JP2008126432A - 画像形成装置 - Google Patents

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正浩 松原
Katsuhiko Takeda
勝彦 武田
Yoshinori Nakaya
芳紀 中屋
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Abstract

【課題】高精度な回転を実現する画像形成装置を提供すること。
【解決手段】ブランケット胴13は、架台(図示省略)に立設されたコラム21に軸受22を介して軸支される。コラム21には、支持台23が当該コラム21にほぼ直角となり、一定の高さをもって立設される。支持台23は、開口部24を有し、内部には一定容量の空間を有する。支持台23は、一定の高さを有するので、後述するモータ28をコラム21から一定距離離れる。支持台23の開口部24には、筐体25の内部に固定子26および界磁体27を有するモータ28が取り付けられ、当該モータ28の出力軸30が支持台23の内部空間に入る。支持台23の内部空間において、ブランケット胴13の支軸29とモータ28の出力軸30とは、同芯となるように継ぎ手31で結合される。
【選択図】 図2−1

Description

本発明は、画像形成装置に関するものであり、更に詳しくは、液晶ディスプレイに使用されるフィルタパターン等を印刷によって形成させる、いわゆる精密印刷に係る画像形成装置に関するものである。
従来、精密印刷に係る画像形成装置では、版転写、絵柄転写を司るブランケット胴等のシリンダに高精度な回転が要求される。当該シリンダは、低い速度変動、例えば0.1%未満の速度変動での空転が要求され、印刷時においては、1μm未満の回転精度で回転位置決めすることが必要となる。一般的にシリンダの回転を実現するシリンダ駆動装置には、ラックアンドピニオン方式を採用するものがある(例えば、特許文献1)。また、より高精度なシリンダ駆動のために遊星ローラ減速機とサーボモータを採用する方式のものもある(例えば、特許文献2)。
特開平5−185586号公報 特開2002−257205号公報
しかしながら、上記従来のラックアンドピニオン方式の駆動装置では、基本的に精密印刷に係る画像形成装置には不向きである。すなわち、当該方式では、ラックアンドピニオンによって位相が固定され、印刷物の補正・印刷位置の調整ができないという特徴を有している。また、ラックアンドピニオンによる位置決め精度は、当該ラックとピニオンの工作精度に依存してしまい、駆動範囲全域において高精度の回転を実現するのは容易ではない。
一方、遊星ローラ減速機を用いる方式の駆動装置では、ラックアンドピニオン方式の装置とは異なり、印刷物の補正・印刷位置の調整が可能で、精度悪化もない。
しかしながら、遊星ローラ減速機の構成上、ローラ同士が接触して回転するため、摩滅があり、定期的なメンテナンス交換が必要となる。また、市場において入手可能な遊星ローラ減速機は、上記特許文献2のように、出力シャフトの径を大きく採りにくいことから、精密な画像形成装置の駆動手段としてねじり剛性が充分でない傾向がある。そのため、回転対象たるシリンダに慣性モーメントが大きいものを採用すると、制御性が低くなる傾向がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、充分な回転能力を有する駆動源とその周辺機構を整備することにより高精度な回転を実現する画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、架台に立設されるコラムと、前記コラムに軸受を介して軸支されるブランケット胴と、駆動源たるモータと、前記コラムに対して前記ブランケット胴の支軸の軸方向に取り付けられ、一定の高さを有する支持台と、前記ブランケット胴の前記支軸と前記モータの出力軸とを前記支持台に形成される内部空間にて同芯に直接結合する固定型継ぎ手と、前記モータの出力軸の回転角度を検出する回転角検出手段と、から成る駆動装置を有するようにしたものである。
この発明では、特にモータの出力軸が、ブランケット胴の支軸と減速機を介さずに、結合されるので、モータの高精度回転が、上記支軸に直接伝達され、ブランケット胴の高精度回転、ひいては、高精度画像形成に貢献することができる。また、従来に比べてモータの出力軸を太くすることも容易となる構成であるから、慣性モーメントの大きいブランケット胴を採用しても、ねじり剛性を充分な大きさにすることもでき、高い制御性を維持できる。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記画像形成装置において、前記駆動装置は、前記モータの前記出力軸と前記ブランケット胴との同芯度を可変とする同芯度調整手段を有するようにしたものである。
