JP2008119400A - 遊技機 - Google Patents

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泰典 樋口
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Abstract

【課題】設計者の演出意図に沿った色の光を点灯させることのできる遊技機を提供すること。
【解決手段】赤色LED(LR)、緑色LED(LG)、および青色LED(LB)からなるフルカラーの発光素子303により遊技の演出をおこなう遊技機であって、赤色LED(LR)の駆動電流を制御する赤色LED用抵抗器(R1+R4)と、緑色LED(LG)の駆動電流を制御する緑色LED用抵抗器(R2)と、青色LED(LB)の駆動電流を制御する青色LED用抵抗器(R3)と、赤色LED用抵抗器に並列に接続されている調整用抵抗器(R2+R3)と、を備える。また、R1+R4の抵抗値は、R2およびR3の抵抗値よりも高く設定する。
【選択図】図3

Description

この発明は、遊技盤や役物に設置された発光素子を制御して演出効果を高める遊技機に関し、特に外部抵抗の抵抗値に応じて赤色、緑色、青色の三色のLEDの駆動電流を制御するフルカラーLEDドライバを備えた遊技機に関する。
従来より、遊技機には電球などランプが設置され、遊技球の入賞状態の報知や、大当たり抽選を盛り上げる演出の手段として利用されている。また近年は、電球に替わりランプの光源としてLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)を利用した遊技機が広く普及している。これは、LEDが、電球と比較して寿命が長い、消費電力が小さい、発熱量が少ないなどの利点を備えているためである。
さらに、光の三原色である赤色、緑色、青色の光を点灯させるLEDがそれぞれ開発され、広く流通し始めてからは、この3色のLEDを組み合わせたフルカラーLEDを搭載した遊技機が開示されている。フルカラーLEDを搭載した遊技機は、白色を含む様々な色の光を点灯させることが可能となり、多彩な光の点灯により、より複雑な演出を行うことができる(例えば、下記特許文献1参照。)。
特開2003−135689号公報
しかしながら、上記特許文献1のようなフルカラーLEDは、原色(赤色、緑色、青色)以外の他の色の光を点灯させる場合には、3色LEDの光度を個々に調整しなければならない。例えば、白色光を点灯させたい場合、理論的には赤色、緑色、青色の3色を同時に点灯させればよいが、単純に3色を同じ光度で点灯させると、ややピンク色に近い白色光が点灯されてしまい、鮮明な白色光を点灯させられないという問題があった。
また、鮮明な白色光を発光させるために、3色のLEDのうちの赤色LEDの光度が弱くなるような設計がなされたフルカラーLEDも開発されている。当然のことながら、このようなフルカラーLEDにより赤色LEDのみを点灯させた場合の赤色光の光度は、緑色LEDや青色LEDを単体で点灯させた場合の緑色光や青色光の光度と比較して低くなってしまう。したがって、このようなフルカラーLEDでは、鮮明な白色光を点灯させることはできるが、強い光度の赤色光を点灯させることができないという問題があった。
また、遊技機に設置されたランプは、遊技機に内蔵された演出制御部の演出制御プログラムに応じて点灯制御される。演出制御プログラムには、発光色や発光パターンが詳細に設定されているが、上述したフルカラーLEDでは、演出制御プログラムに基づいて各色のLEDを点灯させたとしても、設計者の演出意図に沿った色や光度の光を点灯させることができず、十分な演出が期待できないという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、設計者が意図した通りの演出を実現することにより遊技機の演出効果を最大限に発揮することができる遊技機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる遊技機は、赤色LED、緑色LED、および青色LEDからなるフルカラーLEDにより遊技の演出をおこなう遊技機であって、前記赤色LEDの駆動電流を制御する赤色LED用抵抗器と、前記緑色LEDの駆動電流を制御する緑色LED用抵抗器と、前記青色LEDの駆動電流を制御する青色LED用抵抗器と、前記赤色LED用抵抗器に並列に接続されている調整用抵抗器と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、赤色LEDを用いて赤色光を点灯させる場合に、赤色LEDの駆動電流値を決定する赤色LED用抵抗器と調整用抵抗器との合成抵抗値が赤色LED用抵抗器の抵抗値よりも小さくなる。したがって、赤色LEDの駆動電流値が上昇し、強い強度の赤色光を点灯させることができる。
