JP2008123537A5 - - Google Patents

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現実の店舗内における商品感想提供システム
本発明は、現実の店舗内における商品感想提供システムに関する。
従来より、インターネットなどの通信ネットワークを使用して、遠隔の地点の景色をリアルタイムに受信する技術が知られている。また、インターネットのホームページにコンサートのライブ映像を流し、そのホームページにアクセスしたユーザーは、ブラウザ(閲覧ソフトウェア)を使用して、リアルタイムにそのライブ映像を自己の端末(パソコンなど)に取り込むことも行われている。
このような従来の技術、すなわち、景色をリアルタイムに送信したり、ライブ映像をリアルタイムで閲覧させる技術は、ユーザーが単に受け取るだけで、その「現場」に自らの痕跡を残すことはできなかった。すなわち、従来から、前記のライブ映像をリアルタイムで見たユーザーが、そのホームページのアドレスに、ライブ映像の感想などのメッセージを電子メールで送信することや、前記ホームページに設定された「電子掲示板」(アクセスしたネット経由ユーザーからの自由な書き込みを許すサービス)に各ユーザーが自分のメッセージを書き込むことなどは行われている。
しかしながら、このような従来からユーザーに許されている電子メールの送信や「電子掲示板」への書込みは、あくまで、インターネットのホームページなどの「仮想空間」の中で完結してしまうものである。つまり、これらは、「仮想空間」の外の「現実の空間」において、何らかの「物理的な」事実を発生させるものではない。しかし、本発明者は、ネット経由ユーザーは、自分のメッセージの送信などが単に「仮想空間」のみで完結してしまうだけでは、十分な満足は得られないだろうと考える。ネット経由ユーザーに本当の満足を与えるためには、「現実の空間」において何らかの「物理的な事実・変化」を発生させる「力」を、ネット経由ユーザーに与える必要があるのではないか、というのが、本発明者の根本の発想である。
本発明は、このような発想を切っ掛けとして為されたものであって、ネット経由ユーザーは、或る商品もしくはその種類に関する自分の感想を店舗側に提供することを通じて、現実の店舗内に現実に陳列されているその商品もしくはその種類と対応する位置に配置された機器に自らの感想を記録し出力してもらうことができると共に、現実の店舗内の来店客や店員は、その商品もしくはその種類の近傍で、その商品もしくは種類に関するネット経由ユーザーの感想を知ることができるようにした、現実の店舗内における商品感想提供システムを提供することを目的とする。
以上のような課題を解決するための本発明は、サーバー側に備えられており、顧客からの各商品もしくはその種類に関する感想を、ネットワーク経由で受信する感想受信手段と、前記感想受信手段により受信された感想を、後記の感想記録手段側に送信する送信手段と、現実の店舗内に陳列された各商品もしくはその種類に対応する位置に配置されており、「前記送信手段により送信された前記顧客からの感想であって、自らと対応する位置に配置されている各商品もしくはその種類に対応する感想」を、受信し記録しておく感想記録手段と、現実の店舗内に陳列された各商品もしくはその種類に対応する位置に配置されており、「前記感想記録手段により記録されている前記顧客からの感想であって、自らと対応する位置に配置されている各商品もしくはその種類に対応する感想」を、現実の店舗内に居る店員もしくは来店客のために出力する感想出力手段(前記感想記録手段とハードウェア的に同一の機器により構成されていてもよい)と、を備えたことを特徴とする、現実の店舗内における商品感想提供システム、である。
本発明によれば、ネット経由ユーザーは、或る商品もしくはその種類に関する自分の感想を店舗側に提供することを通じて、現実の店舗内に現実に(実際に)陳列されているその商品もしくはその種類と対応する位置に配置された機器に自らの感想を記録し出力してもらうことができると共に、現実の店舗内の来店客や店員は、その商品もしくはその種類の近傍で、その商品もしくは種類に関するネット経由ユーザーの感想を知ることができるようになる