この発明では、前記発明の作用・効果に加え、ブランケット胴の高精度回転には不可欠となるモータの出力軸と、ブランケット胴の支軸との同芯度を調整、可変できる同芯度調整手段を有するので、当該駆動装置の組立が容易となる。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記画像形成装置において、前記モータは、前記支持台側の端面に第一の係合体が設けられ、前記支持台は、前記モータの出力軸が、前記ブランケット胴の支軸と同芯になる位置にあるときの前記第一の係合体に係合する位置に第二の係合体が設けられるようにしたものである。
第一の係合体と第二の係合体を係合させるだけで、モータの出力軸とブランケット胴の支軸とを容易に同芯とすることができる。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記画像形成装置において、前記モータが前記支持台を介して結合される前記コラムと、前記ブランケット胴の軸方向反対側に当該ブランケット胴を支持する第二のコラムとは、前記架台に立設されるフレームに対して、被画像形成体の厚み方向に平行に敷設される直動案内部材を介して取り付けられ、駆動手段により、当該ブランケット胴の被画像形成体の厚み方向における軸芯距離が調整されるようにしたものである。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記画像形成装置において、前記コラムには、固定端に一端が固定された弾性体の他端が、前記駆動手段により移動する方向に付設されるようにしたものである。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記画像形成装置において、前記コラムには、カウンターウェイトが、前記駆動手段により移動する方向に付設されるようにしたものである。
コラムに弾性体が付設されると、コラムの移動に費やすモータの負担を軽減できる。また、ボールねじとナットとの組み合わせのように、ねじを用いてコラムの移動をさせる場合、バックラッシ防止にもなる。コラムにカウンターウェイトを用いる場合も、コラムの重量が実質的に軽減されるので、モータの負担軽減となる。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記画像形成装置において、前記固定型継ぎ手は、軸方向中央部の直径が当該固定型継ぎ手の他の部分に対して大きくなるようにしたものである。
この継ぎ手によれば、軸方向の中央部の直径が他の部分に比べて大きくなるので、断面二次極モーメントが大きくなり、トルク伝達の際に生じるねじれをより強固に防止できる。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記画像形成装置において、前記ブランケット胴の前記支軸、または前記モータの前記出力軸は、軸受に通した状態で、当該軸受の内径以下の径部分に、当該軸受の内径よりも大きな外形を有する径拡大手段が付設されるようにしたものである。
この発明によれば、ブランケット胴の支軸、またはモータの出力軸は、軸受から抜け出なくなる。また、軸方向にずれなくすることもできる。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記画像形成装置において、前記モータは、周方向に並設した界磁体を軸方向に複数独立して有するようにしたものである。
この発明によれば、ブランケット胴の慣性モーメントの大きさに対応して、ダイレクトドライブという構成を維持しながら、トルクを増やすことができる。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記画像形成装置において、少なくとも一つの前記界磁体が、他の界磁体と回転方向の位相を0°〜180°以内の範囲で異にするようにしたものである。
界磁体同士の位相がずれると、それぞれの界磁体とコイルが生成するトルクリップルに相殺効果が生じ、全体としてトルクリップルが小さくなる。これにより、モータのトルクむらも小さくなる。なお、0°〜180°の位相は、N極からS極をまたいで、次のN極に至るまでを1周期としたときの半周期の位相を意味する。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記画像形成装置において、前記モータは、前記回転子に対応して設けられる固定子のうち、少なくとも一つの固定子が、他の固定子と周方向の位相を0°〜180°以内の範囲で異にするようにしたものである。
界磁体の位相がずれている場合と同様、固定子の位相がずれている場合も、トルクリップルに相殺効果が生じ、全体としてトルクリップルが小さくなる。これにより、モータのトルクむらも小さくなる。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記画像形成装置において、前記モータの前記筐体は、少なくとも一つの前記界磁体の回転方向位相、または前記固定子の周方向位相を変化させる位相調整手段を有するようにしたものである。
この発明によれば、トルクリップルの形状に合わせて、モータの界磁体の位相を容易に調整可能となる。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記画像形成装置において、前記位相調整手段は、前記モータの前記筐体に設ける孔としたものである。
