JP2003152356A - 基板保持構造 - Google Patents

基板保持構造

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JP2003152356A JP2001343976A JP2001343976A JP2003152356A JP 2003152356 A JP2003152356 A JP 2003152356A JP 2001343976 A JP2001343976 A JP 2001343976A JP 2001343976 A JP2001343976 A JP 2001343976A JP 2003152356 A JP2003152356 A JP 2003152356A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器ケースに加わった衝撃がそのまま基板に
伝わらないようにして、基板などの破損を防ぐ。 【解決手段】 機器ケース2内に回路基板1を保持する
基板保持構造において、機器ケース2内に回路基板1を
浮かせた状態で回路基板1の左辺部を機器ケース2に対
して固定し、この回路基板1の上下両面とこれに対向す
る機器ケース2内の上下面との間に配置された一対の緩
衝材5、6で回路基板1の上下両面を挟んで保持した。
従って、機器ケース2に加わった衝撃が回路基板1に伝
わっても、回路基板1の上下両面に配置された一対の緩
衝材5、6によって回路基板1の撓み変形を抑制するこ
とでき、これにより回路基板1に伝わる衝撃を一対の緩
衝材5、6によって緩和することができ、このため機器
ケース2に加わった衝撃がそのまま回路基板1に伝わる
ことがなく、回路基板1などの破損を防ぐことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子カメラや携
帯電話機などの電子機器に用いられる基板保持構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子カメラにおいては、機器ケ
ースの内部にカメラ機能に必要な各種の電子部品を搭載
する回路基板を備え、山、海、川などの様々な場所で利
用されることが多く、これに伴って機器ケース内の電子
回路を衝撃から守ることが要望されている。
【0003】このような回路基板を機器ケース内に保持
する基板保持構造は、従来、図10および図11に示す
ように、回路基板1を収納する機器ケース2の底面に複
数の取付ボス3を回路基板1の両辺部およびその中間部
に対応させて設け、これら取付ボス3上に回路基板1を
位置決めして配置し、この状態で回路基板1の両辺部お
よび中間部をビス4により取付ボス3に取り付けること
により、回路基板1を機器ケース2内に直接接触しない
ように浮かした状態で固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな基板保持構造では、回路基板1の両辺部およびその
中間部が取付ボス3とビス4とによって機器ケース2に
しっかりと固定されているため、機器ケース2に衝撃が
加わると、その衝撃が取付ボス3およびビス4を介して
回路基板1全体にそのまま伝わり、回路基板1が割れた
り、あるいは回路基板に設けられた電子部品が破損した
りするという問題がある。
【0005】この発明の課題は、機器ケースに加わった
衝撃がそのまま基板に伝わらないようにして、基板など
の破損を防ぐことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、機器ケース
内に基板を保持する基板保持構造において、前記機器ケ
ース内に少なくとも前記基板の一端部を固定し、前記基
板の両面とこれに対向する前記機器ケースの内面との間
に配置された一対の緩衝材で前記基板の両面の少なくと
も一部を挟んで保持したことを特徴とする基板保持構造
である。この発明によれば、機器ケースに衝撃が加わ
