JP2008118817A - 磁石埋め込み型回転子 - Google Patents

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Abstract

【課題】非磁性用孔と空隙部との間の肉薄のブリッジ部の高いコア剛性を保持して空隙部の利用率を改善し、かつ、安価で低磁束密度、低保磁力の磁石の採用を可能にすること。
【解決手段】回転子鉄心は、外周縁部付近に等間隔で複数の第1非磁性部を設けるとともに、これらのうち相隣る2つの第1非磁性部の間に、細溝弧状型第2非磁性部を設けた第1回転子鉄心と、外周縁部付近に等間隔で複数の第1非磁性部を設けるとともに、永久磁石収納孔を設けた第2回転子鉄心と、外周縁部付近に等間隔で複数の第1非磁性部を設けるとともに、これらのうち相隣る2つの第1非磁性部の間に、細溝弧状型第2非磁性部を設けた第3回転子鉄心とを具備する。同一径の回転子鉄心の外周縁部付近に設けた複数の第1非磁性部に、充填材を注入して一体に固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、民生機器、産業機器などに使用される電動機や発電機において、回転子鉄心に永久磁石を埋め込み構成された磁石埋め込み型回転子に関するものである。
この種の磁石埋め込み型回転子を使用した一般的な電動機は、図7に示すように、固定子10の内周部に、空隙部12をもって回転子11を配置したもので、前記回転子11は、薄板状の珪素鋼板を多数枚積層した回転子鉄心19に、4枚の永久磁石16を略正方形に埋め込み、リベット18で固定し、中心には、回転軸13が取り付けられており、また、各永久磁石16の両端部には磁束短絡防止のための空隙などの非磁性用孔17が形成されてなるものである。そして、前記各永久磁石16の外側に面した回転子鉄心19の部分が突極部20を構成している。
また、前記固定子10は、例えば、6個の固定子歯部14が60度間隔で形成され、それぞれの固定子歯部14に3相の固定子巻線15が巻回されて構成されている。
また、図7のように回転子鉄心に4枚の永久磁石を略正方形に埋め込む形式の外に、1スタック毎の回転子鉄心19の間に、ドーナッツ状の永久磁石16を挟着した形式の回転子が知られている(特許文献1)。
このような誘導子歯回転子で積層鋼板を使用した磁石埋め込み型回転子は、非磁性用孔と空隙部との間のブリッジ部を可能な限り狭く構成することを要するなど、鋼板積層時の剛性の問題から積層が制約され、また、固定子に対抗する回転子の面積が少ないため、空隙部の利用率が低かった。
そこで、従来のIPM回転子では、高磁束密度、高保磁力を有する高価な希土類磁石を採用して減磁対策をし、高出力、高効率を実現していた。
特開2004−260918号公報。
図7に示すものは、高価な希土類磁石を使用していたので、コスト高になるという問題があった。
また、非磁性用孔と空隙部との間のブリッジ部を可能な限り狭く構成すると、コア剛性が小さくなり、回転子組立時の作業性が悪く、さらに、運転時の耐遠心力、電磁力に対する強度が十分でないなどの問題があった。
本発明の目的は、誘導子歯回転子の磁路を工夫することにより、高いコア剛性、すなわち、磁石を保持している非磁性用孔と空隙部との間に形成される肉薄のブリッジ部部分の高いコア剛性を保持して空隙部の利用率を改善するとともに、安価で低磁束密度、低保磁力の磁石の採用を可能にすることを目的とするものである。言い換えれば、剛性を落とさずに固定子に対向する回転子の面積を増やすことを目的とする。
