JP2008126602A - インクジェットプリンタに用いるアタッチメントおよびインクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】メッシュターポリン印刷専用のインクジェットプリンタを用いることなく、普通紙などのような紙類などよりなる媒体などを印刷するための汎用のインクジェットプリンタを用いて、メッシュターポリンやそれと同様に多数の孔が形成されたシートや、普通紙などに比べて腰がなくしわになりやすいようなシートに対する印刷を可能とする。
【解決手段】プラテン上に位置する媒体に対してインクヘッドからインクジェット方式によりインクを吐出して印刷を行うインクジェットプリンタに用いるアタッチメントにおいて、インクジェットプリンタのプラテン上に着脱自在に配置されるとともに上面が開口したインク受け部を有するプラテン部と、上記プラテン上に着脱自在に配置されるとともに媒体を圧接しながら上記プラテン部上に移送する媒体移送部とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、インクジェットプリンタに用いるアタッチメントおよびインクジェットプリンタに関し、さらに詳細には、印刷対象物たる記録紙などの媒体上に、インクジェット方式によりインクを吐出して印刷を行うインクジェットプリンタに用いるアタッチメントおよびインクジェットプリンタに関する。
なお、本明細書において「媒体」とは、普通紙などの紙類よりなる各種の記録媒体は勿論のこと、ターポリンや布、あるいは、PVC、ポリエステルなどの樹脂材料やアルミ、鉄、木材のような材料などの各種の材料が含まれるものとする。
また、本明細書においてインクジェット方式とは、二値偏向方式あるいは連続偏向方式などの各種の連続方式や、サーマル方式あるいは圧電素子方式などの各種のオンデマンド方式を含む、従来より公知の各種の手法によるインクジェット技術を用いた印刷方式を意味するものとする。
近年、屋外広告用の大型の垂れ幕などの材料として、その重量を軽減したり、風による抵抗を減らして風による垂れ幕の浮き上がりを抑制することなどを目的として、例えば、多数の孔を全面に形成してメッシュ状にしたターポリンのシート(以下、単に「メッシュターポリン」と適宜に称する。)が用いられている。
従来、こうしたメッシュターポリンに対して印刷を行う際にも、インクジェットプリンタの利用が図られてきた。
しかしながら、普通紙などの紙類などを印刷する通常のインクジェットプリンタを用いてメッシュターポリンに印刷を行おうとすると、プラテン上に配置されたメッシュターポリンに対してインクジェット方式によりインクヘッドから吐出されたインクの一部は、当該メッシュターポリンに吸収されずにメッシュ状に形成された孔の部分からプラテン上に流れ出してしまうことになるという問題点があった。
このため、従来、メッシュターポリンを印刷する際には、メッシュ状に形成された孔の部分からプラテン上に流れ出すインクを処理可能で、しかもメッシュターポリンを送り出す装置と強制的にテンションを与えながら巻き取る非常に高額な大判の構造を備えたメッシュターポリン印刷用のインクジェットプリンタが用いられていた。
また、メッシュターポリンは、全面に多数の孔を形成されているため普通紙などに比べて腰がないのでしわになりやすく、プラテン上にしわの無い状態で搬送させることは容易ではない。
このため、従来のグリッドローラとピンチローラにて用紙を搬送するインクジェットプリンタでは、非常に薄く、腰の弱いメッシュターポリンの搬送が困難であった。
即ち、従来においてメッシュターポリンを印刷するにあたっては、高額なプリンタを用意するか、裏紙付きのメッシュターポリンを用意しなければならないという問題点があった。

