JP2008122274A - 絶縁検査装置及び絶縁検査方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】配線パターンの絶縁検査を行う絶縁検査装置であって、複数の配線パターンにおける二つの配線パターン間の距離が距離情報として記憶される記憶手段51と、検査対象の配線パターンと他の配線パターンの間に電位を与える電源手段2と、電源手段2が電位を与えた際の検査対象間の電気的特性を検出する検出手段4と、この電気的特性から検査対象間の抵抗値を算出する算出手段53と、算出手段の算出結果から検査対象間の絶縁の良否を判定する判定手段54と、電源手段が与える電位の大きさを制御する制御手段52を有し、制御手段は記憶手段に記憶される距離情報にしたがって、電位の大きさを調整することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
尚、本発明は、プリント配線基板に限らず、例えば、フレキシブル基板、多層配線基板、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ用の電極板、及び半導体パッケージ用のパッケージ基板やフィルムキャリアなど種々の基板における電気的配線の検査に適用でき、本明細書では、それら種々の配線基板を総称して「基板」という。
この絶縁検査とは、一方の配線パターンに電圧を印加して、他方の配線パターンに流れる電流を測定することにより、これら配線パターン間の抵抗値を算出して、この抵抗値から絶縁状態を検査するものである。
この結果、絶縁検査対象間の距離が比較的大きい場合に、検査用電圧が小さく設定され、適切な絶縁検査が行われなかったり、また、絶縁検査対象間の距離が比較的小さい場合に、検査用電圧が大きく設定され、必要以上の高負荷な電圧値で絶縁検査が行われたりといった問題を有していた。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、検査対象となる配線パターン間の離間距離に応じて検査条件の電圧を変化させて検査を行う絶縁検査装置及び絶縁検査方法を提供する。
請求項2記載の発明は、前記制御手段は、前記記憶手段の距離情報を所定群に区分し、前記区分に応じる電位を設定することを特徴とする請求項1記載の絶縁検査装置を提供する。
請求項3記載の発明は、前記制御手段が調整する電位は、前記距離が長い場合には該電位が高く、該距離が短い場合には低くなるよう相対的に調整されていることを特徴とする請求項1記載の絶縁検査装置を提供する。
請求項4記載の発明は、前記絶縁検査装置は、更に、前記検査対象の配線パターンとして一つの配線パターンを第一組として選択し、前記一つの配線パターン以外の全ての配線パターンを第二組として選択する選択手段を有し、前記制御手段は、前記第一組の配線パターンと、前記第二組に属する配線パターンのうち前記第一組の配線パターンと最も近い距離にある配線パターンとの距離を距離情報として、前記第一組と前記第二組の電位を調整することを特徴とする請求項1記載の絶縁検査装置を提供する。
請求項5記載の発明は、複数の配線パターンが形成される被検査基板において、前記複数の配線パターンから検査対象となる配線パターンが選択され、該配線パターンの絶縁検査を行う絶縁検査方法であって、前記複数の配線パターンにおける二つの配線パターン間の距離を距離情報として記憶し、前記距離情報を基にして、前記二つの配線パターンの間の電位を調整して印加することを特徴とする絶縁検査方法を提供する。
これらの発明を提供することによって、上記課題を悉く解決する。
このため、配線パターン間の距離に応じた電位を印加して絶縁検査を行うことができるようになり、配線パターン間の絶縁検査を検査精度の高い電位で検査を行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、距離情報を所定群に区分して、その区分に応じる大きさの電位を印加することになるので、電位を与える電源手段の制御の回数を少なくして絶縁検査を行うことができ、検査時間を短縮することができる。
