JP2005136557A - 監視システム、およびその表示制御方法、ならびにその監視装置 - Google Patents

監視システム、およびその表示制御方法、ならびにその監視装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 カメラの映像情報により監視する複数の監視装置からなる監視システムがカメラの映像と同一画面に複数の監視装置からの複数の警報項目をそれぞれレベル分けした警報を分かりやすく効率的に文字表示できる監視システムを提供する。
【解決手段】 文字信号発生部2の内部メモリに警報のコード、警報文字、および警報文字の表示パターンの組合せをテーブルにして記憶し、ディスプレイ10に警報を通知する警報文字を、文字信号発生部2がテーブルを照合して警報センサ33から受信した警報情報の警報項目と警報レベルの組合せの警報コードに対応した表示パターンで警報文字を生成してディスプレイ10の画面に監視目標の映像と重畳表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の警報項目について目標を映像・画像で監視する監視システム、およびその表示制御方法、ならびにその監視装置に関する。
テレビカメラを用いて、道路の交通状況を監視する監視システムでは、数箇所から数十箇所に設置されているカメラ映像情報を監視センターで収集し、1つのディスプレイ画面に複数のカメラ映像を同時に表示したり、または、カメラ映像を切り替えて監視目標を監視することが行われる。
従来、これらの監視システムでは、監視目標に異常があると画面に当該カメラの番号(監視目標名等でも良い)と警報が画面に文字表示されて監視員に通知された(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、複数の監視カメラについて各監視目標の警報に至らない注意報等の段階的なレベルの情報までを同一画面上に重畳表示すると警報発生時以外にも数多くの文字表示が増えて見にくくなり、操作員の直感的で速やかな警報判断が困難になる問題がある。
図10は、従来の映像監視システムの1例の構成図である。
図10において映像監視システムは、複数の監視現場にそれぞれ設置される監視装置10(#1〜#n)、ネットワーク40、監視センターに設置される映像集配装置50、ディスプレイ60、およびホストコンピュータ70等から構成される。
各監視装置10(#1〜#n)は、カメラ11、文字信号発生装置20、ネットワークインタフェース30、警報センサ31、映像モニタ32から構成されている。
監視装置10(ここでは#1とする)は、カメラ11が撮影した映像情報に文字信号発生装置20で警報文字の情報を重畳した混合ビデオ信号をネットワークインタフェース30およびネットワーク40を介して監視センターの映像集配装置50に送信するものである。
ネットワークインタフェース30は、ネットワーク40との間で混合ビデオ信号を送信するとともに、警報センサ31から警報を受信して文字信号発生装置20に送信し、また警報センサ31からの警報をネットワーク40を介して映像集配装置50に送信する。
文字信号発生装置20は、カメラ11から受信した映像信号に警報センサ31の警報を表示する警報文字情報とを重畳した混合ビデオ信号を生成する。
映像モニタ32は、監視目標の近くの現場事務所等で映像監視をするための映像および警報を表示するものである。
混合ビデオ信号は、文字信号発生装置20から映像モニタ32、およびネットワークインタフェース30を介してネットワーク40へ送信される。この混合ビデオ信号をネットワーク40と映像集配装置50を経由して受信したディスプレイ60、また混合ビデオ信号を直接受信した映像モニタ32は、カメラ12の映像情報と警報文字を画面上に表示する。
図11は、従来の監視システムの映像監視画面の1例である。
図11において、ディスプレイ60、および映像モニタ32の画面上に監視カメラの映像と警報文字が重畳表示されている。
この警報文字の表示位置は、各監視装置10(#1〜#n)毎にそれぞれ異なった画面上の位置になるよう文字信号発生装置20によって予め設定される。従って、2台の監視装置10(例えば、(#1)と(#2))から同時に警報が監視センターに送信されてもディスプレイ60の画面上では警報文字が重ならないよう整列して表示される。
ホストコンピュータ70は、ネットワーク40と映像集配装置50とを介して受信した各監視装置10(#1〜#n)からの警報を読み出し、警報等監視センターでの監視処理に必要な警報処理情報を生成し、ディスプレイ60の画面に表示する各監視装置1(#1〜#n)に関する警報文字の情報を含む警報処理情報を映像集配装置50に送信する。
ネットワーク40を経由して各監視装置1(#1〜#n)からの混合ビデオ信号を受信した映像集配装置50では、操作員による映像集配装置50キーボード等の操作入力に従って、例えば、監視装置10(#1)からの混合ビデオ信号がディスプレイ60で表示される様に設定される。そして、映像集配装置50は、設定された混合ビデオ信号とホストコンピュータ70から受信した警報処理情報から警報文字の情報を抽出し、監視装置1(#2〜#n)の警報文字の情報を重畳した“表示ビデオ信号”と呼ぶ新たな混合ビデオ信号を生成し、ディスプレイ60に送信する。
その表示ビデオ信号を受信したディスプレイ60の画面上では、例えば、(図11(a)の様に画面右下に監視装置1(#1)からの映像情報であることを示す「カメラ#1」と警報(ここでは、「渋滞」とする。)とが文字表示される。
また更に、ホストコンピュータ70が監視装置10(ここでは、(#2)とする)のカメラ11からの警報を同時に受信している場合には、例えば、図11(b)の様にディスプレイ60の画面左下に監視装置10(#2)からの警報を示す「カメラ#2」「渋滞」が、画面表示される。そして、その警報表示に気付いた操作員が、必要ならば、ディスプレイ60が表示するカメラ映像を監視装置10(#1)のカメラ11の映像から監視装置10(#2)のカメラ11の映像に切り替えて監視する。
