JP2008119652A - 液体供給装置およびその不具合検出方法 - Google Patents

液体供給装置およびその不具合検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008119652A
JP2008119652A JP2006308912A JP2006308912A JP2008119652A JP 2008119652 A JP2008119652 A JP 2008119652A JP 2006308912 A JP2006308912 A JP 2006308912A JP 2006308912 A JP2006308912 A JP 2006308912A JP 2008119652 A JP2008119652 A JP 2008119652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
defect
detection
liquid supply
holding unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006308912A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4957957B2 (ja
Inventor
Manabu Fueki
学 笛木
Taichiro Nezu
多一郎 根津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2006308912A priority Critical patent/JP4957957B2/ja
Priority to US11/930,261 priority patent/US8087549B2/en
Publication of JP2008119652A publication Critical patent/JP2008119652A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4957957B2 publication Critical patent/JP4957957B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

【課題】液体が流通する通路の詰まりや気体送出手段の故障など、液体供給動作に影響する不具合を検出することができる液体供給装置およびその不具合検出方法を実現する。
【解決手段】ディスペンサヘッドの液体保持部に保持された液体を加圧された気体により外部に押し出すようにした液体供給装置において、前記液体保持部に所定量の液体を注入する液体注入手段と、 この液体保持部に加圧された気体を送り込む気体送出手段と、前記液体注入手段の不具合を検出する第1の不具合検出手段と前記気体送出手段の不具合を検出する第2の不具合検出手段とのいずれかを有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、加圧された気体により液体を外部に定量供給する液体供給装置およびその不具合検出方法に関するものである。
従来より、加圧された気体により液体を外部に定量供給する液体供給装置として、下記のような発明が提案されている。
特開2004−237150号公報
図7は、特許文献1に記載された、従来の液体供給装置の一例を示す図である。
収容容器102は液体104が入れられる容器であり、収容容器102の収容口に液体を一定量押出すピストン103が設けられている。液体104の押出し量の調整は、例えば収容容器2に一定間隔にメモリを付与しておき、必要量のメモリの位置までピストン103の下端部を押し下げたり、ピストン103の押し下げ距離を制御するような制御手段を設けることによって行う。
ピストン103は装置外部に排出すべき量の液体を計量調整して押し出し、ピストン103が押し出した量だけ液体104が通路106を経由して通路105内に突出(104a)する。このピストン103の移動量によって、装置外部へ液体104が一度に排出される量が最終的に決定される。
通路105は、通路105のうち一端に液体排出部110を備えた吐出ノズル108が形成されており、他端に液体104の突出部分104aに圧縮空気を送る気体送出手段107が設けられている。
気体送出手段107は、この液体の突出部分104aに対して、圧縮空気を勢い良く噴出する。圧縮空気を送り込むことによって、液体の突出部分104aを突出方向に対して垂直に分断するとともに、分断された液体を液体排出部110に向かって搬送する。搬送した液体を液体排出部110から装置外部に吐出することによって、液体の定量供給を行う。
このように、収容容器102に設けられているピストン103で液体104の吐出量をコントロールするため、吐出量を容易に計量することができる。さらに、ピストン103で押し出した量と同じ量の液体104が、通路105に突出して装置外部に搬送されることから、液体104を定量精度よく外部に吐出することができる。また、圧縮空気の圧力で液体104を吐出するため、液体排出部110における液体104の残留や液ダレの発生を防ぐことができる。
