JP2008126556A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】切換装置によって液体噴射ヘッドへ供給する液体の種類を変更する際に、切換装置内に液体の淀みが発生することを抑制することが可能な液体噴射装置を提供する。
【解決手段】インクジェット式プリンタは、その切換装置25内に、フォトブラックインクを供給する第1連結路44と、マットブラックインクを供給する第2連結路45と、第1連結路44及び第2連結路45の下流端同士の合流点と記録ヘッド側とを連通する第1貫通孔39と、第1連結路44を開閉する第1開閉弁47と、第2連結路45を開閉する第2開閉弁48と、フォトブラックインクとマットブラックインクとの間でインクを切り換える際に、第1連結路44または第2連結路45にフォトブラックインクまたはマットブラックインクの淀みが発生するのを抑制するためのインク誘導部42とを備える。
【選択図】図9

Description

本発明は、例えばインクジェット式プリンタなどの液体噴射装置に関する。
一般に、液体をターゲットに対して噴射させる液体噴射装置として、インクジェット式プリンタ(以下、「プリンタ」という。)が広く知られている。このプリンタは、インク(液体)を噴射する記録ヘッド(液体噴射ヘッド)にインクを収容するインクカートリッジからインクを供給し、そのインクを記録ヘッドのノズル形成面に形成されたノズルからターゲットとしての記録用紙に噴射することにより印刷を行うようになっている。そして、こうしたプリンタでは、記録ヘッドから離れた位置にインクカートリッジが配置されている場合、そのインクカートリッジからプリンタ内部に引き回されたチューブを介してインクが記録ヘッド側に供給されるようになっている。
ところで、記録ヘッドのノズルから噴射しているインクを別の種類のインクに変更する場合には、まず、それまで使用していたインクカートリッジからのインクの供給が止められ、その状態からチューブ内の残存インクが記録ヘッドのノズルを介して排出される。そして、残存インクの排出によりチューブ内をきれいにした後に、別の種類のインクが収容されたインクカートリッジからこの別の種類のインクがチューブを介して記録ヘッド側に供給されるようになっている。
そのため、このように記録ヘッドのノズルから噴射するインクの種類を変更する場合には、チューブ内に残った変更前のインクを吸引して排出しなければならないので、インクの無駄が多くなってしまうという問題があった。そこで、こうした問題に対処するため、従来から、記録ヘッドの近傍に各インクカートリッジとインクカートリッジ毎に対応したチューブを介して接続されるインクの切換装置を設けたプリンタが提案されている(例えば、特許文献1)。
この特許文献1のプリンタでは、切換装置内において、記録ヘッドに供給するインクの種類が、第1種類のインク(第1液体)と第2種類のインク(第2液体)との間で切り換え可能になっている。すなわち、切換装置内では、第1種類のインクを供給する第1通路部(第1供給路)の下流端と第2種類のインクを供給する第2通路部(第2供給路)の下流端とが合流しており、該合流点と記録ヘッドとの間がインクを記録ヘッドに供給するヘッド側供給路により接続されている。さらに、この切換装置内には、第1通路部を開閉する第1ダイアフラム(第1開閉弁)と第2通路部を開閉する第2ダイアフラム(第2開閉弁)とが設けられており、一方のダイアフラムを開弁させると共に、他方のダイアフラムを閉弁させることにより、第1種類のインクと第2種類のインクとの供給状態を切り換えるようになっている。
すなわち、この切換装置では、記録ヘッドに第1種類のインクを供給する場合には、第1通路部の第1ダイアフラムが開弁されるとともに第2通路部の第2ダイアフラムが閉弁される。一方、記録ヘッドに第2種類のインクを供給する場合には、第2通路部の第2ダイアフラムが開弁されるとともに第1通路部の第1ダイアフラムが閉弁される。
特開2006−175626号公報
ところで、特許文献1のプリンタでは、切換装置内において、第1通路部の第1ダイアフラムを開弁すると共に第2通路部の第2ダイアフラムを閉弁した場合には、第2通路部における第1通路部との合流点と第2ダイアフラムとの間の通路部分が袋小路状になってしまう。同様に、切換装置内において、第2通路部の第2ダイアフラムを開弁すると共に第1通路部の第1ダイアフラムを閉弁した場合には、第1通路部における第2通路部との合流点と第1ダイアフラムとの間の通路部分が袋小路状になってしまう。
