JP5155926B2 - 警備システムおよび警備方法 - Google Patents

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本発明は、警備システムおよび警備方法に関する。
複数の警備装置と監視センタがネットワークで接続されている警備システムでは、監視センタは、利用目的に合わせて、警備装置にアクセスして画像を確認する機能や、監視センタ内部に画像を蓄積する機能などを備えている。
また、特許文献1では、モニター装置により、ネットワークを介して接続された複数の監視カメラで同じ移動体(監視対象)を追跡する監視カメラシステムが提案されている。特許文献1の方法では、複数の監視カメラにより撮像された映像データから移動体の特徴(形状、色、大きさ、顔情報等)である特徴情報を抽出し、相互に特徴情報の交換を行い、特徴情報と一致する移動体が撮像されている監視カメラの映像を選択出力(画面表示等)する。
特許文献1の方法では、(1)特徴情報をそれぞれの監視カメラ装置に記憶しておく必要があるため非効率的であること、(2)監視対象の行動履歴を確認することが困難であること、(3)多数の監視先の特徴情報を交換することは困難であること、(4)監視先に多数設置される監視カメラ装置に高い処理能力が求められるため、高コストの要因となること、などの問題がある。
上述した、各監視先で撮像された画像を監視センタ内部に一括して蓄積する機能を備えた警備システムは、このような問題を解消するために利用できる。
特許第3999561号公報
しかしながら、監視センタ内部に画像を蓄積する警備システムでは、例えばある監視対象を追跡する場合、各監視先からの画像を蓄積した上で、蓄積した画像を元に当該監視対象の追跡処理を行う必要がある。このため、画像から監視対象を検出するまでの処理時間が増大するおそれがあった。すなわち、監視カメラで撮像された画像から異常を検知するまでの時間が増大しうるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、異常を検知するまでの処理時間を短縮することができる警備システムおよび警備方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の警備装置と、前記警備装置にネットワークを介して接続された監視センタと、を備える警備システムであって、前記監視センタは、前記警備装置の監視領域で異常が検知されたことを表し、前記監視領域内の監視対象の特徴を表す特徴量を含む異常警報を前記警備装置から受信する第1受信手段と、前記異常警報が受信された場合に、前記複数の警備装置のうち、前記異常警報を受信した前記警備装置以外の前記警備装置に対して、不審な監視対象が検知されたことを表し、前記異常警報に含まれる前記特徴量が対応づけられた不審警報を送信する第1送信手段と、を備え、前記警備装置は、監視領域を撮像する撮像手段によって撮像された画像情報から前記特徴量を抽出する特徴抽出手段と、前記不審警報を受信する第2受信手段と、受信された前記不審警報に対応づけられた前記特徴量と、抽出された前記特徴量との類似度が予め定められた閾値より大きいか否かを判定する判定手段と、前記類似度が前記閾値より大きい場合に、不審な監視対象が検出されたことを表す検出警報を前記監視センタに送信する第2送信手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明は、複数の警備装置と、前記警備装置にネットワークを介して接続された監視センタと、を備える警備システムで実行される警備方法であって、前記監視センタが、前記警備装置の監視領域で異常が検知されたことを表し、前記監視領域内の監視対象の特徴を表す特徴量を含む異常警報を前記警備装置から受信する第1受信ステップと、前記監視センタが、前記異常警報が受信された場合に、前記複数の警備装置のうち、前記異常警報を受信した前記警備装置以外の前記警備装置に対して、不審な監視対象が検知されたことを表し、前記異常警報に含まれる前記特徴量が対応づけられた不審警報を送信する第1送信ステップと、前記警備装置が、監視領域を撮像する撮像手段によって撮像された画像情報から前記特徴量を抽出する特徴抽出ステップと、前記警備装置が、前記不審警報を受信する第2受信ステップと、前記警備装置が、受信された前記不審警報に対応づけられた前記特徴量と、抽出された前記特徴量との類似度が予め定められた閾値より大きいか否かを判定する判定ステップと、前記警備装置が、前記類似度が前記閾値より大きい場合に、不審な監視対象が検出されたことを表す検出警報を前記監視センタに送信する第2送信ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、異常を検知するまでの処理時間を短縮することができるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかる警備システムの概要を説明するための図である。 