しかしながら、特許文献1のような発明では、通路105や通路106、吐出ノズル108に液体が詰まり、正しく液体供給が行われなくなる可能性がある。このような場合に、特許文献1のような構成では、通路105等に詰まりが生じたということを検出することができない。また、気体送出手段107が故障して圧縮空気が通路105に送り込まれず、正しく液体供給が行われなくなったような場合にも、気体送出手段107に問題が生じたということを検出することができない。このように、適正に液体供給動作が行われなくなった場合に、装置内のどこでどのような不具合が発生したのかを検出することができない。
本発明は、上記のような従来の問題をなくし、液体が流通する通路の詰まりや気体送出手段の故障など、液体供給動作に影響する不具合が発生した際にその不具合を検出することができる液体供給装置およびその不具合検出方法を実現することを目的とする。
上記のような目的を達成するために、本発明の請求項1では、ディスペンサヘッドの液体保持部に保持された液体を加圧された気体により外部に押し出すようにした液体供給装置において、前記液体保持部に所定量の液体を注入する液体注入手段と、
この液体保持部に加圧された気体を送り込む気体送出手段と、
前記液体注入手段の不具合を検出する第1の不具合検出手段と前記気体送出手段の不具合を検出する第2の不具合検出手段との少なくともいずれかを有することを特徴とする。
請求項2では、請求項1に記載の液体供給装置において、
前記第1の不具合検出手段は、
前記液体保持部の内部に液体が存在するか否かを検出する液体検出センサと、
この液体検出センサの出力に基づいて前記液体注入手段の不具合の有無や不具合箇所の判定を行う不具合判定部と、
を有することを特徴とする。
請求項3では、請求項2に記載の液体供給装置において、
前記液体保持部は透過性のある部材で形成され、
前記液体検出センサは、前記液体保持部を挟んで対向する発光側光ファイバと受光側光ファイバとを備えた透過型光ファイバであることを特徴とする。
請求項4では、請求項2に記載の液体供給装置において、
前記液体検出センサは、前記液体保持部を挟んで対向する電極を備え、前記液体保持部の静電容量を検出する静電容量式センサであることを特徴とする。
請求項5では、請求項1乃至4のいずれかに記載の液体供給装置において、
前記第2の不具合検出手段は、
加圧された気体が通る通路の圧力を検出する圧力センサと、
この圧力センサの出力に基づいて前記気体送出手段の不具合の有無や不具合箇所の判定を行う不具合判定部と、
を有することを特徴とする。
請求項6では、請求項5に記載の液体供給装置において、
前記圧力センサは前記加圧された気体が通る通路の複数の位置に設けられたことを特徴とする。
請求項7では、請求項1乃至6のいずれかに記載の液体供給装置において、
前記第1および第2の不具合検出手段は、不具合検出時に警報信号を出力することを特徴とする。
請求項8では、ディスペンサヘッドの液体保持部に保持された液体を加圧された気体により外部に押し出すようにした液体供給装置の不具合検出方法において、
前記液体保持部に所定量の液体を注入する液体注入ステップと、
この液体保持部に加圧された気体を送り込む気体送出ステップと、
前記液体注入ステップの不具合を検出する第1の不具合検出ステップと前記気体送出ステップの不具合を検出する第2の不具合検出ステップとの少なくともいずれかを有することを特徴とする。
請求項9では、請求項8に記載の液体供給装置の不具合検出方法において、
前記第1の不具合検出ステップは、
前記液体保持部の内部に液体が存在するか否かを検出する液体検出ステップと、
この液体検出ステップの出力に基づいて前記液体注入ステップの不具合の有無や不具合箇所の判定を行う不具合判定ステップと、
を有することを特徴とする。
請求項10では、請求項9に記載の液体供給装置の不具合検出方法において、
前記液体検出ステップは、前記液体保持部に光を照射し、その光の透過量に基づいて前記液体保持部の内部に液体が存在するか否かを検出することを特徴とする。
請求項11では、請求項9に記載の液体供給装置の不具合検出方法において、
前記液体検出ステップは、前記液体保持部の静電容量値に基づいて前記液体保持部の内部に液体が存在するか否かを検出することを特徴とする。
請求項12では、請求項8乃至11のいずれかに記載の液体供給装置の不具合検出方法において、
前記第2の不具合検出ステップは、
加圧された気体が通る通路の圧力を検出する圧力検出ステップと、
この圧力検出ステップの出力に基づいて前記気体送出ステップの不具合の有無や不具合箇所の判定を行う不具合判定ステップと、
を有することを特徴とする。
請求項13では、請求項12に記載の液体供給装置の不具合検出方法において、
前記圧力検出ステップは、前記加圧された気体が通る通路の複数の位置で圧力を検出することを特徴とする。
請求項14では、請求項8乃至13のいずれかに記載の液体供給装置の不具合検出方法において、
前記第1および第2の不具合検出ステップは、不具合検出時に警報信号を出力することを特徴とする。
