JP5382156B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

この発明は、ロータコアに永久磁石が収納されたロータを有する回転電機に関するものである。
従来の同期電動機においては、ロータは、回転軸の周囲に略等間隔に配置される永久磁石と、各永久磁石の間に配設され、それぞれが磁極を形成する積層コア部材とを備える。積層コア部材は、磁性材料からなる多数の薄板コア片と一体形薄板コアとを相互に積層、結合して形成される。一体形薄板コアは、同一の極性を付与される薄板コア片と同一形状の薄板コア片部分と、これら薄板コア片部分を相互に連結する連結部とを備える。多数の薄板コア片と一体形薄板コアとをかしめ作業により一体に結合すると、各積層コア部材が、隣り合う積層コア部材間に永久磁石の設置空間を有した組立完了時の相対配置で相互に連結され、それにより一体形積層ロータコアが形成される。
一般に、ロータコアに永久磁石が収納されたロータを有する回転電動機では、トルクに寄与しないロータ内部で流れる異なる極性の磁極間の漏れ磁束によって回転電機の出力が低下する。従来の同期電動機では、同一の極性を付与される薄板コア片部分のみを連結部にて連結した一体形薄板コアを用いることで、異なる極性の磁極間が連結部で短絡することを防ぎ、前記漏れ磁束を低減している。
また、従来の同期電動機では、一方の極性の磁極を構成する一体形薄板コアと、他方の極性の磁極を構成する一体形薄板コアとの間に、連結部を有さない薄板コア片のみの層を設けて積層することで、三次元的な前記漏れ磁束を抑制している。(例えば、特許文献1参照)。
特開平06-245451号公報
従来の同期電動機では、回転軸が磁性体である場合、積層されたロータコア間に短絡磁路が存在しなくとも回転軸を介して漏れ磁束が生じる。各磁極の漏れ磁束量は、回転積層を適用することで、ロータ全体ではある程度は平均化できるが、各磁極における、回転軸方向の漏れ磁束量の違いおよび同一積層平面上での漏れ磁束量の違いは、残存する。これらの漏れ磁束量の違いにより、トルクに寄与する各磁極からの磁束量に不均一性が生じ、電動機に、回転ムラおよびロータでの力のアンバランスに起因した振動が生じるなどの問題があった。
この発明は、上述のような問題を解決するためになされたもので、各磁極の漏れ磁束量を平均化することで、回転ムラおよびロータでの力のアンバランスが小さい回転電機を得ることを目的とする。
この発明に係る回転電機は、ステータと、該ステータの内側に回転軸にて回転可能に設けられたロータとを備えた回転電機であって、前記ロータの外周には、電磁鋼板が積層されたロータコアにより形成されて、該ロータコアの外周側の部位に周方向に沿って設けられた複数の間隙にそれぞれ収納された永久磁石によって励磁された、交互に極性が異なる磁極を配設し、前記ロータコアの内周側の部位には、同一積層平面内において、各前記磁極を形成する磁極片の少なくとも1組を相互に接続する短絡磁路と、該短絡磁路に接続されていない前記磁極片の間の前記永久磁石の内周側に接する突起部とを配設したものである。
この発明は、ロータコアに永久磁石が収納されたロータを有する回転電機の回転ムラおよび前記ロータでの力のアンバランスを抑制することができる。
この発明の実施の形態1に係る電動機を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係るロータの断面図である。 この発明の実施の形態1に係る積層されたロータコアの各層における平面図である。 この発明の実施の形態2に係るロータの断面図である。 この発明の実施の形態3に係るロータの断面図である。 この発明の実施の形態3に係る積層されたロータコアの各層における平面図である。 この発明の実施の形態4に係るロータの断面図である。 この発明の実施の形態4に係るロータの断面図である。 この発明の実施の形態5に係るロータの断面図である。 この発明の実施の形態6に係るロータの断面図である。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1における回転電機であり、具体的には、ロータコア2に永久磁石3が収納されたロータ4を有する電動機1(以下、埋込磁石型電動機1)を示す回転軸5に垂直な平面での断面図である。この埋込磁石型電動機1は、例えば、電動パワーステアリング装置に用いられる電動機であって、ステータ6と、このステータ6の内側に回転可能に設けられたロータ4とを備えている。ステータ6は、周方向に間隔を空けて形成された各ティース7にコイル8が巻装されている。