このため、記録ヘッドに第1種類のインクを供給する場合には、そのインクの大部分は第1通路部から合流点を介してヘッド側供給路内に直接流入するものの、一部のインクは第2通路部における袋小路状になった通路部分(以下、「袋小路部分」という。)に流入することになり、その袋小路部分に第1種類のインクの淀みができてしまう。また、記録ヘッドに第2種類のインクを供給する場合には、同様に、第1通路部における袋小路部分に第2種類のインクの淀みができてしまうことになる。
そして、この袋小路部分に淀んだインクは時間の経過と共にインク特性が劣化し、そうしたインクが袋小路部から次第に拡散してヘッド側供給路内に流入するようになる。その結果、記録ヘッドのノズルから噴射されるインクの性状に悪影響を及ぼしてしまうという問題があった。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、切換装置によって液体噴射ヘッドへ供給する液体の種類を変更する際に、切換装置内に液体の淀みが発生することを抑制することが可能な液体噴射装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の液体噴射装置は、液体を噴射する液体噴射ヘッドと、該液体噴射ヘッドへ供給される液体の種類を第1液体と該第1液体とは異なる第2液体との間で選択的に切り換える切換装置とを備えた液体噴射装置であって、前記切換装置内には、前記第1液体を供給する第1供給路と、前記第2液体を供給する第2供給路と、前記第1供給路及び前記第2供給路の下流端同士の合流点と前記液体噴射ヘッドとの間を連通するヘッド側供給路と、前記第1供給路における前記第2供給路との合流点よりも上流側において前記第1供給路を開閉する第1開閉弁と、前記第2供給路における前記第1供給路との合流点よりも上流側において前記第2供給路を開閉する第2開閉弁と、前記合流点を介して連通する前記第1供給路及び前記第2供給路における前記第1開閉弁と前記第2開閉弁との間において、前記第1開閉弁を開くとともに前記第2開閉弁を閉じた場合に、前記第1液体が、前記第1供給路から直接前記ヘッド側供給路へ流れるとともに前記第1供給路から前記第2供給路における前記第2開閉弁の傍らを通って前記ヘッド側供給路へ流れる一方、前記第2開閉弁を開くとともに前記第1開閉弁を閉じた場合に、前記第2液体が、前記第2供給路から直接前記ヘッド側供給路へ流れるとともに前記第2供給路から前記第1供給路における前記第1開閉弁の傍らを通って前記ヘッド側供給路へ流れるようにするための液体誘導部とが備えられている。
通常、切換装置内の合流点を介して連通する第1供給路及び第2供給路における第1開閉弁と第2開閉弁との間において、第1開閉弁を開くとともに第2開閉弁を閉じた場合には第1液体の一部が第2供給路で淀む一方、第2開閉弁を開くとともに第1開閉弁を閉じた場合には第2液体の一部が第1供給路で淀んでしまう。この点、この発明によれば、液体誘導部により、第1開閉弁を開くとともに第2開閉弁を閉じた場合に第1液体の一部が第2供給路を介してヘッド側供給路に流れるとともに、第2開閉弁を開くとともに第1開閉弁を閉じた場合に第2液体の一部が第1供給路を介してヘッド側供給路に流れるようになる。したがって、切換装置によって液体噴射ヘッドへ供給する液体の種類を変更する際に、切換装置内に液体の淀みが発生することを抑制することが可能となる。
本発明の液体噴射装置は、前記切換装置内において、前記第1供給路と前記第2供給路とは直線的に連通する態様で合流しており、前記液体誘導部は、前記切換装置内において前記第1供給路及び前記第2供給路を形成する壁面上に、これら第1供給路及び前記第2供給路を跨いで直線的に延びるように隆起形成されており、該液体誘導部の短手方向を幅方向として隆起方向の基端部から先端部に向かうに連れて幅狭になっている。
この発明によれば、液体誘導部の占有容積が低減されるので、切換装置内における第1供給路及び第2供給路の容積を広く確保することが可能となる。
本発明の液体噴射装置において、前記液体誘導部は、前記第1供給路から前記ヘッド側供給路へ流れる前記第1液体と前記第1供給路から前記第2供給路における前記第2開閉弁の傍らを通って前記ヘッド側供給路へ流れる前記第1液体との干渉、及び、前記第2供給路から前記ヘッド側供給路へ流れる前記第2液体と前記第2供給路から前記第1供給路における前記第1開閉弁の傍らを通って前記ヘッド側供給路へ流れる前記第2液体との干渉を抑制するための液体干渉抑制部を備える。