本発明による磁石埋め込み型回転子は、回転子鉄心に永久磁石を所定間隔で埋め込んで形成した磁石埋め込み型回転子において、前記回転子鉄心は、第1回転子鉄心、前記永久磁石を有する第2回転子鉄心、第3回転子鉄心を具備し、前記第1回転子鉄心は、外周縁部付近に等間隔で複数の第1非磁性部を設けるとともに、これらのうち相隣る2つの第1非磁性部の間に、細溝弧状型第2非磁性部を設けてなり、第2回転子鉄心は、外周縁部付近に等間隔で複数の第1非磁性部を設けるとともに、永久磁石収納孔を設けてなり、第3回転子鉄心は、外周縁部付近に等間隔で複数の第1非磁性部を設けるとともに、これらのうち相隣る2つの第1非磁性部の間に、細溝弧状型第2非磁性部を設けてなることを特徴とする。
また、第1回転子鉄心、第2回転子鉄心、第3回転子鉄心に設けた複数の第1非磁性部に、充填材を注入して一体に固定するようにしたことを特徴とする。
請求項1記載の発明は、回転子鉄心に永久磁石を所定間隔で埋め込んで形成した磁石埋め込み型回転子において、前記回転子鉄心は、第1回転子鉄心、前記永久磁石を有する第2回転子鉄心、第3回転子鉄心を具備し、前記第1回転子鉄心は、外周縁部付近に等間隔で複数の第1非磁性部を設けるとともに、これらのうち相隣る2つの第1非磁性部の間に、細溝弧状型第2非磁性部を設けてなり、第2回転子鉄心は、外周縁部付近に等間隔で複数の第1非磁性部を設けるとともに、永久磁石収納孔を設けてなり、第3回転子鉄心は、外周縁部付近に等間隔で複数の第1非磁性部を設けるとともに、これらのうち相隣る2つの第1非磁性部の間に、細溝弧状型第2非磁性部を設けたので、第1回転子鉄心、第2回転子鉄心、第3回転子鉄心及び永久磁石の組立時の位置合わせが正確に、かつ、簡単になり組立の自動化が可能になる。
請求項2記載の発明は、第1回転子鉄心、第2回転子鉄心、第3回転子鉄心に設けた複数の第1非磁性部に、充填材を注入して一体に固定するようにしたので、非磁性用孔と空隙部との間のブリッジ部を可能な限り狭く構成しても、充填材で補強され、コア剛性が大きくなり、回転子組立時の作業性がよく、さらに、運転時の耐遠心力、電磁力に対する強度が十分得られる。
また、安価な磁石を使用することができる。
請求項3記載の発明は、回転子鉄心は、第1回転子鉄心、永久磁石を有する第2回転子鉄心、第3回転子鉄心に加え、これらと同一直径の突極部と、これらより小径の小径部を有する第4回転子鉄心を具備したので、使用目的にあった回転子を得ることができる。
請求項4記載の発明は、回転子鉄心は、第1回転子鉄心、永久磁石を有する第2回転子鉄心、第3回転子鉄心をそれぞれ複数枚ずつ重ねて1スタックとした回転子ユニットと、逆向きに積層した回転子ユニットを交互に複数個積層してなり、隣接する回転子ユニットの間に、第4回転子鉄心を設けたので、大出力から小出力まで目的の出力の回転子を得ることができる。
請求項5記載の発明は、回転子鉄心は、第1回転子鉄心、永久磁石を有する第2回転子鉄心、第3回転子鉄心を重ねて1スタックとした回転子ユニットを同一向きに複数個積層してなり、隣接する回転子ユニットの間に、絶縁円盤心を設けたので、第4回転子鉄心に換わる絶縁円盤の構成が簡単で、かつ、回転子ユニット盤を同一向きに積層するので、組立に間違いがない。
請求項6記載の発明は、回転子鉄心は、第1回転子鉄心、永久磁石を有する第2回転子鉄心、第3回転子鉄心をそれぞれ複数枚ずつ重ねて1スタックとした回転子ユニットを円周方向にずらしてスキューを掛けたので、パワーを必要とするか、パワーより低ノイズとするかなど、使用目的に応じた回転子を得ることができる。