図2(a)は、図1の埋込磁石型電動機1のロータ4の回転軸5に垂直な平面での断面図であり、図2(b)は、図2(a)に示した断面A-A’における断面図である。ロータコア2は、回転軸5の軸方向に電磁鋼板を積層して形成されている。図3は、図2(b)に示されたロータコアの組体20の内、ロータコアの組体20の上層に配置された3層の積層鋼板からなるロータコアの層2a、同中央層に配置された1層の積層鋼板からなるロータコアの層2b、同下層に配置された3層の積層鋼板からなるロータコアの層2cを、それぞれ図3(a)、図3(b)、図3(c)にて示す平面図である。
図2(a)に示すように、ロータ4には、ロータコア2の外周側の部位に周方向に沿って配設された複数の間隙9に、それぞれ直方体形状の永久磁石3が収納されている。これら永久磁石3は、長手方向が回転軸5の中心線を基点とした放射方向線に沿うように間隙9に埋設されて、周方向に指向してS極、N極が着磁されている。これにより、ロータ4の外周には、周方向にN極とS極とが交互に配置された磁極10が構成される。
図2(b)および図3に示すように、ロータコア2は、二組のロータコアの組体20が、短絡磁路11が設けられていないロータコアの層2bを挟んで構成される。二組のロータコアの組体20の間は、90度回転させて積層(回転積層)されている。
ロータコアの組体20は、短絡磁路11により接続された同じ極性の一組の磁極片10aおよび短絡磁路11で接続されていない磁極片10bにより形成されたロータコアの層2aと、同様に、磁極片10aおよび磁極片10bにより形成されたロータコアの層2cとで、全ての磁極片が短絡磁路11で接続されていない磁極片10bで形成されるロータコアの層2bを挟んで構成される。また、ロータコアの層2aとロータコアの層2cとは同じ形状であるが、ロータコアの層2cはロータコアの層2aに対して右回りに一極分に相当する45度回転積層されている。
回転積層されたロータコア2には、圧入またはねじ止めなどにより磁性体の回転軸5が挿入されている。また、ロータコアの層2a、2cには、回転軸5側から、短絡磁路11が接続されない磁極片10bの間の間隙9に向かって伸びる電磁鋼板の突起部12が設けられている。この突起部12は、永久磁石3の内周側の部位に接しており、永久磁石3の位置決めを担っている。
この実施の形態による埋込磁石型電動機1においては、図1に示すように、永久磁石3によって励磁された各磁極10の外周面から、ステータ6とロータ4との間の空隙に流れる主磁束φmが発生する。また、図2(b)に示すように、短絡磁路11にて接続された磁極片10aでは、短絡磁路11と回転軸5とを介して三次元的に漏れ磁束φlaが流れる。一方、図2(a)に示すように、短絡磁路11にて接続されていない磁極片10bの間では、磁性体の突起部12を介して漏れ磁束φlbが流れる。このように、短絡磁路11と突起部12とを配設することで、同一積層平面内において、各磁極片10aからの漏れ磁束φlaの量と各磁極片10bからの漏れ磁束φlbの量とを均一化できるので、これら磁極片が積層されて形成される各磁極10における漏れ磁束量の差を小さくできる。その結果として、各磁極10からステータ6に流れてトルクに寄与する主磁束φmの量を均一化することができる。
このように、各磁極10における漏れ磁束量の差を減らして各磁極10の主磁束φmの量を均一化させるには、電磁鋼板で形成された突起部12の数、断面積および周方向の幅、並びに、短絡経路11の数および断面積などを、適切に設計すればよい。
また、短絡磁路11を有するロータコアの層2a、2cを回転積層することで、仮に、同一積層平面では各磁極片10a、10bの間で漏れ磁束φla、φlbにばらつきがあっても、各磁極10としては平均化され、各磁極10の主磁束φmの量を等しくすることができる。
また、ロータコア2は、二組のロータコアの組体20を90度回転積層して形成しているが、これにより、ロータコア2の全体の周方向の重量バランスが改善し、埋込磁石型電動機1の回転時の騒音および振動を抑制できる。