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例1について述べるような形態である。
次に、本発明の一実施例を説明する。図1は本実施例によるリモート販売システムを示す概略図である。本実施例は、例えば、美術品やアンティーク(骨董品)の取引を扱うオークション・ハウス(大手としては、サザビーズやクリスティーズなどが有名)が遠隔の人々をも顧客に取り込むことを可能にするためのシステムである。また、本実施例は、従来オークションを行わなかった中小の美術商、骨董品販売業者、古着販売業者、又は中古品を販売したい個人などが、来店する人々と遠隔の多数の人々とを顧客として、オークション(auction:競り売り。競売)を行うことを可能にするためのリモート販売システムである。
図1において、1はオークション(競り売り)用の店舗内の商品陳列用のテーブル、2、3及び4はこのテーブル1の上に陳列されたオークションの対象となる商品である。2は陶器製品(芸術品)、3は高級衣服の古着、4は陶器製の骨董品である。
また、図1において、21は前記各商品2,3,4を撮像するためのカメラである。このカメラ21が撮像した各商品2,3,4の映像のデータは、リアルタイムに、店舗側のサーバー(データ管理及びネットワーク管理用コンピュータ)22に送られる。店舗側サーバー22は、前記の映像データを、リアルタイムに又はほぼリアルタイムに、インターネット23の前記店舗のホームページにアップロードする。また、図1において、20は前記カメラ21の近傍に設置されたマイク(集音装置)である。このマイク20は、前記商品2,3,4の周囲の音声を収集して、その音声データを、前記店舗側サーバー22に送る。店舗側サーバー22は、前記の音声データを、リアルタイムに又はほぼリアルタイムに、インターネット23の前記店舗のホームページにアップロードする。
また、図1において、24はインターネット23に接続されたネット経由ユーザー(ネット経由の顧客)の保有するコンピュータ通信端末(パソコンなど)である。この通信端末24には、ディスプレイやスピーカなどの出力装置25、及び、キーボードやマウス(ポインティングデバイス)などの入力装置が備えられている。ネット経由ユーザーは、インターネット23を介して、前記店舗側サーバー22により開設されているホームページにアクセスして、公知のブラウザ(閲覧ソフトウェア)を使用して、前記のカメラ21からの映像及びマイク20からの音声を、リアルタイムに、出力させることができる。また、前記ネット経由ユーザーは、前記店舗側と予め契約することにより、“push”型インターネットの手法により、いちいちホームページにアクセスすることなく、例えば、オークション開催期間及びその準備期間内は、自動的に、前記映像及び音声データを、自己の通信端末24に、配信してもらうようにすることができる。
また、図1において、12,13,14は、それぞれ、前記各商品2,3,4の表面に取り付けられるか又はその近傍に配置される告知パネルである。本実施例では、これらの告知パネル12,13,14は、前記各商品2,3,4の近傍に配置されている。したがって、前記告知パネル12,13,14は、前記カメラ21が前記各商品2,3,4を撮像するときに、前記各商品2,3,4と一緒に同一の画面として撮像されるような位置に、配置されるようになっている。
また、前記告知パネル12,13,14の構成を図2に基づいて説明する。図2(a)は告知パネル14を示す斜視図である。図2(a)において、31は筺体(枠体)、32はこの筺体21に上部に露出された赤外線受信部、36は液晶表示装置(LCD)である。次に図2(b)は、前記告知パネル14の内部構成を示すブロック図である。図2(b)において、32は赤外線受信部、33はこの赤外線受信部32からの信号が入力されるCPU(中央制御装置)、34は前記CPU33と接続され、価格データなどを記録するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)、35は前記CPU33と接続され、プログラムなどが記録されるROM(リードオンリーメモリ)、36は前記CPU33から出力された前記オークションに参加する顧客が提示した購入希望価格などのデータを出力する液晶表示装置(LCD)である。
