JP2010082893A - 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 Download PDF

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健一 北村
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Abstract

【課題】気泡の排出性を向上して液体吐出不良を低減することができる液体噴射ヘッド及
び液体噴射装置を提供する。
【解決手段】液体を貯留する貯留手段からの液体をヘッド本体に供給する液体供給路24
、28と、該液体供給路24、28の途中に設けられた液体溜まり部23と、を具備し、
前記液体溜まり部23の前記液体供給路24、28を上流側から下流側への液体の流れる
方向に対して交差する方向の一方側の側壁側に、前記液体溜まり部23と下流側の前記液
体供給路24との接続口24aが配置されており、前記液体溜まり部23の内壁に、前記
接続口24aとは最も遠い他方の側壁側から当該接続口24aに向かって直線的な流れで
ある直線流Aを生じさせると共に前記他方の側壁側から前記接続口24aに向かって側壁
に沿って前記直線流を対称軸とした線対称となる湾曲した流れである湾曲流Bを生じさせ
る凹凸部23aを設ける。
【選択図】 図4

Description

本発明は、液体貯留手段から供給された液体を吐出するヘッド本体を具備する液体噴射
ヘッド及び液体噴射装置に関する。
液体噴射ヘッドの代表例であるインクジェット式記録ヘッドでは、一般的に、インクが
充填されたインクカートリッジから、このインクカートリッジに挿入されるインク供給針
及びインクカートリッジが保持される部材(保持部材)に形成されたインク流路を介して
ヘッド本体にインクが供給され、圧電素子等を駆動させることによりヘッド本体に供給さ
れたインクがノズルから吐出される。
このようなインクジェット式記録ヘッドでは、インクカートリッジのインク内に存在す
る気泡、あるいはインクカートリッジを着脱する際にインク内に混入した気泡がヘッド本
体に供給されてしまうと、この気泡によるドット抜け等の吐出不良が発生するという問題
がある。このような問題を解決するために、供給路の途中に液体溜まり部を設け、この液
体溜まり部にインク内の気泡や異物等を除去するためのフィルタを装着したものが提案さ
れている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−218809号公報(図1等)
しかしながら、液体供給路の途中に液体溜まり部が設けられていると、この液体溜まり
部に気泡が溜まり、この気泡が予期せぬタイミングでノズル開口からインクと共に吐出さ
れることや、気泡が圧力発生手段の圧力損失となって、インク吐出不良などの印字不良が
発生するという問題がある。
特に、特許文献1のように液体溜まり部にフィルタが設けられている場合、フィルタに
よってインクの流れが変化し、フィルタに付着するように気泡が滞留することがある。
なお、このような問題はインクジェット式記録ヘッドだけではなく、インク以外の液体
を噴射する液体噴射ヘッドにおいても同様に存在する。
本発明はこのような事情に鑑み、気泡の排出性を向上して液体吐出不良を低減すること
ができる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の態様は、液体を貯留する液体貯留手段からの液体をヘッド
本体に供給する液体供給路と、該液体供給路の途中に設けられた液体溜まり部と、を具備
し、前記液体溜まり部の前記液体供給路を上流側から下流側への液体の流れる方向に対し
て交差する方向の一方側の側壁側に、前記液体溜まり部と下流側の前記液体供給路との接
続口が配置されており、前記液体溜まり部の内壁には、前記接続口とは最も遠い他方の側
壁側から当該接続口に向かって直線的な流れである直線流を生じさせると共に前記他方の
側壁側から前記接続口に向かって側壁に沿って前記直線流を対称軸とした線対称となる湾
曲した流れである湾曲流を生じさせる凹凸部が設けられていることを特徴とする液体噴射
ヘッドにある。
かかる態様では、凹凸部によって液体に直線流と湾曲流とを形成することによって、液
体溜まり部内に流速が緩やかな領域が形成されないようにして、液体溜まり部内の気泡の
排出性を向上して、液体吐出不良の発生を防止できる。