このように、液体注入手段の不具合を検出する第1の不具合検出手段と、前記気体送出手段の不具合を検出する第2の不具合検出手段の少なくともいずれかを設けることにより、液体が流通する通路の詰まりや気体送出手段の故障など、液体供給動作に影響する不具合が発生した際にその不具合を検出することができる液体供給装置およびその不具合検出方法を実現することができる。また、第1または第2の不具合検出手段を設けておけば、不具合が発生した際に不具合箇所や不具合内容を特定することができるため、不具合発生後の修復時間を短縮することができる。
また、第1の不具合検出手段と第2の不具合検出手段の両方を備えるようにすれば、第1の不具合検出手段と第2の不具合検出手段の両方の検出結果を利用することができ、不具合検出の精度を向上させることができる。
液体注入手段の不具合検出に関しては、液体保持部に液体が存在するか否かを検出し、その検出結果と液体注入の進行状況と照らし合わせることで、液体注入手段に不具合が生じていないかどうかを調べることができる。さらに、気体送出手段による気体送出の進行状況とも照らし合わせれば、気体送出手段に何らかの不具合が生じているかどうかも知ることができる。
液体保持部に液体が存在するか否かの検出は、透過型光ファイバを用いて光の透過率の変化として検出してもよいし、電極を用いて静電容量の変化として検出してもよい。
気体送出手段の不具合検出に関しては、加圧された気体が通る通路の圧力を検出しその検出結果と気体送出の進行状況とを照らし合わせることで、気体送出手段に不具合が生じていないかどうかを調べることができる。
また、加圧された気体が通る通路の圧力を複数の位置で検出すれば、圧力値の比較によって不具合発生箇所の特定が容易となる。
さらに、何らかの不具合が検出された際に警報信号を出力するようにすれば、液体供給装置の使用者は不具合発生を容易に認識することができる。
以下、図面を用いて本発明の液体供給装置およびその不具合検出方法を説明する。
図1は本発明の液体供給装置およびその不具合検出方法の一実施例を示す図である。
本実施例の液体供給装置は、装置外部に液体を排出するディスペンサヘッド1、ディスペンサヘッド1に液体を供給する液体注入手段2、ディスペンサヘッド1に加圧した気体を送る気体送出手段3、コントローラ4、液体注入手段2の不具合を検出する第1の不具合検出手段6、気体送出手段3の不具合を検出する第2の不具合検出手段7から構成される。溶液ビン5は液体の供給源である。
液体注入手段2は、シリンジ22、シリンジ22内のシリンジピストン23、シリンジピストン23に接続されているピストン駆動棒24、ピストン駆動棒24の駆動を制御する短軸駆動スライダ25、シリンジ22の先端とディスペンサヘッド1を接続する供給路21から構成されている。
単軸駆動スライダ25は、リニアスライダとステッピングモータとボールネジなどから構成されるものであり、コントローラ4から駆動信号を受けて、シリンジピストン23の軸方向にピストン駆動棒24を所望の距離だけ移動させる。
シリンジ22は内部に液体を収納しておくことができ、シリンジピストン23を図1中下方に移動させることによって、シリンジ22内部の液体をシリンジの先端から供給路21に押し出すことができる。
供給路21には、シリンジ22とディスペンサヘッド1の途中に切替手段211が設けられている。切替手段211によって、シリンジ22の接続先をディスペンサヘッド1から溶液ビン5に切り替えることができる。切替手段211としては三方弁などが考えられる。切替手段211はコントローラ4からの信号で接続先を選択する。
シリンジ22内に液体を収容したい場合には、切替手段211によってシリンジ22と溶液ビン5をつなぎ、シリンジピストン23を下方から上方へ引き上げる。すると溶液ビン5から液体用チューブ21c、21aを経由して溶液ビン5の液体がシリンジ22内に吸引される。シリンジ22からディスペンサヘッド1へ液体を供給する際には、切替手段211を切り替えてシリンジ22とディスペンサヘッド1がつながるようにする。
気体送出手段3は気体の圧縮を行うコンプレッサ31と、制御手段32、フィルタ33から構成される。コンプレッサ31は、制御手段32とフィルタ33を介してディスペンサヘッド1に接続される。34aはコンプレッサ31と制御手段32をつなぐ気体用チューブ、34bは制御手段32とフィルタ33をつなぐ気体用チューブ、34cはフィルタ33とディスペンサヘッド1をつなぐ気体用チューブである。制御手段32はコンプレッサ31の圧縮気体をディスペンサヘッド1へ送り込む開閉制御を行う。制御手段32としては電磁弁などが考えられる。制御手段32の開閉制御はコントローラ4からの信号で行う。
フィルタ33はディスペンサヘッド1にごみや油などが流れないようにするために設置されるものであり、エアフィルタやミストフィルタが用いられる。なお、図1ではフィルタ33はディスペンサヘッド1と制御手段32の間に設置されているが、制御手段32とコンプレッサ31の間に設置される場合もある。また、必要に応じて両方に設置される場合もある。
第1の不具合検出手段6は、ディスペンサヘッド1に取り付けられた透過型光ファイバセンサ611と、この透過型光ファイバセンサ611の信号を増幅する光ファイバアンプ612と、光ファイバアンプ612の信号が入力される不具合判定部62を備える。透過型光ファイバセンサ611と光ファイバアンプ612とで液体検出センサ61を構成する。不具合判定部62を設ける場所は特に制限しないが、本実施例ではコントローラ4内に設ける。
