JP2008122324A - 振動対策電子機器 - Google Patents

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Seiji Tanabe
誠司 田邊
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

【課題】電子機器の外部に発生する振動や衝撃が、電子機器の筐体およびその内器に伝播し、内器やその構成部材が磨耗や破損することを軽減、防止する電子機器を実現することにより、内器に対する振動、衝撃などの影響を緩和すること。
【解決手段】筐体に内器が収納されている電子機器において、内器に緩衝部材が充填されている、ことを特徴とするもの。
【選択図】図1

Description

本発明は、筐体に内器が収納されている電子機器に関し、特に内器に対する振動、衝撃などの影響を緩和する技術に関するものである。
筐体に内器を収納する電子機器が、振動や衝撃の起こる場所に設置されることがある。このとき、振動や衝撃が筐体から内器に伝播して、内器やその構成部材が磨耗、破損することがある。
例えば、図3に示すように、プラント計装において電磁流量計1などのフィールド機器が使用されることがある。電磁流量計1は筐体3と検出部4から構成され、検出部4が配管2に接続される(非特許文献1 図3.3.3参照)。
このとき、配管2に接続されているポンプ(図示しない)の稼動により起こる振動や衝撃が、配管2、検出部4、筐体3を介して、筐体3に収納された内器23(図4参照)に伝播することがある。
また、フィールド機器の一つである差圧伝送器は、流量測定のためオリフィスを挿入した配管に導圧管を介して接続されることがある(図示しない)。このとき、同様に前記振動や衝撃が、配管、導圧管、筐体を介し、筐体に収納された内器に伝播することがある。
より詳しく、図4を用いて、電磁流量計1の筐体3と内器23の構成について説明する。図4において、図3と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。電磁流量計1は、筐体3、検出部4、内器23から構成されている(非特許文献1 図5.4.6参照)。なお図4は、筐体3から内器23を取り出した状態を示している。
内器23は、プリント基板7,8、切欠き9,10,11,12を有する取付け部材5、取付け部材6、支柱13,14、ねじ17,18,19,20,21,22、プリント基板7に実装されたコネクタ15などから構成される。
取付け部材6は、一端において、ねじ18、19によって取付け部材5に結合され、プリント基板7,8に対向し、他端において左右にほぼ直角に開き、その開かれた面に切欠き(図示しない)を有する。プリント基板7を、取付け部材5の切欠き9,10と前記取付け部材6の切欠き(図示しない)に嵌合支持し、取付け部材5と6を、支柱13,14,29(図5参照)とねじ20,21,22などを介して結合することにより、プリント基板7が取付け部材5と6で挟持される。また、プリント基板8も、取付け部材5の切欠き11,12と前記取付け部材6の切欠き(図示しない)に嵌合支持し、同様に取付け部材5と6で挟持される。
内器23は、コネクタ15とねじ17を、筐体3に設けたコネクタ16とねじ穴24に接続することにより、筐体3に収納される。
さらに詳しく、内器23のプリント基板7,8の嵌合支持について、特徴部分を示した図5を用いて説明する。図5において、図4と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図5は、図4の内器23を時計方向に約90度回転させた状態を表している。なお、取付け部材5は四角形で記載し、プリント基板7,8と取付け部材6の下の部分などの記載は省略されている。
プリント基板7,8は、上辺の中央部分に段差を設けることにより、両端部分に突出部25,26,27,28を形成している。同様に、下辺にも突出部(図示しない、以下、下辺突出部という)を形成している。
プリント基板7,8の突出部25,26,27,28の各々は、取付け部材5の切欠き9,10,11,12に嵌合支持され、同様に下辺突出部(図示しない)は、前記取付け部材6の切欠き(図示しない)に嵌合支持されている。
取付け部材5と6は、ねじ18、19によって結合され、さらに、支柱13,14,29とねじ20,21,22などを介して結合することにより、プリント基板7,8が取付け部材5と6で挟持される。なお、点線矢印は、前記結合される部分の対応を表している。
横河電機株式会社 User's Manual AXF電磁流量計 一体形/分離形検出器[ハードウエア編] IM 01E20D01−01 7版
しかし、図3と図4において、配管2に接続されているポンプ(図示しない)の稼動により起こる振動や衝撃が、配管2、検出部4、筐体3を介して、筐体3に収納された内器23に伝播し、内器23やその構成部材が、磨耗や破損することがある。
図5において、プリント基板7,8の突出部25,26,27,28の各々は、取付け部材5の切欠き9,10,11,12に嵌め合わされているため、振動や衝撃により、前記突出部と切欠きは、嵌め合いが緩み、磨耗することがある。磨耗が進むと、取付け部材5がプリント基板7,8を十分に支持できず、プリント基板7,8の振動が大きくなり、プリント基板7,8に実装された部品やコネクタ15が破損することがある。また、下辺突出部(図示しない)は、前記取付け部材6の切欠き(図示しない)と嵌め合わされているため、同様のことが起こりうる。
本発明の目的は、電子機器の外部に発生する振動や衝撃が、電子機器の筐体およびその内器に伝播し、内器やその構成部材が磨耗や破損することを軽減、防止する電子機器を実現することにより、内器に対する振動、衝撃などの影響を緩和することである。
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、
筐体に内器が収納されている電子機器において、
内器に緩衝部材が充填されている、
ことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の発明において、
前記内器は、
切欠きを有する取付け部材で挟持されているプリント基板を含む、
ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載の発明において、
前記内器は、
前記緩衝部材が前記プリント基板と前記取付け部材との間に充填されている、
ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の発明において、
前記緩衝部材は、
弾性を有する樹脂である、
ことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の発明において、
前記電子機器は、
フィールド機器である、
ことを特徴とする。
本発明によれば、電子機器の外部に発生する振動や衝撃が、電子機器の筐体およびその内器に伝播し、内器やその構成部材が磨耗や破損することを軽減、防止する電子機器を実現して、内器に対する振動、衝撃などの影響を緩和できる。
[第1の実施例]
図1を用いて、第1の実施例を説明する。図1は、本発明の第1の実施例の特徴的部分を示した電子機器、例えばフィールド機器の一つである電磁流量計1の内器32であり、図4、5と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。
プリント基板7,8と取付け部材5,6との空間に緩衝部材30,31を充填する。
その結果、プリント基板7の側辺の一部または全部と、それに対向する取付け部材6や取付け部材5も含めた部分とが、緩衝部材30(斜線で図示)で結合される。また、他方の側辺においても、同様に、緩衝部材(図示しない)で結合することができる。
プリント基板8の側辺の一部または全部と、それに対向する取付け部材6や取付け部材5も含めた部分とが、緩衝部材31(斜線で図示)で結合される。また、他方の側辺においても、同様に、緩衝部材(図示しない)で結合することができる。
このような構成において、電子機器の外部に発生する振動や衝撃が、電子機器の筐体およびその内器に伝播しても、緩衝部材によって、吸収することができる。
具体的には、プリント基板7,8や取付け部材5,6が振動や衝撃を受けても、緩衝部材30,31などによって吸収され、振動や衝撃による、これらの変位やその加速度を小さくすることができる。
本実施例によって、電子機器の外部に発生する振動や衝撃による、内器やその構成部材の磨耗や破損を軽減、防止し、内器に対する振動、衝撃などの影響を緩和できる。具体的には、プリント基板7,8や取付け部材5,6の磨耗を軽減、防止し、プリント基板7,8の振動が大きくなるのを防止することにより、プリント基板7,8に実装された部品やコネクタ15が破損するのを防止することができる。
[第2の実施例]
図2を用いて、第2の実施例を説明する。図2は、本発明の第2の実施例の特徴的部分を示した電子機器、例えばフィールド機器の一つである電磁流量計1の内器37であり、図1、4、5と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。
プリント基板7,8と取付け部材5,6との嵌合部分を覆うように緩衝部材33,34,35,36を充填する。
その結果、プリント基板7の突出部25と取付け部材5の切欠き9との嵌合部分が、緩衝部材33(斜線で図示)で結合される。同様に、突出部26と切欠き10との嵌合部分が、緩衝部材34(斜線で図示)で結合される。また、プリント基板7の下辺突出部(図示しない)と前記取付け部材6の切欠き(図示しない)との嵌合部分も、緩衝部材(図示しない)で結合することができる。
プリント基板8の突出部27と取付け部材5の切欠き11との嵌合部分が、緩衝部材35(斜線で図示)で結合される。同様に、突出部28と切欠き12との嵌合部分が、緩衝部材36(斜線で図示)で結合される。また、プリント基板8の下辺突出部(図示しない)と前記取付け部材6の切欠き(図示しない)との嵌合部分も、緩衝部材(図示しない)で結合することができる。
本実施例によって、電子機器の外部に発生する振動や衝撃による、内器やその構成部材の磨耗や破損を軽減、防止し、内器に対する振動、衝撃などの影響を緩和できる。具体的には、プリント基板7,8と取付け部材5,6の嵌め合いの緩みによる磨耗を軽減、防止し、プリント基板7,8の振動が大きくなるのを防止することにより、プリント基板7,8に実装された部品やコネクタ15が、破損するのを防止することができる。
[第3の実施例]
図1,2の緩衝部材30,31,33,34,35,36は、弾性を有する樹脂、例えばポリウレタンやシリコーンなどを用いることができる。なお、ポリウレタンには、発泡性を有するものも含む。
プリント基板7,8に実装された部品は凸凹の形状を有するが、前記緩衝部材30,31,33,34,35,36は、弾性、特に発泡性を有することにより、プリント基板7,8と前記部品の周辺に、ほとんど隙間なく充填でき、プリント基板7,8は、取付け部材5,6とより結合され易くなる。
本実施例によって、より、プリント基板7,8と取付け部材5,6とは、結合され易くなり、振動や衝撃を吸収でき、内器やその構成部材の磨耗や破損を軽減、防止し、内器に対する振動、衝撃などの影響を緩和できる。具体的には、より、プリント基板7,8や取付け部材5,6の磨耗を軽減、防止し、プリント基板7,8の振動が大きくなるのを防止することにより、プリント板7,8に実装された部品やコネクタ15が破損するのを防止することができる。
なお、本発明は、電磁流量計のほか、フィールド機器である差圧伝送器、温度伝送器、コリオリ質量流量計、超音波流量計、渦流量計、レベル計などにも実現できる。
本発明の一実施例の特徴部分を示す構成図である。 本発明の他の実施例の特徴部分を示す構成図である。 電磁流量計の配管接続図である。 従来の電磁流量計の筐体と内器の構成図である。 従来の電磁流量計の内器の特徴部分を示す構成図である。
符号の説明
5、6 取付け部材
8 プリント基板
9、10、11、12 切欠き
13、14、29 支柱
25、26、27、28 突出部
30、31、33、34、35、36 緩衝部材
32、37 内器

Claims (5)

  1. 筐体に内器が収納されている電子機器において、
    内器に緩衝部材が充填されている、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記内器は、
    切欠きを有する取付け部材で挟持されているプリント基板を含む、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記内器は、
    前記緩衝部材が前記プリント基板と前記取付け部材との間に充填されている、
    ことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 前記緩衝部材は、
    弾性を有する樹脂である、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 前記電子機器は、
    フィールド機器である、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電子機器。
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