JP2008119356A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大当り等の特別役の当選が期待できる特定の発展型演出中に、むしろ継続的な遊技を積極的に促し得ると共に、遊技者に演出に関与した感覚を付与する。
【解決手段】複数の抽選導出装置A,Bを備え、一の抽選導出装置での抽選結果の導出演出として特定の発展型演出を選択したとき、この選択中における他の抽選導出装置での抽選結果未導出の保留数を監視し、この監視する保留数の増加に応じて発展型演出の報知態様をより良いものに変更させる。これにより、良い報知がされることを望む遊技者心理を喚起し、継続的な遊技を促し得るようにした。
【選択図】図10

Description

本発明は、パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機等の遊技機に関し、特に個別の始動入賞を契機に大当り等の特別役の内部抽選を起動して保留上限内で蓄積し、最先のものから順に所定演出を経て抽選結果を導出させる複数の抽選導出装置及びその制御装置を備える遊技機に係わる。
従来、特許文献1に、第1の抽選導出装置となる第1可変表示装置で一の抽選結果(大当り)を導出する際、第2の抽選導出装置となる第2可変表示装置側に貯まる抽選結果未導出の保留球が所定条件を満たす場合、第1可変表示装置側と並行して第2可変表示装置側で、その保留数分の複数の抽選結果(各外れ)を連続して導出させると共に、この連続導出に対応させて別の大きな表示装置上で複数回にわたる連続演出を出現させ、遊技の興趣を高める提案がされている(段落0155,図23)。
また、特許文献2に、一の抽選導出装置で一回毎の抽選結果の導出演出が終了した時、当該抽選導出装置に貯まる保留球はなく導出演出が途切れた場合、直前の導出演出中に出力させていた通常変動音をしばらくの間継続出力させつつ、その音量を徐々に低めてフェードアウトさせ、このフェードアウト期間中に始動入賞があると再び元の標準音量に戻すことにより、通常変動音を継続して聞きたいという欲求を喚起し、継続的な遊技を促す提案がされている(段落0025,0047)。
特開2005−304730号公報 特開2005−211282号公報
上記文献1記載の連続演出がされる場合を含め、一般に、大当りを導出する演出及び外れであるも大当りを強く期待させる演出は、遊技者心理を巧みにつく長期にわたる発展的で興味深いものとなり、反面、このような演出が出現すると、遊技者は球の発射を一時的に中断して最終の導出結果を見守る傾向になる。このため、遊技機の実質的稼働率が低下する恐れがある。
上記文献2記載のフェードアウトからの音量復帰による継続遊技の促進策は、導出演出の途切れを早期に解消できるに止まり、大当りを期待できる長期の発展型演出が現にされている間は、フェードアウトは全く関与するところでなく、やはり最終導出結果を見守る傾向になる。従って、発展型演出中における遊技中断を有効に防止できるものとはなり得ない。
本発明では、大当り等の特別役の当選が期待できる特定の発展型演出中に、むしろ継続的な遊技を積極的に促し得ると共に、遊技者自らが演出に関与した感覚を享受でき、新たな興趣を喚起できる遊技機を提供することを課題とする。
請求項1記載の発明は、図面に例示するように、個別の始動入賞を契機に特別役の内部抽選を起動して保留上限内で蓄積し、最先のものから順に所定演出を経て抽選結果を導出させる複数の抽選導出装置A,B及びその制御装置CNを備える遊技機において、前記制御装置CNは、一の抽選導出装置での抽選結果の導出演出として特定の発展型演出を選択したとき、この選択中における他の抽選導出装置での抽選結果未導出の保留数を監視する保留数監視手段Xと、この監視手段Xで監視する保留数に応じて前記発展型演出の報知態様を正の相関関係により変更させる報知態様変更手段Yとを含む特定事項をもつ。ここでいう正の相関関係とは、保留数が多いと報知態様が遊技者にとって良い状況になるというように、横軸に保留数の多い少ない、縦軸に報知態様の良し悪しをとると、右肩上がりの傾向になることをいう。
請求項2記載の発明は、前記報知態様変更手段Yは、前記保留数監視手段Xで監視する保留数が所定値以上のとき当選に対する期待感が見かけ上増大し得る高期待度報知態様とする仕様をもつ特定事項をもつ。
請求項3記載の発明は、前記報知態様変更手段Yは、前記保留数監視手段Xで監視する保留数が所定値を下回るとき当選に対する期待感が見かけ上低下し得る低期待度報知態様とする仕様をもつ特定事項をもつ。
請求項4記載の発明は、前記制御装置CNは、一の抽選導出装置での前記発展型演出の選択時、他の抽選導出装置での抽選結果未導出の保留数を増やすべきことを促すメッセージを出力させるメッセージ出力手段Zを含む特定事項をもつ。