り、その衝撃が基板に伝わっても、基板の両面を挟んで
保持した一対の緩衝材によって基板の変形が抑制される
ので、基板に伝わる衝撃を一対の緩衝材によって緩和す
ることができ、このため機器ケースに加わった衝撃がそ
のまま基板に伝わることがなく、これにより基板などの
破損を防ぐことができる。
【0007】この場合、請求項2に記載のごとく、前記
一対の緩衝材が前記基板の一面とほぼ同じ大きさで前記
基板の両面に配置されていることにより、機器ケースに
加わった衝撃が一対の緩衝材によって基板の一部分に集
中するのを防ぐことができ、これにより、より一層、基
板などの破損を防ぐことができる。また、請求項3に記
載のごとく、前記一対の緩衝材がゲル状のものであるこ
とにより、機器ケースに加わった衝撃によって基板が撓
み変形するときに、その基板の変形に追従して一対の緩
衝材も変形し、これにより衝撃に伴う基板の変形を一対
の緩衝材で確実に抑制することができ、基板に伝わる衝
撃を一対の緩衝材で軽減できるので、基板などの破損を
確実に防ぐことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して、こ
の発明の第1実施形態について説明する。なお、図10
および図11に示された従来例と同一部分には同一符号
を付して説明する。この基板保持構造は、図1および図
2に示すように、機器ケース2の底部に2つの取付ボス
3を回路基板1の一辺部(同図では左辺部)に対応させ
て設け、これら取付ボス3上に回路基板1の左辺部のみ
を位置決めして配置し、この回路基板1を機器ケース2
内に浮かした状態で取付ボス3上にビス4により固定
し、この状態で回路基板1の上下面に一対の緩衝材5、
6を配置した構造になっている。
【0009】すなわち、回路基板1は、ビス4により取
付ボス3に取り付けられた左辺部を支点として、その右
側部分が上下方向に撓み変形可能に保持されている。ま
た、一対の緩衝材5、6は、ゲル状のものであり、回路
基板1の一面(図2では上面または下面)とほぼ同じサ
イズの平板状に形成されている。この場合、上側の緩衝
材5は、回路基板1の上面と機器ケース2内の上面との
間に配置され、下側の緩衝材6は回路基板1の下面と機
器ケース2内の下面との間に配置されている。
【0010】上側の緩衝材5は、その厚みt1が回路基
板1の上面と機器ケース2内の上面との間のクリアラン
スC1とほぼ同じ厚さ(t1≒C1)に形成されてお
り、下側の緩衝材6は、その厚みt2が回路基板1の下
面と機器ケース2内の下面との間のクリアランスC2と
ほぼ同じ厚さ(t2≒C2)に形成されている。この場
合、上下の緩衝材5、6が同じ材料である場合には、回
路基板1の上面と機器ケース2内の上面との間のクリア
ランスC1と、回路基板1の下面と機器ケース2内の下
面との間のクリアランスC2とがほぼ同じ大きさ(C1
≒C2)に形成され、上下の緩衝材5、6の厚みt1、
t2がほぼ同じ厚さ(t1≒t2)に形成され、これに
より上下の緩衝材5、6が回路基板1の撓み変形に応じ
てほぼ同じ変形量だけ相対的に変形するように構成され
ている。
【0011】このような基板保持構造では、回路基板1
がその左辺部を支点として上下方向に撓み変形可能に保
持されているので、機器ケース2に衝撃が加わると、そ
の衝撃によって回路基板1が撓み変形するが、このとき
に回路基板1の撓み変形に追従して上下の緩衝材5、6
もそれぞれ同時に変形する。例えば、機器ケース2に加
わった衝撃によって、図3に示すように、回路基板1が
上方に向けて撓み変形するときに、上側の緩衝材5が回
路基板1の変形に伴って圧縮変形し、下側の緩衝材6が
回路基板1の変形に伴って膨張変形する。これにより、
回路基板1の撓み変形が上下の緩衝材5、6で抑制さ
れ、回路基板1に伝わる衝撃が上下の緩衝材5、6によ
って緩和される。
【0012】このため、機器ケース2に加わった衝撃が
そのまま回路基板1に伝わるのを防ぐことができ、これ