ところで、この実施の形態では、全磁極の数N1=8、同一積層平面内において短絡磁路11で接続された同じ極性の磁極片10aに隣接する永久磁石3の総数N2=4、前記同一積層平面内で突起部12と接する永久磁石3の総数N3=4であり、N1=N2+N3の関係となるように構成したが、N1>N2+N3となるように突起部12の数を少なくしても一定の効果があることはいうまでも無い。つまり、各磁極10からステータ6に流れてトルクに寄与する主磁束φmの量を均一化するには、N1≧N2+N3となるように構成すればよい。なお、N1は6以上の2の倍数、N2は4以上の2の倍数、N3は1以上の整数である。
この条件を満たす別の例として、N1=6の6極のロータの場合、仮に、同じ極性の磁極片10aを相互に接続する短絡磁路11を2組設ける(全ての同極性の磁極片を接続する)と、短絡磁路11に接続されていない磁極片10bの間の永久磁石3が存在しなくなり、突起部12を設けることができなくなる。従って、N1=6の場合、短絡磁路11を1つしか設けられないので、N2=4となり、永久磁石3と接する突起部12の数に対応するN3は1または2のいずれかを選択することになる。
以上より、この発明に係る埋込磁石型電動機1は、ロータ4の外周には、電磁鋼板が積層されたロータコア2にて形成されて、ロータコア2の外周側の部位に周方向に沿って設けられた複数の間隙9にそれぞれ収納された永久磁石3によって励磁された、交互に極性が異なる磁極10を配設し、ロータコア2の内周側の部位には、同一積層平面内において、各磁極10を形成する同じ極性の磁極片10aの少なくとも1組を相互に接続する短絡磁路11と、短絡磁路11に接続されていない磁極片10bの間の永久磁石3の内周側に接する突起部12とを配設したので、トルクに寄与する各磁極の主磁束φmの量を等しくすることが可能となる。これにより、埋込磁石型電動機1のステータ6とロータ4との間の主磁束密度の磁極10間の不均一が解消されるので、埋込磁石型電動機1の回転ムラが抑制されるとともに、ロータ4での力のアンバランスが抑制される。
また、未着磁の永久磁石3を間隙9に挿入した後に着磁を実施する場合に、ロータ4全体はもちろん同一積層平面内でも各磁極10に流れる磁束量を等しくできるので、永久磁石3の着磁ムラが抑制でき、均一な減磁耐性を持つロータ4が実現できる。
また、このような回転ムラとロータでの力のアンバランスとが小さな埋込磁石型電動機1を、電動パワーステアリング装置の電動機に用いれば、電動パワーステアリング装置の操舵フィーリングを向上できる上に、騒音および振動も低減することができる。
なお、この実施の形態では、回転軸5を磁性体としたが、非磁性体で構成してもよい。この場合、短絡磁路11と回転軸5とを介して三次元的に流れる漏れ磁束φlaが、大幅に減少するが、漏れ磁束φl2を、突起部12の数を減らす、周方向の幅を減らす、または断面積を減らすことなどで、適切に調整する(減らす)ことで、同一積層平面内において、各磁極片10aからの漏れ磁束φlaの量と各磁極片10bからの漏れ磁束φlbの量との差を殆ど無くすことができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、8極12スロットの埋込磁石型電動機1を例に説明したが、この発明は、他の極スロット構成の埋込磁石型電動機にも適用できる。図4は、この発明を10極のロータ4に適用した場合を示しており、図2(a)に相当する断面図である。ロータ4の総極数N1=10とし、この総極数の増加に伴い、同一積層平面内で永久磁石3と接する電磁鋼板の突起部12を増やしてN3=6としたこと以外、実施の形態1と同様である。
このようにロータ4の極数を増やすことで突起部12の数を増やすことができるので、突起部12を介して、短絡磁路11に接続されていない磁極片10bの間の漏れ磁束φlbの量を調整できる範囲が広くなる。したがって、短絡磁路11に接続された磁極片10aの漏れ磁束φlaが比較的大きな構成、例えば、実施の形態1におけるロータコアの層2bを省略した場合でも、回転ムラとロータでの力のアンバランスとが小さな埋込磁石型電動機1を得ることが可能となる。
なお、このようにロータ4の極数が多い場合は、漏れ磁束調整に十分な数の突起部12を配設できるので、短絡磁路11を増やして、ロータ4の剛性を向上させてもよい。
実施の形態3.