請求項1記載の発明によれば、一の抽選導出装置での抽選結果の導出演出として特定の発展型演出が選択されたとき、他の抽選導出装置での抽選結果未導出の保留数を増やして発展型演出の報知態様を良くしようとする遊技者心理を喚起できる。これにより、発展型演出選択中の遊技の中断を回避して継続的な遊技を促し得ると共に、遊技者自らが演出に関与した感覚を享受でき、遊技の興趣を積極的かつ効果的に高め得る。しかも、他の抽選導出装置での抽選結果未導出の保留数を増やすことは、特別役の内部抽選の機会を増やすことに他ならず、遊技者利益に適い、無駄に遊技を消化することにもならない。
請求項2記載の発明によれば、遊技者に客観的な目標として所定値以上に保留数を増やすべきことを促し得、その目標達成により発展型演出を高期待度報知態様にて体験させることができる。そして、当選が導出された場合は、自らの手でその当選を勝ち取った喜びも付与できる。
請求項3記載の発明によれば、遊技者に所定値を下回らないように保留数を増やすことを促すことができる。また、所定値を下回ると、低期待度報知態様というペナルティが課されるため、悔しさと共に次は頑張ろうという向上心を喚起できる。
請求項4記載の発明によれば、保留数を増やすべきことを促すメッセージの出力により、遊技者に遊技の継続を効果的に促すことができ、所期の目的を良好に達成できる。
図1は本発明を適用するパチンコ遊技機1であり、遊技枠10に本体11を開扉可能に支持している。本体11の前面上部には、丸窓12にガラス13を嵌めたフロント扉14を有し、その内方に遊技盤2を備える。本体11の前面下部には、貸球及び賞球を受止める上皿31、内方で溢れた球を受止める下皿32、遊技盤2に球を打出す発射ハンドル4、効果音等を出音する左右スピーカ51,52を備える。フロント扉14の前面上部から右サイドにかけて、装飾や各種状態表示に用いるランプ類61〜69を備える。
遊技盤2には、次の1]〜6]の遊技部品を備える。
1]センターユニット7
このユニット7は、左下に位置する第1始動口81との組合せで第1抽選導出装置Aを構成するカラー液晶表示器から成る第1演出装置71と、右下に位置する第2始動口82との組合せで第2抽選導出装置Bを構成するカラー液晶表示器から成る第2演出装置72とを飾り枠700内において左右対称に具備する。701,702は左右のワープルート球入口、703,704は左右の球ステージ、705,706は左右の球出口である。
第1抽選導出装置Aでは、第1始動口81への入賞(以下、第1始動入賞という)を契機に特別役たる大当りの内部抽選を起動し、第1始動入賞時に取得する大当り抽選用乱数を例えば4個の第1保留球の上限以下で蓄積し、最先取得にかかる乱数に基づく当否抽選結果から順番に、左演出図柄AL、中演出図柄AC、右演出図柄ARの変動を伴う所定演出を経て導出させる。第1保留球対応の大当り抽選用乱数の保留数は、4つのランプから成る保留数表示器a1,a2,a3,a4の点灯数により表示され、抽選結果が導出される毎に一つずつ消灯して空き状態が表示される。各演出図柄AL,AC,ARは、例えば1〜8の数字から成り、全図柄変動後、左、右、中の順に停止し、大当り時は、最終的に111〜888の何れかの三つ揃いが停止表示され、外れ時は最終的に三つ揃いしない外れ図柄が停止表示される。
第2抽選導出装置Bでは、第2始動口82への入賞(以下、第2始動入賞という)を契機に同じく特別役たる大当りの内部抽選を起動し、第2始動入賞時に取得する大当り抽選用乱数を例えば4個の第2保留球の上限以下で蓄積し、最先取得にかかる乱数に基づく当否抽選結果から順番に、左演出図柄BL、中演出図柄BC、右演出図柄BRの変動を伴う所定演出を経て導出させる。第2保留球対応の大当り抽選用乱数の保留数は、4つのランプから成る保留数表示器b1,b2,b3,b4の点灯数により表示され、抽選結果が導出される毎に一つずつ消灯して空き状態が表示される。各演出図柄BL,BC,BRは、例えば1〜8の数字から成り、全図柄変動後、左、右、中の順に停止し、大当り時は、最終的に111〜888の何れかの三つ揃いが停止表示され、外れ時は最終的に三つ揃いしない外れ図柄が停止表示される。
2]第1始動口81
第1始動口81は常時球一個の入球を許す入賞口から成り、第1始動入賞一個につき、所定数例えば3個の賞球を払出すと共に、例えば0〜320の範囲内で高速更新する乱数庫から大当り抽選用乱数を一つ取得して後記主制御部MCのRAMの第1保留球記憶エリアK1に取得順に記憶する。大当りに内部当選するのは、取得した乱数が当選数値の例えば7に一致している場合であり、当選確率は1/321である。第1保留球対応の保留数表示器a1,a2,a3,a4が全て点灯した状態でさらに第1始動入賞があっても、賞球は払出されるが、大当り抽選用乱数は取得されない。81Eは内蔵LEDから成る第1始動口ランプである。
3]第2始動口82