ここで、液体溜まり部は、内径が前記接続口に向かって漸小するように設けられている
ことが好ましい。これによれば、液体溜まり部から液体供給路への液体の流れをさらに滑
らかにして、気泡の排出性を向上できる。
また、前記接続口及び前記凹凸部が設けられた下流側の領域と、上流側の領域との間に
は、フィルタが設けられていることが好ましい。これによれば、フィルタによって液体溜
まり部の下流側に気泡が滞留し易くなったとしても、液体に直線流と湾曲流とを形成する
ことで、気泡排出性を向上することができる。
さらに、本発明の他の態様は、上記態様の液体噴射ヘッドと、液体貯留手段とを具備す
ることを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、液体の吐出不良を防止して、信頼性を向上した液体噴射装置を実現で
きる。
以下に本発明を実施形態に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装
置の概略斜視図である。本実施形態のインクジェット式記録装置10は、図1に示すよう
に、インク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッド(以下、記録ヘッドと呼ぶ)11が
キャリッジ12に固定され、この記録ヘッド11には、ブラック(B)、シアン(C)、
マゼンダ(M)、イエロー(Y)等の複数の異なる色のインクが貯留された液体貯留手段
であるインクカートリッジ13がそれぞれ着脱可能に固定されている。
記録ヘッド11が搭載されたキャリッジ12は、装置本体14に取り付けられたキャリ
ッジ軸15に軸方向移動自在に設けられている。そして、駆動モータ16の駆動力が図示
しない複数の歯車およびタイミングベルト17を介してキャリッジ12に伝達されること
で、キャリッジ12はキャリッジ軸15に沿って移動される。一方、装置本体14にはキ
ャリッジ軸15に沿ってプラテン18が設けられており、図示しない給紙装置等により給
紙された紙等の被記録媒体Sがプラテン18上を搬送されるようになっている。
また、キャリッジ3の移動方向の端部であるプラテン8の側方の非印字領域には、記録
ヘッド11のノズル開口からインクを吸引して吸引動作を行う吸引手段19が設けられて
いる。
吸引手段19は、インクジェット式記録ヘッド10のノズル開口を覆うキャップ部材1
9aと、このキャップ部材19aにチューブ19bを介して接続された、例えば真空ポン
プ等の吸引装置19cとで構成されている。
キャップ部材19aは、記録ヘッド11のインク滴が吐出されるインク吐出面に相対向
して設けられ、複数のノズルの全てを覆うように設けられている。
このような構成の吸引手段19では、キャップ部材19aをインク吐出面に当接し、吸
引装置19cに吸引動作を行わせることでキャップ部材19aの内部を負圧として、ノズ
ルから記録ヘッド11の内部の流路内のインクを気泡と共に吸引して吸引動作を行う。な
お、キャップ部材19aは、吸引動作以外のタイミング、例えば、電源遮断時、待機時、
または定期的なタイミング等でノズルを覆い、ノズル近傍のインクの乾燥による増粘を防
止する役割も有する。
ここで、本実施形態に係る記録ヘッド11について説明する。なお、図2は、本実施形
態に係る記録ヘッドの分解斜視図であり、図3はその断面図である。また、図4はインク
供給針部分の拡大断面図及び要部平面図である。
図2及び図3に示すように、記録ヘッド11を構成する保持部材であるカートリッジケ
ース21は、本実施形態の液体貯留手段であるインクカートリッジ13がそれぞれ装着さ
れるカートリッジ装着部22を有する。また、カートリッジケース21の底面には、一端
が各カートリッジ装着部22に開口し、他端が後述するヘッドケース側に開口する複数の
インク供給路24がそれぞれ形成された管状の流路形成部25が突設されている。なお、
インク供給路24は、後述するインク供給針26側から内径が漸小して設けられている。
すなわち、インク供給路24が、貯留手段であるインクカートリッジからのインクを詳し
くは後述するヘッド本体36に供給する液体供給路の下流側を構成しており、インク供給
路24の漸大して設けられたカートリッジ装着部22側は、液体供給路の途中に設けられ
た液体溜まり部23の一部を構成している。すなわち、液体溜まり部23は、下流側の液
体供給路であるインク供給路24よりも大きな内径で設けられた拡幅された領域を言う。
また、カートリッジケース21の上面側、すなわち、各カートリッジ装着部22のイン