第2の不具合検出手段7は、圧力センサ71a〜71cと不具合判定部72から構成される。圧力センサ71a〜71cはそれぞれ気体用チューブ34a〜34cの圧力値を測定し、測定結果を不具合判定部72に入力する。不具合判定部72を設ける場所は特に制限しないが、本実施例ではコントローラ4内に設ける。
なお、圧力センサは気体送出手段3を構成する要素(たとえば制御手段32、フィルタ33)で不具合が発生しそうな構成要素の上流と下流に取り付けるとよい。本実施例では、コンプレッサ31と制御手段32との間の圧力を測定するように圧力センサ71aが取り付けられ、制御手段32とフィルタ33の間に圧力センサ71b、フィルタ33とディスペンサヘッド1の間に圧力センサ71cが取り付けられている。このように圧力センサを配置することで、制御手段32の上流と下流の圧力をそれぞれ圧力センサ71a、71bで把握することができる。同様に、フィルタ33の上流と下流の圧力をそれぞれ圧力センサ71b、71cで把握することができる。
不具合判定部72は、各圧力センサから入力された圧力値と気体送出動作の進行状況とを照らし合わせて、各圧力センサにおいて圧力値が高くなっているべき時に圧力値が高くない場合、または圧力値が低くなっているべきときに圧力値が低くない場合に、気体送出手段3に不具合が発生したと判定する。
図2は供給路21とディスペンサヘッド1の関係を示す図である。供給路21とディスペンサヘッド1の構成の説明のため、図2では透過型光ファイバセンサ611を省略して描いている。
21aはシリンジ22の先端と切替手段211を結ぶ液体用チューブ、21bは切替手段211とディスペンサヘッド1を結ぶ液体用チューブ、21cは切替手段211と溶液ビン5を結ぶ液体用チューブである。211a、211b、211cは切替手段211内の流路であり、それぞれ21a、21b、21cに接続している。211dは切替手段211内部の弁である。コントローラ4からの信号でこの弁211dを制御し、流路211aを流路211bと流路211cのいずれかに接続する。
ディスペンサヘッド1の内部では、液体用チューブ21bと液体保持部11が交差して交差部14を構成している。液体保持部11の一端には、1回に外部に供給する量の液体を貯めることができる持液体貯め部13が接続され、他端には細管からなる液体排出部12が接続されている。
図3は交差部14および透過型光ファイバ611の拡大図である。液体保持部11の交差部14の部分にレーザー光が通過するように、透過型光ファイバセンサ611の発光側光ファイバ611aと受光側光ファイバ611bを対向させて設置する。液体保持部11はPFAなどレーザーを透過する材料で作成する。ディスペンサヘッド1は液体保持部11に透過型光ファイバセンサ611を取り付けることができるようにする。
図4は液体検出センサ61による液体検出の説明図であり、(a)は液体保持部11に液体が保持されていない場合、(b)は液体が保持されている場合を示している。
例として装置外部へ供給する液体として透明あるいは半透明のものを考える。一つ前の液体供給動作が終了した時には、図4(a)のように、液体用チューブ21bには液体が存在するが、液体保持部11には液体が存在しない。液体保持部11にレーザーを照射すると液体保持部11の流路壁で光が反射し、光の透過率は低くなる。
次に、シリンジピストン22を動かして所望量の液体をディスペンサヘッド1に注入する(液体をセットする)と、図4(b)のように液体保持部11内に液柱15ができる。するとディスペンサヘッド1の材質と液体の屈折率が近くなり、レーザーの透過率が高くなる。このように、液体検出センサ611はレーザーの透過率のちがいによって液体保持部11内に液体が存在するか否かの判定を行う。
供給する液体が不透明の場合は、液体保持部11に液体が存在している場合の方がレーザー透過率が低くなる。したがって、供給する液体の種類とレーザーの透過率変化の関係を考慮した判定基準を設けておく。
透過型光ファイバ611の信号は光ファイバアンプ612に出力され、光ファイバアンプ612で透過率の変化をモニタする。
このような構成の液体供給装置の液体供給動作について説明する。液体供給動作の要点は、シリンジピストン23を供給したい容量分動かして交差部14に送り、液体保持部11、液体貯め部13に保持された液体をコンプレッサ31で加圧された空気により液体排出部12から噴出させて液体供給を行うことである。
まず、液体を溶液ビン5からシリンジ22に吸引した後に、シリンジピストン23を吐出方向に動かし、交差部14まで液体が達するようにする。
次に、1回に外部に供給したい容量分だけシリンジピストン23を動かし、交差部14から液体を押し出して液体保持部11に保持させる。供給する容量が大きい場合には液体貯め部13にも液体が貯まる。なお、液体貯め部13の流路断面積を液体排出部12の細管の流路断面積よりも大きくしておけば、管摩擦抵抗の違いにより液体は細管の先端から漏れることなく、液体貯め部13に貯まる。