また、上記発明において、前記赤色LED用抵抗器の抵抗値は、前記緑色LED用抵抗器の抵抗値および前記青色LED用抵抗器の抵抗値よりも高く設定することを特徴とする。
この発明によれば、赤色LED、緑色LED、および青色LEDの三色のLEDを用いて白色光を点灯させる場合に、赤色LED用抵抗器の抵抗値のみが他の抵抗器の抵抗値よりも高いために、赤色LEDの駆動電流値も、他のLEDの駆動電流より低くなる。したがって、赤色光の光度が緑色光や青色光より弱くなり、鮮明な白色光を点灯させることができる。
また、上記発明において、前記調整用抵抗器は、前記緑色LED用抵抗器および前記青色LED用抵抗器により構成されていることを特徴とする。
この発明によれば、赤色光を点灯させる場合には、緑色LED用抵抗器および青色LED用抵抗器が赤色LED用抵抗器に並列に接続された抵抗器として機能するため、赤色光を点灯させる合成抵抗の抵抗値が下がり、白色光を点灯させる場合と比較して、赤色LEDに入力される駆動電流値が高くなる。したがって、光度の高い赤色光を点灯させることができる。
本発明にかかる遊技機によれば、鮮明な白色光を点灯させ、かつ、強い光度の赤色光を点灯させることが可能なフルカラーLEDを実現することができる。したがって、設計者が意図した通りの演出を実現することにより遊技機の演出効果を最大限に発揮することができるという効果を奏する。
(実施の形態)
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる遊技機の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(遊技機の基本構成)
図1は、本発明の遊技機の遊技盤の一例を示す正面図である。遊技盤101の下部位置に配置された発射部(図2参照)の駆動によって発射された遊技球は、レール102a,102b間を上昇して遊技盤101の上部位置に達した後、遊技領域103内を落下する。遊技領域103には、図示を省略する複数の釘が設けられ、遊技球を各種の方向に向けて落下させるとともに、落下途中の位置には、遊技球の落下方向を変化させる風車や、入賞口が配設されている。
遊技盤101の遊技領域103の中央部分には、図柄表示部104が配置されている。図柄表示部104としては、例えば液晶表示器(LCD)が用いられる。図柄表示部104の下方には、始動入賞させるための始動入賞口105が配設されている。図柄表示部104の左右には、それぞれ入賞ゲート106が配設されている。入賞ゲート106は、遊技球の通過を検出し、始動入賞口105を一定時間だけ開放させる抽選を行うために設けられる。図柄表示部104の側部や下方等には普通入賞口107が配設されている。普通入賞口107に遊技球が入賞すると、普通入賞時の賞球数(例えば10個)の払い出しを行う。遊技領域103の最下部には、どの入賞口にも入賞しなかった遊技球を回収する回収口108が設けられている。
上述した図柄表示部104は、特定の入賞口に遊技球が入賞したとき(始動入賞時)に、複数の図柄の表示の変動を開始させ、所定時間後に図柄が停止する。この停止時に特定図柄(例えば「777」)が揃ったとき、大当たり状態となる。大当たり状態のとき、下方に位置する大入賞口109が一定の期間開放を所定ラウンド(例えば15ラウンド)繰り返し、入賞した遊技球に対応した賞球数を払い出す。