なお、本願出願人が特許出願時に知っている先行技術は、上記において説明したようなものであって文献公知発明に係る発明ではないため、記載すべき先行技術情報はない。
本発明は、従来の技術の有する上記したような種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、メッシュターポリン印刷専用のインクジェットプリンタを用いることなく、普通紙などのような紙類などよりなる媒体などを印刷するための汎用のインクジェットプリンタを用いて、メッシュターポリンやそれと同様に多数の孔が形成されたシートや、普通紙などに比べて腰がなくしわになりやすいようなシートに対する印刷を可能としたインクジェットプリンタに用いるアタッチメントを提供しようとするものである。
また、本発明は、上記したアタッチメントを着脱自在に配設可能なインクジェットプリンタを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載のインクジェットプリンタに用いるアタッチメントは、プラテン上に位置する媒体に対してインクヘッドからインクジェット方式によりインクを吐出して印刷を行うインクジェットプリンタに用いるアタッチメントにおいて、インクジェットプリンタのプラテン上に着脱自在に配置されるとともに上面が開口したインク受け部を有するプラテン部と、上記プラテン上に着脱自在に配置されるとともに媒体を圧接しながら上記プラテン部上に移送する媒体移送部とを有するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項2に記載のインクジェットプリンタに用いるアタッチメントは、本発明のうち請求項1に記載のインクジェットプリンタに用いるアタッチメントにおいて、上記インク受け部が、底部がテーパー状に形成されるとともに所定の方向に傾斜して形成されており、上記底部に貯留したインクが該傾斜の最下方部位から外部へ排出されるようにようにしたものである。
また、本発明のうち請求項3に記載のインクジェットプリンタに用いるアタッチメントは、本発明のうち請求項1に記載のインクジェットプリンタに用いるアタッチメントにおいて、上記媒体移送部が、山形形状部位と、上記山形形状部位の裾野部に連接された平板状の基板部と、上記基板部に立設された壁部と、上記壁部と上記山形形状部位の斜面との間に回転自在に配置されたローラとを有して構成されていて、上記山形形状部位の斜面と上記ローラとの間に媒体を通過させるようにしたものである。
また、本発明のうち請求項4に記載のインクジェットプリンタに用いるアタッチメントは、本発明のうち請求項2に記載のインクジェットプリンタに用いるアタッチメントにおいて、上記媒体移送部が、山形形状部位と、上記山形形状部位の裾野部に連接された平板状の基板部と、上記基板部に立設された壁部と、上記壁部と上記山形形状部位の斜面との間に回転自在に配置されたローラとを有して構成されていて、上記山形形状部位の斜面と上記ローラとの間に媒体を通過させるようにしたものである。
また、本発明のうち請求項5に記載のインクジェットプリンタに用いるアタッチメントは、本発明のうち請求項1、2、3または4のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタに用いるアタッチメントにおいて、さらに、上記プラテン部上に媒体の撓みを防止する媒体押さえ機構を備え、上記媒体押さえ機構は、上記プラテン部上に配設された第1層板状部材と、上記第1層板状部材の上方位置において所定の間隙を開けて配設された第2層板状部材とを有し、上記第1層板状部材と上記第2層板状部材との間の所定の間隙に媒体を挟み込むようにしたものである。
また、本発明のうち請求項6に記載のインクジェットプリンタは、本発明のうち請求項2または4のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタに用いるアタッチメントが配置されるインクジェットプリンタであって、上記インク受け部の最下方部位から外部へ排出されたインクを収容するインク収容手段を有するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項7に記載のインクジェットプリンタは、本発明のうち請求項5に記載のインクジェットプリンタにおいて、上記インク収容手段を着脱自在に配置するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項8に記載のインクジェットプリンタは、本発明のうち請求項6または7のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタにおいて、上記プラテン部上に媒体の撓みを防止する媒体押さえ機構を備え、上記媒体押さえ機構は、上記プラテン部上に配設された第1層板状部材と、上記第1層板状部材の上方位置において所定の間隙を開けて配設された第2層板状部材とを有し、上記第1層板状部材と上記第2層板状部材との間の所定の間隙に媒体を挟み込むようにしたものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、メッシュターポリン印刷専用のインクジェットプリンタを用いることなく、普通紙などのような紙類などよりなる媒体などを印刷するための汎用のインクジェットプリンタを用いて、メッシュターポリンやそれと同様に多数の孔が形成されたシートや、普通紙などに比べて腰がなくしわになりやすいようなシートに対する印刷を行うことができるようになるという優れた効果を奏する。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明によるインクジェットプリンタに用いるアタッチメントおよびインクジェットプリンタの実施の形態の一例を詳細に説明するものとする。

