JP2008119241A - 掛止方法と掛止具 - Google Patents

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肇 岡
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Abstract

【課題】従来、この種の掛止方法は、一方の掛止着合部材にボタンを取付け、他方にボタンホールを設定してボタンをボタンホールに挿通して掛止しているが、ボタンホールにボタンを挿通するのが、子供や手指の不自由な障害者、高齢者にとって困難であり、装飾的にも更なる付加が困難であるという問題がある。
【解決手段】一方の掛止着合部材Bに係掛ボタン3を取付け、この係掛ボタンを挿通し係掛ボタンの基部と嵌合する嵌着孔2を設けた係掛片1を掛止着合部材Aに取付けて、係掛片の嵌着孔に係掛ボタンを挿通して摘持部12を引張することにより係掛ボタンを嵌着孔に嵌合させて掛止着合部を掛止するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣服の袷せ部、カバー類の被着掛止部など布製品の端縁部同志を合わせて着脱可能に掛止するための掛止方法と掛止具に関するものである。
従来、この種の掛止方法は、一方の掛止着合部材にボタンを取付け、対応する他方の掛止着合部材にボタンホールを設定し、ボタンホールにボタンを挿通して掛止する方法が行われてきたが、最近では、装飾的に削りだした木片を紐ループに係掛して掛止することも行われるようになっている。
また、ボタンホールにボタンを挿通するのが、子供や手指の不自由な障害者、高齢者にとって困難なことから、特許文献1に示されるように、取手部の先端に幅の広い案内孔に幅の狭い案内孔を連続させたボタン保持部を設定し、保持部にボタンを挿通係掛して、ボタンホールに挿通した取手部を引張してボタン掛けを行うボタン掛け具や、特許文献2のように1つの雄スナップに対して複数の雌スナップを設定して嵌合範囲を広げたスナップボタンなども開発されてきた。
特開2001−161539号公報 特開2003−52418号公報
しかしながら、特許文献1のボタン掛け具は、ボタン掛け作業は容易にしてもボタンを外す作業には貢献しない問題があり、特許文献2のスナップボタンには掛止着合部がずれて着衣状態に歪みができてしまう問題がある。
また、木片を紐ループに係掛して掛止する方法は、木片の削りだし方によって野性味や独自の装飾的美観を表現できるが、紐ループが柔軟で自立性がないので係掛作業が面倒であると共に引張度の高い掛止を行う場合には、必ずしも適切なものではないという問題がある。
本発明は上記した課題に対応しようとするものであり、一方の掛止着合部材に係掛ボタンを取付け、この係掛ボタンを挿通し先端側が狭隘となって引張により係掛ボタンの基部と嵌合する嵌着孔を設けた係掛片を対応する他方の掛止着合部材に取付けて、係掛片の嵌着孔に係掛ボタンを挿通して摘持部を引張することにより係掛ボタンを嵌着孔に嵌合させて掛止着合部を掛止するようにした。
即ち、係掛片嵌着孔の後端側は幅が広く、係掛ボタンを上部からそのまま挿通する大きさになっているので、係掛片を係掛ボタンの上部から引っ掛けるだけで係掛ボタンが係掛片嵌着孔に挿通し、係掛片の摘持部を引張するだけで係掛ボタンが嵌着孔に嵌合されるものである。
上記係掛ボタンの嵌着孔への容易な挿通効果と係掛片の強度を高めるため、係掛片の外周縁部及び取付け部の肉厚を厚くし、嵌着孔とその周縁の係掛ボタン挿通部付近の肉厚を薄く構成するようにした。
また、係掛片の摘持部には凹凸模様を付して装飾的な要素を付加すると共に、引張時における滑り止めにも成るようにし、係掛ボタン裏面の取付け基部に係掛間隙を構成する厚みの凸基体を突設し、これまでのボタン付けの際に行ったかがり糸を巻き付けて係掛間隙を構成しなくても、当然に係掛間隙が構成されるようにした。
更に、係掛ボタン裏面の取付け基部に突設して係掛間隙を構成する凸基体の外周形状を角形に構成して、これに対応する係掛片嵌着孔の角形の頂角部と嵌合して弛みのない嵌合掛止ができるようにした。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。1は係掛片本体で、合成樹脂によって成形されており、後端基部に一方の掛止着合部材Aの所要部に着設するための複数の縫着孔11が穿設され、その上部に嵌着孔2が開口し、先端部は摘持部12となっている。
嵌着孔2は、後端側の幅が広く、係掛ボタン3を上部からそのまま挿通する大きさのボタン挿通部21、その上部にくびれ部22を介して嵌着部23が形成されており、ボタン挿通部21を係掛ボタン3の上部に当接すれば、係掛ボタン3が嵌着孔2に挿通し、係掛片1の摘持部12を先端方向に引張すると係掛ボタン3の凸基体31の外周がくびれ部22を押し広げて嵌着部23に嵌入して嵌着係掛される。
嵌着部23の頂部と凸基体31の外周形状は、円形に構成しても良いが、角形に構成することにより、頂角部24が嵌合して嵌着精度を増すことができる。
この場合、角形の形状によってはくびれ部22を形成する必要はない。
係掛片1の本体は、先端外周縁部を表面側に盛り上がる凸条25によって縁取られ、凸条の肉厚が取付け部13の肉厚と連続して係掛片の強度を高める。
更に、嵌着孔2周縁の係掛ボタン挿通部付近は、取付け部13の肉厚から凹陥して肉厚が薄く構成され、係掛ボタン凸基体31によって構成されるボタン本体3と掛止着合部材生地Bの挿入間隙に嵌着孔周縁部が円滑に挿入されるようされている。また、係掛片1の強度を高める肉厚突起は出来る限り表面側に形成し、裏面側を平滑にすることにより嵌着孔周縁部が係掛ボタン凸基体31による挿入間隙に円滑に挿入される。
係掛片1の摘持部12には、表面側に複数の点状突起14、裏面側に複数の突条15が並列され、凹凸模様として装飾的な要素を付加すると共に、引張時における滑り止めにも成るように構成されている。
以上のように構成された係掛片1を掛止着合部材Aに、係掛ボタン3を掛止着合部材Bに、それぞれ取り付けて部材AとBを合わせ、係掛片1を係掛ボタン3の上部から引っ掛けて係掛ボタンを係掛片嵌着孔に挿通し、係掛片の摘持部を引張して部材AとBを掛止着合するものである。
本発明は以上のように構成したので、着衣のボタン掛けなど手指の器用な者でなければ困難な掛止着合作業を、簡単な操作によって行うことができ、合わせて、装飾的な効果をも付加することができたものである。
本発明による掛止具の実施例を示すもので、係掛片表面部の状態 を示す係掛片の正面図 同じく、図1のXーX断面図 同じく、係掛片裏面部の状態を示す係掛片の背面図 同じく、係掛ボタン表面部の状態を示す係掛ボタンの正面図 同じく、図4のYーY断面図 同じく、本発明による掛止具によって着合部材AとBを掛止した 状態を示す全体正面図 同じく、係掛ボタン凸基体と嵌着孔を角形にした実施例による係 掛片と係掛ボタンの掛合状態を示すもので、係掛ボタン凸基体を横断面とした掛止部の平面図
符号の説明
1 係掛片本体
11 係掛片の縫着孔
12 係掛片の摘持部
13 係掛片の掛止着合部材への取付け部
14 係掛片摘持部表面の点状突起
15 係掛片摘持部裏面の突条
2 係掛片の嵌着孔
21 係掛片嵌着孔のボタン挿通部
22 係掛片嵌着孔のくびれ部
23 係掛片嵌着孔のボタン嵌着部
24 係掛片嵌着孔の頂角部
25 係掛片外周縁部の凸条
3 係掛ボタン
31 係掛ボタンの凸基体
A 係掛片を取り付けた掛止着合部材
B 係掛ボタンを取り付けた掛止着合部材