また、遊技盤101には、ランプ110a,110bが設置されている。ランプ110a,110bは、遊技領域103における遊技球の入賞状況や演出内容に応じて点灯する。また、ランプ110a,110bは、フルカラーLEDによって構成されており、赤、緑、青、黄、紫、水色、白の7色の光を点灯させることができる。なお、図1におけるランプ110a,110bの構成は一例に過ぎない。したがって、遊技盤101の他の部分に設置してもよいし、遊技盤101に役物や、その他演出機器が取り付けられている場合には、それらの機器に演出内容に合わせて設定してもよい。
図2は、遊技機の制御部の内部構成を示すブロック図である。制御部200は、複数の制御部により構成されている。図示の例では、主制御部201と、演出制御部202と、賞球制御部203とを有する。主制御部201は、遊技機の遊技にかかる基本動作を制御する。演出制御部202は、遊技中の演出動作を制御する。賞球制御部203は、払い出す賞球数を制御する。
主制御部201は、ROM212に記憶されたプログラムに基づき、遊技内容の進行に伴う基本処理を実行するCPU211と、CPU211の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM213等を備えて構成される。主制御部201は、例えば主基板によってその機能を実現する。
この主制御部201の入力側には、始動入賞口105に入賞した遊技球を検出する始動入賞口検出部221と、入賞ゲート106を通過した遊技球を検出するゲート検出部222と、普通入賞口107に入賞した遊技球を検出する普通入賞口検出部223と、大入賞口109に入賞した遊技球を検出する大入賞口検出部224とが接続されている。これらの検出部としては、近接スイッチ等を用いて構成できる。
この主制御部201の出力側には、大入賞口開閉部231が接続され、この大入賞口開閉部231の開閉を制御する。大入賞口開閉部231は、大当たり時に大入賞口109を一定期間開放する機能であり、ソレノイド等を用いて構成される。この大当たりは、生成した乱数に基づき所定の確率で発生するよう予めプログラムされている。
演出制御部202は、遊技中における演出制御を行う。この演出制御部202は、演出処理を実行するCPU241と、プログラムや背景画像、図柄画像、キャラクタ画像など各種画像データを記憶するROM242と、CPU241の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM243と、図柄表示部104に表示させる画像データを書き込むVRAM244等を備えて構成される。
演出制御部202では、CPU241がROM242に記憶されたプログラムを読み込んで、背景画像表示処理、図柄画像表示/変動処理、キャラクタ画像表示処理など各種画像処理を実行し、必要な画像データをROM242から読み出してVRAM244に書き
込む。背景画像、図柄画像、キャラクタ画像は、表示画面上において図柄表示部104に重畳表示される。すなわち、図柄画像やキャラクタ画像は背景画像よりも手前に見えるように表示される。
この場合、同一位置に背景画像と図柄画像が重なる場合、Zバッファ法など周知の陰面消去法により各画像データのZバッファのZ値を参照することで、図柄画像を優先してV
RAM244に記憶させる。演出制御部202は、例えば演出基板によってその機能を実現する。
この演出制御部202は、主制御部201から遊技中である各種データを受け取り、この遊技中における演出制御を行う。演出制御部202の出力側には、上述した図柄表示部(LCD)104と、ランプ制御部251が接続されている。演出制御部202は、図柄表示部(LCD)104に対しては、遊技中における演出内容、例えば、図柄の移動表示や、リーチ(3つの図柄のうち2つが揃った状態)、および大当たり時の各種表示情報を生成して出力する。演出制御部202は、ランプ制御部251に対しては、遊技盤101や台枠等に設けられている各種ランプ110a,110bに対する点灯制御等を行うデータを出力する。
賞球制御部203は、ROM282に記憶されたプログラムに基づき、賞球制御を行う。この賞球制御部203は、賞球制御の処理を実行するCPU281と、CPU281の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM283等を備えて構成される。賞球制御部203は、例えば賞球基板によってその機能を実現する。