図2は、本実施の形態にかかる警備システムの各装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、異常警報送信処理の全体の流れを示すフローチャートである。 図4は、不審警報送信処理の全体の流れを示すフローチャートである。 図5は、検出処理の全体の流れを示すフローチャートである。 図6は、特徴量保存処理の全体の流れを示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる警備システムおよび警備方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態にかかる警備システムの概要を説明するための図である。図1に示すように、本実施の形態の警備システム10は、監視センタ100と、各監視先A〜Cに設置される警備装置200とが、インターネットなどの通信回線(ネットワーク)50を介して接続された構成となっている。また、警備装置200は、監視領域を撮像する監視カメラ、監視領域の異常を検知するセンサ、および非常押釦などに接続されている。
なお、監視先の個数は3つに限られるものではない。また、通信回線50は、インターネットに限られるものではなく、従来から用いられているあらゆるネットワークにより構成することができる。
図1に示すように、本実施の形態では、各監視先の警備装置200が、監視カメラで撮像した画像情報から特徴量を抽出する特徴量抽出処理を実行する。そして、例えば監視先Aでセンサ等により異常が検知された場合、監視先Aの警備装置200は、異常が検知されたときに画像情報から抽出した特徴量を監視センタ100に送信する。このとき、警備装置200は、監視カメラによって撮像された監視対象の顔画像等とともに、抽出された特徴量を監視センタ100に送信する。
監視センタ100は、送信された特徴量を、他の監視先(図1では監視先BおよびC)に対して、不審な監視対象が検出されたことを表す不審警報とともに送信する。他の監視先は、監視センタ100から不審警報と特徴量を受信した際、自身の制御下にある監視カメラの画像から抽出される特徴量と、監視センタ100から送信された特徴量とを比較し、同一である場合は即時に監視センタ100に対して警報を通報する。
このように、各監視先の警備装置200が、警報が発生した際の特徴量と、自装置内で抽出された特徴量とを比較(マッチング)する。このため、各監視先から監視センタ100に画像情報または特徴量を送信して監視センタ100内で比較する場合に比べて、より早く警報を通報することが可能となる。
次に、警備システム10を構成する各装置の機能の詳細について説明する。図2は、本実施の形態にかかる警備システム10の各装置の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、警備装置200は、監視領域を撮像する監視カメラ320と、センサ310とに接続されている。
センサ310は、警備対象である監視領域に設置されており、主に侵入者等の異常を検知する目的で設置された人感センサである。センサ310は、人の存在や扉の開閉を検知した場合に検知信号を出力する。センサ310は、例えば赤外線の受光量の変化をもとに人の存在を検出する赤外線センサ、赤外線等の受信が遮断されることで人の存在を検出する遮断センサ、電磁波の乱れで人の存在を検知する電波センサ、およびマグネットにより扉の開閉を検出するマグネットセンサなどの監視領域の異常を検出する各種センサによって構成できる。
なお、監視カメラ320およびセンサ310は1つに限られず、複数の監視カメラおよびセンサを備えるように構成してもよい。また、図2では、警備装置200を1つのみ記載しているが、上述したように任意の個数の警備装置200を含むことができる。