により回路基板1の割れや、回路基板1に搭載された電
子部品(図示せず)の破損を防ぐことができる。この場
合、特に上下の緩衝材5、6が回路基板1の上下面とほ
ぼ同じサイズに形成されているので、機器ケース2に加
わった衝撃が上下の緩衝材5、6によって回路基板1の
一部分に集中するのを防ぐことができ、これにより、よ
り一層、回路基板1や電子部品(図示せず)などの破損
を防ぐことができる。
【0013】また、この基板保持構造では、上下の緩衝
材5、6が同じ材料で、回路基板1の上下面と機器ケー
ス2内の上下面との間のクリアランスC1、C2がほぼ
同じ大きさ(C1≒C2)で、且つ上下の緩衝材5、6
の厚みt1、t2もほぼ同じ厚さ(t1≒t2)である
から、機器ケース2に加わった衝撃によって上下の緩衝
材5、6がほぼ同じ変形量だけ相対的に変形するので、
回路基板1の撓み変形を確実に且つ良好に抑制すること
ができ、このため回路基板1に伝わる衝撃を大幅に軽減
することができる。これによっても、回路基板1や電子
部品(図示せず)などの破損を確実に防ぐことができ
る。
【0014】なお、上記第1実施形態では、上下の緩衝
材5、6を回路基板1の上下面とほぼ同じサイズに形成
し、これら上下の緩衝材5、6を回路基板1の左辺部を
除いた上下両面のほぼ全域にそれぞれ対応させて配置し
たが、これに限らず、例えば図4または図5に示した各
変形例のように構成しても良い。すなわち、図4に示さ
れた変形例では、上下の緩衝材7、8を回路基板1の上
下面のサイズよりも小さく形成し、その緩衝材7、8を
回路基板1の右側の一部分のみにそれぞれ対応させて配
置し、これにより回路基板1の右側の一部分を上下の緩
衝材7、8で部分的に挟んで保持した構造になってい
る。
【0015】また、図5に示された他の変形例では、上
下の緩衝材7、8を回路基板1の上下面のサイズよりも
小さく形成し、これら上下の緩衝材7、8のうち、上側
の緩衝材7を回路基板1の上面の右端部側に配置し、下
側の緩衝材8を回路基板1の下面のほぼ中央部分に配置
し、これにより回路基板1の上下面を上下の緩衝材7、
8で部分的に挟んで保持した構造になっている。このよ
うないずれの変形例においても、第1実施形態と同様の
作用効果があるほか、特に回路基板1に搭載された電子
部品(図示せず)を避けて各緩衝材7、8を配置するこ
とができる。
【0016】次に、図6および図7を参照して、この発
明の基板保持構造の第2実施形態について説明する。こ
の場合には、図1〜図3に示された第1実施形態と同一
部分に同一符号を付して説明する。この基板保持構造
は、図6および図7に示すように、機器ケース2の底部
に複数の取付ボス3を回路基板10の左右の両辺部にそ
れぞれ対応させて設け、これら取付ボス3上に回路基板
10の両辺部を位置決めして配置し、ビス4により回路
基板10を機器ケース2内に浮かせた状態で取付ボス3
上にビス4により固定し、この状態で回路基板10の上
下面に一対の緩衝材5、6を配置した構造になってい
る。
【0017】この場合、回路基板10は、第1実施形態
の回路基板1よりも、その左右方向の長さが十分に長く
形成され、ビス4により取付ボス3に取り付けられた両
辺部の間に位置する中間部分が上下方向に撓み変形可能
に保持されている。また、一対の緩衝材5、6は、第1
実施形態と同様、同じ材料で回路基板10の上面または
下面とほぼ同じサイズの平板状に形成され、且つ回路基
板10の上下面と機器ケース2内の上下面との間のクリ
アランスC1、C2がほぼ同じ大きさ(C1≒C2)に
形成されていると共に、上下の緩衝材5、6の厚みt
1、t2もほぼ同じ厚さ(t1≒t2)に形成されてい
る。
【0018】このような基板保持構造では、回路基板1
0の左右方向の長さが長く形成され、その中間部分が上
下方向に撓み変形可能に保持されているので、機器ケー
ス2に衝撃が加わると、その衝撃によって回路基板10
の中間部分が撓み変形するときに、この回路基板10の