この様なカメラ監視システムに対して、目標のカメラ映像に外部の監視システムからの警報、例えば、気象監視システムによる監視装置10(#1)の設置位置付近の気象警報や、交通情報システムからの事故情報などの警報とをディスプレイ60の画面上に重畳表示する総合的な監視システムに向上する要望がある。
その場合、上記カメラ監視システムでは、例えば、ホストコンピュータ70を経由して受信した気象監視システムからの大雨の「警報」または、「注意報」等の表示をディスプレイ60やモニタ32に同時に表示することが必要である。
しかし、そうすると画面上に文字情報が氾濫して見難くなり、これらの複数の各監視目標それぞれに対応する複数の警報等の文字表示を1画面で効果的に見分けられるようにする為に、例えば、図11(c)の「カメラ#1 大雨警報」の如く警報発生後、数秒間、警報が発生した監視目標の警報を表示文字のサイズを中央に大きく表示する。その表示文字の大きさ、色、表示位置等の設定を変化させる等の高度な映像処理を行わねばならないので文字信号発生装置20には、高機能な映像編集装置を用いる必要がある。しかし、監視センター以外の現場近くの監視所等に設置されたカメラ1台毎に商用放送等で使用される様な映像編集装置を使用するとコストが非常に高価になる問題があった。
特開2000―115697号公報 (第5ページ、第1図)
テレビカメラを用いて、道路の交通状況を監視する監視システムでは、複数の監視カメラの各監視目標に関する警報に「警報項目」と「「警報」、注意報」等の段階的な警報情報をカメラ映像を表示しているディスプレイの画面上に重畳表示すると画面上に文字表示が増えすぎて見にくくなる問題がある。
また、1台の監視目標に対して、例えば、監視カメラ設置位置付近での気象情報や、事故等の映像または画像監視システム以外の外部監視システムや警報センサなどからの「警報」や「注意報」等の文字情報を画面上に見やすく重畳表示するには高価な映像表示編集装置を使用しなければならない問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、カメラ映像により監視する複数の監視装置により構成される監視システムの1台のディスプレイ画面に監視目標のカメラ映像と、複数の監視装置からの複数の警報項目がそれぞれレベル分けされた警報を分かりやすく効率的に文字で表示する監視システム、およびその表示制御方法、ならびにその監視装置を低コストで提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の監視システムは、カメラが撮影した映像情報で監視を行う複数の監視装置と、前記複数の監視装置と接続されたネットワークと、前記ネットワークを介して前記監視装置と通信する映像集配装置と、前記ネットワークに接続されたホストコンピュータと、前記ネットワークに接続された警報を送信する装置、またはシステムと、前記映像集配装置から受信した表示ビデオ信号を表示するディスプレイとからなる監視システムであって、各前記監視装置は、カメラと、警報センサと、前記ネットワークを介して通信する通信手段と、文字信号発生部とを具備し、前記通信手段は、前記警報センサから警報情報を受信すると受信した前記警報情報を前記ネットワークを介して前記映像集配装置に送信し、前記文字信号発生部は、予め、前記警報センサから受信する警報情報、および前記通信手段を介して前記ネットワークから受信する警報情報の各警報項目と警報レベルとの組合せによって定まる複数の警報コードと、前記各警報コード毎に対応して前記ディスプレイに表示する各警報文字と、その各警報文字を表示する色と点滅、並びに前記ディスプレイ画面上に表示される当該監視装置に固有の表示位置とを組合せた表示パターンとを内部メモリに設定したテーブルと、前記文字信号発生部の制御手段とを備え、前記制御手段は、前記文字信号発生部が前記いずれかの警報情報を受信すると前記テーブルを照合して前記警報コードと前記表示パターンを読み出し、前記読み出した警報コードに対応した警報文字と表示パターンとからなる警報文字の情報を生成し、前記カメラの映像情報と前記生成された警報文字の情報とを重畳した混合ビデオ信号を生成すると共に前記通信手段と前記ネットワークを介して前記映像集配装置に送信する制御を行い、前記映像集配装置は、前記ネットワークを介して受信した前記複数の監視装置からの前記混合ビデオ信号を選択し、また、前記ネットワークを介して受信した前記複数の監視装置からの前記警報情報から警報文字の情報を生成し、更に、前記選択された混合ビデオ信号と前記生成された警報文字の情報とを重畳した前記表示ビデオ信号を生成して前記ディスプレイに送信し、前記ディスプレイは、前記表示ビデオ信号を受信して前記選択された前記監視装置のカメラからの映像に前記複数の監視装置からの各前記警報文字が重なることなく揃えて同一画面に重畳して表示することを特徴とする。
また本発明の監視システムの表示制御方法は、カメラの映像情報により監視を行う複数の監視装置と、前記複数の監視装置と接続されたネットワークと、前記ネットワークを介して複数の前記監視装置と通信する映像集配装置と、前記ネットワークに接続されて警報情報を送信する装置、またはシステムと、前記映像集配装置から受信した表示ビデオ信号を表示するディスプレイとからなる監視システムの表示制御方法であって、各前記監視装置は、カメラと、警報センサと、警報文字の情報を生成する文字信号発生部とを具備し、前記警報センサから警報情報を受信すると受信した前記警報情報を前記ネットワークを介して前記映像集配装置に送信し、前記文字信号発生部は、予め、前記警報センサから受信する警報情報、および前記通信手段を介して前記ネットワークから受信する警報情報の各警報項目と警報レベルとの組合せによって定まる複数の警報コードと、前記各警報コード毎に対応して前記ディスプレイに表示する各警報文字と、その各警報文字を表示する色と点滅、並びに前記ディスプレイ画面上に表示される当該監視装置に固有の表示位置とを組合せた表示パターンとを内部メモリのテーブルに設定し、前記いずれかの警報情報を受信すると前記テーブルを照合して前記警報コードと前記表示パターンを読み出し、前記読み出した警報コードに対応した警報文字と表示パターンとからなる警報文字の情報を生成し、前記カメラの映像情報と前記生成された警報文字の情報とを重畳した混合ビデオ信号を更に生成して前記ネットワークを介して前記映像集配装置に送信し、前記映像集配装置は、前記ネットワークを介して前記複数の監視装置からの前記混合ビデオ信号を受信すると所要の監視装置からの前記混合ビデオ信号を選択し、前記選択された混合ビデオ信号と、前記ネットワークを介して受信した前記複数の監視装置からの前記警報情報から生成した警報文字の情報とを重畳した第2の混合ビデオ信号の前記表示ビデオ信号を生成して前記ディスプレイに送信し、前記ディスプレイは、前記前記表示ビデオ信号を受信すると前記選択された前記監視装置のカメラの映像に前記複数の監視装置からの各前記警報文字を重なることなく揃えて同一画面に重畳して表示することを特徴とする。
