフ制御すると、これに一致して出力信号もオン/オフすることになる。
一方、第1抵抗器R1と第3抵抗器R3とで構成された閾値電圧設定回路において、第3抵抗器R3の開放状態による故障が生じたときは、閾値電圧設定回路が機能しなくなってノイズの影響を受けやすくなるところ、この回路では、第3抵抗器R3が開放状態になると、第3抵抗器R3→第2フォトカプラP2のフォトトランジスタ→第3フォトカプラP3のフォトダイオードの経路に電流が流れなくなり、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタがオフになる。その結果、フェールセーフ検査信号により第1フォトカプラP1をオン/オフ制御しても出力信号は変化しなくなる。したがって、フェールセーフ検査信号による第1フォトカプラP1のオン/オフ制御に一致して出力信号がオン/オフするときは、入力条件が成立し、かつ、閾値電圧設定回路が正常であることを認識でき、正確でフェールセーフな入力を可能にしている。
特開平1−103568号公報 特開平8−80851号公報
上記特許文献1、2に開示された回路では、フェールセーフ検査信号によりフォトカプラがパルス的にオン制御された時以外は、接続されている転てつ機や現場機器の接点に電流が流れない。そのため、常時、接点に電流を流して接点表面の酸化被膜や硫化被膜を破壊して接触抵抗を増大させないようにするという、所謂、接点ウェッティングの効果を得ることができず、接触不良の可能性を低減して信頼性を高めるという観点からは問題があった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、極性により異なる値を示す入力信号を取り込むことができると共に、耐ノイズ性および閾値電圧設定回路の抵抗器の開放故障に対するフェールセーフ性を確保しつつ、接点の接触信頼性の向上を図ることのできる接点入力回路を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]極性により異なる値を示す入力信号が入力される(+)入力端子および(−)入力端子と、
第1検査信号が入力される第1検査信号入力端子と、
第2検査信号が入力される第2検査信号入力端子と、
正極性の入力信号が入力されていることを示す第1出力信号を出力するための第1出力端子と、
負極性の入力信号が入力されていることを示す第2出力信号を出力するための第2出力端子と、
前記(+)入力端子と前記(−)入力端子との間に直列に接続された第1抵抗器および第1回路部と、
前記第1回路部に並列に接続された第2回路部と
を備え、
前記第2回路部は、第2抵抗器と第3回路部と第4回路部とを直列接続したものであり、
前記第3回路部は、第1フォトカプラのフォトダイオードと、第2フォトカプラのフォトトランジスタと、第3フォトカプラのフォトトランジスタとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にして直列に接続して有すると共に、前記第1フォトカプラのフォトトランジスタにより前記第1出力端子に前記第1出力信号を出力するための出力回路を構成し、さらに前記第1検査信号入力端子から入力される前記第1検査信号に応じて前記第2フォトカプラのフォトダイオードに順方向電流を流すための入力回路と、前記第1フォトカプラのフォトダイオードと前記第2フォトカプラのフォトトランジスタと前記第3フォトカプラのフォトトランジスタとを直列に接続したものに対して並列かつ逆方向に接続された第1ダイオードとを有し、
前記第4回路部は、第4フォトカプラのフォトダイオードと、第5フォトカプラのフォトトランジスタと、第6フォトカプラのフォトトランジスタとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して逆方向にして直列に接続して有すると共に、前記第4フォトカプラのフォトトランジスタにより前記第2出力端子に前記第2出力信号を出力するための出力回路を構成し、さらに前記第2検査信号入力端子から入力される前記第2検査信号に応じて前記第5フォトカプラのフォトダイオードに順方向電流を流すための入力回路と、前記第4フォトカプラのフォトダイオードと前記第5フォトカプラのフォトトランジスタと前記第6フォトカプラのフォトトランジスタとを直列に接続したものに対して並列かつ逆方向に接続された第2ダイオードとを有し、
前記第1回路部は、前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にされた前記第3フォトカプラのフォトダイオードとこれに対して逆方向にされた前記第6フォトカプラのフォトダイオードとを並列接続したものと第3抵抗器とを直列に接続して有する
ことを特徴とする接点入力回路。
上記発明では、第1抵抗器および第3抵抗器は、ノイズの影響を排除するための閾値電圧設定回路を構成する。正極性の入力信号が(+)(−)入力端子間に印加されている間は、(+)(−)入力端子間に直列に接続された第1抵抗器と第3抵抗器と第3フォトカプラのフォトダイオードとで構成される経路に電流が流れ、入力信号の出力元装置の接点の信頼性を維持するための接点ウェッティングがなされる。
また、第3フォトカプラのフォトダイオードに上記の電流が流れることによって、第3フォトカプラのフォトトランジスタはオンになり、この状態で、第1検査信号により第2フォトカプラのフォトトランジスタをオン/オフ制御すると、第1フォトカプラのフォトトランジスタで構成された出力回路から第1出力端子へ出力される第1出力信号が、第1検査信号のオン/オフに応じてオン/オフ変化する。一方、(+)(−)入力端子間に正極性の入力信号が印加されないとき、または第3抵抗器の開放状態による故障時には、第3フォトカプラのフォトトランジスタはオフになるので、第1検査信号をオン/オフ制御しても、第1出力信号は変化しない。
したがって、第1検査信号のオン/オフ制御に対応して第1出力信号がオン/オフ変化するときは、第3抵抗器に開放故障がなく、かつ(+)(−)入力端子間に正極性の入力信号が印加されていると判定でき、閾値電圧設定回路の抵抗器の開放故障が生じた場合でもフェールセーフな入力が確保される。
一方、負極性の入力信号が(+)(−)入力端子間に印加されている間は、(+)(−)入力端子間に直列に接続された第1抵抗器と第3抵抗器と第6フォトカプラのフォトダイオードとで構成される経路に電流が流れ、入力信号の出力元装置の接点の信頼性を維持するための接点ウェッティングがなされる。
また、第6フォトカプラのフォトダイオードに上記の電流が流れることによって、第6フォトカプラのフォトトランジスタはオンになり、この状態で、第2検査信号により第5フォトカプラのフォトトランジスタをオン/オフ制御すると、第4フォトカプラのフォトトランジスタで構成された出力回路から第2出力端子へ出力される第2出力信号が、第2検査信号のオン/オフに応じてオン/オフ変化する。一方、(+)(−)入力端子間に負極性の入力信号が印加されないとき、または第3抵抗器の開放状態による故障時には、第6フォトカプラのフォトトランジスタはオフになるので、第2検査信号をオン/オフ制御しても、第2出力信号は変化しない。
したがって、第2検査信号のオン/オフ制御に対応して第2出力信号がオン/オフ変化するときは、第3抵抗器に開放故障がなく、かつ(+)(−)入力端子間に負極性の入力信号が印加されていると判定でき、閾値電圧設定回路の抵抗器の開放故障が生じた場合でもフェールセーフな入力が確保される。
なお、直列接続される第1抵抗器と第1回路部の並び順や、第1回路部、第2回路部、第3回路部、第4回路部内でそれぞれ直列接続される各素子や抵抗器の並び順は、任意でよい。
[2]極性により異なる値を示す入力信号が入力される(+)入力端子および(−)入力端子と、
第1検査信号が入力される第1検査信号入力端子と、
第2検査信号が入力される第2検査信号入力端子と、
正極性の入力信号が入力されていることを示す第1出力信号を出力するための第1出力端子と、
負極性の入力信号が入力されていることを示す第2出力信号を出力するための第2出力端子と、
前記(+)入力端子と前記(−)入力端子との間に直列に接続された第1抵抗器および第1回路部と、
前記第1回路部に並列に接続された第2回路部と
を備え、
前記第2回路部は、第3回路部と第4回路部とを並列接続したものと第2抵抗器とを直列接続したものであり、
前記第3回路部は、第1フォトカプラのフォトダイオードと、第2フォトカプラのフォトトランジスタと、第3フォトカプラのフォトトランジスタと、第1ダイオードとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にして直列に接続して有すると共に、前記第1フォトカプラのフォトトランジスタにより前記第1出力端子に前記第1出力信号を出力するための出力回路を構成し、さらに前記第1検査信号入力端子から入力される前記第1検査信号に応じて前記第2フォトカプラのフォトダイオードに順方向電流を流すための入力回路とを有し、
前記第4回路部は、第4フォトカプラのフォトダイオードと、第5フォトカプラのフォトトランジスタと、第6フォトカプラのフォトトランジスタと、第2ダイオードとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して逆方向にして直列に接続して有すると共に、前記第4フォトカプラのフォトトランジスタにより前記第2出力端子に前記第2出力信号を出力するための出力回路を構成し、さらに前記第2検査信号入力端子から入力される前記第2検査信号に応じて前記第5フォトカプラのフォトダイオードに順方向電流を流すための入力回路とを有し、
前記第1回路部は、前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にされた前記第3フォトカプラのフォトダイオードとこれに対して逆方向にされた前記第6フォトカプラのフォトダイオードとを並列接続したものと第3抵抗器とを直列に接続して有する
ことを特徴とする接点入力回路。
上記発明では、回路構成に相違はあるが、[1]に記載の接点入力回路と同様の機能が実現される。
[3]極性により異なる値を示す入力信号が入力される(+)入力端子および(−)入力端子と、
検査信号が入力される検査信号入力端子と、
正極性の入力信号が入力されていることを示す第1出力信号を出力するための第1出力端子と、
負極性の入力信号が入力されていることを示す第2出力信号を出力するための第2出力端子と、
前記(+)入力端子と前記(−)入力端子との間に直列に接続された第1抵抗器および第1回路部と、
前記第1回路部に並列に接続された第2回路部と
を備え、