第2始動口82は常時球一個の入球を許す入賞口から成り、第2始動入賞一個につき、同じく3個の賞球を払出すと共に、第1始動入賞時と同様、同一の乱数庫から大当り抽選用乱数を一つ取得して主制御部MCのRAMの第2保留球記憶エリアK2に取得順に記憶する。大当りに内部当選するのは、同様に、取得した乱数が当選数値の例えば7に一致している場合であり、当選確率は1/321である。第2保留球対応の保留数表示器b1,b2,b3,b4が全て点灯した状態でさらに第2始動入賞があっても、賞球は払出されるが、大当り抽選用乱数は取得されない。82Eは内蔵LEDから成る第2始動口ランプである。
4]大入賞口9
大入賞口9は、遊技盤2の下領域に配置され、第1又は第2演出装置71,72何れかで演出図柄の三つ揃いによる大当りが導出された後、前方を覆うアタッカー型の球受部材90を手前に開くことにより遊技球の入賞を著しく容易にする。大入賞口9への入賞一個につき所定数例えば15個の賞球を払出す。最大例えば30秒の1ラウンドの開放毎に最大例えば10個の入賞を許容する。1ラウンドの終了により大入賞口9は一旦閉じられ、2〜3秒の所定インターバルを経て再度開かれ、最大例えば15ラウンドを上限に繰り返される。この一連の大当り遊技により、2000個を超える出玉を獲得できる。
5]第1特別図柄表示装置SD1,第2特別図柄表示装置SD2
第1特別図柄表示装置SD1は、第1演出装置71での演出図柄AL,AC,ARの変動及び最終停止表示とリンクして風営法関連法規でいう特別図柄を変動及び停止させ、例えば、大当り導出時は当り図柄を決定づける1〜8何れかの数字が停止され、外れ導出時は一律的にバー「−」が停止される。
第2特別図柄表示装置SD2は、第2演出装置72での演出図柄BL,BC,BRの変動及び最終停止表示とリンクして風営法関連法規でいう特別図柄を変動及び停止させ、例えば、大当り導出時は当り図柄を決定づける1〜8何れかの数字が停止され、外れ導出時は一律的にバー「−」が停止される。
6]その他
略円形の遊技領域20を区画し且つ発射ハンドル4により打出す球を導くレール21、球戻り防止片22、入賞1個につき所定数例えば10個の賞球を払出す一般入賞口23〜26、左右の風車27a,27b、球止め28、入賞を逃した球を排出するアウト口29を備える。図示は省略したが、遊技領域20には独特のゲージに従い多数の遊技釘が打たれている。
図2は、以上の遊技を制御する制御装置CNを示す。CPU、ROM、RAMを各備える主制御部MC、該主制御部MCに対しサブ側となる第1周辺制御部SC1及び第2周辺制御部SC2(以下、周辺制御部を総称してサブ側SC1,2という)を備える。主制御部MCには、I/OポートINを介して、第1始動口81の入賞センサ81s、第2始動口82の入賞センサ82s、大入賞口9の入賞センサ9s、一般入賞口23〜26の入賞センサ23s〜26sを入力している。主制御部MCからサブ側SC1,2へは中継基板CBを介して一方通行的にコマンドを送信している。サブ側SC1,2における周辺制御部相互間は、双方向的にデータを送受信している。
主制御部MCのROMに格納する遊技プログラムには、第1又は第2始動入賞を契機に起動する大当りの内部抽選手段R、その当否抽選結果に基づいて、サブ側SC1,2で展開させる演出を選択する演出選択手段Sを構築している。主制御部MCのRAMには、第1始動入賞時に取得する大当り抽選用乱数を記憶する第1保留球記憶エリアK1、第2始動入賞時に取得する大当り抽選用乱数を記憶する第2保留球記憶エリアK2を確保している。主制御部MCからは、ドライバ回路Dr0を介して、第1及び第2特別図柄表示装置SD1,SD2、大入賞口9の球受部材90を開閉させるソレノイド等による開閉用駆動部D2、第1保留球対応の保留数表示器a1〜a4、第2保留球対応の保留数表示器b1〜b4を制御している。
主制御部MCでは、サブ側SC1,2で展開させる演出を特定する演出パターン番号を予めROM内に定義した複数種類の選択肢から選択し、実行すべき演出装置71,72と共に所定のコマンド形式によりサブ側SC1,2に送信し、その送信したコマンドで規定される演出時間の経過をタイマ管理している。こうして、主制御部MC側の制御とサブ側SC1,2の制御が整合するようにしている。また、主制御部MCの第1及び第2保留球記憶エリアK1,K2の記憶状況を含む遊技情報に変更が生じたとき、都度、サブ側SC1,2にその情報を送信し、主制御部MCとサブ側SC1,2とで第1及び第2保留球情報等を共有できるようにしている。
