JP2008124545A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008124545A
JP2008124545A JP2006302855A JP2006302855A JP2008124545A JP 2008124545 A JP2008124545 A JP 2008124545A JP 2006302855 A JP2006302855 A JP 2006302855A JP 2006302855 A JP2006302855 A JP 2006302855A JP 2008124545 A JP2008124545 A JP 2008124545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facsimile
user
user information
transmission
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006302855A
Other languages
English (en)
Inventor
Naotaka Tomita
尚孝 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2006302855A priority Critical patent/JP2008124545A/ja
Publication of JP2008124545A publication Critical patent/JP2008124545A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの直接操作によるファクシミリ送信時に、ファクシミリ送信を制限すると共に、ファクシミリ送信における送信者及び送信内容を確認できるファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】ファクシミリ複合装置1では、ファクシミリ送信が許可されているユーザを識別するためのユーザ情報として、ユーザIDとパスワードとを予めメモリ24に記憶させておく。ユーザが操作部15を操作してファクシミリ送信モードを選択すると、ファクシミリ複合装置1はユーザに、ユーザIDとパスワードとの入力を要求し、入力内容と記憶内容とが一致した場合はファクシミリ送信モードを設定し、一致しない場合はファクシミリ送信を拒否する。ファクシミリ送信後、その通信ログデータを、ユーザ情報と関連付けてメモリ24に記憶させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、LAN(ローカルエリアネットワーク)などのネットワークを介して複数のパーソナルコンピュータなどの外部処理装置に接続され、外部処理装置で作成された画像を前記ネットワーク外部に送信するファクシミリ装置に関する。
近年、1台のファクシミリ装置と複数のPC(パーソナルコンピュータ)とをLANで接続し、1台のファクシミリ装置を複数のPCで共用する情報処理システムが普及してきている(例えば、特許文献1参照)。
このような情報処理システムでは、PCで作成した画像を一旦ファクシミリ装置に送信し、そしてファクシミリ装置から当該画像に基づくファクシミリ送信を行うことができるように構成されている。
このファクシミリ装置は、ネットワーク外部へのファクシミリ送信を許可されているユーザを識別するユーザ情報として、PCを識別するIPアドレスなどの端末識別情報とユーザが設定したパスワードとをPCごとに予め記憶している。そして、PCからファクシミリ送信が指示されると、ファクシミリ装置は、PCから送信されるユーザ情報と予め記憶しているユーザ情報とを照合し、一致した場合にファクシミリ送信を行い、一致しない場合はファクシミリ送信を拒否するようにしている。また、ファクシミリ送信が行われた場合は、送信内容、相手先、送信時刻などの通信ログデータが、ユーザ情報に関連付けて記憶される。これによって、ファクシミリ装置による通信を管理し、情報漏洩等を防止することが可能となる。
特開2000−101776号公報
上述した従来のファクシミリ装置では、ユーザが操作パネルを直接操作してファクシミリ送信を行う場合は、ユーザ情報の入力要求や照合は行われず、誰でも自由にファクシミリ送信を行うことができるように構成されている。また、ファクシミリ装置では、ユーザの直接操作によるファクシミリ送信時の相手先、送信時刻、送信枚数、送信結果等の送信結果データは記憶されているが、誰が何を送信したかまでは記憶されていない。そのため、ファクシミリ装置の通信管理が不充分になり、情報漏洩等が生じる可能性が高くなる。