まず、警備装置200の構成について説明する。図2に示すように、警備装置200は、画像情報受付部201と、検知情報受付部202と、特徴抽出部203と、送受信部204と、判定部205と、画像記憶部221と、特徴量記憶部222と、を備えている。
画像情報受付部201は、監視カメラ320によって撮像された画像情報を受付ける。検知情報受付部202は、センサ310によって異常が検知された場合に送出される検知情報を受信する。検知情報は、センサ310から送出される検知信号である。センサ310が複数設置されている場合、検知情報は、検知信号および各センサ310を識別するセンサIDを含む。なお、非常押釦が押下されたことを表す情報も検知情報と同様に扱うことができる。
特徴抽出部203は、撮像された画像情報から、監視対象の特徴を表す特徴量を抽出する。特徴抽出部203は、例えば、顔領域パターンとの照合により検出された顔画像から、顔の輪郭に対する目鼻口の相対位置情報を特徴量として抽出する。目鼻口などの特徴点を抽出する方法としては、特開平08−77334号公報のように顔画像を2値化処理(白黒化)し、主要な特徴点を求め、その他の特徴点は顔画像をエッジ処理することにより求める方法を適用できる。また、特許第3735893号公報の方法のように、顔の特徴部分の領域を抽出する際、探索範囲を特徴部分毎に設定することで、検索効率を高めるように構成してもよい。
なお、抽出する特徴量は上記に限られるものではなく、監視対象の特徴を表すものであればあらゆる情報を特徴量として抽出できる。また、特徴量の抽出方法も上記に限られるものではなく、適用する特徴量に応じて従来から用いられているあらゆる方法を適用できる。
送受信部204は、監視センタ100との間で通信回線50を介して各種情報を送受信する。例えば、送受信部204は、監視センタ100から、特徴量が対応づけられた不審警報を受信する受信手段(第2受信手段)として機能する。また、送受信部204は、後述する判定部205によって不審な監視対象が検出されたことを表す検出警報を監視センタ100に送信する送信手段(第2送信手段)として機能する。
なお、送受信部204は、センサ310から検知情報を受信した場合で、かつ現在の警備状態として警備モードが記憶されている場合に、警報情報を監視センタ100に送信する。
警備状態とは、現在の警備装置200の警備の状態を表す情報であり図示しない警備状態記憶部に記憶される。警備状態としては、例えば、警備モードまたは警備解除モードのいずれかが記憶される。警備モードとは、センサ310が異常を検知して検知情報を取得した場合に、警備領域での異常を知らせる警報情報を監視センタ100に送信する状態をいう。また、警備解除モードとは、上記検知情報を取得した場合でも異常を知らせる警報情報を監視センタ100に送信しない状態をいう。警備状態は、例えば警備装置200に関する情報の表示、および、警備装置200に対する情報の入力を行う操作パネル(図示せず)から指定するように構成することができる。
判定部205は、送受信部204によって不審警報が受信された場合に、不審警報に対応づけられた特徴量を、不審な監視対象の特徴量を表す不審者情報として特徴量記憶部222に保存する。そして、判定部205は、保存した特徴量と、撮像された画像情報から特徴抽出部203によって抽出された特徴量とを比較し、両者が一致または類似するか否かを判定する。
例えば、判定部205は、特徴量記憶部222に保存された特徴量と、抽出された特徴量とが類似する度合いを表す類似度を算出し、類似度が所定の閾値より大きいか否かを判定する。判定部205は、類似度が閾値より大きい場合に、両者が類似すると判定する。類似度の算出方法は、適用する特徴量に応じて従来から用いられているあらゆる方法を適用できる。
画像記憶部221は、監視カメラ320によって撮像され、画像情報受付部201によって受付けられた画像情報を記憶する。なお、画像記憶部221を警備装置200の外部に備え、警備装置200が、必要に応じて画像記憶部221に記憶された画像情報を読み出して利用するように構成してもよい。
特徴量記憶部222は、上述のように監視センタ100から受信した特徴量を不審者情報として記憶する。なお、不審者情報が蓄積されたままにしておくと記憶容量が不足するなどの問題が発生する可能性がある。このため、例えば保存してから予め定められた期間を経過した不審者情報を消去するように構成してもよい。