請求項3記載の発明によれば、配線パターン間の距離が長くなれば高電位を印加し、一方で、配線パターン間の距離が短くなれば低電位を印加して絶縁検査を行うので、配線パターン間の距離に応じて電位の大きさを適宜に調整して絶縁検査を行うため、高精度な絶縁検査を行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、複数の配線パターンを検査対象となる一つの配線パターンを第一組とし、この配線パターン以外の全ての配線パターンである残りの配線パターンを第二組とし、この第一組の配線パターンと第二組の配線パターンのうち第一組の配線パターンと最も距離の近い配線パターンとの距離を第一組と第二組の配線パターン間の距離として絶縁検査を行うので、絶縁検査を効率よく時間を短縮して行うことができる。
図1は、本発明に係る絶縁検査装置の概略構成図である。
この図1で示される絶縁検査装置1は、電源手段2、電圧検出手段3、検出手段4、算出手段53、判定手段54、制御手段52、記憶手段51、切替手段7、第一端子8、第二端子9や表示手段10を有している。
また、この絶縁検査装置1は、基板CBに形成される複数の配線パターンP上に設定される検査点に圧接するためのプローブ(コンタクトプローブ)CPが用いられている。このプローブCPにより、所定検査点に対して所定電位を与えたり、所定検査点から電気的特性を検出したりすることができる。
尚、図1では、基板CBに4つの配線パターンP1〜P4が示され、一の字状の配線パターン、T字状の配線パターン及び十字状の配線パターンが示されているが、特に限定されるものではなく、説明の都合上これらの数や形状が示されている。
これら配線パターンPに対して夫々プローブCPが一本ずつ示されているが、配線パターンPに設定される検査点の数や位置は限定されるものではなく、配線パターンの数や位置に応じて設定され、配線パターンの絶縁検査が行われる場合には、少なくとも一本の配線パターンに一本のプローブが接触する必要がある。
この電源手段2は、後述する制御手段52に接続されており、制御手段52により電源手段2の出力値である電圧が調整される。
尚、この電源手段2は、検査対象間に0〜500V程度の大きさの電圧を与えることができるように設定される。
例えば、図1で示される基板CBでは、4つの配線パターンPが形成されており、配線パターンP1に対して配線パターンP2が距離d1を有して配置され、配線パターンP3が距離d2を有して配置され、配線パターンP4が距離d3を有して配置されている。この場合、記憶手段51には、この基板CBの情報として、配線パターンP1の情報として、配線パターンP2に対して距離情報d1、配線パターンP3に対して距離情報d2、さらに、配線パターンP4に対して距離情報d3を有していると記憶されることになる(d3>d2>d1)。
尚、配線パターンP1は、配線パターンP2と距離d1を有して配置されているため、配線パターンP2は配線パターンP1と距離d1を有して配置されることになる。また、この距離は、二つの配線パターンの最も接近する距離を定義しており、検査対象間の距離はこの配線パターン間の距離が設定されている。
また、この記憶手段51に記憶される距離情報は、上記の如き全ての配線パターン間の距離を距離情報として記憶させずに、予め配線パターンと最も近距離にある配線パターンを特定し、この近距離の距離情報のみを記憶させることもできる。
このため、後述する選出手段6により検査対象となる配線パターンPが選択された場合には、制御手段52はこの配線パターンPに関する距離情報を記憶手段51から得ることになる。このため、制御手段52は検査対象間の距離情報を基に電源手段2の出力制御(電圧の大きさ制御)を行うことができる。
具体的には、この制御手段52に、y=ax+b(a,bは任意に設定しておく)となるような一次関数を設定しておき、最大の距離情報(=x)の場合に300V(=y)が印加されるように条件設定し、距離情報に応じて電圧を算出するように設定することもできる。