ここで、図1は本発明の実施の形態の一例によるインクジェットプリンタに用いるアタッチメントを取り付けられたインクジェットプリンタの左方から観察した状態における概略縦断端面構成説明図であり、図2は図1の要部拡大図であり、図3はアタッチメントを取り付けていない状態の図2に対応する要部拡大図であり、図4はアタッチメントのみを取り出した状態の図2に対応する要部拡大図(但し、媒体押さえ機構の図示は省略している。)であり、図5はアタッチメントおよびその周辺部の構成を示す要部拡大正面斜視説明図であり、図6はアタッチメントおよびその周辺部の構成を示す部分正面斜視説明図であり、図7はアタッチメントおよびその周辺部の構成の配置関係を示す斜視説明図であり、図8は媒体押さえ機構を備えたアタッチメントの要部拡大図であり、図9は媒体押さえ機構の斜視図であり、図10は媒体押さえ機構の矢視図である。
なお、本明細書においては、説明の便宜上、図1において紙面の上方を「上方」、図1において紙面の下方を「下方」、図1において紙面の右方を「前方」、図1において紙面の左方を「後方」、図1において紙面に対して垂直上向き方向を「左方」、図1において紙面に対して垂直下向き方向を「右方」として説明する。

このインクジェットプリンタ10は、普通紙などの紙類などの媒体Mを印刷することができるものであり、支持台部12と、支持台部12に立設された支持脚部14と、支持脚部14に固設されたインクジェットプリンタ本体部16と、支持台部12に配設されたダンサローラ機構18とを有している。
インクジェットプリンタ本体部16は、上面に媒体Mを配置可能なプラテン20と、プラテン20の上方に位置するとともに上面20aに配置された媒体Mに対してインクジェット方式によりインクを吐出して印刷を行うインクヘッド22と、プラテン20内に配置されるとともにモーター(図示せず。)により矢印A方向に回転されて媒体Mを矢印B方向(インクジェットプリンタ10の前方方向)に搬送するためのグリッドローラ24と、グリッドローラ24と対向するとともにバネ部材(図示せず。)により矢印C方向に付勢されるようにして揺動可能に配置されたピンチローラ26とを有している。
なお、インクヘッド22は、図1の紙面に対して垂直方向、即ち、左右方向へ往復移動可能に形成されている。
また、プラテン20は、上記したインクヘッド22の往復移動の領域をカバーするように図1の紙面に対して垂直方向、即ち、左右方向へに延設されている。
そして、媒体Mは、図1の紙面に対して垂直方向、即ち、左右方向に延長する所定の幅を有しているものとする。

そして、インクジェットプリンタ本体部16のプラテン20の上面20aの所定の位置には、プラテン20に対して着脱自在にアタッチメント100が配設されることになる。このアタッチメント100の詳細については、後に詳述する。

このインクジェットプリンタ本体部16においては、グリッドローラ24とピンチローラ26との間に挟持された媒体Mが、グリッドローラ24の矢印A方向の回転に伴い矢印B方向に搬送されて、順次にプラテン20の上面20aをインクヘッド22の下方に移動され、インクヘッド22により媒体Mに対してインクジェット方式による印刷が行われる。
なお、符号28は、インクジェットプリンタ本体部16に回転自在に配設されたローラであり、このローラ28に印刷前のメッシュターポリンなどの媒体Mが巻き付けられている。モーター(図示せず。)によりローラ28が回転されると、ローラ28に巻き付けられた媒体Mがプラテン20側へ搬送されて、グリッドローラ24とピンチローラ26との間に挟持されてプラテン20の上面20aに供給される。また、符号30は、印刷が行われた媒体Mを巻き取るための巻き取りローラであり、モーター(図示せず。)の駆動により回転して媒体Mを巻き取る。

