JP2022031206A - 防犯管理システム、および防犯管理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
係る状況下、本発明は盗難などの問題が発生したときなどに、速やかに警告対象の行為に関連する情報を得ることができる防犯管理システムや防犯管理方法に関する。
前記防犯ゲートの上方に設置されたカメラと、
前記カメラにより撮像された画像を録画する画像記憶部と、
前記防犯ゲートを通過した前記商品の処理状態が不正な状態のとき、警告信号を送信する警告送信部と、
前記警告信号を受信したとき、前記画像記憶部に録画された画像の中から、前記警告信号の発信時(t0)から第一の所定時間(t1)を遡った時点から、前記警告信号の発信時から第二の所定時間(t2)を経過した時点までの設定範囲についての抽出画像データを抽出する抽出部と、
を有する防犯管理システム。
<2> 前記カメラが、全方位カメラであり、
前記全方位カメラを床からの高さが1800~2000mmになる位置に配置する、前記防犯ゲートに取り付けられた連結部材を有する前記<1>に記載の防犯管理システム。
<3> 前記警告信号の発信時の前記防犯ゲートの画像から、顔認証および/または服装認証を用いて、前記防犯ゲートの周囲の通過者を特定する特定部と、
前記抽出画像データにおける、前記特定部で特定された前記通過者を検索して、前記通過者の連続する画像である行動履歴データを作成する履歴作成部と、
を有する前記<1>または<2>に記載の防犯管理システム。
<4> 前記特定部で特定された前記通過者を登録する登録部と、
前記通過者が、前記登録部と接続された防犯ゲートを再度通過したとき、前記通過者が通過したことの警告を行う再警告部とを有する、前記<3>に記載の防犯管理システム。
<5> 前記防犯ゲートの撮影画像に基づいて、前記防犯ゲートを通過する前記通過者を検知する動体検知部を有し、
前記警告信号の受信に加え、前記動体検知部が、前記通過者の通過を検知したときに、前記抽出部が、前記設定範囲についての前記抽出画像データを抽出するものである、前記<1>~<4>のいずれかに記載の防犯管理システム。
<6> 前記警告信号を受信したとき、警報を通知する警報手段を有する、前記<1>~<5>のいずれかに記載の防犯管理システム。
<7> 識別情報を有する商品の通過を検出する防犯ゲートの上方に設置されたカメラにより撮像された画像を画像記憶部に録画する工程と、
前記防犯ゲートを通過した前記商品の処理状態が不正な状態のとき、警告信号を送信する警告する工程と、
前記警告信号を受信したとき、前記画像記憶部に録画された画像の中から、前記警告信号の発信時(t0)から第一の所定時間(t1)を遡った時点から、前記警告信号の発信時から第二の所定時間(t2)を経過した時点までの設定範囲についての抽出画像データを抽出する工程と、
を有する防犯管理方法。
本発明の防犯管理システムは、識別情報を有する商品の通過を検出する防犯ゲートと、前記防犯ゲートの上方に設置されたカメラと、前記カメラにより撮像された画像を録画する画像記憶部と、前記防犯ゲートを通過した前記商品の処理状態が不正な状態のとき、警告信号を送信する警告送信部と、前記警告信号を受信したとき、前記画像記憶部に録画された画像の中から、前記警告信号の発信時(t0)から第一の所定時間(t1)を遡った時点から、前記警告信号の発信時から第二の所定時間(t2)を経過した時点までの設定範囲についての抽出画像データを抽出する抽出部と、を有する。
本発明の防犯管理方法は、識別情報を有する商品の通過を検出する防犯ゲートの上方に設置されたカメラにより撮像された画像を画像記憶部に録画する工程と、前記防犯ゲートを通過した前記商品の処理状態が不正な状態のとき、警告信号を送信する警告する工程と、前記警告信号を受信したとき、前記画像記憶部に録画された画像の中から、前記警告信号の発信時(t0)から第一の所定時間(t1)を遡った時点から、前記警告信号の発信時から第二の所定時間(t2)を経過した時点までの設定範囲についての抽出画像データを抽出する工程と、を有する。
