JP2008123013A - 監視カメラの撮影妨害検知機能付き現金自動取引装置 - Google Patents

監視カメラの撮影妨害検知機能付き現金自動取引装置 Download PDF

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JP2008123013A
JP2008123013A JP2006302634A JP2006302634A JP2008123013A JP 2008123013 A JP2008123013 A JP 2008123013A JP 2006302634 A JP2006302634 A JP 2006302634A JP 2006302634 A JP2006302634 A JP 2006302634A JP 2008123013 A JP2008123013 A JP 2008123013A
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Japan
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teller machine
automatic teller
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camera
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English (en)
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Hiroshi Koketsu
纐纈大志
Junji Ueda
上田順二
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
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Abstract

【課題】遮蔽物等によるカメラへの干渉を検知するにはセンサ等の増設が必要となり、相
応の費用がかかっていた。本発明の課題は、人の目視やセンサを用いることなく画像の異
常を現金自動取引装置で検知でき、従来の方式より安価な自動監視機能を提供することに
ある。
【解決手段】カメラによって撮影された画像を解析し、色数が予め決めた基準値を下回っ
た場合に、その画像は異常であると判断することで、人の目視やセンサを用いることなく
画像の異常を現金自動取引装置で検知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、金融機関等に設置してある現金自動取引装置あるいは監視カメラで撮影した
画像の異常検知に関するものである。
一般に監視カメラ等で撮影された画像は人の目視によって異常の有無が判断されている
また、カメラに遮蔽物感知用のセンサを取り付けて自動でカメラの撮影妨害を検知する
方法の例としては特開2000−331251号公報の「侵入者検出装置」に記載の方法
がある。
特開2000−331251号公報
従来技術では異常を発見するのに監視画像を逐次監視員が見ている必要があった。また
、カメラへの干渉を検知するにはセンサ等の増設が必要となり、どちらも相応の費用がか
かっていた。
カメラのレンズを手で塞がれる等して撮影された画像は、画像に含まれる色数が極端に
少なくなる。そこで本発明では、カメラによって撮影された画像を解析し、色数が予め決
めた基準値を下回った場合に、その画像は異常であると判断することで、人の目視やセン
サを用いることなく画像の異常を現金自動取引装置で検知することが可能である。
本発明によれば、人の目視やセンサを用いることなく画像の異常を現金自動取引装置で
検知できるため、従来の方式より安価に自動監視機能を提供できる。
以下に、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。
図1は監視画像の異常検出の概要図である。
監視カメラ4によって撮影された基準画像1001から計算した基準画像の色数データ
1002は色数の基準値として磁気記憶装置7に記憶する。
監視カメラ4によって撮影された監視画像1003から計算した色数データは磁気記憶
装置7に記憶された色数データの基準値と比較し基準値から大きく下回る場合は監視カメ
ラが塞がれていると判断する。
図2は撮影から以上検出にいたるシーケンス図である。
現金自動取引装置1の本体制御プログラム100はカメラ制御プログラム102に撮影
指示を行い、カメラ制御プログラム102は監視カメラ4を使って撮影を行う。監視カメ
ラ4によって撮影された画像はカメラ制御プログラム102から画像解析プログラム10
3へ撮影した画像を渡し、画像解析プログラム103は画像から色数を計算し、磁気記憶
装置7に記憶した色数の基準値と計算した画像の色数を比較し、比較の結果と監視画像を
本体制御プログラムへ渡す。本体制御プログラム100は画像解析プログラム103から
受けた比較の結果から撮影した画像に異常が無いか判断する。
図3は現金自動取引装置に適用する場合の構成図を表し、現金自動取引装置1は現金自
動取引装置1の制御を行う本体制御部2と、種々の情報を現金自動取引装置1の利用者に
提供し、且つ利用者からの入力を受け付ける為の顧客操作パネル部3と、現金自動取引装
置1の監視画像を撮影する為の監視カメラ部4と、監視カメラ部4で撮影された画像を展
開する撮影画像メモリ5と、キャッシュカードの情報を読み取るための磁気カード機構6
と、プログラムや監視画像などの種々の情報を記憶しておく磁気記憶装置7と、取引の結
果を明細票に印字し現金自動取引装置1の利用者へ発行する明細票印字機後部8と、紙幣
を格納し利用者の指示により出金する紙幣入出金機構9と、監視センタ11と接続する為
の回線接続部10とを有する。
監視センタ11は少なくとも監視画像を記憶しておく為の磁気記憶装置12と監視画像
を表示する為のモニタ13を有する。
図8は画像のデータ構造に関する図である。
画像データD1は、監視カメラ部4によって撮影され、少なくとも画像を判別するため
に撮影された日時D3および画像を表示する際の縦と横の画素数を示すサイズD4の情報