なお詳しくは後述するが、前記LCD36には、図2(a)に示すように、前記告知パネル12,13,14が対応している商品2,3,4のいずれかの識別データと、その商品について各顧客(来店した顧客とネット経由ユーザーとを含む)から提示された全ての購入希望価格の中の今までの最高価格と、その価格が提示された日時と、店舗がその価格をその顧客から確かに受け付けたことを証する受付番号とを含むデータを、表示するようになっている。なお、本発明では、前記告知パネル12,13,14は、その商品について各顧客(来店した顧客とネット経由ユーザーとを含む)から提示された全ての購入希望価格を、その価格が提示された日時と、店舗側がその価格をその顧客から確かに受け付けたことを証する受付番号と共に、日付順に、又は金額の大きい順に、表示するようにしてもよい。
次に、本実施例の動作を説明する。前述のように、ネット経由ユーザーは、インターネット23上の前記店舗側ホームページにアクセスし、ブラウザ(閲覧用ソフトウェア)を使用して、前記のカメラ51からの映像を、リアルタイムに、自己のコンピュータ端末54に接続した表示装置54aに表示させて、見ることができる。なお、このホームページにアクセスしてブラウザで見る方法は、「pull型」(プル型)インターネットと言われるものである。本実施例では、他の方法、すなわち、「push型」(プッシュ型)インターネットと言われる方法などにより、ネット経由の顧客に前記映像を提供するようにしてもよい。すなわち、オークション開催期間及びその準備期間において、前記カメラ21で撮像して得られた商品2,3,4及び前記告知パネル12,13,14の映像を、店舗側からネット経由ユーザー側へ配信するように、顧客と店舗が予め契約しておき、オークション開催期間及びその準備期間になると、店舗側からネット経由の顧客側へ、リアルタイムに前記映像を送り付けるようにしてもよい。この「push型」インターネットの方法によれば、ネット経由の顧客は、いちいち店舗側のホームページにアクセスする手間が省けるようになる。
次に、前記購入希望価格を顧客が店舗側に提示するためのルートは、次の(A)と(B)との2つが存在する。
(A)オークション開催期間内に、店舗を実際に訪問した顧客が、その場で、ある商品の希望購入価格を店舗側(店舗側の店員)に口頭又は書面で提示する、というルート。
この場合、価格を提示された店員は、店舗側が発行する受付番号を記載した整理券を顧客に交付する。そして、図1に示すように、店員40は、赤外線送信機41を使用して、「その商品の識別データ」、「前記顧客の氏名、住所、及び識別番号」、「前記の受付番号」、「受付の日時(年月日及び時刻)」及び「前記の購入希望価格」を、赤外線信号に変換して、前記告知パネル12,13,14の前記受信部32に向けて送信する。すると、前記告知パネル12,13,14は、前記受信部32で受信した赤外線信号に基づいて、CPU33は、その受信した「顧客の氏名、住所、及び識別番号」、「受付番号」、「受付日時」及び「前記の購入希望価格」を、前記RAM34に記録する。また、前記CPU33は、前記の受信した「受付番号」、「受付日時」及び「前記の購入希望価格」を、前記LCD36に更新表示させる。
なお、前記LCD36には、そのときまでに提示されした購入希望価格の最高価格が表示されているので、その価格より高い価格でなければ、顧客は提示できないことになっている(提示しても無意味であるから)。それにも拘わらず、誤って、そのときに表示されている価格より低い価格が前記送信機41から送信された場合、前記CPUは、その送信された価格と現在表示している価格とを比較して、その送信された価格が現在表示されている価格よりも小さい場合は、前記LCD36への更新表示を拒否すると共に、その旨の「エラー」表示を行って店員40に知らせる。
なお、本実施例1においては、オークションは、所定の期間内に開催され、その期間内に、顧客から購入希望価格が店舗側に提示され、その最高価格を提示した顧客に、競り落とされるようになっている。そして、前記の所定の期間とは、予め決められた1日、数時間、又は数十分でもよいし、予め決められた数日間又は数カ月間でもよい。また、各顧客は、オークションが開催される期間の間、又は、その開催される前の準備期間の間に、オークション会場(店舗)又はそれ以外の場所に保管された商品2,3,4を、現地で実際に見たり、後述のカメラで撮像した映像により見たりして、その価値を評価することができる。