前記第2回路部は、第2抵抗器と第3回路部とを直列接続したものであり、
前記第3回路部は、第4ダイオードと第5フォトカプラのフォトトランジスタとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して逆方向にして直列接続した第1辺と第3フォトカプラのフォトトランジスタと第3ダイオードとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にして直列接続した第2辺とを前記第1辺を前記(+)入力端子側に配置して直列接続したものと、第1フォトカプラのフォトダイオードと第1ダイオードとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にして直列接続した第3辺と第2ダイオードと第4フォトカプラのフォトダイオードとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して逆方向にして直列接続した第4辺とを前記第3辺を前記(+)入力端子側に配置して直列接続したものとを並列に接続し、かつ第2フォトカプラのフォトトランジスタのエミッタを前記第1辺と前記第2辺との接続点に接続しかつコレクタを前記第3辺と前記第4辺との接続点に接続し、さらに前記第1フォトカプラのフォトトランジスタにより前記第1出力端子に前記第1出力信号を出力するための出力回路を構成し、前記第4フォトカプラのフォトトランジスタにより前記第2出力端子に前記第2出力信号を出力するための出力回路を構成し、さらに前記検査信号入力端子から入力される前記検査信号に応じて前記第2フォトカプラのフォトダイオードに順方向電流を流すための入力回路とを有し、
前記第1回路部は、前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にされた前記第3フォトカプラのフォトダイオードとこれに対して逆方向にされた前記第5フォトカプラのフォトダイオードとを並列接続したものと第3抵抗器とを直列に接続して有する
ことを特徴とする接点入力回路。
上記発明は、[1]に記載の接点入力回路に対して、第1検査信号と第2検査信号とを共通の検査信号とし、第2フォトカプラと第6フォトカプラとの共通化を図ったものである。
[4]前記フォトカプラに代えて、フォトモスリレーなどの光半導体素子を使用した
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の接点入力回路。
上記発明では、第1から第6フォトカプラのいずれか1つ以上をフォトモスリレーなどの光半導体素子に置き換えた接点入力回路が構成される。
[5]前記入力信号は、転てつ機の転換方位を示す信号である
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載の接点入力回路。
本発明に係る接点入力回路によれば、極性により異なる値を示す入力信号を取り込むことができると共に、耐ノイズ性および閾値電圧設定回路の抵抗器の開放故障に対するフェールセーフ性を確保しつつ、正極性または負極正の入力信号が印加されているときは、検査信号のオン/オフにかかわらず、常時、入力信号の出力元装置の接点に電流が流れるので、接点ウェッティングの効果により接点の接触信頼性を向上させることができる。
以下、図面に基づき本発明の各種実施の形態を説明する。
図1および図2は、本発明の第1の実施の形態に係る接点入力回路10の構成を示す回路図であり、図3は、第1の実施の形態に係る接点入力回路10の接続状態を示すブロック図である。なお、図1と図2は、同一の回路を部品の配置を変えて表わしたものである。
図3に示すように、接点入力回路10は、転てつ機21が定位にあることを正極性で示し、反位にあることを負極性で示す入力信号を転てつ機21から入力するための(+)入力端子11および(−)入力端子12と、電子連動装置30から第1検査信号が入力される第1検査信号入力端子13と、第2検査信号が入力される第2検査信号入力端子16と、転てつ機21が定位にあることを示す定位出力信号(第1出力信号)を電子連動装置30へ出力するための定位出力端子(第1出力端子)14と、転てつ機21が反位にあることを示す反位出力信号(第2出力信号)を電子連動装置30へ出力するための反位出力端子(第2出力端子)15とを備えている。
(+)入力端子11および(−)入力端子12は入力信号を伝達する入力回線23を通じて転てつ機21に接続され、第1検査信号入力端子13、第2検査信号入力端子16、定位出力端子14および反位出力端子15はそれぞれ電子連動装置30に接続される。転てつ機21は、リレー接点で構成された転換方位出力接点を備えている。転換方位出力は、転てつ機21が定位になったとき、接点入力回路10の(+)入力端子11および(−)入力端子12に対して順方向となる極性(正極性)の入力信号として出力され、反位になったときは接点入力回路10の(+)入力端子11および(−)入力端子12に対して逆方向となる極性(負極性)の入力信号として出力される。
図2に示すように、接点入力回路10は、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に直列に接続された第1抵抗器R1および第1回路部C1と、第1回路部C1と並列に接続された第2回路部C2とを備えている。第2回路部C2は、第2抵抗器R2と第3回路部C3と第4回路部C4とを直列接続したものであり、第3回路部C3は、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1と、第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2と、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3とを、(+)入力端子11および(−)入力端子12の極性に対して順方向にして直列接続して有すると共に、定位出力端子14に定位出力信号を出力するための出力回路を第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1によって構成し、さらに第1検査信号入力端子13から入力される第1検査信号に応じて第2フォトカプラP2のフォトダイオードPd2に順方向電流を流すための入力回路と、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1と第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2と第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3とを直列に接続したものに対して並列かつ逆方向に接続された逆方向電流バイパス用の第1ダイオードD1とを有している。
第4回路部C4は、第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4と、第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5と、第6フォトカプラP6のフォトトランジスタPt6とを、(+)入力端子11および(−)入力端子12の極性に対して逆方向にして直列接続して有すると共に、反位出力端子15に反位出力信号を出力するための出力回路を第4フォトカプラP4のフォトトランジスタPt4によって構成し、さらに第2検査信号入力端子16から入力される第2検査信号に応じて第5フォトカプラP5のフォトダイオードPd5に順方向電流を流すための入力回路と、第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4と第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5と第6フォトカプラP6のフォトトランジスタPt6とを直列に接続したものに対して並列かつ逆方向に接続された順方向電流バイパス用の第2ダイオードD2とを有している。
第1回路部C1は、(+)入力端子11および(−)入力端子12の極性に対して順方向にされた第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3と、これに対して逆方向にされた第6フォトカプラP6のフォトダイオードPd6とを並列接続したものと、第3抵抗器R3とを直列に接続して有している。
なお、直列に接続されている素子の並び順は任意でよい、すなわち、第1抵抗器R1と第1回路部C1、第2回路部C2による並列回路との並び順、第1回路部C1内での第3抵抗器R3と第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3、第6フォトカプラP6のフォトダイオードPd6による並列回路との並び順、第2抵抗器R2と第3回路部C3と第4回路部C4との並び順、第3回路部C3内での第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1と第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2と第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3との並び順、第4回路部C4内での第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4と第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5と第6フォトカプラP6のフォトトランジスタPt6との並び順は、それぞれ任意でよい。
図1、図2に示す回路をより詳細に説明すると、(+)入力端子11に第1抵抗器R1の一端が接続され、第1抵抗器R1の他端に第2抵抗器R2が接続され、第1抵抗器R1と第2抵抗器R2の接続点に第3抵抗器R3の一端が接続されている。また、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1のアノードは第2抵抗器R2の他端に接続されている。第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1のコレクタは定位出力端子14および、抵抗器R4を介して電源に接続され、エミッタは接地されており、定位出力信号の出力回路をなしている。
第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2のコレクタは第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1のカソードに接続されている。第2フォトカプラP2のフォトダイオードPd2のアノードは抵抗器R5を介して電源に接続され、カソードは第1検査信号入力端子13に接続されており、第1検査信号に応じて第2フォトカプラP2のフォトダイオードPd2に順方向電流を流すための入力回路が構成されている。