そこで、本発明の解決すべき課題は、ユーザの直接操作によるファクシミリ送信時にファクシミリ送信を制限すると共に、ファクシミリ送信における送信者及び送信内容を確認することができるファクシミリ装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、ユーザを識別するユーザ情報が予め記憶されている記憶手段と、ユーザ情報をユーザが入力する入力手段と、ファクシミリ送信モードをユーザが選択する選択手段と、前記選択手段によってファクシミリ送信モードが選択されると、ユーザ情報の入力をユーザに要求し、前記入力手段からユーザ情報が入力されると、前記記憶手段に記憶されているユーザ情報と照合し、情報が一致した場合は、ファクシミリ送信モードを設定し、ファクシミリ送信後に、その通信ログデータを前記ユーザ情報に関連付けて記憶するファクシミリ制御手段とを備える。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に係るファクシミリ装置において、前記ユーザ情報として、ネットワークを介した当該ファクリミリ装置へのアクセス権限を管理するために予め登録されたユーザ情報が兼用される。
また、請求項3の発明では、請求項1又は請求項2の発明に係るファクシミリ装置において、前記ユーザ情報は、ユーザIDとパスワードとを含む。
また、請求項4の発明では、請求項3の発明に係るファクシミリ装置において、前記ファクシミリ制御手段は、ユーザ情報の入力をユーザに要求するとき、予め登録された複数のユーザIDを表示してその中から1つを選択させ、その後パスワードを入力させる。
また、請求項5の発明では、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明に係るファクシミリ装置において、前記ファクシミリ制御手段は、前記入力手段から入力されたユーザ情報が、前記記憶手段に記憶されているユーザ情報と一致しない場合は、前記ネットワークに接続され、全てのユーザ情報が記憶されている外部記憶装置のユーザ情報と照合し、情報が一致したときに、ファクシミリ送信モードを設定する。
請求項1に記載の発明によれば、ユーザが選択手段を操作してファクシミリ送信モードを選択すると、ユーザ情報の入力がユーザに要求される。ユーザが入力手段からユーザ情報を入力すると、記憶手段に予め記憶されているユーザ情報と照合され、情報が一致すると、ファクシミリ送信モードが設定される。これによって、誰もが自由にファクシミリ送信するのを禁止することができ、情報漏洩等を防止できるようになる。また、ユーザの直接操作によるファクシミリ送信後には、その通信ログデータが、ユーザ情報に関連付けて記憶される。これによって、誰が何を送信したかを確認することができるようになるので、ファクシミリ装置による通信に関して充分な情報管理を実現できる。
請求項2に記載の発明によれば、ユーザ情報としてネットワークを介した当該ファクリミリ装置へのアクセス権限を管理するために予め登録されたユーザ情報が兼用されるため、類似した2種類のユーザ情報を重複して管理する必要がなく、ユーザ情報の登録・管理の負担軽減及びメモリ使用量の削減等が図れる。
請求項3に記載の発明によれば、ユーザ情報として、ユーザID及びパスワードの2種類の情報を用いるので、1種類の情報を用いる場合に比べて、機密性が高くなる。
請求項4に記載の発明によれば、ユーザ情報を入力する際、ユーザは、表示された複数のユーザIDの中から自己のユーザIDを選択し、その後パスワードを入力する。これによって、ユーザ情報の入力操作が簡単になる。
請求項5に記載の発明によれば、ユーザの直接操作によるファクシミリ送信の際に、ユーザが入力したユーザ情報がファクシミリ装置内の記憶手段のユーザ情報と一致しない場合は、全てのユーザ情報が記憶されている外部記憶装置のユーザ情報と照合し、情報が一致したときにファクシミリ送信モードが設定される。これによって、ユーザが普段使っていないファクシミリ装置からでもファクシミリ送信を行うことができるようになる。
図1は、本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置としてのファクシミリ複合装置1の構成を示すブロック図である。ファクシミリ複合装置1は、ネットワーク(例えばLAN)18を介してパーソナルコンピュータなどの複数の外部処理装置31と接続されて情報処理システムを構成している。
ファクシミリ複合装置1は、図1に示すように、制御部11、読取部12、記録部13、表示部14、操作部15、通信部16、モデム17、NCU18及びネットワークユニット19等を備えている。また、このファクシミリ複合装置1の機能には、ファクシミリ機能、インターネットファクシミリ機能、コピー機能、スキャナ機能、及びプリンタ機能等が含まれている。
制御部11は、このファクシミリ複合装置1の制御を統括するものであり、CPU等を備えて構成されている。この制御部11には、機能要素として、ファクシミリ制御手段としてのファクシミリ制御部11aが備えられている。ファクシミリ制御部11aの役割等については、後に詳述する。
読取部12は、原稿の読み取りを行うものであり、ファクシミリ送信時の原稿の読み取りや、スキャナ機能使用時の原稿の読み取り等に用いられる。記録部13は、プリンタ装置等を備えて構成され、画像データの紙等への印刷を行う。
表示部14は、液晶表示装置等によって構成され、このファクシミリ複合装置1の操作情報等の表示に用いられる。入力手段及び選択手段としての操作部15は、複数の操作ボタンやタッチパネル等によって構成され、このファクシミリ複合装置1の操作に用いられる。本実施形態では、ユーザは、ファクシミリ送信モードの選択時及びユーザ情報の入力時に、操作部15を操作する。