(B)オークション開催期間内に、店舗側のホームページにアクセスしたネット経由の顧客が、通信ネットワークを介して、購入希望価格を店舗側に提示する、というルート。
この場合、前記のネット経由の顧客は、前記カメラ21からの映像に基づいて各商品2,3,4の価値を評価することができる。あるいは、前記のネット経由の顧客は、オークション開催期間の前の準備期間に、店舗(オークション会場)又はその近傍にある商品保管場所を実際に訪問して、前記商品2,3,4を実際に見て、その価値を評価することもできる。この場合は、顧客は、いったん帰宅してから、自己の予算などをも勘案しながら希望購入価格を決定し、それを通信ネットワークを介して、店舗側に送信することにより、希望購入価格を店舗側に提示する。
この(B)のルートによると、オークション開催期間が数日間にわたっている場合、顧客は、いったん現地を訪問して実際の商品2,3,4を見てから、自宅に帰ってから、手持ちの資料などを調べながら、ゆっくりと冷静に、自己の希望購入価格を決定することができる。また、この(B)のルートによると、オークション開催期間内にオークション会場に行くことができない顧客でも、オークション準備期間にその商品2,3,4がある場所に行って、それらを実際に見て価値を評価し、その後、オークション開催期間になってから、通信ネットワークを介して、希望購入価格を提示することができる。
また、この(B)のルートによる場合、ネット経由の顧客は、前記カメラ21からの映像をリアルタイムに受け取ることにより、前記各商品2,3,4の映像のみでなく、現在までに顧客(実際に店舗に来店した顧客とネット経由の顧客との両者を含む)から提示された購入希望価格の最高価格とその受付日時をも、リアルタイムに又はほぼリアルタイムに、知ることができる。したがって、ネット経由の顧客は、自宅の前記通信端末24のデイスプレイ(前記出力装置25)により、前記商品2,3,4と前記LCD36に表示された購入希望最高価格を見ながら、前記最高価格よりも高い価格を提示するかどうかを、落ち着いて冷静に決定することができる。
そして、ネット経由の顧客が前記の表示された最高価格よりも高い購入希望価格を提示したいと決定したときは、前記ネット経由の顧客は、次のような操作を行う。まず、通信端末24を操作して、前記店舗側のホームページの購入希望価格提示用の画面を呼び出す。次に、この画面に従って、自己の氏名、自己の住所、自己の識別番号(ネット上の顧客は、予め店舗側と契約して自己の識別番号をもらっておく)、希望商品の商品識別データ(この商品識別データは、画面に表示された前記LCD36の表示画面を見ることで知ることができる。
つまり、ネット経由ユーザーの通信端末22のデイスプレイには、前記商品2,3,4と前記告知パネル12,13,14のLCD36とを含む映像が表示されているので、ネット経由ユーザーはその表示画面を見ながら、商品とそれに対応する商品識別データを知ることができる)、その商品の希望購入価格などを、店舗側サーバー22に送信する。すると、店舗側サーバー22は、前記カメラ21の近傍の位置に配置された赤外線送信機28を作動させて、前記のネット経由ユーザーの氏名、住所、識別番号、受付番号、受付日時、希望購入価格などのデータを、赤外線信号により送信する(この場合、前記ネット経由ユーザーが、通信ネットワークを介して、前記赤外線送信機28を遠隔操作するもの、と言うことができる)。この赤外線信号は、前記告知パネル12,13,14の受信部32により受信される。そして、CPU33は、この新たに受信された購入希望価格が今まで表示していた価格よりも高いかどうかチェックした上で、前記RAM34の記録内容と前記LCD36の表示内容とを、この新しく送信されたデータにより更新する。また、前記ネット経由ユーザーから送信されたデータは、前記店舗側サーバー22のハードディスク装置22aにもバックアップ用に記録される。