次に、監視センタ100の構成について説明する。図2に示すように、監視センタ100は、送受信部101と、保存部102と、通知制御部103と、表示制御部104と、表示部110と、特徴量記憶部121と、画像記憶部122と、を備えている。
特徴量記憶部121は、警備装置200から送信された特徴量を記憶する。保存された特徴量は、例えば、監視センタ100内で、ある特徴量に対応する監視対象を追跡監視する処理を実行する場合に参照される。この場合、例えば、特徴量を抽出した画像情報が監視カメラ320で撮像された日時(撮像日時)と、当該監視カメラ320が撮像する監視領域を識別する場所の情報と、特徴量とを対応づけて特徴量記憶部121に記憶する。なお、追跡処理等を実行しない場合には、特徴量記憶部121を監視センタ100に備える必要はない。
このように、画像情報の代わりに特徴量を用いて監視センタ100内で追跡処理を実行することにより、監視センタ100はデータ量の大きい画像情報を記録する必要がなくなる。すなわち、追跡処理に用いるための情報を記録保存するために必要な記憶容量を少なくすることができる。この場合であっても、各監視先からの特徴量を蓄積した上で、蓄積した特徴量を元に追跡処理を行う必要があるため、異常を検知するまでの時間が増大するという上記問題は生じうる。
画像記憶部122は、警備装置200から特徴量とともに送信された顔画像等の画像情報を記憶する。
なお、警備装置200の画像記憶部221、特徴量記憶部222、監視センタ100の特徴量記憶部121、および画像記憶部122は、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスク、メモリカード、RAM(Random Access Memory)などの一般的に利用されているあらゆる記憶媒体により構成することができる。
送受信部101は、各監視先の警備装置200との間で通信回線50を介して各種情報を送受信する。例えば、送受信部101は、監視領域で異常が検知されたことを表す警報であって異常検知時に抽出された特徴量を含む異常警報を警備装置200から受信する受信手段(第1受信手段)として機能する。また、送受信部101は、異常警報を送信した警備装置200以外の警備装置200に対して、異常警報に含まれる特徴量が対応づけられた不審警報を送信する送信手段(第1送信手段)として機能する。
保存部102は、送受信部101により受信された特徴量を特徴量記憶部121に保存する。
通知制御部103は、送受信部101による各種情報の通信処理を制御する。例えば、通知制御部103は、送受信部101によって異常警報が受信された場合に、異常警報に含まれる特徴量と、この特徴量で表される不審な監視対象が検出されたことを表す不審警報とを、送受信部101によって警備装置200に送信する処理を制御する。
表示部110は、監視センタ100で実行される各種処理に関連する情報等を表示するディスプレイなどの表示装置である。例えば、監視センタ100内で監視対象の追跡処理を実行する場合であれば、表示部110は、追跡している監視対象に関する情報を表示する。表示制御部104は、表示部110に対する各種情報の出力処理を制御する。
次に、不審な監視対象が検出された場合に、各監視先の警備装置200でこの監視対象を監視する処理について図3〜図5を用いて説明する。まず、ある監視先の警備装置200で異常を検知したときに警報を監視センタ100に送信する異常警報送信処理について説明する。図3は、異常警報送信処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、特徴抽出部203は、検知情報受付部202によってセンサ310から検知情報が受信されたか否かを判断する(ステップS301)。検知情報を受信していない場合は(ステップS301:No)、受信するまで処理を繰り返す。検知情報を受信した場合は(ステップS301:Yes)、特徴抽出部203は、監視カメラ320により撮像された画像情報から特徴量を抽出する(ステップS302)。そして、送受信部204が、抽出された特徴量とを含む警報信号(異常警報)を監視センタ100に送信し(ステップS303)、異常警報送信処理を終了する。