賞球制御部203は、接続される払出部291に対して入賞時の賞球数を払い出す制御を行う。また、発射部292に対する遊技球の発射の操作を検出し、遊技球の発射を制御する。払出部291は、遊技球の貯留部から所定数を払い出すためのモータ等からなる。賞球制御部203は、この払出部291に対して、各入賞口(始動入賞口105、普通入賞口107、大入賞口109)に入賞した遊技球に対応した賞球数を払い出す制御を行う。発射部292は、遊技のための遊技球を発射するものであり、遊技者による遊技操作を検出するセンサと、遊技球を発射させるソレノイド等を備える。賞球制御部203は、発射部292のセンサにより遊技操作を検出すると、検出された遊技操作に対応してソレノイド等を駆動させて遊技球を間欠的に発射させ、遊技盤101の遊技領域103に遊技球を送り出す。
上記構成の主制御部201と、演出制御部202と、賞球制御部203は、それぞれ異なるプリント基板(主基板、演出基板、賞球基板)に設けられる。これに限らず、例えば、賞球制御部203は、主制御部201と同一のプリント基板上に設けることもできる。
(遊技機の基本動作)
上記構成による遊技機の基本動作の一例を説明する。主制御部201のCPU211により遊技中の制御が行われ、各入賞口に対する遊技球の入賞状況を賞球制御部203に出力し、賞球制御部203は、入賞状況に対応した賞球数の払い出しを行う。
また、始動入賞口105に遊技球が入賞するごとに、対応する制御信号を演出制御部202に出力し、演出制御部202は、図柄表示部104の図柄を変動表示させ、停止させることを繰り返す。大当たり発生が決定しているときには、対応する制御信号を演出制御部202に出力し、演出制御部202は、所定の図柄で揃えて停止させる。このとき同時に、大入賞口109を開放する制御を行う。演出制御部202は、大当たり発生期間中、および大当たり発生までの間のリーチ時や、リーチ予告時等には、図柄表示部104に対して、図柄の変動表示に加えて各種の演出表示を行う。このほか、各種役物に対して特定の駆動を行ったり、ランプ110a,110bの表示状態を変更したり等の演出を行う。
そして、大当たり発生時には、大入賞口109が複数回開放される。1回の開放が1ラウンドとして、例えば15回のラウンドが繰り返し実行される。1ラウンドの期間は、遊技球が例えば10個入賞したとき、あるいは所定期間(例えば30秒)とされている。この際、賞球制御部203は、大入賞口109に対する球技球1個の入賞あたり15個の賞球数で払い出しを行う。大当たり終了後は、この大当たり状態が解除され、通常の遊技状態に復帰する。
(ランプ制御部およびランプの回路構成)
つぎに、ランプ制御部251およびランプ110a,110bの回路構成を説明する。図3は、ランプ制御部およびランプの回路構成を示す回路図である。図2を用いて説明したランプ制御部251およびランプ110a,bは、図3のようなランプ制御回路300により構成されている。
ランプ制御回路300は、LEDドライバ(LEDDRV)301と、外部抵抗302と、発光素子303とにより構成されている。このランプ制御回路300において、LEDドライバ(LEDDRV)301および外部抵抗302は、ランプ制御部251を実現するための構成である。また、発光素子303は、ランプ110a,110bを実現するための具体的な構成例である。
また、LEDドライバ(LEDDRV)301には、演出制御部202からランプの点灯指示データが入力される。上述したように、本実施の形態にかかる遊技機は、ランプ110a,110b用の発光素子としてフルカラーLEDが利用されている。したがって、演出制御部202から入力される点灯指示データは、ランプ110a,110bをどの色で、どのようなパターンで点灯させるかに応じて異なる値が入力される。
具体的に説明すると、赤、緑、青、黄、紫、水色、白の7色の光を点灯させる場合、演出制御部202から出力される点灯指示データは、下記のような状況になっている。さらに、点灯指示データは、データ自身の出力間隔を制御して、任意のパターン(点灯間隔、点灯タイミング)の光を点灯させることができる。
赤色LED/緑色LED/青色LED
赤 : ON OFF OFF
緑 : OFF ON OFF
青 : OFF OFF ON
