JP2008119286A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 水と油とを所定割合で混合した混合物の導電率及び誘電率が人体の脂肪と等価に調整されるとともに、ゲル状物質とされたことを特徴とする脂肪等価ファントム。
2. 前記水と前記油との混合割合は、略１対１であることを特徴とする請求項１に記載の脂肪等価ファントム。
3. 前記混合物の導電率及び誘電率がイオン性界面活性剤又は塩によって調整されたことを特徴とする請求項１又は２に記載の脂肪等価ファントム。
4. 水と油とを所定割合で混合する工程と、
   前記水と前記油との混合物の導電率及び誘電率を人体の脂肪と等価に調整する工程と、
   前記混合物をゲル化して、ゲル状の脂肪等価ファントムを得る工程と、を有することを特徴とする脂肪等価ファントムの作成方法。
5. 前記混合物の導電率及び誘電率をイオン性界面活性剤又は塩によって調整することを特徴とする請求項４に記載の脂肪等価ファントムの作成方法。
6. 脂肪厚のパターンの異なる複数の脂肪等価ファントムと筋肉等価ファントムとからなる二層構造の人体モデルを作成する工程と、
   前記脂肪等価ファントムの表面に配置された複数の電極の間隔を変えながら、前記人体モデルの脂肪厚の異なる複数のパターンの見掛け比抵抗を測定し、保存する工程と、
   被検者について観測された見掛け比抵抗から、保存された前記複数のパターンの見掛け比抵抗を参照して、該被検者の脂肪厚を推定する工程と、を有することを特徴とする脂肪厚推定方法。
7. 脂肪厚のパターンの異なる複数の脂肪等価ファントムと筋肉等価ファントムとからなる二層構造の人体モデルについて、前記脂肪等価ファントムの表面に配置された複数の電極の間隔を変えながら、前記人体モデルの脂肪厚の異なる複数のパターンの見掛け比抵抗を測定し、保存する手段と、
   被検者について観測された見掛け比抵抗から、保存された前記複数のパターンの見掛け比抵抗を参照して、該被検者の脂肪厚を推定する手段と、を備えることを特徴とする脂肪厚推定装置。