液体保持部11への液体注入が完了したら、制御手段32の弁を開けて、コンプレッサ31から液体貯め部13に向けて加圧された気体を送出する。この加圧された気体の送出により、液体貯め部13、液体保持部11に貯まっていた液体が液体排出部11の先端から噴出し、装置外部に液体の供給が行われる。
一連の液体供給動作において、シリンジ22や各液体用チューブ、液体保持部11、液体排出部12のどこかで液体の詰まりが発生し、液体が正しく移動していかない場合が起こりうる。また、コンプレッサ31からディスペンサヘッド1までの経路においても、制御手段32の故障やフィルタ33の詰まりにより、加圧された気体が正しく送出されていかない場合が起こりうる。以下にこのような液体注入系や気体送出系に生じた不具合を検出する、第1の不具合検出手段と第2の不具合検出手段について説明する。
まず第1の不具合検出手段6の動作について説明する。ここでも液体が透明あるいは半透明である場合を例にあげて説明する。シリンジピストン23を動かして所望の液体量をディスペンサヘッド1に送ると液体保持部11に液柱15ができる。液体保持部11の材質と液体の屈折率が近いため、レーザーの透過率は高くなるはずである。液体保持部11に液体が存在する際のレーザー透過率の正常値をT1とする。
しかし、もしシリンジ22あるいはシリンジピストン23に不具合が有る場合や、供給路21、切替手段211などに問題がある場合には、液体保持部11内に液柱15ができない。そのためレーザー透過率は正常値T1よりも低い値となる。そのような場合は、不具合判定部62は液体注入手段2に不具合が生じていると判断する。すなわち、シリンジ22やシリンジピストン23、ピストン駆動装置24、切替手段211、供給路21のどこかに不具合が発生していると判定する。一方、液体保持部11への液体注入動作後のレーザー透過率が正常値T1であった場合には、液体注入手段2は不具合なく液体注入動作を正常に修了したと判定する。
液体注入動作が正常に終了し、制御手段32を開けて加圧気体をディスペンサヘッド1へ噴出させると、その加圧気体により液体保持部11内の液柱15は吹き飛ばされて液体保持部11内からなくなり、レーザー透過率は再び透過率T1よりも下がるはずである。
しかし、液体排出部12の細管が詰まっていたり、気体送出手段3(コンプレッサ31、制御手段32、フィルタ33、気体用チューブ34a〜34c)に不具合が有る場合には、加圧気体が正しく送出されず、液柱15が飛ばされずに液体保持部11内に残る。したがってレーザー透過率は高いままとなる。そのような場合には、不具合判定部72は液体排出部12や気体送出手段3のどこかに不具合があると判定する。
このように、不具合判定部62では、液体保持部11に液体が存在しているか否かの情報を液体検出センサから受け、装置外部への液体供給動作の進行状況と照らし合わせて、液体保持部11に液体が存在しているべきタイミングに液体が存在していない場合、または液体が存在しないはずのタイミングに液体が存在していた場合に、不具合が発生したと判定する。
次に、第2の不具合検出手段7の動作について説明する。
図5は圧力センサ71a〜71cの測定結果の例を示す図であり、(a)は正常動作時、(b)はディスペンサヘッド1に詰まりが発生している場合、(c)はフィルタ33に詰まりが発生している場合を示している。線Aは圧力センサ71aの測定圧力、線Bは圧力センサ71bの測定圧力、線Cは圧力センサ71cの測定圧力である。縦軸は圧力値、横軸は時間であり、ゼロからtONまでは制御手段32が閉まっている状態、tONからtOFFは制御手段32を開き、加圧気体を送出して液体排出部12から液体の排出を行っている状態、tOFFでは制御手段32を再度閉めた状態である。
図5(a)では、ゼロからtONまでの間は圧力C、Bは大気圧に近い値であり、圧力Aはコンプレッサ31の加圧圧力となっている。tONからtOFFの間は液体の排出が行われるため、圧力Aは大気圧に近づき、圧力Cと圧力Bは若干上昇する。tOFFで制御手段32を閉じるとまた初期の状態に戻る。
もしtON以前に圧力Aが加圧圧力になっていなければ、不具合判定部72はコンプレッサ31が動作していないなどの不具合が発生していると判定することができる。
ディスペンサヘッド1が詰まると、図5(b)のようにtONで制御手段32を開いても圧力Aはほとんど変化せず、圧力Cと圧力Bがコンプレッサ31の加圧圧力に近づく。この場合にはディスペンサヘッド1が詰まっていると判定することができる。
フィルタ33が詰まると、図5(c)のようにtONで制御手段32を開いても圧力A、圧力Cはほとんど変化せず、圧力Bだけがコンプレッサ31加圧圧力に近づく。この場合にはフィルタ33が詰まっていると判定することができる。
さらに、制御手段32を開閉しても圧力A、B、Cともに変化しない場合には、制御手段32に不具合があると判定することができる。
コントローラ4は液体供給装置の動作をコントロールするとともに、不具合判定部62、72において不具合の判定を行う。不具合が発生した場合には、これらの不具合に関する情報をコントローラ4を通して外部に表示したり、警報信号を出力する。あるいは記録媒体に記録するようにしてもよい。