第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3のアノードは第3抵抗器R3の他端と接続され、カソードは(−)入力端子12に接続されている。また、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3のコレクタは第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2のエミッタに接続され、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3のエミッタは、第1ダイオードD1のアノードに接続され、第1ダイオードD1のカソードは、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1のアノードと接続されている。
また、第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4のアノードは(−)入力端子12に接続されている。第4フォトカプラP4のフォトトランジスタPt4のコレクタは反位出力端子15および、抵抗器R6を介して電源に接続され、エミッタは接地されており、反位出力信号の出力回路をなしている。
第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5のコレクタは第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4のカソードに接続されている。第5フォトカプラP5のフォトダイオードPd5のアノードは抵抗器R7を介して電源に接続され、カソードは第2検査信号入力端子16に接続されており、第2検査信号に応じて第5フォトカプラP5のフォトダイオードPd5に順方向電流を流すための入力回路が構成されている。
第6フォトカプラP6のフォトダイオードPd6のアノードは(−)入力端子12と接続され、カソードは第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3のアノードと接続されている。また、第6フォトカプラP6のフォトトランジスタPt6のコレクタは第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5のエミッタに接続され、第6フォトカプラP6のフォトトランジスタPt6のエミッタは、第1ダイオードD1のアノードおよび第2ダイオードD2のアノードに接続され、第2ダイオードD2のカソードは、第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4のアノードと接続されている。
接点入力回路10において、第1抵抗器R1と第3抵抗器R3は、閾値電圧設定回路をなしており、入力回線23に誘起されるノイズによって(+)入力端子11、(−)入力端子12間に発生するノイズ電圧(±N)に対して誤動作しないように、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1の順方向電圧降下(VF≒1.2V)と第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2のコレクタ−エミッタ間飽和電圧(VCE≒0.2V)、もしくは第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4の順方向電圧降下(VF≒1.2V)と第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5のコレクタ−エミッタ間飽和電圧(VCE≒0.2V)による回路の閾値電圧(±VH=±(VF+VCE) ≒±1.4V)に対して、ノイズ電圧(±N)をR3/(R1+R3)に分圧する機能を果たす。
また、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に所定の定格電圧(±E)が印加された場合に、接点入力回路10の安定動作に必要な規定の電流(I=±E/(R1+R3))を流すための負荷として機能する。
第2抵抗器R2は、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に順方向電圧が印加された状態で第2フォトカプラP2がオンしたとき、もしくは(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に逆方向電圧が印加された状態で第5フォトカプラP5がオンしたときに第1抵抗器R1に流れる電流を、第3抵抗器R3と第2抵抗器R2とにほぼ均等に分流させるために設けてある。
すなわち、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に順方向電圧が印加されている場合に第2抵抗器R2がないと、第3抵抗器R3と第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3には、第2フォトカプラP2のVCE(≒0.2V)による電圧降下とほぼ等しい電流しか流れなくなるため、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3の吸い込み電流が減少し、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1に規定の電流を流せなくなって回路の動作が不安定になるので、第2抵抗器R2を設けてある。
同様に(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に逆方向電圧が印加される場合に第2抵抗器R2がないと、第3抵抗器R3と第6フォトカプラP6のフォトダイオードPd6には、第5フォトカプラP5のVCE(≒0.2V)による電圧降下とほぼ等しい電流しか流れなくなるため、第6フォトカプラP6のフォトトランジスタPt6の吸い込み電流が減少し、第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4に規定の電流を流せなくなって回路の動作が不安定になるので、第2抵抗器R2を設けてある。
次に、接点入力回路10の動作を説明する。
転てつ機21が定位になって転換方位出力接点が定位側に構成されると、入力回線23を介して接点入力回路10の(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に順方向の電圧(正極性の入力信号)が印加される。このとき、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に直列に接続された第1抵抗器R1と第3抵抗器R3と第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3とで構成される経路に常時、電流が流れ、転てつ機21の転換方位出力接点の信頼性を維持するための接点ウェッティングがなされる。
また、転てつ機21が反位になって転換方位出力接点が反位側に構成されると、入力回線23を介して接点入力回路10の(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に逆方向の電圧(負極性の入力信号)が印加される。このとき、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に直列に接続された第1抵抗器R1と第3抵抗器R3と第6フォトカプラP6のフォトダイオードPd6とで構成される経路に常時、電流が流れ、転てつ機21の転換方位出力接点の信頼性を維持するための接点ウェッティングがなされる。
(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に順方向電圧または逆方向電圧のいずれが印加された場合でも、第1抵抗器R1と第3抵抗器R3とによって入力電圧が分圧されるため、入力回線23に誘起されるノイズ電圧も分圧されることになり、耐ノイズ性が向上する。
また、転てつ機21の転換方位が定位で構成されたときは、入力回線23を介して接点入力回路10の(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に順方向の電圧が印加されて(+)入力端子11→第1抵抗器R1→第3抵抗器R3→第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3→(−)入力端子12の経路で電流が流れ、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3がオン状態になる。この状態で、第1検査信号により第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2がオン制御されると、(+)入力端子11→第1抵抗器R1→第2抵抗器R2→第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1→第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2→第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3→第2ダイオードD2→(−)入力端子12の経路で電流が流れ、第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1がオンになり、定位出力端子14はローレベルになる。
また、第1検査信号により第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2がオフ制御されると、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1に電流が流れなくなって第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1がオフになり、定位出力端子14はハイレベルになる。したがって、第1検査信号により第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2をオン/オフ制御すると、該第1検査信号のオン(ローレベル)/オフ(ハイレベル)に対応して、定位出力端子14から出力される定位出力信号がローレベルとハイレベルに変化する。