この制御手段52が行う区分けは、所定の群に所属するように全ての距離情報が区分けされる。例えば、第一群、第二群、第三群と第四群を設定し、例えば、10μm未満の距離(距離情報)は第一群、10μm以上15μm未満の距離は第二群、15μm以上20μm未満の距離は第三群、20μm以上の距離は第四群というグループ化を行うことが可能である。
このように複数の所定群を設定することにより、設定される群の数だけ、絶縁検査を行う電圧の大きさを変化させればよい(第四群まで存在するので、4種類の電圧の大きさを設定する)。この場合、同じ群に所属する配線パターンから順番に検査対象とすることによって、所定群毎に検査することが可能となり、電圧可変回数を4回に低減して検査時間を短縮することができる。
また、検査処理される第一群乃至第四群は、絶縁検査を行う低電圧から高電圧となるように、また高電圧から低電圧となるように検査の順番を設定することもできる。
尚、配線パターンPの距離情報を予め記憶手段51に所定群となるように記憶しておき、絶縁検査が実施される際に、群毎に検査が実施されるように設定することもできる。
この算出手段53が行う具体的な抵抗値の算出方法は、電圧検出手段3が検出する電圧値と検出手段4が検出する電流値から、検査対象間の抵抗値を算出する。このように、算出することによって、検査対象間の抵抗値を算出することができ、検査対象間の絶縁状態を判定することが可能となる。
この判定手段54が行う判定は、予め良品の場合の抵抗値を基準値として設定しておき、この算出結果と基準値とを比較することにより、その良否を判定することができる。
絶縁検査の場合、検査対象間の絶縁性が確実に維持されているかどうかが問題であるため、基準値よりも算出結果が大きい場合には絶縁状態が良好であり、基準値よりも算出結果が小さい場合には絶縁状態が不良であると判断される。尚、この基準値は、検査対象間毎又は所定群毎に設定されることができる。
この判定手段54が基板CBに対して良品・不良品の判定を行った後には、後述する表示手段10に良品又は不良品の表示が行われる。
本発明での検査対象の配線パターンPとは、複数の配線パターンPから特定の一本の配線パターンPを示しており、例えば、電源手段2の上流側(プラス電極側)に接続される配線パターンPを示すこともできるし、電源手段2の下流側(マイナス電極側)に接続される一本の配線パターンPを指し示すことができる。
例えば、電源手段2の上流側に接続される配線パターンPを検査対象とする場合には、残りの全ての配線パターンPが並列に接続されるとともに、電源手段2の下流側に接続されることになる。また、電源手段2の下流側に接続される配線パターンPを検査対象とする場合には、残り全ての配線パターンPが並列に接続されるとともに、電源手段2の上流側に接続される。このように接続されることにより、検査対象の配線パターンPとその他残りの配線パターン群の検査対象間を設定することになる。
この選出手段6が行う具体的な配線パターンの選出は、後述する切替手段7を用いることにより実施される。例えば、切替手段7の各スイッチ素子SWのON/OFF制御を行うことにより、検査対象となる配線パターンを選出することができる。
本絶縁検査装置1では、検査対象となる配線パターンが電源手段2と接続されるための上流側電源供給端子81と接続されるように、スイッチ素子SW1がONされることになる。また同時に、上流側電圧検出手段91とこの配線パターンが接続されるようにスイッチ素子SW3がONされる。
例えば、図1で示される実施形態では、配線パターンP1を検査対象とする場合、選出手段6が、配線パターンP1に接続する上流側電源供給端子81と上流側電圧検出端子91を選出し、これら端子81、91のスイッチ素子SW1とスイッチ素子SW3をONさせるように促す信号を送信する。この信号を切替手段7が受信することにより、スイッチ素子SW1とスイッチ素子SW3が動作することになる。
また、この場合、検査対象の配線パターン以外の配線パターンP2〜P4(残りの配線パターン)に対応するスイッチ素子SW2とスイッチ素子SW4がONされるように促す信号が送信される。
このように、配線パターンPが選出されることにより、絶縁検査を効率良く処理することができる。
