JP2008124347A - 枚葉搬送用トレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】二台のローラコンベア間を移動する場合でも大きな衝突衝撃がトレイに加わることがなく、したがって、衝撃や振動等の悪影響を排してスムーズにワークを搬送することができる枚葉搬送用トレイを提供する。
【解決手段】搬送ローラ6で受け止められるローラ受面16の搬送方向側の先端部に、搬送方向に向かって上がり傾斜する傾斜面18を形成する。これにて、二台のコンベア5・5の間を移動する場合のように、搬送面が途切れる箇所をトレイ1が移動するときでも、搬送ローラ6に傾斜面18が先当たりして、該傾斜面18が搬送ローラ6を乗り越えることで、トレイ1に作用する衝突衝撃を効果的に緩和しながら、トレイ1をスムーズに移動させることができる。これにより、トレイ1への衝突衝撃および振動に起因するワーク4の位置ズレや破損などの悪影響を確実に排除することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンベアによって搬送される四角枠状の外枠と、該外枠の対向辺の間に架設された複数本の桟とを有し、これら桟の上面を枚葉ワークの載置面とする枚葉搬送用トレイに関する。
枚葉搬送用トレイとは、薄型表示装置のガラス基板に代表される板状物を搬送対象とするものである(例えば特許文献1)。
図8および図9に、この種の枚葉搬送用トレイの従来形態(本出願人による特願2005−214159参照)を示す。図8において、トレイ101を構成する外枠102は、前後方向(矢印Y1)に走る二本のフレーム103・103と、左右方向(矢印Y2)に走る二本のフレーム104・104とを中空四角枠状に組んだものであり、フレーム103・103の間を繋ぐように、複数本の桟105が架設されている。これらフレーム103・104は、金属製の板材にプレス加工を施してなるものであり、図9に示すように、外側平坦部106と、該外側平坦部106よりも低い位置に形成された内側平坦部107と、これら内側平坦部107と外側平坦部106とを繋ぐ傾斜部108とを備える。外側平坦部106には、ローラコンベア120(以下、単にコンベアと記す)の搬送ローラ121で受け止められるローラ受面109を有するフランジ壁110が、外方向に張り出し形成されている。
これらフランジ壁110で構成される外枠102の四つのコーナー部には、図8に示すように凹欠部111が形成されている。つまり、フレーム103・104の伸び方向に係るフランジ壁110の両端部は、直角形状に形成されていて、隣り合うフランジ壁110どうしは接合されておらず、各コーナー部には微小な凹欠部111が形成されている。この凹欠部111に臨むフランジ壁110の端部110aは、水平姿勢に形成されている。
特開2004−168484号公報
以上のような構成からなる従来形態のトレイ101では、図10に示すごとく、二台のコンベア120a・120bの間を移動する場合のように、搬送面が途切れる箇所を移動する際に、フランジ壁110の搬送方向の端部110aが搬送ローラ121に衝突して、大きな衝突衝撃がトレイ101に加わるおそれがある(図10(b)参照)。つまり、トレイ101が上流側のコンベア120aから下流側のコンベア120bに移送される場合において、下流側のコンベア120bの搬送ローラ121の高さ位置が、上流側のコンベア120aのそれよりも僅かでも高い場合には、トレイ101の搬送方向の先端側に位置するフランジ壁110の端部110aが、下流側のコンベア120bの上流側に位置する搬送ローラ121aに衝突して、大きな衝突衝撃がトレイ101に加わるおそれがある。
あるいは2台のコンベア120a・120bが所定距離以上離れている場合、トレイ101やワーク112の自重によってトレイ101が撓み、端部110aの高さが搬送面より低くなることにより、同様に端部110aが搬送ローラ121aに衝突するおそれがある。
このように、大きな衝突衝撃がトレイ101に加わると、トレイ101やワーク112が振動し、桟105上に載置されたワーク112がトレイ101内でズレ動いたり、最悪の場合にはワーク112が損傷するおそれがある。特に、ワーク112が大型の液晶テレビのガラス基板である場合には、僅かに振動が加わっただけで、ワーク112が破損しやすい。また、フランジ壁110の端部110aが搬送ローラ121aに衝突することによって、搬送ローラ121aが傷付いてパーティクルが発生するおそれがあり、特にトレイ101をクリーン度が求められる環境下で搬送する場合に問題がある。