黄 : ON ON OFF
紫 : ON OFF ON
水色: OFF ON ON
白 : ON ON ON
上述のように、LEDドライバ(LEDDRV)301は、演出制御部202から入力された点灯制御データに応じてLEDの駆動を制御する。LEDの駆動制御を調整する手段として、LEDドライバ(LEDDRV)301は、指示入力端子SIN(SIN−R,SIN−G,SIN−B)と、抵抗端子REXT(REXT−R,REXT−G,REXT−B)と、出力端子OUT(OUT−R,OUT−G,OUT−B)と、接地端子GNDとを備えている。
指示入力端子SINは、演出制御部202からの点灯指示データを受け付け、出力端子OUTへ出力する端子である。指示入力端子SINは、赤色用(SIN−R)、緑色用(SIN−G)、青色用(SIN−B)の3種類の端子から構成されている。例えば、赤色用指示入力端子SIN−Rに入力された点灯指示データは、後述する赤色用出力端子OUT−Rへ出力され、その他の指示入力端子SINに入力された点灯指示データも、対応する色用の出力端子OUTへ出力される。
抵抗端子REXTは、外部抵抗302(R1〜R4)を接続する端子である。この抵抗端子REXTに接続する外部抵抗の抵抗値に応じて、出力端子OUTへ出力される駆動電流の電流値が変化する。抵抗端子REXTは、LEDの色ごとの外部抵抗302が接続できるように3つ(REXT−R,REXT−G,REXT−B)用意されている。
出力端子OUTは、発光素子303の駆動電流を出力する素子である。出力端子OUTは、赤色用(OUT−R)、緑色用(OUT−G)、青色用(OUT−B)の3種類の端子から構成されている。また、出力端子OUTから出力される駆動電流の電流値は、抵抗端子REXTに接続された外部抵抗302の抵抗値の値に応じて変化する。具体的には、駆動電流の電流値は、外部抵抗302の抵抗値に反比例する。
外部抵抗302は、LEDドライバ(LEDDRV)301から発光素子303へ入力する駆動電流の電流値を設定する素子である。具体的には、抵抗R1〜R4から構成され、抵抗端子REXTにそれぞれ異なる抵抗値の抵抗を接続することにより、発光素子303の光度を調整することができる。なお、本実施の形態では、外部抵抗302として接続されている各抵抗(R1〜R4)の抵抗値は、たとえば「R1:R2:R3:R4=1:2:2:6」の比率になるように設定されている。
発光素子303は、LEDドライバ(LEDDRV)301から入力された駆動電流の電流値に応じて所定の波長の光を出力する素子である。この発光素子303は、具体的には、n組のフルカラーLEDにより構成されている。1組のフルカラーLEDは、赤色のLED(LR)と、緑色のLED(LG)と、青色のLED(LB)とにより構成されている。
赤色のLED(LR)は、約660nmの波長の光を出力させることにより、赤色光を点灯させる。また、緑色のLED(LG)は、約520nmの波長の光を出力させることにより、緑色光を点灯させる。青色のLED(LB)は、約450nmの波長の光を出力させることにより、青色光を点灯させる。また、同時に複数の色のLEDを点灯させることにより、様々な色の光が点灯しているように見せることもできる。
(白色光を点灯させる場合)
つぎに、上述した構成のランプ制御回路300を利用して、ランプ110a,110bを点灯させた場合の光の光度について説明する。まず、発光素子303によって白色光を点灯させる場合について説明する。図4は、白色光を点灯させる場合の赤色LEDの合成抵抗Rxを示す回路図である。
図4のように、赤色の抵抗端子REXT−Rには、直列に配置されたR1とR4とから構成された合成抵抗Rxが接続された状態となる。合成抵抗Rxは、R1+R4と等しい抵抗値となる。また、緑色の抵抗端子REXT−Gには、R2が接続され、青色の抵抗端子REXT−Bには、R3が接続された状態となる。
したがって、赤色のLED(LR)に入力される駆動電流値は、合成抵抗Rxに反比例した値、すなわちR1を基準とするとR1×7の抵抗値に反比例した値となる。一方、緑色のLED(LG)と、青色のLED(LB)に入力される駆動電流は、双方ともR1を基準とするとR1×2の抵抗値に反比例した値となる。すなわち、赤色のLED(LR)に入力される駆動電流は、他の色のLEDに入力される駆動電流よりも小さくなる。この結果、同時に点灯した3色のLEDは、赤色のLED(LR)のみの光度が弱くなり、観察者には鮮明な白色の光に見える。