この発明のように、モータの筐体に孔が設けられれば、当該孔を通して、内部の界磁体を回転方向にずらすことができる。また、当該孔を通して、内部の固定子を周方向にずらすようにしてもよい。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記画像形成装置において、前記モータの前記筐体は、冷却手段を有するようにしたものである。
モータの出力軸は、高温になると、熱伸びするおそれがある。この発明では、モータの出力軸がブランケット胴の支軸と結合されるので、当該出力軸の熱伸びは、ブランケット胴の位置ずれにつながる。そこで、この発明では、モータに冷却手段を有するようにして、熱伸びを抑制できるようにした。
本発明に係る画像形成装置は、充分な回転能力を有する駆動源とその周辺機構を整備することによりブランケット胴の高精度な回転を実現する。これにより、ブランケット胴の機能である版転写、および画像転写を行うことができる。
以下に、本発明に係る画像形成装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1(a)は、本発明の実施例に係る画像形成装置を示す正面図である。また、図1(b)は、各台車の軌道を示す説明図である。この例では、液晶ディスプレイのカラーフィルタを印刷する平台画像形成(印刷)装置を例にして説明する。印刷装置1は、複数の版定盤9a、9b、9c、9dを移送する版定盤台車5と、ガラス基板11を移送するガラス定盤台車(ワーク定盤台車)7とを備えている。これらの台車5,7は、架台3内で印刷方向(図において左右方向)に往復動する。
印刷装置1の略中央には、4本のブランケット胴13a、13b、13c、13dが印刷方向(移送方向)に並んだ状態で設けられている。これらブランケット胴13の下方を、版定盤9及びガラス定盤11が通過する。具体的には、図1(b)に示すように、版定盤台車5は、基準点Aが、基準点Bの位置に移動し、そこから基準点Cに移動する際に、ブランケット胴13a、13b、13c、13dへ版転写を行う。また、ガラス定盤は、基準点A‘が、基準点B’の位置に移動し、そこから基準点C‘に移動する際に、ブランケット胴13a、13b、13c、13dから版の絵柄が転写される。
図2−1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置の例を示す断面図である。同図は、ブランケット胴13の中心軸を通る垂直方向の断面図である。ブランケット胴13は、架台(図示省略)に立設されたコラム21に軸受22を介して軸支される。コラム21には、支持台23が当該コラム21にほぼ直角となり、一定の高さをもって立設される。支持台23は、開口部24を有し、内部には一定容量の空間を有する。一定容量とは、後述する継ぎ手等が干渉なく収まる大きさという意味である。支持台23は、一定の高さを有するので、後述するモータ28をコラム21から一定距離離れるように浮かして固定される。
支持台23の開口部24には、筐体25の内部に固定子26および界磁体27を有するモータ28が取り付けられ、当該モータ28の出力軸30が支持台23の内部空間に入る。支持台23の内部空間において、ブランケット胴13の支軸29とモータ28の出力軸30とは、同芯となるように継ぎ手31で結合される。
継ぎ手31は、固定型(摩擦型ともいう。)を用いる。また、継ぎ手31は、軸方向中央部分の直径が当該継ぎ手31の他の部分に対して大きくなるようにしておくのが好ましい。つまり、継ぎ手31の端面における直径よりも、中央部分における直径が多くなるようにしておく。こうすると、断面二次極モーメントが大きくなり、トルク伝達の際に生じるねじれをより強固に防止できる。具体的には、軸の直径の1.5倍以上となる中実構造であることが好ましい。したがって、継ぎ手の構造は、モータの出力軸が挿入される部分と、ブランケット胴の支軸が挿入される部分とが中空で、双方の軸端の間は中実となっていることが好ましい。このように、ブランケット胴13の支軸29とモータ28の出力軸30が強固に結合され、当該モータ28は、ブランケット胴13のダイレクトドライブ駆動源となる。
上記モータ28の筐体25の端面32、またはモータ28端面32に取り付けた別体の取付板の面には、突起、段差、溝等である第一の係合体33を設けておく。また、支持台23には、モータ28の出力軸30が、ブランケット胴13の支軸29と同芯になる位置にあるときの第一の係合体33に係合する位置に第二の係合体34が設けられる。第二の係合体34は、第一の係合体と係合するように溝、段差または突起等としておく。
モータ28の後背側(紙面では左側)には、モータ28の出力軸30の回転角度を検出する回転角度検出手段としてのロータリーエンコーダ35が付設される。ロータリーエンコーダ35は、モータ28の筐体25の後背側端面36、または後背側端面36に取り付けた別体の取付板の面に固定され、本体は回転せずに、当該本体に回転可能に支持される中心部を貫通するモータ28の出力軸30の回転角度を検出する。なお、図1では、貫通型のロータリーエンコーダ35が採用されているが、これに限らず、軸突出型としてモータ28の出力軸30と固定型継ぎ手で連結してもよい。