次に、警備装置200から異常警報を受信した監視センタ100が、他の監視先の警備装置200に不審警報を送信する不審警報送信処理について説明する。図4は、不審警報送信処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、通知制御部103が、警備装置200から警報信号(異常警報)を受信したか否かを判断する(ステップS401)。受信していない場合(ステップS401:No)、受信するまで処理を繰り返す。
異常警報を受信した場合(ステップS401:Yes)、通知制御部103は、受信された異常警報に含まれる特徴量を不審警報に対応づけて、異常警報を送信した警備装置200以外の警備装置200に対して送信し(ステップS402)、不審警報送信処理を終了する。
なお、監視センタ100が、予め定められたエリア(地域)の監視先(例:神奈川エリア内の監視先)の警備装置200のみに不審警報を送信するように構成してもよい。また、監視センタ100が、予め定められた特定の契約先の警備装置200(例:銀行関係の警備装置200のみ)に不審警報を送信するように構成してもよい。
次に、監視センタ100から不審警報を受信した各警備装置200が、不審な監視対象を検出する検出処理について説明する。図5は、検出処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、判定部205は、監視センタ100から不審警報と特徴量とを受信したか否かを判断する(ステップS501)。受信していない場合は(ステップS501:No)、受信するまで処理を繰り返す。受信した場合(ステップS501:Yes)、判定部205は、受信した特徴量を不審者情報として特徴量記憶部222に保存する(ステップS502)。
次に、特徴抽出部203が、画像情報から、当該画像情報内の監視対象の特徴量を抽出する(ステップS503)。判定部205は、抽出された特徴量が、特徴量記憶部222に記憶された特徴量(不審者情報)と一致するか否かを判断する(ステップS504)。具体的には、判定部205は、抽出された特徴量と、特徴量記憶部222に記憶された特徴量との類似度を算出し、類似度が所定の閾値より大きいか否かを判断する。
一致しない場合、すなわち類似度が閾値以下である場合(ステップS504:No)、画像情報から特徴量を抽出する処理を繰り返す(ステップS503)。一致する場合、すなわち類似度が閾値より大きい場合(ステップS504:Yes)、送受信部204は、不審者情報として通知された特徴量を有する不審な監視対象が検出されたことを表す検出警報を監視センタ100に通知し(ステップS505)、検出処理を終了する。
このように、本実施の形態にかかる警備システム10では、監視センタ100が、ある監視先から警報(および警報の原因である人物等の特徴量)を受信した際、他の監視先に対して不審警報と不審な監視対象の特徴量とを送信する。そして、各監視先の警備装置200が、送信された特徴量で表される監視対象が、自装置の監視領域内に出現したか否かを検出し、検出した場合に監視センタ100に警報を通報する。
これにより、監視先から不審な監視対象を検出するための情報(特徴量)を受信し、この情報を用いて監視センタ100内で監視対象を検出する場合に比べて、より早く異常を検知することが可能となる。
ここで、監視センタ100内で監視対象を追跡可能とする場合に実行される特徴量保存処理について説明する。特徴量保存処理とは、各監視先の警備装置200から特徴量を受信して保存する処理である。図6は、特徴量保存処理の全体の流れを示すシーケンス図である。
まず、警備装置200の画像情報受付部201が、監視カメラ320で撮像された画像情報を受付ける(ステップS601)。次に、警備装置200の特徴抽出部203が、画像情報から監視対象の特徴量を抽出する(ステップS602)。そして、警備装置200の送受信部204が、抽出された特徴量を監視センタ100に送信する(ステップS603)。
監視センタ100では、送受信部101が、特徴量を受信する(ステップS604)。そして、保存部102が、受信された特徴量を特徴量記憶部121に保存し(ステップS605)、特徴量保存処理を終了する。