図5は、この発明を実施するための実施の形態2における埋込磁石型電動機のロータ4を示す断面図であり、図5(a)は、回転軸5に垂直な平面におけるロータ4の断面図であり、図5(b)は、図5(a)に示した断面B-B’における断面図である。ロータコア2は、回転軸5の軸方向に、同じ形状の電磁鋼板のロータコアの層を回転積層して形成される。図6は、ロータコアの層2dおよび2eを示す平面図であり、図6(a)に示すロータコアの層2dと図6(b)に示すロータコアの層2dとは、同じ形状のロータコアの層であるが、ロータコアの層2dに対してロータコアの層2eが一極分に相当する45度右回りに回転して積層されており、所望のロータコア2の長さを得るまでこの回転積層が繰り返される。
ロータ4には、ロータコア2の外周側の部位に周方向に沿って配設された複数の間隙9に、それぞれ直方体形状の永久磁石3が収納されている。これら永久磁石3は、長手方向が回転軸5の中心線を基点とした放射方向線に沿うように間隙9に埋設されて、周方向に指向してS極、N極が着磁されている。これにより、ロータ4の外周には、周方向にN極とS極とが交互に配置された磁極10が得られる。
図5(a)に示すように、前記ロータコアの層は、異なる極性の2組の磁極片10aが短絡磁路11で接続され、且つそれ以外は短絡磁路11で接続されていない磁極片10bにより形成される。また、前記2つの短絡磁路11がロータ2の中心側で接続されているので、同じ極性の磁極片が2つ、異なる極性の磁極片が2つ、合計4つの磁極片10aが短絡磁路11によって接続されることになる。このように回転積層されたロータコア2には、圧入またはねじ止めなどにより磁性材の回転軸5が挿入されている。また、前記ロータコアの層には、回転軸5側から、短絡磁路11が接続されない磁極10bの間の間隙9に向かって伸びる電磁鋼板の突起部12が設けられている。この突起部12は、永久磁石3の内周側の部位に接しており、永久磁石3の位置決めを担っている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
この実施の形態による埋込磁石型電動機1においては、永久磁石3によって励磁された各磁極10の外周面から、ステータ6とロータ4との間の空隙に流れる主磁束φmが発生する。また、磁極片10aでの漏れ磁束φlaは、短絡磁路11を介して主として同一積層平面内の異なる極性の磁極片10aの間で流れる漏れ磁束φla’と、短絡磁路11および磁性体の回転軸5を介して流れる漏れ磁束φla”が流れる。漏れ磁束φla’は、漏れ磁束φla”に比べて大幅に大きい。一方、磁極片10bでは、同一積層平面内で突起部12を介して漏れ磁束φlbが流れる。このように、短絡磁路11と突起部12とを配設することで、同一積層平面内の各磁極片10aおよび各磁極片10bからのそれぞれの漏れ磁束φlaおよびφlbの量を均一化でき、その結果として、これら磁極片が積層されて形成される各磁極10における漏れ磁束量の差を小さくできるので、各磁極10からステータ6に流れてトルクに寄与する主磁束φmの量を均一化することができる。
上述のように、この実施の形態では、ほぼ同一積層平面内の漏れ磁束φla’が、回転軸5を介して流れる漏れ磁束φla”に比べて大幅に大きい。従って、この実施の形態では、回転軸5が磁性体であっても、非磁性体であっても、突起部12にて調整すべき同一積層平面内の漏れ磁束φlbの量は大きく変わらない。つまり、同一積層平面内において、異なる極性の磁極片を短絡磁路11にて接続する構成においては、同じ極性の磁極片を短絡磁路11にて接続する構成に比べて、回転軸5の磁性の影響を受け難いといえる。
また、ロータコア2は、8層の前記ロータコアの層を回転積層して形成したが、ロータコア2の全体の周方向の重量バランスをとるための最小単位は4層となるので、回転積層する前記ロータコアの層の数は、4の倍数であることが望ましい。
ところで、この実施の形態では、全磁極の数N1=8、同一積層平面内において短絡磁路11で接続され、且つ少なくとも一つの異極性を含む磁極片10aに隣接する永久磁石3の総数N=6、同一積層平面内で突起部12と接する永久磁石3の総数N3=2であり、N1=N2+N3となるように構成したが、実施の形態1より異なる磁性の磁極片10aの間の漏れ磁束φlaが大きくなるので、短絡磁路11が最少の一組となるN2=4で、N1=N2+N3となるように構成するのがよりこのましい。しかし、N1>N2+N3となるように突起部12の数を少なくしても一定の効果があることはいうまでも無い。つまり、各磁極10からステータ6に流れてトルクに寄与する主磁束φmの量を均一化するには、N1≧N2+N3となるように構成すればよい。なお、N1は4以上の2の倍数、N2は3以上の整数、N3は1以上の整数である。