本実施例の液体供給装置では、第1の不具合検出手段6および第2の不具合検出手段7の両方を搭載しているが、どちらか一方のみを搭載するようにしてもよい。第1の不具合検出手段6のみを搭載した場合でも液体供給手段2または気体送出手段3における不具合の発生を検出することができる。また、第2の不具合検出手段のみを搭載した場合でも、気体送出手段3やディスペンサヘッド1詰まりなどの不具合を検出することができる。
ただし、第1および第2の不具合検出手段を両方備えていれば、両者の不具合検出結果から、液体供給装置のどこでどのような不具合が発生したかを総合的に判断することができる。その結果、不具合検出の精度が向上し、また不具合発生箇所の特定も容易となる。
前記実施例1では、液体検出センサ61として透過型光ファイバセンサ611と光ファイバアンプ612を用いたが、静電容量式センサを用いて液体保持部11に液体が存在するかどうかを検出することができる。
図6は液体保持部11に静電容量式センサを設置した例を示す図である。液体保持部11を挟んで電極613a、613bを対向させ、これらの電極間の静電容量Cを測定する。水と空気の静電容量は約80倍と大きく異なるため、液体保持部11内に液体がある場合は電極間の静電容量Cは高くなる。静電容量値を検出することにより、液体保持部11に液体が存在するか否かを検出することができる。測定した静電容量Cは不具合判定部62に入力され、あとは前記実施例1の光ファイバセンサを用いた場合と同様に詰まりなどの不具合検出を行うことができる。
図1は本発明の液体供給装置およびその不具合検出方法の一実施例を示す図。 図2は供給路21とディスペンサヘッド1の関係を示す図。 図3は交差部14および透過型光ファイバ611の拡大図。 図4は液体検出センサ61による液体検出の説明図。 図5は圧力センサ71a〜71cの測定結果の例を示す図。 図6は液体保持部11に静電容量式センサを設置した例を示す図。 図7は従来の液体供給装置の一例を示す図。
符号の説明
1 ディスペンサヘッド
11 液体保持部
12 液体排出部
13 液体貯め部
14 交差部
2 液体注入手段
21 供給路
21a〜21c 液体用チューブ
211 切替手段
22 シリンジ
23 シリンジピストン
24 ピストン駆動棒
25 短軸駆動スライダ
3 気体送出手段
31 コンプレッサ
32 制御手段
33 フィルタ
34a〜34c 気体用チューブ
4 コントローラ
5 溶液ビン
6 第1の不具合検出手段
61 液体検出センサ
611 透過型光ファイバセンサ
611a 発光側光ファイバ
611b 受光側光ファイバ
612 光ファイバアンプ
613a、613b 電極
62 不具合判定部
7 第2の不具合検出手段
71a〜71c 圧力センサ
72 不具合判定部

Claims (14)

  1. ディスペンサヘッドの液体保持部に保持された液体を加圧された気体により外部に押し出すようにした液体供給装置において、
    前記液体保持部に所定量の液体を注入する液体注入手段と、
    この液体保持部に加圧された気体を送り込む気体送出手段と、
    前記液体注入手段の不具合を検出する第1の不具合検出手段と前記気体送出手段の不具合を検出する第2の不具合検出手段との少なくともいずれかを有することを特徴とする液体供給装置。
  2. 前記第1の不具合検出手段は、
    前記液体保持部の内部に液体が存在するか否かを検出する液体検出センサと、
    この液体検出センサの出力に基づいて前記液体注入手段の不具合の有無や不具合箇所の判定を行う不具合判定部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の液体供給装置。
  3. 前記液体保持部は透過性のある部材で形成され、
    前記液体検出センサは、前記液体保持部を挟んで対向する発光側光ファイバと受光側光ファイバとを備えた透過型光ファイバであることを特徴とする請求項2に記載の液体供給装置。
  4. 前記液体検出センサは、前記液体保持部を挟んで対向する電極を備え、前記液体保持部の静電容量を検出する静電容量式センサであることを特徴とする請求項2に記載の液体供給装置。
  5. 前記第2の不具合検出手段は、
    加圧された気体が通る通路の圧力を検出する圧力センサと、
    この圧力センサの出力に基づいて前記気体送出手段の不具合の有無や不具合箇所の判定を行う不具合判定部と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の液体供給装置。
  6. 前記圧力センサは前記加圧された気体が通る通路の複数の位置に設けられたことを特徴とする請求項5に記載の液体供給装置。
  7. 前記第1および第2の不具合検出手段は、不具合検出時に警報信号を出力することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の液体供給装置。
  8. ディスペンサヘッドの液体保持部に保持された液体を加圧された気体により外部に押し出すようにした液体供給装置の不具合検出方法において、
    前記液体保持部に所定量の液体を注入する液体注入ステップと、
    この液体保持部に加圧された気体を送り込む気体送出ステップと、
