JPH05293391A - 液体分注装置 - Google Patents

液体分注装置

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JPH05293391A
JPH05293391A JP11988492A JP11988492A JPH05293391A JP H05293391 A JPH05293391 A JP H05293391A JP 11988492 A JP11988492 A JP 11988492A JP 11988492 A JP11988492 A JP 11988492A JP H05293391 A JPH05293391 A JP H05293391A
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JP
Japan
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air
liquid
dispensed
container
dispensing
Prior art date
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Pending
Application number
JP11988492A
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English (en)
Inventor
Koichi Nariyama
紘一 成山
Hiroshi Endo
廣 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electronics Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electronics Co Ltd
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Publication date
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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分注した液体の量のバラツキが少なくかつ分
注液体量の変更調整が容易であり、しかも高速で連続的
な液体の分注ができる、簡易な液体分注装置を提供す
る。 【構成】 空気導入口4および液体排出口5を有する栓
1で密閉した分注用液体収容容器2と、空気導入口4に
連結した管を通って容器2内に空気を所定量ずつ連続的
に供給する装置と、空気の所定量ずつの連続的供給に応
じて、容器2から排出される液体6の各所定量を受容す
る複数の収容部7を有する可動受器3とを含む液体分注
装置である。この空気を連続的に供給する装置は、液体
収容容器2への所定量の空気の供給を、この装置の空気
室内の空気を一度に排出することによって行なう空気連
続供給装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、液体試料をバラツキが
少なく連続的に分注することのできる簡易な装置に関す
る。
【従来の技術】従来、臨床検査等において液体試料を定
量的に多数分注する必要がある場合には、スポイト、メ
スピペット、シリンジ、マイクロピペット、ステッパー
等が使用されている。その中で、操作性が良く、定量性
の高い分注ができる液体分注器具としては、例えば特開
平1−135544号公報に記載の液体分注器具が知ら
れている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の液体を分注する器具には、依然として、分注した液
体量にバラツキがある上、1回で分注できる液体の量に
も制約がある。しかも、連続的に多量の液体試料を分注
する場合には、多くの操作時間を要し、また連続的な分
注操作自体が困難でもある。本発明の目的は、分注した
液体量のバラツキが少なくかつ分注液体量の変更調整が
容易であり、しかも高速で連続的な液体の分注ができ
る、簡易な液体分注装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の液体分注装置は、空気導入口および液体排
出口を有する栓で密閉した分注用液体収容容器と、前記
空気導入口に連結した管を通って前記容器内に空気を所
定量ずつ連続的に供給する装置と、空気の所定量ずつの
連続的供給に応じて、前記容器から排出される液体の各
所定量を受容する複数の収容部を有する可動受器とを含
んで成る液体分注装置であって、前記の空気を連続的に
供給する装置が、前記容器への所定量の空気の供給を、
この装置の空気室内の空気を一度に排出することによっ
て行う空気連続供給装置であることを特徴とする。
【作用】本発明の液体分注装置において、まず制御装置
のスイッチを入れると、空気供給装置から、その空気室
中に存在するほとんど全ての空気すなわち所定量の空気
が、分注用液体収容容器内に繰り返し連続的に送り込ま
れることになる。一方、受器については、空気供給装置
からの空気の連続的な各供給に連動して、受器の収容部
が連続的に順次移動する。その結果、容器から所定量ず
つ連続的に排出される液体試料はそれぞれ、受器の複数