前記LCD36の表示内容の更新は、極めて短時間内に行われるので、ネット経由ユーザーは、自己の端末24の表示画面の中で、前記LCD36の表示が、自己が先程送信した希望購入価格に更新されたことを目視で確認することにより、自己の購入希望価格の提示が正式に店舗側に受け付けられたことを、リアルタイムに又はほぼリアルタイムに、確認することができる。また、店舗側サーバー22は、前記ネット経由ユーザーに、固有の受付番号を記した受付書を送信するようにしており、ネット経由ユーザーは、この受付書の受信によっても、自己の前記提示が正式に受付られたことを確認できる。
以上のように、本実施例によれば、以上の(A)及び(B)のいずれのルートで購入希望価格を受け付ける場合でも、前記告知パネル12,13,14には、常に、最新の購入希望価格がリアルタイムに表示されることになる。よって、ネット経由ユーザーと実際に来店した顧客とが、全く対等の立場で、オークションに参加することができる。しかも、ネット経由ユーザーと実際に来店した顧客とを含む多数の顧客からの購入希望価格の最高価格を、常に、リアルタイムで、ネット経由ユーザー及び実際に来店した顧客の両者が平等に知ることができるので、ネット経由ユーザーと実際に来店した顧客との利害が適正に調整されるようになる(つまり、どちらかが有利でどちらかが不利になるということが無い)。
なお、本実施例では、前記カメラ21は、店舗内の壁などに固定されているものでもよいが、前記ネット経由ユーザーが通信ネットワークを介して遠隔操縦できるものでもよい。すなわち、ネット経由ユーザーが、その撮影倍率や撮影角度を遠隔操縦できるものでもよい。また、前記カメラ21を移動体(例えば、天井や壁に沿って配置されたレールに沿って移動する移動体)にカメラを取り付けて、その移動体を遠隔操縦することにより、カメラの位置を自由に移動させることができるものでもよい。また、店舗内の床を自在に移動できる移動ロボットにカメラを備え付けて、前記移動ロボットを前記ネット経由ユーザーが遠隔操縦することによって、前記カメラの位置を移動させるようにしてもよい。なお、前記の通信ネットワークを介してカメラを移動させる技術は、例えば、特開平8−228339号公報(「映像伝送型遠隔地鑑賞装置」)や特開平9−51525号公報(「映像合成型遠隔地鑑賞装置」)などに詳細に開示されている。
また、本前述の実施例では、前記LCD36は、今までの最高価格のみを表示するようにしているが、本発明では、それ以外の表示も可能である。すなわち、、前記のCPU33を制御するプログラムを変更することにより、例えば、今までに全ての提示された価格の全て(又は直近のもの複数個のみ)を、価格の高い順に整列して表示することも可能である。また、今までに提示された価格の全て(又は金額の高いものから複数個のみ)を、受付日時の順に表示することなども可能である。
また、本実施例では、前記カメラ21からの映像として動画を想定しているが、本発明はこれに限られるものではなく、前記カメラ21により数秒間の間隔で撮像した静止画又は数分間の間隔で撮像した静止画を、ネット経由の顧客に送信するようにしてもよい。頻繁に購入希望価格を更新する必要がない場合などでは、このような数秒間又は数分間毎の静止画でも実際上のほとんど問題はない。
また、本実施例では、前記告知パネル12,13,14のLCDに、ネット経由の顧客からの購入希望価格を表示するようにしているが、本発明はこれに限られるものではなく、店舗内に陳列された商品の「商品販売に関する様々な情報」を表示させることができる。この場合の「商品の販売に関する情報」とは、例えば、各告知パネルに対応する商品の価格、性能、材質、又は寸法などの「商品詳細データ」、オークション対象商品の売り主の最低販売予定価格などの「競売に関する情報」、その商品の現在の在庫数、その商品が現在「在庫切れ」の場合のその商品の在庫補充予定期間(例えば、「入荷1カ月後」、「在庫補充20日後予定」など)などである。本発明では、前記告知パネル12,13,14に内臓する記録装置に、これらの「商品の販売に関する情報」を記録させて、ネット経由の顧客からの要求があった時又は常時、その「商品の販売に関する情報」を表示せさるようにしてもよい。つまり、店舗内の顧客は、各商品の近傍にある前記告知パネルを見ることにより、前記の「商品の販売に関する情報」を目視できるし、ネット経由の顧客は、前記告知パネルをカメラ21からの映像を通して見ることにより、前記情報を目視することができる。