更に、本発明の監視装置は、カメラの映像情報で監視を行う監視装置であって、前記監視装置は、カメラと、警報センサと、ネットワークと通信する通信手段と、警報文字情報を生成する文字信号発生部と、前記文字信号発生部を制御する制御手段とを具備し、前記文字信号発生部は、予め、前記警報センサおよび前記通信手段を介して前記ネットワークの少なくともいずれか1つから受信する複数の警報情報の警報項目と警報レベルとの組合せによって定まる複数の警報コードと、前記各警報コード毎に対応して前記ディスプレイに表示する各警報文字と、その各警報文字を表示する色と点滅、並びにディスプレイ画面での当該監視装置に固有の表示位置とを組合せた表示パターンとを内部メモリに設定したテーブルを備え、前記制御手段は、前記文字信号発生部が前記いずれかの警報情報を受信すると前記テーブルを照合して前記警報コードと前記表示パターンを読み出し、前記読み出した警報コードに対応した警報文字と表示パターンとからなる警報文字の情報を生成し、前記カメラの映像情報と前記生成された警報文字の情報とを重畳した混合ビデオ信号を生成して前記通信手段を介して前記ネットワークに送信する制御を行うことを特徴とする。
本発明の監視システムは、複数の監視装置各々がディスプレイに表示する警報を、内部メモリに記憶された警報文字の表示色で警報項目を表し、および警報文字の点滅で警報レベルを表す組合せにした表示パターンを照合して少ない文字で警報を分かりやすく表示することにより、効率的にかつ、低コストで警報文字を表示する監視システムを実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施例に係わる監視システムの1例の構成図である。
図1において監視システムは、道路の映像監視を行うもので、複数の監視現場に設置される監視装置1(#1〜#n)、ネットワーク4、監視センターに設置される映像集配装置5、ディスプレイ6、ホストコンピュータ7等から構成される。また、この監視システムには、気象監視システムM、交通情報システムKの様な外部の監視システムが接続されても良い。
ネットワーク4は、監視装置1(#1〜#n)、映像集配装置5、ホストコンピュータ7等の間で信号を伝送するものでインターネット、専用線、およびLAN等が用いられる。
各監視装置1(#1〜#n)は、カメラ12、文字信号発生部2、ネットワークインタフェース3、警報センサ33、モニタ34を備えている。
また、映像集配装置5は、ネットワークインタフェース51、文字信号発生部52、操作卓53を備えている。
監視装置1(ここでは#1とする)は、カメラ12が撮影した映像信号に文字信号発生部2で警報文字の情報を重畳した混合ビデオ信号をネットワークインタフェース3からネットワーク4を介して監視センターの映像集配装置5に送信している。
文字信号発生部2は、カメラ12から受信した映像信号と警報センサ33の警報を表示する警報文字の情報とを重畳した混合ビデオ信号を生成してネットワークインタフェース3に送信する。ネットワークインタフェース3は、ネットワーク4に文字信号発生部2から受信した混合ビデオ信号を送信する。また、警報センサ33から警報情報を受信して更にネットワーク4を介して映像集配装置5に送信すると共にネットワーク4を介して映像集配装置5から受信した警報情報を文字信号発生部2に送信する。
モニタ34は、監視目標の近くの現場事務所等で映像監視をする場合、監視装置1(#1)が送信した混合ビデオ信号を表示する。
ホストコンピュータ7は、ネットワーク4をモニタして受信した監視装置1(#1〜#n)の警報情報と、ネットワーク4を経由して受信した気象監視システムM等からの警報情報等を編集し、ディスプレイ6で表示するための警報情報を含む警報処理情報を生成し、ネットワーク4を介して映像集配装置5に送信する。また、ホストコンピュータ7は、他の監視システムからの警報情報等をネットワーク4、または映像集配装置5を経由して予め定められた所定の監視装置1(#1〜#n)のいずれかに送信する。
映像集配装置5ではネットワーク4からネットワークインタフェース51を介して受信した各監視装置1(#1〜#n)の混合ビデオ信号は、文字信号発生部52に送信され、そこでディスプレイ6に表示するため操作卓53のキーボード等(図示せず。)から操作員が入力したコマンドによって監視装置1(ここでは、(#1)とする。)の混合ビデオ信号(カメラ12の映像情報)が選択される。
映像集配装置5のネットワークインタフェース51は、ネットワーク4を介して受信した各監視装置1(#1〜#n)の警報情報とホストコンピュータ7からの警報処理情報とを文字信号発生部52へ送信する。そして、文字信号発生部52は、各監視装置1(#1〜#n)の各警報文字の情報と気象監視システムM等からの警報文字との情報とを前述の選択された監視装置1(#1)の混合ビデオ信号とさらに重畳した表示ビデオ信号を生成してディスプレイ6に送信する。
このディスプレイ6の画面に表示される警報文字の表示位置は、各監視装置1(#1〜#n)毎にそれぞれ異なるよう各文字信号発生部2によって予め設定されている。従って、2台の監視装置1(例えば、(#1)と(#2))から同時に警報情報が監視センターに送信されてもディスプレイ6の画面上に警報文字が重ならず整列して表示される。