このため、検査対象間は、検査対象の一本の配線パターンP(第一組)と残り複数の配線パターン群(第二組)が形成されるが、この検査対象間の距離は、検査対象の配線パターンPとこの検査対象の配線パターンと最も近い距離にある配線パターンPとの距離情報が用いられることになる。
例えば、図1の基板CBでは、配線パターンP1と3本の配線パターンP2〜P4によって、検査対象間が形成されるが、配線パターンP1とこの配線パターンP1と最も距離の近い配線パターンP2の距離(d1)が検査対象間の距離情報として用いられることになる。
尚、予め記憶手段51に、配線パターン毎に最も近い距離の配線パターンとこの距離を距離情報として記憶させておくこともできる。
この電源供給端子8は、電源手段2の上流側(正極側)と配線パターンを接続する上流側電源供給端子81と、電源手段2の下流側(負極側)又は検出手段4と配線パターンPとを接続する下流側電源供給端子82を有している。
図1で示される如く、この電源供給端子8の上流側電源供給端子81及び下流側電源供給端子82は、保護抵抗Rを介して配線パターンPに対して設けられている。
これらの上流側電源供給端子81と下流側電源供給端子82は、夫々に切替手段7のスイッチ素子SWを有しており、この切替手段7のスイッチ素子SWのON/OFF動作により、接続状態/未接続状態が設定されることになる。
この保護抵抗Rは、静電気放電(electro-static discharge)保護用の抵抗である。
この電圧検出端子9は、電圧検出手段3の上流側(正極側)と配線パターンPを接続する上流側電圧検出端子91と、電圧検出手段3の下流側(負極側)と配線パターンPを接続する下流側電圧検出端子92を有してなる。
図1で示される如く、この電圧検出端子9の上流側電圧検出端子91及び下流側電圧検出端子92は、保護抵抗Rを介して配線パターンPに対して設けられている。
これらの上流側電圧検出端子91と下流側電圧検出端子92は、電源供給端子8と同様、夫々に切替手段7のスイッチ素子SWを有しており、この切替手段7のスイッチ素子SWのON/OFF動作により、接続状態/未接続状態が設定されることになる。
尚、図1では、上流側電源供給端子81の動作を制御するスイッチ素子を符号SW1とし、上流側電圧検出端子91の動作を制御するスイッチ素子を符号SW3とし、下流側電源供給端子82の動作を制御するスイッチ素子を符号SW2とし、下流側電圧検出端子92の動作を制御するスイッチ素子を符号SW4として示している。
以上が本発明に係る絶縁検査装置1の構成の説明である。
まず、絶縁検査装置1の記憶手段51に検査対象となる基板CBの全ての配線パターンP間の距離を示す距離情報が記憶される(S1)。
記憶手段51に基板CBの配線パターン間の距離情報が記憶され、基板CBが検査を行うことのできる検査台(図示せず)に配置される。
このとき、記憶手段51には、距離情報以外に基板CBの配線パターンPを検査するに必要な情報(例えば、検査点の数情報、その検査点の位置情報や検査点の選択順番情報)などがさらに記憶される。
基板CBの検査としては、まず、各配線パターンPの導通検査が行われ、配線パターンPの導通確認が行われる。この導通検査は、絶縁検査が実施される前に検査されることが好ましい。尚、この導通検査時において、不良が発見された基板CBは不良品として回収され、絶縁検査は行われない。
この絶縁検査では、まず、複数の配線パターンPから検査対象となる配線パターンPが第一組として選択される。また同時に、基板CBの他の残り全ての配線パターンPが第二組として選択される(S2)。
このとき、第一組と第二組の間が、抵抗値を算出するための検査対象間となる。
例えば、図3では、配線パターンP1が検査対象である第一組として選出された場合を示している。この配線パターンP1に接続されるスイッチ素子SW1とスイッチ素子SW3がONとなるように動作される。また一方で、配線パターンP2乃至配線パターンP4に接続されるスイッチ素子SW2とスイッチ素子SW4がONとなるように夫々動作される。
尚、この図3で示される場合において、配線パターンP2を第一組として選択した場合、配線パターンP1、配線パターンP3と配線パターンP4が第二組として選択され、距離情報は配線パターンP1の距離d1となる。