一方、(+)入力端子11と(−)入力端子12の間に順方向電圧が印加されないとき、または第3抵抗器R3の開放状態による故障時には、第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3に電流が流れないので第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3はオフになり、第1検査信号により第2フォトカプラP2をオン/オフ制御しても、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1に電流は常に流れず、第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1が常にオフになり、定位出力信号はハイレベルに固定される。
したがって、電子連動装置30は、第1検査信号をオン/オフ制御したとき、これに対応して定位出力信号がローレベルとハイレベルとに変化する場合は、第3抵抗器R3の開放状態による故障がなく、かつ転てつ機21が定位であることを示す真の転換方位情報が伝達されたと判定することができる。すなわち、第3抵抗器R3の開放故障が発生して、閾値電圧が正しく設定されない状態では、定位出力信号はハイレベルに固定されるので、第3抵抗器R3の開放故障時に発生した正電圧のノイズによって転てつ機21が定位にあるとの誤認識の生じることが防止され、転てつ機21からの正確な真の定位転換情報を電子連動装置30に入力することができる。
また、転てつ機21の転換方位が反位で構成されたときは、入力回線23を介して接点入力回路10の(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に逆方向の電圧が印加されて(−)入力端子12→第6フォトカプラP6のフォトダイオードPd6→第3抵抗器R3→第1抵抗器R1→(+)入力端子11の経路で電流が流れ、第6フォトカプラP6のフォトトランジスタPt6がオン状態になる。この状態で、第2検査信号により第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5がオン制御されると、(−)入力端子12→第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4→第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5→第6フォトカプラP6のフォトトランジスタPt6→第1ダイオードD1→第2抵抗器R2→第1抵抗器R1→(+)入力端子11の経路で電流が流れ、第4フォトカプラP4のフォトトランジスタPt4がオンになり、反位出力端子15はローレベルになる。
また、第2検査信号により第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5がオフ制御されると、第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4に電流が流れなくなって第4フォトカプラP4のフォトトランジスタPt4がオフになり、反位出力端子15はハイレベルになる。したがって、第2検査信号により第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5をオン/オフ制御すると、該第2検査信号のオン(ローレベル)/オフ(ハイレベル)に対応して、反位出力端子15から出力される反位出力信号がローレベルとハイレベルに変化する。
一方、(+)入力端子11と(−)入力端子12の間に逆方向電圧が印加されないとき、または第3抵抗器R3の開放状態による故障時には、第6フォトカプラP6のフォトダイオードPd6に電流が流れないので第6フォトカプラP6のフォトトランジスタPt6はオフになり、第2検査信号により第5フォトカプラP5をオン/オフ制御しても、第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4に電流は常に流れず、第4フォトカプラP4のフォトトランジスタPt4が常にオフになり、反位出力信号はハイレベルに固定される。
したがって、電子連動装置30は、第2検査信号をオン/オフ制御したとき、これに対応して反位出力信号がローレベルとハイレベルとに変化する場合は、第3抵抗器R3の開放状態による故障がなく、かつ転てつ機21が反位であることを示す真の転換方位情報が伝達されたと判定することができる。すなわち、第3抵抗器R3の開放故障が発生して、閾値電圧が正しく設定されない状態では、反位出力信号はハイレベルに固定されるので、第3抵抗器R3の開放故障時に発生した負電圧のノイズによって転てつ機21は反位にあるとの誤認識の生じることが防止され、転てつ機21からの正確な真の反位転換情報を電子連動装置30に入力することができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。
図4および図5は、本発明の第2の実施の形態に係る接点入力回路10Bの構成を示す回路図である。図4と図5は、同一の回路を部品の配置を変えて表わしたものである。また、第1の実施の形態と同一の回路素子には同一の符号を付してある。転てつ機21および電子連動装置30との接続状態は第1の実施の形態と同一である。
図5に示すように、接点入力回路10Bは、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に直列に接続された第1抵抗器R1および第1回路部C1と、第1回路部C1と並列に接続された第2回路部C2とを備えている。第2回路部C2は、第3回路部C3と第4回路部C4とを並列接続したものと第2抵抗器R2とを直列接続したものであり、第3回路部C3は、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1と、第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2と、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3と、第1ダイオードD1とを、(+)入力端子11および(−)入力端子12の極性に対して順方向にして直列接続して有すると共に、定位出力端子14に定位出力信号を出力するための出力回路を第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1によって構成し、さらに第1検査信号入力端子13から入力される第1検査信号に応じて第2フォトカプラP2のフォトダイオードPd2に順方向電流を流すための入力回路とを有している。
第4回路部C4は、第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4と、第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5と、第6フォトカプラP6のフォトトランジスタPt6と、第2ダイオードD2とを、(+)入力端子11および(−)入力端子12の極性に対して逆方向にして直列接続して有すると共に、反位出力端子15に反位出力信号を出力するための出力回路を第4フォトカプラP4のフォトトランジスタPt4によって構成し、さらに第2検査信号入力端子16から入力される第2検査信号に応じて第5フォトカプラP5のフォトダイオードPd5に順方向電流を流すための入力回路とを有している。
第1回路部C1は、(+)入力端子11および(−)入力端子12の極性に対して順方向にされた第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3と、これに対して逆方向にされた第6フォトカプラP6のフォトダイオードPd6とを並列接続したものと、第3抵抗器R3とを直列に接続して有している。
なお、直列に接続されている素子の並び順は任意でよい、すなわち、第1抵抗器R1と第1回路部C1、第2回路部C2による並列回路との並び順、第1回路部C1内での第3抵抗器R3と第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3、第6フォトカプラP6のフォトダイオードPd6による並列回路との並び順、第2抵抗器R2と第3回路部C3、第4回路部C4による並列回路との並び順、第3回路部C3内での第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1と第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2と第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3と第1ダイオードD1との並び順、第4回路部C4内での第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4と第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5と第6フォトカプラP6のフォトトランジスタPt6と第2ダイオードD2との並び順は、それぞれ任意でよい。
図4、図5に示す回路をより詳細に説明すると、(+)入力端子11に第1抵抗器R1の一端が接続され、第1抵抗器R1の他端に第2抵抗器R2が接続され、第1抵抗器R1と第2抵抗器R2の接続点に第3抵抗器R3の一端が接続されている。また、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1のアノードは第2抵抗器R2の他端に接続されている。第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1のコレクタは定位出力端子14および、抵抗器R4を介して電源に接続され、エミッタは接地されており、定位出力信号の出力回路をなしている。
第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2のコレクタは第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1のカソードに接続されている。第2フォトカプラP2のフォトダイオードPd2のアノードは抵抗器R5を介して電源に接続され、カソードは第1検査信号入力端子13に接続されており、第1検査信号に応じて第2フォトカプラP2のフォトダイオードPd2に順方向電流を流すための入力回路が構成されている。