画像形成装置を上記のように構成すると、モータ28がブランケット胴13のダイレクトドライブ駆動源となり、従来に比して当該モータ28に大きな径の出力軸30を設けることができるので、制御性が向上する。すなわち、ブランケット胴13の駆動にあたり、ねじり剛性が高まり、制御性を向上させることができる。
また、ねじり剛性が向上すると、駆動系の固有振動数も大きくなり、これによっても、制御性を向上させることができる。特に、サーボモータの制御性は、機械系の剛性によって大きく左右される性質があるので、この点、この発明に係る画像調整装置は従来の構成と比べて有利となる。また、本発明に係る画像形成装置は、遊星ローラのように接触によるトルク伝達が無いため、摩耗などに対するメンテナンスが不要となる。さらに、モータ28の出力軸30とブランケット胴の支軸29との間に減速機がないので、ガタ、遊び等の非線形要素が介在せず、ブランケット胴13の高精度な回転を実現できる。
また、本発明に係る画像形成装置では、組立に対しても考慮されている。組立は、まずブランケット胴13の支軸29を軸受22に支持させる。そして、軸受22の中心に芯を合わせた支持台23をコラム21に固定する。モータ28の出力軸30に、継ぎ手31を固定し、それを支持台23の開口部24を通して内部空間に入れる。
モータ28の出力軸30とブランケット胴13の支軸29とは、継ぎ手31で結合されるので、同芯にすることが重要であるが、本発明では、モータ28の筐体25の端面に第一の係合体33が設けられ、支持台23側の第二の係合体34が設けられているので、これらの係合体を係合させるだけで、モータ28の出力軸30とブランケット胴13の支軸39とが容易に調芯される。なお、第一の係合体33と第二の係合体34との係合は、位置の公差合わせという側面もあるので、結局、軸芯合わせ、公差合わせを一気に、かつ容易に実行することができる。
モータ28の筐体25とモータ28の出力軸30の軸芯を合わせることが必要であるが、これは比較的容易で事前に調芯しておけばよい。また、支持台23と支軸29の軸芯との調芯も同様に事前に行っておけばよい。上記出力軸30と支軸29との芯が合えば、支持台23の側面に設ける孔(図示省略)からL型工具等で継ぎ手を軸方向にボルトで締め付ければよい。
図2−2は、同芯度調整手段の例を示す外観正面図である。上記では、係合体を用いてモータ28の出力軸30とブランケット胴13の支軸29の軸芯を合わせるようにする例について説明したが、軸受22が嵌合される軸受板37の位置を微調整できるようにして当該出力軸30と支軸29の同芯度を可変とする構成を採用してもよい。当該同芯度調整機構としては、軸受板37の突出部38をボルト39で支持する構成を採用できる。また、軸受板37にナットを付設し、当該ナットに通したねじをモータで駆動するようにしてもよい。このようにすれば、ブランケット胴の支軸位置を高さ方向に微調整でき、モータ28の出力軸30との同芯度を調整することができるようになる。
図3は、本発明の実施例2に係るブランケット胴まわりの構成を示す断面図である。同図は、ブランケット胴13の軸芯部分を水平方向で切ったときの断面を示す断面図である。本実施例2の基本的な構成は実施例1と同様であるが、本実施例2では、軸芯距離調整手段を設けたことに特徴がある。なお、本実施例2では、ロータリーエンコーダ57は、モータ41の出力軸の回転角度を検出するのではなく、ブランケット胴13の支軸に継ぎ手56で結合した軸の回転角度を検出するようにしている。
本実施例2では、モータ41が結合される第一のコラム47と、ブランケット胴13の軸方向反対側にブランケット胴13を支持する第二のコラム52とが、それぞれ架台に立設されるフレーム44、51に対して、被画像形成体の厚み方向に平行に敷設される直動案内部材45、46、53、54を介して取り付けられる。これが軸芯距離調整手段となる。当該手段により、当該ブランケット胴の被画像形成体の厚み方向において、ブランケット胴13の支軸の軸芯距離(被画像形成体との距離)が調整される。
したがって、上記構造によれば、ブランケット胴13のダイレクトドライブ駆動による高精度な回転制御を、被画像形成体の厚みに対応して行うことができる。なお、ブランケット胴13の支軸の両端が軸受42、55に回転可能に支持され、モータ41の出力軸、およびロータリーエンコーダ57の角度検出対象となる軸と継ぎ手43、56と固定結合される点は実施例1と同様である。
上記軸受付近では、図4に示すように、ブランケット胴13の支軸59が軸受58から抜け出さないように、実質的に軸の径を拡大する軸径拡大手段が設けられる。具体的には、支軸59を軸受58に通した状態で、円盤状のストッパS1とスリーブS2等を軸受58の内径以下の径となっている部分の支軸59に付設すればよい。また、軸方向に固定できる構造を有すれば、リング状の部材を嵌めるようにしてもよい。この構造は、軸受に支持されるモータの出力軸にも同様に適用可能である。