ク供給路24の開口部分には、インクカートリッジ13に挿入される複数のインク供給針
26が、インク内の気泡や異物を除去するためのフィルタ27を介して固定されている。
これらの各インク供給針26は、図4に示すように、カートリッジケース21の各イン
ク供給路24に連通する貫通路28をそれぞれ有する。インク供給針26の貫通路28は
、液体供給路の上流側を構成している。すなわち、貯留手段であるインクカートリッジか
らのインクを詳しくは後述するヘッド本体36に供給する液体供給路は、インク供給針2
6の貫通路28と、カートリッジケース21のインク供給路24とで構成されている。ま
た、貫通路28のインク供給路24側は、インクカートリッジ側よりも内径が漸大して設
けられており、このカートリッジケース21側の漸大した領域が、液体溜まり部23の一
部を構成している。すなわち、貫通路28とインク供給路24とが連通する領域は拡幅さ
れており、この拡幅された領域が液体供給路の液体溜まり部23となっている。そして、
本実施形態では、この液体溜まり部23内にインクの流れを遮断するように、フィルタ2
7が設けられている。
また、インク供給針26は、カートリッジケース21側の端部近傍にフランジ部29を
有する。また、フランジ部29のカートリッジケース21との接合面には、融着突起30
が設けられている。そして、各インク供給針26は、フランジ部29に設けられた融着突
起30を溶融させることにより、すなわち超音波融着により、カートリッジケース21に
固着されている。
本実施形態では、図4に示すように、液体溜まり部23と液体供給路の下流側であるイ
ンク供給路24との接続口24aは、楕円形を有する液体溜まり部23の長軸の一方側に
偏った位置に設けられている。そして、液体溜まり部23の内壁である底面には、凹凸部
を形成する凸部23aが設けられている。
凸部23aは、側壁の一方側に設けられた接続口24aと、接続口とは最も遠い他方の
側壁とを結ぶ直線状、すなわち、楕円形状を有する液体溜まり部23の長軸方向に沿って
直線状の流れである直線流Aを形成すると共に、他方の側壁から接続口24aに向かって
側壁に沿って湾曲し、直線流Aを対称軸とした線対称となる湾曲したインクの流れである
湾曲流Bを形成するものである。
具体的には、凸部23aは、接続口24aから放射方向に沿って複数設けられ、直線流
A側に向かって屈曲した形状を有する。言い換えると、凸部23aは、近い側壁の湾曲方
向に沿って屈曲して設けられている。このような凸部23aによって、液体溜まり部23
内には、長軸方向に向かう直線的な流れである直線流Aと、直線流を対称軸とした線対称
となると共に側壁に沿って湾曲した流れである2つの湾曲流Bとが形成される。
なお、液体溜まり部23と下流側の液体供給路との接続口24aとは、インク供給路2
4の内径が拡幅した領域である液体溜まり部23と、インク供給路24の拡幅していない
領域との境界部分を言う。また、ここで言う液体溜まり部23の側壁とは、図4に示すよ
うにカートリッジケース21のフィルタ27との境界部分のことであるが、特にこれに限
定されるものではなく、インク供給針26のフィルタ27側の側壁であってもよい。
ここで、液体溜まり部23にフィルタ27が設けられていると、液体供給路の上流側で
ある貫通路28の位置に拘わらず、フィルタ27の下流側では独自の流れが形成される。
そして、フィルタ27を通過したインクは、液体溜まり部23内で、フィルタ27の下流
側の液体溜まり部23を流れるインクの流速にばらつきが生じ、流速が緩やかな領域に気
泡が滞留し易い。特に、吸引手段19によって、液体供給路内のインクに急激な流れを生
じさせたとしても、気泡を排出することができず、所望のタイミング以外でインクと共に
気泡が排出されて印刷不良が発生することや、圧力発生手段である圧電素子によって圧力
変化を生じさせた際に、その圧力が気泡によって緩衝されて圧力損失となり、インク吐出
不良が発生するなどの不具合が生じる可能性がある。
これに対して、本実施形態では、インク供給路24と液体溜まり部23との接続口24
aは、フィルタ27の中央部から一方の側壁側に偏った位置に配置され、複数の凸部23
aを設けることによって長軸方向に沿って接続口24aに向かう直線流Aと、直線流Aを
対称軸として側壁に沿って湾曲する2つの湾曲流Bとが形成される。すなわち、凸部23
aによって、液体溜まり部23内にフィルタ27の周縁部に沿って2つのインクの流れ(