本発明は、回転子鉄心に永久磁石を所定間隔で埋め込んで形成した磁石埋め込み型回転子において、前記回転子鉄心は、第1回転子鉄心、前記永久磁石を有する第2回転子鉄心、第3回転子鉄心を具備し、前記第1回転子鉄心は、外周縁部付近に等間隔で複数の第1非磁性部を設けるとともに、これらのうち相隣る2つの第1非磁性部の間に、細溝弧状型第2非磁性部を設けてなり、第2回転子鉄心は、外周縁部付近に等間隔で複数の第1非磁性部を設けるとともに、永久磁石収納孔を設けてなり、第3回転子鉄心は、外周縁部付近に等間隔で複数の第1非磁性部を設けるとともに、これらのうち相隣る2つの第1非磁性部の間に、細溝弧状型第2非磁性部を設けてなる。
前記第1回転子鉄心、第2回転子鉄心、第3回転子鉄心に設けた複数の第1非磁性部に、充填材を注入して一体に固定する。
回転子鉄心は、第1回転子鉄心、永久磁石を有する第2回転子鉄心、第3回転子鉄心に加え、これらと同一直径の突極部と、これらより小径の小径部を有する第4回転子鉄心を具備してもよい。
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1乃至図3において、回転子11は、薄板状(具体的には、厚さ0.35mm)の珪素鋼板を多数枚積層した回転子鉄心19と、ドーナッツ状で一側面がN極で他側面がS局の永久磁石16と、中心の回転軸13と、全体を固定的に保持する充填材23とで構成されている。前記回転子鉄心19は、高価な希土類磁石を使用することもできるが、本発明では、安価で低磁束密度、低保磁力の磁石の採用を可能にしている。
さらに詳しくは、この回転子鉄心19は、それぞれ珪素鋼板を所定枚数ずつ積層された半径R(例えば60.00mm)の4種類の第1回転子鉄心19a、永久磁石16を有する第2回転子鉄心19b、第3回転子鉄心19c、第4回転子鉄心19dとで構成され、それぞれを積層することによって1スタックの回転子ユニット28が構成され、この回転子ユニット28を目的に応じて複数個積層して1つの磁石埋め込み型回転子が構成されるものである。
前記第1回転子鉄心19aは、図1(a)及び図2に示すように、中心に軸孔24が穿設されている。また、外周近くには、具体的には、内径47mm、外径50mmで、凡そ85度から185度までと、凡そ265度から5度までに、弧状の細長い第1非磁性部としての非磁性用孔17aが形成され、また、これらの非磁性用孔17aの外周で90度、180度、270度、0度に位置して第2非磁性部としての扇形の非磁性用孔17bが形成されている。この非磁性用孔17aと非磁性用孔17bの間及び非磁性用孔17bと外周縁との間のブリッジ部21は、可能な限り、具体的には、0.5mm程度に狭く形成して、一方の磁極が他方の磁極へできるだけ影響しないようになっている。
前記第2回転子鉄心19bは、図1(b)及び図2に示すように、外径60mm、内径50mmのドーナッツ状をなし、外周近くに前記第1回転子鉄心19aと一致する非磁性用孔17bが4箇所に形成されている。
この第2回転子鉄心19bの内側の永久磁石収納孔25には、外径が47mmで、中心に軸孔24を有する一側面がN極で他側面がS局の永久磁石16が収納される。
前記第3回転子鉄心19cは、図1(c)及び図2に示すように、前記第1回転子鉄心19aと同様に軸孔24,非磁性用孔17a,非磁性用孔17bを有するが、非磁性用孔17aが前記第1回転子鉄心19aよりも凡そ90度ずれて凡そ355度から95度までと、凡そ175度から265度までに形成されている。
前記第4回転子鉄心19dは、図1(d)及び図2に示すように、中心に軸孔24を穿設し、外径が60mmで、凡そ105度から165度までと凡そ285度から345度までの突極部20を有し、それ以外の小径部26は、外径が50mmとなっている。