を有する画像ヘッダD2と、各画素を色の三原色である赤、緑、青の数値で表すR要素D
5、G要素D6、B要素D7から成る画素データD8を含み、一枚の画像データD1に一
つの画像ヘッダD2と複数の画素データD8で構成される。
本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図4は基準画像から基準値を保存するまでの流れを示した図で、先ず現金自動取引装置
1に接続または内蔵された監視カメラ部4により、金融機関の係員もしくは、現金自動取
引装置1の保守員の操作で、人物を含み監視画像1003との比較対照となる基準画像1
001を撮影し、画像データD1を撮影画像メモリ5へ展開する(S1)。
次に、展開した基準画像1001から基準値となる色数データ1002を抽出するため
、基準画像1001の画像データD1の色数を計算する(S2)。
図7は画像データD1の色数を計算する処理のフロー図で、先ず、使用色一覧を初期化
し一覧に一つの画素データD8も含まれていない状態にし、色数を0に設定する(S30
)。次に、色数計算の対象となる画像データD1から最初の画素データD8を取得し(S
31)、使用色一覧に登録されている画素データの中に取得した画素データD8と同じ値
の画素データが含まれているか判定する(S32)。使用色一覧に取得した画素データD
8と同じ値の画素データが含まれていない場合、該当の画素データD8の値を使用色一覧
に登録し(S33)、色数に1加算する(S34)。使用色一覧に取得した画素データD
8と同じ値の画素データが含まれている場合にはS33、S34の処理は行わずに次の処
理へ移行する。取得した画素データD8の判定が済んだ後、画像データD1に次の画素デ
ータD8が有るか判定し(S35)、次の画素データD8が有ればその画素データを取得
しS32からの処理を同様に行う(S36)。このようにしてすべての画素データを判定
することにより画像データD1の色数を計算でき、色数データ1002の抽出が完了する
次に、S2で計算し抽出された色数データ1002を現金自動取引装置1の磁気記憶装
置7に色数データの基準値として保存する(S3)。
以上により、監視画像1003が被写体の人物が故意に監視カメラ4のレンズを手など
で覆い隠して撮影妨害した状態で撮影された画像であるかを判断する為の基準値が準備で
きる。
続いて図5を用いて監視画像の異常検知について説明する。
図5は監視画像を撮影してから異常検知までの流れを示した図で、先ず現金自動取引装
置1を利用者が操作し取引を行い始めると、現金自動取引装置1は任意のタイミング(キ
ャッシュカード等の挿入タイミングや現金の受け取りタイミング)で監視カメラ4に撮影
指示を出す。監視カメラ4はカメラ制御プログラム102を介して現金自動取引装置1の
本体制御プログラムからの撮影指示を受けて操作中の利用者を撮影し、画像データD1を
撮影画像メモリ5へ展開する(S10)。
撮影された監視画像1003はカメラ制御プログラム102を介して画像解析プログラム
103に送られ、正常な画像であるか解析を行う(S11)。
図6は画像解析処理のフロー図である。
先ず、監視カメラ4によって撮影された監視画像1003の画像データD1から図7に
示す方法で色数データを抽出する(S20)。
続いて、抽出した監視画像1003の色数データを予め設定された基準値と比較する(
S21)。この比較では監視画像1003の色数が基準値を下回っているかの比較を行う
が、監視画像1003の色数には多少のばらつきがあるため、一定の閾値を設けることが
望ましい。
比較の結果、監視画像1003の色数データが基準値より大きければ解析結果を正常と
し、本体制御プログラム100への解析結果として正常の報告を行う(S23)。
また、比較の結果、監視画像1003の色数データが基準値より閾値を超えて下回る場
合、監視画像1003が被写体の人物が故意に監視カメラ4のレンズを手などで覆い隠し
て撮影妨害した状態で撮影された画像の可能性があると判断する。但し、1回の異常検知
では故意ではなく偶然に監視カメラ4のレンズを覆ってしまっていることも考えられる為
、監視画像の再撮影を行う(S25)。再撮影した監視画像は図7に示す方法で色数デー
タを抽出し(S26)、再度、基準値との比較を行いそれでも基準値より閾値を超えて下
回る場合は、故意に監視カメラ4のレンズを覆い隠して撮影妨害していると判断し、本体
制御プログラム100への解析結果として異常の報告を行う(S24)。
次に、画像解析プログラム103から解析結果を受けた本体制御プログラム100は、
解析結果が正常であれば利用者の行う取引を継続させる(S12)。解析結果が異常であ
れば利用者の行う取引を中断し(S13)、監視センタ11へ異常と判断した画像と現金
自動取引装置1が取引中断した旨を送信する(S14)。
以上、説明したように本発明によれば、監視カメラにセンサ等を付加しないでも撮影さ
れた画像の色数によって、遮蔽物による撮影妨害を検知できる。
前記実施例では、監視センタへ異常を通知するのみで処理を終えているが、現金自動取
引装置1から通知を受信した監視センタ11は、送信された画像をモニタ13で確認し、
利用者の特定が出来る画像であると判断した場合、現金自動取引装置1の取引中断状態を
解除し、利用者に取引を継続させることも可能である。
監視画像の解析結果が異常だった場合に取引を中断しているが、中断せずにカメラを塞
いでいる旨を現金自動取引装置の利用者へ伝える為、顧客操作パネル部に注意文言を出す
ようにすれば、撮影されているという意識を利用者に持たせることができ、防犯の役割も
果たすことができる。
本発明の概要図。 監視画像撮影のシーケンス図。 現金自動取引装置の構成図。 基準画像撮影の流れ図。 監視画像撮影の流れ図。 監視画像解析のフロー図。 色数計算処理のフロー図。 画像データの構成図。
符号の説明
1…現金自動取引装置、2…本体制御部、3…顧客操作パネル部、4…監視カメラ部、
5…撮影画像メモリ、6…磁気カード機構部、7…磁気記憶装置、8…明細票印字機構、
9…紙幣入出金機構、10…回線接続部、11…監視センタ、12…磁気記憶装置、13
…モニタ。