記憶部16は、半導体メモリ等の記憶装置を備えて構成されている。この記憶部16の記憶内容としては、スキャナ機能使用時に読み取られた画像データ、及びファクシミリ複合装置1の設定や保守管理等に関するデータ等が含まれている。
モデム18は、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。また、モデム18は、NCU(Network Control Unit)17と直接的に接続されている。NCU17は、アナログの公衆電話回線網(PSTN)21との回線の閉結及び開放の動作を行なうハードウェアであり、必要に応じてモデム18を公衆電話回線網21と接続する。なお、ISDN用インタフェースを備えることにより、デジタル回線網(ISDN)に接続するようにしてもよい。
ネットワークユニット19は、このファクリミリ複合装置1をLAN、インターネット等を含むネットワーク22へ接続するためのインタフェースとして機能するものである。このネットワークユニット19には、ネットワーク22を介した通信処理を司るネットワーク通信部23、及びネットワーク通信部23の処理等に用いられる記憶手段としてのメモリ24等が備えられている。
ネットワーク通信部23は、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、POP(Post Office Protocol)、SMB(Server Message Block)、HTTP(HyperText Transfer Protocol)等を取り扱うための機能が備えられている。このネットワーク通信部23の具体的な機能としては、電子メールの送受、電子メールに画像データを添付して送受するインターネットファクシミリの送受、及び、LAN又はインターネットを介したデータの送受等が含まれている。
メモリ24には、ネットワーク22を介したこのファクリミリ複合装置1へのアクセス権限を管理するためのユーザ情報が登録されている。そして、このユーザ情報は、ファクシミリ(インターネットファクリミリを含む、以下同様)送信が許可されているユーザを識別するためのユーザ情報としても兼用されるようになっている。そのユーザ情報は、例えばユーザIDとパスワードとかなっている。ユーザIDとして、外部処理装置31を識別する端末識別情報(外部処理装置31に付与された名称情報、IPアドレス等)を兼用して用いるようにしてもよい。また、メモリ24には、ファクリミリの送受信情報の内容を含む通信ログデータが記録されるようになっている。
また、各外部処理装置31には、制御部41、表示部42、操作部43、ネットワーク通信部44、及び記憶部45等が備えられている。
制御部41は、この外部処理装置31の制御を統括するものであり、CPU等を備えて構成されている。表示部42は、液晶表示装置等によって構成され、外部処理装置31の操作情報や処理結果等の表示に用いられる。操作部43は、複数の操作ボタン等で構成され、外部処理装置31の操作に用いられる。
ネットワーク通信部44には、ファクシミリ複合装置1のネットワーク通信部23と略同様な通信機能が備えられ、外部処理装置31とファクシミリ複合装置1との間で種々のデータ通信が行われるようになっている。
記憶部45は、ハードディスク装置等の大容量記憶装置を備えて構成されている。記憶部45の記憶内容としては、プリンタドライバやスキャナドライバ等の外部処理装置31で実行する処理プログラム、処理プログラムによる処理結果、外部処理装置31の設定や保守管理等に関するデータ等が含まれている。
ファクシミリ複合装置1は、外部処理装置31からの指示によるファクシミリ送信が実行可能であるとともに、ユーザによるファクリミリ複合装置1への直接操作によるファクリミリ送信実行可能である。
このファクシミリ複合装置1では、前述のように、ファクシミリ送信を許可されているユーザを識別するユーザ情報として、ユーザIDとパスワードとがメモリ24に予め記憶されている。一方、外部処理装置31では、ユーザの操作に従って送信画像が作成され、さらに専用クライアントソフトウェア、専用プリンタドライバ、Webブラウザなどを用いて、作成された送信画像をファクシミリ複合装置1から送信することを指示することも可能である。
外部処理装置31からファクシミリ送信を指示するときは、送信画像データ、相手先情報(FAX番号又はメールアドレス)、及びユーザ情報を含むファクシミリ送信命令が、外部処理装置31からファクシミリ複合装置1に送信される。外部処理装置31からファクシミリ送信命令が与えられると、ファクシミリ複合装置1のファクシミリ制御部11aは、外部処理装置31から送信されたユーザ情報と予め記憶しているユーザ情報とを照合し、一致した場合は、外部処理装置31から送信された送信画像データのファクシミリ送信を行い、一致しない場合はインターネットファクシミリ送信を拒否するようにしている。ファクシミリ送信では、送信画像データ及び相手先情報を、ユーザ情報に関連付けて一旦メモリ24に蓄積した後、相手先に応じた送信制御によって送信画像データが送信される。