(赤色光を単色で点灯させる場合)
つぎに、赤色光を単色で点灯させる場合について説明する。図5は、赤色光を単色で点灯させる場合の赤色LEDの合成抵抗Ryを示す回路図である。図5のように、赤色の抵抗端子REXT−Rには、他の抵抗端子REXT(REXT−G,REXT−B)が利用されず短絡するため、直列に配置されたR1とR4と、直列に配置されたR2とR3とが並列に配置された合成抵抗Ryが接続された状態となる。合成抵抗Ryは、下記(1)式のような抵抗値となる。
Ry=(R1+R4)(R2+R3)/(R1+R2+R3+R4)…(1)
合成抵抗Ryの抵抗値は、R1を基準とすると、おおよそR1×2.5の抵抗値と等しくなる。したがって、赤色のLED(LR)に入力される駆動電流値は、合成抵抗Ryに反比例した値、すなわちR1を基準とするとR1×2.5の抵抗値に反比例した値となる。
一方、緑色のLED(LG)や青色のLED(LB)を単体で点灯させる場合、緑色の抵抗端子REXT−Gに接続されるR2も、青色の抵抗端子REXT−Bに接続されるR3も、R1を基準とするとR1×2の抵抗値となる。緑色のLED(LG)もしくは青色のLED(LB)に入力される駆動電流は、R1×2の抵抗値に反比例した値となる。
上述したように、LEDの光度は、駆動電流に比例するため、赤色光を単色で点灯させる場合、緑色光または青色光を単色で点灯させた場合の光度と同等以上の強い赤色光が点灯される。
以上説明したように、本実施の形態にかかる遊技機によれば、遊技の演出に白色光を利用したい場合には、鮮明な白色の光を点灯させ、赤色光を利用したい場合には、強い赤色光を点灯させることができる。したがって、設計者の設定意図通りの演出を実現できる。
以上のように、本発明にかかる遊技機は、パチンコ遊技機、スロット遊技機、その他各種遊技機に有用であり、特に、パチンコホールやゲームセンター(プレイランド)、家庭用ゲーム機での設置、使用に適している。
本発明の遊技機の遊技盤の一例を示す正面図である。 遊技機の制御部の内部構成を示すブロック図である。 ランプ制御部およびランプの回路構成を示す回路図である。 白色光を点灯させる場合の赤色LEDの合成抵抗Rxを示す回路図である。 赤色光を単色で点灯させる場合の赤色LEDの合成抵抗Ryを示す回路図である。
符号の説明
101 遊技盤
102a,b レール
103 遊技領域
104 図柄表示部
105 始動入賞口
106 入賞ゲート
107 普通入賞口
108 回収口
109 大入賞口
110a,b ランプ
200 制御部
201 主制御部
202 演出制御部
203 賞球制御部
211,241,281 CPU
212,242,282 ROM
213,243,283 RAM
251 ランプ制御部
300 ランプ制御回路
301 LEDドライバ(LEDDRV)
302 外部抵抗
303 発光素子

Claims (3)

  1. 赤色LED、緑色LED、および青色LEDからなるフルカラーLEDにより遊技の演出をおこなう遊技機であって、
    前記赤色LEDの駆動電流を制御する赤色LED用抵抗器と、
    前記緑色LEDの駆動電流を制御する緑色LED用抵抗器と、
    前記青色LEDの駆動電流を制御する青色LED用抵抗器と、
    前記赤色LED用抵抗器に並列に接続されている調整用抵抗器と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記赤色LED用抵抗器の抵抗値は、前記緑色LED用抵抗器の抵抗値および前記青色LED用抵抗器の抵抗値よりも高く設定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記調整用抵抗器は、前記緑色LED用抵抗器および前記青色LED用抵抗器により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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