撓み変形に追従して上下の緩衝材5、6もそれぞれ同時
に変形する。例えば、機器ケース2に加わった衝撃によ
って、図7に示すように、回路基板10の中間部分が上
方に向けて撓み変形するときに、上側の緩衝材5が回路
基板10の変形に伴って圧縮変形し、下側の緩衝材6が
回路基板10の変形に伴って膨張変形する。これによ
り、回路基板10の撓み変形が上下の緩衝材5、6で抑
制され、回路基板10に伝わる衝撃が上下の緩衝材5、
6によって緩和される。
【0019】このため、この基板保持構造においても、
第1実施形態と同様、機器ケース2に加わった衝撃がそ
のまま回路基板10に伝わるのを防ぐことができ、これ
により回路基板10の割れや、回路基板10に搭載され
た電子部品(図示せず)の破損を防ぐことができる。こ
の場合にも、上下の緩衝材5、6が回路基板10の両辺
部を除いた上下面のほぼ全域に配置されているので、機
器ケース2に加わった衝撃が回路基板10の一部分に集
中するのを防ぐことができる。また、上下の緩衝材5、
6が同じ材料で、その厚みもほぼ同じ厚さであるから、
第1実施形態と同様、機器ケース2に加わった衝撃によ
る回路基板10の撓み変形を確実に且つ良好に抑制する
ことができ、このため回路基板10に伝わる衝撃を大幅
に軽減することができる。
【0020】なお、上記第2実施形態においても、上下
の緩衝材5、6を回路基板10の上下面とほぼ同じサイ
ズに形成し、これら上下の緩衝材5、6を回路基板10
の両辺部を除いた上下面のほぼ全域にそれぞれ対応させ
て配置したが、これに限らず、例えば図8または図9に
示した各変形例のように構成しても良い。すなわち、図
8に示された変形例では、図4に示された第1実施形態
の変形例と同様、上下の緩衝材7、8を回路基板10の
上下面のサイズよりも小さく形成し、これら上下の緩衝
材7、8を回路基板10の中央部分にそれぞれ対応させ
て配置し、これにより回路基板10の上下面を上下の緩
衝材7、8で部分的に挟んで保持した構造になってい
る。
【0021】また、図9に示された他の変形例では、図
5に示された第1実施形態の他の変形例と同様、上下の
緩衝材7、8を回路基板10の上下面のサイズよりも小
さく形成し、これら上下の緩衝材7、8を回路基板10
の中間部分において互いに位置をずらして配置し、これ
により回路基板10の上下面を上下の緩衝材7、8で部
分的に挟んで保持した構造になっている。このようない
ずれの変形例においても、第2実施形態と同様の作用効
果があるほか、回路基板10に搭載された電子部品(図
示せず)を避けて各緩衝材7、8を配置することができ
る。
【0022】また、上記第1、第2実施形態およびその
各変形例では、上下の緩衝材5、6(または7、8)を
同じ材料で形成し、回路基板1(または10)の上下面
と機器ケース2内の上下面との間のクリアランスC1、
C2をほぼ同じ大きさ(C1≒C2)に形成し、且つ上
下の緩衝材5、6(または7、8)の厚みt1、t2を
ほぼ同じ厚さ(t1≒t2)に形成したが、これに限ら
ず、上下の緩衝材を弾性係数の異なる材料で形成しても
良い。
【0023】この場合には、弾性係数が大きい緩衝材の
厚みを薄く形成し、弾性係数の小さい緩衝材の厚みを厚
く形成することにより、弾性係数に応じて上下の緩衝材
の厚み(t1≠t2)をそれぞれ設定し、これに応じて
回路基板1(または10)の上下面と機器ケース2内の
上下面との間のクリアランス(C1≠C2)をそれぞれ
異なる大きさに設定すれば良い。このような構造でも、
第1、第2実施形態と同様の作用効果がある。また、異
なる材料でも同じ弾性係数の場合は、上下のクリアラン
スC1、C2をほぼ同じ大きさ(C1≒C2)に形成
し、上下の緩衝材の厚みt1、t2をほぼ同じ厚さ(t
1≒t2)に形成すれば良い。
【0024】さらに、上記第1、第2実施形態およびそ
の各変形例では、上下の緩衝材として、ゲル状の緩衝材
5、6(または7、8)を用いたが、これに限らず、例
えばスポンジやゴム、発泡ウレタンなどの弾性変形しや