    前記液体注入ステップの不具合を検出する第1の不具合検出ステップと前記気体送出ステップの不具合を検出する第2の不具合検出ステップとの少なくともいずれかを有することを特徴とする液体供給装置の不具合検出方法。
  9. 前記第1の不具合検出ステップは、
    前記液体保持部の内部に液体が存在するか否かを検出する液体検出ステップと、
    この液体検出ステップの出力に基づいて前記液体注入ステップの不具合の有無や不具合箇所の判定を行う不具合判定ステップと、
    を有することを特徴とする請求項8に記載の液体供給装置の不具合検出方法。
  10. 前記液体検出ステップは、前記液体保持部に光を照射し、その光の透過量に基づいて前記液体保持部の内部に液体が存在するか否かを検出することを特徴とする請求項9に記載の液体供給装置の不具合検出方法。
  11. 前記液体検出ステップは、前記液体保持部の静電容量値に基づいて前記液体保持部の内部に液体が存在するか否かを検出することを特徴とする請求項9に記載の液体供給装置の不具合検出方法。
  12. 前記第2の不具合検出ステップは、
    加圧された気体が通る通路の圧力を検出する圧力検出ステップと、
    この圧力検出ステップの出力に基づいて前記気体送出ステップの不具合の有無や不具合箇所の判定を行う不具合判定ステップと、
    を有することを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載の液体供給装置の不具合検出方法。
  13. 前記圧力検出ステップは、前記加圧された気体が通る通路の複数の位置で圧力を検出することを特徴とする請求項12に記載の液体供給装置の不具合検出方法。
  14. 前記第1および第2の不具合検出ステップは、不具合検出時に警報信号を出力することを特徴とする請求項8乃至13のいずれかに記載の液体供給装置の不具合検出方法。
JP2006308912A 2006-11-13 2006-11-15 液体供給装置 Active JP4957957B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006308912A JP4957957B2 (ja) 2006-11-15 2006-11-15 液体供給装置
US11/930,261 US8087549B2 (en) 2006-11-13 2007-10-31 Liquid supply apparatus and method of detecting fault thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006308912A JP4957957B2 (ja) 2006-11-15 2006-11-15 液体供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008119652A true JP2008119652A (ja) 2008-05-29
JP4957957B2 JP4957957B2 (ja) 2012-06-20

Family

ID=39511008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006308912A Active JP4957957B2 (ja) 2006-11-13 2006-11-15 液体供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4957957B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021529952A (ja) * 2018-07-03 2021-11-04 シーメンス・ヘルスケア・ダイアグノスティックス・インコーポレイテッド ピペット装置の近接感知のために無脈動空気流を生成する小型圧電空気ポンプ

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6511565B1 (ja) * 2018-05-07 2019-05-15 日本山村硝子株式会社 離型剤供給監視装置、および、ガラスびん成形用金型への離型剤噴霧装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05293391A (ja) * 1992-04-15 1993-11-09 Fuji Electron Kk 液体分注装置
JPH06249862A (ja) * 1993-03-01 1994-09-09 Daikin Ind Ltd 分注装置における異常検出方法およびその装置
JPH0894642A (ja) * 1994-07-28 1996-04-12 Hitachi Ltd 液体採取方法および装置
JPH0954023A (ja) * 1995-07-13 1997-02-25 Ciba Corning Diagnostics Corp サンプル流体吸引供給方法および装置
JPH10114394A (ja) * 1996-05-31 1998-05-06 Packard Instr Co Inc 微量流体処理装置