また、ファクシミリ送信が行われた場合は、送信内容(送信画像データ)、相手先情報、送信時刻、送信枚数、送信結果などの通信ログデータが、ユーザ情報に関連付けてメモリ24に記憶される。この通信ログデータは、外部処理装置31から、Webブラウザや専用クライアントソフトウェアなどを用いて閲覧することが可能である。
なお、ファクシミリ複合装置1は、ファクシミリを受信したときは、受信信号に含まれる受信者識別情報や発信元識別情報等に基づいて、ユーザ別に受信画像データをメモリ24に記憶する。ユーザは、ファクシミリ複合装置1の操作部15を操作して、受信画像データを紙等にプリントすることができ、また外部処理装置31から、Webブラウザや専用クライアントソフトウェアなどを用いて、受信画像データをダウンロードしたり、閲覧したりできる。
本実施形態は、ユーザによるファクリミリ複合装置1への直接操作によるファクシミリ送信時に、ファクシミリ送信を制限すると共に、ファクシミリ送信における送信者及び送信内容を確認できるようにすることを主眼とするものである。
図2は、ユーザの直接操作によるファクシミリ送信時のファクシミリ制御部11aによる処理動作を示すフローチャートである。この処理動作は、ファクシミリ複合装置1の操作部15が操作されると開始される。
ステップS1では、操作部15からファクシミリ送信モードが選択されたか否かが判断される。ファクシミリ送信モードが選択された場合はステップS2に進み、そうでない場合は、操作部15から入力された操作内容に従う処理を実行する。
ステップS2では、ユーザ情報としてユーザIDとパスワードの入力をユーザに要求する。この要求は、表示部14にその旨のメッセージを表示することによって実現される。
ステップS3では、ユーザID及びパスワードが入力されたか否かを判断する。入力された場合は、ステップS4に進み、入力されたユーザ情報(ユーザID及びパスワード)とメモリ24に記憶されているユーザ情報とを照合する。
ステップS5では、ユーザ情報が一致したか否かを判断する。一致した場合は、ステップS6に進み、ファクシミリ送信モードを設定する。
その後、ステップS7では、ユーザの操作に従ってファクシミリ送信が実行される。ユーザは、送信原稿を読取部12にセットし、操作部15から相手先情報を入力し、送信開始を指示するためにスタートボタンを押す。相手先情報は、通常のファクシミリの場合はFAX番号、インターネットファクシミリの場合はメールアドレスである。送信開始が指示されると、読取部12において送信原稿の読み取りが行われ、読み取られた送信画像データ及び相手先情報が、ユーザ情報に関連付けて一旦メモリ24に蓄積され、その後、相手先に応じた送信制御によって送信画像データが送信される。
ステップS8では、ファクシミリ送信が終了したか否かを判断する。ファクシミリ送信が終了した場合は、ステップS10に進む。
ステップS9では、送信内容(送信画像データ)、相手先情報、送信時刻、送信枚数、送信結果等の通信ログデータを、ユーザ情報と関連付けてメモリ24に記憶し、処理を終了する。ユーザの直接操作によるファクシミリ送信に関する通信ログデータも、外部処理装置31からの指示によるファクシミリ送信に関する通信ログデータと同様に、外部処理装置31から、Webブラウザや専用クライアントソフトウェアなどを用いて閲覧することが可能である。
一方、ステップS5においてユーザ情報が一致しないと判断した場合は、ステップS10に進み、例えば「ユーザ情報が一致しません。ファクシミリ送信はできません。」とのメッセージを表示部14に表示して処理を終了する。
このように、ユーザ情報が一致したときにファクシミリ送信が可能となるので、ファクシミリ複合装置1を直接操作して誰もが自由にファクシミリ送信するのを禁止することができ、情報漏洩等を防止できるようになる。また、送信画像データを含む通信ログデータがユーザ情報に関連付けて記憶されるので、誰が何を送信したかを確認できるようになり、ファクシミリ複合装置1による通信に関して充分な情報管理を実現することができる。
また、ユーザ情報としてネットワーク22を介したファクリミリ複合装置1へのアクセス権限を管理するためにネットワークユニット19に登録されたユーザ情報が兼用されるため、類似した2種類のユーザ情報を重複して管理する必要がなく、ユーザ情報の登録・管理の負担軽減及びメモリ使用量の削減等が図れる。
また、ユーザ情報として、ユーザID及びパスワードの2種類の情報を用いるので、1種類の情報を用いる場合に比べて、機密性が高くなる。
なお、上記実施形態では、ユーザ情報としてユーザID及びパスワードの2種類の情報を用いる場合を説明したけれども、ユーザ情報は1種類の情報を用いても良いし、また3種類以上の情報を用いても良い。ユーザ情報として複数種類の情報を用いた方が、機密性が向上する。
ユーザ情報としてのユーザID及びパスワードの入力は、予め登録された複数のユーザIDを表示部14に表示してその中から1つを選択させ、その後パスワードを入力させるようにしても良い。この場合は、ユーザ情報の入力操作が簡単になる。