図1は、本発明に係る防犯管理システムの実施形態の一例を示す図である。防犯管理システム100は、防犯ゲート21と、カメラ3と、警告送信部211と、電子計算機22と、画像記憶部4を有する。図2は、電子計算機22のより詳しい構成を説明するための図である。電子計算機22は、警告送信部211から送信された警告を受信する受信部220と、記憶部226と、抽出部222を有する制御部221を有し、モニター23(図1参照)に表示する画像やデータなどを出力する出力部225を有する。防犯管理システム100は、店舗の販売室11と、販売室11の情報を監視する監視室12とにそれぞれの構成が配置されている。なお、図1では販売室11と監視室12を別室として説明するが、これらは同室に配置する一体の装置としてもよい。または、監視室12は中央監視センターのように販売室11とは離隔した場所などで適宜集約して監視するものとしてもよい。
販売室11は、商品を販売する場であり、商品棚7に配置された商品をレジスター5で購入処理等を行う。販売室11は、識別情報を有する商品の通過を検出する防犯ゲート21が設置されている。防犯ゲート21は、磁気式防犯ゲートや電波式防犯ゲートなどを用いることができる。防犯ゲート21を通過するとき、商品の識別情報が適切な条件でレジスター5により処理されていないものが通過した場合、異常を探知する。そして、警告送信部211は、防犯ゲートを通過したその商品のレジスター5での処理状態が不正な状態のとき、すなわち異常を探知したとき、警告信号を送信する。警告信号は、有線や無線で、警告送信部211から、監視室12の電子計算機22や、警報手段24などに送信される。
カメラ3は、防犯ゲート21を通過する者など、防犯ゲート周辺の画像を撮像するカメラである。カメラ3は、広角の魚眼レンズを用いて広範な範囲を撮像する全方位カメラとしてもよい。カメラ3は、天井などに設置して、店舗内の床方向を360度撮像するように配置することが好ましい。カメラ3は、防犯ゲート21を通過する者の顔を撮影することができるように防犯ゲート21の上方に配置することが好ましい。カメラ3で撮像した画像は、画像記憶部4に有線や無線で送信され連続的に記憶される。このカメラ3の設置される上方とは、防犯ゲート21を通過者が通過するとき、その通過者の顔を撮影しやすい高さである。例えば、高さが高い防犯ゲート21であれば防犯ゲート21自体の上部に取り付けてもよい。または、図1の例のように防犯ゲート21の上方の販売室11の天井や、カメラ3を取り付けるための設備を設けてもよい。また、カメラ3の死角となる場所などは、別に他のカメラ6を設置して撮像することができる。
警報手段24は、警告送信部211から警告信号を受信したとき、警報を通知する。警報手段24は、防犯ゲート21の上部に取り付けられて、点滅することで異常を通知する。警報手段は、適宜、点灯や点滅する視覚的に警報を通知するものや、警笛などの音で警報を通知するものなどを採用することができる。
図2は、電子計算機22の構成をより詳しく説明するため図である。電子計算機22は、警告送信部211から送信された警告信号などを受信する受信部220と、受信した信号などに対応した制御を行う制御部221と、制御部221により行った処理情報を出力する出力部225と、またこれらの処理情報や処理するために用いるプログラム等を適宜記憶する記憶部226を有する。電子計算機22は、画像記憶部4と接続されており、画像記憶部4に記憶されている情報を処理対象とすることができる。
抽出部222は、電子計算機22の受信部220が警告信号を受信したとき、画像記憶部4に録画された画像から抽出画像データを抽出する。図3は、抽出画像データについて、より詳しく説明するための概念図である。画像記憶部4(図2参照)には、連続録画データが記憶されている。抽出部222は、この連続録画データから、警告信号の発信時(t0)から第一の所定時間(t1)を遡った時点から、警告信号の発信時から第二の所定時間(t2)を経過した時点までの設定範囲についての抽出画像データを抽出する。
制御部221は、特定部223を含むものとすることができる。特定部223は、受信部220が警告信号を受信したとき、警告信号の発信時に防犯ゲート21の画像から、顔認証および/または服装認証を用いて、防犯ゲートの周囲の通過者を特定する。顔認証や服装認証は、防犯ゲート21周辺に撮像された者を対象として行う。複数の候補者がいる場合、各候補者を特定するものとしてもよい。
制御部221は、履歴作成部224を含むものとすることができる。特定部223で特定された警告信号送信時の防犯ゲート21の通過者を検索して、その通過者の連続する画像である行動履歴データを作成する。この行動履歴データは、抽出部222で抽出した抽出画像データの範囲内で作成するものとしてもよい。このような行動履歴データを作成することで、連続画像データにおいて懸念行動をとっている者の行動を速やかに把握することができる。候補者が未精算の商品を保持していることなどの警告送信前の状況と、防犯ゲート通過後に移動した方向やその時の服装、荷物などの特徴を直ちに把握することができる。