次に図3に基づき組立を説明すると、第1回転子鉄心19aが約2mm、永久磁石16を有する第2回転子鉄心19bが約6mm、第3回転子鉄心19cが約2mm、第4回転子鉄心19dが約1mmとなるように順次それぞれ積層して1スタックの回転子ユニット28とし、次に、積層順序を、第4回転子鉄心19d、第3回転子鉄心19c、永久磁石16を有する第2回転子鉄心19b、第1回転子鉄心19aなるように逆に積層して1スタックの回転子ユニット28とする。このように1スタック毎の回転子ユニット28に積層順序を逆向きとした複数スタックの回転子ユニット28を回転軸13に嵌合固着する。このように積層すると、図3(a)に示すように、永久磁石16は、同一極が向かい合う状態となる。この図3(a)に示すように構成された回転子11の回転子鉄心19は、その外周面を展開した図3(b)に示すように、N極とS極が90度間隔で構成される。
回転軸13に嵌合した後、それぞれの非磁性用孔17bに、LCB,PBS,PBTなどの耐熱性、耐冷媒性、強度を有し、成型容易な合成樹脂などの充填材23を充填して回転子鉄心19、特にブリッジ部21に高いコア剛性を持たせる。
非磁性用孔17aには、充填材23を充填したが、充填しなくてもよい。
実施例1における第4回転子鉄心19dは、図1(d)及び図2に示すように、中心に軸孔24を穿設し、外径が60mmで、凡そ105度から165度までと凡そ285度から345度までの突極部20を有し、それ以外の小径部26は、外径が50mmとなっているものを使用した。
しかし、鉄心に限られるものではなく、図4に示すように、例えば、外径が60mm、厚さが2mm程度の絶縁円盤27を用いることができる。この場合、第1回転子鉄心19a、永久磁石16を有する第2回転子鉄心19b、第3回転子鉄心19c、絶縁円盤27を順次それぞれ積層して1スタックの回転子ユニット28とし、この回転子ユニット28と同じ積層順序とした複数スタックの回転子ユニット28を回転軸13に嵌合固着して回転子を構成する。このため、永久磁石16は、異なる極が向かい合う状態に積層される。
この図4に示すように構成された回転子11の回転子鉄心19も、その外周面を展開した図3(b)に示すように、N極とS極が90度間隔で構成される。
なお、第1回転子鉄心19a、第2回転子鉄心19b、第3回転子鉄心19cの非磁性用孔17bに充填材23を充填しないときには、絶縁円盤27に充填材23を注入する孔を穿設する必要はないが、充填材23を注入するときは、絶縁円盤27に非磁性用孔17bと同様の孔を穿設するか、絶縁円盤27の外周に非磁性用孔17bと連通する切り欠きを形成するようにしてもよい。
図5(a)(b)は、バランスウエイト22を取り付けたときに、このバランスウエイト22を充填材23で回転子鉄心19に一体に取り付けるようにしたものである。すなわち、本発明の磁石埋め込み型回転子を使用したモータがコンプレッサに搭載されるときには、偏心軸使用によるコンプレッサの機械的構成部分のアンバランスを調整するため、バランスウエイト22が取り付けられる。そのため、充填材23を注入するときに、バランスウエイト22を充填材23によって一体に回転子鉄心19に取り付けるようにする。
前記実施例において、非磁性用孔17bの位置を少しずつずらしてスキューを掛けるときは、図6(a)に示すように、1スタック毎に所定角度で傾斜させる方法、(b)に示すように、1スタック内で順次所定角度で傾斜させ、これを連続させる方法、(c)に示すように、1スタック毎に交互に異なる方向に所定角度で傾斜させて連続する方法など、公知の方法が採用される。この場合、第4回転子鉄心19dは必須であるので、第4回転子鉄心19dに換えて絶縁円盤27を使用した実施例2では採用できない。また、スキュー角度θは、大きなパワーを必要とするときは、小さくし、パワーは小さくてもノイズを軽減するときは大きくする。