さらに、一の演出装置71又は72で一の大当りの導出演出をする場合、他の演出装置72又は71における他の演出が他の大当りを導出する場合か、又は、外れでも一の大当り導出演出の後に演出が終了するか或は後述する特定の発展型演出を伴う場合、一の大当りに基づく大当り遊技の終了後まで、他の演出を演出図柄の変動中のままにしてその進行を強制的に停滞させ、これ以外は各演出装置71,72での導出演出が同時並行的に進行するものとしている。最も頻繁にされる外れの導出演出には、比較的短時間の演出時間で外れ図柄を停止させる演出パターンが選択されるものとしているため、一の演出装置71又は72で長い演出時間の演出がされていても、他の演出装置72又は71での保留球の処理が進むことになる。こうして、効率的な導出演出を行いながら、二つの演出装置71,72で大当たりや特定の発展型演出が同時に重複しないようにしている。
第1周辺制御部SC1からは、ドライバ回路Dr1を介して、第1演出装置71及び第2演出装置72を制御している。第2周辺制御部SC2からは、ドライバ回路Dr2を介して、スピーカ51,52並びにランプ類61〜69、第1始動口ランプ81E、第2始動口ランプ82Eを制御している。第1周辺制御部SC1及び又は第2周辺制御部SC2のROMに格納する演出プログラムには、次のア)〜ウ)の各手段を構築している。
ア)保留数監視手段X
該保留数監視手段Xは、一の抽選導出装置A又はBでの抽選結果の導出演出として、主制御部MCの演出選択手段Sで特定の発展型演出、例えば、遊技機1の名称「ダービー名勝負物語」と密接に関連する「ダービー名勝負リーチ」と称する大当りを強く期待させる所謂スーパーリーチの演出パターンが選択され、その演出コマンドをサブ側SC1,2で受信したとき、この発展型演出の選択中における他の抽選導出装置B又はAでの抽選結果未導出の保留球の数を監視する。
特定の発展型演出である「ダービー名勝負リーチ」は、レース画像及び実況中継の異なる、例えば、1)2006年日本ダービー、2)2006年凱旋門賞、3)思い出の名勝負1、4)思い出の名勝負2の4種類用意している。コマンドの送り手側となる主制御部MCの演出選択手段Sにおいて、例えば0〜2556の範囲内で高速更新する演出パターン選択用乱数に基づき、大当り時は674/2557、267/2557、400/2557、378/2557の高率で1)〜4)が各選択され、外れ時は87/2557、13/2557、50/2557、48/2557の低率で1)〜4)が各選択される。1)〜4)の選択種別は大当りの当否別に割り付けた演出コマンド上における演出パターン番号により特定される。この演出コマンドを受信したサブ側SC1,2では、選択された1)〜4)何れかの演出を経て、最終的に、大当り時は演出図柄の三つ揃いを、外れ時は外れ図柄を各停止させる。
イ)報知態様変更手段Y
該報知態様変更手段Yは、保留数監視手段Xで監視する他方側の保留球の数に応じて演出装置71又は72で展開させる発展型演出の報知態様を正の相関関係、すなわち、他方側の保留球の数が多いと報知態様が遊技者にとって良い状況になるというように、横軸に保留球数の多い少ない、縦軸に報知態様の良し悪しをとると、右肩上がりの傾向になるように変更させる。
具体的には、保留数監視手段Xで監視する保留球数が所定値例えば3個以上のとき、当選に対する期待感が見かけ上増大し得る画像及び音量を大きくしたフルバージョンによる高期待度報知態様とする。また、保留数監視手段Xで監視する保留球数が所定値例えば3個を下回るとき、保留球数が少なくなるに連れて暫時、当選に対する期待感が見かけ上低下し得る画像及び音量を抑えた縮小バージョンによる低期待度報知態様とする。
ウ)メッセージ出力手段Z
該メッセージ出力手段Zは、一の抽選導出装置A又はBでの前記発展型演出の選択時、遊技者に対して所定のミッションを告知表示させることにより、他の抽選導出装置B又はAでの抽選結果未導出の保留球の数を増やすべきことを促す。
図3に示すように、サブ側SC1,2での演出処理では、主制御部MCから受信した演出コマンドが特定の発展型演出でない場合は(T1)、対応する演出を該当する演出装置71,72上で実行することになる(T2)。特定の発展型演出すなわち何れかの「ダービー名勝負リーチ」である場合は(T1)、左右の演出図柄が揃うリーチ状態の表示に付帯させ、メッセージ出力手段Zの作動として、該当する演出装置71,72上に、例えば「隣の始動口に玉を入れ、30秒以内に保留球を3個以上にしてね!」というミッションを表示させる(T3)。
このとき、併せてスピーカ51,52からもミッション表示と同じ文言の音声メッセージも出力させる。また、球Pを入れるべき始動口のランプ例えば82Eが点滅して明示される。図示例では、保留球を増やすべき他方側の第2抽選導出装置Bに貯まる保留球は0であり、その保留数表示器b1,b2,b3,b4は全て消灯している。
特定の発展型演出の見所となる上記1)〜4)何れかの名勝負レース画像及び実況中継による主演出報知が既にされている場合以外は(T4)、保留数監視手段X及び報知態様変更手段Yの作動として、他方側の抽選導出装置に貯まる保留球の数n(以下、他方側の保留数nという)が所定値例えば3個以上か判定し(T5)、3個以上ならミッション表示に代えてフルバージョンによる主演出を報知し(T6)、3個未満なら、30秒の経過を待って(T7)、画像を縮小版とし且つスピーカ51,52からの実況中継音量を3/4に低減した縮小バージョン1による主演出をミッション表示に代えて報知し(T8)、演出時間の終了までステップT4以下の処理を繰り返す(T9)。