この発明によれば、液体干渉抑制部により、異なる流路を通ってヘッド側供給路へ流れる第1液体同士の干渉及び異なる流路を通ってヘッド側供給路へ流れる第2液体同士の干渉が抑制されるので、第1液体及び第2液体をそれぞれヘッド側供給路へ滞りなく円滑に流れるようにすることが可能となる。
本発明の液体噴射装置は、前記液体干渉抑制部が、前記ヘッド側供給路と対応するように配置されるとともに、該ヘッド側供給路に向かって突設されている。
この発明によれば、液体干渉抑制部により、異なる流路を通ってヘッド側供給路へ流れる第1液体同士の干渉及び異なる流路を通ってヘッド側供給路へ流れる第2液体同士の干渉を抑制しつつ、第1液体及び第2液体をそれぞれヘッド側供給路へ速やかに導くことが可能となる。
本発明の液体噴射装置は、前記液体誘導部が、前記液体干渉抑制部を基準として長手方向に対称な形状になっている。
この発明によれば、液体干渉抑制部により、異なる流路を通ってヘッド側供給路へ流れる第1液体同士の干渉と異なる流路を通ってヘッド側供給路へ流れる第2液体同士の干渉とを同じレベルで抑制することが可能となる。
以下、本発明を、インクジェット式プリンタ及びこのプリンタに装着されるインクカートリッジに具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」をいう場合は図1に矢印で示す前後方向、左右方向、上下方向をそれぞれ示すものとする。
図1に示すように、液体噴射装置としてのインクジェット式プリンタ11は、平面視矩形状をなす本体フレーム12を備えるとともに、該本体フレーム12内にはプラテン13が主走査方向となる左右方向に沿って延びるように設けられている。このプラテン13上には、図示しない紙送り機構によりターゲットとしての記録用紙(図示略)が副走査方向となる前後方向に沿って給送されるようになっている。また、本体フレーム12内におけるプラテン13の上方には、該プラテン13の長手方向(左右方向)と平行に延びる棒状のガイド軸14が架設されている。
このガイド軸14には、キャリッジ15が、該ガイド軸14の軸線方向(左右方向)への往復移動可能な状態で支持されている。キャリッジ15は、本体フレーム12の後壁内面に設けられた一対のプーリ16a間に張設された無端状のタイミングベルト16を介して本体フレーム12の背面に設けられたキャリッジモータ17に連結されている。したがって、キャリッジ15は、キャリッジモータ17の駆動により、ガイド軸14に沿って往復移動されるようになっている。
図1及び図2に示すように、キャリッジ15におけるプラテン13と対向する面側には、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド18が搭載されている。また、キャリッジ15上には、一時貯留した液体としてのインクを記録ヘッド18に供給する複数(本実施形態では4つ)のバルブユニット19a〜19dが設けられている。記録ヘッド18の下面には、複数(本実施形態では3つ)のノズル20a〜20cが形成されており、これら各ノズル20a〜20cからプラテン13上に給送された記録用紙(図示略)にインク滴が噴射されることにより、印刷が行われるようになっている。
本体フレーム12内の右端部には、カートリッジホルダ21が設けられるとともに、該カートリッジホルダ21には、互いに種類の異なるインクを収容した複数(本実施形態では4つ)のインクカートリッジ22a〜22dがそれぞれ着脱自在に装着されている。カートリッジホルダ21は、キャリッジ15上の各バルブユニット19a〜19dとそれぞれインク供給チューブ24a〜24dを介して接続されている。そして、カートリッジホルダ21に各インクカートリッジ22a〜22dを装着した場合には、各インクカートリッジ22a〜22dがインク供給チューブ24a〜24dを介して各バルブユニット19a〜19dとそれぞれ連通するようになっている。
インクカートリッジ22a及びインクカートリッジ22bには、それぞれ第1液体としてのフォトブラックインク及び第2液体としてのマットブラックインクが収容されている。したがって、バルブユニット19aにはフォトブラックインクが一時貯留されるとともに、バルブユニット19bにはマットブラックインクが一時貯留されるようになっている。
この場合、フォトブラックインクは記録用紙が光沢系用紙である場合の印刷に適しており、マットブラックインクは記録用紙がマット系用紙である場合の印刷に適している。そこで、キャリッジ15上における両バルブユニット19a,19bと記録ヘッド18との間には、該両バルブユニット19a,19bから記録ヘッド18に供給されるインクがフォトブラックインク及びマットブラックインクのうちのいずれか一方となるように切り換えるための切換装置25が設けられている。すなわち、切換装置25は、記録ヘッド18のノズル20aから噴射されるインクを、例えば記録用紙が光沢系用紙であるかマット系用紙であるかによって、フォトブラックインクとマットブラックインクとの間で切り換え可能になっている。