本発明の防犯管理システムは、さらに動体検知部227(図2)を利用するものとすることができる。図10、11を用いて、動体検知部を利用する形態についてより詳しく説明する。
図12は、本発明に係る防犯管理システムの実施形態にかかる詳しい構成を説明するための図である。具体的には、防犯ゲート21に連結部材31を介してカメラ3を取り付けた構成を示す図である。カメラ3は、床からの高さh1が1800~2000mmになる位置に配置することが好ましい。このために、カメラ3は、このような高さとなるように調整した、防犯ゲート21に取り付けられた連結部材31を有することが好ましい。
図15は、本発明に係る防犯管理システムの他の実施形態を示す図である。図15は、防犯管理システム101に係る概要図である。この防犯管理システム101は、前述の図1等に係る防犯管理システム100と一部共通する構成を有し、これらの構成を援用するものである。
12、14 監視室
100、101 防犯管理システム
21 防犯ゲート
211 警告送信部
22、25 電子計算機
220 受信部
221、251 制御部
222 抽出部
223 特定部
224 履歴作成部
225 出力部
226 記憶部
227 動体検知部
23、41 モニター
24 警報手段
252 登録部
253 再警告部
26 クラウド
3、6 カメラ
31 連結部材
4 画像記憶部
5 レジスター
7 商品棚
X 通過者
Claims (7)
- 識別情報を有する商品の通過を検出する防犯ゲートと、
前記防犯ゲートの上方に設置されたカメラと、
前記カメラにより撮像された画像を録画する画像記憶部と、
前記防犯ゲートを通過した前記商品の処理状態が不正な状態のとき、警告信号を送信する警告送信部と、
前記警告信号を受信したとき、前記画像記憶部に録画された画像の中から、前記警告信号の発信時(t0)から第一の所定時間(t1)を遡った時点から、前記警告信号の発信時から第二の所定時間(t2)を経過した時点までの設定範囲についての抽出画像データを抽出する抽出部と、
を有する防犯管理システム。 - 前記カメラが、全方位カメラであり、
前記全方位カメラを床からの高さが1800~2000mmになる位置に配置する、前記防犯ゲートに取り付けられた連結部材を有する請求項1に記載の防犯管理システム。 - 前記警告信号の発信時の前記防犯ゲートの画像から、顔認証および/または服装認証を用いて、前記防犯ゲートの周囲の通過者を特定する特定部と、
前記抽出画像データにおける、前記特定部で特定された前記通過者を検索して、前記通過者の連続する画像である行動履歴データを作成する履歴作成部と、
を有する請求項1または2に記載の防犯管理システム。 - 前記特定部で特定された前記通過者を登録する登録部と、
前記通過者が、前記登録部と接続された防犯ゲートを再度通過したとき、前記通過者が通過したことの警告を行う再警告部とを有する、請求項3に記載の防犯管理システム。 - 前記防犯ゲートの撮影画像に基づいて、前記防犯ゲートを通過する前記通過者を検知する動体検知部を有し、
前記警告信号の受信に加え、前記動体検知部が、前記通過者の通過を検知したときに、前記抽出部が、前記設定範囲についての前記抽出画像データを抽出するものである、請求項1~4のいずれかに記載の防犯管理システム。 - 前記警告信号を受信したとき、警報を通知する警報手段を有する、請求項1~5のいずれかに記載の防犯管理システム。
- 識別情報を有する商品の通過を検出する防犯ゲートの上方に設置されたカメラにより撮像された画像を画像記憶部に録画する工程と、
前記防犯ゲートを通過した前記商品の処理状態が不正な状態のとき、警告信号を送信する警告する工程と、
前記警告信号を受信したとき、前記画像記憶部に録画された画像の中から、前記警告信号の発信時(t0)から第一の所定時間(t1)を遡った時点から、前記警告信号の発信時から第二の所定時間(t2)を経過した時点までの設定範囲についての抽出画像データを抽出する工程と、
を有する防犯管理方法。
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