の収容部に順次連続的に収容されることになる。
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の一実施例の液体分注装置の断面
図である。図1に示す液体分注装置は、栓1で密閉され
た分注用液体収容容器2と空気供給装置と可動受器3と
から構成される。栓1には、空気供給装置から供給され
る空気を導入するための空気導入口4と、分注用液体収
容容器2内に充填されている液体試料6を排出するため
の液体排出口5が設けられている。液体試料6が充填さ
れ栓1で密閉された分注用液体収容容器2は、分注用液
体収容容器2として例えばガラス製試験管中にまず液体
試料6が充填され、次いで例えばゴム製の栓1でキャッ
プされることにより、組み立てられる。空気供給装置
は、スイッチを含む制御装置に接続されている電磁弁8
a、8b、8c、8dと、電磁弁8cを介して空気圧源
に連結されているシリンダー装置9とから構成される。
弁8cとシリンダー装置9との間には、スピードコント
ローラー10を設けて、シリンダー装置9の空気推進室
15内に導入される空気の流速を調整するのが好まし
い。シリンダー装置9には、ストッパー12とシリンダ
ー13とピストン14により囲まれた空気室11が設け
られている。空気室11の容量すなわち送出する空気量
は、ストッパー12を移動させることにより任意に調整
される。本実施例の装置においては、制御装置のスイッ
チの作動により、空気圧源から空気推進室15内に空気
が導入されてピストン14が前進し、それによって空気
室11から空気が送出されるが、他の態様では、空気圧
源を使用するかわりに、ソレノイド構造あるいはモータ
ーに連結されたカム構造により、ピストン14を前進さ
せることもできる。シリンダー装置9のかわりに、例え
ば所定容量の空気室を有する金属ベローズ装置を使用し
てもよい。スイッチを含む制御装置は、電磁弁8a、8
b、8c、8dに接続されており、電磁弁の開閉をコン
トロールしている。すなわち、スイッチを作動させる
と、電磁弁8b、8dに通電してこれらの弁が閉状態と
なり次いで電磁弁8a、8cに通電してこれらの弁が開
状態となるように、タイマー、コンピューター等で制御
される。電磁弁8a、8cが開状態となると、空気圧源
から空気推進室15内に空気が導入され、そのためピス
トン14が前進して、空気室11内の空気はすべて電磁
弁8aが設けられている連結管を通って容器2内に導入
される。その後、電磁弁8a、8cは閉状態となり、電
磁弁8b、8dが開状態となる。前進しているピストン
14は、それとシリンダー13との間に設けられたバネ
16により元の状態に戻る。この一連の操作が連続的に
繰り返される。なお、電磁弁8bの開口部分にはフィル
ターを設けて、塵埃を除去するのが好ましい。図1中で
は記載を省略してあるが、制御装置は可動受器3に接続
されており、分注用液体収容容器2内への空気の供給に
連動して、可動受器3の収容部7が連続的に順次移動す
るように構成されている。収容部7を有する可動受器3
は、具体的には例えばマイクロプレートが好ましい。
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の液体分注装
置は、空気供給装置の空気室内の空気を一度に排出し
て、分注用液体収容容器内へ所定量の空気を導入してお
り、同一部分での繰り返し作動によるため、排出される
空気量すなわち分注した液体の量のバラツキが少ない。
さらに、空気供給装置のうちストッパー等の調整によっ
て、分注する液体量の変更が容易である。しかも、本発
明の液体分注装置は、比較的構造が簡単かつ簡潔であ
り、高速で連続的に液体を分注することができる。その
ため、本発明の液体分注装置は、臨床検査、食品・化学
の実験において、具体的には、菌液、薬液、分析用試料
等の液体試料の多量かつ多数の分注に好適に使用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の液体分注装置の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 栓 2 液体収容容器 3 可動受器 6 液体試料 9 シリンダー装置 11 空気室 14 ピストン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気導入口および液体排出口を有する栓
    で密閉した分注用液体収容容器と、前記空気導入口に連
    結した管を通って前記容器内に空気を所定量ずつ連続的
    に供給する装置と、空気の所定量ずつの連続的供給に応
    じて、前記容器から排出される液体の各所定量を受容す
    る複数の収容部を有する可動受器とを含んで成る液体分
    注装置であって、 前記の空気を連続的に供給する装置が、前記容器への所
    定量の空気の供給を、この装置の空気室内の空気を一度
    に排出することによって行う空気連続供給装置であるこ
    と、を特徴とする前記液体分注装置。
JP11988492A 1992-04-15 1992-04-15 液体分注装置 Pending JPH05293391A (ja)

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