本発明による磁石埋め込み型回転子の一実施例を示すもので、(a)は、第1回転子鉄心19aの正面図、(b)は、永久磁石16を有する第2回転子鉄心19bの正面図、(c)は、第3回転子鉄心19cの正面図、(d)は、第4回転子鉄心19dの正面図である。 本発明による磁石埋め込み型回転子の分解斜視図である。 (a)は、本発明による磁石埋め込み型回転子の組立状態を示すもので、図2におけるA−A線断面図、(b)は、(a)における外周面の展開図、(c)は、(a)の部分拡大断面図である。 本発明による磁石埋め込み型回転子の実施例2の一部の断面図である。 (a)は、バランスウエイト22を取り付けた発明による磁石埋め込み型回転子の実施例3の断面図、(b)は、(a)の側方から見た断面図である。 (a)(b)(c)は、発明による磁石埋め込み型回転子の実施例4のそれぞれ異なるスキューの例を示す側面図である。 磁石埋め込み型回転子を使用した一般的な電動機の説明図である。
符号の説明
10…固定子、11…回転子、12…空隙部、13…回転軸、14…固定子歯部、15…固定子巻線、16…永久磁石、17、17a、17b…非磁性用孔、18…リベット、19…回転子鉄心、19a…第1回転子鉄心、19b…第2回転子鉄心、19c…第3回転子鉄心、19d…第4回転子鉄心、20…突極部、21…ブリッジ部、22…バランスウエイト、23…充填材、24…軸孔、25…永久磁石収納孔、26…小径部、27…絶縁円盤、28…回転子ユニット。

Claims (6)

  1. 回転子鉄心に永久磁石を所定間隔で埋め込んで形成した磁石埋め込み型回転子において、前記回転子鉄心は、第1回転子鉄心、前記永久磁石を有する第2回転子鉄心、第3回転子鉄心を具備し、前記第1回転子鉄心は、外周縁部付近に等間隔で複数の第1非磁性部を設けるとともに、これらのうち相隣る2つの第1非磁性部の間に、細溝弧状型第2非磁性部を設けてなり、第2回転子鉄心は、外周縁部付近に等間隔で複数の第1非磁性部を設けるとともに、永久磁石収納孔を設けてなり、第3回転子鉄心は、外周縁部付近に等間隔で複数の第1非磁性部を設けるとともに、これらのうち相隣る2つの第1非磁性部の間に、細溝弧状型第2非磁性部を設けてなることを特徴とする磁石埋め込み型回転子。
  2. 第1回転子鉄心、第2回転子鉄心、第3回転子鉄心に設けた複数の第1非磁性部に、充填材を注入して一体に固定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の磁石埋め込み型回転子。
  3. 回転子鉄心は、第1回転子鉄心、永久磁石を有する第2回転子鉄心、第3回転子鉄心に加え、これらと同一直径の突極部と、これらより小径の小径部を有する第4回転子鉄心を具備したことを特徴とする請求項2記載の磁石埋め込み型回転子。
  4. 回転子鉄心は、第1回転子鉄心、永久磁石を有する第2回転子鉄心、第3回転子鉄心をそれぞれ複数枚ずつ重ねて1スタックとした回転子ユニットと、逆向きに積層した回転子ユニットを交互に複数個積層してなり、隣接する回転子ユニットの間に、第4回転子鉄心を設けたことを特徴とする請求項2記載の磁石埋め込み型回転子。
  5. 回転子鉄心は、第1回転子鉄心、永久磁石を有する第2回転子鉄心、第3回転子鉄心を重ねて1スタックとした回転子ユニットを同一向きに複数個積層してなり、隣接する回転子ユニットの間に、絶縁円盤心を設けたことを特徴とする請求項2記載の磁石埋め込み型回転子。
  6. 回転子鉄心は、第1回転子鉄心、永久磁石を有する第2回転子鉄心、第3回転子鉄心をそれぞれ複数枚ずつ重ねて1スタックとした回転子ユニットを円周方向にずらしてスキューを掛けたことを特徴とする請求項2記載の磁石埋め込み型回転子。
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