JP2008120279A - ステップパネル構造 - Google Patents

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Yasuo Imai
康夫 今井
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Toyota Auto Body Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

【課題】重量増や組付け工数の増加という問題を生じることなくステップパネルの剛性強化を図る。
【解決手段】ステップパネル1の水平パネル部13の前端部に、その外側縁131を残して所定の幅で車両左右方向へ延びる段付きの凹陥部14を車両前後方向へ間隔をおいて複数形成してこれら凹陥部14の間を車両左右方向へ延びる縦ビード15とするとともに、残された外側縁131を、縦ビード15と同レベルでかつ当該縦ビード15よりも小幅の車両前後方向へ延びる横ビード16となし、外側縁131に近い凹陥部14の外側端部に、凹陥深さが凹陥部14の他の部分に比して段付きに浅くなった中間部17を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明はステップパネル構造に関し、特に、スライドドアで開閉される車両乗降口のステップパネルの強化構造に関する。
図3にはスライドドアで開閉されるバン型車の側面乗降口Oの前半部斜視図を示し、図 4には図3のIV-IV線に沿った垂直断面図を示す。上記側面乗降口Oを構成するステップパネル5は略L字断面(図4)に屈曲させられて車両前後方向(図3の左右方向)へ延び、垂直パネル部51は上端がフロアパネル6の外縁下面に接合され、水平パネル部52は外側縁521が乗降口Oの開口部に臨んでいる。上記水平パネル部52には前後方向へ間隔をおいて、所定幅で車両内外方向へ延びる突出部が形成されて強化ビード53としてあり、これによって、乗降時に印加する荷重(乗降荷重、図3の矢印)により車両内外方向でステップパネル5が湾曲変形しないようにしている。
ところで、上記ステップパネル5の下面には、通常、下方へ向く略U字形断面の(図4)、スライドドアのロアガイドレール4が接合してあり、これによってステップパネル5の車両前後方向での湾曲変形が抑えられている。しかし、上記ロアガイドレール4はステップパネル5の前端部54でスライドドアを車内へ引き込むために車両内方へ大きく変位しており(図3)、このため、乗降荷重を受けると上記前端部54が車両前後方向で湾曲変形するおそれがあった。そこで、従来は、ステップパネル前端部54の下面に補強プレート7を接合してその剛性を確保していた。
なお、特許文献1には車両乗降口にアウトリガを設け、これとサイドメンバおよびサイドシルで囲まれた部分にステップパネルを設けてその剛性を強化した構造が示されている。
特開平8−253170
しかし、補強プレート7でステップパネル5の剛性確保を図る上記従来の構造では、補強プレート7の追加による重量増や、補強プレート7をステップパネル5へ接合するためのスポット溶接点の増加による組付け工数の増大が問題となっていた。
そこで本発明はこのような課題を解決するもので、重量増や組付け工数の増大という問題を生じることなくステップパネルの剛性強化を図ることができるステップパネル構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、ステップパネル(1)の水平パネル部(13)の少なくとも一部に、その外側縁(131)を残して所定の幅で車両左右方向へ延びる段付きの凹陥部(14)を車両前後方向へ間隔をおいて複数形成してこれら凹陥部(14)の間を車両左右方向へ延びる縦ビード(15)とするとともに、残された外側縁(131)を、縦ビード(15)と同レベルでかつ当該縦ビード(15)よりも小幅の車両前後方向へ延びる横ビード(16)となし、外側縁(131)に近い凹陥部(14)の外側端部に、凹陥深さが凹陥部(14)の他の部分に比して段付きに浅くなった中間部(17)を形成してある。
本発明において、例えば水平パネル部の前端部ではロアガイドレールが車両内方へ湾曲変位しているため、車両左右方向での剛性に加えて車両前後方向での剛性も低下する。ここにおいて、本発明では、凹陥部の間に縦ビードが形成されて車両左右方向での湾曲変形が防止される。同時に上記凹陥部が水平パネル部の外側縁を所定の幅で残すように形成されて車両前後方向へ延びる横ビードが形成されるとともに、上記外側縁に近い凹陥部内には中間部が形成されているから、これら横ビードと中間部とにより、乗降荷重による水平パネル部の車両前後方向での湾曲変形も防止される。この際、縦ビードと同レベルの横ビードは、縦ビードよりも小幅としてあるから、縦ビードと横ビードの交叉部で広い平面が生じてこの部分で剛性が低下することがない。本発明においては、補強プレートを必要としないから、重量の増加や、補強プレートをステップパネルへ接合するためのスポット溶接点の増加による組付け工数の増加の問題を生じない。