ところで、2台以上のファクシミリ複合装置1がネットワーク22に接続されている場合は、ユーザは通常いずれか1台のファクシミリ複合装置1を使用するのが一般的である。例えば、会社において複数の部署がある場合は、部署ごとにファクシミリ複合装置1を設置し、社員は自分が所属している部署のファクシミリ複合装置1を使用するように定められているのが一般的である。しかし、ユーザ情報が自分の部署のファクシミリ複合装置1だけに記憶されていると、社員は他の部署のファクシミリ複合装置1は使用できず、不便である。ファクシミリ複合装置1に全ての社員のユーザ情報を記憶させることも可能であるが、記憶容量の大きなメモリを必要とし、コストアップの要因となる。
そこで、全てのユーザのユーザ情報が記憶されている外部記憶装置をネットワーク22に接続しておき、ユーザの直接操作によるファクシミリ送信の際に、ユーザが入力したユーザ情報がファクシミリ複合装置1に記憶されているユーザ情報と一致しない場合は、前記外部記憶装置に記憶されているユーザ情報と照合し、情報が一致したときにファクシミリ送信モードが設定されるようにしてもよい。これによって、ユーザが普段使っていないファクシミリ複合装置1からでもファクシミリ送信を行うことができるようになる。
なお、上述の実施形態では、コピー処理については、利用権限に関する認証処理を行うことなく誰でも自由にコピー処理を行えるようになっているが、情報管理の観点からは、書類のコピーも制限した方が好ましい場合がある。そのような場合には、ファクシミリ複合装置1においてコピーモードを選択したときにも、ファクシミリ送信モードを選択した場合と同様に、ユーザ情報の入力を要求し、照合し、情報が一致したときにコピーモードを設定するようにしても良い。
また、上述の実施形態では、ファクリミリ送信操作権限に関する認証処理を、電話回線を利用した通常のファクリミリ送信とインターネットファクリミリ送信との両方に適用するようにしたが、ファクリミリ送信及びインターネットファクリミリ送信のいずれか一方にのみ適用するようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置としてのファクシミリ複合装置の構成を示すブロック図である。 ユーザの直接操作によるファクシミリ送信時の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ファクシミリ複合装置
11 制御部
11a ファクシミリ制御部
14 表示部
15 操作部
16 記憶部
17 NCU
18 モデム
19 ネットワークユニット
23 ネットワーク通信部
24 メモリ
31 外部処理装置

Claims (5)

  1. ユーザを識別するユーザ情報が予め記憶されている記憶手段と、
    ユーザ情報をユーザが入力する入力手段と、
    ファクシミリ送信モードをユーザが選択する選択手段と、
    前記選択手段によってファクシミリ送信モードが選択されると、ユーザ情報の入力をユーザに要求し、前記入力手段からユーザ情報が入力されると、前記記憶手段に記憶されているユーザ情報と照合し、情報が一致した場合は、ファクシミリ送信モードを設定し、ファクシミリ送信後に、その通信ログデータを前記ユーザ情報に関連付けて記憶するファクシミリ制御手段と、を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 請求項1に記載のファクシミリ装置において、
    前記ユーザ情報として、ネットワークを介した当該ファクリミリ装置へのアクセス権限を管理するために予め登録されたユーザ情報が兼用されることを特徴とするファクリミリ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のファクシミリ装置において、
    前記ユーザ情報は、ユーザIDとパスワードとを含むことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 請求項3に記載のファクシミリ装置において、
    前記ファクシミリ制御手段は、ユーザ情報の入力をユーザに要求するとき、予め登録された複数のユーザIDを表示してその中から1つを選択させ、その後パスワードを入力させることを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のファクシミリ装置において、
    前記ファクシミリ制御手段は、前記入力手段から入力されたユーザ情報が、前記記憶手段に記憶されているユーザ情報と一致しない場合は、前記ネットワークに接続され、全てのユーザ情報が記憶されている外部記憶装置のユーザ情報と照合し、情報が一致したときに、ファクシミリ送信モードを設定することを特徴とするファクシミリ装置。
JP2006302855A 2006-11-08 2006-11-08 ファクシミリ装置 Pending JP2008124545A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006302855A JP2008124545A (ja) 2006-11-08 2006-11-08 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006302855A JP2008124545A (ja) 2006-11-08 2006-11-08 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008124545A true JP2008124545A (ja) 2008-05-29