Claims (7)

  1. 一方の掛止着合部材に係掛ボタンを取付け、この係掛ボタンを挿通し先端側が狭隘となって引張により係掛ボタンの基部と嵌合する嵌着孔を設けた係掛片を対応する他方の掛止着合部材に取付けて、係掛片の嵌着孔に係掛ボタンを挿通して摘持部を引張することにより係掛ボタンを嵌着孔に嵌合させて掛止着合部を掛止することを特徴とする掛止方法
  2. 一方の掛止着合部材に取り付けられる係掛ボタンと、対応する他方の掛止着合部材に取り付けられる、係掛ボタンを挿通し先端側が狭隘となって引張により係掛ボタンの基部と係掛する嵌着孔を設けた係掛片から成る掛止具
  3. 嵌着孔の先端側狭隘部を、係掛ボタンの取付け基部に突設した凸基体の外周形状に対応する嵌合形状とし、係掛片の先端部を掛止着合部材への取付け部、後端部を引張摘持部に構成した係掛片
  4. 外周縁部及び取付け部の肉厚を厚くし、嵌着孔とその周縁の係掛ボタン挿通部付近の肉厚を薄く構成した請求項3記載の係掛片
  5. 引張摘持部に凹凸による形状模様を付した請求項3記載の係掛片
  6. ボタン裏面の取付け基部に係掛間隙を構成する厚みの凸基体を突設したことを特徴とする係掛ボタン
  7. ボタン裏面の取付け基部に突設する凸基体の外周形状を多角形状とした請求項6記載の係掛ボタン
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