本発明は以上のような問題点を解決するためになされたものであり、二台のローラコンベア間を移動する場合でも大きな衝突衝撃がトレイに加わることがなく、したがって、衝撃や振動等の悪影響を排してスムーズにワークを搬送することができる枚葉搬送用トレイを提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明は、コンベアによって搬送される四角枠状の外枠と、該外枠の対向辺の間に架設された複数本の桟とを有し、これら桟の上面を枚葉ワークの載置面とする枚葉搬送用トレイを対象とする。このトレイでは、前記コンベアによる搬送方向に向かって走る前記外枠の辺部には、コンベアの搬送ローラで受け止められる下向きのローラ受面が形成されている。そして、前記ローラ受面の搬送方向側の先端部が、該搬送方向に向かって上がり傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴とする。
請求項1で言うところの「搬送方向」とは、前方向(図1参照)に限られず、当該方向と直交する左右方向であってもよく、さらに、前方向とは逆の方向となる後方向であってもよい。つまり、トレイの搬送方向が前方向に限られる場合には、前後に走る外枠の辺部の前端部に傾斜面を形成すればよく、前後の両方向にトレイが搬送される場合には、前後に走る辺部の両端部に傾斜面を形成すればよい。左右方向にトレイが搬送される場合には、左右に走る外枠の辺部の両端部に傾斜面を形成すればよい。
具体的には、請求項2記載の本発明のように、前記外枠には、フランジ壁が外向きに張り出し形成されており、このフランジ壁の下面が前記ローラ受面とされており、前記フランジ壁の搬送方向側の先端部を上向きに折り曲げることにより、前記傾斜面が形成されている形態を採ることができる。
請求項3記載の本発明のように、前記外枠を構成する四つの辺の両端部に、前記傾斜面が形成されている形態を採ることができる。
請求項1記載の本発明においては、搬送ローラで受け止められるローラ受面の搬送方向側の先端部に、搬送方向に向かって上がり傾斜する傾斜面を形成したので、二台のコンベアの間を移動する場合のように、搬送面が途切れる箇所をトレイが移動するときでも、搬送ローラに傾斜面が先当たりして、該傾斜面が搬送ローラを乗り越えることで、トレイに作用する衝突衝撃を効果的に緩和しながら、トレイをスムーズに移動させることができる。これにより、トレイへの衝突衝撃および振動に起因するワークの位置ズレや破損などの悪影響を確実に排除することができる。また、搬送ローラの損傷を防止することができ、パーティクルの発生を抑制することができる。
請求項2記載の本発明のように、フランジ壁の搬送方向側の先端部を上向きに折り曲げることによって傾斜面を形成していると、例えばフランジ壁の先端部に、傾斜面となる金属片を別部材として溶接固定するような形態に比べて、部品点数の増加を抑えて低コストに、しかも溶接固定の手間を省いて作業効率良く傾斜面を形成することができる。
請求項3記載の本発明のように、外枠を構成する四つの辺の両端部に傾斜面が形成されていると、前後左右の全方向の搬送方向に対応することができる。つまり、搬送方向が前後方向から、当該方向に直交する左右方向に変更される場合であっても、二台のコンベアの間を移動するときには、搬送方向の先端部に位置するいずれかの傾斜面が搬送ローラに先当たりすることで、トレイに加わる衝突衝撃を緩和できる。
また、この請求項3によれば、搬送方向の後端部に位置する傾斜面が搬送ローラに受け止め支持されることによる落下防止効果も期待できる。つまり、搬送方向の後端部が傾斜面の無い水平姿勢とされている場合には、水平方向の後端部のローラ受面が搬送ローラから離れるときに、トレイが勢い良く落下して、大きな落下衝撃がワークに加わるおそれがある。かかる不都合は、上流側のコンベアの高さ位置が、下流側のコンベアのそれよりも高い場合に顕著となる。あるいは上流と下流のコンベア高さが略同じであっても、コンベアが所定距離以上離れている場合、トレイの後端部のローラ受面が搬送ローラから離れるときに、トレイが勢い良く撓み、落下衝撃と同様の衝撃がワークに加わるおそれがある。