Family

ID=39508883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006302855A Pending JP2008124545A (ja) 2006-11-08 2006-11-08 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008124545A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010004333A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Fujitsu Ltd 携帯端末装置、履歴情報送信プログラム、通信システムおよび通信方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010004333A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Fujitsu Ltd 携帯端末装置、履歴情報送信プログラム、通信システムおよび通信方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7801918B2 (en) File access control device, password setting device, process instruction device, and file access control method
US9357032B2 (en) Communication apparatus capable of restricting destination of transmission by authenticated user, method of controlling the communication apparatus, and storage medium
US20060126100A1 (en) Multifunction peripheral (MFP) and a method for restricting use thereof
JP4049173B2 (ja) データ通信システム、画像処理装置、および画像処理装置におけるデータの管理方法
JP4413152B2 (ja) 画像形成装置、プログラム、記録媒体、及びデータ送信方法
US20070083935A1 (en) Information processing method and apparatus thereof
US7124185B2 (en) Communication device, communication method, computer program, and storing medium for an address book
JP2011015001A (ja) 情報処理システム及びその制御方法、並びにプログラム、情報処理装置
JP6029300B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP4814348B2 (ja) 画像読取装置、サーバ装置およびシステム
US8773695B2 (en) Data communication apparatus and method of controlling the same
US8564812B2 (en) Apparatus and method for generating a communication management report with security function
JP2006033800A (ja) 通信端末装置の情報送信方法と画像形成装置の情報送信方法
JP2007243840A (ja) 画像処理装置及びプログラム
US20080084579A1 (en) Image processing apparatus and program
JP4587844B2 (ja) データ送信装置、画像形成装置、データ送信方法、およびコンピュータプログラム
JP4513449B2 (ja) 画像通信装置
JP2007208820A (ja) 通信端末装置
JP2007316739A (ja) 文書管理装置
JP2008124545A (ja) ファクシミリ装置
JP6032906B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2008166958A (ja) ドキュメント処理システム及びドキュメント処理装置
JP4421565B2 (ja) ネットワークスキャナ装置
JP2009116831A (ja) 印刷システム
JP4899949B2 (ja) ドキュメントデータの管理方法、画像処理装置、およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090810

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100104