さて、各監視装置1の警報センサ33は、カメラ12が設置された近傍の場所に併設され、例えば、道路を走行する車両の速度センサがあり、これらの警報センサ33の測定データは警報情報と呼ばれる。
これらの警報情報は、ネットワークインタフェース3に送信される。また、警報情報は、警報センサ33から直接文字信号発生部2に送信されても良いが、以下の説明ではネットワークインタフェース3を介して送信されることとする。
また、警報センサ33は、例えば、監視装置1のカメラ12が撮影した映像情報から異常を検知する画像信号処理回路等(図示せず)を内蔵することにより異常を検知して警報情報とするものであっても良い。また、映像集配装置5が受信した混合ビデオ信号から異常を検知する画像信号処理回路等(図示せず)を内蔵して異常を検知して警報情報とするものであっても良い。この後者の場合、警報情報は、ネットワーク4を介して異常が検知された混合ビデオ信号を送信した監視装置1に送信される。
ネットワークインタフェース3は、ネットワーク4を介して映像集配装置5にカメラ12の映像情報(混合ビデオ信号)を送信する一方、ネットワーク4を経由してホストコンピュータ7、または映像集配装置5から警報情報を受信する。
なお、監視装置1において、他の監視システムや、監視装置1、もしくは映像集配装置5から警報情報を受信する必要がなければ、監視装置1では、ネットワークインタフェース3がネットワーク4から警報情報を受信する機能は削除して良い。
ネットワークインタフェース3は、警報センサ33から受信した警報情報、およびネットワーク4を介して受信した警報情報に警報項目と警報レベルを組合せた警報コードになった信号を生成して文字信号発生部2に送信するとともに、警報センサ33からの警報情報をネットワーク4に送信する。
文字信号発生部2は、カメラ12から受信した映像情報にネットワークインタフェース3からの警報コードの信号から生成した警報文字の情報を重畳した混合ビデオ信号を生成する。この混合ビデオ信号は、モニタ34とネットワークインタフェース3を介してネットワーク4に送信される。
図2は、文字信号発生部2の機能構成の構成図である。
図2において、文字信号発生部2は、映像信号混合部21、パターン発生部22、文字発生部23、テーブル24、制御部25からなる。パターン発生部22、文字発生部23、テーブル24、制御部25は内部バス等で接続され、テーブル24は、文字信号発生部2の内部メモリである。
制御部25は、ネットワークインタフェース3から警報情報を受信するとその警報コードを読み出し、その警報コードとテーブル24とを照合し、テーブル24に設定された警報文字の表示パターンの情報を表示パターン発生部22と文字発生部23に送信する。
文字発生部23は、表示する警報文字の情報(文字コード情報)を記憶したROM(Read Only Memory)等の内部メモリで、制御部25からの表示パターンの情報に従って警報文字の文字コード(例えば、JISコード。)情報をパターン発生部22へ送信する。
パターン発生部22は、文字発生部23から受信した文字コード情報を制御部25からの表示パターンの情報に従って表示文字の色、フリッカ(点滅)、画面表示位置、大きさ等のパターンで表示される警報文字の情報に変換する。
映像信号混合部21は、カメラ12から受信した映像情報をパターン発生部22から受信した警報文字の情報と重畳し、混合ビデオ信号を生成してネットワークインタフェース3に送信する。
図3は、警報コードのリストと警報文字の表示パターンを表で示したテーブル24の図である。
図3において、警報コードのリストは、監視装置1(#1)が扱う警報項目とその警報のレベルとの組合せに対応する警報コードで区分され、その警報コードの区分毎に警報文字の表示パターンが設定され、テーブル24に記憶されている。
例えば、監視装置1(#1)に接続された速度センサが警報センサ33であるとする。その警報信号の警報項目は「走行速度」で、その警報レベルは「平常」、走行車両の平均車速が所定の規定値範囲内である「低速」、平均車速が所定の規定値以下である「渋滞」の3レベルである。また、「平常」、「低速」、「渋滞」は、それぞれ「1A」、「1B」、「1C」の警報コードで、ネットワークインタフェース3で変換して送信されることが予め設定されている。
ここでは、本発明の監視システムの動作の代表例として、多数の監視装置1からの複数の警報を表示文字を減らして表示するため、警報表示は監視装置1の番号の「#1」の文字だけを表示する場合を例にして説明する。即ち、警報項目は、「走行速度」を文字で表示しないで「#1」の文字を「走行速度」を意味する文字色「緑色」にすること、表示位置をディスプレイ6やモニタ34画面上段の左端、(ここでは、「UL1」と設定する。)の位置に表示することがテーブル24に記憶されている。なお、各警報項目を表すそれぞれの文字色(ここでは「走行速度」を意味する「緑色」)等は、監視システム全体で統一されている。
また、テーブル24には、警報レベルの「平常」、「低速」、「渋滞」が、それぞれ「1A」、「1B」、「1C」の警報コードであること、それぞれの警報コードの警報レベルは、「#1」の文字が各々「表示無し」、「定常表示」、「低速点滅」して表示されることが記憶されている。
更にここでは、監視装置1(#2)についての文字表示を左詰めで監視装置1(#1〜#n)からの警報を表示しているので、警報の表示文字を監視装置1の番号「#2」、表示位置を上段の左端を意味する「UL2」に設定される。その他の各監視装置1(#2〜n)における表示パターンも、監視装置1(#1)と同様に各監視装置1(#2〜n)のテーブル24に記憶される。
ここで、「低速点滅」は、例えば、2〜4Hz、「高速点滅」は、6〜8Hzの様な周期で点滅するが、点滅速度はこの周期に限る事無く、相対的に一方に比べて他方が高速か低速かが判別可能な速度で定めれば良い。
さて、監視装置1(#1)のカメラ12が撮影した映像と警報を監視センターに設置したディスプレイ6で監視する場合を例に、本発明の動作手順を説明する。