図5および図6は、上記軸芯距離調整手段の駆動機構を示す正面図である。これらの図は、図3のブランケット胴13の内側から軸受55(42)を見る方向の図である。コラム52の昇降は、モータ61を駆動源として、出力軸62に継ぎ手63で結合したボールねじ64とナット65で行うことができる。なお、コラム52の昇降は、一般的な直動駆動機構で行ってもよい。また、コラムに52(42)は、固定端に一端が固定された弾性体の他端が、モータ61により移動する方向に付設される。具体的には、押し上げばね66等の弾性体をコラム52の下部に設ける。これにより、モータの負担を軽減させることができる。また、ボールねじがナットに対して片当たりするので、バックラッシの軽減にも役立つ。
また、図6に示すように、コラム52(44)からチェーンまたはワイヤーケーブル67等の引っ張り手段67を、ローラ68を介して錘69に連結し、いわゆるカウンターウェイトを付設してもよい。これによっても、モータ61の負担は著しく軽減される。バックラッシの軽減にも役立つ点は、上記押し上げばね66と同様である。
図7は、図2−1の構成に回転子を複数有するモータを用いた場合の例を示す断面図である。図8は、モータの回転子を示す斜視図である。本発明に係る画像形成装置では、モータ28が、回転子71の周方向に並設された界磁体73、74を複数独立して有するようにしてもよい。これにより、ブランケット胴13の回転に必要となるトルクに対応した高トルクを出力できるようになる。
同図では、説明を簡単にするため、永久磁石のN極、S極を4つずつ並べてある。図8と図9とにおけるN極75、76の位置を比較するとわかるように、本発明に係る画像形成装置に用いるモータでは、少なくとも1つの界磁体74を他の界磁体73に対して回転方向に位相差をつけて設ける。位相差は、0°〜180°の範囲である。界磁体74が本体胴72に対して周方向にスライドできるような内径を有し、当該界磁体74をねじ等の弛緩、固締できる手段を設けておけば、これが位相差をつけるための位相調整手段となる。
モータの筐体には、周方向に孔を設けると便利である。すなわち、外部から界磁体74の固定用ねじを緩め、ずらし、固定すれば、筐体の外から界磁体74の位相を調整できるようになる。また、当該位相は頻繁に調整するものではなく、設置当初、メンテナンス時に行うことが多いので、当該筐体に孔を設けなくても、筐体を外し、ねじ等の固定具を弛緩し、界磁体74を適当な位相に回動させ、最後に、当該ねじ等の固定具を固締すればよい。固定子も同様にして、当該孔を利用して位相調整、固定できるし、筐体を外して調整してもよい。
一般に、モータの回転子72を回転させてトルクを発生させると、図10のグラフに示したようなトルクリップル71が出やすい。本発明では、界磁体73、74の配置に位相差を設けてあるので、それぞれの界磁体73、74の回転に起因するトルクリップル71、72は互いにうち消し合い、符号73のように相殺されるという効果を有する。したがって、当該位相差を用いれば、トルクむら、ひいては回転むらも小さくなり、ブランケット胴の高精度に回転させることができる。
回転子の界磁体73、74の位相をずらしたのと同様に、回転子に対応して設けられる固定子のうち、少なくとも一つの固定子を、他の固定子と周方向の位相を0°〜180°以内の範囲で異にするようにしてもよい。このようにしても、それぞれの回転子と固定子が発生させるトルクリップル71、72は互いにうち消し合い、相殺されるという効果を有する。
図11は、モータの冷却構造を示すモータ中心断面図である。ブランケット胴を高精度に回転させる機構の一つにモータの冷却がある。モータからの熱によって、モータの出力軸やブランケット胴の支軸が熱伸びする可能性があるからである。具体的な構成としては、モータの筐体81に冷却媒体ジャケット82を設け、当該ジャケット82から外部に連通する管の先端に循環ポンプ83を設ける。そして、当該循環ポンプ83によって循環される流体(水、油)がモータを冷却する。また、循環ポンプの他に、熱交換器や恒温装置を介在させて、水温や油音を制御できるようにしておくのも良策である。さらに、モータの筐体81には空冷用のフィンも設けておくとよい。
以上のように、本発明に係る画像形成装置は、高精度に回転可能なブランケット胴を有する画像形成装置に有用であり、特に、慣性モーメントが比較的大きいブランケット胴を有する画像形成装置の生産、使用に適している。
本発明に係る画像形成装置全体を示す説明図であり、(a)は正面図、(b)は軌道説明図である。 本発明に係る画像形成装置を示す断面図である。 軸芯度調整手段を示す外観正面図である。 本発明に係る軸芯距離調整機構を示す断面図である。 本発明に係る軸径拡大手段を示す断面図である。 軸芯距離調整機構の補助機構を示す正面図である。 軸芯距離調整機構の補助機構を示す正面図である。 複数の回転子を有するモータを組み込んだ駆動装置を示す断面図である。 モータ回転子の界磁体を示す斜視図である。 位相をずらしたモータ回転子の界磁体を示す斜視図である。 トルクリップルを示すグラフであり、横軸は時間、縦軸はトルクである。 モータの冷却手段を示す断面図である。