また、本体フレーム12内の右端部寄り位置であって、キャリッジ15のホームポジションには、記録ヘッド18のクリーニング等を行うためのメンテナンスユニット26が配設されている。このメンテナンスユニット26は、記録ヘッド18の各ノズル20a〜20cを封止したり、該各ノズル20a〜20cからフラッシングによって吐出されるインクを受容したりするためのキャップ27を備えている。
次に、切換装置25の構成について詳述する。
図3〜図5に示すように、切換装置25は、左右対称の略ブロック形状をなす本体30を備えているとともに、該本体30の上面には左右方向に所定間隔を置いて対をなすように第1接続管31及び第2接続管32が立設されている。第1接続管31はバルブユニット19aに接続されるとともに、第2接続管32はバルブユニット19bに接続されるようになっている。第1接続管31の前側には左側に開口した有底円筒状の第1弁体収容部33が設けられるとともに、第2接続管32の前側には右側に開口した有底円筒状の第2弁体収容部34が設けられている。
第1弁体収容部33と第2弁体収容部34とは、連結部35を介して連結されている。連結部35内には左右方向に直線状に延びる連結路36が形成されており、該連結路36を介して第1弁体収容部33と第2弁体収容部34とがこれらの中心部において互いに連通している。すなわち、第1弁体収容部33及び第2弁体収容部34の中心部には、それぞれ連結路36が開口している。
また、本体30には、第1接続管31と第1弁体収容部33内とを連通する第1連絡溝37が形成されている。すなわち、第1連絡溝37は、その基端が第1接続管31に接続され、本体30の左面上、第1弁体収容部33の内周面33a上、第1弁体収容部33の内底面33b上を通って該内底面33b上における連結路36を上側から前方側に回り込むように延びており、その先端が内底面33bにおける連結路36の前斜め下側まで達している。なお、第1弁体収容部33の内底面33b上には、連結路36を囲むように円環状の第1突起33cが突出形成されている。
また、第1連絡溝37と同様に、本体30には、第2接続管32と第2弁体収容部34内とを連通する第2連絡溝38が形成されている。すなわち、第2連絡溝38は、その基端が第2接続管32に接続され、本体30の右面上、第2弁体収容部34の内周面34a上、第2弁体収容部34の内底面34b上を通って該内底面34b上における連結路36を上側から前方側に回り込むように延びており、その先端が内底面34bにおける連結路36の前斜め下側まで達している。なお、第2弁体収容部34の内底面34b上には、連結路36を囲むように円環状の第2突起34cが突出形成されている。
図5及び図6に示すように、連結路36の左右方向の中央における前側の位置には、該連結路36内と連結部35の上面に形成された前後方向に延びる凹溝40内における前端部とを連通する第1貫通孔39が形成されている。一方、凹溝40内における後端部には、記録ヘッド18(図2参照)と連通する第2貫通孔41が形成されている。そして、連結部35の上面には、凹溝40の上端開口を封止する図示しない封止部材が配設されている。なお、本実施形態では、第1貫通孔39、凹溝40、及び第2貫通孔41によりヘッド側供給路が構成されている。
図5に示すように、連結路36において、左右方向の中央部から左側部分は第1連結路44とされるとともに、左右方向の中央部から右側部分は第2連結路45とされている。したがって、連結路36における中央部は、第1連結路44と第2連結路45との合流点Gとなっており、該合流点Gにおいて第1連結路44、第2連結路45、及び第1貫通孔39が互いに連通している。なお、本実施形態では、第1連絡溝37(図4参照)、第1弁体収容部33内、及び第1連結路44により第1供給路が構成されるとともに、第2連絡溝38、第2弁体収容部34内、及び第2連結路45により第2供給路が構成されている。
連結路36の両端部(第1連結路44の左端部及び第2連結路45の右端部)には中央部よりも径の広い拡径部36aが設けられており、連結路36を形成する下壁には連結路36に沿って第1連結路44及び第2連結路45を跨いで直線的に延びるブロック状の液体誘導部としてのインク誘導部42が隆起形成されている。インク誘導部42は、その短手方向である前後方向を幅方向として、その隆起方向である上下方向における基端部から先端部に向かうに連れて幅狭になっている。そして、インク誘導部42の両端部は、それぞれ連結路36の拡径部36a内まで達している。
