JP2008126578A - 帯状補強部材の製造ライン、及び帯状補強部材の製造方法 - Google Patents
帯状補強部材の製造ライン、及び帯状補強部材の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】第1カレンダーロール9と第2カレンダーロール11との協働によってゴムシート13を連続的に圧延成形すると共に、第3カレンダーロール15と第4カレンダーロールと17の協働によってゴムシート19を連続的に圧延成形し、第2カレンダーロール11と第4カレンダーロール17の間隙に向かって供給された不織布シート27を間にして、第2カレンダーロール11の外周面及び第4カレンダーロール17の外周面にそれぞれ転写された一対のゴムシート13,19を重合した状態の下で、逆回り方向へ回転中の第2カレンダーロール11と正回り方向へ回転中の第4カレンダーロール17との協働によって一対のゴムシート13,19を上下から押圧することにより、帯状補強部材3を連続的に成形して送り方向へ搬送し、巻取り装置43によって連続的に巻取る。
【選択図】図1
Description
カレンダーロール用モータ21の駆動により第1カレンダーロール9を正回り方向へ、第2カレンダーロール11を第1カレンダーロール9の周速よりも速い周速で逆回り方向へ回転させる。これにより、第1カレンダーロール9と第2カレンダーロール11との協働によって混練状態のゴム13gからゴムシート13を連続的に圧延成形して、第2カレンダーロール11の外周面に転写する。
供給ロール29によって第2カレンダーロール11と第4カレンダーロール17の間隙に向かって供給された不織布シート27を間にして、前記(i)ゴムシート圧延成形工程において第2カレンダーロール11の外周面及び第4カレンダーロール17の外周面にそれぞれ転写された一対のゴムシート13,19を重合した状態の下で、押圧アクチュエータ31の作動により逆回り方向へ回転中の第2カレンダーロール11と正回り方向へ回転中の第4カレンダーロール17との協働によって一対のゴムシート13,19を上下から押圧する。これにより、一対のゴムシート13,19及び不織布シート27を一体的に積層してなる帯状補強部材3を連続的に成形して、送り方向Fへ搬送する。
カッター用モータ39の駆動及び押付けアクチュエータ41の作動により第1カッター回転部材35及び第2カッター回転部材37を第2カレンダーロール11及び第4カレンダーロール17の周速と同じ周速で同期して回転させつつ、前記(ii)お状補強部材成形工程において成形された帯状補強部材3を第1カッター回転部材35と第2カッター回転部材37によって上下から挟む。これにより、帯状補強部材3を所定幅に連続的に裁断することができる。
巻取りロール用モータ49の駆動により巻取りロール47を回転させる。これにより、前記(iii)裁断工程において所定幅に裁断された帯状補強部材3を巻取り装置43によって連続的に巻取ることができる。なお、巻取り装置43の巻取り速度は、第2カレンダーロール11及び第4カレンダーロール17の周速と同じである。ここで、巻取り装置43によって巻取る際における帯状補強部材3の単位幅当りの張力は、帯状補強部材3の物性を変化させないようにな適当な張力に設定されている。
3 帯状補強部材
5 カレンダーロール装置
9 第1カレンダーロール
11 第2カレンダーロール
13 ゴムシート
15 第3カレンダーロール
17 第4カレンダーロール
19 ゴムシート
33 カッター装置
43 巻取り装置
Claims (5)
- ゴムと不織布との複合材料からなる帯状補強部材を送り方向へ搬送しつつ、連続的に製造する帯状補強部材の製造ラインであって、