湾曲流B)を形成すると共に、その周縁部に沿った2つのインクの流れ(湾曲流B)の間
に直線的な直線流Aを形成する。このように、凸部23aによってインクに液体溜まり部
23の側壁に沿って流れる湾曲流Bを形成することで、湾曲流Bがフィルタ27の周縁部
に沿って流れることになり、特に気泡が滞留し易いフィルタ27の周縁部に気泡が滞留す
るのを防止することができる。また、本実施形態では、2つの湾曲流Bの間に直線流Aを
形成するようにしたため、さらに流速が低くなる領域を無くすことができる。すなわち、
フィルタ27よりも下流側の液体溜まり部23を流れるインクに直線流A及び湾曲流Bを
形成することによって、気泡の滞留し易い流速が低い領域が形成されないようにして、気
泡をインク供給路24側から排出させることができる。これにより、液体溜まり部23内
の気泡排出性を向上して、予期しないタイミング、特に印刷中に気泡が排出されることや
、気泡による圧力損失が発生するのを防止して、インク吐出不良による印刷不良を防止す
ることができる。
なお、カートリッジケース21の下面側には、複数の圧電素子34を有する圧電素子ユ
ニット35を保持すると共に、カートリッジケース21とは反対側の端面に圧電素子34
の駆動によってノズル開口からインク滴を吐出するヘッド本体36が固定されるヘッドケ
ース37を有し、これらカートリッジケース21とヘッドケース37との間には、シール
部材38及び回路基板39が挟持されている。
シール部材38は、流路形成部25とヘッドケース37に設けられる複数のインク導入
路40が開口する突出部41との間に挟持されることにより、インク供給路24とインク
導入路40との接続部分を密封してこの接続部分からのインクの漏れを防止している。回
路基板39は、圧電素子34を駆動するための信号を供給するためのものであり、回路基
板39の一端部には、外部配線(図示なし)を接続するためのコネクタ43が固定されて
いる。また、回路基板39には、圧電素子34に接続されたFPC等の接続配線44が挿
通される挿通孔45が設けられており、この挿通孔45を介して回路基板39と接続配線
44とが接続される。さらに、この挿通孔45の両側には各インク導入路40に対応して
、各インク導入路40が開口する突出部41が係合する貫通孔46が設けられている。
なお、カートリッジケース21の一方の側面、すなわち、回路基板39のコネクタ43
が配置される側の側面には、回路基板39のコネクタ43が露出される露出口47を有し
、この露出口47を介して外部配線(図示なし)がコネクタ43に接続されるようになっ
ている。
また、回路基板39及びシール部材38を介してカートリッジケース21の下面側に固
定されるヘッドケース37には、複数の圧電素子34を有する圧電素子ユニット35(3
5A,35B)を収容して圧電素子34を位置決め固定するための収容室48が並設され
ている。例えば、本実施形態の記録ヘッド11は、ブラックインクを吐出するための圧電
素子ユニット35Aと、カラーインクを吐出するための圧電素子ユニット35Bとを有す
るため、ヘッドケース37には、これらの圧電素子ユニット35A,35Bを収容する2
つの収容室48が並設されている。
なお、上述した記録ヘッド11は、カートリッジケース21の下面側に、シール部材3
8、回路基板39、ヘッドケース37及びヘッド本体36の順で積層され、その外側にヘ
ッド本体36のノズル開口を露出する窓部50を有する枠体51を填め込み、ネジ52に
よってカートリッジケース21に固定することで形成される(図2参照)。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の基本的構成は上述したものに
限定されるものではない。例えば、上述した実施形態1では、凸部23aを設けることに
より、液体溜まり部23内のインクに湾曲流B(渦流)を形成するようにしたが、例えば
、図5に示すように、凹凸部として凸部23aの代わりに凹部23bを設けるようにして
もよい。すなわち、隣り合う凹部23bの間には、凸部が設けられていることになる。し
たがって、上述した実施形態1の凸部23aを設けた場合や、図5に示すように、凹部2
3bを設けた場合であっても、何れの場合であっても実質的には凹部と凸部とが交互に配
置された凹凸部が設けられており、この凹凸部によってインクに直線流Aと湾曲流Bとが
形成される。
また、上述した実施形態1では、液体溜まり部23のフィルタ27で区画された下流側
のインクに直線流A及び湾曲流Bを形成するようにしたが、フィルタ27が設けられてい