符号の説明
1 印刷装置
3 架台
5、7 台車
9 版定盤
11 ガラス基板
13a、13b、13c、13d ブランケット胴
21、47、52 コラム
22 軸受
23 支持台
24 開口部
25 筐体
26 固定子
27、73、74 界磁体
28、41、61 モータ
29 支軸
30、62 出力軸
31 固定型継ぎ手
32 端面
33、34 係合体
35、57 ロータリーエンコーダ
36 後背側端面
39、59 支軸
44 フレーム
45 直動案内部材
65 ナット
67 ワイヤーケーブル
69 錘
71 トルクリップル
82 冷却媒体ジャケット
83 循環ポンプ
S1 ストッパ
S2 スリーブ

Claims (14)

  1. 架台に立設されるコラムと、
    前記コラムに軸受を介して軸支されるブランケット胴と、
    駆動源たるモータと、
    前記コラムに対して前記ブランケット胴の支軸の軸方向に取り付けられ、一定の高さを有する支持台と、
    前記ブランケット胴の前記支軸と前記モータの出力軸とを前記支持台に形成される内部空間にて同芯に直接結合する固定型継ぎ手と、
    前記モータの出力軸の回転角度を検出する回転角検出手段と、
    から成る駆動装置を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記駆動装置は、前記モータの前記出力軸と前記ブランケット胴との同芯度を可変とする同芯度調整手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記モータは、前記支持台側の端面に第一の係合体が設けられ、前記支持台は、前記モータの出力軸が、前記ブランケット胴の支軸と同芯になる位置にあるときの前記第一の係合体に係合する位置に第二の係合体が設けられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記モータが前記支持台を介して結合される前記コラムと、前記ブランケット胴の軸方向反対側に当該ブランケット胴を支持する第二のコラムとは、前記架台に立設されるフレームに対して、被画像形成体の厚み方向に平行に敷設される直動案内部材を介して取り付けられ、駆動手段により当該ブランケット胴の被画像形成体の厚み方向における軸芯距離が調整されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  5. 前記コラムには、固定端に一端が固定された弾性体の他端が、前記駆動手段により移動する方向に付設されることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記コラムには、カウンターウェイトが、前記駆動手段により移動する方向に付設されることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記固定型継ぎ手は、軸方向中央部の直径が当該固定型継ぎ手の他の部分に対して大きいことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  8. 前記ブランケット胴の前記支軸、または前記モータの前記出力軸は、軸受に通した状態で、当該軸受の内径以下の径部分に、当該軸受の内径よりも大きな外形を有する径拡大手段が付設されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  9. 前記モータは、回転子の周方向に並設した界磁体を軸方向に複数独立して有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  10. 少なくとも一つの前記界磁体が、他の界磁体と回転方向の位相を0°〜180°以内の範囲で異にすることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記モータは、前記回転子に対応して設けられる固定子のうち、少なくとも一つの固定子が、他の固定子と周方向の位相を0°〜180°以内の範囲で異にすることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  12. 前記モータの前記筐体は、少なくとも一つの前記界磁体の回転方向位相、または前記固定子の周方向位相を変化させる位相調整手段を有することを特徴とする請求項8〜10のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  13. 前記位相調整手段は、前記モータの前記筐体に設ける孔であることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記モータの前記筐体は、冷却手段を有することを特徴とする請求項1〜13のいずれか一つに記載の画像形成装置。
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