JP2008122777A - 家庭電気設備模擬装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】家電製品を縮小した家電製品模型1を設置した家屋電気設備模型2と、家電製品模型1の光源を点灯、消灯させるスイッチ4を並列配置した操作パネル5と、家電製品模型1の電圧などの条件について実際の家電製品に必要な電力量の数値データをデータベース12に格納し、各家電製品模型1ごとの消費電力の増加、減少を算出する演算処理装置11と、を備え、家電製品模型1の作動状態に応じて使用する電力量について、各家電製品ごとの消費電力の傾向と共に、その電気料金を算出し、その数値を表示部14に表示する。
【選択図】図4
Description
例えば、前記家屋電気設備模型(2)の家電製品模型(1)の作動状態に応じて使用する電力量について、実際の家電製品に必要な電力量の数値データを前記データベース(12)に格納し、前記演算処理装置(11)で各家電製品ごとの消費電力の傾向と共に、その電気料金を算出し、その数値を表示部(14)に表示することができる。
前記家屋電気設備模型(2)の家電製品模型(1)の作動状態に応じて使用する電力量について、家族構成に応じて単身者パターン、小家族パターン、大家族パターン、深夜電力、平均年齢の相違等に応じて家電製品に必要な電力量の数値データを前記データベース(12)に格納し、前記演算処理装置(11)でその電力量を算出し、その数値を表示部(14)に表示することができる。
前記家屋電気設備模型(2)の家電製品模型(1)の作動状態に応じて、その使用する電力を発電する際に生じる炭酸ガスの排出量について、実際の家電製品に必要な電力量とそれに連関する炭酸ガスの排出量の数値データを前記データベース(12)にそれぞれ格納し、前記演算処理装置(11)で家電製品ごとの消費電力の増減に応じて炭酸ガスの排出量を算出し、その数値を表示部(14)に表示することができる。
図1は実施例1の家庭電気設備模擬装置の家屋電気設備模型及び操作パネルを示す斜視図である。図2は家庭電気設備模擬装置の電気系統配線図である。図3は家庭電気設備模擬装置の操作パネルを2分割した状態の平面図である。
実施例1の体感型家庭電気設備模擬装置は、家屋模型内に、照明灯、エアコン、洗濯機、冷蔵庫等の家電製品を縮小した家電製品模型1を設置し、各家電製品模型1にその作動状態を点灯明示するLED等の光源を取り付けた家屋電気設備模型2と、家電製品模型1の光源に電力を供給する受電点となる電源部3と、各家電製品模型1の光源を点灯、消灯させるスイッチ4とメータを並列配置した操作パネル5を備えたものである。
電気料金をシミュレーションするためのシステムは、演算処理装置11、データベース12、入力装置13、表示部となる出力装置14とから構成される。演算処理装置11は、入力装置13から入力された電気設備、電力使用量、待機電力量の条件等に基づき各種の演算処理を実行するものである。演算処理装置11は、入力処理を行う入力処理部15、電気設備DB18、電力使用量DB19、待機電力量DB20、その他の基礎情報DB21等のデータについて検索をする検索処理部16、電気料金、待機電力量等について、出力装置14に出力するための制御処理を行う出力処理部17などを備える。データベース12には、電気設備DB18、電力使用量DB19、待機電力量DB20、その他の基礎情報DB21を格納する。
例えば、昼間は家にいることが多く,昼間に電気を使うことが多いときは、「従量電灯」が適している。この従量電灯は、主に家庭用として最も多く利用されている電気料金の契約パターンである。電気を使用する時間帯を区分せず、ひと月の合計の使用量を元に料金を計算するようになっている。
(1)エコノミーナイト「時間帯別電灯」
この「時間帯別電灯」は、電気の使用量を、昼間と夜間に区分して計算する電気料金のパターンである。「昼間は不在が多く、夜間に電気を使うことが多い」、「電気の使用方法を工夫して電気料金を安くしたい」という需要家向けの電気料金である。
(2)ファミリータイム「季節別時間帯別電灯」