次に、ダンサローラ機構18について説明すると、ダンサローラ機構18は、支持台部12の前方部位に一方の端部を揺動自在に配設された支軸18aと、支軸18aの他方の端部に回動自在に配設されたローラ18bと、支持台部12に立設された壁部12aに配置されるとともに支軸18aの傾きを検出するセンサ18cとを有して構成されている。
ここで、支軸18aは、自重とローラ18bの重量によって、ローラ18bが配設された側の端部が前方に傾くように配置されているが、ローラ18bがインクジェットプリンタ本体部16から搬送されて巻き取りローラ30に巻き取られる印刷済みの媒体Mと当接して、その傾きが制限されるようにダンサローラ機構18とインクジェットプリンタ本体部16と巻き取りローラ30との配置関係が設定されている。このため、媒体Mは、支軸18aとローラ18bとの重量によって、インクジェットプリンタ本体部16に対して前方下方へ常に引っ張られていることになる。
こうしたダンサローラ機構18においては、インクジェットプリンタ本体部16から印刷済みの媒体Mが前方に搬送されると、媒体Mの前方への搬送に伴い支軸18bが前方側に傾いていく。そして、この媒体Mの傾きが、センサ18cに対して設定された所定の傾きになると、センサ18cはその傾きを検知して、このセンサ18cの検知に応じて巻き取りローラ30を回転するモーターを所定の時間だけ駆動する。こうして巻き取りローラ30を回転するモーターが駆動されると、巻き取りローラ30が回転して印刷済みの媒体Mを巻き取る。そうすると、この媒体Mの巻き取りに伴い、支軸18aが後方側に向けて回動し、元の位置に復帰する。

次に、アタッチメント100について説明すると、アタッチメント100は、プラテン部102と媒体移送部104とを有して構成されている。
プラテン部102は、アタッチメント100がインクジェットプリンタ本体部16のプラテン20に取り付けられた際に、インクヘッド22と対向するように配置されるとともにプラテン20と同様に図1の紙面に対して垂直方向、即ち、左右方向に延設され、かつ、上面が開口した樋形状のインク受け部102aと、インク受け部102aの前方に延設された前方フランジ部102bと、インク受け部102aの後方に延設された後方フランジ部102cと、インク受け部102aの左方端部に位置する縁部に前後方向に延長して配置されるゴムパッキン102dと、ゴムパッキン102dと同様な平面形状を備えていてゴムパッキン102dをインク受け部102aに固定するための押さえ板102eとを有している。
なお、ゴムパッキン102dは、インク受け部102aの左方端部に位置する縁部と水密に係合している。
そして、このゴムパッキン102dは押さえ板102eで押さえられて、押さえ板102eをネジや接着剤などの任意の係合手段によりインク受け部102aに固定することにり、ゴムパッキン102dと押さえ板102eとがインク受け部102aに固着される。
従って、インク受け部102aには、上方に立設した樋形状部位の壁部と当該樋形状部位の左方端部に位置するゴムパッキン102dとによって、凹形状のインク溜めが形成されることになる。
一方、インク受け部102aの右方端部に位置する縁部は開放されていて、その縁部には、下方に傾斜した誘導プレート102faと誘導プレート102fbとが所定の間隙を開けて連設されている。

ここで、インク受け部102aと前方フランジ部102bと後方フランジ部102cとは、金属や樹脂により一体成形されている。前方フランジ部102b、後方フランジ部102cおよびプラテン20の所定の位置にはビス孔(図示せず。)が形成されており、前方フランジ部102bならびに後方フランジ部102cのビス孔とプラテン20のビス孔とを連通されてビス106をネジ込み固定することにより、アタッチメント100のプラテン部102はプラテン20に取り付けられている。
インク受け部102aの底部102aaは、前後方向の中央部位が最も下方に位置するようなテーパー面として形成されている。
また、底部102aaのテーパー面は、誘導プレート102faと誘導プレート102fbとが位置するインク受け部102aの右方端部の縁部が最下方に位置するとともに、ゴムパッキン102dが位置するインク受け部102aの左方端部の縁部が最上方に位置するようにして、なだらかな傾斜が付けられている。
従って、底部102aaに溜まったインクは、底部102aaのテーパー面の傾斜に従ってインク受け部102aの右方端部の縁部へ移動し、誘導プレート102faと誘導プレート102fbとに誘導されて外部へと排出されることになる。
インクジェットプリンタ本体部16には、この誘導プレート102faと誘導プレート102fbとに誘導されて外部へと排出されたインクを受けて、当該インクを排出インク容器(図示せず。)に連接された漏斗状受け部16bまで誘導する凹型溝状に形成されたガイド部材16aが配設されている。これら、ガイド部材16a、漏斗状受け部16bならびに排出インク容器(図示せず。)は、インクジェットプリンタ本体部16に着脱自在に取り付けられている。
なお、このインクジェットプリンタ10においては、ガイド部材16a、漏斗状受け部16bならびに排出インク容器(図示せず。)によりインク収容手段が形成されている。