図4は、本発明の監視カメラシステムの動作手順を説明するフローチャートである。
図4において、左側のフローは監視装置1の動作を示し、右側のフローは監視センタにおける動作を示している。
カメラ12で撮影された映像情報は、例えば、NTSC方式のビデオ信号フォーマットで文字信号発生部2の映像信号混合部21で受信される。
ネットワークインタフェース3は、警報センサ33から「走行速度」の「渋滞」の警報情報を受信すると文字信号発生部2に警報コード「1C」の警報信号を送信する(ステップs1)。
また、文字信号発生部2の制御部25は、ネットワークインタフェース3からの警報情報を受信すると警報コード「1C」を判読する(ステップs2)。制御部25は、それまでに他の警報を表示していなければ、(ステップs3がNo)監視装置1(#1)からの警報を示す表示文字「#1」を出力する制御信号を文字発生部23に送信する。文字発生部23は、この制御信号を受信すると、表示文字の「#1」の文字コード情報をパターン発生部23に送信する(ステップs4)。
また制御部25は、テーブル24を参照してパターン発生部22に警報コード「1C」に対応する警報の表示文字「#1」、表示位置「UL1」、渋滞を意味する文字色「緑」、「低速点滅」を行う制御信号を送信する(ステップs5)。そして、パターン信号発生部22は、その表示パターンに従った警報文字の情報を映像信号混合部21に送信する(ステップs6)。
映像信号混合部21は、カメラ12からの映像情報に受信した警報文字の情報を重畳した混合ビデオ信号を生成してモニタ34とネットワークインタフェース3に送信する(ステップs7)。そして、モニタ34では、表示文字「#1」が画面の左端上部に文字色「緑」で「低速点滅」して表示される。
ネットワークインタフェース3は、混合ビデオ信号と警報センサ33の警報情報とをネットワーク4を介して、映像集配装置5に送信する(ステップs8)。
映像集配装置5では、ネットワーク4とネットワークインタフェース51を介して受信した監視装置1(#1〜#n)の混合ビデオ信号のうち、ディスプレイ6で表示される監視装置1の混合ビデオ信号(ここでは、監視装置1(#1)とする。)が操作卓53のキーボード等からの操作員に入力されたコマンドにより選択される。(ステップs9)。
この選択された混合ビデオ信号は文字信号発生部52に送信される。
ホストコンピュータ7では、ネットワーク4を介して受信している監視装置1(#1〜#n)からの警報情報と、他の気象監視システムM等からの警報情報を編集して、ディスプレイ6で表示する警報の警報処理情報を生成してネットワーク4を介して映像集配装置5に送信する(ステップs10)。
図5は、映像集配装置5の文字信号発生部52の構成を示す機能ブロック図である。構成は、文字抽出部26が追加されている以外、映像集配装置5の文字信号発生部2と同様である。
また、映像信号混合部21が受信する信号が、ネットワークインタフェース51から受信する各監視装置1(#1〜#n)からの混合ビデオ信号であることと、送信する信号の送信先がディスプレイ6であること、テーブル24の記憶内容が、各監視装置1(#1〜#n)の各テーブル24について網羅されていることが監視装置1の文字信号発生部2と異なっている点である。
文字信号発生部52は、ネットワークインタフェース51が監視装置1(#1〜#n)の警報情報、およびホストコンピュータ7からの警報処理情報を受信して警報コードを制御部25に送信する。そして制御部25は、監視装置1(#1〜#n)の送信した警報情報に付加されたアドレスと警報コードを判読するとテーブル24を参照する。そして、例えば、監視装置1(#2)から「渋滞」の警報情報を受信していれば、「#2」の文字を所定の位置(ここでは「#1」の右隣で、上段の左から2番目とする。)に「渋滞」を示す「緑色」で「点滅」表示する文字情報を生成する制御信号を文字発生部23とパターン発生部22に送信する。
パターン発生部22は、この表示パターンの警報文字「#2」の情報を映像信号混合部21に送信し、それを受信した映像信号混合部21は、前述の選択された監視装置1(#1)からの混合ビデオ信号と監視装置1(#1と、#2)の警報文字の情報とを重畳した表示ビデオ信号を生成してディスプレイ6に送信する。
また、本発明では、表示ビデオ信号を生成する方法として映像集配装置5の文字信号発生部52が監視装置1(#1〜n)からの混合ビデオ信号に含まれる警報文字の情報を抽出して重畳表示する手段を取ってもよい。
監視装置1(#1〜#n)からの混合ビデオ信号は、警報文字の情報、(以下警報文字信号とする。)を含んでいる。これらの警報文字信号は、カメラの映像情報の信号と信号レベルが異なっているので容易に弁別・抽出出来る。そこで、映像集配装置5の文字信号発生部52の文字抽出部26は、ネットワークインタフェース51を介して受信した各監視装置1(#1〜#n)のビデオ信号から各警報文字信号「#1」〜「#n」を抽出する。そしてそれを受信した制御部25は、更に、この警報文字信号「#1」〜「#n」と、カメラ(ここでは、監視装置(#1)のカメラ12とする。)の映像情報(混合ビデオ信号であっても良い。)とを重畳した表示ビデオ信号を生成する制御を行う。
この様にして生成された表示ビデオ信号は、ディスプレイ6に送信され、前述の様に、警報文字信号「#1」〜「#n」は予め表示位置が異なって設定されているのでディスプレイ6は、表示される各々の監視装置1(#1〜#n)の警報文字を重ねることなく映像を表示する(ステップs11)。
図6は、本発明の監視センターのディスプレイ6の表示画面例である。
図6において、ディスプレイ6の表示画面には、例えば、上段部分に監視装置1の(#1〜#10)、下段部分に監視装置1の(#11〜#20)の警報が表示される。ここでは「#1」、「#2」、「#5」、「#8」「#12」、「#16」の文字が表示されている。
「#1」の文字は、モニタ34と同様に、画面の左端上部に文字色「緑」で「低速で点滅」の表示パターンで表示されている。
以上は、1台の監視装置1について、1つの監視項目の警報を表示する場合であった。