この電圧は、距離情報に応じて設定されるものであり、記憶手段51に記憶されることになる。
そして、この検査対象間での絶縁検査が実施される。このとき、第一組と第二組の間で所定の電圧が印加されるように、第一組の配線パターンP1に電流が供給される。次いで、第一組と第二組の間が所定電圧に設定されると、第一組と第二組との検査対象間の電流値を測定する(S6)。
検査対象間の抵抗値が算出されると、この抵抗値と絶縁状態の良否を判定する基準値と比較され、絶縁状態の良否が判定される(S8)。
このとき、絶縁状態に問題がなければ(良品と判定されれば)、未だ検査対象として第一組に選択されていない配線パターンPが第一組として選択され、絶縁検査が実施される。
そして、基板CBに設けられる全ての配線パターンPが検査対象となるまで繰り返し実施される。
図3では、検査対象の配線パターン(第一組に選択された配線パターン)を電源手段2の上流側(正極側)に接続して、絶縁検査を行う方法を示しているが、検査対象の配線パターンを電源手段2の下流側(負極側)に接続して、絶縁検査を行うようにしてもよい。
このように、印加される電圧に応じて群分けされることによって、電圧の変化数を低減することができ、検査時間を短縮することが可能となる。
以上が本発明に係る絶縁検査装置の動作の説明である。
2・・・・・電源手段
3・・・・・電圧検出手段
4・・・・・検出手段
51・・・・記憶手段
53・・・・算出手段
54・・・・判定手段
55・・・・制御手段
P・・・・・配線パターン
CB・・・・基板
d1〜d5・配線パターン間の距離
Claims (5)
- 複数の配線パターンが形成される被検査基板において、前記複数の配線パターンから検査対象となる配線パターンが選択され、該配線パターンの絶縁検査を行う絶縁検査装置であって、
前記複数の配線パターンにおける二つの配線パターン間の距離が距離情報として記憶される記憶手段と、
前記検査対象の配線パターンと他の配線パターンの間に電位を与える電源手段と、
前記電源手段が電位を与えた際の前記検査対象の配線パターンと他の配線パターンの間の電気的特性を検出する検出手段と、
前記検出手段が検出する電気的特性から、前記検査対象の配線パターンと他の配線パターンの間の抵抗値を算出する算出手段と、
前記算出手段の算出結果から前記検査対象の配線パターンと他の配線パターンの間の絶縁の良否を判定する判定手段と、
前記電源手段が与える電位の大きさを制御する制御手段を有し、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶される距離情報にしたがって、前記電位の大きさを調整することを特徴とする絶縁検査装置。 - 前記制御手段は、前記記憶手段の距離情報を所定群に区分し、前記区分に応じる電位を設定することを特徴とする請求項1記載の絶縁検査装置。
- 前記制御手段が調整する電位は、前記距離が長い場合には該電位が高く、該距離が短い場合には低くなるよう相対的に調整されていることを特徴とする請求項1記載の絶縁検査装置。
- 前記絶縁検査装置は、更に、
前記検査対象の配線パターンとして一つの配線パターンを第一組として選択し、前記一つの配線パターン以外の全ての配線パターンを第二組として選択する選択手段を有し、
前記制御手段は、前記第一組の配線パターンと、前記第二組に属する配線パターンのうち前記第一組の配線パターンと最も近い距離にある配線パターンとの距離を距離情報として、前記第一組と前記第二組の電位を調整することを特徴とする請求項1記載の絶縁検査装置。 - 複数の配線パターンが形成される被検査基板において、前記複数の配線パターンから検査対象となる配線パターンが選択され、該配線パターンの絶縁検査を行う絶縁検査方法であって、
前記複数の配線パターンにおける二つの配線パターン間の距離を距離情報として記憶し、
前記距離情報を基にして、前記二つの配線パターンの間の電位を調整して印加することを特徴とする絶縁検査方法。
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