また、媒体移送部104は、プラテン部102とグリッドローラ24との間のプラテン20上に配置されており、図1の紙面に対して垂直方向、即ち、左右方向に延設された山形形状部位104aaと、当該山形形状部位104aaの裾野部に連接された平板状の基板部104abと、基板部104abの図1の紙面に対する垂直方向、、即ち、左右方向に位置する両端部たる左方端部と右方端部との縁部にそれぞれ立設された一対の壁部104acと、一対の壁部104acと山形形状部位104aaの斜面との間に回転自在に配置された媒体しわ伸ばしローラ104adとを有して構成されている。
基板部104abおよびプラテン20の所定の位置にはビス孔(図示せず。)が形成されており、基板部104abのビス孔とプラテン20のビス孔とを連通されてビス106をネジ込み固定することにより、アタッチメント100の媒体移送部104はプラテン20に取り付けられている。
ローラ28からプラテン20側へ搬送された媒体Mは、山形形状部位104aaの前方側斜面と媒体しわ伸ばしローラ104adとの間を通過する経路でプラテン部102側へ搬送されるものであるが、媒体山形形状部位104aaの前方側斜面と媒体しわ伸ばしローラ104adとの間を媒体Mが通過する際に、媒体Mのしわが伸ばされる。

また、アタッチメント100は、プラテン部102の左右延長方向の左右両方の端部側に媒体押さえ機構200を備えている。
この媒体押さえ機構200は、プラテン部102における上方前部と上方後部とにそれぞれ設けられた左右方向に延長する係止部102gに対して左右方向へ摺動自在に係止される一対の把持部200aと、一対の把持部200aに架橋されるようにして配設された第1層板状部材200bと、第1層板状部材200bの上方位置において一対の把持部200aに架橋されるようにして配設されるとともに第1層板状部材200bと媒体Mを挿入可能な所定の間隙Gを開けて配置された第2層板状部材200cとを有している。
より詳細には、第1層板状部材200bはその下方延長部200baが把持部200aに固設され、第2層板状部材200cはその下方延長部200caが把持部200aに固設されていて、プラテン部102上において把持部200aを左右方向へ摺動させると、把持部200aとともに移動する。
なお、第1層板状部材200bと第2層板状部材200cとには、間隙Gへの媒体Mの挿入を容易にするために、折り曲げ部200bbと折り曲げ部200cbとがそれぞれ形成されている。