次に、1台の監視装置1について2つ以上の警報、即ち、2つ以上の監視項目を表示する場合についての動作手順を説明する。
ここで図1における気象監視システムMからネットワーク4を介して気象警報、もしくは気象情報がホストコンピュータ7に送信されているとする。この場合ホストコンピュータ7で「降雨量」の警報情報として「降雨無し」、「降雨」、「大雨注意」、「大雨警報」が生成され、映像集配装置5とネットワーク4を介して所定の監視装置1(ここでは、(#1)とする。)へ送信される。そして、この警報情報を受信した監視装置1(#1)では、ネットワークインタフェース3から「降雨量」の警報情報が「降雨無し」、「降雨」、「大雨注意」、「大雨警報」のレベルを表す警報コード「2A」、「2B」、「2C」、「2D」の警報信号になって文字信号発生部2に送信される。
ところで、図3においては、テーブル24に警報項目「降雨量」を監視装置1の番号(ここでは、「#1」とする。)を「青色」の文字で表示を行い、警報コード「2A」、「2B」、「2C」、「2D」に対応してそれぞれ警報レベルを「表示無し」、「定常表示」、「低速点滅」、「高速点滅」して表示することが記憶されている。
再び図4に戻り、監視装置1(#1)では、上記の様に「走行速度」の警報がカメラ12で撮影した画像と重畳表示されている。そこで、監視装置1(#1)の周辺に出された「大雨警報」の気象警報、即ち、警報情報が気象監視システムネットワーク4を介してホストコンピュータ7に通知されたとする。そして、ホストコンピュータ7から「大雨警報」の警報情報がネットワーク4を介して監視装置1(#1)に送信される。すると、監視装置1(#1)の文字信号発生部2の制御部25は、監視装置1(#1)のネットワークインタフェース3を介してホストコンピュータ7から送信された「2D」の警報コードの警報情報を受信する(ステップs1)。
制御部25は、「2D」を判読する(ステップs2)と、テーブル24を参照して「2D」に対応した映像文字信号を生成する制御を開始する。ところが、監視装置1(#1)は、すでに監視装置1(#1)の「走行情報」の警報表示を行っている(ステップs3がYes)。
そこで、ディスプレイ6、およびモニタ34の画面上では2つ以上の警報を表示しなければならないので、制御部25は、「走行速度」と「降雨量」の両方についての警報を表示するために、例えば、1秒間隔で交互に表示する制御を行う(ステップs12)。
以下、ステップs4以降の動作は、「走行速度」の警報表示の動作と同様である。なお、「降雨量」の警報を表示するタイミングでは制御部25は「#1」の文字を「青色」で「高速点滅」させる。そして「走行速度」の警報を表示するタイミングでは、制御部25は「#1」の文字を「緑色」で「低速点滅」させる。
また、上記説明では、警報項目を色の違いによって表示したが、画面上の文字表示数が少なくて見易く混乱しなければ、警報項目の名称や警報レベルを文字表示しても良い。
図7は、複数の警報項目の名称等を文字で表示する場合の画面表示例である。
図7(a)において、監視装置1の番号「#1」に続いて「走行速度」の文字が横に並び、例えば、「走行速度」が「平常」を示す「緑色」で表示され、その「走行速度」の文字の下に「降雨無し」を示す「青色」で「降雨量」の文字が並んでいる。
図8、図9は、警報項目の名称等を文字で表示する場合の監視装置1のテーブル24の1例の図である。
図8、図9の監視項目の設定項目は、図3と同様であるが、文字表示のパターンが記号「#1」に加えて、警報項目、警報レベルが、例えば、図8では「走行速度」を色表示で、図9では「渋滞」等の文字で表示する様に表示パターンに設定されている。
図8において、表示位置の「UL1B」の(UL1)は画面下の左から1番目の位置、(B)はその位置で上から2行目であることを意味する。
警報項目を文字で表示する場合、この警報レベル(緊急度)を表すのに警報文字を点滅する設定にしても良い。また、図8の様に警報のレベルに従って、例えば、「緑」、「黄」、「紫」、「赤」で「走行速度」、「降雨量」の警報レベルを表示しても良い。
そして更に、図7(b)の様に色と点滅を組合せて、警報項目と警報レベルに対応した文字「渋滞」と「大雨警報」を「赤」で表示し、その「渋滞」と「大雨」を「高速点滅」するようにしても良い。
また、更に図9における設定のように点滅の有無を設定する「フリッカ」項目を「あり」に設定して、「渋滞」を「赤」、「大雨警報」を「赤」で「高速点滅」表示し、操作員がその警報に対して、例えば、映像集配装置5の制御卓53に設けられた警報受信確認スイッチ(図示せず)を押して確認を通知するコマンドを入力すると、その確認通知が映像集配装置5、又はネットワーク4を介して監視装置1に返送されて、点滅(「フリッカ」)を止めて常時表示するなどの文字表示条件を組合せてテーブル24に設定しても良い。
この様に本発明の監視システムは、監視装置1(#1)に関する数項目に亘る警報項目と警報レベルを操作員に分かりやすく、かつ効率良く同時に表示することが出来る。
また、文字信号発生部2は、表示する警報文字、および表示パターンを内部メモリのROMに予め設定して記憶しており、受信した警報信号の警報コードに従って警報項目と警報レベルを予め設定された表示パターンの警報文字で表示するので複雑で高度な映像処理装置が不要である。従って、各監視装置1(#1〜#n)が文字信号発生部2を用いると監視システムのコストを低く抑えることが可能である。
本発明の監視システムは、道路の交通状況や河川の状況をカメラ映像で監視する道路、交通、河川等の監視システムだけでなく、雲量や雨量を表示するレーダ信号を処理した画像で監視する監視システムにも適している。更に、それらの監視システムと、例えば、速度検出装置、気象観測装置からのデータや、操作員等の入力による各種の測定項目の監視データを組合せた総合的な交通監視、気象監視、防災用の監視システム、および各種上記の監視システムや交通情報システム等の間で警報情報を送受信する統合システムにも適している。
また、上記説明では、テレビカメラの映像情報(ビデオ信号)を例に説明したので、カメラ映像と文字情報とを組合せたビデオ信号を混合ビデオ信号と呼称したが、センサ信号又は、レーダ信号等を処理して生成した画像情報と文字情報とを組合せた画像信号に付いても混合ビデオ信号と同様に扱ってよい。