また、インク誘導部42における第1貫通孔39と対応する位置には、第1貫通孔39に向かって液体干渉抑制部としての干渉抑制凸部43が突設されている。すなわち、干渉抑制凸部43は、インク誘導部42の中央前面から第1貫通孔39に向かって延びている。そして、インク誘導部42は、その干渉抑制凸部43を基準として左右方向(インク誘導部42の長手方向)に対称な形状になっている。
図7に示すように、第1連結路44内及び第2連結路45内には、略円柱状の伝達部材46が左右方向に摺動可能にそれぞれ収容されている。ここで、図8に示すように、伝達部材46は、円柱状の小径部46aと、該小径部46aの一端部を該小径部46aよりも径を大きくしてなる大径部46bとを備えている。大径部46bには、伝達部材46の軸線方向を中心に90度程度回転させた分だけ小径部46aと同じ径となる切欠部46cが形成されている。
そして、図3及び図7に示すように、2つの伝達部材46のうちの一方の伝達部材46を小径部46a側から第1連結路44内に挿入するとともに、他方の伝達部材46を小径部46a側から第2連結路45内に挿入することで、第1連結路44内及び第2連結路45内にそれぞれ伝達部材46が収容されている。この場合、両伝達部材46の切欠部46cは下側を向いており、切欠部46c及び小径部46aはインク誘導部42の先端面とそれぞれ接触しているとともに、両伝達部材46の大径部46bは連結路36の拡径部36a内にそれぞれ収容されている。また、両伝達部材46の小径部46a側の端面は、連結路36における左右方向の中央部において互いに当接している。そして、2つの伝達部材46の長手方向の長さの和は、連結路36の左右方向の長さよりも若干長くなっている。
第1弁体収容部33内及び第2弁体収容部34内には、円板状の可撓性を有する第1開閉弁47及び該第1開閉弁47と同一構成の第2開閉弁48がそれぞれ収容されている。第1開閉弁47及び第2開閉弁48の外側中央部には、それぞれ円形の第1凹部47a及び第2凹部48aが設けられている。第1凹部47a内及び第2凹部48a内には、剛性を有する円板状の第1中継部材49及び第2中継部材50がそれぞれ収容されている。
この場合、第1凹部47aと第2凹部48aとは同一構成になっているとともに、第1中継部材49と第2中継部材50とは同一構成になっている。なお、本体30の左面には第1弁体収容部33の開口及び第1連絡溝37の開口を封止するように図示しない可撓性フィルムが取着されるとともに、本体30の右面には第2弁体収容部34の開口及び第2連絡溝38の開口を封止するように図示しない可撓性フィルムが取着されている。
次に、切換装置25の作用について説明する。
図9及び図10は、本体30の連結部35及び該連結部35付近における下側から見たときの断面図である。
さて、図9に示すように、記録ヘッド18に供給するインクをマットブラックインクからフォトブラックインクに切り換える場合には、まず、第2中継部材50を介して第2開閉弁48を左方向に向かって押圧する。すると、第2開閉弁48が第2突起34cに密着するとともに、第1開閉弁47が両伝達部材46を介して左方向に向かって押圧されて該第1開閉弁47と第1突起33cとが離間された状態になる。この状態では、第1連絡溝37と第1連結路44とが第1弁体収容部33内を介して連通状態になるとともに第2連絡溝38と第2連結路45とが非連通状態、すなわち、第1開閉弁47が開くとともに第2開閉弁48が閉じた状態(図9に示す状態)になる。
この状態で記録ヘッド18のノズル20aから前回使用していたインクであるマットブラックインクをフラッシングによってキャップ27内に吐出すると、フォトブラックインクが第1連絡溝37から第1弁体収容部33内を介して第1連結路44内に流れ込む。この場合のフラッシングでは、選択的にノズル20aからのみインクが吐出される。
そして、第1連結路44内に流れ込んだフォトブラックインクは、インク誘導部42の作用により、該インク誘導部42の前側を通って直接第1貫通孔39に流れ込む第1インク流A(図9の矢印Aで示す流れ)と、該インク誘導部42の後側を通って第2連結路45に流れ、その後第2開閉弁48の傍らを通って該インク誘導部42の前側に回り込んでから第1貫通孔39に流れ込む第2インク流B(図9の矢印Bで示す流れ)とに分岐される。このため、従来、フォトブラックインクの淀みが発生しやすかった第2連結路45側にもフォトブラックインクの流れが形成されるので、連結路36全体にわたってフォトブラックインクの淀みの発生が抑制される。すなわち、使用するインクをマットブラックインクからフォトブラックインクに切り換えた後に、前回使用していたマットブラックインクが第2連結路45内に残留(滞留)することが抑制される。