この「季節別時間帯別電灯」は、需要家の電気の使用量を季節別・時間帯別に区分して計算する電気料金である。例えば、すべての熱源を電気でまかなう住宅、即ち電化住宅の需要家向けの電気料金である。
このように、本発明の家庭電気設備模擬装置における電気料金シミュレーションでは、実際の家屋と家電製品を縮小し、電気配線ごとの電流などを制御することで、電気配線の仕組みを容易に理解しながら、家電製品の使用状態を模擬することにより電気料金の多寡を容易に実感することができる。
a.各電気製品の消費電力および電気料金
操作パネル5のスイッチ4を操作し、各種の家電製品模型1を運転・停止させ、家電製品模型1ごとの消費電力量およびその電気料金の変化を確認させ、家電製品によって消費電力の大小と電気料金が大きくことなることを表示する。
b.各電気製品の運転が環境に与える影響について
各家電製品模型1を運転させ、運転する家電製品模型1ごとに大気に排出するCO2が大きくなることを表示する。
c.待機電力について
待機電力がある家電製品模型1のコンセント(コンセント模擬スイッチ)を抜いた状態と抜かない状態で使用する電気量および電気料金が異なることを表示する。
d.太陽電池について
太陽電池8を運転させ、太陽光が強い場合は、太陽電池8からの電流が増え、受電電流が減少するとともに電気料金が少なくなることを表示する。
2 家屋電気設備模型
3 電源部
4 スイッチ
5 操作パネル
11 演算処理装置
12 データベース
14 出力装置(表示部)
Claims (5)
- 家屋模型内に、照明灯、エアコン、洗濯機、冷蔵庫等の家電製品を縮小した家電製品模型(1)を設置し、各家電製品模型(1)にその作動状態を点灯明示するLED等の光源を取り付けた家屋電気設備模型(2)と、
前記家電製品模型(1)の光源に電力を供給する電源部(3)と、
前記家電製品模型(1)の光源を点灯、消灯させるスイッチ(4)を並列配置した操作パネル(5)と、
前記家電製品模型(1)の電圧などの条件について、実際の家電製品に必要な電力量の数値データをデータベース(12)に格納し、各家電製品模型(1)ごとの消費電力の増加、減少を算出する演算処理装置(11)と、を備えた、ことを特徴とする家庭電気設備模擬装置。 - 前記家屋電気設備模型(2)の家電製品模型(1)の作動状態に応じて使用する電力量について、
実際の家電製品に必要な電力量の数値データを前記データベース(12)に格納し、前記演算処理装置(11)で各家電製品ごとの消費電力の傾向と共に、その電気料金を算出し、その数値を表示部(14)に表示する、ことを特徴とする請求項1の家庭電気設備模擬装置。 - 前記家屋電気設備模型(2)の家電製品模型(1)の待機電力量について、
実際の家電製品に必要な待機電力の数値データを前記データベース(12)に格納し、前記演算処理装置(11)で各家電製品ごとの待機電力の電気料金を算出し、その数値を表示部(14)に表示する、ことを特徴とする請求項1の家庭電気設備模擬装置。 - 前記家屋電気設備模型(2)の家電製品模型(1)の作動状態に応じて使用する電力量について、
家族構成に応じて単身者パターン、小家族パターン、大家族パターン、深夜電力、平均年齢の相違等に応じて家電製品に必要な電力量の数値データを前記データベース(12)に格納し、前記演算処理装置(11)でその電力量を算出し、その数値を表示部(14)に表示する、ことを特徴とする請求項1の家庭電気設備模擬装置。ことを特徴とする請求項1の家庭電気設備模擬装置。 - 前記家屋電気設備模型(2)の家電製品模型(1)の作動状態に応じて、その使用する電力を発電する際に生じる炭酸ガスの排出量について、
実際の家電製品に必要な電力量とそれに連関する炭酸ガスの排出量の数値データを前記データベース(12)にそれぞれ格納し、前記演算処理装置(11)で家電製品ごとの消費電力の増減に応じて炭酸ガスの排出量を算出し、その数値を表示部(14)に表示する、ことを特徴とする請求項1の家庭電気設備模擬装置。
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