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以上のように、本発明のステップパネル構造によれば、重量増や組付け工数の増加という問題を生じることなくステップパネルの剛性強化を図ることができる。
図1にはステップパネル1の前半部の平面図を示し、図2には図1のII-II線に沿った垂直断面図を示す。図1においてステップパネル1は前端部11の外縁がBピラー2に接して位置して、車両の側面開口Oに沿って車両前後方向(図1の左右方向)へ延びている。ステップパネル1は図2に示すように、フロアパネル(図示略)に接続される垂直パネル部12と、下面にロッカーパネル3の内端が接合された水平パネル部13とを有する略L字断面に成形されている。水平パネル部13の下面には、車両前後方向へ延びる略逆U字断面のスライドドア用ロアガイドレール4が接合されている。
ロアガイドレール4はステップパネル1の水平パネル部13下面の前端部11を除く部分ではその幅方向の略中央に位置している。したがって、ロアガイドレール4の存在によって、水平パネル部13の大部分では乗降荷重に対し車両前後方向での剛性は高く維持されており、車両左右方向(図1の上下方向)での湾曲変形を防止する構造のみを考慮すれば良い。これに対して、水平パネル部13の前端部11では、図1に示すようにロアガイドレール4が車両内方へ変位しており、この部分では車両左右方向に加えて車両前後方向での剛性も低下する。このため、上記前端部11においては、乗降荷重による車両左右方向での湾曲変形に加えて車両前後方向での湾曲変形を防止する構造も必要となる。そこで、本実施形態では、以下のようなステップパネル構造でこれを実現している。
すなわち、ステップパネル1の水平パネル部13には車両前後方向へ間隔をおいて所定の幅で車両左右方向へ延びる段付きの凹陥部14が複数形成されており、これら凹陥部14の間に、垂直パネル部12との境界から水平パネル部13の外側縁131に至る、車両左右方向へ延びる縦ビード15が形成されて、これによって、乗降荷重による水平パネル部13の車両左右方向での湾曲変形が防止される。
一方、上記水平パネル部13の前端部11では、凹陥部14は水平パネル部13の外側縁131を所定の幅で残すように形成されており、所定の幅で残された外側縁131は、上記縦ビード15と同レベルで車両前後方向へ延びる横ビード16(図2)となっている。この横ビード16の幅は縦ビード15の幅よりも十分小さくなっているから、縦ビード15と横ビード16の交叉部(図1のX部)で広い平面が生じてこの部分で剛性が低下するという問題は生じない。
さらに、水平パネル部13の前端部11に形成された凹陥部14では、横ビード16に近い平面視で略四角領域の外側端部における凹陥深さを、他の部分に比して段付きに浅くして中間部17としてある(図2)。このようにして、水平パネル部13の前端部11では、垂直パネル部12との境界から外側縁131へ延びる縦ビード15によって乗降荷重による水平パネル部13の車両左右方向での湾曲変形が防止されるとともに、横ビード16と中間部17によって、乗降荷重による水平パネル部13の車両前後方向での湾曲変形も防止される。
本発明の一実施形態を示すステップパネル前半部の平面図である。 図1のII-II線に沿った垂直断面図である。 従来例を示す、バン型車の側面乗降口の前半部斜視図である。 図3のIV-IV線に沿った垂直断面図である。
符号の説明
1…ステップパネル、13…水平パネル部、131…外側縁、14…凹陥部、15…縦ビード、16…横ビード、17…中間部。

Claims (1)

  1. ステップパネルの水平パネル部の少なくとも一部に、その外側縁を残して所定の幅で車両左右方向へ延びる段付きの凹陥部を車両前後方向へ間隔をおいて複数形成してこれら凹陥部の間を車両左右方向へ延びる縦ビードとするとともに、残された前記外側縁を、前記縦ビードと同レベルでかつ当該縦ビードよりも小幅の車両前後方向へ延びる横ビードとなし、前記車両外側縁に近い前記凹陥部の外側端部に、凹陥深さが前記凹陥部の他の部分に比して段付きに浅くなった中間部を形成したことを特徴とするステップパネル構造。
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