この点、請求項3記載の本発明のように、外枠を構成する四つの辺の両端部に傾斜面が形成されていると、換言すると、搬送方向の後端部にも傾斜面が形成されていると、当該傾斜面が搬送ローラで受け止め支持されることで、トレイの急激な落下を防ぐことができ、したがって、落下衝撃に起因するワークの位置ズレや破損などの悪影響を効果的に排除することができる。また、フランジ壁の端部が搬送ローラに衝突することがないため、搬送ローラの損傷を防止することができ、パーティクルの発生を抑制することができる。
以下に、本発明に係る枚葉搬送用トレイの実施形態について、図面を参照して説明する。図1は枚葉搬送用トレイの全体構成を示す平面図、図2は要部の拡大図、図3はトレイを積み重ねた状態を示す図、図4乃至図6はローラコンベアによる枚葉搬送用トレイの搬送状態を示す図である。なお、以下においては、図1において、矢印Y1で示す方向を前後方向とし、当該方向と直交する方向(矢印Y2)を左右方向と規定する。
図1に示すように、枚葉搬送用トレイ(以下、単に「トレイ」と記す)1は、中空四角枠状の外枠2と、この外枠2の左右の対向辺の間に架設された複数本(本実施形態では8本)の桟3とを有し、これら桟3の上面を枚葉ワーク(以下、単に「ワーク」と記す)4の載置面とする。トレイ1は、単体もしくは図3に示すように、複数枚のトレイ1が積み重ねられた状態で、自動倉庫などから搬出され、複数積み重ねられている場合にはトレイ1を一枚ずつ抜き取りながら排出する装置を介して、ローラコンベア5(図4乃至図6参照:以下、単に「コンベア」と記す)に供給され、所定の処理装置に搬送される。なお、本実施形態に係るトレイ1は、大型の液晶テレビのガラス基板をワーク4とする。
図1および図2に示すように、外枠2は、前後方向に走る短辺の二本のフレーム10・10と、左右方向に走る長辺の二本のフレーム11・11の計四本のフレームからなり、これらフレーム10・11を長方四角形状に組んだうえで、コーナー部を構成する隣り合うフレーム10・11どうしを、コーナー桟20と接合金具21とで接合してなる。
各フレーム10・11は、金属製(SUS304)の板材にプレス加工を施してなるものであって、図4に示すように、外側平坦部12と、該外側平坦部12よりも低い位置に形成された内側平坦部13と、これら内側平坦部13と外側平坦部12とを繋ぐ傾斜部14とを備える。外側平坦部12には、コンベア5の搬送用のローラ6で受け止められる下向きのローラ受面(以下、単に「受面」と記す)16を有するフランジ壁15が、段付き状に外方向に張り出し形成されている。
これらフランジ壁15で構成される外枠2の四つのコーナー部には、図1に示すように凹欠部17が形成されている。つまり、隣り合うフランジ壁15・15どうしは接合されておらず、外枠2の四個の各コーナー部には、微小な凹欠部17が形成されている。凹欠部17に臨むフランジ壁15の端辺15aと、外側辺15bとで規定されるフランジ壁15のコーナー15cは、角の無いR状に形成されている。
図2に示すように、コーナー桟20は長尺状の金属板であり、外枠2の各コーナー部において、隣り合うフレーム10・11の内側平坦部13・13の間に斜めに架け渡された状態で両フレーム10・11どうしを接合する。接合金具21は、L字状の金属金具であって、各コーナー部において、隣り合うフレーム10・11の外側平坦部12・12どうしを接合する。なお、コーナー桟20、接合金具21及びフレーム10・11は、ブラインドリベットによるリベット接合により接合されている。
各桟3は、SUS304などの金属を素材とする左右に長い長尺状のプレス加工品であり、図2および図4に示すように、ワーク載置面となる腹板31と、腹板31の前後縁に連設されて下方に伸びる前後一対の側板32・32と、側板32・32の下端縁から水平方向に張り出した前後の鍔板33・33とを有する断面ハット形に形成されている。各桟3は、左右方向の両端部が、左右のフレーム10・10の内側平坦部13・13の間に両持ち状に掛止されるとともに、ブラケット22を介して傾斜部14および外側平坦部12に支持されている。
図2乃至図4において、符号34はワーク4を支持するための載置ピンを示す。この載置ピン34は、桟3の腹板31の上面の左右方向の等間隔位置に設置されている。載置ピン34は、耐摩耗性の高いPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)やUPE(超高分子量ポリエチレン)等で形成されており、ワーク4を繰り返し搭載しても、摩耗によるダストが発生せず、ワーク4を汚染しない。