以上の構成において、インクジェットプリンタ10によってメッシュターポリンのような多数の孔が形成された媒体Mに対して印刷を行う場合には、プラテン20上にアタッチメント100を取り付ける。
即ち、プラテン20上にプラテン部102と媒体移送部104とをビス106を用いて固定した状態で、媒体Mに対して印刷を行うことになる。
なお、媒体Mの左右両端部は、媒体押さえ機構200の第1層板状部材200bと第2層板状部材200cとの間に形成された間隙G内に挟み込まれる。
そして、媒体Mは山形形状部位104aaの前方側斜面と媒体しわ伸ばしローラ104adとの間を通過する経路でプラテン部102側へ搬送されるので、インクヘッド22によりプラテン部102上に位置する媒体Mに対してインクジェット方式によりインクを吐出して印刷を行う際には、しわのない状態の媒体Mに対して印刷を行うことができる。このため、媒体Mに対して高品質な印刷を行うことが可能になる。
ここで、インクヘッド22がプラテン部102上に位置する媒体Mに対してインクジェット方式によりインクを吐出して印刷を行うと、インクヘッド22から媒体Mに対して吐出されたインクの一部は、媒体Mに吸収されずにメッシュ状に形成された媒体Mの孔から下方へ流れ出す。
しかしながら、媒体Mから下方へ流れ出したインクは、インクヘッド22の下方に位置するインク受け部102aに落下収容されることになり、インクジェットプリンタ本体部16のプラテンを汚損することはない。
インク受け部102aに収容されたインクは、底部102aaの傾斜に従って底部102aaを移動して、誘導プレート102faと誘導プレート102fbとに誘導されて外部のガイド部材16aへ移送され、最終的には漏斗状受け部16bを介して排出インク容器(図示せず。)に収容される。
また、メッシュターポリンのような多数の孔が形成された媒体Mは腰がないのでしわになりやすいが、インクヘッド22による印刷の直前に、媒体Mは山形形状部位104aaの前方側斜面と媒体しわ伸ばしローラ104adとの間を通過してしわを伸ばされるので、しわのない状態で媒体Mに対する印刷を実行することができる。
なお、媒体Mの左右両端部が媒体押さえ機構200の第1層板状部材200bと第2層板状部材200cとの間に形成された間隙G内に挟み込まれていて、当該媒体Mが撓まないようにされているので、媒体Mの両端が印刷したインクによって収縮することなどにより、媒体Mの裏面がインク受け部102aに上の廃液インクが媒体の裏面に付着することが防止される。

一方、インクジェットプリンタ10によって普通紙などの紙類などの媒体Mに対して印刷を行う場合には、プラテン20上からアタッチメント100を取り外す。
即ち、プラテン20上からプラテン部102と媒体移送部104とを除いた状態で、媒体Mに対して印刷を行うことになる。
こうした印刷の状態は、従来より公知のインクジェットプリンタの場合と異なるところがないので、その詳細な説明は省略する。

以上において説明したように、インクジェットプリンタ10に対してアタッチメント100を着脱自在に配置することによって、同一のインクジェットプリンタ10によりメッシュターポリンのような多数の孔が形成された媒体Mや普通紙などの紙類などの媒体Mに対して印刷を行うことができる。

なお、上記した実施の形態においては、インク受け部102aの右方端部に位置する縁部を開放するように形成して、インク受け部102aの底部102aaからインクを外部に放出したが、インク受け部102aの右方端部に位置する縁部を開放することなく、インク受け部102aの左方端部と同様にゴムパッキン102dで閉鎖するようにしてもよい。このようにした場合には、インクジェットプリンタ本体部16に、ガイド部材16a、漏斗状受け部16bならびに排出インク容器(図示せず。)を設ける必要はない。
また、上記した実施の形態においては、ガイド部材16a、漏斗状受け部16bならびに排出インク容器(図示せず。)をインクジェットプリンタ本体部16に着脱自在に配設するようにしたので、普通紙などの紙類などの媒体Mに対して印刷を行う場合には、ガイド部材16a、漏斗状受け部16bならびに排出インク容器(図示せず。)をインクジェットプリンタ本体部16から取り外すようにしてもよい。
また、上記した実施の形態においては、本発明をペーパームーブタイプのインクジェットプリンタに実施した場合について説明したが、これに限られるものではないことは勿論であり、本発明は、所謂、フラットベッドタイプのインクジェットプリンタに実施するようにしてもよい。
本発明は、メッシュターポリンを含む各種の媒体に対して印刷を行う際に利用することができるものである。
図1は、本発明の実施の形態の一例によるインクジェットプリンタに用いるアタッチメントを取り付けられたインクジェットプリンタの左方から観察した状態における概略縦断端面構成説明図である。 図2は、図1の要部拡大図である。 図3は、アタッチメントを取り付けていない状態の図2に対応する要部拡大図である。 図4は、アタッチメントのみを取り出した状態の図2に対応する要部拡大図(但し、媒体押さえ機構の図示は省略している。)である。 図5は、アタッチメントおよびその周辺部の構成を示す要部拡大正面斜視説明図である。 図6は、アタッチメントおよびその周辺部の構成を示す部分正面斜視説明図である。 図7は、アタッチメントおよびその周辺部の構成の配置関係を示す斜視説明図である。 図8は、は媒体押さえ機構を備えたアタッチメントの要部拡大図である。 図9は、媒体押さえ機構の斜視図である。 図10は、媒体押さえ機構の矢視図である。
符号の説明
10 インクジェットプリンタ
12 支持台部
14 支持脚部
16 インクジェットプリンタ本体部
18 ダンサローラ機構
20 プラテン
22 インクヘッド
24 グリッドローラ
26 ピンチローラ
100 アタッチメント
200 媒体押さえ機構