また、この場合、第1インク流Aと第2インク流Bとは、第1貫通孔39に流れ込む際に、干渉しようとする(ぶつかろうとする)が、第1インク流Aと第2インク流Bとが干渉抑制凸部43によって隔離されるので、第1インク流Aと第2インク流Bとの干渉が抑制される。このため、第1インク流Aと第2インク流Bとが滞りなく円滑に第1貫通孔39に流れ込むようになる。
一方、図10に示すように、記録ヘッド18に供給するインクをフォトブラックインクからマットブラックインクに切り換える場合には、まず、第1中継部材49を介して第1開閉弁47を右方向に向かって押圧する。すると、第1開閉弁47が第1突起33cに密着するとともに、第2開閉弁48が両伝達部材46を介して右方向に向かって押圧されて該第2開閉弁48と第2突起34cとが離間された状態になる。この状態では、第2連絡溝38と第2連結路45とが第2弁体収容部34内を介して連通状態になるとともに第1連絡溝37と第1連結路44とが非連通状態、すなわち、第1開閉弁47が閉じるとともに第2開閉弁48が開いた状態(図10に示す状態)になる。
この状態で記録ヘッド18のノズル20aから前回使用していたインクであるフォトブラックインクをフラッシングによってキャップ27内に吐出すると、マットブラックインクが第2連絡溝38から第2弁体収容部34内を介して第2連結路45内に流れ込む。この場合のフラッシングでは、選択的にノズル20aからのみインクが吐出される。
そして、第2連結路45内に流れ込んだマットブラックインクは、インク誘導部42の作用により、該インク誘導部42の前側を通って直接第1貫通孔39に流れ込む第3インク流C(図10の矢印Cで示す流れ)と、該インク誘導部42の後側を通って第1連結路44に流れ、その後第1開閉弁47の傍らを通って該インク誘導部42の前側に回り込んでから第1貫通孔39に流れ込む第4インク流D(図10の矢印Dで示す流れ)とに分岐される。このため、従来、マットブラックインクの淀みが発生しやすかった第1連結路44側にもマットブラックインクの流れが形成されるので、連結路36全体にわたってマットブラックインクの淀みの発生が抑制される。すなわち、使用するインクをフォトブラックインクからマットブラックインクに切り換えた後に、前回使用していたフォトブラックインクが第1連結路44内に残留(滞留)することが抑制される。
また、この場合、第3インク流Cと第4インク流Dとは、第1貫通孔39に流れ込む際に、干渉しようとする(ぶつかろうとする)が、第3インク流Cと第4インク流Dとが干渉抑制凸部43によって隔離されるので、第3インク流Cと第4インク流Dとの干渉が抑制される。このため、第3インク流Cと第4インク流Dとが滞りなく円滑に第1貫通孔39に流れ込むようになる。
このように、フォトブラックインクとマットブラックインクとの間で使用インクを切り換える際に、切換装置25の連結路36内に切り換え前のインクが淀んで滞留することが抑制されるので、フォトブラックインク及びマットブラックインクのうちの一方のインクの使用中に他方のインクが混入することが抑制される。このため、使用インクの切り換え後における印刷品質の低下を抑制することが可能となる。
以上、詳述した実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)通常、切換装置25の連結路36内において、第1開閉弁47を開くとともに第2開閉弁48を閉じた場合にはフォトブラックインクの一部が第2連結路45で淀む一方、第2開閉弁48を開くとともに第1開閉弁47を閉じた場合にはマットブラックインクの一部が第1連結路44で淀んでしまう。この点、本実施形態によれば、インク誘導部42により、第1開閉弁47を開くとともに第2開閉弁48を閉じた場合にフォトブラックインクの一部が第2連結路45を介して第1貫通孔39に流れるとともに、第2開閉弁48を開くとともに第1開閉弁47を閉じた場合にマットブラックインクの一部が第1連結路44を介して第1貫通孔39に流れるようにすることができる。このため、切換装置25によって記録ヘッド18へ供給するインクをフォトブラックインクとマットブラックインクとの間で切り換える際に、連結路36内にフォトブラックインクまたはマットブラックインクの淀みが発生することを抑制することができる。すなわち、使用するインクをフォトブラックインクとマットブラックインクとの間で切り換える場合において、使用するインクの切り換え後に、切り換え前のインクが連結路36内に残留(滞留)することを抑制することができる。したがって、フォトブラックインク及びマットブラックインクのうちの一方のインクの使用中に他方のインクが混入することが抑制されるので、使用インクの切り換え後における印刷品質の低下を抑制することができる。