第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3のアノードは第3抵抗器R3の他端と接続され、カソードは(−)入力端子12に接続されている。また、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3のコレクタは第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2のエミッタに接続され、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3のエミッタは、第1ダイオードD1のアノードに接続され、第1ダイオードD1のカソードは、(−)入力端子12に接続されている。
また、第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4のアノードは(−)入力端子12に接続されている。第4フォトカプラP4のフォトトランジスタPt4のコレクタは反位出力端子15および、抵抗器R6を介して電源に接続され、エミッタは接地されており、反位出力信号の出力回路をなしている。
第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5のコレクタは第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4のカソードに接続されている。第5フォトカプラP5のフォトダイオードPd5のアノードは抵抗器R7を介して電源に接続され、カソードは第2検査信号入力端子16に接続されており、第2検査信号に応じて第5フォトカプラP5のフォトダイオードPd5に順方向電流を流すための入力回路が構成されている。
第6フォトカプラP6のフォトダイオードPd6のアノードは(−)入力端子12と接続され、カソードは第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3のアノードと接続されている。また、第6フォトカプラP6のフォトトランジスタPt6のコレクタは第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5のエミッタに接続され、第6フォトカプラP6のフォトトランジスタPt6のエミッタは、第2ダイオードD1のアノードに接続され、第2ダイオードD2のカソードは、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1のアノードと接続されている。
第1の実施の形態の場合と同様に接点入力回路10Bにおいても、第1抵抗器R1と第3抵抗器R3は、閾値電圧設定回路をなしている。また、第2抵抗器R2は、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に順方向電圧が印加された状態で第2フォトカプラP2がオンしたとき、もしくは(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に逆方向電圧が印加された状態で第5フォトカプラP5がオンしたときに第1抵抗器R1に流れる電流を、第3抵抗器R3と第2抵抗器R2とにほぼ均等に分流させるために設けてある。
次に、接点入力回路10Bの動作を説明する。
転てつ機21が定位になって転換方位出力接点が定位側に構成されると、入力回線23を介して接点入力回路10Bの(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に順方向の電圧(正極性の入力信号)が印加される。このとき、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に直列に接続された第1抵抗器R1と第3抵抗器R3と第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3とで構成される経路に常時、電流が流れ、転てつ機21の転換方位出力接点の信頼性を維持するための接点ウェッティングがなされる。
また、転てつ機21が反位になって転換方位出力接点が反位側に構成されると、入力回線23を介して接点入力回路10Bの(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に逆方向の電圧(負極性の入力信号)が印加される。このとき、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に直列に接続された第1抵抗器R1と第3抵抗器R3と第6フォトカプラP6のフォトダイオードPd6とで構成される経路に常時、電流が流れ、転てつ機21の転換方位出力接点の信頼性を維持するための接点ウェッティングがなされる。
(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に順方向電圧または逆方向電圧のいずれが印加された場合でも、第1抵抗器R1と第3抵抗器R3とによって入力電圧が分圧されるため、入力回線23に誘起されるノイズ電圧も分圧されることになり、耐ノイズ性が向上する。
また、転てつ機21の転換方位が定位で構成されたときは、入力回線23を介して接点入力回路10Bの(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に順方向の電圧が印加されて(+)入力端子11→第1抵抗器R1→第3抵抗器R3→第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3→(−)入力端子12の経路で電流が流れ、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3がオン状態になる。この状態で、第1検査信号により第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2がオン制御されると、(+)入力端子11→第1抵抗器R1→第2抵抗器R2→第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1→第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2→第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3→第1ダイオードD1→(−)入力端子12の経路で電流が流れ、第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1がオンになり、定位出力端子14はローレベルになる。
また、第1検査信号により第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2がオフ制御されると、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1に電流が流れなくなって第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1がオフになり、定位出力端子14はハイレベルになる。したがって、第1検査信号により第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2をオン/オフ制御すると、該第1検査信号のオン(ローレベル)/オフ(ハイレベル)に対応して、定位出力端子14から出力される定位出力信号がローレベルとハイレベルに変化する。
一方、(+)入力端子11と(−)入力端子12の間に順方向電圧が印加されないとき、または第3抵抗器R3の開放状態による故障時には、第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3に電流が流れないので第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3はオフになり、第1検査信号により第2フォトカプラP2をオン/オフ制御しても、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1に電流は常に流れず、第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1が常にオフになり、定位出力信号はハイレベルに固定される。
したがって、電子連動装置30は、第1検査信号をオン/オフ制御したとき、これに対応して定位出力信号がローレベルとハイレベルとに変化する場合は、第3抵抗器R3の開放状態による故障がなく、かつ転てつ機21が定位であることを示す真の転換方位情報が伝達されたと判定することができる。すなわち、第3抵抗器R3の開放故障が発生して、閾値電圧が正しく設定されない状態では、定位出力信号はハイレベルに固定されるので、第3抵抗器R3の開放故障時に発生した正電圧のノイズによって転てつ機21が定位にあるとの誤認識の生じることが防止され、転てつ機21からの正確な真の定位転換情報を電子連動装置30に入力することができる。
また、転てつ機21の転換方位が反位で構成されたときは、入力回線23を介して接点入力回路10Bの(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に逆方向の電圧が印加されて(−)入力端子12→第6フォトカプラP6のフォトダイオードPd6→第3抵抗器R3→第1抵抗器R1→(+)入力端子11の経路で電流が流れ、第6フォトカプラP6のフォトトランジスタPt6がオン状態になる。この状態で、第2検査信号により第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5がオン制御されると、(−)入力端子12→第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4→第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5→第6フォトカプラP6のフォトトランジスタPt6→第2ダイオードD2→第2抵抗器R2→第1抵抗器R1→(+)入力端子11の経路で電流が流れ、第4フォトカプラP4のフォトトランジスタPt4がオンになり、反位出力端子15はローレベルになる。
また、第2検査信号により第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5がオフ制御されると、第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4に電流が流れなくなって第4フォトカプラP4のフォトトランジスタPt4がオフになり、反位出力端子15はハイレベルになる。したがって、第2検査信号により第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5をオン/オフ制御すると、該第2検査信号のオン(ローレベル)/オフ(ハイレベル)に対応して、反位出力端子15から出力される反位出力信号がローレベルとハイレベルに変化する。