す材料を用いても良く、また緩衝材として、放熱性をも
有する材料を用いれば、回路基板1または10に搭載さ
れた電子部品のうち、発熱するICなどの電子部品を緩
衝材で覆っても、その緩衝材でICなどの電子部品の熱
を放熱させることができる。なおまた、上記第1、第2
実施形態およびその各変形例では、電子カメラに適用し
た場合について述べたが、これに限らず、例えば携帯電
話機や携帯型端末機などの電子機器にも広く適用するこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、機器ケース内に基板を保持する基板保持構造におい
て、機器ケース内に少なくとも基板の一端部を固定し、
この基板の両面とこれに対向する機器ケースの内面との
間に配置された一対の緩衝材で基板の両面の少なくとも
一部を挟んで保持したので、機器ケースに加わった衝撃
が基板に伝わっても、基板の両面を挟んで保持した一対
の緩衝材によって基板の変形を抑制することでき、これ
により基板に伝わる衝撃を一対の緩衝材によって緩和す
ることができ、このため機器ケースに加わった衝撃がそ
のまま基板に伝わることがなく、基板などの破損を防ぐ
ことができる。
【0026】この場合、一対の緩衝材が基板の一面とほ
ぼ同じ大きさで基板の両面に配置されていることによ
り、機器ケースに加わった衝撃が一対の緩衝材によって
基板の一部分に集中するのを防ぐことができ、これによ
り、より一層、基板などの破損を防ぐことができる。ま
た、一対の緩衝材がゲル状のものであることにより、機
器ケースに加わった衝撃によって基板が撓み変形すると
きに、その基板の変形に追従して一対の緩衝材も変形
し、これにより衝撃に伴う基板の変形を一対の緩衝材で
確実に抑制することができ、基板に伝わる衝撃を一対の
緩衝材で軽減できるので、基板などの破損を確実に防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基板保持構造の第1実施形態を示し
た平面図。
【図2】図1のA−A矢視における断面図。
【図3】図2の状態で機器ケースに衝撃が加わって回路
基板および上下の緩衝材が弾性変形した状態を示した断
面図。
【図4】図1〜図3に示された第1実施形態の変形例を
示した断面図。
【図5】図1〜図3に示された第1実施形態の他の変形
例を示した断面図。
【図6】この発明の基板保持構造の第2実施形態を示し
た平面図。
【図7】図6の機器ケースに衝撃が加わって回路基板お
よび上下の緩衝材が弾性変形した状態を示した断面図。
【図8】図6および図7に示された第2実施形態の変形
例を示した断面図。
【図9】図6および図7に示された第2実施形態の他の
変形例を示した断面図。
【図10】従来の基板保持構造を示した平面図。
【図11】図10のB−B矢視における断面図。
【符号の説明】
1、10 回路基板 2 機器ケース 3 取付ボス 4 ビス 5、6、7、8 緩衝材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器ケース内に基板を保持する基板保持構
    造において、 前記機器ケース内に少なくとも前記基板の一端部を固定
    し、前記基板の両面とこれに対向する前記機器ケースの
    内面との間に配置された一対の緩衝材で前記基板の両面
    の少なくとも一部を挟んで保持したことを特徴とする基
    板保持構造。
  2. 【請求項2】前記一対の緩衝材は、前記基板の一面とほ
    ぼ同じ大きさで前記基板の両面に配置されていることを
    特徴とする請求項1に記載の基板保持構造。
  3. 【請求項3】前記一対の緩衝材は、ゲル状のものである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の基板保持構
    造。
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