なお、図6では、1つの警備装置200を記載しているが、各監視先の警備装置200それぞれから上記処理により特徴量が受信され、特徴量記憶部121に保存される。このようにして、画像情報と比較してデータ量の小さい特徴量のみを監視センタ100に保存することができる。保存した特徴量は、監視センタ100内で、指定された監視対象を追跡する処理のために利用することができる。
10 警備システム
50 通信回線
100 監視センタ
101 送受信部
102 保存部
103 通知制御部
104 表示制御部
110 表示部
121 特徴量記憶部
122 画像記憶部
200 警備装置
201 画像情報受付部
202 検知情報受付部
203 特徴抽出部
204 送受信部
205 判定部
221 画像記憶部
222 特徴量記憶部
310 センサ
320 監視カメラ

Claims (5)

  1. 複数の警備装置と、前記警備装置にネットワークを介して接続された監視センタと、を備える警備システムであって、
    前記監視センタは、
    前記警備装置の監視領域で異常が検知されたことを表し、前記監視領域内の監視対象の特徴を表す特徴量を含む異常警報を前記警備装置から受信する第1受信手段と、
    前記異常警報が受信された場合に、前記複数の警備装置のうち、前記異常警報を受信した前記警備装置以外の前記警備装置に対して、不審な監視対象が検知されたことを表し、前記異常警報に含まれる前記特徴量が対応づけられた不審警報を送信する第1送信手段と、を備え、
    前記警備装置は、
    監視領域を撮像する撮像手段によって撮像された画像情報から前記特徴量を抽出する特徴抽出手段と、
    前記不審警報を受信する第2受信手段と、
    受信された前記不審警報に対応づけられた前記特徴量と、抽出された前記特徴量との類似度が予め定められた閾値より大きいか否かを判定する判定手段と、
    前記類似度が前記閾値より大きい場合に、不審な監視対象が検出されたことを表す検出警報を前記監視センタに送信する第2送信手段と、を備えること、
    を特徴とする警備システム。
  2. 前記第1送信手段は、前記異常警報が受信された場合に、前記複数の警備装置のうち、前記異常警報を受信した前記警備装置以外であって、予め定められた前記警備装置に対して前記不審警報を送信すること、
    を特徴とする請求項1に記載の警備システム。
  3. 前記第1送信手段は、前記異常警報が受信された場合に、前記複数の警備装置のうち、前記異常警報を受信した前記警備装置以外であって、予め定められた地域に設置された前記警備装置に対して前記不審警報を送信すること、
    を特徴とする請求項2に記載の警備システム。
  4. 前記警備装置は、受信された前記不審警報に対応づけられた前記特徴量を記憶する特徴量記憶手段をさらに備え、
    前記判定手段は、前記特徴量記憶手段に記憶された前記特徴量と、前記特徴抽出手段によって抽出された前記特徴量との前記類似度が前記閾値より大きいか否かを判定すること、
    を特徴とする請求項1に記載の警備システム。
  5. 複数の警備装置と、前記警備装置にネットワークを介して接続された監視センタと、を備える警備システムで実行される警備方法であって、
    前記監視センタが、前記警備装置の監視領域で異常が検知されたことを表し、前記監視領域内の監視対象の特徴を表す特徴量を含む異常警報を前記警備装置から受信する第1受信ステップと、
    前記監視センタが、前記異常警報が受信された場合に、前記複数の警備装置のうち、前記異常警報を受信した前記警備装置以外の前記警備装置に対して、不審な監視対象が検知されたことを表し、前記異常警報に含まれる前記特徴量が対応づけられた不審警報を送信する第1送信ステップと、
    前記警備装置が、監視領域を撮像する撮像手段によって撮像された画像情報から前記特徴量を抽出する特徴抽出ステップと、
    前記警備装置が、前記不審警報を受信する第2受信ステップと、
    前記警備装置が、受信された前記不審警報に対応づけられた前記特徴量と、抽出された前記特徴量との類似度が予め定められた閾値より大きいか否かを判定する判定ステップと、
    前記警備装置が、前記類似度が前記閾値より大きい場合に、不審な監視対象が検出されたことを表す検出警報を前記監視センタに送信する第2送信ステップと、
    を備えることを特徴とする警備方法。
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