図4に示すように、名勝負レース画像及び実況中継による主演出報知がされた後は、タイムアップまでの計時期間を例えば2分としたサブ側SC1,2管理下の監視タイマを起動する(T10)。縮小バージョンによる主演出の報知中でも、保留数監視手段X及び報知態様変更手段Yの作動として、他方側の保留数nが後に3個以上になると(T11)、フルバージョンによる主演出報知にランクアップさせ(T12)、監視タイマのタイムアップ判定(T13)及び演出時間の終了判定(T14)を経て、ステップT11以下の処理を繰り返す。
監視タイマのタイムアップまでは、一旦フルバージョンによる主演出報知がされると、他方側の保留数nが3個未満になっても、縮小バージョンへはランクダウンしない。しかし、監視タイマがタイムアップしたとき(T13)、保留数監視手段X及び報知態様変更手段Yの作動として、他方側の保留数nが3個未満であり(T15)、その保留数nが2なら(T16)、画像は縮小版(T17)で、且つ、実況中継音量は3/4(T18)とした縮小バージョン1に、同nが1なら(T19)、画像は縮小版(T20)で、且つ、実況中継音量は1/2(T21)とした縮小バージョン2に、同nが0なら、画像は演出図柄の変動のみ(T22)で、且つ、実況中継音量は1/4(T23)とした縮小バージョン3に各変更し、ステップT10以下の処理を繰り返す。
図5に示すように、フルバージョンによる主演出報知では、大画像Fにて名勝負レースの中継を十二分に堪能でき、大当りに対する期待感も勢い煽られる。縮小バージョン1又は2による主演出報知では、縮小版の小画像fとなり、中継音量も小さくなり、縮小バージョン3に至っては小画像fも表示されず、大当りに対する期待感も消沈気味になる。
ミッションの告知を受けた遊技者は、名勝負レースを十二分に堪能したい欲求から他方側の保留数nを増やそうとする心理が働く。ミッション表示期間中にnを増やせずに縮小バージョンが始まっても、その後、nの増加によりフルバージョンにランクアップできるため、持続的な遊技を促し得る。一旦フルバージョンとなっても、演出時間の比較的短い外れの導出は早期に進行し、nは時々刻々と減少していくため、油断していると、監視タイマのタイムアップ時に縮小バージョンにランクダウンしかねない。このため、長い演出時間を通じて、遊技中断による演出の傍観等を効果的に回避でき、継続的な遊技を促し得る。
図6に示すように、実施例2のセンターユニット7は、飾り枠700内にワイドカラー液晶表示器から成る演出装置70を具備し、一つの演出装置70上において、左下に位置する第1始動口81との組合せで第1抽選導出装置Aを構成する第1表示領域71と、右下に位置する第2始動口82との組合せで第2抽選導出装置Bを構成する第2表示領域72とを左右対称に設けている。また、遊技機1の名称「高座アビのミステリーイヤー」にイメージを合わせた入賞口形状等としている。他は実施例1と同様である。
図7に示すように、実施例2の制御装置CNでは、第1周辺制御部SC1により第1表示領域71及び第2表示領域72の制御を含む演出装置70の制御をしている。また、保留数監視手段X並びに報知態様変更手段Y及びメッセージ出力手段Zの作動に関連する特定の発展型演出として、画像及び楽曲が異なる、1)春のあの娘は風まかせ、2)サマーカーニバルチャッカー、3)まだ来ぬ秋の瞬間、4)冬の表通り裏通りの4種類の「プロモーションビデオリーチ」を用意しており、上記と同様な選択率に従って選択されるようにしている。他は実施例1と同様である。
図8に示すように、実施例2のサブ側SC1,2での演出処理では、主制御部MCから受信した演出コマンドに応じて、表示領域71,72を適宜オーバーラップさせて演出を展開させる。特定の発展型演出時、球Pを入れるべき始動口ランプを点滅させ、ステップT3のミッション表示では、例えば、「点滅中の始動口に玉を入れ、保留球を30秒以内に3個以上にすると、高座アビのヒット曲「春のあの娘は風まかせ」のプロモーションビデオがフル画面で見れるよ!」を表示させる。さらに、ステップT8の縮小バージョン1では、画像上で高座アビが棺内に閉じこもり、歌声音量が3/4に低減する。他は実施例1と同様である。
図9に示すように、何れかのプロモーションビデオによる主演出報知がされた後、監視タイマのタイムアップ後、他方側の保留数nが2の縮小バージョン1では、高座アビGが棺H内に閉じこもり、歌声音量が3/4に低減する。n=1の縮小バージョン2では、さらに棺Hの扉Kが半分閉じ、歌声音量が1/2に低減する。n=0の縮小バージョン3では、棺Hの扉Kが全部閉じ、歌声音量が1/4に低減する。他は実施例1と同様である。