一方、(+)入力端子11と(−)入力端子12の間に逆方向電圧が印加されないとき、または第3抵抗器R3の開放状態による故障時には、第6フォトカプラP6のフォトダイオードPd6に電流が流れないので第6フォトカプラP6のフォトトランジスタPt6はオフになり、第2検査信号により第5フォトカプラP5をオン/オフ制御しても、第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4に電流は常に流れず、第4フォトカプラP4のフォトトランジスタPt4が常にオフになり、反位出力信号はハイレベルに固定される。
したがって、電子連動装置30は、第2検査信号をオン/オフ制御したとき、これに対応して反位出力信号がローレベルとハイレベルとに変化する場合は、第3抵抗器R3の開放状態による故障がなく、かつ転てつ機21が反位であることを示す真の転換方位情報が伝達されたと判定することができる。すなわち、第3抵抗器R3の開放故障が発生して、閾値電圧が正しく設定されない状態では、反位出力信号はハイレベルに固定されるので、第3抵抗器R3の開放故障時に発生した負電圧のノイズによって転てつ機21の反位にあるとの誤認識の生じることが防止され、転てつ機21からの正確な真の反位転換情報を電子連動装置30に入力することができる。
次に、第3の実施の形態について説明する。
図6および図7は、本発明の第3の実施の形態に係る接点入力回路10Cの構成を示す回路図である。図6と図7は、同一の回路を部品の配置を変えて表わしたものである。
第3の実施の形態に示す接点入力回路10Cでは、第1の実施の形態で示した第1検査信号入力端子13および第2検査信号入力端子16に代えて、これらを共通化した検査信号入力端子18を備えており、電子連動装置30は、第1検査信号および第2検査信号に代えて、共通の検査信号を出力接点入力回路10Cの検査信号入力端子18へ出力するようになっている。この点を除き、転てつ機21および電子連動装置30との接続状態は第1の実施の形態と同一である。
図7に示すように、接点入力回路10Cは、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に直列に接続された第1抵抗器R1および第1回路部C1と、第1回路部C1と並列に接続された第2回路部C2とを備えている。第2回路部C2は、第3回路部C3と第2抵抗器R2とを直列接続したものであり、第3回路部C3は、以下の4辺と橋絡辺とを備えたブリッジ回路で構成されている。詳細には、第4ダイオードD4と第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5とを(+)入力端子11および(−)入力端子12の極性に対して逆方向にして直列接続した第1辺と第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3と第3ダイオードD3とを(+)入力端子11および(−)入力端子12の極性に対して順方向にして直列接続した第2辺とを第1辺を(+)入力端子11側に配置して直列接続したものと、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1と第1ダイオードD1とを(+)入力端子11および(−)入力端子12の極性に対して順方向にして直列接続した第3辺と第2ダイオードD2と第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4とを(+)入力端子11および(−)入力端子12の極性に対して逆方向にして直列接続した第4辺とを第3辺を(+)入力端子11側に配置して直列接続したものとを並列に接続してブリッジの4辺を構成し、その橋絡辺として、第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2のエミッタを第1辺と第2辺との接続点に接続しかつ第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2のコレクタを第3辺と前記第4辺との接続点に接続している。
さらに、定位出力端子14に定位出力信号を出力するための出力回路を第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1によって構成し、反位出力端子15に反位出力信号を出力するための出力回路を第4フォトカプラP4のフォトトランジスタPt4によって構成している。また、検査信号入力端子18から入力される検査信号に応じて第2フォトカプラP2のフォトダイオードPd2に順方向電流を流すための入力回路を備えている。
第1回路部C1は、(+)入力端子11および(−)入力端子12の極性に対して順方向にされた第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3と、これに対して逆方向にされた第5フォトカプラP5のフォトダイオードPd5とを並列接続したものと、第3抵抗器R3とを直列に接続して有している。
なお、直列に接続されている素子の並び順は任意でよい、すなわち、第1抵抗器R1と第1回路部C1、第2回路部C2による並列回路との並び順、第1回路部C1内での第3抵抗器R3と第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3、第5フォトカプラP5のフォトダイオードPd5による並列回路との並び順、第2抵抗器R2と第3回路部C3との並び順、およびブリッジを構成する各辺内での各素子の並び順はそれぞれ任意でよい。
図6、図7に示す回路をより詳細に説明すると、(+)入力端子11に第1抵抗器R1の一端が接続され、第1抵抗器R1の他端に第2抵抗器R2が接続され、第1抵抗器R1と第2抵抗器R2との接続点に第3抵抗器R3の一端が接続されている。また、第3抵抗器R3の他端には第5フォトカプラP5のフォトダイオードPd5のカソードと第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3のアノードとが接続され、第5フォトカプラP5のフォトダイオードPd5のアノードおよび第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3のカソードは共に(―)入力端子12に接続されている。
第2抵抗器R2の他端には、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1のアノードが接続され、フォトダイオードPd1のカソードは第1ダイオードD1のアノードに接続され、第1ダイオードD1のカソードは第2ダイオードD2のカソードに接続され、第2ダイオードD2のアノードは第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4のカソードに接続され、フォトダイオードPd4のアノードは(―)入力端子12に接続されている。
また、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1のアノードには第4ダイオードD4のカソードが接続され、第4ダイオードD4のアノードは第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5のエミッタに接続され、フォトトランジスタPt5のコレクタは第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3のコレクタに接続され、フォトトランジスタPt3のエミッタは第3ダイオードD3のアノードに接続され、第3ダイオードD3のカソードは(―)入力端子12に接続されている。
さらに、第1ダイオードD1のカソードには第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2のコレクタが接続され、第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2のエミッタは、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3のコレクタに接続されている。
第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1のコレクタは定位出力端子14および、抵抗器R4を介して電源に接続され、エミッタは接地されており、定位出力信号の出力回路をなしている。また、第4フォトカプラP4のフォトトランジスタPt4のコレクタは反位出力端子15および、抵抗器R6を介して電源に接続され、エミッタは接地されており、反位出力信号の出力回路をなしている。
また、第2フォトカプラP2のフォトダイオードPd2のアノードは抵抗器R5を介して電源に接続され、カソードは検査信号入力端子18に接続されており、検査信号に応じて第2フォトカプラP2のフォトダイオードPd2に順方向電流を流すための入力回路が構成されている。
第1の実施の形態の場合と同様に接点入力回路10Cにおいても、第1抵抗器R1と第3抵抗器R3は、閾値電圧設定回路をなしている。また、第2抵抗器R2は、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に順方向もしくは逆方向の電圧が印加された状態で第2フォトカプラP2がオンしたときに第1抵抗器R1に流れる電流を、第3抵抗器R3と第2抵抗器R2とにほぼ均等に分流させるために設けてある。
次に、接点入力回路10Cの動作を説明する。
転てつ機21が定位になって転換方位出力接点が定位側に構成されると、入力回線23を介して接点入力回路10Cの(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に順方向の電圧(正極性の入力信号)が印加される。このとき、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に直列に接続された第1抵抗器R1と第3抵抗器R3と第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3とで構成される経路に常時、電流が流れ、転てつ機21の転換方位出力接点の信頼性を維持するための接点ウェッティングがなされる。
また、転てつ機21が反位になって転換方位出力接点が反位側に構成されると、入力回線23を介して接点入力回路10Cの(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に逆方向の電圧(負極性の入力信号)が印加される。このとき、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に直列に接続された第1抵抗器R1と第3抵抗器R3と第5フォトカプラP5のフォトダイオードPd5とで構成される経路に常時、電流が流れ、転てつ機21の転換方位出力接点の信頼性を維持するための接点ウェッティングがなされる。