JP2006098226A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Fuji Photo Film Co Ltd シリンジポンプの異常検出方法及び液体吸引吐出器並びに生化学分析装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05293391A (ja) * 1992-04-15 1993-11-09 Fuji Electron Kk 液体分注装置
JPH06249862A (ja) * 1993-03-01 1994-09-09 Daikin Ind Ltd 分注装置における異常検出方法およびその装置
JPH0894642A (ja) * 1994-07-28 1996-04-12 Hitachi Ltd 液体採取方法および装置
JPH0954023A (ja) * 1995-07-13 1997-02-25 Ciba Corning Diagnostics Corp サンプル流体吸引供給方法および装置
JPH10114394A (ja) * 1996-05-31 1998-05-06 Packard Instr Co Inc 微量流体処理装置
JP2006098226A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Fuji Photo Film Co Ltd シリンジポンプの異常検出方法及び液体吸引吐出器並びに生化学分析装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021529952A (ja) * 2018-07-03 2021-11-04 シーメンス・ヘルスケア・ダイアグノスティックス・インコーポレイテッド ピペット装置の近接感知のために無脈動空気流を生成する小型圧電空気ポンプ
JP7079352B2 (ja) 2018-07-03 2022-06-01 シーメンス・ヘルスケア・ダイアグノスティックス・インコーポレイテッド ピペット装置の近接感知のために無脈動空気流を生成する小型圧電空気ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4957957B2 (ja) 2012-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5349759B2 (ja) 液体検知センサ
JP5015655B2 (ja) 液体材料供給装置およびこれを用いた液体材料供給方法
JP7100719B2 (ja) ディスペンス制御機器及びその吐出制御方法
JP2008145112A (ja) オートサンプラ洗浄機構
JP4957957B2 (ja) 液体供給装置
JP2002519704A (ja) 吸引および分配システムをモニタするための方法および装置
CN108088710B (zh) 具有泵机构、检查气体测量系统的气体引导元件工作预备性用的装置
WO2009110369A1 (ja) 気泡有無判定方法および分注装置
JP2007322285A (ja) 分注装置
US10954931B2 (en) Linear displacement pump with position sensing and related systems and methods
JP2012236135A (ja) 物体選別装置
JP2023514849A (ja) 品質及び効率を向上するための流体分配システムの均衡及び分配の監視
JP2007527533A (ja) 気泡検出を有する最適化された高性能液体クロマトグラフィサンプル導入
JP2006008249A (ja) 袋手段を有する流体ディスペンサカートリッジ
JP5548408B2 (ja) インクジェット記録装置及びそのインク漏れ検出方法
JP5097658B2 (ja) 流量センサの調整方法
US8087549B2 (en) Liquid supply apparatus and method of detecting fault thereof
US20150210080A1 (en) Liquid storing device, liquid storing method and inkjet recording device
JP4952470B2 (ja) 分注装置および分注装置における吐出状態判定方法
JP6540714B2 (ja) 脱気装置及びインクジェット記録装置
KR20120036830A (ko) 분획 수집 동안 액체 손실을 감소시키기 위한 장치
JPWO2016098535A1 (ja) 脱気装置及びインクジェット記録装置
JP2009270453A (ja) 送液システム、分析装置及び送液ポンプの寿命診断方法
JP4896193B2 (ja) 液漏れ検出装置及びこれを備えた樽洗浄システム
JP2688163B2 (ja) 分注装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110927

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4957957

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150