また、本発明では、前記告知パネル12,13,14に無線送信機をも備えるようにして、ネット経由の顧客が通信ネットワークを介して、前記告知パネルに記録された前記の「商品の販売に関する情報」の提供を店舗側に要求した場合に、ネット経由の顧客に対して、それら情報を、まず無線通信で店舗側サーバー22に送り、店舗側サーバー22から通信ネットワークを介してユーザー側端末24に送るようにしてもよい。すなわち、ネット経由の顧客からある商品について前記の要求があると、店舗側サーバー22は、この要求に対応する「商品の販売に関する情報」を提供せよとの命令を、対応する告知パネルに無線(赤外線)で送信する。すると、対応する告知パネルは、自己が記録している商品の販売に関する情報の中の対応する情報を、無線で店舗側サーバー22に送信する。店舗側サーバー22はこの送信された情報を、通信ネットワークを介して、ネット経由の顧客に送信する。
また、本発明では、前記告知パネルは、ネット経由の顧客からの対応する商品に関する感想、問合せ、要望、又は購入申込み(注文)などの音声によるメッセージを記録する音声メッセージ記録装置を備え、さらに、前記のネット経由の顧客からの前記の音声によるメッセージを、販売施設内の顧客又は店員が聴取できるように、音声で出力するためのスピーカ(音声出力手段)を備えるようにしてもよい。この場合、ネット経由ユーザーは、前記カメラ21からの映像を見ながら、その商品に関する音声メッセージを、通信ネットワークを介して、店舗側サーバー22に送信する。店舗側サーバー22は、この送られた音声メッセージを、音声データとして無線で該当する告知パネルに送信する。対応する告知パネルはこの音声データを記録する。そして、各商品の近傍に訪れた店員や来店客が所定の操作をした場合、前記の記録された音声データを、前記スピーカから出力する。これにより、店舗内の店員や来店客は、ネット経由の顧客からの音声メッセージを、その商品の近傍場所で、任意に聞くことができるようになる。
本発明の一実施形態の全体構成を示す斜視図である。 (a)は本実施形態に使用される告知パネルの外観を示す図、(b)はその内部構成を示すブロック図である。
2,3,4 商品
12,13,14 告知パネル
21 カメラ
36 LCD(液晶表示装置)
22 店舗側サーバー
24 ユーザー側通信端末

Claims (3)

  1. 「店舗側のために設置された若しくは店舗側が利用できるサーバー」側に備えられており、「消費者からの各商品もしくはその種類に関する『感想、評価、もしくは店舗側への問合せや要望や注文や申込みなどのメッセージ』」を、ネットワーク経由で受信する感想等ネット受信手段と、
    「店舗側のために設置された若しくは店舗側が利用できるサーバー」側に備えられており、前記感想ネット受信手段で受信された「消費者からの各商品もしくはその種類に関する『感想、評価、もしくは店舗側への問合せや要望や注文や申込みなどのメッセージ』」を、各商品もしくはその種類と対応付けて記録もしくは蓄積する感想等蓄積手段と、
    現実の店舗内に陳列された各商品もしくはその種類と1対1の対応関係が分かるような位置に配置されており、「前記感想等蓄積手段に記録もしくは蓄積されている前記消費者からの『感想、評価、もしくは店舗側への問合せや要望や注文や申込みなどのメッセージ』であって、自らと対応する位置に配置されている各商品もしくはその種類に対応する『感想、評価、もしくは店舗側への問合せや要望や注文や申込みなどのメッセージ』」を、前記感想等蓄積手段側から受信する感想等受信手段と、
    現実の店舗内に陳列された各商品もしくはその種類と1対1の対応関係が分かるような位置に配置されており、「前記感想等受信手段により受信された前記消費者からの『感想、評価、もしくは店舗側への問合せや要望や注文や申込みなどのメッセージ』であって、自らと対応する位置に配置されている各商品もしくはその種類に対応する『感想、評価、もしくは店舗側への問合せや要望や注文や申込みなどのメッセージ』」を、現実の店舗内に居る店員もしくは来店客に向けて出力もしくは送信する感想等出力手段(前記感想等受信手段とハードウェア的に同一の機器により構成されていてもよい)と、