(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に順方向電圧または逆方向電圧のいずれが印加された場合でも、第1抵抗器R1と第3抵抗器R3とによって入力電圧が分圧されるため、入力回線23に誘起されるノイズ電圧も分圧されることになり、耐ノイズ性が向上する。
また、転てつ機21の転換方位が定位で構成されたときは、入力回線23を介して接点入力回路10Cの(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に順方向の電圧が印加されて(+)入力端子11→第1抵抗器R1→第3抵抗器R3→第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3→(−)入力端子12の経路で電流が流れ、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3がオン状態になる。この状態で、検査信号により第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2がオン制御されると、(+)入力端子11→第1抵抗器R1→第2抵抗器R2→第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1→第1ダイオードD1→第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2→第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3→第3ダイオードD3→(−)入力端子12の経路で電流が流れ、第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1がオンになり、定位出力端子14はローレベルになる。
また、検査信号により第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2がオフ制御されると、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1に電流が流れなくなって第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1がオフになり、定位出力端子14はハイレベルになる。したがって、検査信号により第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2をオン/オフ制御すると、該検査信号のオン(ローレベル)/オフ(ハイレベル)に対応して、定位出力端子14から出力される定位出力信号がローレベルとハイレベルに変化する。
一方、(+)入力端子11と(−)入力端子12の間に順方向電圧が印加されないとき、または第3抵抗器R3の開放状態による故障時には、第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3に電流が流れないので第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3はオフになり、検査信号により第2フォトカプラP2をオン/オフ制御しても、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1に電流は常に流れず、第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1が常にオフになり、定位出力信号はハイレベルに固定される。
したがって、電子連動装置30は、検査信号をオン/オフ制御したとき、これに対応して定位出力信号がローレベルとハイレベルとに変化する場合は、第3抵抗器R3の開放状態による故障がなく、かつ転てつ機21が定位であることを示す真の転換方位情報が伝達されたと判定することができる。すなわち、第3抵抗器R3の開放故障が発生して、閾値電圧が正しく設定されない状態では、定位出力信号はハイレベルに固定されるので、第3抵抗器R3の開放故障時に発生した正電圧のノイズによって転てつ機21が定位にあるとの誤認識の生じることが防止され、転てつ機21からの正確な真の定位転換情報を電子連動装置30に入力することができる。
また、転てつ機21の転換方位が反位で構成されたときは、入力回線23を介して接点入力回路10Cの(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に逆方向の電圧が印加されて(−)入力端子12→第5フォトカプラP5のフォトダイオードPd5→第3抵抗器R3→第1抵抗器R1→(+)入力端子11の経路で電流が流れ、第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5がオン状態になる。この状態で、検査信号により第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2がオン制御されると、(−)入力端子12→第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4→第2ダイオードD2→第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2→第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5→第4ダイオードD4→第2抵抗器R2→第1抵抗器R1→(+)入力端子11の経路で電流が流れ、第4フォトカプラP4のフォトトランジスタPt4がオンになり、反位出力端子15はローレベルになる。
また、検査信号により第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2がオフ制御されると、第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4に電流が流れなくなって第4フォトカプラP4のフォトトランジスタPt4がオフになり、反位出力端子15はハイレベルになる。したがって、検査信号により第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2をオン/オフ制御すると、該検査信号のオン(ローレベル)/オフ(ハイレベル)に対応して、反位出力端子15から出力される反位出力信号がローレベルとハイレベルに変化する。
一方、(+)入力端子11と(−)入力端子12の間に逆方向電圧が印加されないとき、または第3抵抗器R3の開放状態による故障時には、第5フォトカプラP5のフォトダイオードPd5に電流が流れないので第5フォトカプラP5のフォトトランジスタPt5はオフになり、検査信号により第2フォトカプラP2をオン/オフ制御しても、第4フォトカプラP4のフォトダイオードPd4に電流は常に流れず、第4フォトカプラP4のフォトトランジスタPt4が常にオフになり、反位出力信号はハイレベルに固定される。
したがって、電子連動装置30は、検査信号をオン/オフ制御したとき、これに対応して反位出力信号がローレベルとハイレベルとに変化する場合は、第3抵抗器R3の開放状態による故障がなく、かつ転てつ機21が反位であることを示す真の転換方位情報が伝達されたと判定することができる。すなわち、第3抵抗器R3の開放故障が発生して、閾値電圧が正しく設定されない状態では、反位出力信号はハイレベルに固定されるので、第3抵抗器R3の開放故障時に発生した負電圧のノイズによって転てつ機21は反位にあるとの誤認識の生じることが防止され、転てつ機21からの正確な真の反位転換情報を電子連動装置30に入力することができる。
なお、各実施の形態において、電子連動装置30は、検査信号(第1検査信号または第2検査信号)をオン/オフ制御した状態で定位出力信号または反位出力信号がハイレベルとローレベルとに変化しない場合は、偽の転換方位情報が伝達されたと判定して、安全側に動作するようにフェールセーフ対策が施されている。そして、接点入力回路10、10B、10Cは、第3抵抗器R3の故障時などは定位出力信号および反位出力信号がハイレベル固定になるので、接点入力回路10、10B、10Cは電子連動装置30に対してフェールセーフな転換方位情報を与えている。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1または第4フォトカプラP4のフォトトランジスタPt4で構成した出力回路は、エミッタを接地し、コレクタ側を抵抗器R4またはR6を介して電源に接続したコレクタ負荷型としたが、コレクタを電源に接続し、抵抗器を介してエミッタを接地し、エミッタと抵抗器との接続点から出力信号を出力するエミッタ負荷型にしてもよい。
さらに、第1〜第6のフォトカプラP1〜P6の何れか1つ以上に代えて、フォトモスリレーなどの他の種類の光半導体素子を使用してもよい。
第1の実施の形態において、第1ダイオードD1は、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1、第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2および第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3に対する逆方向電流をバイパスするものであり、同一機能が果たされれば、たとえば、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1、第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3のそれぞれに対して個別にダイオードを逆方向に挿入するように構成されてもよい。第2ダイオードD2についても同様である。
また、第1、第2の実施の形態では、第1検査信号により第2フォトカプラP2をオンオフ制御し、これとは独立の第2検査信号により第5フォトカプラP5をオンオフ制御するようにしたが、第1検査信号入力端子13と第2検査信号入力端子16とを共通化し、1つの検査信号で第2フォトカプラP2と第5フォトカプラP5の双方をオンオフ制御するように構成されてもよい。
各実施の形態では、転てつ機21からの入力信号を入力する例を説明したが、極性により異なる値を伝達する入力信号であれば、その出力元は転てつ機に限定されるものではない。