Claims (2)

  1. 金融機関等に設置された現金自動取引装置において、接続された監視カメラによって撮
    影した画像が、遮蔽物によって撮影を妨害されたことを検知する方法で、あらかじめ正常
    に人物撮影が行われた場合の、画像の色数を基準値として記憶装置に記憶し、撮影した画
    像の色数が基準値から一定以下に下回った場合に、遮蔽物により撮影が妨害されたと判断
    し、取引の中断および、監視センタへの通報を行うことを特徴とする現金自動取引装置。
  2. 請求項1において、基準値の設定を予め撮影した基準画像から色数を抽出し、基準値と
    して記憶することを特徴とする現金自動取引装置。
JP2006302634A 2006-11-08 2006-11-08 監視カメラの撮影妨害検知機能付き現金自動取引装置 Pending JP2008123013A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010060624A1 (de) * 2010-11-17 2012-05-24 Wincor Nixdorf International Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Abwehr von Manipulationsversuchen an einem Kamera-System
JP7421986B2 (ja) 2020-03-31 2024-01-25 株式会社日本総合研究所 口座取引をガードする金融機関システム及びその方法

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DE102010060624A1 (de) * 2010-11-17 2012-05-24 Wincor Nixdorf International Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Abwehr von Manipulationsversuchen an einem Kamera-System
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