図3(a)(b)に示すように、ブラケット22は、桟3の腹板31の上面を押さえる押下壁23と、フレーム10の外側平坦部12に固定される上壁24と、これら押下壁23と上壁24とを繋ぎ、フレーム10の傾斜部14に固定されるアーム25と、フレーム10の内側平坦部13に固定される二つの下壁22a・22aと、これら下壁22a・22aと押下壁23とを繋ぐ二つの側壁22b・22bとを有する金属成形品である。これらブラケット22、桟3およびフレーム10の三者は、リベットにより接合されている。
外枠2の四辺を構成する各フレーム10・11の外側平坦部12には、図3(a)に示すようにトレイ1を上下に多段に積み重ねる際の位置規定部材となる支持ブロック26が固定されている。本実施形態においては、各フレーム10・11の等間隔位置に三個ずつ、支持ブロック26が装着されている。支持ブロック26の上面には、上向きに規制突起27が突設されている。この規制突起27に対応して、支持ブロック26の下面の中央部には、規制突起27の挿入を許す係合穴28が陥没形成されている。
図3(a)に示すように、トレイ1を多段状に積み重ねたとき、下方側のトレイ1の支持ブロック26の規制突起27が、上方側に位置するトレイ1の支持ブロックの係合穴28に侵入し、これら突起27と係合穴28とが凹凸係合することで、上方側のトレイ1の水平方向の遊動が規制される。
また、支持ブロック26の上面位置は、外枠2の外側平坦部12の上面よりも高い位置にあり、支持ブロック26の下方位置は、外側平坦部12の下面よりも低い位置にある。したがって、トレイ1を積み重ねたとき、上下のトレイ1・1は支持ブロック26・26どうしのみが接触するようになっている。
先に述べたように、トレイ1・1は多段状に積み重ねられた状態(図3(a)参照)で自動倉庫などから搬出され、トレイ1を一枚ずつ抜き取りながら排出する装置を介して、図4乃至図6に示すように、コンベア5の搬送ローラ6上に載置されて処理装置に送られる。
図4、図5および図6(a)に、前後方向に並設された多数個の搬送ローラ6を有するコンベア5に載って、トレイ1が前方向に搬送されていくときの状態を示す。図4および図6(a)に示すように、トレイ1は、左右のフランジ壁15の受面16が搬送ローラ6に受け止められた両持ち姿勢で、搬送方向である前方向に移送される。また、図5および図6に示すように、トレイ1の搬送経路は、一本のコンベア5だけでなく、複数本のコンベア5の組み合わせで構成されており、したがって、トレイ1は、搬送方向の上流側から下流側に向かって、数台のコンベア5・5を乗り移りながら処理装置に向かって移送されていく。図5および図6では、二台のコンベア5・5のうち、上流側に配されたコンベアを符号5aで示し、下流側に配されたコンベアを符号5bで示している。
なお、図4および図6において、符号7は、トレイ1の斜行を防ぐためのガイドローラを示す。ガイドローラ7は、コンベア5の左右両端に前後方向に並設されており、これらガイドローラ7に左右のフランジ壁15が当接することで、左右方向の位置ズレが規制されながら、トレイ1は搬送ローラ6に沿って移送される。
そのうえで本実施形態に係るトレイ1では、二台のコンベア5a・5bの間を移動する際に、フランジ壁15の前端部が下流側のコンベア5bの上流寄りの搬送ローラ6aに衝突して、大きな衝突衝撃がトレイ1に加わることを防ぐことを目的として、フランジ壁15の前端部に、前方向に向かって上がり傾斜する傾斜面18を形成している(図1および図2参照)。もっとも、本実施形態に係るトレイ1では、前後左右の四辺全てのフランジ壁15の両端部に、傾斜面18を形成している。また、フランジ壁15の全てのコーナー15cは、角の無いR状としている。
このように、フランジ壁15の前端部に、前方向に向かって上がり傾斜する傾斜面18を形成していると、図5および図6に示すように、上流側のコンベア5aから下流側のコンベア5bに向かって移動する場合のように、搬送面が途切れる箇所をトレイ1が移動するときでも、下流側のコンベア5bの上流寄りの搬送ローラ6aに傾斜面18が先当たりして、該傾斜面18が搬送ローラ6aを乗り越えることで、トレイ1に作用する衝突衝撃を効果的に緩和して、トレイ1をスムーズに移動させることができる。衝突衝撃に起因する振動の発生も防ぐことができる。これにより、衝突衝撃や振動を受けて、ワーク4がトレイ1内で位置ズレしたり、フレーム10・11に当たってワーク4が破損することなどを確実に防ぐことができる。