本発明の第1の実施の形態に係る接点入力回路の回路図である。 図1に示す接点入力回路を部品の配置を変えて示す回路図である。 本発明の第1、第2の実施の形態に係る接点入力回路の接続状態を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る接点入力回路の回路図である。 図4に示す接点入力回路を部品の配置を変えて示す回路図である。 本発明の第3の実施の形態に係る接点入力回路の回路図である。 図6に示す接点入力回路を部品の配置を変えて示す回路図である。 転てつ機の転換方向入力回路の従来例を示す回路図である。 従来のフェールセーフ入力回路を示す回路図である。
符号の説明
10、10B、10C…接点入力回路
11…(+)入力端子
12…(−)入力端子
13…第1検査信号入力端子
14…定位出力端子
15…反位出力端子
16…第2検査信号入力端子
18…検査信号入力端子
21…転てつ機
23…入力回線
30…電子連動装置
C1…第1回路部
C2…第2回路部
C3…第3回路部
C4…第4回路部
D1…第1ダイオード
D2…第2ダイオード
D3…第3ダイオード
D4…第4ダイオード
P1…第1フォトカプラ
Pt1…第1フォトカプラのフォトトランジスタ
Pd1…第1フォトカプラのフォトダイオード
P2…第2フォトカプラ
Pt2…第2フォトカプラのフォトトランジスタ
Pd2…第2フォトカプラのフォトダイオード
P3…第3フォトカプラ
Pt3…第3フォトカプラのフォトトランジスタ
Pd3…第3フォトカプラのフォトダイオード
P4…第4フォトカプラ
Pt4…第4フォトカプラのフォトトランジスタ
Pd4…第4フォトカプラのフォトダイオード
P5…第5フォトカプラ
Pt5…第5フォトカプラのフォトトランジスタ
Pd5…第5フォトカプラのフォトダイオード
P6…第6フォトカプラ
Pt6…第6フォトカプラのフォトトランジスタ
Pd6…第6フォトカプラのフォトダイオード
R1…第1抵抗器
R2…第2抵抗器
R3…第3抵抗器
R4、R5、R6、R7…抵抗器

Claims (5)

  1. 極性により異なる値を示す入力信号が入力される(+)入力端子および(−)入力端子と、
    第1検査信号が入力される第1検査信号入力端子と、
    第2検査信号が入力される第2検査信号入力端子と、
    正極性の入力信号が入力されていることを示す第1出力信号を出力するための第1出力端子と、
    負極性の入力信号が入力されていることを示す第2出力信号を出力するための第2出力端子と、
    前記(+)入力端子と前記(−)入力端子との間に直列に接続された第1抵抗器および第1回路部と、
    前記第1回路部に並列に接続された第2回路部と
    を備え、
    前記第2回路部は、第2抵抗器と第3回路部と第4回路部とを直列接続したものであり、
    前記第3回路部は、第1フォトカプラのフォトダイオードと、第2フォトカプラのフォトトランジスタと、第3フォトカプラのフォトトランジスタとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にして直列に接続して有すると共に、前記第1フォトカプラのフォトトランジスタにより前記第1出力端子に前記第1出力信号を出力するための出力回路を構成し、さらに前記第1検査信号入力端子から入力される前記第1検査信号に応じて前記第2フォトカプラのフォトダイオードに順方向電流を流すための入力回路と、前記第1フォトカプラのフォトダイオードと前記第2フォトカプラのフォトトランジスタと前記第3フォトカプラのフォトトランジスタとを直列に接続したものに対して並列かつ逆方向に接続された第1ダイオードとを有し、
    前記第4回路部は、第4フォトカプラのフォトダイオードと、第5フォトカプラのフォトトランジスタと、第6フォトカプラのフォトトランジスタとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して逆方向にして直列に接続して有すると共に、前記第4フォトカプラのフォトトランジスタにより前記第2出力端子に前記第2出力信号を出力するための出力回路を構成し、さらに前記第2検査信号入力端子から入力される前記第2検査信号に応じて前記第5フォトカプラのフォトダイオードに順方向電流を流すための入力回路と、前記第4フォトカプラのフォトダイオードと前記第5フォトカプラのフォトトランジスタと前記第6フォトカプラのフォトトランジスタとを直列に接続したものに対して並列かつ逆方向に接続された第2ダイオードとを有し、
    前記第1回路部は、前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にされた前記第3フォトカプラのフォトダイオードとこれに対して逆方向にされた前記第6フォトカプラのフォトダイオードとを並列接続したものと第3抵抗器とを直列に接続して有する
    ことを特徴とする接点入力回路。
  2. 極性により異なる値を示す入力信号が入力される(+)入力端子および(−)入力端子と、
    第1検査信号が入力される第1検査信号入力端子と、
    第2検査信号が入力される第2検査信号入力端子と、
    正極性の入力信号が入力されていることを示す第1出力信号を出力するための第1出力端子と、
    負極性の入力信号が入力されていることを示す第2出力信号を出力するための第2出力端子と、
    前記(+)入力端子と前記(−)入力端子との間に直列に接続された第1抵抗器および第1回路部と、
    前記第1回路部に並列に接続された第2回路部と
    を備え、
    前記第2回路部は、第3回路部と第4回路部とを並列接続したものと第2抵抗器とを直列接続したものであり、
    前記第3回路部は、第1フォトカプラのフォトダイオードと、第2フォトカプラのフォトトランジスタと、第3フォトカプラのフォトトランジスタと、第1ダイオードとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にして直列に接続して有すると共に、前記第1フォトカプラのフォトトランジスタにより前記第1出力端子に前記第1出力信号を出力するための出力回路を構成し、さらに前記第1検査信号入力端子から入力される前記第1検査信号に応じて前記第2フォトカプラのフォトダイオードに順方向電流を流すための入力回路とを有し、
    前記第4回路部は、第4フォトカプラのフォトダイオードと、第5フォトカプラのフォトトランジスタと、第6フォトカプラのフォトトランジスタと、第2ダイオードとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して逆方向にして直列に接続して有すると共に、前記第4フォトカプラのフォトトランジスタにより前記第2出力端子に前記第2出力信号を出力するための出力回路を構成し、さらに前記第2検査信号入力端子から入力される前記第2検査信号に応じて前記第5フォトカプラのフォトダイオードに順方向電流を流すための入力回路とを有し、
    前記第1回路部は、前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にされた前記第3フォトカプラのフォトダイオードとこれに対して逆方向にされた前記第6フォトカプラのフォトダイオードとを並列接続したものと第3抵抗器とを直列に接続して有する
    ことを特徴とする接点入力回路。
  3. 極性により異なる値を示す入力信号が入力される(+)入力端子および(−)入力端子と、
    検査信号が入力される検査信号入力端子と、
    正極性の入力信号が入力されていることを示す第1出力信号を出力するための第1出力端子と、
    負極性の入力信号が入力されていることを示す第2出力信号を出力するための第2出力端子と、
    前記(+)入力端子と前記(−)入力端子との間に直列に接続された第1抵抗器および第1回路部と、
    前記第1回路部に並列に接続された第2回路部と
    を備え、
    前記第2回路部は、第2抵抗器と第3回路部とを直列接続したものであり、
    前記第3回路部は、第4ダイオードと第5フォトカプラのフォトトランジスタとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して逆方向にして直列接続した第1辺と第3フォトカプラのフォトトランジスタと第3ダイオードとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にして直列接続した第2辺とを前記第1辺を前記(+)入力端子側に配置して直列接続したものと、第1フォトカプラのフォトダイオードと第1ダイオードとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にして直列接続した第3辺と第2ダイオードと第4フォトカプラのフォトダイオードとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して逆方向にして直列接続した第4辺とを前記第3辺を前記(+)入力端子側に配置して直列接続したものとを並列に接続し、かつ第2フォトカプラのフォトトランジスタのエミッタを前記第1辺と前記第2辺との接続点に接続しかつコレクタを前記第3辺と前記第4辺との接続点に接続し、さらに前記第1フォトカプラのフォトトランジスタにより前記第1出力端子に前記第1出力信号を出力するための出力回路を構成し、前記第4フォトカプラのフォトトランジスタにより前記第2出力端子に前記第2出力信号を出力するための出力回路を構成し、さらに前記検査信号入力端子から入力される前記検査信号に応じて前記第2フォトカプラのフォトダイオードに順方向電流を流すための入力回路とを有し、
    前記第1回路部は、前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にされた前記第3フォトカプラのフォトダイオードとこれに対して逆方向にされた前記第5フォトカプラのフォトダイオードとを並列接続したものと第3抵抗器とを直列に接続して有する
    ことを特徴とする接点入力回路。
  4. 前記フォトカプラに代えて、フォトモスリレーなどの光半導体素子を使用した
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の接点入力回路。
  5. 前記入力信号は、転てつ機の転換方位を示す信号である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の接点入力回路。
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