ない液体溜まり部23であっても、凹凸部によって旋回流を形成することによって、気泡
の排出性を向上することができる。
また、上述した実施形態1では、液体溜まり部23がインク供給路24の接続口に向か
って内径が漸小する形状としたが、特にこれに限定されず、例えば、液体溜まり部23と
インク供給路24との内径差によって段差が設けられていてもよい。このような場合であ
っても、段差の表面に凸部23a又は凹部23bなどの凹凸部を設けるようにすればよい
また、上述した実施形態1においては、カートリッジケース21とインク供給針26と
に設けられた液体供給路の途中の液体溜まり部23について説明したが、液体供給路及び
液体溜まり部23が設けられる部材については、特にこれに限定されるものではない。
また、上述した実施形態1においては、本発明の液体噴射ヘッドとしてインクジェット
式記録ヘッドを例示したが、液体噴射ヘッドの基本的構成は上述したものに限定されるも
のではない。本発明は、広く液体噴射ヘッドの全般を対象としたものであり、例えば、プ
リンタ等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフ
ィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(電界放出デ
ィスプレー)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用い
られる生体有機物噴射ヘッド等にも適用することができる。
実施形態1に係る記録装置の概略を示す斜視図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの分解斜視図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの断面図である。 実施形態1に係るインク供給針部分の拡大断面図及び要部平面図である。 他の実施形態に係るインク供給針部分の要部平面図である。
符号の説明
10 インクジェット式記録装置(液体噴射装置)、 11 インクジェット式記録ヘ
ッド(液体噴射ヘッド)、 21 カートリッジケース、 23 液体溜まり部、 23
a 凸部、 23b 凹部、 24 インク供給路(液体供給路)、 24a 接続口、
26 インク供給針、 27 フィルタ、 28 貫通路(液体供給路)、 36 ヘ
ッド本体

Claims (4)

  1. 液体を貯留する液体貯留手段からの液体をヘッド本体に供給する液体供給路と、
    該液体供給路の途中に設けられた液体溜まり部と、を具備し、
    前記液体溜まり部の前記液体供給路を上流側から下流側への液体の流れる方向に対して
    交差する方向の一方側の側壁側に、前記液体溜まり部と下流側の前記液体供給路との接続
    口が配置されており、前記液体溜まり部の内壁には、前記接続口とは最も遠い他方の側壁
    側から当該接続口に向かって直線的な流れである直線流を生じさせると共に前記他方の側
    壁側から前記接続口に向かって側壁に沿って前記直線流を対称軸とした線対称となる湾曲
    した流れである湾曲流を生じさせる凹凸部が設けられていることを特徴とする液体噴射ヘ
    ッド。
  2. 液体溜まり部は、内径が前記接続口に向かって漸小するように設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の液体噴射ヘッド。
  3. 前記接続口及び前記凹凸部が設けられた下流側の領域と、上流側の領域との間には、フ
    ィルタが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体噴射ヘッド。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドと、液体貯留手段とを具備すること
    を特徴とする液体噴射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013056480A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Sii Printek Inc 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置

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