図10に示すように、フルバージョンによる主演出報知では、演出装置70のワイド画面上でプロモーションビデオを十二分に堪能でき、大当りに対する期待感も勢い煽られる。縮小バージョン1〜3による主演出報知では、映像に躍動感が消え、歌声も小さくなり、大当りに対する期待感も消沈気味になる。
ミッションの告知を受けた遊技者は、プロモーションビデオを十二分に堪能したい欲求から他方側の保留数nを増やそうとする心理が働く。ミッション表示期間中にnを増やせずに縮小バージョンが始まっても、その後、nの増加によりフルバージョンにランクアップできるため、持続的な遊技を促し得る。一旦フルバージョンとなっても、演出時間の比較的短い外れの導出は早期に進行し、nは時々刻々と減少していくため、油断していると、監視タイマのタイムアップ時に縮小バージョンにランクダウンしかねない。このため、プロモーションビデオによる長い演出時間を通じて、遊技中断による演出の傍観等を効果的に回避でき、継続的な遊技を促し得る。
図11に示すように、実施例3では、第1始動口81と第2始動口82とを遊技盤2の略中心線上に上下に並べて配置している。常時球一個の入球を許す第1始動口81に対して、第2始動口82は、常時は第1始動口81により入球不可の状態にある。ゲートGTへの球通過により取得する普通図柄抽選用乱数が当りで、普通図柄表示装置NDを構成する緑ランプGLと赤ランプRLの交互点灯が緑ランプGLにて停止してその当りが導出され、この当り導出に続いて電動チューリップ80の花弁8a,8bが開かれることにより始めて第2始動口82への入球が可能になる。普通図柄抽選用乱数の当り確率は、例えば200/256である。h1,h2,h3,h3は普通図柄抽選用乱数の保留数を表示させる普通図柄対応の保留数表示器である。
センターユニット7は、飾り枠700内において、第1始動口81との組合せで第1抽選導出装置Aを構成する前方側の第1演出装置71と、第2始動口82との組合せで第2抽選導出装置Bを構成する後方側の第2演出装置72とを重ねて配置している。第1特別図柄表示装置SD1及び第2特別図柄表示装置SD2は、センターユニット7の左右に一体化している。27a,27b,27c,27dは風車、30a,30bは左右の盤面サイドランプである。他は基本的に実施例1と同様である。
図12に示すように、前方側の第1演出装置71は、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電膜を用いてカラー画像を表示させる透過液晶表示器から成る。その背後には、印加電圧の制御により上領域731と下領域732との透過率を個別に変更させる2枚組構成等によるポリマー分散液晶(PDLC)等から成るシャッタ板73を密着状に積層している。後方側の第2演出装置72は通常のカラー液晶表示器から成り、シャッタ板73と数ミリの間隔を空けて配置している。第2演出装置72の背後には透明な導光板74を密着状に積層している。75,76は導光板74に上側面及び下側面から光を照射させる冷陰極管から成るエッジライトである。
遊技機1の名称「兄弟釣り舟」にちなみ、第1演出装置71では、双子の兄M1が右を向いて釣をしている背景下、画面左下において演出図柄AL,AC,ARを変動させ、停止時に中央に拡大表示させる。第2演出装置72では、双子の弟M2が左を向いて釣をしている背景下、画面右下において演出図柄BL,BC,BRを変動させ、停止時に中央に拡大表示させる。730は、後方の第2演出装置72の右下の演出図柄BL,BC,BRを常時前から視認させるために、シャッタ板73の下領域732に設けた切欠きである。
図13に示すように、実施例3では、主制御部MCの入力要素に、ゲートGTの球通過センサGTsを追加し、主制御部MCの制御対象に、普通図柄表示装置ND、電動チューリップ80の花弁8a,8bを開閉させるソレノイド等による開閉用駆動部D1、普通図柄対応の保留数表示器h1〜h4を追加している。主制御部MCのRAMには普通図柄抽選用乱数を最大4個の上限以下で記憶する普通図柄用記憶エリアK3をも確保している。第1周辺制御部SC1の制御対象に、シャッタ板73、エッジライト75,76を追加している。
保留数監視手段X並びに報知態様変更手段Y及びメッセージ出力手段Zの作動に関連する特定の発展型演出として、画像及び効果音が異なる、1)幻の珍魚1、2)幻の珍魚2、3)人魚、4)半魚人の4種類の「珍魚類リーチ」を用意しており、上記と同様な選択率に従って選択されるようにしている。他は実施例1と同様である。