(2)インク誘導部42は、その短手方向(前後方向)を幅方向として隆起方向の基端部から先端部に向かうに連れて幅狭になっているため、連結路36内におけるインク誘導部42の占有容積を低減することができる。このため、切換装置25内における連結路36の容積を広く確保することができる。
(3)インク誘導部42には干渉抑制凸部43が第1貫通孔39に向かって突設されているため、マットブラックインクからフォトブラックインクへの切り換え時以降において、連結路36内にフォトブラックインクが流れる際に、第1インク流Aと第2インク流Bとの干渉(ぶつかり)を抑制することができる。このため、第1インク流Aと第2インク流Bとを滞りなく円滑に第1貫通孔39に流れ込むようにすることができる。また、インク誘導部42には干渉抑制凸部43が第1貫通孔39に向かって突設されているため、フォトブラックインクからマットブラックインクへの切り換え時以降において、連結路36内にマットブラックインクが流れる際に、第3インク流Cと第4インク流Dとの干渉(ぶつかり)を抑制することができる。このため、第3インク流Cと第4インク流Dとを滞りなく円滑に第1貫通孔39に流れ込むようにすることができる。
(4)インク誘導部42は、その長手方向における中央に位置する干渉抑制凸部43を基準として長手方向に対称な形状になっているため、第1インク流Aと第2インク流Bとの干渉と、第3インク流Cと第4インク流Dとの干渉とを同じレベルで抑制することができる。
(5)マットブラックインクとフォトブラックインクとの間でのインクの切り換えは、選択的にノズル20aからのみインクが吐出されるフラッシングによって行われるため、インクの切り換え時に、マットブラックインク及びフォトブラックインク以外のインクを消費しないようにすることができる。因みに、全ノズル20a〜20cをまとめて覆う一体型のキャップ27を用いて、クリーニングによってマットブラックインクとフォトブラックインクとの間でのインクの切り換えを行った場合には、マットブラックインク及びフォトブラックインク以外のインクを無駄に消費してしまう。
(変更例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・インク誘導部42は、必ずしもその長手方向(左右方向)における中央に干渉抑制凸部43を設けなくてもよい。すなわち、インク誘導部42の左右方向における中央よりも右寄りの位置や左寄りの位置に干渉抑制凸部43を設けるようにしてもよい。
・干渉抑制凸部43は、薄板状にしてもよい。
・干渉抑制凸部43は、インク誘導部42に対して、必ずしも第1貫通孔39に向かって突設する必要はない。
・干渉抑制凸部43は、省略してもよい。
・干渉抑制凸部43は、インク誘導部42と別体構成にしてもよい。
・インク誘導部42は、必ずしもその短手方向(前後方向)を幅方向として隆起方向の基端部から先端部に向かうに連れて幅狭になるように構成する必要はない。
・インク誘導部42は、連結路36を形成する下壁と、一体構成にしてもよいし、別体構成にしてもよい。
・本実施形態では、切換装置25により、マットブラックインクとフォトブラックインクとの間でインクの切り換えを行うようにしているが、同色インクにおける濃色インクと淡色インクとの間でインクの切り換えを行うようにしてもよい。例えば、シアンインクとライトシアンインクとの間、あるいはマゼンタインクとライトマゼンタインクとの間でインクの切り換えを行うようにしてもよい。
・切換装置25は、第1連結路44と第2連結路45とがV字状またはU字状をなすように接続されるように構成してもよい。すなわち、切換装置25は、連結路36をV字状またはU字状をなすように構成してもよい。この場合、伝達部材46の形状は、連結路36の形状に合わせて適宜変更する必要がある。
・上記実施形態においては、液体噴射装置として、インクを噴射するインクジェット式プリンタ(ファクス、コピア等を含む印刷装置)について説明したが、他の液体を噴射する液体噴射装置であってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置であってもよい。