この条件を満たす別の例として、N1=4の4極のロータの場合、異性の磁極片10aを含み、且つ短絡磁路11に接続されていない磁極片10bの間の永久磁石3が存在するようにするには、短絡磁路11は1つしか設けられないので、N2=3となり、永久磁石3と接する突起部12の数に相当するN3=1となる。
以上より、この発明に係る埋込磁石型電動機1は、ロータ4の外周には、電磁鋼板が積層されたロータコア2により形成されて、ロータコア2の外周側の部位に周方向に沿って設けられた複数の間隙9にそれぞれ収納された永久磁石3によって励磁された、交互に極性が異なる磁極10を配設し、ロータコア2の内周側の部位には、同一積層平面内において、各磁極10を形成する磁極片10aを少なくとも1つの異なる極性を含んで相互に接続する短絡磁路11と、短絡磁路11に接続されていない磁極片10bの間の永久磁石3の内周側に接する突起部12とを配設したので、トルクに寄与する各磁極の主磁束φmの量を均一化することが可能となる。これにより、埋込磁石型電動機1の回転ムラが抑制されるとともに、ロータ4での力のアンバランスが抑制される。
実施の形態4.
図7は、この発明を実施するための実施の形態4における埋込磁石型電動機のロータ4を示す回転軸5に垂直な平面での断面図である。この実施の形態では、実施の形態1のロータコア2の複数の間隙9の一つ置きに、永久磁石3を挿入してロータ2を構成している。つまり、実施の形態1と比べて埋設される永久磁石3の数が半数となるコンシクエント型モータのロータ4となっている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
この実施の形態の埋込磁石型電動機は、実施の形態1と比べて、大きな出力トルクが要求されない場合に永久磁石の量を削減できるため、低コストのモータを実現できる。
また、磁石量が半分になったことにより、短絡経路11の磁気飽和が緩和されて漏れ磁束φlaの量が実施の形態1よりも大きくなるため、突起部12を設けることで各磁極10の漏れ磁束量の差を小さくする効果がより顕著に現れる。その結果、ステータ6とロータ4との間において、主磁束φmの密度のアンバランスが解消されるので、埋込磁石型電動機の出力トルクのムラが抑制されるとともに、ロータ4に生じる力のアンバランスも抑制される。また、突起部12を設けたことにより、永久磁石3をロータ4へ挿入する時の放射方向の磁石ずれが抑制できるため、ロータ寸法精度が向上できるとともに、着磁ムラも抑制できる効果がある。
なお、この実施の形態では、実施の形態1のロータコア2の複数の間隙9の一つ置きに、永久磁石3を挿入する場合を示したが、図8に示すように、実施の形態3のロータコア2の間隙9に、一つおきに永久磁石3を挿入して、実施の形態3と比べて使用する永久磁石の数が半数となるコンシクエント型モータとしてもよい。このような構成においても、図7に示した場合と、同様の効果があることはいうまでもない。
実施の形態5.
図9は、この発明を実施するための実施の形態5における埋込磁石型電動機のロータ4を示す回転軸5に垂直な平面での断面図である。この実施の形態では、実施の形態1の永久磁石3において、保磁力を高めるジスプロシウム等の希土類金属を、永久磁石3の内周側の部位3aに添加し、永久磁石の外周側の部位3bには添加しないか、または添加量を減らしている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
この実施の形態による埋込磁石型電動機によれば、突起部12を介して流れるステータ6からの反磁界(永久磁石の内部に磁石の磁化方向と反対方向に生じる磁界)に起因して減磁が発生し易い永久磁石3の内周側の部位3aに、保磁力を高めるジスプロシウム等の希土類金属を外周側の部位3bより多く添加したので、永久磁石3全体に前記希土類金属を添加する場合と比べて、希土類金属の使用量を減らすことができ、これにより低コストのロータ4が実現できる。
実施の形態6.