図14に示すように、実施例3のサブ側SC1,2での演出処理では、主制御部MCから受信した演出コマンドに応じて、前後の演出装置71,72での表示制御とシャッタ板73での透過率制御とを組合せた演出を展開させる。特定の発展型演出時、球Pを入れるべき始動口ランプを点滅させ、ステップT3のミッション表示では、例えば、「点滅中の始動口への保留球を増やすと、珍魚が釣れるよ!」を表示させる。さらに、ステップT8の縮小バージョン1では、演出装置71又は72の海の部分に相当する下半分の色調を抑えると共にシャッタ板73の下領域732での透過又は非透過制御を組合せ、出現予定の珍魚類が他方の演出装置上の海に埋没して見えにくくし、効果音量も3/4に低減している。他は実施例1と同様である。
図15に示すように、「珍魚類リーチ」による主演出報知がされた後、監視タイマのタイムアップ後、他方側の保留数nが2の縮小バージョン1におけるステップT17での画像変更では、出現させるべき珍魚類の視認性を低め、n=1の縮小バージョン2におけるステップT20での画像変更では、出現させるべき珍魚類の視認性を極低とし、n=0の縮小バージョン3におけるステップT22での画像変更では、出現させるべき珍魚類の視認がほぼ不可としている。他は実施例1と同様である。
図16に示すように、前方の第1演出装置71で「珍魚リーチ」となる場合、フルバージョン報知では、シャッタ板73の上領域731は半透過の半透明として、兄弟M1,M2を共に表示させるが、下領域732は非透過の白色状態とし、後方を隠して前方の珍魚類Vを明確に映し出す。一方、縮小バージョンでは、シャッタ板73の下領域732の透過率を上げて透明に近づけると共に、第1演出装置71に表示させる珍魚類Vを含めた海W1の部分の色調を薄め、後方の第2演出装置72の海W2により珍魚類Vを見えにくくする。縮小1よりも2、2よりも3というように、シャッタ板73の下領域732の透過度合いと、第1演出装置71での色調の薄め度合いとを徐々に強め、珍魚類Vの視認性を徐々に低めている。
図17に示すように、後方の第2演出装置72で「珍魚リーチ」となる場合、フルバージョン報知では、シャッタ板73の上領域731は半透過の半透明として、兄弟M1,M2を共に表示させるが、下領域732は最もクリアな透過状態にある透明とし、後方の珍魚類Vを前方に明確に映し出す。一方、縮小バージョンでは、シャッタ板73の下領域732を非透過にして白色に近づけると共に、第2演出装置72に表示させる珍魚類Vを含めた海W2の部分の色調を薄め、前方の第1演出装置71の海W1により珍魚類Vを見えにくくする。縮小1よりも2、2よりも3というように、シャッタ板73の下領域732の非透過の度合いと、第2演出装置72での色調の薄め度合いとを徐々に強め、珍魚類Vの視認性を徐々に低めている。
フルバージョンによる主演出報知では、珍魚類Vを釣上げる面白味を十二分に堪能でき、大当りに対する期待感も勢い煽られる。縮小バージョン1〜3による主演出報知では、面白味が低減し、大当りに対する期待感も消沈気味になる。
ミッションの告知を受けた遊技者は、演出を十二分に堪能したい欲求から他方側の保留数nを増やそうとする心理が働く。ミッション表示期間中にnを増やせずに縮小バージョンが始まっても、その後、nの増加によりフルバージョンにランクアップできるため、持続的な遊技を促し得る。一旦フルバージョンとなっても、演出時間の比較的短い外れの導出は早期に進行し、nは時々刻々と減少していくため、油断していると、監視タイマのタイムアップ時に縮小バージョンにランクダウンしかねない。このため、珍魚類リーチによる長い演出時間を通じて、遊技中断による演出の傍観等を効果的に回避でき、継続的な遊技を促し得る。
実施例4では、実施例1の遊技機1及び制御装置CNと基本的に同様であるが、特定の発展型演出として、「ダービー名勝負リーチ」に代え、ヒーローHR対悪役RCの「バトルリーチ」を採用している。この「バトルリーチ」には、1)アビレンジャー対ザグコップ、2)アビライダー対ザグッカー、3)アビトラマン対ザグ巨星人、4)アビリ大使対ザグゴアゴンの4種類のバトルを用意しており、上記と同様の選択率に従って選択されるようにしている。
図18に示すように、実施例4のサブ側SC1,2での演出処理におけるステップT3のミッション表示では、特定の発展型演出である「バトルリーチ」を展開させる演出装置例えば第2演出装置72に、「隣の始動口に玉を入れ、30秒以内に保留球を3個以上にすると、バトルモードに移行します!」を表示させる。ステップT6のフルバージョン報知では、バトル演出が大画像で展開され、ステップT8の縮小バージョンによる報知では、バトル演出が縮小版の小画像で展開される。
図19に示すように、バトル演出が開始された後、計時期間を比較的短期間、例えば、15秒とした監視タイマを起動し(T10)、この監視タイマがタイムアップすると(T13)、増加させるべき他方側の保留数nが3以上なら(T15)、バトル演出の展開をヒーローHRが悪役RCに対し優勢となるヒーロー優勢モードに切替え(T24)、3未満であると、ヒーローHRが悪役RCに対し劣勢となるヒーロー劣勢モードに切替える(T25)。これらの後、ステップT10以下の処理を繰り返す。