本発明の実施例に係わる監視システムの1例の構成図。 本発明の実施例に係わる監視システムの監視システムの文字信号発生部の機能構成を示すブロック図。 本発明の実施例に係わる監視システムの警報コードのリストと文字表示の対応の1例を示すテーブルの図。 本発明の実施例に係わる監視システムの動作手順を説明するフローチャート。 本発明の実施例に係わる監視システムの映像分配装置の文字信号発生部52の機能構成を示すブロック図。 本発明の実施例に係わる監視システムのディスプレイの表示画面例。 本発明の実施例に係わる監視システムが複数の警報表示項目を同時表示する場合の画面表示例。 本発明の実施例に係わる監視システムの警報コードのリストと文字表示の関係を示すテーブルの図。 本発明の実施例に係わる監視システムの警報コードのリストと文字表示の関係を示すテーブルの図。 従来の映像監視システムの1例の構成図。 従来の監視システムおける映像監視画面の1例の図。
符号の説明
1 監視装置
12 カメラ
2 文字信号発生部
21 映像信号混合部
22 パターン発生部
23 文字発生部
24 テーブル
25 制御部
26 文字抽出部
3 ネットワークインタフェース
33 警報センサ
34 モニタ
4 ネットワーク
5 映像集配装置
6 ディスプレイ
7 ホストコンピュータ
M 気象監視システム
K 交通情報システム

Claims (12)

  1. カメラが撮影した映像情報で監視を行う複数の監視装置と、
    前記複数の監視装置と接続されたネットワークと、
    前記ネットワークを介して前記監視装置と通信する映像集配装置と、
    前記ネットワークに接続されて警報、または警報情報を送信する装置、またはシステムと、
    前記映像集配装置から受信した表示ビデオ信号を表示するディスプレイとを
    備える監視システムであって、
    各前記監視装置は、
    カメラと、警報センサと、前記ネットワークを介して通信する通信手段と、文字信号発生部とを具備し、
    前記通信手段は、
    前記警報センサから警報情報を受信すると受信した前記警報情報を前記ネットワークを介して前記映像集配装置に送信し、
    前記文字信号発生部は、
    予め、前記警報センサから受信する警報情報、および前記通信手段を介して前記ネットワークから受信する警報情報の各警報項目と警報レベルとの組合せによって定まる複数の警報コードと、前記各警報コード毎に対応して前記ディスプレイに表示する各警報文字と、その各警報文字を表示する色と点滅、並びに前記ディスプレイ画面上に表示される当該監視装置に固有の表示位置とを組合せた表示パターンとを内部メモリに設定したテーブルと、前記文字信号発生部の制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記文字信号発生部が前記いずれかの警報情報を受信すると前記テーブルを照合して前記警報コードと前記表示パターンを読み出し、前記読み出した警報コードに対応した警報文字と表示パターンとからなる警報文字の情報を生成し、前記カメラの映像情報と前記生成された警報文字の情報とを重畳した混合ビデオ信号を生成すると共に前記通信手段と前記ネットワークを介して前記生成された混合ビデオ信号を前記映像集配装置に送信する制御を行い、
    前記映像集配装置は、
    前記ネットワークを介して受信した前記複数の監視装置からの前記混合ビデオ信号を選択し、
    また、前記ネットワークを介して受信した前記複数の監視装置からの前記警報情報から警報文字の情報を生成し、
    更に、前記選択された混合ビデオ信号と前記生成された警報文字の情報とを重畳した前記表示ビデオ信号を生成して前記ディスプレイに送信し、
    前記ディスプレイは、
    前記表示ビデオ信号を受信して前記選択された前記監視装置のカメラからの映像に前記複数の監視装置からの各前記警報文字が重なることなく同一画面に重畳して表示することを特徴とする監視システム。
  2. 前記テーブルに前記警報コードに対応して設定された前記警報文字の前記表示パターンは、
    前記警報項目毎に前記警報文字が異なる表示色が設定されるとともに前記警報項目の前記警報レベルに対応した周期で前記警報文字が点滅する設定がされていることを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  3. 前記警報文字は、
    前記各監視装置に対応する番号、記号により表示する設定がされていることを特徴とする請求項2記載の監視システム。
  4. 前記テーブルに前記警報コードに対応して設定された前記警報文字は、
    警報項目の名称を表す文字であって、前記警報レベルがその文字の表示色で示されるとともに点滅する前記警報パターンによって前記ディスプレイに表示され、
    前記映像集配装置がさらに具備する警報確認スイッチにより操作員から入力された警報受信コマンドを前記集配装置が受信するか、または前記ネットワークを介して前記監視装置が受信すると、前記表示された警報文字の点滅を停止するよう前記テーブルに設定されていることを特徴とする請求項2記載の監視システム。
  5. 前記映像集配装置は、
    前記ネットワークを介して受信した複数の前記混合ビデオ信号から所要の前記監視装置からの第3の前記混合ビデオ信号を選択し、
    前記ネットワークを介して前記各監視装置から受信した各前記混合ビデオ信号から前記警報文字の情報を抽出した各警報文字を揃えた第2の警報文字の情報を生成し、
    前記選択された第3の混合ビデオ信号と前記第2の警報文字の情報とを重畳した第2の表示ビデオ信号を生成して前記ディスプレイに送信し、
    前記ディスプレイは、
    前記第2の表示ビデオ信号を受信して画面に表示することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  6. 前記制御手段は、