    を備えたことを特徴とする、現実の店舗内における商品感想等提供システム。
  2. 「店舗側のために設置された若しくは店舗側が利用できるサーバー」側に備えられており、「消費者からの各商品もしくはその種類に関する『感想、評価、もしくは店舗側への問合せや要望や注文や申込みなどのメッセージ』」を、ネットワーク経由で受信する感想等ネット受信手段と、
    「店舗側のために設置された若しくは店舗側が利用できるサーバー」側に備えられており、前記感想等ネット受信手段で受信された「消費者からの各商品もしくはその種類に関する『感想、評価、もしくは店舗側への問合せや要望や注文や申込みなどのメッセージ』」を、各商品もしくはその種類と対応付けて記録もしくは蓄積する感想等蓄積手段と、
    現実の店舗内に陳列された各商品もしくはその種類と1対1の対応関係が分かるような位置に配置されており、「前記感想等蓄積手段に記録もしくは蓄積されている前記消費者からの『感想、評価、もしくは店舗側への問合せや要望や注文や申込みなどのメッセージ』であって、自らと対応する位置に配置されている各商品もしくはその種類に対応する『感想、評価、もしくは店舗側への問合せや要望や注文や申込みなどのメッセージ』」を、前記感想等蓄積手段側から受信し記録する感想等記録手段と、
    現実の店舗内に陳列された各商品もしくはその種類と1対1の対応関係が分かるような位置に配置されており、「前記感想等記録手段に記録されている前記消費者からの『感想、評価、もしくは店舗側への問合せや要望や注文や申込みなどのメッセージ』であって、自らと対応する位置に配置されている各商品もしくはその種類に対応する『感想、評価、もしくは店舗側への問合せや要望や注文や申込みなどのメッセージ』」を、現実の店舗内に居る店員もしくは来店客に向けて出力もしくは送信する感想等出力手段(前記感想等記録手段とハードウェア的に同一の機器により構成されていてもよい)と、
    を備えたことを特徴とする、現実の店舗内における商品感想等提供システム。
  3. 複数の商品が実際に陳列又は展示されている店舗を利用して、前記店舗内に陳列又は展示されている少なくとも「一つの商品」について、店舗の実際の来店客とインターネットなどのネットワーク上の遠隔の顧客とが共に、同じオークションに参加できるようにするための、遠隔オークションのための装置であって、
    店舗内に陳列又は展示されている複数の商品の中の「或る一つの商品」の近傍又はその表面に、前記「或る一つの商品」と1対1の対応関係にあることが店舗の実際の来店客に分かるように配置された表示手段と、
    前記の「或る一つの商品」の近傍に居る実際の来店客側が提示する前記「或る一つの商品」に関する入札価格などのオークションに関する情報と前記の実際の来店客に関する情報を、前記の「或る一つの商品」の近傍に居る実際の来店客側の端末(前記実際の来店客が携帯もしくは身体に装着した端末でもよいし、前記実際の来店客の近傍に在る端末であって店舗側が設置した端末でもよい)から、受信する「店内からの情報の受信手段」と、
    前記のネットワーク上の遠隔の顧客側が提示する前記「一つの商品」に関する入札価格などのオークションに関する情報と前記のネットワーク上の遠隔の顧客に関する情報を、前記のネットワーク上の遠隔の顧客側の端末から、受信する「遠隔からの情報の受信手段」と、
    前記「店内からの情報の受信手段」及び/又は前記「遠隔からの情報の受信手段」により受信された情報を、前記「一つの商品」と関連付けて記録するための情報記録手段と、
    オークションの対象となっている「或る一つの商品」に関して、前記の店舗の実際の来店客側からの前記オークションに関する情報及び/又は前記のネットワーク上の遠隔の顧客側からの前記オークションに関する情報を、新たに受信したとき、前記「一つの商品」と1対1の対応関係にあることが分かるように配置されている表示手段に、前記「或る一つの商品」に関する入札価格などの情報を表示するための表示制御手段と、
    を含むことを特徴とする、遠隔オークションシステム。
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