図20に示すように、バトル演出の開始当初、ミッションが成功すると、大画像Fによる大バトルモードに突入し、ミッションに失敗すると、小画像fによる小バトルモードに突入する。小バトルモードに突入しても、1回目の監視タイマの計時途中で増やすべき他方側の保留数nが3以上になると、大バトルモードにランクアップする。一度、大バトルモードになると、小バトルモードへはランクダウンしない。
15秒の監視タイマのタイムアップ時、他方側の保留数nが3以上なら、大画像Fで且つヒーロー優勢モードとなり、同nが3未満なら、大バトルが開始ずみの場合は、大画像Fで且つヒーロー劣勢モード、大バトルが開始されていない場合は、小画像fで且つヒーロー劣勢モードとなる。
小画像fで且つヒーロー劣勢モードの最悪状態であっても、増やすべき他方側の保留数nを3以上にすることができると、大画像Fで且つヒーロー優勢モードの最良状態にすることができる。一方、大画像Fで且つヒーロー優勢モードの最良状態でも、演出時間の比較的短い外れの導出は早期に進行し、他方側の保留数nの減少により、大画像Fであるもヒーロー劣勢モードに転落することもある。遊技者は、大バトルにて悪役を負かそうとする心理が働き、バトル演出の開始から終了までの長い演出時間を通して、他方側の保留数nを増やそうとして継続的に遊技をすることになる。
以上の各実施例では、特定の発展型演出として4種類のリーチを用意したが、5種類以上でも、3種類以下でもよく、少なくとも1種類あればよい。展開させる演出も、ドラマや映画の名場面としてもよい。縮小バージョンの別例としては、画面にモザイクをかけたり、演出図柄の表示を大きくして、見所となる動画を見辛くしてもよい。さらに、特定の発展型演出中に一度増やした他方側の保留数nが減らない仕様機であってもよく、この場合でも、ミッション表示に応答し、発展型演出の開始当初に監視する他方側の保留数nが少ないと、これを増やそうとする遊技者心理を喚起することができる。
本発明実施例1の遊技機の正面図。 同実施例1の制御装置のブロック図。 同実施例1のサブ側での演出処理フロー第1パート。 同実施例1のサブ側での演出処理フロー第2パート。 同実施例1のフル及び縮小バージョン説明図。 本発明実施例2の遊技機の正面図。 同実施例2の制御装置のブロック図。 同実施例2のサブ側での演出処理フロー第1パート。 同実施例2のサブ側での演出処理フロー第2パート。 同実施例2のフル及び縮小バージョン説明図。 本発明実施例3の遊技機の正面図。 同実施例3の演出装置の分解斜視図。 同実施例3の制御装置のブロック図。 同実施例3のサブ側での演出処理フロー第1パート。 同実施例3のサブ側での演出処理フロー第2パート。 同実施例3の前方側特定リーチ時のフル及び縮小バージョン説明図。 同実施例3の後方側特定リーチ時のフル及び縮小バージョン説明図。 同実施例4のサブ側での演出処理フロー第1パート。 同実施例4のサブ側での演出処理フロー第2パート。 同実施例4のフル及び縮小バージョン説明図。
符号の説明
A;第1抽選導出装置、B;第2抽選導出装置、
CN;制御装置、MC;主制御部、
SC1;第1周辺制御部、SC2;第2周辺制御部、
X;保留数監視手段、Y;報知態様変更手段、Z;メッセージ出力手段

Claims (4)

  1. 個別の始動入賞を契機に特別役の内部抽選を起動して保留上限内で蓄積し、最先のものから順に所定演出を経て抽選結果を導出させる複数の抽選導出装置及びその制御装置を備える遊技機において、
    前記制御装置は、一の抽選導出装置での抽選結果の導出演出として特定の発展型演出を選択したとき、この選択中における他の抽選導出装置での抽選結果未導出の保留数を監視する保留数監視手段と、
    この監視手段で監視する保留数に応じて前記発展型演出の報知態様を正の相関関係により変更させる報知態様変更手段とを含むことを特徴とする遊技機。
  2. 前記報知態様変更手段は、前記保留数監視手段で監視する保留数が所定値以上のとき当選に対する期待感が見かけ上増大し得る高期待度報知態様とする仕様をもつ請求項1記載の遊技機。
  3. 前記報知態様変更手段は、前記保留数監視手段で監視する保留数が所定値を下回るとき当選に対する期待感が見かけ上低下し得る低期待度報知態様とする仕様をもつ請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記制御装置は、一の抽選導出装置での前記発展型演出の選択時、他の抽選導出装置での抽選結果未導出の保留数を増やすべきことを促すメッセージを出力させるメッセージ出力手段を含む請求項1又は2若しくは3記載の遊技機。
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