図10は、この発明を実施するための実施の形態6における埋込磁石型電動機のロータ4を示す回転軸5に垂直な平面での断面図である。この実施の形態では、実施の形態1のロータ4において、ロータ4の内周側に位置する永久磁石3の部位3aの周方向の幅を、ロータ4の外周側に位置する永久磁石3の部位3bの周方向の幅よりも厚くしている。具体的には、図10に示すように、永久磁石3の断面の前記内周側の端を下底、前記外周側の端を上底とし、前記下底が前記上底より長い台形形状としている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
この実施の形態による埋込磁石型電動機によれば、永久磁石3の内周側の部位3aの周方向の幅を、永久磁石3の外周側の部位3bの周方向の幅よりも厚くしたので、突起部12を介して流れるステータ6からの反磁界に起因して減磁が発生し易い永久磁石3の内周側の部位3aにおける磁束密度を低減できる。これにより、永久磁石3の減磁が生じにくいロータ4を得ることができる。
なお、以上の実施の形態では、電動パワーステアリング装置などに用いられる埋込磁石型電動機を例として示したが、この発明を、他の用途のロータコアに永久磁石が収納されたロータを有する回転電機、例えば、発電機に適用できることはいうまでもない。
1 電動機、2 ロータコア、2a、2b、2c、2d、2e ロータコアの層、3 永久磁石、3a 永久磁石の内周側の部位、3b 永久磁石の外周側の部位、4 ロータ、5 回転軸、6 ステータ、7 ティース7、8 コイル、9 間隙、10 磁極、10a、10b 磁極片、11 短絡磁路、12 突起部、20 ロータコアの組立体。

Claims (7)

  1. ステータと、該ステータの内側に回転軸にて回転可能に設けられたロータとを備えた回転電機であって、
    前記ロータの外周には、電磁鋼板が積層されたロータコアにより形成されて、該ロータコアの外周側の部位に周方向に沿って設けられた複数の間隙にそれぞれ収納された永久磁石によって励磁された、交互に極性が異なる磁極を配設し、
    前記ロータコアの内周側の部位には、同一積層平面内において、各前記磁極を形成する磁極片の少なくとも1組を相互に接続する短絡磁路と、該短絡磁路に接続されていない前記磁極片の間の前記永久磁石の内周側に接する突起部とを配設したことを特徴とする回転電機。
  2. 同一積層平面内で短絡磁路が接続する磁極片は、同じ極性であり、
    全磁極の数をN1、前記同一積層平面内で前記短絡磁路に接続された前記磁極片に隣接する永久磁石の総数をN2、前記同一積層平面内で突起部と接する永久磁石の総数をN3とすると、N1≧N2+N3となるように構成したこと(但し、N1は6以上の2の倍数、N2は4以上の2の倍数、N3は1以上の整数)を特徴とする請求項1記載の回転電機。
  3. 同一積層平面内で短絡磁路が接続する磁極片は、少なくとも一つの異なる極性の磁極片を含み、
    全磁極の数をN1、前記同一積層平面内で前記短絡磁路に接続された前記磁極片に隣接する永久磁石の総数をN2、前記同一積層平面内で突起部と接する永久磁石の総数をN3とすると、N1≧N2+N3となるように構成したこと(但し、N1は4以上の2の倍数、N2は3以上の整数、N3は1以上の整数)を特徴とする請求項1記載の回転電機。
  4. ロータコアの短絡磁路を有する同一積層平面内の層を、回転積層したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の回転電機。
  5. 永久磁石は、複数の間隙の一つ置きに、半数の数だけ埋設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の回転電機。
  6. 永久磁石の内周側の部位は、保磁力を高める希土類金属が、前記永久磁石の外周側の部位より多く添加されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の回転電機。
  7. ロータの内周側に位置する永久磁石の部位は、前記ロータの外周側に位置する前記永久磁石の部位よりも、周方向の幅が厚いことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の回転電機。
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