    前記警報情報が前記カメラの映像の情報から異常を検知する信号処理により生成される警報情報である場合において、
    前記信号処理が前記監視装置により行われる場合は前記監視装置自身が前記警報センサとみなし、
    前記信号処理が前記映像集配装置により前記映像集配装置が受信する前記監視装置からの前記混合ビデオ信号に行われて前記生成された警報情報が前記映像集配装置から前記監視装置に送信される場合には前記映像集配装置を前記監視装置が具備する前記警報センサとみなして前記制御を行うことを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  7. 前記ネットワークには、更にホストコンピュータが接続され、
    前記ホストコンピュータは、
    前記ネットワークを介して受信した前記複数の監視装置からの警報情報、および前記警報を送信する装置、又はシステムのいずれかから受信した警報を編集して前記ディスプレイで表示するための第3の警報情報を生成し、
    前記第3の警報情報を前記ネットワークを介して前記映像集配装置、および予め送信先が定められた前記監視装置のいずれかに送信することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  8. 前記監視装置は、
    レーダの画像情報、又は画像センサから生成した画像情報、もしくは、センサ情報からコンピュータグラフィック手段により生成された画像情報を前記カメラ映像情報として監視を行うか、または、前記画像情報をカメラ映像情報のフォーマットの信号に変換して監視を行うことを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  9. 前記監視システムは、
    道路・交通監視システム、河川監視システム、気象監視システムのいずれかであることを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  10. 前記監視システムは、
    気象監視システム、河川監視システム、道路・交監視システム、および交通情報システムのうち少なくとも前記2つのシステムの間で前記警報、又は警報情報が送受信されていることを特徴とする請求項1、又は7記載の監視システム。
  11. カメラの映像情報により監視を行う複数の監視装置と、
    前記複数の監視装置と接続されたネットワークと、
    前記ネットワークを介して複数の前記監視装置と通信する映像集配装置と、
    前記ネットワークに接続されて警報情報を送信する装置、またはシステムと、
    前記映像集配装置から受信した表示ビデオ信号を表示するディスプレイとを
    備える監視システムの表示制御方法であって、
    各前記監視装置は、
    カメラと、警報センサと、警報文字の情報を生成する文字信号発生部とを具備し、
    前記警報センサから警報情報を受信すると受信した前記警報情報を前記ネットワークを介して前記映像集配装置に送信し、
    前記文字信号発生部は、
    予め、前記警報センサから受信する警報情報、および前記通信手段を介して前記ネットワークから受信する警報情報の各警報項目と警報レベルとの組合せによって定まる複数の警報コードと、前記各警報コード毎に対応して前記ディスプレイに表示する各警報文字と、その各警報文字を表示する色と点滅、並びに前記ディスプレイ画面上に表示される当該監視装置に固有の表示位置とを組合せた表示パターンとを内部メモリのテーブルに設定し、
    前記いずれかの警報情報を受信すると前記テーブルを照合して前記警報コードと前記表示パターンを読み出し、前記読み出した警報コードに対応した警報文字と表示パターンとからなる警報文字の情報を生成し、前記カメラの映像情報と前記生成された警報文字の情報とを重畳した混合ビデオ信号を更に生成し、前記生成された混合ビデオ信号を前記ネットワークを介して前記映像集配装置に送信し、
    前記映像集配装置は、
    前記ネットワークを介して前記複数の監視装置からの前記混合ビデオ信号を受信すると所要の監視装置からの前記混合ビデオ信号を選択し、前記選択された混合ビデオ信号と、前記ネットワークを介して受信した前記複数の監視装置からの前記警報情報から生成した警報文字の情報とを重畳した第2の混合ビデオ信号の前記表示ビデオ信号を生成して前記ディスプレイに送信し、
    前記ディスプレイは、
    前記前記表示ビデオ信号を受信すると前記選択された前記監視装置のカメラの映像に前記複数の監視装置からの各前記警報文字を重なることなく同一画面に重畳して表示することを特徴とする監視システムの表示制御方法。
  12. カメラの映像情報で監視を行う監視装置であって、
    前記監視装置は、
    カメラと、
    警報センサと、
    ネットワークと通信する通信手段と、
    警報文字情報を生成する文字信号発生部と、
    前記文字信号発生部を制御する制御手段とを具備し、
    前記文字信号発生部は、
    予め、前記警報センサおよび前記通信手段を介して前記ネットワークの少なくともいずれか1つから受信する複数の警報情報の警報項目と警報レベルとの組合せによって定まる複数の警報コードと、前記各警報コード毎に対応して前記ディスプレイに表示する各警報文字と、その各警報文字を表示する色と点滅、並びにディスプレイ画面での当該監視装置に固有の表示位置とを組合せた表示パターンとを内部メモリに設定したテーブルを備え、
    前記制御手段は、前記文字信号発生部が前記いずれかの警報情報を受信すると前記テーブルを照合して前記警報コードと前記表示パターンを読み出し、前記読み出した警報コードに対応した警報文字と表示パターンとからなる警報文字の情報を生成し、前記カメラの映像情報と前記生成された警報文字の情報とを重畳した混合ビデオ信号を生成し、前記生成された混合ビデオ信号を前記通信手段を介して前記ネットワークに送信する制御を行うことを特徴とする監視装置。
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