このとき、図1および図2に示すように、各フランジ壁15の両端部に係るコーナー15cをR状に形成していると、ガイドローラ7の損傷防止効果も期待できる。これにて、コンベア5の動作不良の発生を抑えて、信頼性に優れたワーク搬送システムを構築できる。
フランジ壁15の端部を上向きに折り曲げることにより傾斜面18を形成していると、例えばフランジ壁15の先端部に、傾斜面18となる金属片を別部材として溶接固定するような形態に比べて、部品点数の増加を抑えて低コストに、しかも溶接固定の手間を省いて作業効率良く傾斜面18を形成することができる。
先に述べたように、本実施形態では、全てのフランジ壁15の両端部に、傾斜面18を形成している。換言すれば、外枠2を構成する四つの辺の両端部に傾斜面18を形成している。
このように外枠2の全ての辺に傾斜面18を形成していると、前後左右の全方向の搬送方向に対応することができる。つまり、図6(a)に示すように搬送方向が前後方向である場合に限らず、図6(b)に示すように搬送方向が左右方向である場合であっても、二台のコンベア5a・5bの間を移動するときには、搬送方向の先端部に位置するいずれかの傾斜面18が搬送ローラ6aに先当たりすることで、トレイ1の衝突衝撃を効果的に緩和することが可能となる。
なお、傾斜面の形成方法などは上述の実施形態に限定されるものではなく、例えば図7に示すように、フランジ壁15の両端部に切り込みを入れて、両端部を上向きに折り曲げるようにしてもよい。このような構造であっても、上述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明に係る枚葉搬送用トレイの全体構成を示す平面図である。 枚葉搬送用トレイの要部の拡大図である。 (a)枚葉搬送用トレイを積み重ねた状態を示す図であり、(b)はブラケットの斜視図である。 ローラコンベアによる枚葉搬送用トレイの搬送状態を示す図である。 (a)(b)は、ローラコンベアによる枚葉搬送用トレイの搬送状態を模式的に示す図であり、側方からトレイを見た様子を示している。 (a)(b)は、ローラコンベアによる枚葉搬送用トレイの搬送状態を模式的に示す図であり、上方からトレイおよびコンベアを見た様子を示している。 本発明に係る枚葉搬送用トレイの変形例を示す要部の拡大図である。 従来の枚葉搬送用トレイの全体構成を示す平面図である。 従来の枚葉搬送用トレイの要部の拡大図である。 (a)(b)は、ローラコンベアによる従来のトレイの搬送状態を模式的に示す図であり、側方からトレイを見たときの状態を示している。
符号の説明
1 枚葉搬送用トレイ
2 外枠
3 桟
4 枚葉ワーク
5 コンベア
6 搬送ローラ
15 フランジ壁
16 ローラ受面
18 傾斜面

Claims (3)

  1. コンベアによって搬送される四角枠状の外枠と、該外枠の対向辺の間に架設された複数本の桟とを有し、これら桟の上面を枚葉ワークの載置面とする枚葉搬送用トレイであって、
    前記コンベアによる搬送方向に向かって走る前記外枠の辺部には、コンベアの搬送ローラで受け止められる下向きのローラ受面が形成されており、
    前記ローラ受面の搬送方向側の先端部が、該搬送方向に向かって上がり傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴とする枚葉搬送用トレイ。
  2. 前記外枠には、フランジ壁が外向きに張り出し形成されており、このフランジ壁の下面が前記ローラ受面とされており、
    前記フランジ壁の搬送方向側の先端部を上向きに折り曲げることにより、前記傾斜面が形成されている請求項1記載の枚葉搬送用トレイ。
  3. 前記外枠を構成する四つの辺部の両端部に、前記傾斜面が形成されている請求項1又は2記載の枚葉搬送用トレイ。
JP2006308465A 2006-11-14 2006-11-14 枚葉搬送用トレイ Pending JP2008124347A (ja)

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