実施形態のインクジェット式プリンタの平面概略図。 同プリンタのキャリッジの正面簡略図。 同プリンタの切換装置の分解斜視図。 同プリンタの切換装置の要部斜視図。 切換装置の連結部の要部拡大断面図。 切換装置の平面図。 切換装置の要部断面図。 伝達部材の斜視図。 第1開閉弁が開くとともに第2開閉弁が閉じた状態の切換装置の要部拡大断面図。 第1開閉弁が閉じるとともに第2開閉弁が開いた状態の切換装置の要部拡大断面図。
符号の説明
11…液体噴射装置としてのインクジェット式プリンタ、18…液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド、25…切換装置、33…第1供給路を構成する第1弁体収容部、34…第2供給路を構成する第2弁体収容部、37…第1供給路を構成する第1連絡溝、38…第2供給路を構成する第2連絡溝、39…ヘッド側供給路を構成する第1貫通孔、40…ヘッド側供給路を構成する凹溝、41…ヘッド側供給路を構成する第2貫通孔、44…第1供給路を構成する第1連結路、45…第2供給路を構成する第2連結路、47…第1開閉弁、48…第2開閉弁、42…液体誘導部としてのインク誘導部、43…液体干渉抑制部としての干渉抑制凸部、G…合流点。

Claims (5)

  1. 液体を噴射する液体噴射ヘッドと、該液体噴射ヘッドへ供給される液体の種類を第1液体と該第1液体とは異なる第2液体との間で選択的に切り換える切換装置とを備えた液体噴射装置であって、
    前記切換装置内には、
    前記第1液体を供給する第1供給路と、
    前記第2液体を供給する第2供給路と、
    前記第1供給路及び前記第2供給路の下流端同士の合流点と前記液体噴射ヘッドとの間を連通するヘッド側供給路と、
    前記第1供給路における前記第2供給路との合流点よりも上流側において前記第1供給路を開閉する第1開閉弁と、
    前記第2供給路における前記第1供給路との合流点よりも上流側において前記第2供給路を開閉する第2開閉弁と、
    前記合流点を介して連通する前記第1供給路及び前記第2供給路における前記第1開閉弁と前記第2開閉弁との間において、前記第1開閉弁を開くとともに前記第2開閉弁を閉じた場合に、前記第1液体が、前記第1供給路から直接前記ヘッド側供給路へ流れるとともに前記第1供給路から前記第2供給路における前記第2開閉弁の傍らを通って前記ヘッド側供給路へ流れる一方、前記第2開閉弁を開くとともに前記第1開閉弁を閉じた場合に、前記第2液体が、前記第2供給路から直接前記ヘッド側供給路へ流れるとともに前記第2供給路から前記第1供給路における前記第1開閉弁の傍らを通って前記ヘッド側供給路へ流れるようにするための液体誘導部と
    が備えられていることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記切換装置内において、前記第1供給路と前記第2供給路とは直線的に連通する態様で合流しており、
    前記液体誘導部は、前記切換装置内において前記第1供給路及び前記第2供給路を形成する壁面上に、これら第1供給路及び前記第2供給路を跨いで直線的に延びるように隆起形成されており、
    該液体誘導部の短手方向を幅方向として隆起方向の基端部から先端部に向かうに連れて幅狭になっていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記液体誘導部は、前記第1供給路から前記ヘッド側供給路へ流れる前記第1液体と前記第1供給路から前記第2供給路における前記第2開閉弁の傍らを通って前記ヘッド側供給路へ流れる前記第1液体との干渉、及び、前記第2供給路から前記ヘッド側供給路へ流れる前記第2液体と前記第2供給路から前記第1供給路における前記第1開閉弁の傍らを通って前記ヘッド側供給路へ流れる前記第2液体との干渉を抑制するための液体干渉抑制部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記液体干渉抑制部は、前記ヘッド側供給路と対応するように配置されるとともに、該ヘッド側供給路に向かって突設されていることを特徴とする請求項3に記載の液体噴射装置。
  5. 前記液体誘導部は、前記液体干渉抑制部を基準として長手方向に対称な形状になっていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の液体噴射装置。
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