Claims (8)

  1. プラテン上に位置する媒体に対してインクヘッドからインクジェット方式によりインクを吐出して印刷を行うインクジェットプリンタに用いるアタッチメントにおいて、
    インクジェットプリンタのプラテン上に着脱自在に配置されるとともに上面が開口したインク受け部を有するプラテン部と、
    前記プラテン上に着脱自在に配置されるとともに媒体を圧接しながら前記プラテン部上に移送する媒体移送部と
    を有することを特徴とするインクジェットプリンタに用いるアタッチメント。
  2. 請求項1に記載のインクジェットプリンタに用いるアタッチメントにおいて、
    前記インク受け部は、底部がテーパー状に形成されるとともに所定の方向に傾斜して形成されており、前記底部に貯留したインクを該傾斜の最下方部位から外部へ排出する
    ことを特徴とするインクジェットプリンタに用いるアタッチメント。
  3. 請求項1に記載のインクジェットプリンタに用いるアタッチメントにおいて、
    前記媒体移送部は、
    山形形状部位と、
    前記山形形状部位の裾野部に連接された平板状の基板部と、
    前記基板部に立設された壁部と、
    前記壁部と前記山形形状部位の斜面との間に回転自在に配置されたローラと
    を有し、
    前記山形形状部位の斜面と前記ローラとの間に媒体を通過させる
    ことを特徴とするインクジェットプリンタに用いるアタッチメント。
  4. 請求項2に記載のインクジェットプリンタに用いるアタッチメントにおいて、
    前記媒体移送部は、
    山形形状部位と、
    前記山形形状部位の裾野部に連接された平板状の基板部と、
    前記基板部に立設された壁部と、
    前記壁部と前記山形形状部位の斜面との間に回転自在に配置されたローラと
    を有し、
    前記山形形状部位の斜面と前記ローラとの間に媒体を通過させる
    ことを特徴とするインクジェットプリンタに用いるアタッチメント。
  5. 請求項1、2、3または4のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタに用いるアタッチメントにおいて、さらに、
    前記プラテン部上に媒体の撓みを防止する媒体押さえ機構を備え、
    前記媒体押さえ機構は、
    前記プラテン部上に配設された第1層板状部材と、
    前記第1層板状部材の上方位置において所定の間隙を開けて配設された第2層板状部材と
    を有し、
    前記第1層板状部材と前記第2層板状部材との間の所定の間隙に媒体を挟み込む
    ことを特徴とするインクジェットプリンタに用いるアタッチメント。
  6. 請求項2または4のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタに用いるアタッチメントが配置されるインクジェットプリンタであって、
    前記インク受け部の最下方部位から外部へ排出されたインクを収容するインク収容手段
    を有することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  7. 請求項6に記載のインクジェットプリンタにおいて、
    前記インク収容手段は、着脱自在に配置されている
    ことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  8. 請求項6または7のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
    前記プラテン部上に媒体の撓みを防止する媒体押さえ機構を備え、
    前記媒体押さえ機構は、
    前記プラテン部上に配設された第1層板状部材と、
    前記第1層板状部材の上方位置において所定の間隙を開けて配設された第2層板状部材と
    を有し、
    前記第1層板状部材と前記第2層板状部材との間の所定の間隙に媒体を挟み込む
    ことを特徴とするインクジェットプリンタ。
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