正回り方向へ回転可能な第1カレンダーロールと、この第1カレンダーロールに近接した位置に平行に設けられかつ逆回り方向へ回転可能であって前記第1カレンダーロールとの協働によってゴムからゴムシートを連続的に圧延成形する第2カレンダーロールと、前記第1カレンダーロールに離隔した位置に平行に設けられかつ逆回り方向に回転可能な第3カレンダーロールと、この第3カレンダーロール及び前記第2カレンダーロールに接近した位置に平行に設けられかつ正回り方向へ回転可能であって前記第3カレンダーロールとの協働によってゴムからゴムシートを連続的に圧延成形する第4カレンダーロールとを備え、前記第1カレンダーロールと前記第2カレンダーロールとの協働によって圧延成形された前記ゴムシートが前記第2カレンダーロールの外周面に転写されかつ前記第3カレンダーロールと前記第4カレンダーロールとの協働によって圧延成形された前記ゴムシートが前記第4カレンダーロールの外周面に転写されるように構成され、前記第2カレンダーロールと前記第4カレンダーロールの間隙へ向かって供給された不織布からなる不織布シートを間にして、前記第2カレンダーロールの外周面及び前記第4カレンダーロールの外周面にそれぞれ転写された一対の前記ゴムシートを重合した状態の下で、前記第2カレンダーロールと前記第4カレンダーロールとの協働によって一対の前記ゴムシートを上下から押圧できるように構成され、前記帯状補強部材を連続的に成形して前記送り方向へ搬送するカレンダーロール装置と、
前記送り方向からみて前記カレンダーロール装置の下流側に配設され、前記帯状補強部材を連続的に巻取る巻取り装置と、
を具備したことを特徴とする帯状補強部材の製造ライン。 - 前記カレンダーロール装置と前記巻取り装置の間に配設され、前記帯状補強部材を所定幅に連続的に裁断するカッター装置と、
を具備したことを特徴とする請求項1に記載の帯状補強部材の製造ライン。 - ゴムと不織布との複合材料からなる帯状補強部材を送り方向へ搬送しつつ、連続的に製造するための帯状補強部材の製造方法であって、
カレンダーロール装置における第1カレンダーロールを正回り方向へ、前記第1カレンダーロールに近接した位置に平行に設けられた第2カレンダーロールを逆回り方向へ回転させることにより、前記第1カレンダーロールと前記第2カレンダーロールとの協働によってゴムからゴムシートを連続的に圧延成形して、前記第2カレンダーロールの外周面に転写すると共に、前記第1カレンダーロールに離隔した位置に平行に設けられた第3カレンダーロールを逆回り方向へ、前記第2カレンダーロール及び前記第3カレンダーロールに近接した位置に平行に設けられた第4カレンダーロールを正回り方向へ回転させることにより、前記第3カレンダーロールと前記第4カレンダーロールとの協働によってゴムからゴムシートを連続的に圧延成形して、前記第4カレンダーロールの外周面に転写するゴムシート圧延成形工程と、
前記第2カレンダーロールと前記第4カレンダーロールの間隙に向かって供給された不織布シートを間にして、前記ゴムシート圧延成形工程において前記第2カレンダーロールの外周面及び前記第4カレンダーロールの外周面にそれぞれ転写された一対の前記ゴムシートを重合した状態の下で、逆回り方向へ回転中の前記第2カレンダーロールと正回り方向へ回転中の前記第4カレンダーロールとの協働によって一対の前記ゴムシートを上下から押圧することにより、一対の前記ゴムシート及び前記不織布シートを一体的に積層してなる前記帯状補強部材を連続的に成形して、前記送り方向へ搬送する帯状補強部材成形工程と、
前記帯状補強部材成形工程中に成形された前記帯状補強部材を、前記送り方向からみて前記カレンダーロール装置の下流側に配設された巻取り装置によって連続的に巻取る巻取り工程と、
を具備したことを特徴とする帯状補強部材の製造方法。 - 前記巻取り工程において前記巻取り装置によって前記帯状補強部材を巻取る前に、カッター装置によって前記帯状補強部材を所定幅に連続的に裁断する裁断工程と、
を具備したことを特徴とする請求項3に記載の帯状補強部材の製造方法。 - 前記帯状補強部材は、空気のうの構成要素である補強層の成形に用いられるものであることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の帯状補強部材の製造方法。
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